JPH05316724A - 過電流制御回路 - Google Patents

過電流制御回路

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JPH05316724A
JPH05316724A JP11786292A JP11786292A JPH05316724A JP H05316724 A JPH05316724 A JP H05316724A JP 11786292 A JP11786292 A JP 11786292A JP 11786292 A JP11786292 A JP 11786292A JP H05316724 A JPH05316724 A JP H05316724A
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JP
Japan
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circuit
overcurrent
control circuit
resistor
circuit section
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Application number
JP11786292A
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English (en)
Inventor
Tomoyoshi Kitamura
智善 北村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2次側出力の過電流保護を1次側のトータル
電流により制御する多出力電源に関し、一次側の過電流
設定抵抗が起動時は大きくなり、起動後の安定動作後は
定格容量に見合った抵抗値になるように設定することを
目的とする。 【構成】 スイッチング回路部1と補助電源回路部3と
電流検出回路部4とを電源トランス2の1次側に有する
多出力電源において、制御回路5に過電流設定回路部6
を設け、該過電流設定回路部6の抵抗R4の一方は補助電
源回路部3のドロッパー回路に接続し、他方はトランジ
スタQ1のコレクタとトランジスタQ2のベースに接続し、
抵抗R1と抵抗R2は直列に接続して両端は制御回路5に接
続し、抵抗R1とR2との接続点はトランジスタQ2のコレク
タに接続し、抵抗R3は一方はドロッパー回路に他方はツ
ェナーダイオードZ1とコンデンサC1とに接続し、電源投
入時は過電流設定回路部6の抵抗(R1+R2)が制御回路
5に挿入され、電源投入後コンデンサC1の立上がりによ
る一定時間後には抵抗R2が短絡されて抵抗R1のみが挿入
されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2次側出力の過電流保護
を1次側のトータル電流により制御する多出力電源の過
電流制御回路に関する。交換機等に使用する多出力電源
装置は、1次側に直流電源−48Vを入力して出力側に+
5V,+12V,−5V等の直流電源を送出し、出力側の
交換機の負荷に対して直流電源を供給する装置である。
【0002】この出力側の負荷の一つにコンデンサイン
プット型の負荷(DC−DCコンバータやフィルター
等)が接続されていた場合、スイッチを投入するとその
出力側に定格を超えた突入電流が流れる。すると1次側
ではトータル電流を超えた電流が流れようとするため、
過電流として出力をしぼり込むよう制御回路が動作す
る。その結果、出力電圧が徐々に低下していき最終的に
は検出回路が低電圧を検出して電源を停止させる。この
突入電流による電源停止をさせないようにする過電流制
御回路が必要である。
【0003】
【従来の技術】従来の多出力電源の回路構成図を図4に
示す。図において、21はスイッチング回路部、22は電源
トランス、23は補助電源回路部、24は電流検出回路部、
25は制御回路、26は過電流設定回路部、27は整流回路
部、28は平滑回路部を示す。入力側に−48V直流電源を
接続し、出力1側から+5V、出力2側から+12V、出
力3側から−5Vの直流電源を負荷側に供給するものと
する。
【0004】電源スイッチ投入時、補助電源回路部23は
直流入力電源−48Vを降圧して−10Vの直流電圧を制御
回路用として制御回路25に供給する。これにより制御回
路25が起動してスイッチング回路部21に発振パルス信号
を供給し、直流を交流に変換して電源トランス22の1次
側に入力し、電源トランス22の2次側からの3方向の出
力電流を整流回路部27で整流し、平滑回路部28で平滑化
して直流電圧を負荷側に送出すると共に、補助電源回路
部23にも−12Vの直流電圧を供給する。
【0005】1次側の電流検出回路部24で入力電流を検
出して検出電圧を制御回路25にフィードバックし、制御
回路25で検出電圧を基準電圧と比較して発振パルス信号
のオンオフ比を調整し、スイッチング回路部21のオンオ
フ比の調整により出力電源を調節する。電流検出回路部
24で過電流を検出した場合、過電流設定回路部26の抵抗
Rにより検出して出力電圧を低下させる。
【0006】上記従来回路において、電源投入時は補助
電源回路部23のドロッパー回路により補助電源−10Vが
制御回路25に供給されるが、電源投入時は補助電源に−
12Vの直流電圧がかからない。出力側の一つにコンデン
サインプット型の負荷が接続されていた場合、電源投入
時の出力は定格を超えた突入電流が流れ、一次側でトー
タル電流を超えた電流が流れようとし、電流検出回路部
24で過電流を検出し、過電流設定回路部26の抵抗Rによ
り検出して電源を停止してしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この突入電流による停
止をさせないようにするためには、出力容量を大きく
する、1次側の電流容量(検出値)を大きくする、等
の方法があるがは起動時にしか必要としない電流容量
を最初から持たせておくためコスト的に無駄であり、ま
た容量を大きくする分トランスや電力部品(FET、ダ
イオード)が大きくなり寸法アップとなってしまう。
【0008】の方法は突入電流に比べ定常電流が小さ
い場合、出力の過電流を1次側で規制しているため、1
次側の過電流を大きくすると突入電流のない他の出力の
過電流も大きくなってしまい、保護しなければならない
電流値以上の電流が負荷へ流れ込み負荷を破壊してしま
う等の問題が発生する。
【0009】本発明は突入電流が流入する負荷に対し
て、コスト・寸法がアップせずかつ過電流保護も対策し
た回路を提供することを目的とする。これはどの出力に
突入電流が流入する負荷を持っていても対応できる回路
形式で、1次側の過電流設定抵抗が起動時は大きくな
り、起動後の安定動作後は定格容量に見合った抵抗値と
なるように設定する回路方式である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の原理構成図を図
1に示す。図において、1はスイッチング回路部、2は
電源トランス、3は補助電源回路部、4は電流検出回路
部、5は制御回路、6は過電流設定回路部、7は整流回
路部、8は平滑回路部を示す。従来回路と異なるのは過
電流設定回路部6であり、抵抗R1, R2, R3, R4, R5とト
ランジスタQ1,Q2とコンデンサC1とツェナーダイオードZ
1とからなる。
【0011】過電流設定回路部6の抵抗R4の一方は補助
電源回路部3のドロッパー回路に接続され、他方はトラ
ンジスタQ1のコレクタとトランジスタQ2のベースに接続
され、抵抗R1と抵抗R2は直列に接続されて両端は制御回
路5に接続され、抵抗R1とR2との接続点はトランジスタ
Q2のコレクタに接続される。抵抗R3は一方はドロッパー
回路に他方はツェナーダイオードZ1とコンデンサC1とに
接続される。
【0012】電源投入時は補助電源回路部3のドロッパ
ー回路により補助電源−10Vが制御回路5と過電流設定
回路部6に供給され、制御回路5によりスイッチング回
路部1をオンオフ起動すると共に、過電流設定回路部6
のコンデンサC1の立上がりにより一定時間後にツェナー
ダイオードZ1が動作してトランジスタQ1がオンし、トラ
ンジスタQ1のオンによりトランジスタQ2もオンして抵抗
R2を短絡する。
【0013】従って制御回路5には電源投入時は過電流
設定回路部6の抵抗(R1+R2)が挿入され、電源投入後
コンデンサC1の立上がりによる一定時間後には抵抗R2が
短絡されて抵抗R1のみが挿入される。即ち平常時は電流
検出回路部4により過電流を検出すると、過電流設定回
路部6の抵抗R1との比較により制御回路5の停止回路を
制御することが出来る。
【0014】
【作用】本回路構成により、起動時と定常時の過電流の
設定値が自動的に切り替わり、起動時は見掛け上、大容
量となり突入電流が流れて垂下動作に入り電圧が低下し
ても電源が停止することはない。また起動時の突入電流
のみ対応すればよいわけなので、常時大容量が流れず一
瞬だけなので電力部品・トランス等の部品に大きなもの
を使う必要がなく、熱設計も考慮しなくてもよいので寸
法も大きくならず、コストアップにもならない。
【0015】また、電源投入時の突入電流発生後は電源
の定格容量に見合った過電流値に自動的に設定されるた
め、負荷に大電流が流れ装置を破損させてしまうような
ことがない。
【0016】
【実施例】本発明の電源トランス1次側の回路構成図実
施例を図2に示す。図において、11はスイッチング回路
部、12は電源トランス、13は補助電源回路部、14は電流
検出回路部、15は制御回路、16は過電流設定回路部を示
す。過電流設定回路部16は抵抗R1, R2, R3, R4, R5とト
ランジスタQ1, Q2とコンデンサC1とツェナーダイオード
Z1とからなる。制御回路15はT1, T2, T3, T4, T5端子に
より内部回路に接続されている。
【0017】制御回路15のT1端子は補助電源回路13のド
ロッパー回路に接続され、電源投入時は−48V電圧の降
圧された電圧−10Vにより起動し、定常時は補助電源回
路部13の定常電圧−12Vにより給電される。T2端子は発
振パルス信号をスイッチング回路部11のFETに供給
し、FETのオンオフにより直流信号を脈流に変換して
電源トランス12の1次側に入力する。電源トランス12は
補助電源回路部13に定常電源−12Vを供給する。
【0018】制御回路15のT3端子とT5端子とは電流検出
回路部14の両端に接続され、1次側の電流を監視して制
御回路15の監視回路に接続し、フィードバック回路によ
りFETのオンオフ比を調整して出力側を調節すると共
に、過電流検出にも用いられる。T4端子とT5端子とは過
電流設定回路部16の監視設定用抵抗R1とR2の両端に接続
される。過電流設定回路部16の抵抗R4とR3は補助電源回
路部13のドロッパー回路に接続される。
【0019】起動時過電流の設定値は補助電源が立上が
るまでトランジスタQ1とQ2がオフしているため、(R1+
R2) の抵抗値となっている。補助電源が立上がるとまず
抵抗R3を通してコンデンサC1の電圧が徐々に上昇してく
る。C1にかかる電圧がツェナーダイオードZ1の閾値を超
えると、トランジスタQ1のVbe間にバイアスがかかりQ1
がオンする。
【0020】トランジスタQ1がオンすると抵抗R4を通し
てトランジスタQ2にバイアスがかかりQ2がオンする。Q2
がオンすると過電流の設定抵抗は見掛け上R1のみとな
り、安定動作後と起動時の設定値を切り替えることがで
きる。また、コンデンサC1はタイマーの役目をして一定
時間後に設定値を切り替える。
【0021】起動時におけるトランジスタのオン特性を
図3に示す。図において、C1の充電電圧がZ1の動作(閾
値)電圧を超える一定時間t後にQ1がオンし、次いでQ2
もオンしてR2を短絡する。
【0022】
【発明の効果】本発明により容量アップせずに簡単な回
路で突入電流の流れる負荷に対応でき、コスト・寸法の
上昇を抑制できる効果があり、また定常動作時の過電流
設定値を変更せずに対応可能であるため負荷に対して信
頼性を低減させる事がない等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理構成図
【図2】 実施例の回路構成図
【図3】 起動時におけるトランジスタのオン特性
【図4】 従来例の回路構成図
【符号の説明】
1,11,21 スイッチング回路部 2,12,22 電源トランス 3,13,23 補助電源回路部 4,14,24 電流検出回路部 5,15,25 制御回路 6,16,26 過電流設定回路部 7,27 整流回路部 8,28 平滑回路部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング回路部(1)と補助電源回
    路部(3)と電流検出回路部(4)とを電源トランス
    (2)の1次側に有し、2次側出力の過電流保護を1次
    側のトータル電流により制御するする多出力電源におい
    て、 制御回路(5)に過電流設定回路部(6)を設け、該過
    電流設定回路部(6)の抵抗R4の一方は補助電源回路部
    (3)のドロッパー回路に接続し、他方はトランジスタ
    Q1のコレクタとトランジスタQ2のベースに接続し、抵抗
    R1と抵抗R2は直列に接続して両端は制御回路(5)に接
    続し、抵抗R1とR2との接続点はトランジスタQ2のコレク
    タに接続し、抵抗R3は一方はドロッパー回路に他方はツ
    ェナーダイオードZ1とコンデンサC1とに接続し、 電源投入時は過電流設定回路部(6)の抵抗(R1+R2)
    が制御回路(5)に挿入され、電源投入後コンデンサC1
    の立上がりによる一定時間後には抵抗R2が短絡されて抵
    抗R1のみが挿入されることを特徴とする過電流制御回
    路。
JP11786292A 1992-05-12 1992-05-12 過電流制御回路 Withdrawn JPH05316724A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009207353A (ja) * 2001-05-04 2009-09-10 Power Integrations Inc エネルギ伝達エレメントの入力にわたる電圧から導かれた電流に応答するための回路および方法

Cited By (2)

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JP2009207353A (ja) * 2001-05-04 2009-09-10 Power Integrations Inc エネルギ伝達エレメントの入力にわたる電圧から導かれた電流に応答するための回路および方法
JP2012085528A (ja) * 2001-05-04 2012-04-26 Power Integrations Inc エネルギ伝達エレメントの入力にわたる電圧から導かれた電流に応答するための回路および方法

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Effective date: 19990803