JP2003125578A - スイッチング電源 - Google Patents
スイッチング電源Info
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- JP2003125578A JP2003125578A JP2001316959A JP2001316959A JP2003125578A JP 2003125578 A JP2003125578 A JP 2003125578A JP 2001316959 A JP2001316959 A JP 2001316959A JP 2001316959 A JP2001316959 A JP 2001316959A JP 2003125578 A JP2003125578 A JP 2003125578A
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Abstract
オンした時に、出力電圧オフ状態を特定時間保持するシ
ーケンス動作を実現する。 【解決手段】 出力端子１９に所定の電圧を出力中の時
は、コンデンサ２４を充電する。ツェナダイオード２０
の降伏電圧以上でオンしているトランジスタ２７に充電
電流が流れる。この状態で電源をオフすると、２次側出
力ラインの電圧がツェナーダイオード２０の降伏電圧以
下になりトランジスタ２７がオフし、コンデンサ２４か
らの放電電流がトランジスタ２６とトランジスタ２９の
ベースに供給されて、コンデンサ２４と抵抗２３，抵抗
２５の時定数で決定される時間だけトランジスタ２６，
２９がオンし、過電圧保護用のフォトカプラ１３が動作
して１次側のメイントランジスタ（５）をオフすると同
時に、トランジスタ２９のオンにより抵抗２８を介して
２次側出力ラインを瞬時に放電する。
Description
に関し、特に、スイッチング電源が動作状態からオフ
し、再オンした時に、出力電圧オフ状態を特定時間保持
するシーケンス動作を実現したスイッチング電源に関す
る。
示すようなＲＣＣ方式のスイッチング電源が知られてい
る。
入されると、整流素子２を介してコンデンサ３の両端に
直流出力が得られる。この整流出力電圧は制御回路６を
介してトランジスタ５のベースに印加され、トランジス
タ５にベース電流が流れて、トランジスタ５はオンす
る。トランジスタ５がオンすると、トランス４の１次側
の巻線Ｎ１に整流出力電流が流れ、これによって、トラ
ンス４の１次側の巻線Ｎ２に電流が流れ、その両端に電
圧が発生し、トランジスタ５をスイッチングさせる。ト
ランジスタ５がオフするとトランス４に蓄えられたエネ
ルギーはトランス４の２次側の巻線Ｎ３に接続された整
流ダイオード９，平滑用コイル７，逆流防止ダイオード
８を介して出力端子１９に出力される。整流ダイオード
９のカソード側では、出力ラインとグランドライン間に
平滑用コンデンサ１０が接続される。
通りに行われる。即ち、１２はフォトカプラであって、
その発光ダイオードはトランス４の出力電圧を分圧抵抗
１５で分圧検出し、発光はシャントレギュレータ１４で
オン／オフし、これを受けた受光トランジスタがスイッ
チングして、トランジスタ５を制御し出力電圧を定電圧
制御する。また、フォトカプラ１２の故障時もしくは何
らかの原因により、トランス４の２次側出力ラインの電
圧が、所定の過電圧検出レベル（降伏電圧）を設定して
いるツェナダイオード１６の降伏電圧以上となった場
合、フォトカプラ１３の発光ダイオード、抵抗１７を介
して電流が流れ、フォトカプラ１３の受光トランジスタ
を動作させることでメインのトランジスタ５がオフされ
る。
路では、電源の負荷として仮に、入力前段にＤＣ／ＤＣ
コンバータを搭載するＰＬＣモジュールがパラレルに接
続された状態で、電源がオフし、直後に再オンした場
合、各モジュール側は、通常、入力低下を監視してリセ
ット動作を開始する。
差から６Ｖ〜１２Ｖで再オンされた場合、全てのモジュ
ールのリセット処理時間が確保できず、リセット完了状
態品とリセット未処理品が混在し、システムが正常に起
動できないという問題が発生する。
したスイッチング電源を提供することにある。
ンスの１次側に供給されるスイッチング電流を制御する
手段の動作を検出信号に応答してオフする動作オフ手段
と、前記トランスの２次側出力ライン上に接続された所
定時定数を持つ充放電手段と、所定の電圧が印加された
ときに前記動作オフ手段に前記検出信号を供給する第１
スイッチ手段と、所定の電圧が印加されたときに前記ト
ランスの２次側出力ラインを放電する第２スイッチ手段
と、前記トランスの２次側出力ライン上の電圧が規定電
圧以下になったことを検出して前記第１および第２スイ
ッチ手段に前記所定電圧として前記充放電手段の放電出
力電圧を印加する第３スイッチ手段とを具えたことを特
徴とする。
記第１スイッチ手段は、前記トランスの２次側出力ライ
ン上の過電圧を検出して前記動作オフ手段に検出信号を
供給する過電圧保護回路に接続したことを特徴とする。
電源オフ時は２次側出力ラインが、ある規定電圧値以下
になると瞬時に電源オフ状態となり、（２）充放電手段
で決定される時定数内はオフ状態を継続する電源が提供
できる。
図である。図１において、図３と同様部分は同一符号を
付した。スイッチング電源の基本動作については、従来
例と同様であるので、図１におけるトランス４の１次側
の構成は図示省略した。また、フォトカプラ１２，１３
の受光トランジスタの出力の接続先は、図３のそれと同
じである。
の電圧を出力中の時、ツェナダイオード２１，ダイオー
ド２２，抵抗２３を介して電流が流れ、コンデンサ２４
を充電する。ここで、ツェナダイオード２１（の降伏電
圧）とツェナダイオード１６（の降伏電圧）は合わせて
過電圧レベル（すなわち、この２つの合計の過電圧レベ
ルは、図３のツェナダイオード１６の降伏電圧と等し
い。）を決定している。また、ダイオード２２は逆流防
止用に接続するものである。
と、ダイオード２２と抵抗２３の中点部から抵抗２５を
通じてトランジスタ２７に電流が流れる。但し、この
時、トランジスタ２７にはツェナダイオード２０を介し
てベース電流が供給されているものとする。
ラインの電圧が徐々に低下してツェナダイオード２０に
よる規定値（降伏電圧）以下になるとトランジスタ２７
がオフし、抵抗２３，２５を介してコンデンサ２４から
の放電電流がトランジスタ２６とトランジスタ２９のベ
ースに供給されて、コンデンサ２４と抵抗２３，抵抗２
５の時定数などで決定される時間だけトランジスタ２
６，２９がオンする。このトランジスタ２６のオンによ
り過電圧保護用のフォトカプラ１３の発光ダイオードが
発光し、受光トランジスタがオンして１次側のメイント
ランジスタ（５）をオフすると同時に、トランジスタ２
９のオンにより抵抗２８を介して２次側出力ラインを瞬
時に放電する。上記の時定数内においては、この状態、
すなわち、１次側のメイントランジスタ（５）のオフ、
および２次側出力ラインの放電状態が継続され、この間
に、再オン指令（電源再投入）が入ったとしても、２次
側出力はオフ状態を継続する。
る、図２の（ｂ）に本発明による、電源オフから再投入
に至る２次側出力の状況を表す電源シーケンス例を示
す。図２から、本発明によってのみ、電源オフ後、再投
入してから所定の遅延時間後に２次側出力がオンしてい
ることが分かる。
オフと、その後の一定時間の電源オフ状態の保持によ
り、例えば、入力部にＤＣ／ＤＣコンバータを搭載する
ＰＬＣモジュール等の負荷をパラレルに接続した場合の
部品のバラツキにより発生することが予想されるオフ／
オン時のシステムエラー回避の為のリセット処理時間な
どが確保できる。これにより、一般用途品からシステム
機器品のさまざまな電源に適用が可能となる。
Claims (2)
- 【請求項１】 トランスの１次側に供給されるスイッチ
ング電流を制御する手段の動作を検出信号に応答してオ
フする動作オフ手段と、前記トランスの２次側出力ライ
ン上に接続された所定時定数を持つ充放電手段と、所定
の電圧が印加されたときに前記動作オフ手段に前記検出
信号を供給する第１スイッチ手段と、所定の電圧が印加
されたときに前記トランスの２次側出力ラインを放電す
る第２スイッチ手段と、前記トランスの２次側出力ライ
ン上の電圧が規定電圧以下になったことを検出して前記
第１および第２スイッチ手段に前記所定電圧として前記
充電手段の放電出力電圧を印加する第３スイッチ手段と
を具えたことを特徴とするスイッチング電源。 - 【請求項２】 請求項１において、 前記第１スイッチ手段は、前記トランスの２次側出力ラ
イン上の過電圧を検出して前記動作オフ手段に検出信号
を供給する過電圧保護回路に接続したことを特徴とする
スイッチング電源。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001316959A JP3763273B2 (ja) | 2001-10-15 | 2001-10-15 | スイッチング電源 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001316959A JP3763273B2 (ja) | 2001-10-15 | 2001-10-15 | スイッチング電源 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003125578A true JP2003125578A (ja) | 2003-04-25 |
| JP3763273B2 JP3763273B2 (ja) | 2006-04-05 |
Family
ID=19134896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001316959A Expired - Lifetime JP3763273B2 (ja) | 2001-10-15 | 2001-10-15 | スイッチング電源 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3763273B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011010414A (ja) * | 2009-06-24 | 2011-01-13 | Fuji Electric Systems Co Ltd | スイッチング電源 |
| JP2012023832A (ja) * | 2010-07-13 | 2012-02-02 | Sanken Electric Co Ltd | 起動回路 |
| KR20150031802A (ko) * | 2013-09-16 | 2015-03-25 | 엘지이노텍 주식회사 | 전압 추종 회로와 이를 구비한 과전압 보호 벅 컨버터 |
| CN112134447A (zh) * | 2019-06-24 | 2020-12-25 | 尼得科智动株式会社 | 开关电源装置 |
-
2001
- 2001-10-15 JP JP2001316959A patent/JP3763273B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR102119576B1 (ko) | 2013-09-16 | 2020-06-08 | 엘지이노텍 주식회사 | 전압 추종 회로와 이를 구비한 과전압 보호 벅 컨버터 |
| CN112134447A (zh) * | 2019-06-24 | 2020-12-25 | 尼得科智动株式会社 | 开关电源装置 |
| JP2021002951A (ja) * | 2019-06-24 | 2021-01-07 | 日本電産モビリティ株式会社 | スイッチング電源装置 |
| JP7198163B2 (ja) | 2019-06-24 | 2022-12-28 | 日本電産モビリティ株式会社 | スイッチング電源装置 |
| CN112134447B (zh) * | 2019-06-24 | 2023-07-25 | 尼得科智动株式会社 | 开关电源装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3763273B2 (ja) | 2006-04-05 |
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