JPH053165Y2 - - Google Patents

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JPH053165Y2
JPH053165Y2 JP1989098861U JP9886189U JPH053165Y2 JP H053165 Y2 JPH053165 Y2 JP H053165Y2 JP 1989098861 U JP1989098861 U JP 1989098861U JP 9886189 U JP9886189 U JP 9886189U JP H053165 Y2 JPH053165 Y2 JP H053165Y2
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JP
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switch
rice
child lock
drawer
cooking
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野及び考案の概要] 本考案は、炊飯器に関するもので、器具の動作
命令をセツトする操作スイツチを操作しても器具
に既にセツトした命令が容易に変更されないよう
にし、これにより、幼児のいたずら等で上記操作
スイツチが操作されることがあつても、器具が予
期しない動作をする恐れを少なくしたものであ
る。
[従来技術及び課題] 最近の炊飯器は、設定時刻が到来したときから
炊飯動作を開始する予約炊飯機能や、粥炊きや玄
米炊飯等の炊飯種類によつて器具制御を変える機
能等、多様な機能を備えたものが多くなつて来
た。
この種炊飯器として例えば第4図に示すような
炊飯器がある。
これは、流し台等と並べて使用する引出し式の
炊飯器で、矩形箱状の本体ケース3に装着された
引出し1には炊飯釜2が着脱自在に載置されてい
る。又、引出し1には、上記炊飯釜2を加熱する
加熱装置30が配設されている。そして、引出し
1の前面上部に形成された器具操作部4には、粥
炊きスイツチ、玄米炊飯スイツチ等の炊飯種類ス
イツチや、予約炊飯開始スイツチ、予約時刻設定
スイツチ、更には、米飯を保温させておく際に投
入する保温スイツチ等、多数の操作スイツチが配
設されている。
ところが、上記の炊飯器では、幼児によるいた
ずら等で上記多数の操作スイツチが押されてしま
つた場合、その時点に於ける器具動作の論理矛盾
(例えば、既に炊飯動作が進行しているのに予約
炊飯スイツチが投入されたような状況)が生じな
い限り、上記操作スイツチの信号が器具の制御装
置側で受け付けられて有効となる。従つて、係る
場合には、器具にセツトした動作命令が変つてし
まい、該炊飯器が所期の動作をしなくなると言う
問題があつた。
本考案はかかる点に鑑みて成されたもので、
『制御装置に対して器具の動作命令をセツトする
為の複数の操作スイツチを具備すると共に、本体
ケース3に装着した引出し1内に炊飯釜2を収容
する形式の炊飯器』に於いて、幼児等が各操作ス
イツチに触れても、器具にセツトした動作命令が
容易に変化しないようにし、これにより、器具が
予測しない動作を行なう心配を少なくすることを
その課題とする。
[手段] 上記課題を解決するための本考案の技術的手段
は、『各操作スイツチの操作信号より優先して判
断され且つ制御装置に上記各操作信号の受け付け
を禁止させる為のロツク信号を出力するチヤイル
ドロツクスイツチを設け、更に、該チヤイルドロ
ツクスイツチ5を上記引出し1内に配設した』こ
とである。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
炊飯器の操作時には、各操作スイツチによつて
該炊飯器の動作命令をセツトした後、引出し1内
に配設したチヤイルドロツクスイツチをロツク状
態にセツトしておく。すると、チヤイルドロツク
スイツチを解除したうえで更に各操作スイツチを
操作しなければ該操作スイツチの信号が器具制御
装置で有効に受け付けられないこととなる。即
ち、チヤイルドロツクスイツチの解除信号と各操
作スイツチの操作スイツチの操作信号の双方が出
力された場合にのみ各操作信号が有効になるので
ある。又、上記チヤイルドロツクスイツチを解除
するには、引出し1を開放しなければその内部に
配設された該チヤイルドロツクスイツチを操作す
ることができないようになつている。
従つて、器具操作に際しては、引出し1を開け
た上でその内部に配設したチヤイルドロツクスイ
ツチを操作しなければならない分だけ、器具にセ
ツトした動作命令の変更が行い難くなる。
[効果] 本考案は次の特有の効果を有する。
既述従来の炊飯器に比べて器具にセツトした動
作命令の変更が困難となるから、幼児等が操作ス
イツチに触れても、器具が予期しない動作を行な
う心配が少なくなる。
[実施例] 次に、上記した本考案の実施例を図面に従つて
説明する。
第1図及び第2図に示す本考案実施例の炊飯器
は、直方体状の本体ケース3と、これに装着され
た引出し1とからなり、引出し1の前面板11の
裏側にチヤイルドロツクスイツチ5が設けられて
いる点を除いて既述従来のものと同様に構成され
ている。尚、上記チヤイルドロツクスイツチ5と
しては、例えばスライドスイツチ、トグルスイツ
チ、シーソースイツチ等が使用できる。又、通常
のプツシユスイツチでも、後述のマイクロコンピ
ユータ(以下、マイコンと略称する)で適宜信号
処理することによつてチヤイルドロツクスイツチ
5として使用することができる。
そして、上記引出し1の前面板11の正面上部
に形成された操作部4には、粥炊きスイツチ22
や通常炊飯スイツチ23等の炊き上げる米飯の種
類をセツトするスイツチと、予約炊飯時に於ける
予約時刻をセツトする時刻設定スイツチ24と、
米飯を保温する際に操作する保温スイツチ26が
設けられている。又、上記各スイツチの近傍に
は、予約時刻等を表示する表示器29が配設され
ている。
上記実施例のものは、操作部4に配設された各
操作スイツチを操作することによつて、器具の動
作状態をセツトし、その後、引出し1に設けたチ
ヤイルドロツクスイツチ5をロツク状態にセツト
して使用するようになつている。そして、これに
より、幼児のいらずら等によつて、上記した各操
作スイツチが出す操作信号が器具制御装置側で受
け付けられないようにしている。
上記各操作スイツチやチヤイルドロツクスイツ
チ5から出力される信号は、器具制御装置の中核
を成すマイコンによつて第3図に示すように処理
される。
電源を投入すると、先ず予約炊飯用のタイマ
ーメモリTを「0」にセツトする(図面符合7
1のステツプ参照)。
次にチヤイルドロツクスイツチ5が解除され
ているか否か(チヤイルドロツクスイツチ5が
接続されたマイコンの入力ポートが「H」か
「L」か)を判断し、該スイツチが解除状態に
ある場合にのみ保温スイツチ26が投入されて
いるか否かを判断する(図面符合72,73の
ステツプ参照)。
保温スイツチ26がOFF状態で保温操作さ
れていない場合は、粥炊きスイツチ22が投入
されたか否かを判断し、該粥炊きスイツチ22
が投入されている場合には、粥炊き動作を行な
う為の炊飯制御データが格納されているメモリ
ーの先頭アドレスからデータの読み込みを始め
て粥炊き動作を実行する(図面符合73,74
のステツプ参照)。
次に、上記のステツプで粥炊きスイツチ2
2が投入されていないと判断された場合は、粥
炊きでない通常の炊飯であるか否かを判断する
為に通常炊飯スイツチ23が投入されているか
否かを確認し、該通常炊飯スイツチ23が投入
されている場合には、通常炊飯を行なう為の炊
飯制御データが格納されているメモリーの先頭
アドレスからデータの読み込みを始めて通常炊
飯動作を実行する(図面符合75のステツプ参
照)。
上記のステツプで通常炊飯スイツチ23が
投入されていないと判断した場合には、予約炊
飯する場合の予約時刻を設定変更する予約時刻
設定スイツチ24が投入されたか否かを判断
し、該予約時刻設定スイツチ24が押されれ
ば、該予約時刻設定スイツチ24が押される毎
にタイマーメモリTの値を1づつ増加させる
(図面符合76のステツプ参照)。そして、この
実施例では予約時刻は、1時間間隔でセツトで
きるようにしてある。
次に、図面符合77の分岐にプログラム制御
が移され、予約炊飯スイツチ25が投入された
か否かが判断される。そして、該予約炊飯スイ
ツチ25が投入されていない場合には、プログ
ラムは既述の工程に戻される。他方、予約炊
飯スイツチ25が投入されている場合には、プ
ログラム制御は同第3図の右端に記載した予約
炊飯工程81が実行される。そして、該予約炊
飯工程においては、先ずタイマーメモリTに書
き込んである予約時刻が到来したか否かを判断
し、予約時刻が到来したときは、器具制御は、
図面符合74のステツプに移されて粥炊き炊飯
又は通常炊飯が実行される。
他方、予約時刻が到来していない場合には、
チヤイルドロツクスイツチ5が解除状態になつ
ていないか否かを確認し、該チヤイルドロツク
スイツチ5が解除されない限り、上記予約時刻
の到来を監視する。即ち、チヤイルドロツクス
イツチ5が解除されない限り、該スイツチ5を
投入する前にマイコン内に記憶させてある動作
を行なうのである。又、上記チヤイルドロツク
スイツチ5が解除されている場合には、予約炊
飯の解除信号(予約炊飯スイツチ25が投入さ
れている条件下で該スイツチが再投入された信
号)を受け付け得る状態になる。そして、上記
予約炊飯スイツチ25が再投入されておらず予
約炊飯の解除信号が検知されない場合には再び
タイマーメモリTに書き込んである予約時刻が
到来したか否かを監視するステツプに戻る。
最後に、既述したの工程で保温スイツチ2
6が投入されているか否かを判断した際に該保
温スイツチ26が投入されていることが確認さ
れた場合には、保温動作を進行させる。
尚、上記実施例では、引出し1の前面板11の
裏側にチヤイルドロツクスイツチ5を設けたが、
本体ケース3の内面に上記チヤイルドロツクスイ
ツチ5を設けても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案実施例の炊飯器の構造
説明図、第3図はその制御説明図、第4図は従来
例の説明図であり、図中、 1……引出し、2……炊飯釜、3……本体ケー
ス、5……チヤイルドロツクスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 制御装置に対して器具の動作命令をセツトする
    為の複数の操作スイツチを具備すると共に、本体
    ケース3に装着した引出し1内に炊飯釜2を収容
    する形式の炊飯器に於いて、各操作スイツチの操
    作信号より優先して判断され且つ制御装置に上記
    各操作信号の受け付けを禁止させる為のロツク信
    号を出力するチヤイルドロツクスイツチを設け、
    更に、該チヤイルドロツクスイツチ5を上記引出
    し1内に配設した炊飯器。
JP1989098861U 1989-08-24 1989-08-24 Expired - Lifetime JPH053165Y2 (ja)

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JP1989098861U JPH053165Y2 (ja) 1989-08-24 1989-08-24

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JP1989098861U JPH053165Y2 (ja) 1989-08-24 1989-08-24

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JPH053165Y2 true JPH053165Y2 (ja) 1993-01-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62152416A (ja) * 1985-12-25 1987-07-07 松下電器産業株式会社 ジヤ−炊飯器

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