JPH05316832A - 田植機 - Google Patents

田植機

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JPH05316832A
JPH05316832A JP13372492A JP13372492A JPH05316832A JP H05316832 A JPH05316832 A JP H05316832A JP 13372492 A JP13372492 A JP 13372492A JP 13372492 A JP13372492 A JP 13372492A JP H05316832 A JPH05316832 A JP H05316832A
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seedling planting
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planting device
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Kazuo Furukawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機体後進時に苗植付装置が不測に下降するの
を牽制して、走行安全性を向上させる。 【構成】 走行機体に、リンク機構を介して、苗植付装
置を油圧シリンダにより駆動昇降自在に連結し、人為操
作に伴って前記苗植付装置2を接地下降位置と最大上昇
位置付近まで上昇する位置とに亘って、切り換え昇降駆
動させるための昇降操作スイッチSW1を備え、走行機
体の変速装置15を後進走行状態に設定すると苗植付装
置を強制上昇させるよう制御し、走行機体の変速装置1
5が後進走行状態に設定されている間は、昇降操作スイ
ッチSW1の操作に伴う苗植付装置の下降作動を牽制す
る牽制具18を備えてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行機体に、リンク機
構を介して、苗植付装置を昇降用アクチュエータにより
駆動昇降自在に連結するとともに、人為操作に伴って前
記苗植付装置を接地下降位置と最大上昇位置付近まで上
昇する位置とに亘って、切り換え昇降駆動させるための
昇降操作スイッチを備え、走行機体を後進走行状態に設
定すると苗植付装置を強制上昇させる上昇制御手段を備
えてある田植機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記したような田植機は、圃場での植付
け作業中の畦際旋回走行における操縦操作性を向上させ
るために、苗植付装置の昇降用操作を操作ストロークの
少ないスイッチ操作により行えるようにするとともに、
圃場において走行機体を後進させる場合に、機体後部に
装着された苗植付装置が畦等に衝突するおそれがあるた
めに、機体後進時には苗植付装置を強制的に上昇させ
て、苗植付装置の損傷を未然に防止するようにしたもの
であるが、従来では、前記昇降操作スイッチによる昇降
操作モードと、機体後進時での上昇操作モードとは各別
に並列状態で制御作動させるよう構成したものが考えら
れた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来構
成によると、前記上昇制御手段によって苗植付装置が上
昇操作されている機体後進走行時に、操縦者が誤って昇
降操作スイッチに手が接触して昇降操作スイッチが操作
されてしまうと、この昇降操作スイッチの操作に基づい
て下降操作モードに切り換わり、苗植付装置がその位置
から下降してしまうことが考えられる。前記昇降操作ス
イッチは、その操作性を考慮してステアリングハンドル
の近傍に配備され、しかも、操作し易い状態に配備され
るから、操縦者が機体後方を見ながらハンドル操作する
後進時には、昇降操作スイッチに接触して誤操作するお
それが大となる。本発明は上記不具合点を解消すること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載した田植機において、走行機体の変速装置が後
進走行状態に設定されている間は、前記昇降操作スイッ
チの操作に伴う苗植付装置の下降作動を牽制する下降牽
制手段を備えてある点にある。
【0005】
【作用】圃場での作業中に畦際等で植付け条の位置合わ
せを行うために機体を後進させているような場合、操縦
者が誤って昇降操作スイッチを操作した場合であって
も、上昇制御手段によって上昇操作されている苗植付装
置が、操縦者の意に反して下降操作するのを防止できる
ことになる。そして、機体の変速装置を後進状態から前
進状態に切り換えられると、上記したような牽制状態が
解除され、昇降操作スイッチの人為操作に基づいて苗植
付装置の接地下降操作が可能となる。
【0006】
【発明の効果】従って、圃場での畦際旋回時において植
付け条の位置合わせ等のために、機体を後進走行させて
いるとき、誤操作により昇降操作スイッチが操作されて
も、不測に苗植付装置が下降して畦等への衝突による損
傷を未然に防止することができ、操縦者が機体前方を見
ながら操縦する前進走行状態に設定されて始めて昇降操
作スイッチによる人為的な下降操作が可能となり、作業
を安全に行えるものとなった。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図6
に乗用型田植機を示している。この田植機は乗用型走行
機体の後部に平行四連リンク機構1を介して昇降自在並
びに前後軸芯周りで左右ローリング自在に苗植付装置2
を連結して構成してある。苗植付装置2は、フレーム兼
用の植付伝動ケース3に、一定ストロークで往復横移動
する苗のせ台4、苗のせ台4の下端部から一株づつ植付
け用苗を取り出して圃場に植付ける複数の植付機構5、
左右に並列配備した3個の接地フロート6等を備えてな
り、油圧シリンダ7〔アクチュエータの一例〕の伸縮駆
動により昇降作動するよう構成し、かつ、図5に示すよ
うに、後リンク1aと苗のせ台4の裏面側とに間に設け
られた電動モータ8とネジ送り機構9とで構成されるロ
ーリング作動機構10によりローリング作動するよう構
成してある。そして、前記油圧シリンダ7に対する油圧
制御弁Vは電磁式に構成され、この電磁制御弁Vは、マ
イクロコンピュータを備えた制御装置11により駆動制
御するよう構成してある。つまり、図4に示すように、
機体操縦部の運転座席12の横側に配備した昇降レバー
13の操作により、人為的に上昇作動、下降作動並びに
中立停止状態を現出できるよう構成し、ステアリングハ
ンドル14の近くに配設された揺動操作式昇降操作スイ
ッチSW1により、上昇作動と下降作動とを交互に現出
できるよう構成してある。つまり、昇降レバー13の操
作量を第1ポテンショメータPM1により検出し、前記
制御装置11がこの第1ポテンショメータPM1の検出
値を所定レベル毎にゾーン判別して、上昇位置、中立位
置、下降位置、植付作業位置の各操作状態に切り換え制
御するよう構成し、上昇位置に操作されると、油圧シリ
ンダ7を駆動して苗植付装置2を最大上昇位置まで上昇
させ、中立位置に操作されると苗植付装置2をその位置
で保持し、昇降レバー13が下降位置及び植付作業位置
のいずれかの操作位置にあるとき、後述するような自動
昇降制御作動を実行するよう制御プログラムが構成され
ている。前記昇降操作スイッチSW1は所定方向に戻り
付勢されており、その戻り付勢力に抗して揺動操作する
とその操作に基づいて制御装置11が上昇操作モードと
接地下降モードとに切り換え制御するよう構成してあ
る。即ち、苗植付装置2が植付け作業用接地位置にある
とき、昇降操作スイッチSW1を操作すると、制御装置
11は電磁制御弁Vを強制的に上昇操作位置に切り換
え、苗植付装置2を上昇させるよう制御し、その後、再
度、昇降操作スイッチSW1を操作すると、制御装置1
1が電磁制御弁Vを下降位置に切り換え、上昇している
苗植付装置2を接地下降させるよう制御するのである。
植付作業状態では、苗植付装置2の対地高さを所定値に
維持する昇降制御手段Aを制御装置11に制御プログラ
ム形式で備えてある。即ち、左右中央の接地フロート6
を後部支点周りで上下揺動自在に支持するとともに、苗
植付装置2の対地高さの変化に伴うこの接地フロート6
の前部側における接地圧変動に基づく相対上下動を第2
ポテンショメータPM2により検出して、この第2ポテ
ンショメータPM2の出力値が所定の設定領域内に収ま
るよう制御装置11が油圧シリンダ7の電磁制御弁Vを
制御して苗植付装置2を所定対地高さに維持するのであ
る。走行機体のギア式主変速装置15の変速操作レバー
16を後進位置に操作したことを検出する後進検出スイ
ッチSW2を備え、この後進検出スイッチSW2が検出
状態になると、自動的に電磁制御弁Vを苗植付装置2の
上昇操作状態に設定して強制上昇させる上昇制御手段B
を制御装置11に制御プログラム形式で備えてある。前
記後進検出スイッチSW2は、図1、図3に示すよう
に、ハンドルポスト19にブラケット20を介して支持
され、後進位置に操作すると変速操作レバー16の中継
揺動アーム21が接当して検出作動するよう構成してあ
る。前記昇降スイッチSW1や後進検出スイッチSW2
の作動に伴って苗植付装置2が最大上昇位置近くまで上
昇したことを検出するリミットスイッチSW3を走行機
体の後輪フェンダ部17に取付け、上昇作動に伴ってリ
ンク機構1の途中部が接当作用して検出作動するよう構
成し、このリミットスイッチSW3の検出作動に基づい
て制御装置11が電磁制御弁Vを中立位置に切り換え制
御して油圧シリンダ7の上昇側駆動を自動停止させるよ
う構成してある。そして、走行機体の主変速装置15が
後進走行状態に設定されている間は、前記昇降操作スイ
ッチSW1の操作に伴う苗植付装置2の下降作動を牽制
する下降牽制手段を備えてある。つまり、変速操作レバ
ー16が後進位置に操作されると、昇降操作スイッチS
W1の操作を牽制する牽制具を変速操作レバー16に連
動状態で備えてある。詳述すると、図2に示すように、
前記昇降操作スイッチSW1は、ステアリングハンドル
14の右側下方近くにおいて、ハンドルポスト19にブ
ラケット22を介して取付け固定し、その操作片23を
上方に揺動操作することで検出作動が行われ、操作片2
3は下方側に復帰付勢されるよう構成してある。前記変
速操作レバー16は、ステアリングハンドル14の左横
側に配備され、ハンドルポスト19に固定したブラケッ
ト24により横軸芯X周りで前後揺動自在に支持してあ
る。そして、変速操作レバー16の回動支軸部に揺動ア
ーム25を固定してある。そして、昇降操作スイッチS
W1の近くにブラケット26を介して横支軸27を回動
自在に支持し、この横支軸27に形成したアーム28と
前記揺動アーム25とをロッド29を介して連動連結
し、前記横支軸27には、変速操作レバー16が後進位
置に操作されると、スイッチ操作片23の上方にほぼ接
当して上方操作を牽制する牽制作動アーム18〔牽制具
の一例〕を一体的に形成してある。又、変速操作レバー
16を後進位置から中立位置あるいは前進走行位置に切
り換え操作すると、牽制作動アーム18は昇降操作スイ
ッチSW1から離間してスイッチ操作可能な状態に切り
換わるよう構成してある。このようにして下降牽制手段
を構成してある。
【0008】〔別実施例〕前記下降牽制手段は、制御装
置11に制御プログラム形式で備えるものでもよい。つ
まり、前記後進検出スイッチSW2が検出状態であると
きは、昇降操作スイッチSW1の操作信号が入力されて
も、電磁制御弁Vの下降側への切り換え制御を停止し、
後進検出スイッチSW2が非検出状態になった後、昇降
操作スイッチSW1の操作に基づいて電磁制御弁Vの下
降側への切り換え制御を可能とするよう制御する構成で
ある。
【0009】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】主変速レバー配設部の側面図
【図2】昇降操作スイッチ配設部の平面図
【図3】主変速レバー支持部の切欠平面図
【図4】制御ブロック図
【図5】ローリング駆動機構の正面図
【図6】田植機の全体側面図
【符号の説明】
1 リンク機構 2 苗植付装置 15 変速装置 B 上昇制御手段 SW1 昇降操作スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体に、リンク機構(1)を介し
    て、苗植付装置(2)を昇降用アクチュエータ(7)に
    より駆動昇降自在に連結するとともに、人為操作に伴っ
    て前記苗植付装置(2)を接地下降位置と最大上昇位置
    付近まで上昇する位置とに亘って、切り換え昇降駆動さ
    せるための昇降操作スイッチ(SW1)を備え、走行機
    体の変速装置(15)を後進走行状態に設定すると苗植
    付装置(2)を強制上昇させる上昇制御手段(B)を備
    えてある田植機であって、走行機体の変速装置(15)
    が後進走行状態に設定されている間は、前記昇降操作ス
    イッチ(SW1)の操作に伴う苗植付装置(2)の下降
    作動を牽制する下降牽制手段を備えてある田植機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010178717A (ja) * 2009-02-09 2010-08-19 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 移植機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010178717A (ja) * 2009-02-09 2010-08-19 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 移植機

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