JPH0531657U - 遮光用、頭部シエード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】寝床で読書をするときの照明光を遮光したり、
或いは、いびきの音を遮音するために、頭部や上半身を
覆う為の器具である。 【構成】金属パイプなどで形成した枠状の骨組み１−１
に布カバー２の覆いをし、更に、その内側に照明器具３
を設けた頭部シェードである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は病院やホテル、或いは一般家庭、等に於いて寝床での遮音、及び遮光の 目的で使用するシェードに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

同一室内に就寝している人のいびき音や、はぎしり音を遮断したり、或いは枕元 の照明器具の光漏れを防ぐ為の簡便な特定の器具や用具は無いのが現状である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術で記述した如く、病院や、或いは一般家庭等の相部屋となった寝床で 独りだけの読書等による照明光、そして、いびきの音は同一室内の人に迷惑を掛 けるばかりか、本人も周囲に気兼ねしなければならない、依って寝床に於ける遮 光、遮音のための器具を提供する事を目的としている。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するため本考案にては主要部を骨組みと布カバーからなるシェー ドと成している。

【０００５】 先ず、主要構製材を金属、プラスチック、或いは木材をパイプ状、棒状、或いは 板状にした材料にて構成し正面視は略四角形、側面視を略コの字形と成した枠状 、、に形成した骨組みと成しており、その内側に照明器具を取り付けている。

【０００６】 布カバーは通気性、遮光性、そして遮音性のある素材にて作成した角袋状である 。そして、その布カバーで骨組みの底面以外の五面を覆い、正面、及び両側面の 布カバーは骨組み上部より垂らしただけで開閉自由と成して頭部シェードを形成 する。

【０００７】 次いで、骨組みの構成に於いて、正面視は略四角形とした枠状の支柱にコの字形 の枠を斜め枝状に回動可能となして取り付け、更にシェードを安定させるための 安定板の一端を支柱下部に回動可能に取り付けるも使用時には支柱と安定板がほ ぼ直角の位置で固定できるロック機構を設けた、折り畳み式の頭部シェードとし ている。

【０００８】 更には、支柱と安定板の取付に於いて、安定板にピンを設けそれを支柱にはめ込 んで固定させる方法にて支柱と安定板を分割させる事ができる頭部シェードであ る。

【０００９】

【作用】

頭部シェードの下部（安定板）を布団、またはベッドの下に差し込んで安定させ た後、該シェード内に頭部を入れ、正面、及び側面の布カバーを垂らして頭部を 囲って使用する。

【００１０】

【実施例】

前記考案の実施例に付いて図面を参照し詳細に説明すると、 図１は鉄パイプを用いて正面視を略四角形（図２）、側面視を略コの字形（図３ ）に形成された枠状の骨組み１１に角袋状に形成された布カバー２で覆った頭部 シェードの使用状況を表す斜視図（一部断面）で請求項１の実施例である。

【００１１】 骨組み１１の下部をベッド、または布団の下に差し込んで安定させ、布カバー内 に頭部、または上半身を入れて使用する。 布カバー２の正面部分は側面部分と切り放して開閉自在と成しており、更に骨組 み内側上部には照明器具を取り付けて読書ができるようにしている。

【００１２】 図４はやはり鉄パイプを用いて正面視を略四角形（図５）とした枠状の支柱１２ に正面視を略コの字形とした枠１３を斜め枝状に回動可能に取り付けて（図６） 形成した骨組みで、請求項２の実施例である。

【００１３】 枠状の支柱の支柱１２下部には回転軸６に依って回動可能に取り付けるも、所定 位置（支柱と直角の位置）ではロックピン４で固定し得るロック機構を有する安 定板を設けている、故にシェードを使用しないときは折り畳んで置く事ができる 、又、枝状に取り付けたコの字形枠は布カバー２で骨組みを覆ったとき斜め所定 位置に保たれる。

【００１４】 図７は鉄パイプ骨組みの支柱１５に安定板１６へ設けたピン７をはめ込んでそれ ぞれを固定させる請求項３の方法の正面図であり、図８はその側面図である。

【００１５】

【考案の効果】

本考案は、病院、ホテル、一般家庭などの寝室で相部屋となったときに読書など のための照明がまぶしかったり、或いは就寝者のいびき音がうるさい等の場合、 頭部シェードを使用する事により遮光と遮音に役立つ、又、反対に周囲の環境が 明るい、或いは騒がしい場合にも頭部シェードの利用ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】請求項１の頭部シェードの使用状況を示す斜視
図

【図２】図１の正面図

【図３】図２の側面図

【図４】請求項２の頭部シェードの斜視図

【図５】図４の斜視図

【図６】図５の斜視図

【図７】請求項３の頭部シェードの正面図

【図８】図７の側面図

【符号の説明】

１−１・・・骨組み １−２・・・枠状の支柱 １−３・・・コの字形の枠 １−４・・・安定板 １−５・・・支柱 １−６・・・安定板 ２・・・・・布カバー ３・・・・・照明器具 ４・・・・・ロックピン ５・・・・・回転軸 ６・・・・・回転軸 ７・・・・・ピン ８・・・・・布団またはベッド

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】主要構成材をパイプ状、棒状、或いは板状
   とした材料を用い、又本考案の使用時は正面視を略四角
   形、側面視を略コの字形の枠状に形成した骨組み１１
   に、通気性、遮光性、そして遮音性の有る布カバー２を
   用いて底面を除く五面を覆い、正面、及び両側面の布カ
   バー２は骨組み１１上部より垂らしただけとし、更に、
   内側上部に照明器具３を取り付けた遮光用、頭部シェー
   ド。
2. 【請求項２】骨組みの構成に於いて正面視を略四角形と
   した枠状の支柱１２に、コの字形の枠１３を斜め枝状に
   回動可能と成して取付、更に、枠状の支柱１２下部にも
   回動可能とするも所定位置で固定し得るロック機構を有
   する安定板１４を設けた、「請求項１」に記載の遮光
   用、頭部シェード。
3. 【請求項３】安定板１６と枠状の支柱１５の取付に於い
   て、支柱１５のパイプ内へ安定板１６に設けたピン７を
   はめ込んで取付固定する、「請求項２」に記載の遮光
   用、頭部シェード。