JPH05317633A - 空調用外気処理装置 - Google Patents
空調用外気処理装置Info
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- JPH05317633A JPH05317633A JP4130456A JP13045692A JPH05317633A JP H05317633 A JPH05317633 A JP H05317633A JP 4130456 A JP4130456 A JP 4130456A JP 13045692 A JP13045692 A JP 13045692A JP H05317633 A JPH05317633 A JP H05317633A
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- JP
- Japan
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- air
- regeneration
- rotor
- cooling
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
- F24F3/12—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
- F24F3/14—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
- F24F3/1411—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant
- F24F3/1423—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant with a moving bed of solid desiccants, e.g. a rotary wheel supporting solid desiccants
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1004—Bearings or driving means
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
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- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1012—Details of the casing or cover
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1032—Desiccant wheel
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1056—Rotary wheel comprising a reheater
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1068—Rotary wheel comprising one rotor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1088—Rotary wheel comprising three flow rotor segments
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、空調機に取り入れる外気を処理す
る装置に関するもので活性炭を円筒状のロータに成形
し、吸着ゾーン、再生ゾーン、冷却ゾーンを設け、連続
的に効率良くＮＯxを除去することを目的とする。 【構成】 ＮＯxや炭化水素を含んだ外気が、ＮＯx除去
ロータ１の吸着ゾーン１１で吸着除去される。吸着され
た汚染物は、ヒータ１７で加熱された空気を用いて再生
ゾーン１２で脱離する。また、ＮＯx除去ロータ１は、
再生ゾーン１２で加熱され蓄熱するため、冷却ゾーン１
３により冷却する。空調機に加わる熱負荷を低減させ、
使用されるエネルギーを減少させることになる。
る装置に関するもので活性炭を円筒状のロータに成形
し、吸着ゾーン、再生ゾーン、冷却ゾーンを設け、連続
的に効率良くＮＯxを除去することを目的とする。 【構成】 ＮＯxや炭化水素を含んだ外気が、ＮＯx除去
ロータ１の吸着ゾーン１１で吸着除去される。吸着され
た汚染物は、ヒータ１７で加熱された空気を用いて再生
ゾーン１２で脱離する。また、ＮＯx除去ロータ１は、
再生ゾーン１２で加熱され蓄熱するため、冷却ゾーン１
３により冷却する。空調機に加わる熱負荷を低減させ、
使用されるエネルギーを減少させることになる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、外気をビルなどに取込
む場合、外気に含まれる二酸化窒素・一酸化窒素（以下
ＮＯxをいう）や炭化水素を除去し、冷却空気により除
去性能を向上させ、空調機に与える熱負荷を軽減する空
調用外気処理装置に関するものである。
む場合、外気に含まれる二酸化窒素・一酸化窒素（以下
ＮＯxをいう）や炭化水素を除去し、冷却空気により除
去性能を向上させ、空調機に与える熱負荷を軽減する空
調用外気処理装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、自動車などの増加により二酸化窒
素の濃度が上昇し、しばしば環境基準値を上回るように
なっている。ビルに外気を取込む場合、その汚染された
外気がそのまま取入れられ、換気をおこなうことにより
かえって室内空間が汚染されることになるため、清浄な
空気を取入れが望まれている。
素の濃度が上昇し、しばしば環境基準値を上回るように
なっている。ビルに外気を取込む場合、その汚染された
外気がそのまま取入れられ、換気をおこなうことにより
かえって室内空間が汚染されることになるため、清浄な
空気を取入れが望まれている。
【０００３】従来、この種の外気処理装置は図４に示す
ような構成が一般的であった。図４に示すように、ダク
トあるいエアハンドリングユニットの内部に組込まれた
外枠101の内部に、外気口102から順にプレフィルタ10
3、集塵フィルタ104、脱臭フィルタ105が設けられてい
る。
ような構成が一般的であった。図４に示すように、ダク
トあるいエアハンドリングユニットの内部に組込まれた
外枠101の内部に、外気口102から順にプレフィルタ10
3、集塵フィルタ104、脱臭フィルタ105が設けられてい
る。
【０００４】上記構成において、図４には示していない
が、外気口102の反対の方向には空気調和機が設けられ
ており、空気調和機からファンなどにより、外気口102
から外気が吸込まれる。粉塵・二酸化窒素や炭化水素な
どを含んだ外気は、外気口102から吸込まれ、大きなほ
こりなどはプレフィルタ103で捕集される。その後、集
塵フィルタ104によって、細かな粉塵まで捕集される。
脱臭フィルタ105に二酸化窒素や炭化水素などが吸着さ
れ、清浄な空気として空気調和機に送り込まれる。
が、外気口102の反対の方向には空気調和機が設けられ
ており、空気調和機からファンなどにより、外気口102
から外気が吸込まれる。粉塵・二酸化窒素や炭化水素な
どを含んだ外気は、外気口102から吸込まれ、大きなほ
こりなどはプレフィルタ103で捕集される。その後、集
塵フィルタ104によって、細かな粉塵まで捕集される。
脱臭フィルタ105に二酸化窒素や炭化水素などが吸着さ
れ、清浄な空気として空気調和機に送り込まれる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の外気
処理装置では、脱臭フィルタや活性炭などの吸着剤は、
炭化水素を吸着し除去性能は高い値を示すが、二酸化窒
素に対する除去性能はあまり高くなくすぐに飽和するた
め、常に清浄な空気を得るには脱臭フィルタや活性炭を
頻繁に交換しなければならないという問題があった。
処理装置では、脱臭フィルタや活性炭などの吸着剤は、
炭化水素を吸着し除去性能は高い値を示すが、二酸化窒
素に対する除去性能はあまり高くなくすぐに飽和するた
め、常に清浄な空気を得るには脱臭フィルタや活性炭を
頻繁に交換しなければならないという問題があった。
【０００６】また、大気レベル（数100ppb）のＮＯxを
除去しようとした場合、濃度が非常に低いため、活性炭
の吸着量も小さくなり初期は非常によく除去できるが、
すぐ吸着量が飽和し、長期間高除去率を維持するのが困
難であるという課題もあった。
除去しようとした場合、濃度が非常に低いため、活性炭
の吸着量も小さくなり初期は非常によく除去できるが、
すぐ吸着量が飽和し、長期間高除去率を維持するのが困
難であるという課題もあった。
【０００７】また、活性炭を熱再生すると活性炭自体に
熱を含み、活性炭の吸着性能を回復するのに時間がかか
るという問題があった。
熱を含み、活性炭の吸着性能を回復するのに時間がかか
るという問題があった。
【０００８】本発明は、上記課題を解決するもので、Ｎ
Ｏx除去ロータを常に再生状態にし、ＮＯx除去の高効率
化を図り、脱臭フィルタを交換するというメンテナンス
を不要とし、冷却風路を設けることにより給気口に流れ
る空気の熱を奪い、空調機の熱負荷を低減させること共
に、ＮＯx除去ロータの除去性能を素早く回復させ、向
上させる外気処理装置を提供するを目的とする。
Ｏx除去ロータを常に再生状態にし、ＮＯx除去の高効率
化を図り、脱臭フィルタを交換するというメンテナンス
を不要とし、冷却風路を設けることにより給気口に流れ
る空気の熱を奪い、空調機の熱負荷を低減させること共
に、ＮＯx除去ロータの除去性能を素早く回復させ、向
上させる外気処理装置を提供するを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、目的を達成す
るための手段は、外枠と、前記外枠の内部に設けられた
活性炭を円筒状のロータに成型したＮＯx除去ロータ
と、前記ＮＯx除去ロータを円筒の中心を軸として回転
させる駆動部と、前記ＮＯx除去ロータの面積の一部を
吸着ゾーンとして、前記吸着ゾーンを軸方向に流通させ
るように配置した給気送風路と、前記ＮＯx除去ロータ
の吸着ゾーン以外の面積の一部を再生ゾーンとして、前
記再生ゾーンを軸方向に流通させるように配置した再生
排気送風路と前記ＮＯx除去ロータの吸着ゾーンおよび
再生ゾーン以外の面積を冷却ゾーンとして、前記冷却ゾ
ーンを軸方向に流通させるように配置した冷却排気送風
路と、前記再生排気送風路中にあって、前記ＮＯx除去
ロータの再生ゾーンの上流側になる部位に設けた再生用
加熱器を設けたことから構成としたものである。
るための手段は、外枠と、前記外枠の内部に設けられた
活性炭を円筒状のロータに成型したＮＯx除去ロータ
と、前記ＮＯx除去ロータを円筒の中心を軸として回転
させる駆動部と、前記ＮＯx除去ロータの面積の一部を
吸着ゾーンとして、前記吸着ゾーンを軸方向に流通させ
るように配置した給気送風路と、前記ＮＯx除去ロータ
の吸着ゾーン以外の面積の一部を再生ゾーンとして、前
記再生ゾーンを軸方向に流通させるように配置した再生
排気送風路と前記ＮＯx除去ロータの吸着ゾーンおよび
再生ゾーン以外の面積を冷却ゾーンとして、前記冷却ゾ
ーンを軸方向に流通させるように配置した冷却排気送風
路と、前記再生排気送風路中にあって、前記ＮＯx除去
ロータの再生ゾーンの上流側になる部位に設けた再生用
加熱器を設けたことから構成としたものである。
【００１０】
【作用】本発明は上記した構成により、ＮＯx除去ロー
タを回転させ、ＮＯxの吸着と再生を連続的におこな
い、メンテナンスが不要で室内に導入する外気からＮＯ
xを除去するとともに、冷却風路を設けることにより、
ＮＯx除去ロータ再生時に蓄えられる熱を奪い、空調機
に熱負荷を与えないことによって、空調機に使用される
エネルギーを減少するものである。
タを回転させ、ＮＯxの吸着と再生を連続的におこな
い、メンテナンスが不要で室内に導入する外気からＮＯ
xを除去するとともに、冷却風路を設けることにより、
ＮＯx除去ロータ再生時に蓄えられる熱を奪い、空調機
に熱負荷を与えないことによって、空調機に使用される
エネルギーを減少するものである。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の第１実施例について図１〜図
３を参照しながら説明する。尚、従来例と同じ構成部品
は同じ番号で記す。
３を参照しながら説明する。尚、従来例と同じ構成部品
は同じ番号で記す。
【００１２】図１に示すように、ダクトあるいエアハン
ドリングユニットの内部に組込まれた外枠101の内部
に、外気口102から順にプレフィルタ103と集塵フィルタ
104が設けられている。集塵フィルター104の吹出し側に
円筒状のＮＯx除去ロータ１を設けている。ＮＯx除去ロ
ータ１の斜め下部にモータ２を設置し、ＮＯx除去ロー
タ１とモータ２はベルト３でつながれており、モータ２
が回転するとベルト３によりＮＯx除去ロータ１が回転
するものである。
ドリングユニットの内部に組込まれた外枠101の内部
に、外気口102から順にプレフィルタ103と集塵フィルタ
104が設けられている。集塵フィルター104の吹出し側に
円筒状のＮＯx除去ロータ１を設けている。ＮＯx除去ロ
ータ１の斜め下部にモータ２を設置し、ＮＯx除去ロー
タ１とモータ２はベルト３でつながれており、モータ２
が回転するとベルト３によりＮＯx除去ロータ１が回転
するものである。
【００１３】外気口102側に冷却排気口４と再生排気口
５を設け、（風の向き給気送風と対流になるように）給
気口６側に冷却口７と再生口８を設けている。
５を設け、（風の向き給気送風と対流になるように）給
気口６側に冷却口７と再生口８を設けている。
【００１４】外枠101の内部（ＮＯx除去ロータ１以外の
部分）は、給気排気仕切板９と冷却再生仕切板１０とで
仕切られており、本実施例では、ＮＯx除去ロータ１を
面積比で２：１：１にし、それぞれ吸着ゾーン１１、再
生ゾーン１２、冷却ゾーン１３と分割するように給気再
生仕切板９と冷却再生仕切板１０が設けてある。吸着ゾ
ーン１１には、ＮＯxを含んだ空気が外気口102から入
り、ＮＯxを吸着する部分と、ＮＯx除去ロータ１から供
給される部分の給気送風路１４からなる。また、再生ゾ
ーン１２は、再生口８からの空気で吸着したＮＯxを脱
離する部分と、それを排気するための再生排気送風路１
５からなる。冷却ゾーン１３は、再生時、ＮＯx除去ロ
ータ１に蓄熱される熱を奪うために冷却口７から、ＮＯ
x除去ロータ１を冷却する部分と排熱するための冷却排
気送風路１６からなる。
部分）は、給気排気仕切板９と冷却再生仕切板１０とで
仕切られており、本実施例では、ＮＯx除去ロータ１を
面積比で２：１：１にし、それぞれ吸着ゾーン１１、再
生ゾーン１２、冷却ゾーン１３と分割するように給気再
生仕切板９と冷却再生仕切板１０が設けてある。吸着ゾ
ーン１１には、ＮＯxを含んだ空気が外気口102から入
り、ＮＯxを吸着する部分と、ＮＯx除去ロータ１から供
給される部分の給気送風路１４からなる。また、再生ゾ
ーン１２は、再生口８からの空気で吸着したＮＯxを脱
離する部分と、それを排気するための再生排気送風路１
５からなる。冷却ゾーン１３は、再生時、ＮＯx除去ロ
ータ１に蓄熱される熱を奪うために冷却口７から、ＮＯ
x除去ロータ１を冷却する部分と排熱するための冷却排
気送風路１６からなる。
【００１５】再生口８からの再生排気送風路１５の内部
にヒータ１７を設け、再生口８からの空気をヒータ１７
などで100〜120℃に加熱し、加熱された空気は、ＮＯx
除去ロータ１の再生部分に通し、再生排気口５から室外
へ排出される。また、冷却口７からの空気を、ＮＯx除
去ロータ１の冷却部分に通し、冷却排気口４から室外へ
排出される。
にヒータ１７を設け、再生口８からの空気をヒータ１７
などで100〜120℃に加熱し、加熱された空気は、ＮＯx
除去ロータ１の再生部分に通し、再生排気口５から室外
へ排出される。また、冷却口７からの空気を、ＮＯx除
去ロータ１の冷却部分に通し、冷却排気口４から室外へ
排出される。
【００１６】上記構成において動作を説明する。ＮＯx
除去ロータ１は、シート状の活性炭繊維を波状に成形し
たもので、それを巻いて円筒状のロータにしたものであ
る。ＮＯxや粉塵などを含んだ空気は、プレフィルタ103
および集塵フィルタ104で粉塵が除去される。ＮＯ2は、
ＮＯx除去ロータ１で吸着除去される。
除去ロータ１は、シート状の活性炭繊維を波状に成形し
たもので、それを巻いて円筒状のロータにしたものであ
る。ＮＯxや粉塵などを含んだ空気は、プレフィルタ103
および集塵フィルタ104で粉塵が除去される。ＮＯ2は、
ＮＯx除去ロータ１で吸着除去される。
【００１７】給気口６より室内あるいはエアハンドリン
グユニットなどの空調調和機に送風される。
グユニットなどの空調調和機に送風される。
【００１８】図２に活性炭のＮＯ2に対する吸着特性を
示す。活性炭は温度が低いほど吸着量が大きくなり、温
度が高いほど吸着量が減少する。したがって、外気から
ＮＯ 2を吸着するときは常温（25℃）で吸着し、100℃の
再生空気を送風した時にその吸着量の差の量だけＮＯ2
が脱着し、ＮＯx除去ロータ１が再生される。ＮＯx除去
ロータ１は風量、ＮＯ2の濃度、ロータの大きさによっ
て異なるが、外気の風量60m３/min、ロータの大きさが
φ900×400mmで１時間に４〜15回で回転しており、１時
間に４回転している場合は、ＮＯx除去ロータ１が吸着
している時間は7分30秒で、再生している時間は3分45秒
で、冷却している時間は3分45秒である。ＮＯx除去ロー
タ１が回転しているため連続的におこなわれている。
示す。活性炭は温度が低いほど吸着量が大きくなり、温
度が高いほど吸着量が減少する。したがって、外気から
ＮＯ 2を吸着するときは常温（25℃）で吸着し、100℃の
再生空気を送風した時にその吸着量の差の量だけＮＯ2
が脱着し、ＮＯx除去ロータ１が再生される。ＮＯx除去
ロータ１は風量、ＮＯ2の濃度、ロータの大きさによっ
て異なるが、外気の風量60m３/min、ロータの大きさが
φ900×400mmで１時間に４〜15回で回転しており、１時
間に４回転している場合は、ＮＯx除去ロータ１が吸着
している時間は7分30秒で、再生している時間は3分45秒
で、冷却している時間は3分45秒である。ＮＯx除去ロー
タ１が回転しているため連続的におこなわれている。
【００１９】図３にＮＯx除去ロータ１のＮＯ2の除去性
能を示す。図３に示したグラフは、ＮＯ2濃度が大気レ
ベルの100ppb程度のときに、吸着と再生を14回繰返した
時の結果で、平均で90％以上ＮＯ2を除去することがで
き、連続的に吸着、再生を繰返すことによって、常に高
い除去率でＮＯxを除去することが可能である。
能を示す。図３に示したグラフは、ＮＯ2濃度が大気レ
ベルの100ppb程度のときに、吸着と再生を14回繰返した
時の結果で、平均で90％以上ＮＯ2を除去することがで
き、連続的に吸着、再生を繰返すことによって、常に高
い除去率でＮＯxを除去することが可能である。
【００２０】以上のように、ＮＯx除去ロータ１を回転
させ、吸着と再生を連続的におこなわせることによりメ
ンテナンスをおこなわず半永久的に使用することができ
ることと、冷却風路を設けることより再生風路で通過し
た空気がＮＯx除去ロータ１に与えた熱を奪い、冷房時
の空調機負荷を低減させ、また、暖房時には、冷却風路
の風量を変えることで空調機のエネルギーを減少させる
ことに利用するものである。
させ、吸着と再生を連続的におこなわせることによりメ
ンテナンスをおこなわず半永久的に使用することができ
ることと、冷却風路を設けることより再生風路で通過し
た空気がＮＯx除去ロータ１に与えた熱を奪い、冷房時
の空調機負荷を低減させ、また、暖房時には、冷却風路
の風量を変えることで空調機のエネルギーを減少させる
ことに利用するものである。
【００２１】また、ＮＯx除去ロータ１は活性炭繊維を
使用している。そのため、炭化水素に関しても吸着除去
が可能で、ＮＯx同様再生空気によって連続的に再生さ
れる。冷却風路によりＮＯx除去ロータ１の熱を奪い、
ＮＯ2除去性能を向上させ、空調機に熱負荷を与えない
ことによって、空調機に使用されるエネルギーを減少さ
せることができる。
使用している。そのため、炭化水素に関しても吸着除去
が可能で、ＮＯx同様再生空気によって連続的に再生さ
れる。冷却風路によりＮＯx除去ロータ１の熱を奪い、
ＮＯ2除去性能を向上させ、空調機に熱負荷を与えない
ことによって、空調機に使用されるエネルギーを減少さ
せることができる。
【００２２】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明の外気処理装置によればＮＯxなどで汚染された外気
からＮＯxを除去し室内に清浄な空気を導入することが
でき、しかも吸着と再生を連続的におこなっているため
に、メンテナンスをおこなうことが不要で半永久的にＮ
Ｏxを除去することが可能であり、しかも、高除去率で
ＮＯxを除去でき、冷却風路によりＮＯx性能を向上さ
せ、空調機に熱負荷を与えないことによって、消費され
るエネルギーを減少させるという実用上大きな効果が得
られる空調用外気処理装置を提供できる。
明の外気処理装置によればＮＯxなどで汚染された外気
からＮＯxを除去し室内に清浄な空気を導入することが
でき、しかも吸着と再生を連続的におこなっているため
に、メンテナンスをおこなうことが不要で半永久的にＮ
Ｏxを除去することが可能であり、しかも、高除去率で
ＮＯxを除去でき、冷却風路によりＮＯx性能を向上さ
せ、空調機に熱負荷を与えないことによって、消費され
るエネルギーを減少させるという実用上大きな効果が得
られる空調用外気処理装置を提供できる。
【図１】本発明の一実施例の空調用外気処理装置の斜視
図
図
【図２】同活性炭のＮＯ2に対する吸着特性を示す図
【図３】同ＮＯx除去ロータのＮＯ2除去性能を示す図
【図４】従来の外気処理装置の断面図
１ ＮＯx除去ロータ ２ モータ ３ ベルト １０ 冷却再生仕切板 １１ 吸着ゾーン １２ 再生ゾーン １３ 冷却ゾーン １４ 給気送風路 １５ 再生排気送風路 １６ 冷却排気送風路 １７ ヒータ １０１ 外枠
Claims (1)
- 【請求項１】外枠と、前記外枠の内部に設けられた活性
炭を円筒状のロータに成型したＮＯx除去ロータと、前
記ＮＯx除去ロータを円筒の中心を軸として回転させる
駆動部と、前記ＮＯx除去ロータの面積の一部を吸着ゾ
ーンとして、前記吸着ゾーンを軸方向に流通させるよう
に配置した給気送風路と、前記ＮＯx除去ロータの吸着
ゾーン以外の面積の一部を再生ゾーンとして、前記再生
ゾーンを軸方向に流通させるように配置した再生排気送
風路と前記ＮＯx除去ロータの吸着ゾーンおよび再生ゾ
ーン以外の面積を冷却ゾーンとして、前記冷却ゾーンを
軸方向に流通させるように配置した冷却排気送風路と、
前記再生排気送風路中にあって、前記ＮＯx除去ロータ
の再生ゾーンの上流側になる部位に設けた再生用加熱器
を設けてなる空調用外気処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4130456A JPH05317633A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 空調用外気処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4130456A JPH05317633A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 空調用外気処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05317633A true JPH05317633A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=15034677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4130456A Pending JPH05317633A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 空調用外気処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05317633A (ja) |
-
1992
- 1992-05-22 JP JP4130456A patent/JPH05317633A/ja active Pending
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