JPH05316568A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JPH05316568A
JPH05316568A JP4113770A JP11377092A JPH05316568A JP H05316568 A JPH05316568 A JP H05316568A JP 4113770 A JP4113770 A JP 4113770A JP 11377092 A JP11377092 A JP 11377092A JP H05316568 A JPH05316568 A JP H05316568A
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station
transmission line
slave
group
slave station
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雅裕 井上
Yoshiaki Ito
善朗 伊藤
Tatsuhiko Sugimoto
達彦 杉本
Koki Masui
弘毅 増井
Mario Hamaguchi
眞理雄 濱口
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Computer And Data Communications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝送線もしくは従局やリモコン局の接続形態
を変更するだけでグループ分けが自動的に設定可能な通
信システムを構築することである。 【構成】 主局OCと、複数の従局ICとが伝送線に接
続され、伝送線は従局を貫通するよう接続されている。
リレイアダプタADは従局ICに取り付けられ、取り付
けられた従局ICの内部を貫通している伝送線を断続す
るリレイ56を有している。リレイ56は従局ICの通
信制御部54によってその開閉が制御されている。主局
OCは通信制御部54にメッセージを送出することによ
り、このリレイ56を開状態に設定でき、リレイ56よ
り下流の従局ICを切り離すことが可能である。この状
態で、主局OCは残った従局ICに対し同一のグループ
を設定できる。そのため、リレイアダプタが取り付けら
れている従局に応じて、自動的にグループの設定が行わ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の端末を結ぶ通信
システムに関する。特に、空気調和機等に用いられ、室
外機からの指令により各室内機のグループ分けが容易に
できる通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一台の室外機と複数の室内機とか
ら構成される空気調和機が知られている。このような空
気調和機においては、各室内機は、伝送線を介して室外
機に接続されており、全体として通信システムを構成し
ている。
【0003】このように通信システムを構成する空気調
和機においては、室外機が主局となり、各室内機を従局
と見なして、主局から各従局の動作を集中制御すること
が可能である。ところで、従局の個数は各適用例ごとに
異なるのが通例である。そのため、各従局の通信システ
ム上でのアドレスは各適用例ごとに決定されなければな
らない。
【0004】各従局のアドレスを設定する従来の装置の
一例が特開平2−301244号公報に記載されてい
る。ここに記載されている通信制御システムの構成ブロ
ック図が図15に示されている。
【0005】図15において、主局(室外機)10に
は、伝送路12を介して複数の従局(室内機)14が接
続されている。各従局14は、その従局14と主局10
との通信を制御する通信制御部16と、この通信制御部
16によって開閉が制御されるリレイ18とをそれぞれ
含んでいる。
【0006】まず、アドレス設定開始時には、各リレイ
18は全て開状態にあり、各従局14はアドレス未設定
状態である。この状態では、主局10に接続されている
のは一台の従局14aのみである。この状態から、主局
10は、伝送路12を介して、従局14aにアドレス設
定コマンドを送出する。すると、通信制御部16aはそ
のアドレスをその従局のアドレスとして記憶し、その
後、リレイ18aを閉し、従局14bを主局10に新た
に接続する。
【0007】リレイ18aが閉じられると、従局14b
が主局10に接続されるので、主局10は、この従局1
4bにアドレス設定コマンドを送出する。アドレスが設
定されていない従局がこのアドレス設定コマンドを受信
すると、自分に対するアドレス設定コマンドであると判
断し、その設定コマンドにしたがって、アドレスを記憶
する。
【0008】その後、アドレス設定コマンドの送出と、
リレイ18を閉じることが交互に行われ、各従局14の
アドレスが順に設定される。この特開平2−30124
4号公報に記載されている通信システムによれば、各従
局14を一個一個順に主局10と接続するので、各従局
14に対するアドレスを順に設定することが可能であ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】空気調和器において
は、複数の従局(室内機)を一括して制御することが便
利なことが多い。すなわち、一つの部屋に複数の室内機
が設けられ、それらを壁のリモコン装置で一括して制御
できれば便利である。そのため、従局14に対しては、
所定のグループ分けがなされている。これによって、同
一のグループに属する従局に対して一括して指令を送る
ことにより制御が集中的に行える。
【0010】また、通信システムが一つの伝送線のみを
備えていれば、建物の内部の部屋の配置換えや、パーテ
ィションの移動なので、このグループ分けに変更が生じ
た場合には、従来の通信システムによれば、主局(室外
機)やリモコン等からグループ設定をやり直すことが可
能である。
【0011】このように従来はグループ分けが行われて
いたが、主局(室外機)やリモコン等から人手によって
入力されており、非常に手間が掛り、面倒な作業であっ
た。本発明は上述の課題を解決するためになされたもの
であり、その目的は、伝送線もしくは従局やリモコン局
の接続位置により自動的にグループ分けがなされる通信
システムを構築することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】第一の本発明は、上述の
課題を解決するために、通信メッセージを伝送する伝送
線と、前記伝送線の一端に接続される主局と、前記伝送
線に接続される複数の従局と、前記従局のうち、所定の
前記従局に取り付けられるリレイアダプタと、を備え、
各前記従局は、前記主局側からの前記伝送線が接続され
る上流側端子と、他の前記従局に接続する前記伝送線が
接続される下流側端子と、前記上流側端子と前記下流側
端子とを接続する内部伝送線と、前記上流側端子に接続
された通信制御部と、を有し、前記リレイアダプタは、
取り付けられた前記従局の前記通信制御部によってその
開閉が制御されるスイッチ手段であって、前記従局の前
記内部伝送線を断続するスイッチ手段を有し、前記通信
制御部は、前記主局からのスイッチ開指令メッセージを
受信した場合は、その従局に接続している前記リレイア
ダプタの前記スイッチ手段を開状態にし、前記主局から
のスイッチ閉指令メッセージを受信した場合は、その従
局に接続している前記リレイアダプタの前記スイッチ手
段を閉状態にし、前記主局からのグループ設定メッセー
ジを受信した場合は、その従局にまだグループが設定さ
れていないならば、前記グループ設定メッセージにした
がってグループを設定し、前記スイッチ手段は、グルー
プ設定開始時には全て開状態であり、前記主局は、前記
伝送線を通じて、前記グループ設定メッセージと、前記
スイッチ閉メッセージとを交互に前記伝送線を通じて送
出することにより、前記リレイアダプタの接続されてい
る前記従局を境にしてグループ分けがなされることを特
徴とする通信システムである。
【0013】また、第二の本発明は、上記課題を解決す
るために、通信メッセージを伝送する複数の伝送線と、
前記複数の伝送線の全ての一端が接続されている主局
と、前記複数の伝送線のうち、いずれか一つの伝送線に
接続されている複数の従局と、を備え、前記主局は、前
記複数の伝送線の一端が全て接続される内部伝送線と、
前記内部伝送線に接続される通信制御部と、前記複数の
伝送線に対応して設けられ、前記通信制御部によってそ
のスイッチが制御され、各前記複数の伝送線と前記内部
伝送線との接続を断続する複数のスイッチ手段と、を有
し、前記主局は、前記通信制御部によって、前記複数の
スイッチ手段のうちいずれか一つのスイッチ手段のみを
閉じ、この閉じられたスイッチ手段によって接続される
伝送線に接続されている前記従局に対し、同一のグルー
プを割り当てることを特徴とする通信システムである。
【0014】また、第三の本発明は、上記課題を解決す
るために、通信メッセージを伝送する伝送線と、前記伝
送線の一端に接続される主局と、前記主局と、通信メッ
セージの送受信を行うための従局通信制御部を有する複
数の従局と、前記伝送線の途中に設けられたスイッチ手
段であって、前記伝送線を断続するためのリレイと、前
記リレイの前記主局側の端子に接続され前記リレイを制
御するリレイ通信制御部と、を有する一個以上のスイッ
チ手段と、を備え、各前記スイッチ手段の前記リレイ通
信制御部は、前記主局からのリレイ開指令メッセージを
受信した場合は、そのスイッチ手段内部の前記リレイを
開状態にし、前記主局からのリレイ閉指令メッセージを
受信した場合は、そのスイッチ手段内部の前記リレイを
閉状態にし、各前記従局の前記従局通信制御部は、前記
主局からのグループ設定メッセージを受信した場合は、
その従局がまだグループが設定されていないならば、前
記グループ設定メッセージにしたがってグループを設定
し、前記スイッチ手段の前記リレイは、グループ設定開
始時には全て開状態であり、前記主局は、前記伝送線を
通じて、前記グループ設定メッセージと、前記スイッチ
閉メッセージとを交互に前記伝送線を通じて送出するこ
とにより、前記スイッチ手段を境にしてグループ分けが
なされることを特徴とする通信システムである。
【0015】また、第四の本発明は、上記課題を解決す
るために、通信メッセージを伝送する一個の主伝送線
と、複数個の副伝送線と、前記主伝送線の一端に接続さ
れる主局と、前記主伝送線といずれか一個の前記副伝送
線とに接続される複数個の従局と、前記各副伝送線ごと
に設けられ、前記副伝送線に接続されているリモコン局
と、を備え、各前記従局は、内部伝送線と、前記内部伝
送線と前記主伝送線とを接続する第一のスイッチ手段
と、前記内部伝送線といずれか一個の前記副伝送線とを
接続する第二のスイッチ手段と、前記内部伝送線に接続
され、前記第一及び第二のスイッチ手段のスイッチの開
閉を制御する通信制御部と、を有し、前記従局は、前記
第一のスイッチ手段が開状態であり、前記第二のスイッ
チ手段が閉状態である場合に、その従局と共通の前記副
伝送線に接続している前記リモコン局に、グループ設定
を要求し、前記リモコン局は、前記グループ設定を要求
されたならば、共通の前記副伝送線に接続している全て
の前記従局に対し、同一のグループを設定することを特
徴とする通信システムである。
【0016】また、第五の本発明は、上記課題を解決す
るために、通信メッセージを伝送する伝送線と、前記伝
送線の一端に接続される主局と、前記伝送線に接続され
る複数の従局と、前記従局のいずれか一個の従局にそれ
ぞれ一個ずつ接続される複数のリモコン局と、を備え、
各前記従局は、前記主局側からの前記伝送線が接続され
る上流側端子と、他の前記従局に接続する前記伝送線が
接続される下流側端子と、前記上流側端子と前記下流側
端子とを結び、前記両端子間の接続を制御するスイッチ
手段と、前記上流側端子に接続され、前記スイッチ手段
の開閉を制御する通信制御部と、を有し、前記通信制御
部は、前記主局からのグループ設定メッセージを受信し
た場合は、その従局に接続している前記リモコン局の存
在を検査し、存在していたならば、前記グループ設定メ
ッセージによるグループを更新し、前記更新されたグル
ープを、自己の前記従局と接続している前記リモコン局
とに設定し、自己の前記従局の前記スイッチ手段を閉状
態に設定し、前記存在していた旨を前記主局に報告し、
存在していないならば、前記グループ設定メッセージに
よるグループを自己の前記従局に設定し、自己の前記従
局の前記スイッチ手段を閉状態に設定し、前記存在して
いない旨を前記主局に報告し、前記主局は、前記存在し
ていた旨の報告を受信した場合、次に送出するグループ
設定メッセージの設定するグループを更新し、前記スイ
ッチ手段は、グループ設定開始時には全て開状態であ
り、前記主局は、前記伝送線を通じて、前記グループ設
定メッセージと、前記スイッチ閉メッセージとを交互に
前記伝送線を通じて送出することにより、前記リモコン
局の接続されている前記従局を境にしてグループ分けが
なされることを特徴とする通信システムである。
【0017】また、第六の本発明は、上記課題を解決す
るために、スイッチ手段もしくはリレイは、その接点と
並列に接続されたチョークコイルを有していることを特
徴とする通信システムである。
【0018】
【作用】第一の本発明におけるリレイアダプタ内部のリ
レイは、取り付けられた従局から主局と反対方向に接続
された従局を主局から切り離す。それによって、主局は
残った接続されている従局らに対し同一のグループを設
定することができる。
【0019】第二の本発明におけるスイッチ手段は、複
数の伝送線のうち任意の伝送線を主局と接続する。それ
によって、主局は接続されている伝送線に接続されてい
る従局に対し同一のグループを設定することができる。
【0020】第三の本発明におけるスイッチ手段のリレ
イは、スイッチ手段から主局と反対方向に接続された従
局を主局から切り離す。それによって、主局は残った接
続されている従局らに対し同一のグループを設定するこ
とができる。
【0021】第四の本発明における各従局は、副伝送線
によって一個のリモコン局と接続されている。従って、
各リモコン局は副伝送線を通じて、接続されている従局
に対し同一のグループを設定することができる。
【0022】第五の本発明における各従局は、リモコン
局が自己に接続されているかを検査し、その結果を主局
に報告する。従って、主局は、リモコン局の接続されて
いる従局をグループ分けの先頭であると判断でき、リモ
コン局の接続されている従局から遠方に接続されている
従局に対し、新たなグループを設定することができる。
【0023】第六の本発明におけるチョークコイルは、
AC信号である通信メッセージを通さずに、DC信号の
みを通過させる。従って、リモコン局等にDC電圧によ
る電源を供給することができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0025】実施例1.1 図1に、本発明の好適な一実施例である通信システムを
利用した空気調和機の従局IC、及びそれに取り付けら
れるリレイアダプタADの構成を表す構成図が示されて
いる。各従局IC1、IC3は、A、B、C、Dの四つ
の端子を有しており、端子Aには、主局OC側からの伝
送線50が接続されており、端子Bには、より主局OC
から遠い位置の従局ICからの伝送線50が接続されて
いる。すなわち、各従局ICの端子Aには、主局OCか
らの伝送線50か、もしくはより主局OC側に近い位置
にある従局ICの端子Bからの伝送線が接続されてい
る。以下、伝送線50上で主局OC側をしばしば「上
流」と、主局OCから遠い方向をしばしば「下流」と称
する。
【0026】端子Aは内部で端子Dと接続され、端子B
は内部で端子Cと接続され、リレイアダプタADが取り
付けられていない従局ICにおいては、端子Cと端子D
とが外部の連絡線52によって接続されている。さら
に、端子A(もしくは端子D)には通信制御部54が接
続され、主局OC等からの通信メッセージを受信する。
このように、リレイアダプタADの取り付けられていな
い従局IC(例えば図1中の従局IC1)等において
は、端子Aに接続されている伝送線50と端子Bに接続
されている伝送線50とは、内部で接続されているた
め、全体の伝送線50は一本のバス型ネットワークを構
成することになる。
【0027】この従局ICにリレイアダプタADを取り
付けるには、図1に示されているように、まず、連絡線
52を取り外し、その代わりにリレイアダプタADの接
続線を取り付ける。このリレイアダプタADはその内部
にリレイ56を備えており、従局ICに取り付けること
により、このリレイ56は、端子CとDとの間に接続さ
れることになる。そして、このリレイ56は、従局IC
内部の通信制御部54によってその開閉状態が制御され
る。
【0028】本実施例において特徴的なことは、このよ
うに、リレイアダプタADを接続することによって、リ
レイアダプタADが接続された従局ICより下流の従局
ICを切り離すことが可能となったことである。すなわ
ち主局OCからのメッセージによって通信制御部54
は、リレイ56を開状態にすることができる。
【0029】これによって、残りの従局ICに対して同
一のグループを割り当てることが可能である。すなわ
ち、単に配線の接続を変更することによってグループ分
けを変更することができる。
【0030】以上のような構成の従局IC及びリレイア
ダプタADを用いてグループ分けが行われている様子が
図2に示されている。図2に示されているように、主局
OC側から従局IC1、従局IC2、・・・従局IC6
が伝送線50に接続されており、従局IC3と従局IC
6とにリレイアダプタAD1とリレイアダプタAD2と
がそれぞれ接続されている。このような構成により、従
局IC1、従局IC2、従局IC3とからグループ1
が、従局IC4、従局IC5、従局IC6とからグルー
プ2がそれぞれ構成されている。なお、それぞれのリレ
イアダプタADには、リモコンRCが接続されており、
各リモコンRCは、それぞれ対応するグループに対する
制御を行う。この各リモコンRCも通信制御部を有して
おり、グループ分けの対象とされる。
【0031】図2の構成において、グループ分けがなさ
れる手順を図3のタイムチャートを用いて説明する。図
3に示されているタイムチャートにおいて、縦線は主局
OCや従局IC等の伝送線50上の各端末を指し、縦軸
は時間軸を表す。また、横線は伝送線50上に現れる指
令メッセージや設定メッセージを表し、そこに示されて
いる矢印はメッセージの伝達方向を表す。
【0032】グループ設定をする旨の指令が外部より本
通信システムに入力されると、全てのグループ設定は解
除され、次いで、全てのリレイアダプタAD内部のリレ
イ56が開状態になる。この指令は、例えば空気調和機
の据付時や、建物の部屋の設定換えが生じたときに、そ
れに合わせて各従局ICの配線が行われたときに入力さ
れる。本実施例における通信システムを用いた空気調和
機は、この様に、配線換えを行っただけで、なんらグル
ープ分けに関する情報を人手で入力することなく、グル
ープ設定が行える空気調和機である。
【0033】上述したように、リレイ56の開状態にお
いて、まず主局OCはグループ1の設定メッセージを伝
送線50上に送出する。まだグループの割り当てが行わ
れていない従局ICまたはリモコンRCであって、この
設定メッセージを受けとった従局ICまたはリモコンR
Cは、全てその設定メッセージによるグループ割り当て
が行われる。
【0034】グループ1の設定メッセージが発せられた
ときには、グループ割り当てが行われている従局ICは
まだ存在しないので、このメッセージを受信した全ての
従局ICが、グループ1に割り当てられる。このとき、
リレイアダプタAD1のリレイ56は開状態であるの
で、この設定メッセージを受けとるのは、従局IC1、
従局IC2、従局IC3、リモコンRC1である。これ
によって、グループ1は従局IC1、従局IC2、従局
IC3から構成され、その制御はリモコンRC1によっ
て行われることになる。
【0035】次に図に示されているように、主局OCか
らスイッチ閉指令メッセージが送出される。このメッセ
ージを受信した全ての通信制御部54は、それに接続さ
れているリレイアダプタADが存在すれば、そのリレイ
56を閉状態にする。図に示された例においては、リレ
イアダプタAD1しか接続されていないため、リレイア
ダプタAD1のリレイ56が閉状態になる。これによっ
て、伝送線50には、従局IC1、従局IC2、従局I
C3、リレイアダプタAD1、従局IC4、従局IC
5、従局IC6、リレイアダプタAD2が接続されるこ
とになる。
【0036】次にここで、グループ2設定メッセージが
出力されると、このメッセージを受信するのは従局IC
1、従局IC2、従局IC3、リモコンRC1、従局I
C4、従局IC5、従局IC6、リモコンRC2であ
る。ところが、従局IC1、従局IC2、従局IC3、
リモコンRC1についてはすでにグループ1が設定され
ているので、新たにグループ設定は行われず、結局従局
IC4、従局IC5、従局IC6、リモコンRC2に対
してグループ2が割り当てられることになる。
【0037】以下、同様のことを繰り返すことによっ
て、グループ3、グループ4が設定される。すなわち、
主局OCがグループ設定メッセージとスイッチ閉指令メ
ッセージとを交互にグループの個数だけ送出することに
よってグループ分けが達成される。
【0038】このようにして、本実施例によればリレイ
アダプタADを取り付けた従局ICを境にして、グルー
プ分けが自動的に行われることになる。したがって、グ
ループ分けの情報を人手で入力する必要がなく、単に設
置及び配線を完了するだけで、自動的にグループ設定が
なされる。また、伝送線が全て接続され、一本の伝送線
を構成しているため、後からグループ設定の変更が行わ
れるときには、その伝送線に接続している主局やリモコ
ンから各局に通信メッセージを送出することによって再
設定することも可能である。
【0039】実施例1.2 実施例1.1においては、グループ設定メッセージは主
局OCから直接各従局ICやリモコンRCに出力された
が、リモコンRCが同じグループの従局ICに対してグ
ループ設定メッセージを送出しても好適である。
【0040】この場合の設定のタイムチャートが図4に
示されている。すなわち、上述したように、グループ設
定時にすべてのリレイ56が開状態にあるときに、各リ
モコンRCがグループ設定メッセージを出力するのであ
る。図4に示されているタイムチャートにおいて、縦線
は主局OCや従局IC等の伝送線50上の各端末を指
し、縦軸は時間軸を表す。また、横線は伝送線50上に
現れる指令メッセージや設定メッセージを表し、そこに
示されている矢印はメッセージの伝達方向を表す。
【0041】グループ設定をする旨の指令が外部より本
通信システムに入力されると、実施例1.1の場合と同
様に全てのグループ設定は解除され、次いで、全てのリ
レイアダプタAD内部のリレイ56が開状態になる。
【0042】リレイ56の開状態において、各リモコン
RCはグループ設定メッセージを伝送線50上に送出す
る。すべてのリレイ56は開状態であるので、リモコン
RC1のメッセージを受信するのは、従局IC1、従局
IC2、従局IC3であり、リモコンRC2のメッセー
ジを受信するのは、従局IC4、従局IC5、従局IC
6である。
【0043】本実施例において特徴的なことは、このよ
うに、各リモコンRCが個別にグループ設定メッセージ
を送出するので、すべてのグループ設定を並行に行うこ
とが可能なことである。これによって、より効率的なグ
ループ設定が行える。
【0044】グループの設定が終了したならば、主局O
Cは、スイッチ閉指令をグループの個数だけ送出する。
これによって各リレイアダプタADに取り付けられてい
るリレイ56は次々に閉状態になり、最後に全体が一本
の伝送線となり、通常の通信が行える。
【0045】このように、本実施例においては、主局O
Cからは、スイッチ閉指令のみを送出し、各グループ設
定は、各グループのリモコンRCに行わせたので、より
効率的なグループ設定が行えると共に、主局OCは空気
調和機の室外機としての本来の役割に徹することが可能
である。
【0046】実施例2.1 図5に、本発明の好適な他の一実施例である通信システ
ムを利用した空気調和機の従局IC、主局OC及びそれ
らが接続されている伝送線60が示されている。主局O
Cは、通信制御部62を有しており、通信制御部62に
は、スイッチSW1とSW2とを介して、小伝送線60
aと60bとが接続されている。小伝送線60aと60
bとにはそれぞれ二個の従局ICと一個のリモコンRC
が接続されている。リモコンRCは実施例1とは異な
り、伝送線60に直接接続されている。
【0047】すなわち、小伝送線60aには従局IC1
1、従局IC12、リモコンRC11とが接続されてお
り、小伝送線60bには従局IC13、従局IC14、
リモコンRC12が接続されている。
【0048】スイッチSW1とSW2とがともに閉状態
であるならば、小伝送線60(a及びb)はすべて接続
され、一つの伝送線60を構成する。
【0049】本実施例において特徴的なことは、上記ス
イッチSW1とSW2とが通信制御部62によってその
開閉状態が制御されていることである。したがって、各
スイッチSWの開閉状態によって、主局OCに接続され
る小伝送線60(aもしくはb、またはそれらの両方)
を任意に選択することができる。
【0050】以上のような構成の通信システムを用いて
グループ分けがなされる手順を図6のタイムチャートを
用いて説明する。図6に示されているタイムチャートに
おいて、縦線は主局OCや従局IC等の伝送線60上の
各端末を指し、縦軸は時間軸を表す。また、横線は伝送
線60上に現れる指令メッセージや設定メッセージを表
し、そこに示されている矢印はメッセージの伝達方向を
表す。
【0051】グループ設定をする旨の指令が外部より本
通信システムに入力されると、実施例1と同様に全ての
グループ設定は解除され、次いで、全てのスイッチSW
が開状態になる。この状態で、まず主局OCは、スイッ
チSW1のみを閉状態にする。その後、グループ1の設
定メッセージを小伝送線60a上に送出する。この設定
メッセージを受けとるのは、従局IC11、従局IC1
2、リモコンRC11である。メッセージを受け取ると
従局IC11、従局IC12、リモコンRC11は、自
局にグループ1を割り当てる。これによって、グループ
1は従局IC11、従局IC12から構成され、その制
御はリモコンRC11によって行われることになる。
【0052】次に図に示されているように、主局OC
は、スイッチSW1を開状態にし、スイッチSW2を閉
状態にする。その後、グループ2の設定メッセージを小
伝送線60b上に送出する。この設定メッセージを受け
とるのは、従局IC13、従局IC14、リモコンRC
12である。これによって、グループ1の場合と同様に
してグループ2が従局IC13、従局IC14、リモコ
ンRC12に対して設定され、その制御はリモコンRC
12によって行われることになる。
【0053】このようにして、本実施例によれば各小伝
送線60a、60bごとにグループ設定がなされるの
で、同一のグループに設定したい端末をいずれか一つの
共通の小伝送線60aもしくは60bに接続することに
より自動的にグループ設定が行える。
【0054】なお、上記実施例においては、小伝送線が
2個の場合の例を示したが、3個以上何個であっても構
わず、設定したいグループの個数分用意すれば良い。
【0055】実施例2.2 上記実施例2.1においては、主局OCからグループ設
定メッセージを出力させたが、実施例1.2と同様に、
各グループに属するリモコンRCから出力させるように
することも好適である。この場合のグループ設定動作の
タイムチャートが図7に示されている。
【0056】図7に示されているように、主局OCは、
各小伝送線60a、60bに接続されている各リモコン
RCに対してグループ設定要求メッセージを送出する。
各グループのリモコンRC11、RC12がこのメッセ
ージを受信すると、自分の属する小伝送線に対してグル
ープ設定メッセージを送出する。このようにして、各リ
モコンRCにグループ設定をさせることが可能である。
【0057】本実施例において特徴的なことは、このよ
うに、各リモコンRCが個別にグループ設定メッセージ
を送出するので、すべてのグループ設定を並行に行うこ
とが可能なことである。すなわち、主局OCは、リモコ
ンRCにグループ設定要求メッセージを送出したなら
ば、それに対応するスイッチSWを開状態にすることに
よって、その対応する小伝送線60を切り離し、グルー
プの設定を各グループに属するリモコンRCに委託する
ことが可能である。したがって、主局OCが全てのグル
ープ設定を行うのに比べて効率良くグループ設定が可能
である。
【0058】グループの設定が終了したならば、主局O
Cは、全てのスイッチSWを閉じる。これによって全体
が一本の伝送線60となり、通常の通信が行える。
【0059】このように、本実施例においては、主局O
Cが、各小伝送線に接続されている各リモコンRCにグ
ループごとのグループ設定を委託したので、極めて効率
的なグループ設定が可能となる。それと共に、主局OC
は空気調和機の室外機としての本来の役割に徹すること
が可能である。
【0060】実施例3.1 図8に、本発明の好適な他の一実施例である通信システ
ムを利用した空気調和機の主局OC、従局IC、リモコ
ンRC及びそれらが接続されている伝送線70が示され
ている。本実施例においては、これらの構成に加えてス
イッチSW20、SW21が伝送線の中間に設けられて
おり、これらのスイッチSWに挟まれている区間の一個
以上の従局ICを同一のグループに割り当てることが可
能である。上記実施例1.1においては、伝送線を断続
するリレイを含んだリレイアダプタADは、いずれかの
従局ICに取り付けられていたが、本実施例は丁度この
リレイアダプタADを、スイッチSW20、SW21と
して従局ICとは独立に、伝送線70にとりつけたもの
である。このために本実施例においては、このスイッチ
SW20、SW21は、従局ICとは独立に通信制御部
72a、72bを備えており、この通信制御部72a、
72bがリレイの開閉を制御している。
【0061】図8に示されている例においては、主局O
Cに接続されている伝送線70には、主局OC側から順
に、従局IC31、従局IC32、リモコンRC33が
接続されている。そして、本実施例において特徴的な構
成であるスイッチSW21が接続されている。伝送線7
0は、このスイッチSW21の内部のリレイ74aによ
って分割されている。この分割された伝送線70のさら
に下流方向には、順に、従局IC34、従局IC35、
リモコンRC36が接続されている。そして、従局IC
34のさらにまた下流にはスイッチSW22が接続され
ている。
【0062】本実施例によるグループ設定の動作は、図
3に示された実施例1.1の動作とほぼ同一である。す
なわち、グループ設定開始時には、全てのスイッチSW
内のリレイ74は閉状態である。そして、主局OCはグ
ループ設定メッセージと、スイッチ閉指令メッセージと
を交互に伝送線70に出力することによりグループ設定
が行われる。この結果、従局IC31、従局IC32、
リモコンRC33が、グループ1に、従局IC34、従
局IC35、リモコンRC36が、グループ2に、それ
ぞれ設定される。
【0063】本実施例においては、実施例1.1と異な
りリレイ74は従局ICとは独立の設けられた通信制御
部72によってその開閉が制御されている。しかし、そ
の他の動作については実施例1.1と同一である。
【0064】実施例3.2 上記実施例3.1においては、主局OCからグループ設
定メッセージを出力させたが、各グループに属するスイ
ッチSWの通信制御部がグループ設定メッセージを出力
するようにしても好適である。この場合のグループ設定
動作のタイムチャートが図9に示されている。
【0065】図9に示されているように、リレイ56の
開状態において、各スイッチSWはグループ設定メッセ
ージを伝送線70上に送出する。すべてのリレイ74は
開状態であるので、スイッチSW21のメッセージを受
信するのは、従局IC31、従局IC32、リモコンR
C33であり、スイッチSW22のメッセージを受信す
るのは、従局IC34、従局IC35、リモコンRC3
6である。
【0066】グループの設定が終了したならば、主局O
Cは、スイッチ閉指令をグループの個数だけ送出する。
これによって各スイッチSW内のリレイ74が閉状態に
なり、全体が一本の伝送線となり、通常の通信が行え
る。
【0067】このように、本実施例においては、主局O
Cからは、スイッチ閉指令のみを送出し、各グループ設
定は、各グループの下流側に設けられているスイッチS
Wに行わせたので、より効率的なグループ設定が行える
と共に、主局OCは空気調和機の室外機としての本来の
役割に徹することが可能である。
【0068】実施例4 図10に、本発明の好適な他の一実施例である通信シス
テムを利用した空気調和機の主局OC、従局ICと、そ
れらが接続されている主伝送線80が示されている。本
実施例においては、これらの構成に加えて、副伝送線8
2a、82bが設けられている。そして、これらの副伝
送線を介してリモコンRCが従局ICに接続されてい
る。すなわち、図10に示されているように、リモコン
RC43は、副伝送線82aを介して、従局IC41、
従局IC42に接続されており、リモコンRC46は、
副伝送線82bを介して、従局IC44、従局IC45
に接続されている。
【0069】各従局ICは、内部伝送線84とそれに接
続されている通信制御部86をそれぞれ有している。ま
た、この内部伝送線84と主伝送線80とは、主リレイ
88で接続されており、通信制御部86は、この主リレ
イ88の開閉を制御し、通信制御部86と主伝送線80
との断続が制御されている。
【0070】さらに、この内部伝送線84と副伝送線8
2aもしくは82bとは、副リレイ90で接続されてお
り、通信制御部86は、この副リレイ90の開閉を制御
し、通信制御部86と副伝送線82aもしくは82bと
の断続が制御されている。
【0071】本実施例において特徴的なことは、このよ
うに、各リモコンRCはそれぞれ別個の副伝送線82
a、82bを介して各従局ICに接続されていることで
ある。そして、各従局ICはいずれか一個の副伝送線8
2にのみ接続されている。この構成によって、リモコン
RCは、自分に接続されている副伝送線82を介してグ
ループ設定メッセージを送出することにより、副伝送線
82ごとに各従局ICをグループ分けすることが可能で
ある。
【0072】この結果、従局IC41、従局IC42、
リモコンRC43が、グループ1に、従局IC44、従
局IC45、リモコンRC46が、グループ2に、それ
ぞれ設定される。
【0073】本実施例のグループ設定動作のタイムチャ
ートが図11に示されている。図11に示されているよ
うに、主局OCは、各従局IC及び各リモコンRCに対
してグループ設定要求メッセージを送出する。各従局I
Cがこのメッセージを受信すると、それぞれの内部に有
する主リレイ88を開状態にする。その結果、各従局I
Cは、副伝送線82にのみ接続され、各副伝送線82ご
とにグループ分けがなされる。すなわち、主リレイ88
が開状態で副リレイ90が閉状態の場合、各副伝送線8
2a、82bごとに接続されているリモコンRC43、
46が副伝送線82a、82b上にそれぞれグループ設
定メッセージを送出する。そして、このメッセージを受
信した各従局ICはそれぞれのグループに設定される。
【0074】図11に示されたような動作により、本実
施例においては、従局IC41、従局IC42、リモコ
ンRC43にグループ1が、従局IC44、従局IC4
5、リモコンRC46にグループ2が、それぞれ割り当
てられる。
【0075】本実施例において特徴的なことは、このよ
うに、各リモコンRCが個別に副伝送線82を有してお
り、この副伝送線82を介してグループ設定メッセージ
を送出するので、副伝送線の配線状態によってグループ
設定を並行に行うことが可能となることである。
【0076】グループの設定が終了したならば、全ての
主リレイ88が閉じられ、これによって全体が一本の伝
送線80となり、通常の通信が行える。
【0077】このように、本実施例においては、副伝送
線82ごとに設けられているリモコンRCが、各副伝送
線に接続されている各従局ICを同一のグループに設定
するので、極めて効率的なグループ設定が可能となる。
それと共に、主局OCは空気調和機の室外機としての本
来の役割に徹することが可能である。
【0078】実施例5 図12は、本発明の好適な一実施例である通信システム
を利用した空気調和機の主局OC、従局IC、及びそれ
に取り付けられるリモコンRCが示されている構成ブロ
ック図である。
【0079】各従局IC100、IC101、IC10
2は、A、B、Cの三つの端子を有しており、端子Aに
は、主局OC側からの伝送線110が接続されており、
端子Bには、より主局OCから遠い位置の従局ICから
の伝送線110が接続されている。すなわち、各従局I
Cの端子Aには、主局OCからの伝送線50か、もしく
はより主局OC側にある従局ICの端子Bからの伝送線
が接続されている。
【0080】端子Aと端子Cとは、各従局IC内部で内
部接続線112により接続されており、この内部接続線
112には、通信メッセージの送受信を行う通信制御部
114が接続されている。
【0081】また、端子Aと端子Bとの間には、通信制
御部114によってその開閉状態が制御されるリレイ1
16が設けられている。このリレイ116によって、各
従局IC間の伝送線110の接続が制御される。なお、
リモコンRCは、所望の従局ICの端子Cに取り付けら
れている。図12に示されている例においては、従局I
C100にリモコンRC103が取り付けられ、従局I
C102にリモコンRC104が取り付けられている。
【0082】本実施例において特徴的なことは、このよ
うに、各従局ICそれぞれが、伝送線110を断続する
ためのリレイ116を有していることである。そのた
め、主局OCは、このリレイの開閉を制御することによ
り、各従局ICを主局ICと切り離したり接続したりす
ることが従局IC一個単位に可能である。
【0083】さらに、各従局ICは、リモコンRCを取
り付けるための端子Cをそれぞれ有しているため、リモ
コンRCは任意の位置に取り付けることが可能である。
そして、本実施例による通信システムによれば、後述す
るようにこのリモコンが取り付けられた従局ICを境に
して、各グループ設定がなされるので、単にリモコンR
Cの配置を変えるだけで自動的にグループ設定が行われ
る。
【0084】本実施例によるグループ設定の動作のタイ
ムチャートが図13に示されている。まず、グループ設
定をする旨の指令が外部より本通信システムに入力され
ると、全てのグループ設定は解除され、次いで、全ての
従局IC内部のリレイ116は開状態になる。
【0085】図13に示されているように、全てのリレ
イ116の開状態において、まず、主局OCが、主局O
Cと接続されている従局ICであって、まだグループ設
定のなされていない従局ICをサーチする。すなわち従
局ICサーチメッセージを伝送線110に送出する。こ
のサーチの結果、従局IC100から応答が帰り、この
応答にしたがって主局OCは従局IC100に、グルー
プ設定メッセージによってグループ0を設定する。
【0086】次にグループ1を設定された従局IC10
0は、自分に接続されているリモコンRCであって、ま
だグループ設定がなされていないリモコンRCをサーチ
する。すなわちリモコンRCサーチメッセージが、通信
制御部114aから伝送線110に送出される。このサ
ーチの結果、リモコンRC103から応答が帰り、リモ
コンRC103が自局に接続されていることを認識す
る。すると、従局IC100は、自局の割り当てグルー
プを+1する。すなわち従局IC100のグループには
グループ1が設定される。同時に、従局IC100はリ
モコンRC103をグループ設定メッセージによって自
分と同じグループ(すなわちグループ1)に設定する。
【0087】この設定の終了後、従局IC100は自己
のリレイ116aを閉状態に設定する。この設定後、主
局OCにリレイ116aの閉状態を報告する。この報告
の際同時にリモコンRC103がグループ1に設定され
たことも合わせて報告される。この報告を受けとった主
局OCは、グループ1の割り当てが開始されたと判断
し、以後、グループ設定メッセージはグループ1を設定
するように発せられる。
【0088】主局OCは次に再び、グループ設定のなさ
れていない従局ICを従局ICサーチメッセージによっ
てサーチする。このサーチの際には、リレイ116aが
閉状態であるので、今度は従局IC101から応答が帰
り、この応答にしたがって、主局OCは従局IC101
をグループ1に設定する。
【0089】次にグループ1を設定された従局IC10
1は、自分に接続されているリモコンRCであって、ま
だグループ設定がなされていないリモコンRCをサーチ
する。すなわちリモコンRCサーチメッセージが、通信
制御部114bから伝送線110に送出される。ところ
が、従局IC101にはリモコンRCが取り付けられて
いないので、応答は帰ってこない。一定時間の待ち時間
の後、従局IC101はリモコンRCは接続されていな
いと判断し、この情報を、従局IC101のリレイ11
6bを閉状態にした後、主局OCに報告する。
【0090】この報告を受けとった主局OCは、その報
告によりリモコンRCが接続されていないことを知り、
グループ1の割当てを続行することを決定する。そし
て、さらに、グループ設定のなされていない従局ICを
従局ICサーチメッセージによってサーチする。このサ
ーチの際には、リレイ116bが閉状態であるので、今
度は従局IC102から応答が帰り、この応答にしたが
って、主局OCは従局IC101をグループ1に設定す
る。
【0091】グループ1に設定された従局IC102
は、上述した従局IC100とまったく同一の動作を行
う。すなわち、グループ設定のされていないリモコンを
サーチし、応答がリモコンRC104から帰ってくると
自局のグループを+1し(すなわちグループ2に設定
し)、リモコンRC104にもグループ2を設定する。
そして、リレイ116cを閉状態に設定した後、主局O
Cにリレイ116cの閉状態の報告と合わせてリモコン
RC104をグループ2に設定したことを報告する。こ
の報告によって、主局OCはグループ2の割当てが開始
されたと判断し、以後のグループ設定メッセージはグル
ープ2の割当てを指示するものが発せられる。
【0092】以下、同様のことを繰り返すことによっ
て、グループ3、グループ4が設定される。
【0093】このようにして、本実施例によればリモコ
ンRCを取り付けた従局ICを境にして、グループ分け
が自動的に行われることになる。したがって、単に主局
OC、従局IC及びリモコンRCを接地・配線すること
により、自動的にグループ分けが完了する。
【0094】実施例6 図14は本発明の好適な他の一実施例である通信システ
ムのスイッチあるいはリレイ部分を表す構成図である。
図に示されているように、本実施例においては、スイッ
チ130に並行にチョークコイル132を接続してい
る。
【0095】このチョークコイル132は電気信号のA
C成分を通さず、DC成分のみを通す。本実施例におい
て特徴的なことは、このチョークコイル132によっ
て、スイッチ130が開状態であり、AC成分であるメ
ッセージ通信は通さない場合においても、DC成分は通
すことである。このような構成によって、伝送線134
にDC電圧を常に(スイッチ130が開状態であって
も)印加しておくことが可能である。そして、リモコン
装置136は、このDC電圧を電源として利用すること
が可能である。その結果、リモコン装置136は独立の
電源、例えば電池等を準備する必要がなくなり、主局O
Cで電源を一括管理できるので効率的なシステムが構築
可能である。
【0096】なお、本実施例は上記実施例1から5まで
においてすべて適用可能である。
【0097】以上述べたように本実施例1から5によれ
ば、従来主局から手作業で行っていたグループ設定が、
単に配線の接続を行うだけで、その接続に応じて自動的
にグループ設定が行われる。従って、時間のかかる設定
作業をしなくても容易に、かつ迅速にグループ設定の可
能な通信システムを用いた空気調和機が得られるという
効果を有する。
【0098】さらに、実施例6によれば、スイッチが閉
状態であってもDC電圧を供給可能であるので、伝送線
を電源供給線として利用可能であり、効率的な電源管理
が可能な空気調和機が得られるという効果を有する。
【0099】
【発明の効果】以上述べたように第一の本発明によれ
ば、リレイアダプタ内部のリレイが伝送線を分割するの
で、その分割部分ごとにグループ設定が行われる。した
がって、単にリレイアダプタを、従局にとりつけるだけ
で、グループ分けが自動的に行われる通信システムが得
られるという効果を有する。
【0100】また、第二の本発明によれば、各従局は、
接続されている同一の副伝送線ごとにまとめて主局との
接続が、制御されている。この制御はスイッチ手段によ
って行われる。したがって、各副伝送線ごとに同一のグ
ループを割り当てることが可能であり、従局が接続され
る副伝送線を選択することにより、自動的にグループの
設定が可能な通信システムが得られるという効果を有す
る。
【0101】また、第三の本発明によれば、伝送線の途
中にスイッチ手段が挿入され、このスイッチ手段を境に
して伝送線は分割されることが可能である。したがっ
て、分割された伝送線の区間ごとに、その区間に接続さ
れている従局等を同一のグループに設定することが可能
である。その結果、スイッチの挿入位置に応じて自動的
にグループ設定が行われる通信システムが得られるとい
う効果を有する。
【0102】また、第四の本発明によれば、各従局は副
伝送線により、いずれか一個のリモコン局に接続されて
いる。そのため、同一のリモコン局に接続している従局
に対し、リモコン局は同一のグループを設定することが
可能である。その結果、従局から副伝送線への接続に応
じて、自動的にグループ設定が行われる通信システムが
得られるという効果を有する。
【0103】また、第五の本発明によれば、各従局は自
局にリモコン局が接続しているか否かを判定し、その結
果を主局に報告する。したがって、その報告によって主
局はグループ設定の境界を認識することが可能である。
その結果、自動的にリモコン局を境にしてグループ設定
のなされる通信システムが得られるという効果を有す
る。
【0104】また、第六の本発明によれば、チョークコ
イルは通信メッセージのAC信号を通過させず、電源電
流のDC信号のみを通過させる。したがって、リモコン
局等に対し、伝送線を用いて電力を供給することができ
る。したがって、各リモコン局等の電源を一括管理でき
る通信システムが得られるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な第一実施例による空気調和機の
主局OC、従局ICなどの構成図である。
【図2】図1の主局OC、従局ICなどを用いてグルー
プ分けが成されている様子を示す構成ブロック図であ
る。
【図3】図2の構成において、グループ分けが成される
手順を表すタイムチャートである。
【図4】図2の構成において、グループ分けが成される
他の手順を表すタイムチャートである。
【図5】本発明の好適な第二実施例による空気調和機の
構成ブロック図である。
【図6】図5の構成において、グループ分けが成される
手順を表すタイムチャートである。
【図7】図5の構成において、グループ分けが成される
他の手順を表すタイムチャートである。
【図8】本発明の好適な第三実施例による空気調和機の
構成ブロック図である。
【図9】図8の構成において、グループ分けが成される
手順の一例を表すタイムチャートである。
【図10】本発明の好適な第四実施例による空気調和機
の構成ブロック図である。
【図11】図10の構成において、グループ分けが成さ
れる手順を表すタイムチャートである。
【図12】本発明の好適な第五実施例による空気調和機
の構成ブロック図である。
【図13】図12の構成において、グループ分けが成さ
れる手順を表すタイムチャートである。
【図14】本発明の好適な第六実施例によるスイッチ等
の接点部分の構成図である。
【図15】従来の空気調和機に用いられる通信システム
の構成ブロック図である。
【符号の説明】
OC 主局 IC 従局 AD リレイアダプタ RC リモコン 50 伝送線 52 外部の連絡線 54 通信制御部 56 リレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/40 (72)発明者 増井 弘毅 静岡県静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電 機株式会社静岡製作所内 (72)発明者 濱口 眞理雄 和歌山県和歌山市手平6丁目5番66号 三 菱電機株式会社和歌山製作所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信メッセージを伝送する伝送線と、 前記伝送線の一端に接続される主局と、 前記伝送線に接続される複数の従局と、 前記従局のうち、所定の前記従局に取り付けられるリレ
    イアダプタと、 を備え、 各前記従局は、 前記主局側からの前記伝送線が接続される上流側端子
    と、 他の前記従局に接続する前記伝送線が接続される下流側
    端子と、 前記上流側端子と前記下流側端子とを接続する内部伝送
    線と、 前記上流側端子に接続された通信制御部と、 を有し、 前記リレイアダプタは、取り付けられた前記従局の前記
    通信制御部によってその開閉が制御されるスイッチ手段
    であって、前記従局の前記内部伝送線を断続するスイッ
    チ手段を有し、 前記通信制御部は、 前記主局からのスイッチ開指令メッセージを受信した場
    合は、その従局に接続している前記リレイアダプタの前
    記スイッチ手段を開状態にし、 前記主局からのスイッチ閉指令メッセージを受信した場
    合は、その従局に接続している前記リレイアダプタの前
    記スイッチ手段を閉状態にし、 前記主局からのグループ設定メッセージを受信した場合
    は、その従局にまだグループが設定されていないなら
    ば、前記グループ設定メッセージにしたがってグループ
    を設定し、 前記スイッチ手段は、グループ設定開始時には全て開状
    態であり、前記主局は、前記伝送線を通じて、前記グル
    ープ設定メッセージと、前記スイッチ閉メッセージとを
    交互に前記伝送線を通じて送出することにより、前記リ
    レイアダプタの接続されている前記従局を境にしてグル
    ープ分けがなされることを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 通信メッセージを伝送する複数の伝送線
    と、 前記複数の伝送線の全ての一端が接続されている主局
    と、 前記複数の伝送線のうち、いずれか一つの伝送線に接続
    されている複数の従局と、 を備え、 前記主局は、 前記複数の伝送線の一端が全て接続される内部伝送線
    と、 前記内部伝送線に接続される通信制御部と、 前記複数の伝送線に対応して設けられ、前記通信制御部
    によってその開閉が制御され、各前記複数の伝送線と前
    記内部伝送線との接続を断続する複数のスイッチ手段
    と、 を有し、前記主局は、前記通信制御部によって、前記複
    数のスイッチ手段のうちいずれか一つのスイッチ手段の
    みを閉じ、この閉じられたスイッチ手段によって接続さ
    れる伝送線に接続されている前記従局に対し、同一のグ
    ループを割り当てることを特徴とする通信システム。
  3. 【請求項3】 通信メッセージを伝送する伝送線と、 前記伝送線の一端に接続される主局と、 前記主局と、通信メッセージの送受信を行うための従局
    通信制御部を有する複数の従局と、 前記伝送線の途中に設けられたスイッチ手段であって、
    前記伝送線を断続するためのリレイと、前記リレイの前
    記主局側の端子に接続され前記リレイを制御するリレイ
    通信制御部と、を有する一個以上のスイッチ手段と、 を備え、 各前記スイッチ手段の前記リレイ通信制御部は、 前記主局からのリレイ開指令メッセージを受信した場合
    は、そのスイッチ手段内部の前記リレイを開状態にし、 前記主局からのリレイ閉指令メッセージを受信した場合
    は、そのスイッチ手段内部の前記リレイを閉状態にし、 各前記従局の前記従局通信制御部は、 前記主局からのグループ設定メッセージを受信した場合
    は、その従局がまだグループが設定されていないなら
    ば、前記グループ設定メッセージにしたがってグループ
    を設定し、 前記スイッチ手段の前記リレイは、グループ設定開始時
    には全て開状態であり、前記主局は、前記伝送線を通じ
    て、前記グループ設定メッセージと、前記スイッチ閉メ
    ッセージとを交互に前記伝送線を通じて送出することに
    より、前記スイッチ手段を境にしてグループ分けがなさ
    れることを特徴とする通信システム。
  4. 【請求項4】 通信メッセージを伝送する一個の主伝送
    線と、 複数個の副伝送線と、 前記主伝送線の一端に接続される主局と、 前記主伝送線といずれか一個の前記副伝送線とに接続さ
    れる複数個の従局と、 前記各副伝送線ごとに設けられ、前記副伝送線に接続さ
    れているリモコン局と、 を備え、 各前記従局は、 内部伝送線と、 前記内部伝送線と前記主伝送線とを接続する第一のスイ
    ッチ手段と、 前記内部伝送線といずれか一個の前記副伝送線とを接続
    する第二のスイッチ手段と、 前記内部伝送線に接続され、前記第一及び第二のスイッ
    チ手段のスイッチの開閉を制御する通信制御部と、 を有し、 前記従局は、前記第一のスイッチ手段が開状態であり、
    前記第二のスイッチ手段が閉状態である場合に、その従
    局と共通の前記副伝送線に接続している前記リモコン局
    に、グループ設定を要求し、 前記リモコン局は、前記グループ設定を要求されたなら
    ば、共通の前記副伝送線に接続している全ての前記従局
    に対し、同一のグループを設定することを特徴とする通
    信システム。
  5. 【請求項5】 通信メッセージを伝送する伝送線と、 前記伝送線の一端に接続される主局と、 前記伝送線に接続される複数の従局と、 前記従局のいずれか一個の従局にそれぞれ一個ずつ接続
    される複数のリモコン局と、 を備え、 各前記従局は、 前記主局側からの前記伝送線が接続される上流側端子
    と、 他の前記従局に接続する前記伝送線が接続される下流側
    端子と、 前記上流側端子と前記下流側端子とを結び、前記両端子
    間の接続を制御するスイッチ手段と、 前記上流側端子に接続され、前記スイッチ手段の開閉を
    制御する通信制御部と、 を有し、 前記通信制御部は、 前記主局からのグループ設定メッセージを受信した場合
    は、その従局に接続している前記リモコン局の存在を検
    査し、 存在していたならば、前記グループ設定メッセージによ
    るグループを更新し、前記更新されたグループを、自己
    の前記従局と接続している前記リモコン局とに設定し、
    自己の前記従局の前記スイッチ手段を閉状態に設定し、
    前記存在していた旨を前記主局に報告し、 存在していないならば、前記グループ設定メッセージに
    よるグループを自己の前記従局に設定し、自己の前記従
    局の前記スイッチ手段を閉状態に設定し、前記存在して
    いない旨を前記主局に報告し、 前記主局は、 前記存在していた旨の報告を受信した場合、次に送出す
    るグループ設定メッセージの設定するグループを更新
    し、 前記スイッチ手段は、グループ設定開始時には全て開状
    態であり、前記主局は、前記伝送線を通じて、前記グル
    ープ設定メッセージと、前記スイッチ閉メッセージとを
    交互に前記伝送線を通じて送出することにより、前記リ
    モコン局の接続されている前記従局を境にしてグループ
    分けがなされることを特徴とする通信システム。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5記載の通
    信システムにおいて、 前記スイッチ手段もしくは前記リレイは、その接点と並
    列に接続されたチョークコイルを有していることを特徴
    とする通信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6397280B1 (en) * 1996-11-19 2002-05-28 Robert Bosch Gmbh Slave station, master station, bus system and method for operating a bus
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