JPH0919348A - ハンガーレールシステム - Google Patents

ハンガーレールシステム

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Publication number
JPH0919348A
JPH0919348A JP7191192A JP19119295A JPH0919348A JP H0919348 A JPH0919348 A JP H0919348A JP 7191192 A JP7191192 A JP 7191192A JP 19119295 A JP19119295 A JP 19119295A JP H0919348 A JPH0919348 A JP H0919348A
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JP
Japan
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hanger rail
hanger
rail system
roller
mounting rod
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Application number
JP7191192A
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English (en)
Inventor
Noboru Suzuki
鈴木  登
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Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
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Publication date
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  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種インテリア類を整頓して配置できるシス
テムを提供する。 【構成】 部屋の壁面Aと天井面Bとのコーナー部に沿
ってハンガーレール10を取り付ける。時計20,スポ
ットライト25,フラワーポット30を掛ける吊下げ具
31,絵画パネル40等の比較的軽量のインテリア類
は、ハンガーレール10に沿って移動可能に配置する。
スピーカ50,飾り棚60等の重量のあるインテリア類
は、ハンガーレール10の定位置に固定される。ロッカ
ー70等の床面に配置した家具類の転倒を防止する器具
を、ハンガーレール10から吊り下げることもできる。 【効果】 室内に各種インテリア類が整頓されて配列さ
れるため、快適な居住空間や執務環境が確保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部屋のコーナー部を各
種家具類の保持,吊下げに有効利用したハンガーレール
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ライフスタイルや趣味の多様化に伴っ
て、居住空間に配置される各種インテリアも多種多様な
ものになっている。たとえば、ステレオコンポ,テレビ
セット,タペストリ,絵画,書籍,骨董品等を室内に配
置して、室内雰囲気を印象強いものにしている。また、
ロッカーやサイドボード等として、種々の家具類を室内
に配置することもある。室内に配置する器具の多様化
は、居住空間に限らず、OA化が著しい事務所等におい
ても同様である。各種OA機器の配線関係はビルのイン
テリジェント化で対応できるが、OA機器本体は室内に
ランダムに配列され易い。その結果、室内空間の有効利
用率が低下するばかりでなく、執務環境自体も悪化し易
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】タペストリ,絵画等を
室内に飾る場合、たとえば吊下げ具を壁に釘止めし、吊
下げ具に通した紐等によってタペストリ,絵画等を吊り
下げている。しかし、この方式では、支持側の壁に釘孔
が生じることから、特に新築や賃貸用家屋では嫌われが
ちである。また、インテリアの取付け箇所が固定される
ことから、レイアウトを替えるような場合には、また別
の箇所に吊下げ具を取り付けることが必要となる。すな
わち、吊下げ箇所等を任意に且つ自由に動かすことがで
きず、室内雰囲気も固定されたものとなる。このような
欠点は、事務室内の配置替え等をする場合にも同様に生
じる。本発明は、このような問題を解消すべく案出され
たものであり、天井と壁のコーナー部に空きスペースが
比較的多く存在することに着目し、このコーナー部にハ
ンガーレールを取付けることにより、室内から見える多
数の釘孔を壁面にあけることなく、各種インテリアの配
置を自由に変更できるハンガーレールシステムを提供す
ること目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のハンガーレール
システムは、その目的を達成するため、部屋の壁面と天
井面とのコーナー部に沿って取り付けられたハンガーレ
ールを備え、前記ハンガーレールは、下側に設けられた
金具挿入開口を介して吊下げ具や取付けロッドが差し込
まれる内部空間をもち、側面にコード類収容空間が形成
されていることを特徴とする。ハンガーレールは、横
壁,窓側壁と天井面との間のコーナー部のように、二辺
以上のコーナー部に渡って設けることができる。壁面が
パーティションで構成されるとき、前記パーティション
の両面を挟むように、吊下げ具や取付けロッドが差し込
まれる内部空間を区画し、側部にコード類収容空間をも
つ収容部が両端に形成されたダブルハンガーレールを前
記パーティションの上端面に設ける。また、ハンガーレ
ールの一部を切り欠き、吊下げ具又は取付けロッドの挿
入部を形成することが好ましい。ハンガーレールには、
各種インテリア類を吊り下げ、或いは固定するための吊
下げ具や取付けロッドが差し込まれる内部空間をもつ。
比較的軽量のインテリア類を吊り下げる場合、インテリ
ア類の配列箇所が自由に変更できるように、ハンガーレ
ールの内部空間を転動できるローラを上端に軸支した吊
下げ具が使用される。
【0005】更には、衣類,小物等を吊り下げる機能を
持たせることもできる。この場合、部屋の壁面と天井面
とのコーナー部に取り付けられたのハンガーレールの一
部として、下端面に吊下げ用フックが形成され、側面に
ローラ搭載用開口縁が形成されたハンガーレールを使用
する。そして、ローラ搭載用開口縁にローラを回転可能
に設け、該ローラを介して遮蔽材が吊り下げ、吊下げ用
フックに吊り下げられた衣類,小物等を覆い隠す。比較
的重量のあるインテリア類を吊り下げるとき、安全性を
考慮して定位置にインテリア類を固定配置することが好
ましい。この場合には、ボルトナットの締結によりハン
ガーレールの長手方向所定位置に固定される取付けロッ
ドが使用される。また、このような取付けロッドを使用
し、床面に配置した衣装ロッカー,キャビネット等の天
井面を押圧する転倒防止具を設けることも可能である。
住宅,事務所に限らず、天井と壁とのコーナー部のスペ
ースは、利用の程度が大幅に少ない空間である。そこ
で、本発明においては、アルミ押出し形材でできたハン
ガーレールをコーナー部に取り付け、各種インテリアを
吊り下げる金具類をハンガーレールに摺動可能に組み込
む。金具類としては、ハンガーレール内を自由に転動す
るローラを備えた吊下げ具や、ボルト締めにより所定位
置に固定される取付けロッド等、使用形態に応じて選択
される。この方式によるとき、各種インテリアが容易に
移動できるため、室内のレイアウトを高い自由度で変更
できる。
【0006】
【実施例】本実施例では、全体を図1に示すように、三
面の壁と天井との間のコーナー部にハンガーレール10
を取り付けている。ハンガーレール10としては、図2
の(a),(c),(d)等に断面形状を示すアルミ押
出し形材製の部材が使用される。図2(a)のハンガー
レール10では、下側に金具挿入開口11が形成され、
側部にコード類収容空間12を備えた断面形状をもって
いる。開口部が形成されていない側面13が壁面Aに当
接する面として使用され、側壁13に隣り合う上壁14
が天井面Bに当接する面として使用される。このハンガ
ーレール10は、例えば図2(b)に示すように、上壁
14を貫通してビス15を天井面Bにねじ込むことによ
って壁面Aと天井面Bとのコーナー部に固定される。ハ
ンガーレール10としては、図2(c)に示すように金
具挿入開口11が広く、高さの小さなものも使用でき
る。或いは、図2(d)に示すように、金具挿入開口1
1及びコード類挿入空間12が両端部に設けられたダブ
ルハンガーレール16を使用することもできる。このダ
ブルハンガーレール16は、たとえばパーティション1
7の上縁を挟み込むように固定される。
【0007】ハンガーレール10の上壁14に、図3
(a)に示すように、長手方向に沿って適宜の間隔で切
欠き18を形成することができる。切欠き18は、固定
具19の脚部が差し込まれる空間として使用される。切
欠き18に装着された固定具19を介して釘19a,1
9bを図4(b)に示すようにクロスさせて天井面Bに
打ち込むとき、ハンガーレール10は、天井面Bに強固
に固着される。このように壁面Aと天井面Bとの間のコ
ーナー部に取り付けられたハンガーレールに対し、種々
のインテリア類があるものは移動可能に、あるものは固
定して取り付けられる。たとえば、時計20を移動可能
に取り付ける場合、図4(a)に示すように、吊下げ具
21の下端に時計20を引っ掛ける。吊下げ具21の上
端には一対のローラ22が回転可能に設けられており、
金具挿入開口11を経てハンガーレール10の内部空間
にローラ22を配置する。ローラ22は、金具挿入開口
11の縁部に沿って転動可能になる。ローラ22の差込
みに際しては、ハンガーレール10の一部に設けた欠損
部C(図1参照)を挿入部とし、欠損部Cからハンガー
レール10の内部空間にローラ22を挿入する。これに
よって、時計20は、ハンガーレール10に沿って移動
可能となり、他のインテリアと調和を持たせるべく適宜
の箇所に配置することができる。なお、自由度を増すた
め、吊下げ具21としては、伸縮式の構造をもつものが
好ましい。
【0008】スポットライト25を移動可能に取り付け
る場合、図5(a)及び(b)に示すように、スポット
ライト25を傾動可能に枢支した吊下げ具26を使用す
る。支持具26の上端には、同様にハンガーレール10
の内部空間を転動するローラ22が軸支されている。吊
下げ具26としては、調節具27によって長さ調節可能
なものが好ましい。スポットライト25から引き出され
た電線28は、ハンガーレール10のコード類収容空間
11に収容される。これによって、余分な電線28が室
内に露出することなく、体裁よくスポットライト25が
配置される。また、図6に示すように、フラワーポット
30等の小物類が掛けられる吊下げ具31を配置するこ
ともできる。この場合、上端にローラ22を軸支した垂
直ビーム32と、垂直ビーム32に直交する水平ビーム
33と、斜交ビーム34で吊下げ具31を構成する。壁
面Aに当接する水平ビーム33の基端側にクッション材
36が装着され、斜交ビーム34の先端に吊下げ具31
が載置される収容凹部35が形成されている。
【0009】このようなビーム32〜34からなる少な
くとも一対の吊下げ具31を、ローラ22によってハン
ガーレール22に対して移動可能に吊り下げる。そし
て、両者の収容凹部35にロッド30aを差し渡し、ロ
ッド30aにフラワーポット30等のインテリア類を吊
り下げる。ロッド30aを支持する吊下げ具は、図7
(b)に示すように、二辺のハンガーレール10,10
から吊り下げることも可能である。この例では、分割式
の吊下げ具37,37の上部に軸支したローラ22を、
部屋のコーナーに臨む二辺のハンガーレール10,10
の内部にそれぞれ収容する。吊下げ具37,37の下部
38,38の下端に支持リング39,39が図7(a)
に示すように固着され、ロッド30aの両端が支持リン
グ39,39に挿入される。ロッド30aを一辺のハン
ガーレール10に沿わせる図6の方式、及び二辺のハン
ガーレール10,10に沿わせる図7の方式の何れであ
っても、ローラ22をハンガーレール10,10内で転
動させることによってロッド30aを自由な位置に配置
することができる。
【0010】本発明に従ったハンガーレールシステム
は、比較的面積の大きな絵画パネル40やタペストリ等
を吊り下げることにも利用される。この場合、図8
(a)に示すように、上端にローラ22を軸支した吊下
げ具41に支持フレーム42を取り付ける。支持フレー
ム42には、長手方向に沿って複数の係合孔43が適宜
の間隔で形成されている。吊り下げる絵画パネル40や
タペストリ等のサイズに応じて係合孔43が選択され、
選択された係合孔43に吊下げ具41の下端部を差し込
むことにより、絵画パネル40やタペストリ等のサイズ
に対応した位置に支持フレーム42がセットされる。こ
のような支持フレーム42を少なくとも2本以上使用し
て、絵画パネル40やタペストリ,レース等を配置す
る。絵画パネル40等の形状が定まったものを配置する
場合、絵画パネル40の下縁を受け止めるサポート44
を支持フレーム42の下部側面に、吊り紐45が結び付
けられるフック46を支持フレーム42の上部側面に取
り付ける。そして、図8(a)に示すように、絵画パネ
ル40の下縁をサポート44で支持し、絵画パネル40
の上部を吊り紐45で引っ張る。また、タペストリ47
等のように形状が定まらないものを配置する場合、適宜
の係止具を使用して図8(b)に示すように支持フレー
ム42,42にタペストリ47を直接取り付ける。
【0011】重量のあるインテリア類を吊り下げる場
合、配置状態を安定化させるためにインテリア類を固定
配置することが好ましい。このようなインテリア類とし
ては、ステレオコンポのスピーカ,テレビセット,書
架,飾り棚等がある。スピーカ50は、たとえば図9に
示す載置棚51に配置される。載置棚51は、L型のメ
インフレーム52の上端に取付けロッド53に固着して
いる。取付けロッド53の先端は、金具挿入開口11か
らハンガーレール10の内部空間に差し込まれ、ボルト
・ナット54によってハンガーレール10の所定位置に
固定される。メインフレーム52の水平部基端には、壁
面Aに当接する緩衝材55が固着されている。メインフ
レーム52の水平部前端から垂直部上部に掛けて補強フ
レーム56が取り付けられており、水平部に差し渡され
た載置台56にスピーカ50が載置される。
【0012】スピーカ50から引き出された電線57
は、スピーカ50の本体裏側を通ってハンガーレール1
0のコード類収容空間12に引き込まれる。これによっ
て、スピーカ50が安定配置されると共に、余分な電線
57が部屋内に露出することなく整頓された配置が可能
になる。スピーカ50の配置を変更する場合には、ボル
ト・ナット54を緩め、取付けロッド53をハンガーレ
ール10に沿って所定位置まで移動させた後、ボルト・
ナットの締結によりその位置に取付けロッド53を固定
する。書籍,小物類等が配置される飾り棚60は、図1
0に示すようにハンガーレール10に取り付けられる。
飾り棚60は、調節具61により長さの調節が可能な取
付けロッド62,62にメインポスト63,63を連結
している。メインポスト63,63と平行に、前方ポス
ト64,4が設けられている。棚板65,65,65
は、メインポスト63,63及び前方ポスト64,64
が差し通され、所定の高さ位置に設定される。棚板6
5,65,65の基端側には壁面Aに当接する緩衝材6
6が固着され、壁面Aに加わる飾り棚60の荷重を緩和
している。
【0013】取付けロッド62の上端は、金具挿入開口
11から,ハンガーレール10の内部空間に差し込ま
れ、ハンガーレール10の長手方向に沿った所定の位置
でボルト・ナット67により固定される。飾り棚60の
配置を変更する場合には、ボルト・ナット67を緩め、
取付けロッド62を必要位置に移動させた後、ボルト・
ナット67を再度締め付ける。これにより、簡単な作業
によって、飾り棚60をレイアウトすることができる。
本発明に従ったハンガーレールシステムは、前述した吊
下げ用だけでなく、家具類等の転倒防止に使用すること
もできる。たとえば、図11に示すように、ロッカー7
0等の家具類の上面を転倒防止具71で押さえるとき、
地震等の際に衝撃や振動が加わっても家具類の転倒によ
る被害が防止される。転倒防止具71は、図11(c)
に示すように、メインフレーム72の下端に押え板73
を取り付けている。押え板73は、図11(b)に示す
ように、ロッカー70の上面に押し付けたときに弾性力
が働くように、周縁が若干湾曲している。また、押圧力
に抗して押え板73がロッカー70の上面に押し付けら
れるように、メインフレーム72と押え板73の前方部
との間に補助フレーム74が取り付けられている。
【0014】メインフレーム72は、ロッカー70の高
さに合わせて押え板73の高さ位置が調節できるよう
に、調節具75によって取付けロッド76に連結され
る。取付けロッド76の上端は、図11(a)に示すよ
うに金具挿入開口11からハンガーレール10の内部空
間に差し込まれ、ボルト・ナット77で所定位置に固定
される。調節具75は、メインフレーム72の上部が嵌
挿されるケーシング75aの内部に、取付けロッド76
の下端にバネ75bを介して取り付けられた係止具75
cが収容されている。係止具75cに固着された摘み7
5dは、ケーシング75aの上下方向に沿って形成され
た長孔(図示せず)を経てケーシング75aの外部に突
出している。メインフレーム72に対向する係止具75
cの面には凹凸75eが刻設されており、メインフレー
ム72側には凹凸75eに噛み合う凹凸75fがメイン
フレーム75の長手方向に沿って刻設されている。
【0015】調節具75を使用してロッカー70の上面
を押え板73で押え付けるとき、摘み75dを下方に移
動させて凹凸75eと75fとの噛合い状態を解除し、
メインフレーム72を上下方向に移動可能にする。この
状態でメインフレーム72を引き下げ、押え板73をロ
ッカー70の上面に押し付ける。このときのメインフレ
ーム72の位置を確保し、摘み75dに加えている力を
開放すると、係止具75cがバネ75dの力で引っ張ら
れ、係止具75cの凹凸75eがメインフレーム72の
凹凸75fに噛み合う。これによって、ロッカー70の
上面を押え板73で押圧した状態でメインフレーム72
の上下移動が規制され、ロッカー70の載置状態が安定
化する。そのため、地震等の際に不測の振動や衝撃が加
わった場合でもロッカー70の転倒が防止され、室内の
安全性が確保される。また、本発明に従ったハンガーレ
ールに、衣類,小物等を覆い隠す機能を付与することも
できる。この場合、図12に示すように、下端に吊下げ
用フック81が形成されたハンガーレール80がハンガ
ーレール10(図1)の一部におき返られる。このハン
ガーレール80は、側面にローラ搭載用開口縁82が形
成されている。ローラ搭載用開口縁82にローラ83が
回転可能に設けられ、ローラ83から吊下げ具84を介
してカーテン等の遮蔽材85が吊り下げられる。コー
ト,ブラウス等の衣類や手提,鞄等の小物類を吊下げ用
フック81にかけ、遮蔽材85を張設すると、室内は整
頓された雰囲気にとなる。また、ハンガーレール80に
沿って遮蔽材85を展開又は伸縮できるため、収容や取
出しが容易になる。この方式は、特に急の来客があった
とき、室内を来客用に整える上で迅速な対応を可能にす
る。
【0016】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のハンガ
ーレールシステムは、従来から比較的開きスペースとし
て扱われてきた壁面と天井面との間のコーナー部を活用
し、そのコーナー部に配置したハンガーレールに各種イ
ンテリア類を吊り下げる機能を持たせている。このハン
ガーレールを使用して各種インテリア類を配置すると
き、整然とした室内配列が得られ、居住や執務に快適な
空間となる。また、比較的軽量のインテリア類にあって
は、その位置を自由に変更できることから、レイアウト
を好みや使用形態に応じて容易に変えられる。このよう
にして、本発明のハンガーレールシステムは、居住空間
や執務空間の快適性や機能性を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従ったハンガーレールシステム全体
を示す概略図
【図2】 使用するハンガーレールの一例(a),コー
ナー部に取り付けるハンガーレール(b),扁平なハン
ガーレール(c)及びパーティションに装着したハンガ
ーレール(d)
【図3】 固定具取付け用の切欠きを形成したハンガー
レール(a)及び取付け部の断面(b)
【図4】 ハンガーレールに吊り下げた時計(a)及び
吊下げ具が取り付けられた時計(b)
【図5】 ハンガーレールに吊り下げたスポットライト
(a)及び吊下げ具が取り付けられたスポットライト
(b)
【図6】 フラワーポット等のインテリア類を掛けるロ
ッドを支持するフレームを吊り下げたハンガーレール
(a)及び一対のフレームに差し渡したロッド(b)
【図7】 二辺のコーナー部に設けたハンガーレールか
ら吊り下げられたロッド(a)及びそのロッドに掛けた
フラワーポット(b)
【図8】 絵画パネルを吊り下げたハンガーレール
(a)及び,タペストリ等を吊り下げる支持フレーム
(b)
【図9】 スピーカ載置棚を吊り下げたハンガーレール
(a)及び載置棚(b)
【図10】 飾り棚を吊り下げたハンガーレール(a)
及び飾り棚(b)
【図11】 転倒防止具をを吊り下げたハンガーレール
(a),長さ調節機能を備えた転倒防止具(b)及び転
倒防止具の押え部(c)
【図12】 遮蔽材によって吊下げ物を覆い隠すハンガ
ーレール
【符号の説明】
10:ハンガーレール 11:金具挿入開口 1
2:コード類収容空間 13:側壁 14:上壁 15:ビス 16:ダ
ブルハンガーレール 17:パーティション 18:切欠き 19:固定
具 20:時計 21,26:吊下げ具 22:ローラ
25:スポットライト 27:調節具 28:
電線 30:フラワーポット 31,37:吊下げ具 3
2:垂直ビーム 33:水平ビーム 34:斜交ビ
ーム 35:収容凹部 36:クッション材 38:下部 39:支持リング 30a:ロッド 40:絵画パネル 41:吊下げ具 42:支持フ
レーム 43:係合孔 44:サポート 45:吊り紐 46:フック
47:タペストリ 50:スピーカ 51:載置棚 52:メインフレ
ーム 53:取付けロッド 54:ボルト・ナット
55:緩衝材 56:載置台 60:飾り棚 61:調節具 62:取付けロッド
63:メインポスト 64:前方ポスト 65:棚板 66:緩衝材
67:ボルト・ナット 70:ロッカー 71:転倒防止具 72:メイン
フレーム 73:押え板 74:補助フレーム
75:調節具 76:取付けロッド 77:ボルト
・ナット 80:ハンガーレール 81:吊下げ用フック 8
2:ローラ載置用開口縁 83:ローラ 84:吊下げ具 85:遮蔽材 A:壁面 B:天井面 C:欠損部(吊下げ具
等の挿入部)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部屋の壁面と天井面とのコーナー部に沿
    って取り付けられたハンガーレールを備え、前記ハンガ
    ーレールは、下側に設けられた金具挿入開口を介して吊
    下げ具や取付けロッドが差し込まれる内部空間をもち、
    側面にコード類収容空間が形成されているハンガーレー
    ルシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のハンガーレールが二辺以
    上のコーナー部に渡って設けられているハンガーレール
    システム。
  3. 【請求項3】 請求項1の壁面がパーティションで構成
    されるとき、前記パーティションの両面を挟むように、
    吊下げ具や取付けロッドが差し込まれる内部空間を区画
    し、側部にコード類収容空間をもつ収容部が両端に形成
    されたダブルハンガーレールが前記パーティションの上
    端面に設けられているハンガーレールシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のハンガーレール又
    は請求項3記載のダブルハンガーレールの一部が切り欠
    かれ、吊下げ具又は取付けロッドの挿入部が形成されて
    いるハンガーレールシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1,3又は4に記載の吊下げ具の
    上部にローラが軸支され、ハンガーレールの内部空間を
    転動可能に前記ローラが配置されているハンガーレール
    システム。
  6. 【請求項6】 請求項1,3,4又は5記載の吊下げ具
    を介して、ハンガーレールの長手方向に関して移動可能
    に軽量の調度品が吊下げられているハンガーレールシス
    テム。
  7. 【請求項7】 請求項1,3又は4記載の取付けロッド
    の上部がハンガーレールの内部空間に差し込まれ、ボル
    トナットの締結によりハンガーレールの長手方向所定位
    置に固定されるハンガーレールシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1,3,4又は7記載の取付けロ
    ッドを介して、ハンガーレールの長手方向所定位置に重
    量のある調度品が吊下げられているハンガーレールシス
    テム。
  9. 【請求項9】 請求項1,3,4又は7記載の取付けロ
    ッドに、床に配置した家具類の上面を押圧する押え板を
    備えた転倒防止具が連結されているハンガーレールシス
    テム。
  10. 【請求項10】 部屋の壁面と天井面とのコーナー部に
    取り付けられた請求項1記載のハンガーレールの一部と
    して、下端面に吊下げ用フックが形成され、側面にロー
    ラ搭載用開口縁が形成されたハンガーレールを使用する
    ハンガーレールシステム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のローラ搭載用開口縁
    にローラを設け、吊下げ用フックに吊り下げられた衣
    類,小物等を覆い隠すように、前記ローラを介して遮蔽
    材が吊り下げられているハンガーレールシステム。
JP7191192A 1995-07-04 1995-07-04 ハンガーレールシステム Pending JPH0919348A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7191192A JPH0919348A (ja) 1995-07-04 1995-07-04 ハンガーレールシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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