JPH05317584A - 衣類乾燥機 - Google Patents
衣類乾燥機Info
- Publication number
- JPH05317584A JPH05317584A JP4123119A JP12311992A JPH05317584A JP H05317584 A JPH05317584 A JP H05317584A JP 4123119 A JP4123119 A JP 4123119A JP 12311992 A JP12311992 A JP 12311992A JP H05317584 A JPH05317584 A JP H05317584A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drying
- valve
- opening
- air
- clothes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 乾燥時間の短縮を計った除湿型乾燥機を提供
する。 【構成】 衣類乾燥機の空気循環経路６の一部に大気開
放用の開放弁１０を設け、この開放弁１０は空気循環経
路６を形成する風洞の側壁に開口時に送風側方向に向け
て風洞内に弁体を開口して排気を促進する蝶番弁を構成
してなる衣類乾燥機である。
する。 【構成】 衣類乾燥機の空気循環経路６の一部に大気開
放用の開放弁１０を設け、この開放弁１０は空気循環経
路６を形成する風洞の側壁に開口時に送風側方向に向け
て風洞内に弁体を開口して排気を促進する蝶番弁を構成
してなる衣類乾燥機である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は家庭用の除湿型の衣類乾
燥機に関するものである。
燥機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】衣類乾燥機には衣類を乾燥した後の空気
を排気するいわゆる排気型と、衣類を乾燥した後の空気
を循環除湿するいわゆる除湿型のものがある。
を排気するいわゆる排気型と、衣類を乾燥した後の空気
を循環除湿するいわゆる除湿型のものがある。
【０００３】前者は乾燥時間が後者に比べて短いが、室
内に高温高湿空気を排気する欠点があり、後者は室内に
高温高湿空気を排気しないが、乾燥時間が比較的長くか
かる欠点があった。
内に高温高湿空気を排気する欠点があり、後者は室内に
高温高湿空気を排気しないが、乾燥時間が比較的長くか
かる欠点があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記乾燥機の
課題のうち、後者の除湿型の乾燥機における乾燥時間が
比較的長くかかる欠点を解決するものである。
課題のうち、後者の除湿型の乾燥機における乾燥時間が
比較的長くかかる欠点を解決するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】衣類を乾燥する過程で排
出する水蒸気を冷却して除湿する除湿型の衣類乾燥機の
空気循環経路の一部に大気開放用の開放弁を設け、この
開放弁は空気循環経路を形成する風洞の側壁に開口時に
送風側方向に向けて風洞内に弁体を開口して排気を促進
する蝶番弁を構成してなる衣類乾燥機である。
出する水蒸気を冷却して除湿する除湿型の衣類乾燥機の
空気循環経路の一部に大気開放用の開放弁を設け、この
開放弁は空気循環経路を形成する風洞の側壁に開口時に
送風側方向に向けて風洞内に弁体を開口して排気を促進
する蝶番弁を構成してなる衣類乾燥機である。
【０００６】更に、衣類が少量の場合や、衣類が殆ど乾
燥していて仕上げ乾燥をする場合には開放弁を乾燥運転
初期より開口して、排気型の衣類乾燥機として乾燥運転
できるものである。
燥していて仕上げ乾燥をする場合には開放弁を乾燥運転
初期より開口して、排気型の衣類乾燥機として乾燥運転
できるものである。
【０００７】
【作用】上記の構成により、衣類の乾燥運転が終期近く
になり、除湿水の排出が殆ど無くなった時点で、空気循
環経路の一部を大気に開き、湿った循環空気を大気に逃
がし、乾燥時間の短縮を計ろうとするものである。更
に、衣類の量が少ない場合や、衣類の（湿り度の少な
い）仕上げ乾燥の場合には、殆ど除湿水が排出しないの
で、乾燥運転の初期から空気循環経路の一部を大気に開
いて乾燥することにより時間短縮を計ろうとするもので
ある。
になり、除湿水の排出が殆ど無くなった時点で、空気循
環経路の一部を大気に開き、湿った循環空気を大気に逃
がし、乾燥時間の短縮を計ろうとするものである。更
に、衣類の量が少ない場合や、衣類の（湿り度の少な
い）仕上げ乾燥の場合には、殆ど除湿水が排出しないの
で、乾燥運転の初期から空気循環経路の一部を大気に開
いて乾燥することにより時間短縮を計ろうとするもので
ある。
【０００８】
【実施例】図１は本発明における一実施例の衣類乾燥機
の断面図、図２は同じく開放弁の詳細断面図である。図
３は同じく空気循環経路内サーミスター部の温度曲線図
である。図４は同じく回路図である。図１、図２、図
３、図４において、回転ドラム１と熱交換ファン２はモ
ーター３により回転駆動されている。熱交換ファン２は
両面にプラスチックの薄膜を蛇腹状に凹凸させたもの
で、熱交換ファン２の内側を衣類を乾燥した後の湿度の
高い循環空気ａが流通し、外側を外部の冷却空気ｂが流
通して湿度の高い循環空気ａが冷却除湿される。ヒータ
ー４は除湿された循環空気ａを加熱して、乾燥空気ｃを
つくり、ドラム１内に送り込み、衣類５を乾燥する。循
環空気ａは空気循環ダクト６を通り、除湿されて生じた
結露水は空気循環ダクト６の下方の排水口７より滴下し
除湿水として排出する。空気循環ダクト６内には循環空
気ａの温度を検知するサーミスター８が取り付けられて
いる。
の断面図、図２は同じく開放弁の詳細断面図である。図
３は同じく空気循環経路内サーミスター部の温度曲線図
である。図４は同じく回路図である。図１、図２、図
３、図４において、回転ドラム１と熱交換ファン２はモ
ーター３により回転駆動されている。熱交換ファン２は
両面にプラスチックの薄膜を蛇腹状に凹凸させたもの
で、熱交換ファン２の内側を衣類を乾燥した後の湿度の
高い循環空気ａが流通し、外側を外部の冷却空気ｂが流
通して湿度の高い循環空気ａが冷却除湿される。ヒータ
ー４は除湿された循環空気ａを加熱して、乾燥空気ｃを
つくり、ドラム１内に送り込み、衣類５を乾燥する。循
環空気ａは空気循環ダクト６を通り、除湿されて生じた
結露水は空気循環ダクト６の下方の排水口７より滴下し
除湿水として排出する。空気循環ダクト６内には循環空
気ａの温度を検知するサーミスター８が取り付けられて
いる。
【０００９】空気循環ダクト６の中間位置に図１に示す
様に電磁石９により動作する開放弁１０を設け、この開
放弁１０の弁体１１を空気循環ダクト６内に送風側方向
に向けて内方に開口することにより送風は弁体１１に当
たり、循環空気ａの大部分が効率よく排気される様にな
っている。尚、衣類乾燥機の乾燥運転はコントローラー
１２により制御されている。１３はフィルターである。
様に電磁石９により動作する開放弁１０を設け、この開
放弁１０の弁体１１を空気循環ダクト６内に送風側方向
に向けて内方に開口することにより送風は弁体１１に当
たり、循環空気ａの大部分が効率よく排気される様にな
っている。尚、衣類乾燥機の乾燥運転はコントローラー
１２により制御されている。１３はフィルターである。
【００１０】次に動作について説明する。通常の衣類乾
燥の場合はコントローラー１２の『標準乾燥』ボタン
（図示省略）を押すと、『標準乾燥』運転を開始する。
乾燥が進み、除湿水の排水が殆ど無くなる時点、即ち、
図３のサーミスター８の温度曲線Ａが上方に転じＰ点に
達すると、コントローラー１１の制御により開放弁１０
を開らき、循環空気ａの大部分が排気され、温度曲線は
図３の二点鎖線のＰ〜Ｑを辿り、Ｑ点で乾燥は終了し、
従来の乾燥（図３のＰ〜Ｒ曲線のＲ点で終了）に比べ
て、時間短縮できる。更に、少量の衣類の場合や、衣類
の湿り度の少ない仕上げ乾燥の場合はコントローラー１
２の『少量乾燥』ボタン（図示省略）を押すと、コント
ローラー１２の制御により、乾燥の初期より開放弁１０
を開いて乾燥運転するので、図３の０〜Ｓで示す乾燥温
度曲線を辿り、乾燥の初期より開放弁１０を閉じて乾燥
した場合の乾燥温度曲線０〜Ｔに比べて、短時間に乾燥
できる。
燥の場合はコントローラー１２の『標準乾燥』ボタン
（図示省略）を押すと、『標準乾燥』運転を開始する。
乾燥が進み、除湿水の排水が殆ど無くなる時点、即ち、
図３のサーミスター８の温度曲線Ａが上方に転じＰ点に
達すると、コントローラー１１の制御により開放弁１０
を開らき、循環空気ａの大部分が排気され、温度曲線は
図３の二点鎖線のＰ〜Ｑを辿り、Ｑ点で乾燥は終了し、
従来の乾燥（図３のＰ〜Ｒ曲線のＲ点で終了）に比べ
て、時間短縮できる。更に、少量の衣類の場合や、衣類
の湿り度の少ない仕上げ乾燥の場合はコントローラー１
２の『少量乾燥』ボタン（図示省略）を押すと、コント
ローラー１２の制御により、乾燥の初期より開放弁１０
を開いて乾燥運転するので、図３の０〜Ｓで示す乾燥温
度曲線を辿り、乾燥の初期より開放弁１０を閉じて乾燥
した場合の乾燥温度曲線０〜Ｔに比べて、短時間に乾燥
できる。
【００１１】以上のように本実施例によれば、除湿型の
衣類乾燥機の乾燥時間の短縮が出来るようになった。即
ち、通常の衣類乾燥の場合はコントローラー１２の『標
準乾燥』ボタン（図示省略）を押すと、『標準乾燥』運
転を開始するが、乾燥運転の終期近くになって、除湿水
（結露水）の排出が殆ど無くなった時点で、開放弁を大
気に開く様にしているので、除湿水量は若干少なくなる
が、湿った循環空気を効率よく大気に逃がすため、従来
の除湿型衣類乾燥機に比べて乾燥時間の短縮が出来る。
又、この開放弁は空気循環経路を形成する風洞の側壁に
開口時に送風側方向に向けて風洞内に弁体を開口して排
気を促進する蝶番弁を構成しているので、開口時の排気
効率がよい。更に、少量の衣類や、衣類の湿り度の少な
い仕上げ乾燥の場合はコントローラー１２の『少量乾
燥』ボタン（図示省略）を押すと、コントローラー１２
の制御により、乾燥運転初期より開放弁を大気に開放し
て乾燥運転することが出来るので、従来の除湿乾燥運転
に比べると大幅な時間短縮が可能になった。
衣類乾燥機の乾燥時間の短縮が出来るようになった。即
ち、通常の衣類乾燥の場合はコントローラー１２の『標
準乾燥』ボタン（図示省略）を押すと、『標準乾燥』運
転を開始するが、乾燥運転の終期近くになって、除湿水
（結露水）の排出が殆ど無くなった時点で、開放弁を大
気に開く様にしているので、除湿水量は若干少なくなる
が、湿った循環空気を効率よく大気に逃がすため、従来
の除湿型衣類乾燥機に比べて乾燥時間の短縮が出来る。
又、この開放弁は空気循環経路を形成する風洞の側壁に
開口時に送風側方向に向けて風洞内に弁体を開口して排
気を促進する蝶番弁を構成しているので、開口時の排気
効率がよい。更に、少量の衣類や、衣類の湿り度の少な
い仕上げ乾燥の場合はコントローラー１２の『少量乾
燥』ボタン（図示省略）を押すと、コントローラー１２
の制御により、乾燥運転初期より開放弁を大気に開放し
て乾燥運転することが出来るので、従来の除湿乾燥運転
に比べると大幅な時間短縮が可能になった。
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、衣類乾燥
運転の終期近くになって、除湿水（結露水）の排出が殆
ど無くなった時点で、開放弁を大気に開く様にしている
ので、除湿水量は若干少なくなるが、湿った循環空気を
大気に逃がすため、従来の除湿型衣類乾燥機に比べて乾
燥時間の短縮が出来る様になっている。しかも、この開
放弁は空気循環経路を形成する風洞の側壁に開口時に送
風側方向に向けて風洞内に弁体を開口して排気を促進す
る蝶番弁を構成しているので、開口時の排気効率がよ
い。
運転の終期近くになって、除湿水（結露水）の排出が殆
ど無くなった時点で、開放弁を大気に開く様にしている
ので、除湿水量は若干少なくなるが、湿った循環空気を
大気に逃がすため、従来の除湿型衣類乾燥機に比べて乾
燥時間の短縮が出来る様になっている。しかも、この開
放弁は空気循環経路を形成する風洞の側壁に開口時に送
風側方向に向けて風洞内に弁体を開口して排気を促進す
る蝶番弁を構成しているので、開口時の排気効率がよ
い。
【００１３】更に、少量の衣類や仕上げ乾燥の場合は乾
燥運転初期より開放弁を大気に開放して乾燥運転するこ
とが出来る。
燥運転初期より開放弁を大気に開放して乾燥運転するこ
とが出来る。
【図１】本発明における一実施例の衣類乾燥機の断面図
【図２】本発明における一実施例の衣類乾燥機の開放弁
の詳細断面図
の詳細断面図
【図３】本発明における一実施例の衣類乾燥機の空気循
環経路内サーミスター部の温度曲線図
環経路内サーミスター部の温度曲線図
【図４】本発明における一実施例の衣類乾燥機の回路図
１ 回転ドラム ２ 熱交換ファン ３ モーター ４ ヒーター ５ 衣類 ６ 空気循環ダクト ７ 排水口 ８ サーミスター ９ 電磁石 １０ 開放弁 １１ 弁体 １２ コントローラー １３ フィルター
Claims (2)
- 【請求項１】衣類を乾燥する過程で排出する水蒸気を冷
却して除湿する除湿型の衣類乾燥機において、空気循環
経路の一部に大気開放用の開放弁を設け、この開放弁は
空気循環経路を形成する風洞の側壁に開口時に送風側方
向に向けて風洞内に弁体を開口して排気を促進する蝶番
弁を具備することを特徴とする衣類乾燥機。 - 【請求項２】衣類が少量の場合や、衣類が殆ど乾燥して
いて仕上げ乾燥をする場合には開放弁を乾燥運転初期よ
り開口して、乾燥運転することを特徴とする請求項１に
記載の衣類乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4123119A JPH05317584A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4123119A JPH05317584A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 衣類乾燥機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05317584A true JPH05317584A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=14852657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4123119A Pending JPH05317584A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 衣類乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05317584A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008110134A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Toshiba Corp | 洗濯乾燥機 |
| CN111005193A (zh) * | 2019-11-27 | 2020-04-14 | 无锡小天鹅电器有限公司 | 安装座及衣物处理装置 |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP4123119A patent/JPH05317584A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008110134A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Toshiba Corp | 洗濯乾燥機 |
| CN111005193A (zh) * | 2019-11-27 | 2020-04-14 | 无锡小天鹅电器有限公司 | 安装座及衣物处理装置 |
| CN111005193B (zh) * | 2019-11-27 | 2022-08-26 | 无锡小天鹅电器有限公司 | 安装座及衣物处理装置 |
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