JPH0531743A - 真空プレス積層成形方法および装置 - Google Patents

真空プレス積層成形方法および装置

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JPH0531743A
JPH0531743A JP3194468A JP19446891A JPH0531743A JP H0531743 A JPH0531743 A JP H0531743A JP 3194468 A JP3194468 A JP 3194468A JP 19446891 A JP19446891 A JP 19446891A JP H0531743 A JPH0531743 A JP H0531743A
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Noboru Araki
荒木  登
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功 吉村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基材と化粧シートとの間に空気が噛み込むこ
とを回避し、通気性を備えていない基材に対する積層成
形も可能し、良質な積層成形品を生産すること。 【構成】 ゴム状弾性膜7により画定された上部チャン
バ9を設け、基材Wと積層用の合成樹脂シートSとを配
置して合成樹脂シートSによりゴム状弾性膜側の中間チ
ャンバ23と基材Wを含む下部チャンバ25とに区分
し、上部チャンバ9と中間チャンバ23とを減圧して合
成樹脂シートSを基材Wより引き離してゴム状弾性膜7
に引き付け、次に下部チャンバ25を減圧して下部チャ
ンバ25の空気を排除し、次に上部チャンバ9を加圧し
てゴム状弾性膜7により合成樹脂シートSを基材Wの外
表面に密着積層する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空プレス積層成形方
法及び装置に関し、特に模様等を印刷された合成樹脂製
化粧シートの如き合成樹脂シートを積層基材の外表面に
密着積層する真空プレス積層成形方法及び装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ラミネート、ホットスタンプ式の転写等
のために、模様等を印刷された熱可遡性の合成樹脂製の
化粧シートを積層基材の外表面に密着積層する真空プレ
ス積層成形方法として、下面開口をゴム状弾性膜により
塞がれた上部チャンバ部材と、内部に基材を配置され、
前記上部チャンバ部材と選択的に接合されて前記上部チ
ャンバとは前記ゴム状弾性膜により隔てられた下部チャ
ンバを構成し、この下部チャンバ内に基材及び積層用の
合成樹脂製の化粧シートを配置される下部チャンバとを
用い、上部チャンバを加圧すると共に下部チャンバを減
圧し、その差圧によりゴム状弾性膜が下部チャンバ内の
基材の外表面に密着しようとすることを利用して前記化
粧シートを下部チャンバ内の基材の外表面に密着させる
真空プレス積層成形方法が既に提案されており、これは
例えば、特公昭60−58014号公報に示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き真空プレス
積層成形方法に於いては、基材と化粧シートとの間に空
気が残存した状態にて、化粧シートが基材に接合し、こ
のため基材と化粧シートとの間に空気の噛み込みが生じ
ることがある。この噛み込み空気の排除のために、基材
は木材等の通気性基材であることを要求される。
【0004】これは基材の素材を多く限定することにな
り、また基材と化粧シートとの間に噛み込み空気の排除
が充分に行われないと、基材と化粧シートとの間に気泡
があることになり、これは、皺の発生、化粧シートによ
る印刷模様の乱れに留まらず、致命的な欠陥となる。本
発明は、従来の真空プレス積層成形方法に於ける上述の
如き問題点に着目してなされたものであり、基材と化粧
シートとの間に空気が噛み込むことを回避し、通気性を
備えていない基材に対する積層成形も可能し、良質な積
層成形品を生産することができる真空プレス積層成形方
法及びこの方法の実施に使用される真空プレス積層成形
装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、ゴム状弾性膜により区分された第一のチャ
ンバと第二のチャンバとを設け、その第二のチャンバに
基材と積層用の合成樹脂シートとを配置して該合成樹脂
シートにより前記第二のチャンバをゴム状弾性膜側の第
三のチャンバと前記基材を含む第四のチャンバとに区分
し、前記第一のチャンバと前記第三のチャンバとを減圧
して前記合成樹脂シートを前記基材より引き離してゴム
状弾性膜側に引き付け、次に前記第四のチャンバを減圧
して該第四のチャンバの空気を排除し、次に前記第一の
チャンバを加圧して前記ゴム状弾性膜により前記合成樹
脂シートを前記基材の外表面に密着積層することを特徴
とする真空プレス積層成形方法によって達成される。
【0006】また上述の如き本発明による真空プレス積
層成形方法に於いては、前記第一のチャンバと前記第三
のチャンバとを減圧して前記合成樹脂シートを前記基材
より引き離してゴム状弾性膜側に引き付ける時に前記合
成樹脂シートを前記ゴム状弾性膜に接触させて加熱状態
の前記ゴム状弾性膜により前記合成樹脂シートを加熱し
軟化させることを特徴としていてよい。
【0007】また上述の如き目的を達成するため、本発
明による真空プレス積層成形装置は、下方開口の上部チ
ャンバ部材と、前記上部チャンバ部材に前記下方開口を
塞ぐよう装着され上部チャンバ部材の内側に上部チャン
バを構成するゴム状弾性膜と、基材を配置され前記上部
チャンバ部材と選択的に接合されて前記上部チャンバ部
材との接合部に積層用の合成樹脂シートを配置され前記
合成樹脂シートと前記ゴム状弾性膜との間に中間チャン
バを構成しその反対側に下部チャンバを構成する下部チ
ャンバ部材と、前記上部チャンバと前記中間チャンバと
前記下部チャンバの各々に選択的に負圧を供給する負圧
供給手段と、前記上部チャンバに選択的に加圧空気を供
給する加圧空気供給手段とを有していることを特徴とし
ている。
【0008】また本発明による真空プレス積層成形装置
に於いては、前記上部チャンバ部材は前記ゴム状弾性膜
の前記上部チャンバ側への移動を制限する通気性構造の
ストッパ部材を有し、前記ストッパ部材は加熱要素を含
んでいてよい。
【0009】
【作 用】上述の如き構成によれば、第三のチャンバ、
換言すれば中間チャンバを減圧して合成樹脂シートを基
材より引き離した状態にて第四のチャンバ(下部チャン
バ)を減圧するから、基材と合成樹脂シートとの間の空
気が合成樹脂シートにより阻害されることなく充分に排
除され、この後に第一のチャンバ(上部チャンバ)が加
圧されることにより、第一のチャンバと第四のチャンバ
との差圧をもって合成樹脂シートが真空状態にて基材に
密着するようになる。
【0010】また第三のチャンバを減圧して合成樹脂シ
ートを基材より引き離した時には、この合成樹脂シート
はゴム状弾性膜に接触し、加熱されたゴム状弾性膜より
伝導により加熱され、軟化する。
【0011】
【実施例】以下に添付の図を参照して本発明を実施例に
ついて詳細に説明する。図1は本発明による真空プレス
積層成形装置の一実施例を示している。真空プレス積層
成形装置は、流体圧シリンダ装置1により上下方向に駆
動される上部チャンバ部材3と固定の下部チャンバ部材
5とを有している。
【0012】上部チャンバ部材3は下方開口の箱状をな
し、これの下方開口部には下面開口を塞ぐよう耐熱性の
ゴム状弾性膜7が装着されている。これにより上部チャ
ンバ部材3の内側に密閉構造の上部チャンバ9が画定さ
れる。上部チャンバ部材3の天井面部にはヒータ11が
取り付けられており、また上部チャンバ部材3には、ゴ
ム状弾性膜7が上部チャンバ3内へ移動をすることを制
限する通気性構造、この場合、多孔構造のストッパプレ
ート13が固定されている。ストッパプレート13は、
電気的な加熱構造を含んでおり、熱盤として作用するよ
うになっている。
【0013】また上部チャンバ部材3の下端部にはゴム
状弾性膜7の取付位置より下方へ突出したディスタンス
フレーム15が装着されている。下部チャンバ部材5は
上方開口の箱状をなし、これの上方開口部には多孔構造
の基材載置プレート17が取り付けられている。基材載
置プレート17の中央部には基材載置台19が取り付け
られており、基材載置台19に基材Wが載置されるよう
になっている。基材載置プレート17の周縁部にはバン
クフレーム21が取り付けられており、バンクフレーム
21は、積層用の合成樹脂製の化粧シートSの周縁部を
載置され、上部チャンバ部材3のディスタンスフレーム
15と接合するようになっている。
【0014】これにより上部チャンバ部材3はディスタ
ンスフレーム15をもって下部チャンバ部材5のバンク
フレーム21と接合し、この接合により、図2に示され
ている如く、ゴム状弾性膜7と化粧シートSとの間に密
閉構造の中間チャンバ23が、化粧シートSより図にて
下方に基材載置台19上の基材Wを内蔵する密閉構造の
下部チャンバ25が各々画定されるようになる。
【0015】上部チャンバ部材3には上部チャンバ9に
対する空気の給排を行う上部ポート27が、ディスタン
スフレーム15には中間チャンバ23に対する空気の給
排を行う中間ポート29が、下部チャンバ部材5には下
部チャンバ25に対する空気の給排を行う下部ポート3
1が各々設けられている。上部ポート27と中間ポート
29と下部ポート31の各々にはこの各ポートをドレン
ポート33d、35d、37dと空気圧供給ポート33
s、35s、37sの何れかに選択的に接続する切換弁
33、35、37が接続されている。切換弁33の空気
圧供給ポート33sには更にもう一つの切換弁39が接
続されており、切換弁39は空気圧供給ポート33sを
空気加圧ポンプ41と真空ポンプ43の何れか一方に選
択的に接続するようになっている。切換弁35、37の
空気圧供給ポート35s、37sは各々真空ポンプ43
に直接的に接続されている。
【0016】次に上述の如き構成よりなる真空プレス積
層成形装置を用いて本発明による真空プレス積層成形方
法を実施する手順について、図1乃至図4を参照して説
明する。先ず、図1に示されている如く、基材Wと化粧
シートSのセッティングを完了した時点で、切換弁33
を切り換えて上部ポート27を空気圧供給ポート33s
に接続すると共に切換弁39を切り換えて空気圧供給ポ
ート33sを真空ポンプ43に接続する。これにより上
部チャンバ9が減圧され、ゴム状弾性膜7がストッパプ
レート13に吸着され、これに密着する。この時には、
既にヒータ11とストッパプレート13が発熱してお
り、これらによりゴム状弾性膜7が加熱される。この加
熱は70〜80℃程度に行われればよい。
【0017】化粧シートSは着色PVCシートと透明P
VCシートとの間に絵柄層を有する厚さ0.2mm程度
のPVCラミネートシートであってよく、これの基材W
との接合面にはウレタン系ホットメルト接着剤が100
g/m2程度の塗布量をもって塗布されている。また基
材Wは、例えばアルミニウム合金製のドアー形状品であ
ってよい。
【0018】次に流体圧シリンダ装置1により上部チャ
ンバ部材3を降下させ、図2に示されている如く、これ
のディスタンスフレーム15を下部チャンバ部材5のバ
ンクフレーム21に接合させ、所謂、型締めを行う。こ
れによりゴム状弾性膜7と化粧シートSとの間に密閉構
造の中間チャンバ23が、化粧シートSより図にて下方
に基材載置台19上の基材Wを内蔵する密閉構造の下部
チャンバ25が各々画定される。
【0019】この状態にて切換弁35を切り換えて中間
ポート29を空気圧供給ポート35sに接続し、中間ポ
ート29を真空ポンプ43に接続する。これにより中間
チャンバ23が減圧され、図3に示されている如く、化
粧シートSがゴム状弾性膜7に密着する。これにより化
粧シートSが基材Wより離れ、またゴム状弾性膜7の熱
が化粧シートSへ伝導し、ゴム状弾性膜7の加熱軟化が
行われる。この加熱軟化時間は20〜30秒程度であっ
てよい。
【0020】次に切換弁37を切り換えて下部ポート3
1を空気圧供給ポート37sに接続し、下部ポート31
を真空ポンプ43に接続する。これにより下部チャンバ
25が減圧され、下部チャンバ25内の空気が外部が排
除されて下部チャンバ25が真空状態になる。次に切換
弁39を切り換えて空気圧供給ポート33sを空気加圧
ポンプ41に接続する。これにより上部チャンバ9に加
圧空気が供給されて上部チャンバ9が加圧され、上部チ
ャンバ9と下部チャンバ25との間に差圧が生じるよう
になる。この差圧によりゴム状弾性膜7は、図4に示さ
れている如く、化粧シートSを介して基材Wの外表面
に、これを包むように密着する。この場合の加圧空気は
4〜5kg/cm2であってよい。
【0021】この後に、切換弁33を切り換えて上部ポ
ート27をドレンポート33dに接続し、上部チャンバ
9を大気圧に戻すことにより、ゴム状弾性膜7は元の状
態に戻って化粧シートSより離れる。これにより化粧シ
ートSが基材Wの外表面に密着し、積層成形がなされ
る。そして切換弁35、37を各々切り換えて中間ポー
ト29をドレンポート35dに、上部ポート27をドレ
ンポート37dに各々接続し、中間チャンバ23と下部
チャンバ25を各々大気圧に戻すことより、一回の真空
プレス積層成形が完了する。
【0022】尚、化粧シートSの材料としては、ポリ塩
化ビニル,ポリ塩化ビニリデン,ポリ酢酸ビニル−塩化
ビニル共重合体,ポリフッ化ビニル,ポリビニルブチラ
ール,ポリフッ化ビニリデン等のビニル重合体、ポリス
チレン、アクリルスチレン、ABS等のスチレン系樹
脂、ポリメタクリル酸エチル,ポリメタクリル酸メチ
ル,ポリアクリロニトリル等のアクリル樹脂、ポリエチ
レン,ポリプロピレン,ポリメチルペンテン等のポリオ
レフィン、酢酸セルロース,ニトロセルロース等のセル
ローズ誘導体、ナイロン6,ナイロン66等のポリアミ
ド樹脂、ポリエチレンテレフタレート,ポリエチレンテ
レフタレート−イソフタレート共重合体,ポリブチレン
テレフタレート,ポリアクリレート等のポリエステル樹
脂、ブタジエン,クロロプレンゴム、シリコンゴム等の
ゴム系樹脂、ビニロン,ポレビニルアルコール等のポリ
ビニルアルコール系樹脂、ポリカーボネート等が挙げら
れ、厚さは、20〜200μm程度であってよく、特に
成形適性の点から50〜100μmであることが望まし
い。
【0023】化粧シートSには、意匠性の賦与のため
に、シートに着色、各種模様印刷、金属蒸着等が施され
て良い。また、化粧シートSと基材Wとの接着性の向上
のために、シート表面にコロナ放電処理、公知の各種プ
ライマ塗工等が行われても良い。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
による真空プレス積層成形方法および装置によれば、中
間チャンバを減圧して化粧シートの如き合成樹脂シート
を基材より引き離した状態にて下部チャンバを減圧する
から、基材と合成樹脂シートとの間の空気が合成樹脂シ
ートにより阻害されることなく確実に排除され、この後
に上部チャンバが加圧されることにより、上部チャンバ
と下部チャンバとの差圧をもって合成樹脂シートが真空
状態にて基材に密着するようになり、これにより基材と
合成樹脂シートとの間に空気が噛み込むことが確実に回
避され、これに基づき通気性を備えていない基材に対す
る積層成形も可能になり、しかも良質な積層成形品を能
率よく生産できるようになる。
【0025】また中間チャンバを減圧して合成樹脂シー
トを基材より引き離した時には、この合成樹脂シートは
ゴム状弾性膜に接触し、加熱されたゴム状弾性膜より伝
導により加熱されるから、この加熱が熱効率よく確実に
行われるようになり、良質な積層成形品を能率よく安定
して生産できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による真空プレス積層成形装置の一実施
例を示す縦断面図である。
【図2】本発明による真空プレス積層成形装置を一作用
工程について示す要部の縦断面図である。
【図3】本発明による真空プレス積層成形装置を他の一
つの作用工程について示す要部の縦断面図である。
【図4】本発明による真空プレス積層成形装置を他の一
つの作用工程について示す要部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 流体圧シリンダ装置 3 上部チャンバ部材 5 下部チャンバ部材 7 ゴム状弾性膜 9 上部チャンバ 13 ストッパプレート 19 基材載置台 23 中間チャンバ 25 下部チャンバ 41 空気加圧ポンプ 43 真空ポンプ W 基材 S 化粧シートS

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム状弾性膜により区分された第一のチ
    ャンバと第二のチャンバとを設け、その第二のチャンバ
    に基材と積層用の合成樹脂シートとを配置して該合成樹
    脂シートにより前記第二のチャンバをゴム状弾性膜側の
    第三のチャンバと前記基材を含む第四のチャンバとに区
    分し、前記第一のチャンバと前記第三のチャンバとを減
    圧して前記合成樹脂シートを前記基材より引き離してゴ
    ム状弾性膜側に引き付け、次に前記第四のチャンバを減
    圧して該第四のチャンバの空気を排除し、次に前記第一
    のチャンバを加圧して前記ゴム状弾性膜により前記合成
    樹脂シートを前記基材の外表面に密着積層することを特
    徴とする真空プレス積層成形方法。
  2. 【請求項2】 前記第一のチャンバと前記第三のチャン
    バとを減圧して前記合成樹脂シートを前記基材より引き
    離してゴム状弾性膜側に引き付ける時に前記合成樹脂シ
    ートを前記ゴム状弾性膜に接触させて加熱状態の前記ゴ
    ム状弾性膜により前記合成樹脂シートを加熱し軟化させ
    ることを特徴とする請求項1に記載の真空プレス積層成
    形方法。
  3. 【請求項3】 下方開口の上部チャンバ部材と、 前記上部チャンバ部材に前記下方開口を塞ぐよう装着さ
    れ、上部チャンバ部材の内側に上部チャンバを構成する
    ゴム状弾性膜と、 基材を配置され、前記上部チャンバ部材と選択的に接合
    されて前記上部チャンバ部材との接合部に積層用の合成
    樹脂シートを配置され、前記合成樹脂シートと前記ゴム
    状弾性膜との間に中間チャンバを、その反対側に下部チ
    ャンバを各々構成する下部チャンバ部材と、 前記上部チャンバと前記中間チャンバと前記下部チャン
    バの各々に選択的に負圧を供給する負圧供給手段と、 前記上部チャンバに選択的に加圧空気を供給する加圧空
    気供給手段と、 を有していることを特徴とする真空プレス積層成形装
    置。
  4. 【請求項4】 前記上部チャンバ部材は前記ゴム状弾性
    膜の前記上部チャンバ側への移動を制限する通気性構造
    のストッパ部材を有し、前記ストッパ部材は加熱要素を
    含んでいることを特徴とする請求項3に記載の真空プレ
    ス積層成形装置。
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