JPH05315980A - 無線受信機 - Google Patents

無線受信機

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JPH05315980A
JPH05315980A JP14324492A JP14324492A JPH05315980A JP H05315980 A JPH05315980 A JP H05315980A JP 14324492 A JP14324492 A JP 14324492A JP 14324492 A JP14324492 A JP 14324492A JP H05315980 A JPH05315980 A JP H05315980A
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JP
Japan
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frequency
power supply
pwm carrier
radio receiver
pwm
Prior art date
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Application number
JP14324492A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirosuke Sato
博亮 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チューナ部において受信妨害が発生しない電
源部及び、又はオーディオパワーアンプのPWMキャリ
ヤを簡単な構成で発生することができる無線受信機を提
供する。 【構成】 マイクロコンピュータ1は、矩形波発生器3
0のプログラマブルカウンタ32に対して受信部10の
受信周波数が高調波関係とはならないPWMキャリヤ周
波数データ(分周比1/N)を設定する。電源部のPW
Mキャリヤ周波数を制御する状態においては、スイッチ
ング電源部40の出力DC電圧はPWMコンパレータ4
1にフィードバックされて、のこぎり波と比較され、出
力DC電圧が安定するように、かつ受信周波数が高調波
関係とならないようにスイッチング回路42のPWMキ
ャリヤの周波数が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジオチューナ等の無
線受信機に関し、特にPWMキャリヤをパルス変調する
方式の電源部及び、又は同方式のオーディオパワーアン
プを有する無線受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子機器の電源部では、PWM
(パルス幅変調)方式のスイッチングレギュレータが用
いられている。このスイッチングレギュレータでは、交
流入力電圧を一旦整流した後、トランジスタ等のオン・
オフ回路を用いて交流に変換し、再び整流して直流電圧
に変換して出力電圧とするが、所望の出力電圧を得るべ
くPWMキャリヤをパルス幅変調して、出力電圧を安定
化している。又、オーディオアンプとしても同方式のも
のが用いられることがある。
【0003】ここで、PWMキャリヤは通常、コンデン
サの容量と、このコンデンサを充放電する電流値および
電圧振幅により発振周波数が決定されるアナログ式発振
器により生成されるが、この理由は通常、PWMキャリ
ヤの周波数精度が重要視されないからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなスイッチングレギュレータをラジオチューナ等の無
線受信機の電源部として用いると、その高調波ノイズに
より受信妨害が発生するので、使用されることが稀であ
る。なお、もし、無線受信機の電源部として用いた場合
には、妨害高調波を減少するために厳重なシールドが必
要になり、また、内部回路の電源ライン等から回り込む
妨害を減少するために高精度のフィルタ回路が必要にな
ったりして、PWMキャリヤ周波数を調整、確認等の管
理を行わなければならない。同様にかかる方式のオーデ
ィオパワーアンプを無線受信機の一部として用いた場合
にも同様の妨害が発生する。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑み、受信妨
害が発生しないPWMキャリヤを簡単な構成で発生する
ことができる無線受信機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、チューナ部の受信周波数が電源部及び、又
はオーディオパワーアンプのPWMキャリヤの周波数に
対して高調波関係にないように電源部のPWMキャリヤ
の周波数を制御するようにしたものである。すなわち本
発明によれば、 PWMキャリヤをパルス幅変調して所
望の電源電圧を得る電源部と、前記電源部からの電源に
より無線信号を受信するチューナ部とを有する無線受信
機において、前記チューナ部の受信周波数が前記電源部
の前記PWMキャリヤの周波数に対して高調波関係とな
らないように前記PWMキャリヤの周波数を制御する制
御手段を有することを特徴とする無線受信機が提供され
る。又、本発明によれば、無線信号を受信するチューナ
部と、PWMキャリヤをパルス幅変調して動作し、前記
チューナ部で受信された信号に基づくオーディオ信号を
増幅するパワーアンプとを有する無線受信機において、
前記チューナ部の受信周波数が前記パワーアンプの前記
PWMキャリヤの周波数に対して高調波関係とならない
ように前記PWMキャリヤの周波数を制御する制御手段
を有することを特徴とする無線受信機が提供される。
【0007】
【作用】本発明では上記構成を有するので、チューナ部
の受信周波数が電源部及び、又はオーディオパワーアン
プのPWMキャリヤの周波数に対して高調波関係となら
ないように、すなわち、整数倍とならないように制御手
段によりPWMキャリヤの周波数が自動的に制御され、
したがって、受信妨害が発生しないPWMキャリヤを簡
単な構成で発生することができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明に係る無線受信機の一実施例であ
るラジオ受信機を示すブロック図、図2は、図1ののこ
ぎり波発生回路を示す回路図である。
【0009】図1に示す受信部10とその周波数シンセ
サイザ20は、公知のスーパヘテロダイン方式およびシ
ンセサイザ方式のチューナ部であるので、その概略を説
明する。アンテナ11を介して受信された高周波(R
F)信号は、RF段増幅器12により増幅され、混合器
(MIX)13において周波数シンセサイザ20の電圧
制御発振器(VCO)21からの局部発振周波数と混合
され、所望の中間周波(IF)信号が得られる。このI
F信号はIF段増幅器14により増幅された後検波器
(DET)15により音声周波数(AF)に変換され、
このAF信号がAF段増幅器16により増幅されてスピ
ーカ等を介して出力される。
【0010】VCO11の発振周波数はまた、システム
用マイクロコンピュータ1からの受信周波数データに基
づいてプログラマブルカウンタ22により分周され、位
相比較器(PD)23において基準周波数発振器(OS
C)24、分周器25からの基準周波数と比較される。
位相比較器23により得られた位相差は、ロウパスフィ
ルタ(LPF)26により電圧に変換され、VCO11
の制御電圧として印加される。したがって、マイクロコ
ンピュータ1が選局情報に応じた受信周波数データをプ
ログラマブルカウンタ22に設定することにより混合器
13から選局周波数が得られる。
【0011】マイクロコンピュータ1はまた、矩形波発
生器30のプログラマブルカウンタ32に対して上記受
信周波数が高調波関係とならないPWMキャリヤ周波数
データ(分周比1/N)を設定する。すなわち、Nの値
がそのときの受信周波数との関係で制御され、(4/
N)MHzの整数倍が受信周波数と一致しないようにさ
れる。この矩形波発生器30では、所定の周波数(例え
ば4MHz)のパルス信号が基準周波数発振器31によ
って発生され、プログラマブルカウンタ32により上記
分周比で分周され、このパルス信号に基づいてのこぎり
波発生器33により同一周波数ののこぎり波に変換さ
れ、スイッチング電源部40のPWMコンパレータ41
に印加される。なお、のこぎり波発生器33は、図2の
(a)に示すように、CR回路と、トランジスタTRと
電流源(I)で構成することができ、また、図2の
(b)に示すように上記回路に加えてトランジスタTR
2と、ダイオードDとコンデンサC2で構成することが
できる。
【0012】スイッチング電源部40のスイッチング回
路42は、トランジスタのオン・オフ回路や整流回路等
を備え、トランジスタのオン・オフの時間に応じてDC
−DC変換する。また、このDC電圧はPWMコンパレ
ータ41にフィードバックされて、のこぎり波と比較さ
れ、DC電圧が安定するように、かつ受信周波数に対し
て高調波関係にないようにスイッチング回路42のPW
Mキャリヤの周波数が制御される。
【0013】すなわち、PWMキャリヤにより制御され
るスイッチング電源部40の高調波ノイズがチューナ部
10における受信周波数との関係では受信障害を引き起
こすおそれがあるが、本実施例では、マイクロコンピュ
ータ1により周波数が制御された矩形波からPWMキャ
リヤの周波数を管理し、PWMキャリヤの周波数が受信
周波数に対して高調波関係にないようにPWMキャリヤ
の周波数を制御するので、受信障害を防止することがで
きる。
【0014】なお、上記実施例では、システムのマイク
ロコンピュータ1によりPWMキャリヤの周波数を制御
するように構成したが、このマイクロコンピュータ1に
接続される他のマイクロコンピュータにより制御するよ
うに構成してもよい。また、受信周波数がPWMキャリ
ヤの周波数に対して高調波関係にあるか否かの判断は、
双方の周波数から演算により判断してもよいし、メモリ
マップに基づいて判断するようにしてもよい。さらに、
矩形波発生器30の矩形波は、デューティ比が50%で
なくてもよい。
【0015】また、矩形波発生器30は図1に示す回路
構成に限定されず、例えば図3や図4に示すように構成
してもよい。図3に示す矩形波発生器50は、図1に示
す周波数シンセサイザ20のようなPLL回路で構成さ
れ、VCO51の発生パルスが波形整形回路57により
矩形波に整形され、のこぎり波発生器33に出力され
る。また、VCO51の発振周波数はまた、システム用
マイクロコンピュータ1からのPWMキャリヤ周波数デ
ータに基づいてプログラマブルカウンタ52により分周
され、位相比較器(PD)53において基準周波数発振
器(OSC)54、分周器55からの基準周波数と比較
される。位相比較器53により得られた位相差は、LP
F56により電圧に変換され、VCO51の制御電圧と
して印加される。
【0016】また、図4に示す矩形波発生器60は、P
WMキャリヤ周波数を選択するために発振周波数が異な
る水晶発振子61〜63を備え、トランジスタQ1〜Q
3をセレクタとしてマイクロコンピュータ1が水晶発振
子61〜63の1つを選択するように構成されている。
発振器64はこの水晶発振子61〜63の1つの発振周
波数に基づいて矩形波を発生し、分周器65がこの矩形
波の周波数を1/Nに分周してのこぎり波発生器33に
出力する。
【0017】上記実施例はPWMキャリヤをパルス変調
する部分が無線受信機の電源部である場合のものである
が、同様なパルス変調部分が低周波増幅を行うオーディ
オパワーアンプの場合にも、本発明は良好に適用でき
る。なお、本発明の適用できる受信周波数範囲は、特に
限定されるものではないが、例えばPWMキャリヤの周
波数が100kHz〜200kHz程度のとき、中波帯
や短波帯のラジオ受信機に良好に適用することができ
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
チューナ部の受信周波数が電源部又はオーディオパワー
アンプのPWMキャリヤの周波数に対して高調波関係と
ならないように制御手段によりPWMキャリヤの周波数
が自動的に制御されるので、受信妨害が発生しないPW
Mキャリヤを簡単な構成で発生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線受信機の一実施例であるラジ
オ受信機を示すブロック図である。
【図2】図1ののこぎり波発生回路を示す回路図であ
る。
【図3】図1の矩形波発生回路の変形例を示すブロック
図である。
【図4】図1の矩形波発生回路の他の変形例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 10 受信部(チューナ部) 20 周波数シンセサイザ(チューナ部) 30,50,60 矩形波発生器 33 のこぎり波発生器 40 スイッチング電源部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PWMキャリヤをパルス幅変調して所望
    の電源電圧を得る電源部と、 前記電源部からの電源により無線信号を受信するチュー
    ナ部とを有する無線受信機において、 前記チューナ部の受信周波数が前記電源部の前記PWM
    キャリヤの周波数に対して高調波関係とならないように
    前記PWMキャリヤの周波数を制御する制御手段を有す
    ることを特徴とする無線受信機。
  2. 【請求項2】 無線信号を受信するチューナ部と、PW
    Mキャリヤをパルス幅変調して動作し、前記チューナ部
    で受信された信号に基づくオーディオ信号を増幅するパ
    ワーアンプとを有する無線受信機において、 前記チューナ部の受信周波数が前記パワーアンプの前記
    PWMキャリヤの周波数に対して高調波関係とならない
    ように前記PWMキャリヤの周波数を制御する制御手段
    を有することを特徴とする無線受信機。
JP14324492A 1992-05-08 1992-05-08 無線受信機 Pending JPH05315980A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970819