JPH0741378Y2 - 収納家具 - Google Patents

収納家具

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Publication number
JPH0741378Y2
JPH0741378Y2 JP1991095881U JP9588191U JPH0741378Y2 JP H0741378 Y2 JPH0741378 Y2 JP H0741378Y2 JP 1991095881 U JP1991095881 U JP 1991095881U JP 9588191 U JP9588191 U JP 9588191U JP H0741378 Y2 JPH0741378 Y2 JP H0741378Y2
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JP
Japan
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storage body
top plate
hanging
hanging rod
container
Prior art date
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Application number
JP1991095881U
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English (en)
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JPH0537147U (ja
Inventor
勝利 小島
Original Assignee
小島工芸株式会社
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Publication date
Application filed by 小島工芸株式会社 filed Critical 小島工芸株式会社
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Publication of JPH0537147U publication Critical patent/JPH0537147U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、タンスなどの箱形収納
体の側部外側に衣服などの掛け棒を配置して、簡易ハン
ガー部を構成できるようにした収納家具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に知られているタンスなどの箱形収
納体の構成は、幅が一定であり、室内での家具の配置に
よっては、家具の間あるいは片側に不確定な寸法の空隙
ができる。しかし、そこに合う適当な幅の家具を用意す
ることは、オーダーメードでもない限り、甚だ、困難で
ある。このようなデッドスペースを有効に利用するため
に、タンスなどの箱形収納体の側部外側に衣服などの掛
け棒を配置して、簡易ハンガー部を構成することが既に
なされている(実開昭56−30041号公報および実
公昭61−18755号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、ここで
採用されている簡易ハンガー部の構成は、上記箱形収納
体の内部から引出せる掛け棒の先端を、支柱などの部材
で床面上に支えるものであるから、低い高さの家具など
が上記ハンガー部の下側に配置されている場合、支柱が
邪魔になることがあり、また、天板がないので、衣服に
埃がかかるなどの不都合がある。
【0004】
【考案の目的】本考案は上記事情に基いてなされたもの
で、箱形収納体の天板が側方向にスライドでき、これに
簡易ハンガー部の掛け棒が吊持されていることで、掛け
棒先端に支柱などの支えを必要としない、甚だ使い勝手
な実用性の高い収納家具を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本考案に係る
収納家具では、図示の実施例にも明らかにしているよう
に、箱形収納体(1)と、該収納体(1)の左右幅より
も長く構成するとともに収納体(1)の左右方向に移動
自在とした収納体(1)の天板(2)と、該天板(2)
両端の下部に吊持した掛け棒(4)と、を具備し、該掛
け棒(4)は、その中間部が収納体(1)上部の両側面
に設けた開口(5)より収納体(1)の内部に挿入され
るとともに、該収納体(1)内部の中間部と収納体
(1)側面の開口(5)から外方に突出する突出部が衣
服を掛ける部分とされたことを特徴としている。
【0006】
【作用】従って、上記天板(2)を、必要に応じて、右
あるいは左に所望長さだけずらせて、上記収納体(1)
に取付けることにより、掛け棒(4)の収納体(1)内
部の中間部に衣服を掛けるとともに、収納体(1)から
突出する掛け棒(4)の突出部にも衣服を掛けることが
でき、スペース効率が向上し、突出部でも天板(2)に
よって覆われることから、衣服に埃がかかることがな
い。また、掛け棒(4)は、収納体(1)の左右いずれ
か一方に長く突出させることも、左右両方に半幅で突出
させて使用させることもでき、収納家具が設置される場
所を有効に利用できる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照して、
具体的に説明する。この実施例における箱形収納体1
は、洋服ダンスであり、その天板2は、予め上記収納体
1の幅よりも長く構成され、上記収納体1に対して着脱
自在に組み立てられるようになっている。上記天板2の
両端には、吊持ち部材3、3が取付けてあり、そこには
収納体1内を横切る掛け棒4が、その両端位置で取付け
られている。上記収納体1の両側には、上記吊持ち部材
3が通過できる大きさ、形状の開口5、5が形成してあ
り、その開口に対応する位置に、側面取付け板6、6
が、ねじ7などの手段で着脱自在に取付けられている。
上記側面取付け板は、例えば、金属板でできており、上
記開口5に対応して、掛け棒4の断面に相当する開口部
7を備えており、その開口部7を中心として左右に2分
割され、取付け片6A、6Aを構成している。そして、
上記天板2の一部が上記収納体1の側方に突出する側で
は、上記開口部7を介して上記掛け棒4が上記収納体1
の一側に突出している。また、その反対側では、上記側
面取付け板6が、その天地を逆にして取付けられ、開口
5を閉塞している。
【0008】なお、上記天板2は、ねじなどの適当な手
段で、上記収納体1の天井枠に対して着脱自在に取付け
られている。また、上記側面取付け板6の取付けのため
の上記ねじ7を受ける鬼目金具8が、上記側面取付け板
6の天地を逆にした場合でも共用できるように、上記収
納体1の側面に埋め込まれている。
【0009】このような構成では、上記掛け棒4の外部
突出部が、そのまま、簡易ハンガー部として用いられ、
上記収納体1の側部に残されたデットスペースを活用で
きる。しかも、掛け棒の先端は、天井板2に対して吊持
ち部材3を介して吊持された構成であって、支柱を立て
ていないので、図示の想像線で示すように高さの低い家
具、例えば、整理ダンスのような家具を、その下に置い
ても何等支障がない。また、上記簡易ハンガー部では、
突出した天井板2の部分が、簡易ハンガー部のカバーと
して働き、そこに掛ける衣服に対し、上からの埃を遮る
働きをしているのである。なお、この実施例では、掛け
棒4の突出方向を、収納体1の右側にしたが、家具の配
置あるいは室内の構図で、反対側に簡易ハンガー部を構
成するように、上記収納体1の左側にしても良いことは
勿論である。
【0010】
【考案の効果】本考案は、以上詳述したように、箱形収
納体(1)の天板(2)を、該収納体(1)の左右幅よ
りも長く構成するとともに収納体(1)の左右方向に移
動自在となし、さらに、該天板(2)両端の下部に収納
体(1)の内部を貫通して掛け棒(4)を吊持し、該掛
け棒(4)の収納体(1)内部の中間部と収納体(1)
側面の開口(5)から外方に突出する突出部を衣服を掛
ける部分としたので、天板(2)を、必要に応じて、右
あるいは左に所望長さだけずらせて収納体(1)に取付
けることにより、掛け棒(4)の収納体(1)内部の中
間部に衣服を掛けるとともに、収納体(1)から突出す
る掛け棒(4)の突出部にも衣服を掛けることができ、
スペース効率が向上する。さらに、掛け棒(4)の突出
部でも天板(2)によって覆われることから、衣服に埃
がかかることがなく、また、掛け棒(4)の突出端部を
支柱等で支える必要がなく、使い勝手が良い。また、掛
け棒(4)は、収納体(1)の左右いずれか一方に長く
突出させて使用させることも、左右両方に半幅で突出さ
せて使用させることもでき、収納家具が設置される場所
を有効に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体概略斜視図であ
る。
【図2】同じく、仕様態様を示す正面図である。
【図3】同じく、一部分解斜視図である。
【符号の説明】
1 収納体 2 天板 3、3 吊持ち部材 4 掛け棒 5、5 開口 6、6 側面取付け板 7 開口部 8 鬼目金具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱形収納体と、該収納体の左右幅よりも
    長く構成するとともに収納体の左右方向に移動自在とし
    収納体の天板と、該天板両端の下部に吊持した掛け棒
    と、を具備し、該掛け棒は、その中間部が収納体上部の
    両側面に設けた開口より収納体の内部に挿入されるとと
    もに、該収納体内部の中間部と収納体側面の開口から外
    方に突出する突出部が衣服を掛ける部分とされたことを
    特徴とする収納家具。
JP1991095881U 1991-10-28 1991-10-28 収納家具 Expired - Lifetime JPH0741378Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991095881U JPH0741378Y2 (ja) 1991-10-28 1991-10-28 収納家具

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JP1991095881U JPH0741378Y2 (ja) 1991-10-28 1991-10-28 収納家具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0537147U JPH0537147U (ja) 1993-05-21
JPH0741378Y2 true JPH0741378Y2 (ja) 1995-09-27

Family

ID=14149677

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JP1991095881U Expired - Lifetime JPH0741378Y2 (ja) 1991-10-28 1991-10-28 収納家具

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JP (1) JPH0741378Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5910638U (ja) * 1982-07-14 1984-01-23 山本 恵一 家具
JPS6110504U (ja) * 1984-06-26 1986-01-22 トヨタ自動車株式会社 直角度測定器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0537147U (ja) 1993-05-21

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