JPH0531488Y2 - - Google Patents

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JPH0531488Y2
JPH0531488Y2 JP6832784U JP6832784U JPH0531488Y2 JP H0531488 Y2 JPH0531488 Y2 JP H0531488Y2 JP 6832784 U JP6832784 U JP 6832784U JP 6832784 U JP6832784 U JP 6832784U JP H0531488 Y2 JPH0531488 Y2 JP H0531488Y2
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pipe
cooling
valve
bleed
condensable gas
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、蒸発器に内蔵した熱交換器より冷温
流体が得られるよう配管構成された冷温切換型吸
収冷凍機(以下、この種の吸収冷凍機という)の
抽気装置の改良に関する。
(ロ) 従来技術 この種の吸収冷凍機の抽気装置は、例えば実公
昭56−35735号公報に説明されているように、従
来、抽気装置と吸収器の気相部とを抽気管で接続
した構成となつている。
このような従来の抽気装置においては、この種
の吸収冷凍機の冷房運転時には不凝縮ガスが吸収
器内に集中して滞留するので良好に不凝縮ガスを
抽気できるものの、暖房運転時には不凝縮ガスが
蒸発器内に集中して滞留するために不凝縮ガスを
十分に抽気できない欠点を有していた。
(ハ) 考案の目的 本考案は、この種の吸収冷凍機において、いず
れの運転の場合にも不凝縮ガスを良好に抽気する
ことのできる装置の提供を目的としたものであ
る。
(ニ) 考案の構成 本考案は、この種の吸収冷凍機の抽気装置にお
いて、冷水や冷風などの冷たい流体を得る運転時
には吸収器から不凝縮ガスを抽気し、温水や温風
などの温かい流体を得る運転時には蒸発器から不
凝縮ガスを抽気する構成としたものである。
本考案によれば、この種の吸収冷凍機のいずれ
の運転時においても、不凝縮ガスの最も集中して
滞留する場所より抽気するようにしているので、
機内の不凝縮ガスを効果的に機外へ排出すること
が可能となる。
(ホ) 実施例 第1図は本考案装置の一実施例を示した模式的
な概略構成説明図であり、1は吸収冷凍機、2は
発生器、3は凝縮器、4は蒸発器、5は吸収器、
6は蒸発器4に内蔵した熱交換器、7は空調側の
熱交換ユニツト、8,9は熱交換器6と熱交換ユ
ニツト7とを結んだ水の流れる管、8は不凝縮ガ
スの流入する容器、aは容器8と蒸発器4の気相
部とを接続した第1抽気管、V1は第1抽気管a
に備えた弁、bは容器8と吸収器5の気相部とを
接続した第2抽気管、V2は第2抽気管bに備え
た弁、10は容器8内に貯留された不凝縮ガスを
排気する真空ポンプ、11は管8に備えた水循環
用のポンプ、12,13は排気管、V3は排気管
12に備えた開閉弁、Cは弁V1,V2の開閉を切
換える制御器である。
第2図は第1図に示した本考案装置の要部構成
の概略説明図で、第1図の構成機器と同様のもの
には同一の図番を付している。第2図において、
14は蒸発吸収器、15はエリミネーター、16
は冷媒液溜め、17は冷媒液用のポンプ、18,
19は冷媒液の還流する管、20は吸収液溜め、
21は吸収液用のポンプ、22,23は吸収液の
流れる管であり、管23は発生器2側と接続され
ている。また、24は凝縮器3の冷媒液溜め(図
示せず)と冷媒液溜め16とに接続されている冷
媒液の流下する管、25は発生器2の吸収液溜め
(図示せず)側と吸収液の散布液26とを接続し
た吸収液の流下する管、27は蒸発吸収器14の
気相部と発生器2の気相部とを接続した冷媒蒸気
の流れる管で、この管には冷暖切換弁V4が備え
てある。なお、28は冷媒液の散布器、29は吸
収器5に内蔵した冷却器である。また、第2図に
おいて、30は容器8上部に形成した不凝縮ガス
の抽気室、31は容器8下部に形成した気液分離
室、32は容器8中間部に形成した不凝縮ガスの
貯留室、33は一端を抽気室30に開口させて接
続し他端を気液分離室31の吸収液中に開口した
筒状の管、34は一端を管23に接続し他端を管
33の気相部に開口した吸収液の送られる管、3
5は一端を気液分離室31底部と接続し他端を吸
収液溜め20上部に開口させて吸収器5と接続し
た吸収液の戻し管であり、Tは真空ポンプ10の
オイルトラツプである。
このように構成された吸収冷凍機(以下、本機
という)においては、冷房時、従来の冷暖切換型
の吸収冷凍機と同様に、冷暖切換弁V4を閉じて
運転することによつて吸収冷凍サイクルを形成さ
せ、熱交換器6に散布された冷媒液の気化潜熱に
より熱交換器6内の水を降温して空調側の熱交換
ユニツト7へ送るようにしている。この冷房運転
時には、発生器2、凝縮器3内の不凝縮ガスが管
27,24などを経由して低圧側の蒸発吸収器1
4内に流入し、かつ、蒸発吸収器14内の不凝縮
ガスは冷媒蒸気と共に吸収器5側に流れる。その
結果、冷房運転時には吸収器5内に不凝縮ガスが
集まる。
また、暖房時には、従来の冷暖切換型の吸収冷
凍機と同様に、冷暖切換弁V4を開くと共にポン
プ17の作動を止め、かつ、冷却水の冷却器29
および凝縮器3の冷却器(図示せず)への通水を
断つて運転し、発生器2において発生した冷媒蒸
気を管27経由で蒸発吸収器14内に流入させ、
流入した冷媒蒸気が熱交換器6において凝縮する
際に放出する熱により熱交換器6内の水を昇温し
て熱交換ユニツト7に送るようにしている。この
暖房運転時には、発生器2内の不凝縮ガスは管2
7経由で冷媒蒸気と共に蒸発吸収器14内に流入
し、かつ、蒸発吸収器14内の不凝縮ガスは冷媒
蒸気と共に蒸発器4側に流れる。その結果、暖房
運転時には蒸発器4内に不凝縮ガスが集まる。
次に、本機における抽気動作について簡単に説
明する。暖房運転時には、冷暖切換スイツチ(図
示せず)の信号により制御器Cを介して弁V1
開かれると共に弁V2が閉じられる。そして、ポ
ンプ21によつて管34の開口端から噴射される
吸収液のエゼクタ作用により、蒸発器4に集まつ
た不凝縮ガスが第1抽気管a経由で冷媒蒸気と共
に抽気室30に吸引される。吸引された冷媒蒸気
は噴射された吸収液に吸収され、冷媒蒸気を吸収
した吸収液は管33を流下して気液分離室31、
戻し管35経由で吸収液溜め20に戻る。一方、
不凝縮ガスは気泡となつて吸収液と共に管33を
流下して気液分離室31に至り、この気液分離室
31に至つた不凝縮ガスは浮上して貯留室32に
集まる。そして、適宜、真空ポンプ10を稼動す
ると共に開閉弁V3を開いて貯留室32内の不凝
縮ガスが大気中へ排出される。
また、冷房運転時には、制御器Cを介して弁
V1が閉じられると共に弁V2が開かれる。そして、
ポンプ21によつて管34の開口端から噴射され
る吸収液のエゼクタ作用により、吸収器5に集ま
つた不凝縮ガスが第2抽気管b経由で冷媒蒸気と
共に抽気室30に吸引される。そして、暖房運転
時と同様に、不凝縮ガスは、貯留室32に貯留さ
れ、適宜大気中へ排出される。
(ヘ) 考案の効果 以上のように、本考案は、この種の吸収冷凍機
のいずれの運転時においても、不凝縮ガスの最も
集中する場所より抽気するように構成したもので
あるから、吸収器のみより抽気する従来のこの種
の吸収冷凍機のように暖房時での不凝縮ガスの抽
気が不十分となることも無く、冷暖房のいずれの
運転の際も不凝縮ガスを良好に抽気できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示した模式的
な概略構成説明図、第2図は第1図に示した本考
案装置の要部構成概略説明図である。 1……吸収冷凍機、2……発生器、3……凝縮
器、4……蒸発器、5……吸収器、6……熱交換
器、14……蒸発吸収器、20……吸収液溜め、
21……ポンプ、30……抽気室、31……気液
分離器、32……貯留室、33……管、34……
管、35……戻し管、a……第1抽気管、b……
第2抽気管、C……制御器、V1,V2……弁、V3
……開閉弁、V4……冷暖切換弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蒸発器に内蔵した熱交換器より冷温流体が得ら
    れるように配管構成されている冷温切換型吸収冷
    凍機の機内の不凝縮ガスを抽気する装置におい
    て、抽気装置の抽気室と蒸発器の気相部とを弁の
    備えられている第1抽気管で接続すると共に抽気
    室と吸収器の気相部とを弁の備えられている第2
    抽気管で接続し、かつ、冷たい流体を得る際には
    第1抽気管の弁を閉じて第2抽気管の弁を開き、
    温かい流体を得る際には第1抽気管の弁を開いて
    第2抽気管の弁を閉じる機構を備えていることを
    特徴とした吸収冷凍機の抽気装置。
JP6832784U 1984-05-10 1984-05-10 吸収冷凍機の抽気装置 Granted JPS60180972U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6832784U JPS60180972U (ja) 1984-05-10 1984-05-10 吸収冷凍機の抽気装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6832784U JPS60180972U (ja) 1984-05-10 1984-05-10 吸収冷凍機の抽気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60180972U JPS60180972U (ja) 1985-11-30
JPH0531488Y2 true JPH0531488Y2 (ja) 1993-08-12

Family

ID=30602977

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JP6832784U Granted JPS60180972U (ja) 1984-05-10 1984-05-10 吸収冷凍機の抽気装置

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