JP3092992B2 - 真空プレス積層成形方法 - Google Patents

真空プレス積層成形方法

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JP3092992B2 JP21901291A JP21901291A JP3092992B2 JP 3092992 B2 JP3092992 B2 JP 3092992B2 JP 21901291 A JP21901291 A JP 21901291A JP 21901291 A JP21901291 A JP 21901291A JP 3092992 B2 JP3092992 B2 JP 3092992B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空プレス積層成形方
法に関し、特に鏡面性を有する比較的厚地の三次元成形
用シートを基材の外表面に密着積層するのに好適な真空
プレス積層成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ラミネート、ホットスタンプ式の転写等
のために、模様等を印刷した熱可遡性の合成樹脂製の化
粧シートを基材の外表面に密着積層する真空プレス積層
成形方法として、下面開口をゴム状弾性膜により塞がれ
た上部チャンバ部材と、内部に基材が配置され、前記上
部チャンバ部材と選択的に接合されて前記上部チャンバ
とは前記ゴム状弾性膜により隔てられた下部チャンバを
構成し、この下部チャンバ内に基材及び積層用の合成樹
脂製の化粧シートを配置される下部チャンバとを用い、
上部チャンバを加圧すると共に下部チャンバを減圧し、
その差圧によりゴム状弾性膜が下部チャンバ内の基材の
外表面に密着しようとすることを利用して前記化粧シー
トを下部チャンバ内の基材の外表面に密着させる真空プ
レス積層成形方法が既に提案されており、これは例え
ば、特公昭60−58014号公報に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとき真空プレ
ス積層成形方法においては、化粧シートが薄ものの場合
には格別の不都合は存在しないが、1mm程度の厚地の
シートを積層用の化粧シートとして用いる場合には、3
次元成形に適した成形性をシートに持たせるためにシー
トを80〜100℃程度の高温にまで加熱することが必
要となる。そのような高温による成形であっても、通常
の化粧表面を持つ化粧シートの場合には格別問題は生じ
ないが、表面が鏡面性を有するシートの場合には、加熱
温度が高温になるにつれて基材表面の凸凹粗面、基材に
塗布された接着剤の塗布ムラ等の下地の影響及び、加熱
されたゴム状弾性膜の影響を受け易くなり、その結果成
形後の化粧シ−トの鏡面性が失われるあるいは不十分と
なることが生じてきている。低めの温度条件で真空プレ
ス成形を行う場合には鏡面性は保たれるが、シ−トの成
形性が不十分となり、化粧シ−トが基材の曲面部分に完
全には追従できず、満足な成形品が得られない。
【0004】本発明は、従来の真空プレス積層成形方法
における上述のごとき問題点に着目してなされたもので
あり、かなり厚地の鏡面性を有する化粧シ−トを積層用
シ−トとして用いた場合であっても、その鏡面性を失う
ことなく基材の3次元的曲面に対してに十分に追従する
ことができ、意匠性の高い成形品を得ることのできる、
鏡面性を有する3次元成形品の製造方法を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述のごとき目的は、本
発明によれば、ゴム状弾性膜により下方開口部を塞が
れ、外部と区分された上下動可能な上部チャンバと該上
部チャンバのゴム状弾性膜の下方には、上方開口部が多
孔構造の基材載置プレートを有する下部チャンバとを設
け、その下部チャンバ上に基材と積層用の合成樹脂シー
トとをこの順に配置し、ゴム状弾性膜を加熱し、上部チ
ャンバ内を加圧し、下部チャンバ内を減圧するとともに
上部チャンバを降下せしめて両チャンバを接合せしめ加
熱したゴム状弾性膜を介して、上部チャンバと下部チャ
ンバとに差圧を与えることにより、合成樹脂シートを基
材の外表面に密着させ、基材と合成樹脂シートとを積層
する真空プレス積層成形方法において、合成樹脂シート
の基材の外表面に密着する部分の所要箇所の表面上に更
に断熱材を積層した状態で上記の成形を行い、断熱材を
間に介して加熱したゴム状弾性膜で合成樹脂シートを基
材に押圧することを特徴とする真空プレス積層成形方法
によって達成される。
【0006】本発明の実施に用いる真空プレス成形装置
自体は、従来知られた装置をそのまま用いることができ
る。断熱材は、特に限定されないが、次のような物性条
件を満たすことが望ましい。すなわち、化粧シートであ
る合成樹脂シートに密着する面が鏡面平滑あるいは成形
品の所望の表面光沢度を得られるだけの平滑度を有して
いるものであること、軟化温度が成形温度すなわち化粧
シートの軟化温度よりも高いこと、及び熱拡散率が化粧
シートの熱拡散率よりも低いこと。
【0007】上記の記載から容易に理解されるように、
断熱材の具体的素材は、成形に用いる積層用化粧シート
の素材との関係で適宜選択される。一例として、化粧シ
ートとして、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ABS、
ポリプロピレン等の合成樹脂シ−トを用いる場合は、シ
リコンゴムを含むシリコン樹脂、弗素樹脂、PET、ポ
リイミド、PEN、三酢酸セルロース等の合成樹脂等が
上記の条件を満たす材料となる。
【0008】また、断熱シ−トは成形品の表面全体を被
覆するように設ける必要はなく、成形品に対し鏡面平滑
を付与したいが、曲面形状への追従成形が不要な部分の
みを被覆するように設ければよい。例えば、図1―Wの
様な成形品形状の場合は、上部平坦面部分のみを被覆す
る。さらに、断熱材の厚さも積層用化粧シートにどのよ
うな温度条件を与えるかにより適宜設定すればよい。最
適厚は実験的に決定するが通常数100μm〜数mm程度
である。また断熱材被覆部の周囲の境界線の跡が化粧シ
ート上に残りにくくするためには断熱シート周囲の切断
端面を丸みを帯びた形状にしておくとよい。
【0009】
【作用】上述のごとき構成によれば、合成樹脂シートの
基材の外表面に密着する部分の所要箇所に断熱材を積層
した状態で上部チャンバを加圧してゴム状弾性膜により
合成樹脂シートを基材の外表面に密着積層させることと
なるので、成形時、合成樹脂シートの温度は、断熱材が
積層されていない部分と比較して積層されている部分は
低い温度に維持される。従って、厚地の化粧シートに十
分な成形性を与え得るべく比較的高温度にまで加熱した
場合でも、断熱材が積層されている部分は相対的に低い
温度に維持することが可能となり、表面に鏡面性を必要
とする化粧シートを用いて成形する場合であってもその
部分に断熱材を積層しておくことにより鏡面性を維持し
た状態で厚地の化粧シートを基材の外表面に密着させる
ことが可能となる。
【0010】
【実施例】以下に添付の図を参照して本発明を実施例に
ついて詳細に説明する。図1は本発明を実施するために
用いられる真空プレス積層成形装置の一例を示してい
る。真空プレス積層成形装置は、流体圧シリンダ装置1
により上下方向に駆動される上部チャンバ部材3と固定
の下部チャンバ部材5とを有している。
【0011】上部チャンバ部材3は下方開口の箱状をな
し、これの下方開口部には下面開口を塞ぐよう耐熱性の
ゴム状弾性膜7が装着されている。これにより上部チャ
ンバ材3の内側に密閉構造の上部チャンバ9が画定され
る。上部チャンバ部材3の天井面部にはヒータ11が取
り付けられている。下部チャンバ部材5は上方開口の箱
状をなし、これの上方開口部には多孔構造の基材載置プ
レート13が取り付けられている。基材載置プレート1
3の中央部には基材載置台15が取り付けられており、
基材載置台15に基材Wが載置されるようになってい
る。
【0012】上部チャンバ部材3には上部チャンバ9に
対する空気の給排を行う上部ポート21が、下部チャン
バ部材5には下部チャンバ19に対する空気の給排を行
う下部ポート23が各々設けられている。上部ポート2
1と下部ポート23の各々にはこの各ポートをドレンポ
ート31d、33dと空気圧供給ポート31s、33s
の何れかに選択的に接続する切換弁31、33が接続さ
れている。切換弁31の空気圧供給ポート31sには更
にもう一つの切換弁35が接続されており、切換弁35
は空気圧供給ポート31sを空気加圧ポンプ41と真空
ポンプ43の何れか一方に選択的に接続するようになっ
ている。切換弁33の空気圧供給ポート33sは真空ポ
ンプ43に直接的に接続されている。
【0013】なお、この装置は一つの例にすぎず、本質
的に本発明においては従来知られている真空プレス積層
成形装置をすべてそのままで使用し得る。次に上述のご
とき構成よりなる真空プレス積層成形装置を用いて本発
明による真空プレス積層成形方法を実施する手順につい
て、図1ないし図3を参照して説明する。
【0014】先ず、図1に示されているごとく、基材載
置台15上に設置した基材W上に化粧シートSをセッテ
ィングした後、鏡面仕上げを必要とする化粧シ−トの表
面部分にシリコンゴムのような断熱材Pを密着させる。
次いで、ヒ−タ11に通電し発熱させることによりゴム
状弾性膜7を加熱する。この加熱は用いる化粧シ−トの
材質及び厚さにより適宜選定されるが、通常100℃程
度に加熱する。
【0015】化粧シートSは着色PVCシートと透明ア
クリルシートとの間に絵柄層を有する厚さ0.2mm程
度のPVCラミネートシートの着色PVCシート裏面に
基材シ−トとして0.8mm程度のPVCシ−トを積層
した全体の厚みが1mm程度のものであってよく、これ
の基材Wとの接合面にはウレタン系ホットメルト接着剤
が塗布されている。
【0016】次に流体圧シリンダ装置1により上部チャ
ンバ部材3を降下させ、図2に示されているごとく、下
部チャンバ部材5に接合させ、いわゆる、型締めを行
う。これにより既に加熱軟化しているゴム状弾性膜7は
化粧シートSに密着し、ゴム状弾性膜7の熱が断熱材P
及び化粧シートSへ伝導し、化粧シートSの加熱軟化が
行われる。この過程において、断熱材Pで被覆されてい
ない部分の化粧シ−ト面にはゴム状弾性膜7の熱が直接
伝導されるので、その部分の化粧シ−トはゴム状弾性膜
7とほぼ同温度にまで加熱され軟化するが、断熱材Pで
被覆されている部分の化粧シ−ト面には断熱材Pを介し
てゴム状弾性膜7の熱が伝導されることとなり、断熱材
Pの熱拡散率が化粧シートの熱拡散率よりも低いことと
相まって、この部分は相対的に他の部分すなわち断熱材
により被覆されていない部分よりも低温状態に維持され
る。従って、厚地の化粧シ−トに十分な成形性を与える
温度までにゴム状弾性膜7を加熱して成形したとして
も、断熱材で被覆されている部分は相対的に低温に保た
れることから、化粧シ−トが鏡面性を有しているもので
あってもその鏡面性を失うことなく成形が行われる。ま
た、仮に、何らかの事情により断熱材で被覆された部分
が軟化した場合であっても、断熱材の面を鏡面加工して
おく、あるいは成形品の所望の表面光沢度を得られるだ
けの平滑度を持たしておくことにより、断熱材の表面の
平滑度が化粧シ−ト表面に賦形され、鏡面性は維持され
得る。
【0017】次に切換弁33を切り換えて下部ポート3
1を空気圧供給ポート33sに接続し、下部ポート31
を真空ポンプ43に接続する。これにより下部チャンバ
25が減圧され、下部チャンバ25内の空気が外部が排
除されて下部チャンバ25が真空状態になる。次に切換
弁35を切り換えて空気圧供給ポート31sを空気加圧
ポンプ41に接続する。これにより上部チャンバ9に加
圧空気が供給されて上部チャンバ9が加圧され、上部チ
ャンバ9と下部チャンバ25との間に差圧が生じるよう
になる。この差圧によりゴム状弾性膜7は、図3に示さ
れているごとく、断熱材P及び化粧シートSを介して基
材Wの外表面に、これを包むように密着する。
【0018】この後に、切換弁31を切り換えて上部ポ
ート27をドレンポート31dに接続し、上部チャンバ
9を大気圧に戻すことにより、ゴム状弾性膜7は元の状
態に戻って化粧シートSより離れる。これにより断熱材
Pをその表面に載置した状態で化粧シートSが基材Wの
外表面に密着し、積層成形がなされる。そして切換弁3
3を切り換えて下部ボ−ト31をドレンポート33dに
接続し、下部チャンバ25を大気圧に戻し、流体圧シリ
ンダ装置1により上部チャンバ部材3を上昇させ、成形
体上から断熱材を除去することにより、一回の真空プレ
ス積層成形が完了する。
【0019】なお、化粧シートSの材料としては、特に
限定はなく、通常用いられている、ポリ塩化ビニル,ポ
リ塩化ビニリデン,ポリ酢酸ビニル−塩化ビニル共重合
体,ポリフッ化ビニル,ポリビニルブチラール,ポリフ
ッ化ビニリデン等のビニル重合体、ポリスチレン、アク
リルスチレン、ABS等のスチレン系樹脂、ポリメタク
リル酸エチル,ポリメタクリル酸メチル,ポリアクリロ
ニトリル等のアクリル樹脂、ポリエチレン,ポリプロピ
レン,ポリメチルペンテン等のポリオレフィン、酢酸セ
ルロース,ニトロセルロース等のセルローズ誘導体、ナ
イロン6,ナイロン66等のポリアミド樹脂、ポリエチ
レンテレフタレート,ポリエチレンテレフタレート−イ
ソフタレート共重合体,ポリブチレンテレフタレート,
ポリアクリレート等のポリエステル樹脂、ブタジエン,
クロロプレンゴム、シリコンゴム等のゴム系樹脂、ビニ
ロン,ポレビニルアルコール等のポリビニルアルコール
系樹脂、ポリカーボネート等の単層シート又は複数層積
層シートを適宜用いることができる。
【0020】また、化粧シートSには、意匠性の賦与の
ために、シートに着色、各種模様印刷、金属蒸着等が施
されてよい。また、化粧シートSと基材Wとの接着性の
向上のために、シート表面にコロナ放電処理、公知の各
種プライマ塗工等が行われてもよい。次ぎに、本発明の
方法により鏡面性を有する3次元成形品を製造する実際
例について説明する。
【0021】化粧シ−トSとして、0.8mm厚のPV
C基材フィルム上に着色PVCシートと透明アクリルシ
ートとの間に絵柄層を有する厚さ0.2mm程度のPV
Cラミネートシートを積層した全体の厚みが約1mmの
ものであって、透明アクリルシ−トの表面の一部に鏡面
加工を施したものを用いた。断熱材Pとして、0.5m
m厚のシリコンゴムを用いた。
【0022】基材Wとしては、MDF加工品であり、3
00x200x18mmであって表面の曲率が5Rのも
のを用いた。基材Wと化粧シ−トSとの接合面にはウレ
タン変性ビニル樹脂/イソシアネ−ト2液水性エマルジ
ョン(コニシボンドCVC550)を塗布量3〜7g/
2 の割合でスプレーコートした。
【0023】上記の基材W、化粧シ−トSと断熱材Pと
を上記した真空プレス成形装置の基材載置台上にその順
序でセットした(図1)。熱条件として、化粧シートの
断熱材が被覆されていない部分は80℃〜100℃にな
るように、ゴム状弾性膜7を加熱した後、型締めをし
た。ゴム状弾性膜7の自重により化粧シートは被覆され
予熱し、軟化した。その状態を40秒間維持した(図
2)。
【0024】その後、上部チャンバの加圧、下部チャン
バの真空引きを行い、ゴム状弾性膜7を断熱材P及び化
粧シートSを介して基材Wの外表面に、これを包むよう
に密着させ、この状態を120秒間維持した(図3)。
化粧シートの断熱材で被覆された部分の表面温度は50
℃〜55℃であった。得られた成形品は、断熱材で被覆
されていた部分はその鏡面性を保っており、周辺の曲率
部分は化粧シートが基材の形状に沿って十分に成形され
ていた。
【0025】なお、上記の説明では、化粧シートとして
厚地のシートを用いたものを説明したが、本発明の方法
は厚地のシートの場合に特に有効に適用されるものでは
あるが、通常の厚みの化粧シートを用いた成形する場合
に適用しても、その鏡面性の維持に有効であることは容
易に理解されよう。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から理解されるごとく、本発
明による真空プレス積層成形方法よれば、成形時に、伸
びが必要とされる部分には適度な高温が与えられ、表面
の部分には断熱材により低めの温度が与えられるので、
厚地のシートを用いた場合でも、その部分の過剰な熱軟
化を防ぎ、下地の影響を受けることなく鏡面性を保ち、
かつ、3次元成形された高意匠な製品を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による成形方法の最初の工程を図であ
る。
【図2】本発明による成形方法の次の工程を示す図であ
る。
【図3】本発明による成形方法の最後工程を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 流体圧シリンダ装置 3 上部チャンバ部材 5 下部チャンバ部材 7 ゴム状弾性膜 9 上部チャンバ 15 基材載置台 19 下部チャンバ 41 空気加圧ポンプ 43 真空ポンプ W 基材 S 化粧シート P 断熱材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−230935(JP,A) 特開 平4−14434(JP,A) 特開 昭60−192617(JP,A) 特開 昭56−157312(JP,A) 特公 昭60−58014(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 51/00 - 51/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム状弾性膜により下方開口部を塞が
    れ、外部と区分された上下動可能な上部チャンバと該上
    部チャンバのゴム状弾性膜の下方には、上方開口部が多
    孔構造の基材載置プレートを有する下部チャンバとを設
    け、その下部チャンバ上に基材と積層用の合成樹脂シー
    トとをこの順に配置し、ゴム状弾性膜を加熱し、上部チ
    ャンバ内を加圧し、下部チャンバ内を減圧するとともに
    上部チャンバを降下せしめて両チャンバを接合せしめ加
    熱したゴム状弾性膜を介して、上部チャンバと下部チャ
    ンバとに差圧を与えることにより、合成樹脂シートを基
    材の外表面に密着させ、基材と合成樹脂シートとを積層
    する真空プレス積層成形方法において、 合成樹脂シートの基材の外表面に密着する部分の所要箇
    所の表面上に更に断熱材を積層した状態で上記の成形を
    行い、断熱材を間に介して加熱したゴム状弾性膜で合成
    樹脂シートを基材に押圧することを特徴とする真空プレ
    ス積層成形方法。
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