JPH05316732A - 全波整流装置 - Google Patents

全波整流装置

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JPH05316732A
JPH05316732A JP4119161A JP11916192A JPH05316732A JP H05316732 A JPH05316732 A JP H05316732A JP 4119161 A JP4119161 A JP 4119161A JP 11916192 A JP11916192 A JP 11916192A JP H05316732 A JPH05316732 A JP H05316732A
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一豊 成田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】発電機のブラケットなどの、全波整流装置が取
付られるべき熱伝導性の高い部材による放熱性が充分に
利用でき、小型で軽量の全波整流装置を提供すること。 【構成】第1の放熱板7と第2の放熱板9の整流素子8
a〜、10a〜が取付けられている面と反対側の面を平
面に形成すると共に、これらの少なくとも一部に重ね合
わせ部分を形成させ、この重ね合わせ部分に絶縁性シー
ト11を設け、この絶縁性シート11を介して第1の放
熱板7と第2の放熱板9の間に熱的結合が与えられるよ
うにしたもの。 【効果】放熱板7、9から交流発電機のブラケットへの
熱伝達を極めて良好にすることができるから、このブラ
ケットによる冷却効果が充分に活かされ、この結果、放
熱板7、9が小さくて済み、小型で軽量にすることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用交流発電機に組
込まれ、その出力を整流するために使用される全波整流
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などでは、それに装備されている
各種の電装品を働かせるための電源が必要であり、この
ため、エンジンで駆動される直流発電機が用いられてい
るが、この発電機としては、従来からACダイナモ、或
いはオルタネータなどと呼ばれる三相全波整流装置が組
込まれた三相交流発電機が主として用いられている。
【0003】そして、この三相交流発電機に組込まれる
三相全波整流装置としては、特公昭57−46218号
公報の記載を代表例として示すと、凹状加工を施した一
対の放熱板を用い、これら2枚の放熱板の凹状加工部
に、同一放熱板内では整流方向を揃え、異なる放熱板間
では整流方向が異なるように3個づつ固着した半導整流
体素子と、異なる放熱板に固着された半導体整流素子相
互を接続する3個の交流側端子とで構成されたものが用
いられている。
【0004】ところで、この車両用発電機に使用される
全波整流装置は、車両の燃費低減の点から、それ自身は
小形で軽量であることが望ましく、且つ、放熱性の面か
らみても、それが極力効率良く行われることが望まし
く、このため、従来から各種の改良が進められてきた。
【0005】すなわち、車両用交流発電機は、エンジン
の近傍に配置されており、且つ、その全波整流装置は、
交流発電機のブラケットの内部に取付けられて使用され
ることから、放熱性の面で配慮が必要な上、その他、種
々過酷な条件下で使用されるため、それに対応して種々
の対策が取られてきているのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、交流
発電機のブラケットによる放熱性改善について充分な配
慮がされておらず、全波整流装置をブラケットに取付け
た際、一対の放熱板の内の一方の放熱板はブラケットと
同電位になるためブラケットに直接接触させることがで
きるが、他方の放熱板はブラケットに対して絶縁されな
ければならないことから、直接ブラッケットには接触出
来ず、このため、ブラケットを放熱材として利用するこ
とによる放熱効果が充分に得られないという問題があ
り、且つ、上記したように、半導体整流素子を固着した
一対の放熱板には、それぞれ収納部に凹状加工を施すの
が一般的であり、この結果、ブラケットに取付けた際、
この凹状加工部の底部での接触しか得られないため、ブ
ラケットを放熱材として利用しょうとした場合、接触面
積が少なくなって充分な熱伝達効率が得られないという
問題があり、この結果、放熱板を大きくせざるを得ず、
小形軽量化が困難であるという問題があった。
【0007】本発明の目的は、発電機のブラケットなど
の、全波整流装置が取付られるべき熱伝導性の高い部材
による放熱性が充分に利用でき、小型で軽量の全波整流
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、第1の放熱
板と第2の放熱板の上記整流素子が取付けられている面
と反対側の面を平面に形成すると共に、これらの少なく
とも一部に重ね合わせ部分を形成させ、この重ね合わせ
部分に絶縁層を設け、この絶縁層を介して上記第1の放
熱板と第2の放熱板の間に熱的結合が与えられるように
するか、第1の放熱板と第2の放熱板の上記整流素子が
取付けられている面と反対側の面を平面に形成すると共
に、上記第1の放熱板と第2の放熱板の内の一方の放熱
板の上記反対側の面に絶縁層を設け、上記第1の放熱板
と第2の放熱板の内の他方の放熱板が直接接触している
熱伝導性の高い部材に、上記一方の放熱板が上記絶縁層
を介して熱的に結合されるようにして達成される。
【0009】
【作用】1対の放熱板の内の一方の放熱板の底部全面を
交流発電機のブラケット部に接触させた状態で取付けで
き、且つ、他方の放熱板も、上記絶縁層と上記一方の放
熱板を介して、或いは上記絶縁層だけを介して熱的結合
が得られるため、上記ブラケットによる大きな放熱効果
が期待でき、軽量化と小型化を充分に図ることができ
る。
【0010】上記絶縁層は、2枚の放熱板の間に挾ま
れ、電気的には充分なアイソレーションを保ちながら、
可能な限り良好な熱伝達が得られるものでなければなら
ないから、絶縁耐圧が高く、熱伝導性の高いことが要望
され、更には耐熱性に優れていることが望ましい。
【0011】そして、これらの要求を満たす材料であれ
ば特定の必要は無いが、例えばシリコーン樹脂系の厚み
が100μm〜500μm位のシートを用い、極力放熱
板との接触面積を高めるような配慮をのもとで使用すれ
ば良い。勿論、シートの代わりに薄膜層として形成する
ようにしてもよい。
【0012】また、上記放熱板は、平板のアルミニウム
にプレス加工等により、予め孔明け加工などを施したも
のを用い、半導体素子の金属容器には、放熱板の穴加工
部に圧入して取付けができるよう、ローレット加工を施
しておき、放熱板の底部と金属容器の底部とが同一面と
なるようにして取付けするのが望ましい。
【0013】さらに詳しく説明すれば、車両用全波整流
装置は、エンジンが始動され、交流発電機が発電を開始
したら、これから得られる交流を全波整流して直流に変
換する働きをする。そして、この動作時に於ける冷却の
目的で放熱板が取付けられており、この冷却は外気から
の強制空冷と、放熱板及びブラケットからの放射、対流
による熱伝達によって行なわれる。この冷却の尺度を冷
却板と空気間の熱抵抗で表わすと R=1/〔(hr+hc)・A・η〕 ここで R;放熱板−空気間熱抵抗 hr;放射による熱伝達率 hc;対流による熱伝達率 A;放熱板の表面積 η;放熱板の冷却効率 となり、熱伝達率、放熱板の表面積、放熱板の冷却効率
等を改善することで達成される。
【0014】本発明は、1対の放熱板の内の片方の放熱
板の底部全面をブラケットに接続させることにより上記
熱抵抗の改善を図り、更にもう一方の放熱板について
も、それ自身は直接ブラケットには接触出来ないが、極
力それと同等の効果を得るために、絶縁材であり、且つ
放熱板間の熱伝達にも寄与出来る薄膜のシート材を介す
ものである。このシート材の厚さは、絶縁耐圧と熱伝達
の双方から選ぶ必要があり、前者の点からは極力厚く、
後者の点からは極力薄いことが望ましいことになり、こ
の関係を観ながら決める必要がある。
【0015】
【実施例】以下、本発明による全波整流装置について、
図示の実施例により詳細に説明する。図1は本発明の一
実施例の平面図で、図2は、この図1のA、B、C、D
に沿った断面図、そして図3はこの実施例の回路図を示
したもので、これらの図において、1は浅い円筒形をし
たカップ状の金属容器、2はPn接合を有する半導体チ
ップ、4は交流側の出力リード導体、6はシリコーン樹
脂層、7は第1の放熱板、8a、8b、8cは直流正極
側の半導体整流素子、9は第2の放熱板、10a、10
b、10cは直流負極側の半導体素子、11は絶縁性シ
ート、12は端子台、そして13はビスである。
【0016】半導体チップ2は、金属容器1の内部の底
面に一方の主面が接合され、その他方の主面にはリード
導体4の一部をなすヘッダー部41が接合されており、
直流正極側の整流素子8a、8b、8cでは、n側主面
が金属容器1の内部の底面に接合されており、直流負極
側の整流素子10a、10b、10cでは、p側主面が
金属容器1の内部の底面に接合されている。そして、こ
の半導体チップ2は、その表面が第1のリード部42に
達するようにして金属容器1内に充填されたシリコーン
樹脂層6により保護されている。
【0017】リード導体4は、半導体チップ2の主面に
接合されたヘッダー部41と、このヘッダー部41から
垂直方向に延びる第1のリード部42と、この第1のリ
ード部42に連なる扁平の湾曲部43と、この湾曲部4
3に連なる第2のリード部44とから形成されている。
【0018】第1の放熱板7は比較的厚手のアルミニウ
ムなどの金属板で作られ、プレス加工などにより貫通孔
が形成してあり、これに整流素子8a、8b、8cが圧
入されて取付けられているものであり、同じく第2の放
熱板9も比較的厚手のアルミニウムなどの金属板で、同
じくプレス加工などにより形成した貫通孔に整流素子1
0a、10b、10cが圧入取付けられているものであ
る。
【0019】そして、これら第1の放熱板7の底面部と
第2の放熱板9の表面部との間に絶縁性シート11を介
在させた上で、これら第1の放熱板7と絶縁性シート1
1、それに第2の放熱板9を積層し、固定すると共に、
第3図に示した回路を構成するために、例えばエポキシ
樹脂の中に金属製端子が予め埋め込まれた端子台12を
ビス13等で取付けした構成となっている。
【0020】ここで大事なことは、第1の放熱板7、及
び第2の放熱板9は各々底部、表面部とも平坦な形状に
なるようにしてあることで、これにより最終的に発電機
のブラケットに取付けたときの冷却効果を高めることが
出来る。
【0021】また、第1の放熱板7と第2の放熱板9の
間に介在させた絶縁性シート11としては、絶縁性、熱
伝導性などを考慮し、材質、厚さなどを選定することに
なるが、この実施例では、更に耐熱性、加工性等も考慮
して、シリコーン樹脂からなる絶縁性シート11を用
い、その厚さについては、下限側は特に絶縁性を考慮し
て100μm、上限側は特に熱伝導性を考慮して500
μmとした。
【0022】次に、これら図1及び図2に示す全波整流
装置の製法について説明する。まず、金属容器1の底面
上に半田箔、半導体チップ2、半田箔、リード4を積層
した状態で加熱して、これらが一体となったサブアッセ
ンブリを作る。次にねこのサブアッセンブリの金属容器
1に、液状のシリコーン樹脂6を充填する。液状のシリ
コーン樹脂6は大気中、或いは N2ガス雰囲気中で所定
の温度、時間で加熱することにより硬化し、半導体素子
8a〜、及び半導体素子10a〜が完成する。
【0023】一方、例えばアルミニウム板材に予め貫通
孔を設け、所定の形状に加工して第1の放熱板7及び第
2の放熱板9を作成する。そして、まず、3個の半導体
素子8a〜を第1の放熱板7の貫通孔部に圧入方式で金
属容器1の底部と第1放熱板7の底面部とが同一面状と
なるようにして取付ける。同様に、3個の半導体素子1
0a〜を第2の放熱板9に取付ける。
【0024】次に、所定の形状に加工された絶縁性シー
ト11を第2の放熱板9上にセットし、この上に更に第
1の放熱板7の底部を重ね合せてセットする。そして、
更にこの第1放熱板7の外縁側の上に端子台12をセッ
トし、ビス13で固着すると共にリード導体4を電気的
に接続してやることにより、この実施例による全波整流
装置が完成する。
【0025】こうして、完成した本発明の実施例による
全波整流装置は、交流発電機のブラケットに直接第2の
放熱板9が接触した状態で取付けられるが、このとき、
この実施例では、第2の放熱板9の底面が平面をなして
いるので、第2の放熱板9は充分に密着した状態でブラ
ケットに接触し、この結果、第2の放熱板9の熱は効果
的にブラケットに伝達されと共に、第1の放熱板7の熱
も、絶縁性シート11を介して第2の放熱板9に効率的
に伝達されているから、結局、この実施例によれば、ブ
ラケットによる冷却効果が最大限に活かされ、充分な冷
却状態を得ることができる。
【0026】ここで、この実施例による全波整流装置を
備えた発電機を車両に搭載し、エンジンに実装したとき
の効果を確認する方法として、ある一定の冷却条件で、
放熱板の表面積を同一とし、この実施例による全波整流
装置と、従来の全波整流装置について、特に条件が厳し
い第1の放熱板7にサーモカップル(温度センサ)を取付
け、実際の運転時に於ける放熱板の温度上昇を比較する
方法で評価を行なってみたところ、本発明の実施例は、
従来技術に比して、明らかに低い温度上昇値となること
を確認した。
【0027】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。まず、図4の実施例は、第1の放熱板7と第2の放
熱板9に、図2の実施例のように貫通孔を設ける代り
に、半導体素子8a〜、及び半導体素子10a〜の金属
容器1を挿入するための凹部を設け、これに各半導体素
子8a〜と半導体素子10a〜を圧入したものである。
【0028】次に、図5の実施例は、同じく第1の放熱
板7と第2の放熱板9に凹部を設けたものであるが、こ
れに各半導体素子8a〜と半導体素子10a〜を、半田
材14を用いて接着して取付けるようにしたものであ
る。従って、これら図4、図5の実施例によっても、第
1の放熱板7と第2の放熱板9の底面が平面をなしてい
るので、図2の実施例と同様な効果を得ることができ
る。
【0029】次に、図6は、第1と第2の一対の放熱板
7、9が各々半円弧状に作られ、それぞれのブラケット
に対する取付面が同一平面に配置されるようにし、これ
らの外縁側に、ほぼ円弧状の端子台12を取付けて組立
てた本発明の一実施例で、図7は、そのA−A線による
断面図で、第1の放熱板7の底面部には絶縁性シート1
1を配置して、交流発電機のブラケットに取付け、第2
の放熱板は9は直接ブラケットに取付けるようにしたも
のであり、従って、この実施例によっても、ブラケット
のよる放熱効果を充分に利用することができる。
【0030】ところで、以上の実施例では、何れも放熱
板の底部を平面状にし、ブラケットへ取付けたときでの
接触面積を確保するようになっているが、従来の放熱板
形状の如く、半導体素子取付け部の反対側の面が突出し
ている場合でも同様の効果が得られるようにした本発明
の一実施例について、図8の平面図と、図9のブラケッ
ト取付け部を含めたA−A断面図により説明する。この
図8と図9の実施例において、15はブラッケットを表
わし、これに予め放熱板の突出部の逃げ部を作り、第2
の放熱板9は直接ブラケット15に接触させて取付け
し、第1の放熱板7はブラケット15との間に絶縁シー
ト11を介して取付けたものであり、従って、この実施
例によっても、ブラケット15による冷却効果が充分に
利用でき、小型化、軽量化を大いに図ることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、放熱板から交流発電機
のブラケットへの熱伝達を極めて良好にすることができ
るから、このブラケットによる冷却効果が充分に活かさ
れ、この結果、放熱板が小さくて済み、小型で軽量の全
波整流装置を容易に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による全波整流装置の一実施側を示す平
面図である。
【図2】図1のA−B−C−D線による断面図である。
【図3】本発明による全波整流装置の回路図である。
【図4】本発明による全波整流装置の他の一実施側を示
す断面図である。
【図5】本発明による全波整流装置の他の一実施側を示
す断面図である。
【図6】本発明による全波整流装置の他の一実施側を示
す平面図である。
【図7】図6のA−A線による断面図である。
【図8】本発明による全波整流装置の他の一実施側を示
す平面図である。
【図9】図8のA−A線による断面図である。
【符号の説明】
1 金属容器 2 半導体チップ 4 リード導体 6 シリコーン樹脂層 7 第1の放熱板 8a、8b、8c 半導体素子 9 第2の放熱板 10a、10b、10c 半導体素子 11 絶縁性シート 12 端子台 13 ビス 14 半田材 15 ブラケット

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 順方向に直列接続された2個の整流素子
    からなる直列回路を少なくとも2回路有するブリッジ形
    全波整流回路と、上記整流素子の直流正極側共通端子を
    構成する第1の放熱板と、上記整流素子の直流負極側共
    通端子を構成する第2の放熱板とを備えた全波整流装置
    において、上記第1の放熱板と第2の放熱板の上記整流
    素子が取付けられている面と反対側の面を平面に形成す
    ると共に、これらの少なくとも一部に重ね合わせ部分を
    形成させ、この重ね合わせ部分に絶縁層を設け、この絶
    縁層を介して上記第1の放熱板と第2の放熱板の間に熱
    的結合が与えられるように構成したことを特徴とする全
    波整流装置。
  2. 【請求項2】 順方向に直列接続された2個の整流素子
    からなる直列回路を少なくとも2回路有するブリッジ形
    全波整流回路と、上記整流素子の直流正極側共通端子を
    構成する第1の放熱板と、上記整流素子の直流負極側共
    通端子を構成する第2の放熱板とを備えた全波整流装置
    において、上記第1の放熱板と第2の放熱板の上記整流
    素子が取付けられている面と反対側の面を平面に形成す
    ると共に、上記第1の放熱板と第2の放熱板の内の一方
    の放熱板の上記反対側の面に絶縁層を設け、上記第1の
    放熱板と第2の放熱板の内の他方の放熱板が直接接触し
    ている熱伝導性の高い部材に、上記一方の放熱板が上記
    絶縁層を介して熱的に結合されるように構成したことを
    特徴とする全波整流装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の発明において、上記絶
    縁層が100μmから500μm厚のシリコーン系樹脂
    材で構成されていることを特徴とする全波整流装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2の発明において、上記整
    流素子が、カップ状金属容器と、この金属容器の内部の
    底面に一方の主面が接着されたPN接合を有する半導体
    チップと、この半導体チップの他方の主面に接着された
    リードと、半導体チップの露出面を被覆する樹脂層とで
    構成され、上記金属容器を上記第1の放熱板と第2の放
    熱板のそれぞれに形成されている貫通孔にそれぞれ圧入
    することにより、上記整流素子がそれぞれ上記第1の放
    熱板と第2の放熱板に取付けられていることを特徴とす
    る全波整流装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2の発明において、上記整
    流素子が、カップ状金属容器と、この金属容器の内部の
    底面に一方の主面が接着されたPN接合を有する半導体
    チップと、この半導体チップの他方の主面に接着された
    リードと、半導体チップの露出面を被覆する樹脂層とで
    構成され、上記金属容器を上記第1の放熱板と第2の放
    熱板のそれぞれに形成されている凹部にそれぞれ圧入す
    ることにより、上記整流素子がそれぞれ上記第1の放熱
    板と第2の放熱板に取付けられていることを特徴とする
    全波整流装置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2の発明において、上記整
    流素子が、カップ状金属容器と、この金属容器の内部の
    底面に一方の主面が接着されたPN接合を有する半導体
    チップと、この半導体チップの他方の主面に接着された
    リードと、半導体チップの露出面を被覆する樹脂層とで
    構成され、上記金属容器を上記第1の放熱板と第2の放
    熱板のそれぞれに形成されている凹部にろう付けするこ
    とにより、上記整流素子がそれぞれ上記第1の放熱板と
    第2の放熱板に取付けられていることを特徴とする全波
    整流装置。
  7. 【請求項7】 順方向に直列接続された2個の整流素子
    からなる直列回路を少なくとも2回路有するブリッジ形
    全波整流回路と、上記整流素子の直流正極側共通端子を
    構成する第1の放熱板と、上記整流素子の直流負極側共
    通端子を構成する第2の放熱板とを備えた全波整流装置
    において、上記整流素子を、カップ状金属容器と、この
    金属容器の内部の底面に一方の主面が接着されたPN接
    合を有する半導体チップと、この半導体チップの他方の
    主面に接着されたリードと、半導体チップの露出面を被
    覆する樹脂層とで構成し、上記金属容器を上記第1の放
    熱板と第2の放熱板のそれぞれに押出し成形により形成
    されている凹部にろう付けすると共に、上記第1の放熱
    板と第2の放熱板の内の一方の放熱板の上記反対側の面
    に絶縁層を設け、上記第1の放熱板と第2の放熱板に形
    成されている凹部の背面突出部に合わせて凹部が形成さ
    れた熱伝導性の高い部材に上記第1の放熱板と第2の放
    熱板の内の他方の放熱板を直接接触させると共に、この
    熱伝導性の高い部材に上記一方の放熱板が上記絶縁層を
    介して熱的に結合されるように構成したことを特徴とす
    る全波整流装置。
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