JPH05314274A - データ伝送方式 - Google Patents

データ伝送方式

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JPH05314274A
JPH05314274A JP4276827A JP27682792A JPH05314274A JP H05314274 A JPH05314274 A JP H05314274A JP 4276827 A JP4276827 A JP 4276827A JP 27682792 A JP27682792 A JP 27682792A JP H05314274 A JPH05314274 A JP H05314274A
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JP
Japan
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plu
data
memory
sales
slave
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JP4276827A
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English (en)
Inventor
Hironobu Matsunaga
宏信 松永
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数台の売上データ処理装置のいずれにおい
ても処理速度を上げる。 【構成】 マスタ側ECR1にはスレーブ側ECR2が
複数台接続されており、マスタ側ECR1には店で取扱
う商品全てのPLUデータが記憶されるPLU合計メモ
リが備えられ、スレーブ側ECR2にはマスタ側ECR
1のPLU合計メモリのPLUデータのうち、登録回数
の多いPLUデータが記憶されるPLU合計メモリが備
えられている。そして、スレーブ側ECR2のバーコー
ドリーダ4でPLU番号コードが入力されるとスレーブ
側ECR2のPLU合計メモリが検索され、該当するP
LUデータが記憶されていればデータを登録更新する。
しかし、記憶されていない場合は、マスタ側ECR1の
PLU合計メモリを検索しデータを登録更新する。ま
た、精算時にスレーブ側ECR2毎のPLU合計メモリ
のPLUデータが登録回数の多いPLUデータに設定さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はデータ収集装置と複数
台の売上データ処理装置との間でデータの授受を行うデ
ータ伝送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マスター側ECR(電子式キャッ
シュレジスタ)とスレーブ側ECRとが接続された売上
データ伝送システムにおいては、PLU(プライス・ル
ック・アップ)ファイル(PLU別合計メモリ)はマス
ター側ECRが持っている。このため、PLU別登録に
おいて、先ず、スレーブ側ECRでは入力された商品コ
ードをマスター側に送って問合せ、これに応じてマスタ
ー側ではPLUファイルを検索して商品名、単価データ
等の分類別設定データをスレーブ側に送信する。そし
て、スレーブ側では伝送されて来た分類別設定データに
基づいて売上金額を算出してマスター側に送り、PLU
ファイルに累計するようにしている。このようにPLU
ファイルはマスター側ECRのみが持っている為、各ス
レーブからの問合せが頻繁に発生し、これによって応答
速度が低下すると共に、その間マスター側ECRでの登
録処理を待たせる結果となるので、マスター側での登録
処理速度が大幅に低下するという欠点があった。このよ
うなことはスレーブ台数が多くなればなる程、顕著なも
のとなる。そこで全てのPLUデ−タを記憶するメイン
ファイルと、登録回数の多いPLUデ−タを記憶するサ
ブファイルとを設け、登録時にサブファイルを先にサー
チするようにして処理速度を上げようとする、例えば、
特開昭60−110097号公報に示されたのようなも
のが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サブフ
ァイルに記憶されるPLUデ−タの使用頻度はスレーブ
側ECR毎に異なる場合がある。例えば、生鮮食料品売
場と家庭電気用売場とでは、生鮮食料品売場の方が商品
の売上個数が絶対的に多く使用頻度は高くなる。このよ
うな場合、サブファイルに記憶されるPLUデータは生
鮮食料品のデータで占められてしまい生鮮食料品売場の
スレーブ側ECRの処理速度だけが向上する。従って、
スレーブ側ECR毎に処理速度が異なったものとなって
しまう。この発明の課題は、複数台の売上データ処理装
置のいずれにおいても処理速度を上げることができるよ
うにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明の手段
及び作用は次の通りである。PLUデータ等の分類別設
定デ−タに対応する売上デ−タを分類別に記憶する主分
類別メモリを備えたデ−タ収集装置と、このデ−タ収集
装置に接続され、前記主分類別メモリに記憶されている
各分類別設定デ−タに対応する売上デ−タのうちその一
部の分類別設定デ−タに対応する売上デ−タを記憶する
副分類別メモリを夫々に備えた複数台の売上デ−タ処理
装置とを具備し、この副分類別メモリを備えた売上デ−
タ処理装置の分類別登録時に入力された設定デ−タが前
記副分類別メモリに記憶されている場合にはこの副分類
別メモリの売上デ−タを更新し、また、副分類別メモリ
に記憶されていない場合には、前記主分類別メモリの売
上デ−タを更新するようにし、前記主分類別メモリの売
上デ−タより得られる前記売上データ処理装置毎の売上
頻度、例えば、分類別メモリのサーチ回数の多い分類別
設定データを前記各売上データ処理装置毎に設けられた
前記副分類別メモリへ設定する。従って、複数台の売上
データ処理装置のいずれにおいても処理速度を上げるこ
とができる。
【0005】
【第1実施例】以下、この発明の第1実施例を図1〜図
5を参照して具体的に説明する。図1はこの発明を適用
した売上デ−タ伝送システムの構成図でマスタ−側EC
R1には複数台(本実施例では2台)のスレーブ側EC
R2……が構内専用回線(インライン)3を介して夫々
接続されている。そして、各ECR1、2……にはその
外部入力手段としてバーコードリーダ(ハンドスキャナ
ー)4……が設けられている。図2はECRのブロック
回路図を示している。なお、マスター側ECR1、スレ
ーブ側ECR2……共同様に構成されているので、共通
して説明するものとする。図中11は入力部で、このキ
ーボード上には金額等を入力するテンキ−KA、各種の
ファンクションキーKBの他、乗算キーKC、PLUキ
ーKD、設定キーKEが設けられている。また、入力部
11のキーボード上には回転式のモード切換スイッチM
Sが設けられている。このモード切換スイッチMSはそ
の切換位置に応じて「設定」、「登録」、「電源OF
F」、「点検」、「精算」の各モードを切換るものであ
る。しかして、入力部11から操作キーに対応して出力
されるキー入力信号あるいはモード切換スイッチMSの
各切換位置に応じて出力されるモード指定信号はCPU
(中央演算処理回路)12に入力される。
【0006】CPU12は予め記憶されているマイクロ
プログラムにしたがって各種の動作を制御するもので、
例えば、入力処理、登録処理、データ伝送処理、データ
収集処理等を実行する。そして、CPU12には後述す
るが、伝送データを指定するための指示フラグレジスタ
Fの他、演算部、制御部を有する構成となっている。し
かして、CPU12はRAM(ランダムアクセスメモ
リ)13との間でデータの授受を行ってRAM13内の
売上合計データを累計したり、ドロア14の開放動作を
制御したり、また表示部15に売上データ等をデジタル
表示させ、更に印字部16に売上データを送ってレシー
ト用紙並びにジャーナル用紙に印字させる。また、CP
U12は伝送制御部17を介してマスター側ECR1、
スレーブ側ECR2との間でデータの送受信が行なわれ
る。
【0007】RAM13はCPU12の制御下でデータ
の読み出し、書き込み動作が制御されるもので、PLU
合計メモリM、取引別、担当者別等の売上合計データを
記憶する他の合計メモリが設けられている。PLU合計
メモリは商品に1:1に対応するPLU番号コードと、
このPLU番号コードに対応してその商品名を示すキャ
ラクタデータ、プリセット単価が記憶されていると共
に、PLU番号コードに対応してその売上個数が記憶さ
れる。そして、マスター側ECR1のPLU合計メモリ
には全商品に対するデータが記憶されているが、スレー
ブ側ECR2のPLU合計メモリには過去の売上状況に
応じて売上個数が多い商品に対するデータが商品複数個
分(本実施例では4個分)記憶されている。なお、スレ
ーブ側ECR2のPLU合計メモリに記憶されるデータ
は、マスター側ECR1のPLU合計メモリから伝送さ
れたもので、売上個数の多い商品4個分のPLU別設定
データがマスター側ECR1からスレーブ側ECR2の
PLU合計メモリに設定される。
【0008】次に上記実施例の動作を図3〜図5を参照
して説明する。図3はスレーブ側ECR2の電源投入に
伴って実行開始されるフロチャ−ト、図4はマスター側
ECR1の電源投入に伴って実行開始されるフローチャ
ート、図5はマスター側ECR1、スレーブ側ECR2
間でデータ伝送が実行されることによって変遷するマス
ター側ECR1内のPLU合計メモリとスレーブ側EC
R2内のPLU合計メモリの記憶状態を示した図であ
る。
【0009】先ず、スレーブ側ECR2においてはマス
ター側ECR1から売上データの精算要求があるかが調
べられる(ステップS1)。ここで、精算要求は、1日
の営業の終りなどにマスター側ECR1から各スレーブ
側ECR2が順次指定されることによってこの要求が来
るが、営業を開始する最初の時点では精算要求は来ない
ので、ステップS3に進み、今度はマスター側ECR1
からPLU設定データ(PLU番号コード、キャラクタ
データ、単価)の伝送有無が調べられる。このPLU設
定データはマスター側ECR1から精算要求があった後
に伝送されて来るものであり、したがって、最初はこの
設定データは伝送されて来ないので、ステップS4に進
み、スキャナー入力有無が調べられる。
【0010】いま、PLU別登録を行う場合にはスキャ
ナー4で商品ラベルに記録されているバーコードを光照
射する。これによって読み取られたバーコードドデータ
はCPU12の入力用レジスタにセットされる。いま、
スキャナー入力が無ければ、ステップS1に戻って同様
の処理が実行されるが、スキャナー入力が有ると、これ
によって入力されたPLU番号コードに基づきスレーブ
側ECR2内のPLU合計メモリMが検索される(ステ
ップS5)。そして、ステップS6で該当PLU番号コ
ードがPLU合計メモリM内に記憶されているかが調べ
られる。いま、売れ筋の良い商品であればスレーブ側E
CR2内のPLU合計メモリMにそのPLU番号コード
が記憶されているので、そのPLU番号コードに対応す
る単価から売上金額が算出されると共に、それに応じた
データの表示処理および印字処理が実行される(ステッ
プS7)。そして、次のステップS8でそのPLU番号
コードに対応する売上個数がスレーブ側ECR2内のP
LU合計メモリMに加算されてそのPLU別売上合計デ
ータが累計されたのち、ステップS1に戻る。また、ス
レーブ側ECR2内のPLU合計メモリMを検索した結
果、該当PLU番号が無ければ、ステップS10に進
み、マスター側ECR1へPLU番号コードを伝送して
その問合せを行ったのち、それに応答してマスター側E
CR1から伝送されて来るPLU設定データを受信した
かの判断が行なわれる(ステップS11)。そして、受
信が有るまでステップS10に戻り、待機状態となる。
いま、PLU設定データを受信すると、伝送されて来た
単価から売上金額が算出されると共にそれに応じたデー
タの表示および印字処理が実行される(ステップS1
2)。そして、算出されたPLU別売上データはマスタ
ー側ECR1へ送信される。このようにスレーブ側EC
R2において実行されるPLU別登録は、入力されたP
LU番号が自己のPLU合計メモリM内に記憶されてい
るか否かに応じて自己のPLU合計メモリMあるいはマ
スター側ECR1のPLU合計メモリMに累計されるこ
とになる。
【0011】しかして、上記ステップS10の実行によ
ってスレーブ側ECR2からPLUの問合せがマスター
側ECR1へ伝送されて来ると、マスター側ECR1に
おいてはステップS21を通ってステップS22でその
ことが検出される。その結果、スレーブ側ECR2から
伝送されて来たPLU番号コードに基づいてマスター側
ECR1内のPLU合計メモリMが検索(ステップS3
7)されると共に、これによって検索されたPLU番号
に対応するPLU別設定データがPLUの問合せがあっ
たスレーブ側ECR2へ送信される(ステップS3
8)。そしてステップS21に戻る。このような動作は
スレーブ側ECR2からPLUの問合せがある毎に夫々
実行される。そして、マスター側ECR1におけるPL
U別登録時に売上データの入力があると、そのことがス
テップS23で検出されてマスター側ECR1内のPL
U合計メモリMの該当PLU番号が検索されると共に検
索されたPLU番号に対応するPLU別売上合計データ
が累計される(ステップS33)。そして、ステップS
21に戻ってPLU別売上データが入力される毎にマス
ター側ECR1のPLU合計メモリMの内容が更新され
る。この場合、自己のPLU別登録は、スレーブ側より
PLUの問合せがあった場合にはPLUの問合せを優先
させ、この問合せに対する応答を行ったのちに実行され
ることになる。
【0012】しかして、1日の営業が終った場合等にお
いて、マスター側ECR1でモード切換スイッチMSを
「精算」位置にセットしたのち所定のキー(現金/預か
り金キー)が操作されると、精算モードとなる。このよ
うに精算モードにセットすると、そのことがステップS
24で検出されてステップS25に進み、各スレーブ側
ECR2に対して精算要求信号を送信する。ここでスレ
ーブ側ECR2においてはマスター側ECR1から精算
要求があると、図3のステップS1でそのことが検出さ
れてステップS2が実行され、PLU合計メモリM内の
各PLU別売上合計データが順次マスター側ECR1へ
転送される。これを受けてマスター側ECR1において
はPLU合計メモリMの内容に各スレーブから伝送され
て来るPLU別売上合計データを累計することによって
売上データの収集を行う(ステップS26)。ここで、
例えば図5に示す如く1台目のスレーブ側ECR2に設
けられているPLU合計メモリMの内容が図5(A)、
2台目のスレーブ側ECR2に設けられているPLU合
計メモリMの内容が図5(B)、マスター側ECR1の
PLU合計メモリMの内容が図5(C)に示す如くとす
ると、マスター側ECR1でのデータ収集の結果、マス
ター側ECR1のPLU合計メモリMは図5(D)に示
す如くとなり、各ECRの集計データがPLU別に記憶
されることになる。そして、このように集計されたPL
U別売上個数から売上げの多い順に売上順位が求めら
れ、これが記憶保持される(ステップS27)。即ち、
売上個数の多いものから売上順位「1」、「2」……が
付されてPLU番号に対応して記憶される。なお、同一
の売上個数にあっては同じ順位が夫々付されることにな
る。例えば、図5(D)に示す具体例の場合には、最も
売上個数が多いものはPLU番号「01」の商品、次に
多いのは「02」の商品、次で「05」の商品となり、
そして4番目に多いのは「06」および「08」の商品
となる。したがって、「06」、「08」の商品の売上
順位は夫々「4」となる。しかして、このようにして売
上順位が決定されると、精算処理が実行される。即ち、
PLU合計メモリM内の各売上データをジャーナル用紙
に印字させて精算レポートを作成する印字処理が実行さ
れると共にPLU合計メモリMの内容がクリアされる
(ステップS28)。このような精算処理が行なわれる
と、売上の多い順にPLU設定データが各スレーブ側E
CR2へ順次送信される(ステップS29)。ここで、
送信データ量がオーバしたかがステップS30で調べら
れる。即ち、本実施例では各スレーブ側ECR2へ送信
されるPLU別設定データは4つに限定されているの
で、ステップS30では各スレーブ側ECR2に対して
夫々売上順位「1」〜「4」に対応する設定データを送
信したかを調べるもので、売上順位「4」までのデータ
送信が終らなければステップS21に戻って同様の送信
処理が実行される。ここで、売上個数が全く同じで同一
順位のものが2以上ある場合には、5以上のデータが送
信されることになるので、ステップS30で送信データ
量オーバーが検出される。このように送信データ量オー
バが検出されると、ステップS31に進み、同一順位の
PLU別設定データのうちいずれのデータを送信すべき
かの指示を得る為に、ブザーを鳴らすと共に同一順位の
データを表示する。そして、レジスタFに“1”がセッ
トされ指示フラグがオンされる。しかして、オペレータ
は報音によって表示内容を確認し、いずれのデータを送
信すべきかを過去の売上状況等に基づいて判断し、指定
すべきデータをキー入力する。この場合のキー操作は、
設定キーを操作したのちPLU番号を置数し、次でPL
Uキーを操作することによって行われる。このような指
示データが入力されたか否かの判断はステップS34で
検出され、入力が無ければステップS21に進み、指示
フラグがオンされているかが調べられる。いま、指示フ
ラグはオンされているので、再びステップS34に進
む。いま、指示データの入力があるとそれによって指示
されたPLU番号の設定データが各スレーブ側ECR2
へ送信される(ステップS35)。そしてレジスタFの
内容をクリアして指示フラグをオフ(ステップS36)
したのちステップS21に戻る。
【0013】このようにマスター側ECR1からPLU
別設定データが送信されると、各スレーブ側ECR2に
おいては図3のステップS3でそのことが検出されてス
テップS9に進み、マスター側ECR1から順次送信さ
れて来る設定データが各スレーブ側ECR2のPLU合
計メモリMに順次書き込まれて記憶される。したがっ
て、各スレーブ側ECR2のPLU合計メモリMには例
えば図5(E)に示すように売上高が多いものから4っ
のPLU番号に対応する設定データがプリセットされる
ことになる。即ち、図5(D)に示す場合には売上個数
の多い「01」、「02」、「05」の商品に対応する
キャラクタデータ、単価が各スレーブ側のメモリに順次
設定されるが、第4番目に売上の多いものは「06」、
「08」の商品であるので、この場合には上述した指示
入力されたPLU番号、即ち「06」の商品に対応する
データが各スレーブ側メモリの最後にプリセットされる
ことになる。したがって、スレーブ側メモリには売上の
良い商品4っまでのPLU設定データがマスター側EC
R1で精算が行なわれる毎にプリセットされるので、マ
スター側ECR1に対するPLU問合せ回数がそれだけ
少なくなり、マスター側ECR1の負担が軽減される。
【0014】
【第2実施例】次に、この発明の第2実施例を図6を参
照して説明する。第1実施例では売上個数の多い順序に
したがって売上順位を決定するようにしたが、この第2
実施例ではマスター側ECR1に対するPLUの問合せ
回数によって順位を決定するようにしたものである。こ
の場合、図6(A)は1台目、図6(B)は2台目のス
レーブ側ECR2のPLU合計メモリM、図6(C)は
マスター側ECR1のPLU合計メモリMの内容を示
し、各PLU合計メモリMには問合せカウント値を記憶
するエリアがPLU番号に対応して設けられている。な
お、その他は図1と同様に構成されているので、その説
明は省略するものとする。しかして、問合せカウント値
は上述したデータ収集処理の実行によって累計され、そ
の値は図6(D)に示す如くとなる。したがって、問合
せカウント値が多いものは商品「01」、「02」、
「08」、次いで「03」および「05」の順となるの
で、これに応じて順位が決定される。この場合において
も同一順位の「03」、「05」の商品は上述した指示
入力によって選択される。図6(E)はスレーブ側メモ
リの内容を示し、問合せカウント値が多い順にPLU別
設定データがプリセットされる。このような第2実施例
においても上記第1実施例と同様の効果を有する他、第
2実施例においては問合せ回数に応じて順位を決定する
ので、1回の登録で複数個売上があった場合に効果的で
ある。
【0015】
【第3実施例】次に、この発明の第3実施例を図7を参
照して説明する。第1実施例においては、精算処理後に
スレーブ側ECR2に対してPLU別設定データを売上
順に4つ転送するようにしたが、第3実施例は1登録毎
に順次判別を行って順位の変更があったものだけを転送
するようにしたものである。即ち、スレーブ側メモリの
内容が図7(A)に示すような場合において、例えばス
レーブ側メモリに設定されていない他のPLU番号例え
ば「08」の商品の登録が2個あったものとすると、そ
のPLU別売上個数はマスター側ECR1に転送される
が、この場合、転送前にマスター側メモリの内容が図7
(B)に示す如くとすると、転送後の登録処理によって
図7(C)に示す如く、PLU番号「08」に対応する
売上個数が+2されて「9」となる。このように「0
8」の商品の登録が行なわれると、順位が変更されて5
番目であったものが4番目となる。このため、1登録に
よって4番目に浮上した商品「08」の設定データが各
スレーブ側ECR2に転送されて図7(E)に示す如く
プリセットされる。このような第3実施例においても上
記第1実施例と同様の効果を有する他、順位変更のあっ
たものだけ転送すればよいことになる。
【0016】
【第4実施例】次に、この発明の第4実施例を図8を参
照して説明する。第1実施例は各ECRから集計した売
上個数に応じて順位を決定するようにしたが、この第4
実施例では各スレーブ毎の売上個数に基づいて各スレー
ブ毎に順位を決定し、それに応じて対応するスレーブに
対してデータの設定を行うようにしたものである。即
ち、マスター側ECR1のPLU合計メモリMは図8
(A)に示す如く、各スレーブに対応するスレーブ用合
計メモリと自己のマスタ用合計メモリを備え、各スレー
ブ毎の順位を求め、これに応じて1台目、2台目のスレ
ーブメモリにデータが設定される。この第4実施例にお
いても第1実施例と同様の効果を有する他、きめ細かな
データ設定が可能となる。なお、この発明は上記各実施
例に限定されず、種々変形応用可能である。例えば、上
記各実施例においては、スレーブ側に売上個数や問合せ
カウント値の多い順に4つのPLU別設定データを転送
して記憶させるようにしたが、設定データの数は全体の
商品数を考慮して任意である。また、上記第1実施例等
においては精算時にPLU別設定データをスレーブ側に
転送するようにしたが、点検時に転送するようにしても
よい。また、図6で示したように問合せカウント値に応
じて順位を決定する第2実施例に加えて第3実施例(1
登録毎の順位判定)を組み合せたものであってもよく、
また第2実施例に第4実施例(スレーブ毎の順位決定)
を組み合せたものでもよく、更に第2、第3、第4実施
例を夫々組み合せたものでもよい。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、複数台の売上データ
処理装置のいずれにおいても処理速度を上げることがで
きる。したがって、売上データ処理装置毎に処理速度が
異なる不都合を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示し、売上データ伝送
システムの構成図。
【図2】マスター側および各スレーブ側ECRのブロッ
ク回路図。
【図3】スレーブ側ECRの動作を示すフローチャー
ト。
【図4】マスター側ECRの動作を示すフローチャー
ト。
【図5】マスター側、スレーブ側においてPLU合計メ
モリの内容が各種処理に応じて変化する状態を示した
図。
【図6】この発明の第2実施例を示し、マスター側、ス
レーブ側においてPLU合計メモリの内容が各種処理に
応じて変化する状態を示した図。
【図7】この発明の第3実施例を示し、マスター側、ス
レーブ側においてPLU合計メモリの内容が各種処理に
応じて変化する状態を示した図。
【図8】この発明の第4実施例を示し、マスター側、ス
レーブ側においてPLU合計メモリの内容が各種処理に
応じて変化する状態を示した図。
【符号の説明】
1 マスター側ECR 2 スレーブ側ECR 3 インライン 11 入力部 12 CPU 13 RAM 17 伝送制御部 M PLU合計メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分類別設定デ−タに対応する売上デ−タを
    分類別に記憶する主分類別メモリを備えたデ−タ収集装
    置と、このデ−タ収集装置に接続され、前記主分類別メ
    モリに記憶されている各分類別設定デ−タに対応する売
    上デ−タのうちその一部の分類別設定デ−タに対応する
    売上デ−タを記憶する副分類別メモリを夫々に備えた複
    数台の売上デ−タ処理装置とを具備し、この副分類別メ
    モリを備えた売上デ−タ処理装置の分類別登録時に入力
    された設定デ−タが前記副分類別メモリに記憶されてい
    る場合にはこの副分類別メモリの売上デ−タを更新し、
    また、副分類別メモリに記憶されていない場合には、前
    記主分類別メモリの売上デ−タを更新するようにし、前
    記主分類別メモリの売上デ−タより得られる前記売上デ
    ータ処理装置毎の売上頻度に応じて前記各売上データ処
    理装置毎に設けられた前記副分類別メモリへ一部の分類
    別設定デ−タを設定するようにしたことを特徴とするデ
    −タ伝送方式。
JP4276827A 1992-09-22 1992-09-22 データ伝送方式 Pending JPH05314274A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60167093A (ja) * 1984-02-08 1985-08-30 オムロン株式会社 Pluデ−タのアクセス方式

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JPS60167093A (ja) * 1984-02-08 1985-08-30 オムロン株式会社 Pluデ−タのアクセス方式

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