JPH05313640A - キャッシュメモリへのフォントデータ格納方式 - Google Patents

キャッシュメモリへのフォントデータ格納方式

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JPH05313640A
JPH05313640A JP4144819A JP14481992A JPH05313640A JP H05313640 A JPH05313640 A JP H05313640A JP 4144819 A JP4144819 A JP 4144819A JP 14481992 A JP14481992 A JP 14481992A JP H05313640 A JPH05313640 A JP H05313640A
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JP
Japan
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font
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Pending
Application number
JP4144819A
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English (en)
Inventor
Takehito Shiomi
雄仁 塩見
Tadashi Mimura
忠 三村
Takao Kawashima
孝夫 川島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャッシュメモリのメモリ容量を無駄に消費
することのない、キャッシュメモリへのフォントデータ
格納方式を提供すること。 【構成】 格納したいとしている最大サイズのフォント
を基にキャッシュメモリを分割したフォントデータブロ
ック(1)を、更に幾つかのフォントデータサブブロッ
ク(2)に分割する。そして、フォントをキャッシュメ
モリに格納するに当たっては、そのフォントのサイズを
考慮し、フォントデータサブブロックを所要数使用して
格納する。これにより、無駄に消費されるメモリが少な
くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字フォントのビット
マップデータを一時的に格納しておくフォントキャッシ
ュメモリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ホストコンピュータから文字信号を受
け、その文字をビットマップデータの形でページバッフ
ァに展開し、それを表示装置に表示したり、印字装置で
プリントアウトする装置がある。そのような装置におい
ては、使用頻度の高いフォントのビットマップデータ
を、一時的に格納しておくフォントキャッシュメモリを
具えたものがある。
【0003】図3は、前記のような装置の一例としての
プリンタの構成を示す図である。図3において、10は
プリンタ制御部、11はアウトラインフォントデータ格
納部、12は解釈部、13はキャッシュメモリ制御部、
14はキャッシュメモリ、15は中間バッファ、16は
描画部、17はページバッファ、18はコントロールパ
ネル、19は画像記録部である。画像記録部19は、こ
の場合プリンタである。
【0004】印字しようとする文字の信号が、ホストコ
ンピュータ等から解釈部12へ送られて来る。文字の信
号とは、例えばどういう文字かを表す文字コードとか、
文字の大きさ(文字の高さ,幅)等に関する信号であ
る。解釈部12は、その信号を解釈して、まず、その文
字がキャッシュメモリ14に有るか探し、有ればそこか
ら取り出して、ページバッファ17に送る。
【0005】もし無ければ、アウトラインフォントデー
タ格納部11から、その文字のアウトラインフォントデ
ータを取り出し、描画部16でビットマップデータのフ
ォントに描画し、それをページバッファ17に送る。同
時に、キャッシュメモリ14にも送って格納し、次に使
用する時のために備える。
【0006】ページバッファ17に1ページ分の文字が
展開されれば、そのページ分のデータが画像記録部19
へ送られ、印刷される。なお、中間バッファ15は、解
釈部12からの信号を、タイミング調整等のために一時
的に格納するためのものである。また、コントロールパ
ネル18は、操作者が種々の指令をするためのものであ
る。
【0007】ところで、キャッシュメモリ14は、フォ
ントのビットマップデータを格納するわけであるが、1
つのフォントを格納するための区画(これを、「フォン
トデータブロック」という)の大きさは、予め定めてお
く。フォントデータブロックの大きさは、キャッシュメ
モリ14にキャッシュしようと思っている最大サイズの
文字を、コントロールパネル18から指定しておくこと
によって定められる。
【0008】例えば、最大12ポイントまでの文字をキ
ャッシュしたいというのであれば、コントロールパネル
18より、「12ポイント」と入力する。文字ポイント
数が指定されれば、フォントデータブロック1の大き
さ、つまりデータ量は、次のようにして決定される。 フォントデータブロック1のデータ量=(D+7)÷8
×D 但し、Dはドット数であり、指定されたポイント数Pと
表示時(または印刷時)の解像度Kとより D=P×K÷72 で求められる。
【0009】図2は、従来のフォントデータ格納方式を
説明する図である。1はフォントデータブロック、1−
1はデータ格納方向を示す線、1−2は所要メモリ容量
を示す線である(1−1,1−2の線は、従来の問題点
を説明するためのものであるので、ここでは格別注意す
る必要はない)。
【0010】図2(イ)は、Aという文字のビットマッ
プデータを表している。このAは、フォントデータブロ
ック1全体をフルに使ったサイズの文字である。図2
(ロ),(ハ)のK,Hは、その半分程度のサイズの文
字である。従来は、文字のサイズにかかわらず、1つの
文字は、1つのフォントデータブロック1に格納されて
いた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
(問題点)しかしながら、前記した従来のキャッシュメ
モリへのフォントデータ格納方式では、格納するフォン
トのサイズにかかわらず、1つのフォントに対しては1
つのフォントデータブロックを使って格納するので、メ
モリを無駄に消費するという問題点があった。
【0012】(問題点の説明)図2において、フォント
データブロック1にフォントデータを格納する場合、デ
ータ格納方向を示す線1−1の方向に、1ドットづつの
データが順次格納される。その結果、AとかKとかH等
のフォントが格納されることになる。
【0013】図2(イ)の場合は、Aという文字のサイ
ズが大きく、フォントデータブロック1をフルに使わな
ければ格納できない。しかし、図2(ロ)や(ハ)のよ
うに、フォントデータブロック1のサイズに比べて小さ
なサイズのフォント(K,H)を格納する場合、フォン
トデータブロック1をフルに使わなくとも、格納でき
る。即ち、KなりHなりの全容を構成するドットが格納
された後の位置を表す線1−2までのメモリで、Kなり
Hなりのフォントデータは、格納できてしまう。つま
り、線1−2は、このサイズのKなりHなりを格納する
際の、所要メモリ容量を表す線ということになる。
【0014】従って、所要メモリ容量を示す線1−2よ
り下方にある部分のメモリは、実質的には使われずじま
いになっており、結局、この部分は無駄に消費されてい
ることになる。本発明は、以上のような問題点を解決す
ることを課題とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のキャッシュメモリへのフォントデータ格納
方式では、指定された最大文字サイズにより定まるデー
タサイズのフォントデータブロックにキャッシュメモリ
を分割し、該フォントデータブロックを更に複数個のフ
ォントデータサブブロックに分割し、該フォントデータ
サブブロックを単位にしてフォントデータを格納するこ
ととした。
【0016】
【作 用】格納したいとしている最大サイズのフォン
トを基にキャッシュメモリを分割したフォントデータブ
ロックを、更に幾つかのフォントデータサブブロックに
分割する。そして、フォントをキャッシュメモリに格納
するに当たっては、そのフォントのサイズを考慮して、
フォントデータサブブロックを所要数使用して格納す
る。これにより、無駄に消費されるメモリを少なくする
ことが可能となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明のフォントデータ格納方式
を説明する図である。符号は、図2のものに対応し、2
はフォントデータサブブロックである。
【0018】本発明では、キャッシュメモリにキャッシ
ュしようとしている最大サイズの文字ポイント数より定
めたフォントデータブロック1を、更に幾つかに分割し
て、フォントデータサブブロック2とする。そして、フ
ォントを格納するに際しては、フォントデータサブブロ
ック2を単位として格納する。
【0019】即ち、1つのフォントデータサブブロック
2で格納し得るサイズのフォントの場合は、1つのフォ
ントデータサブブロック2を使用して格納する。フォン
トのサイズが大きく、1つのフォントデータサブブロッ
ク2では格納し得ない場合には、必要な数のフォントデ
ータサブブロック2を使用して格納する。
【0020】図1では、フォントデータブロック1を2
分割したものを、フォントデータサブブロック2とした
例を示している。もっと細かく分割することも可能であ
る(例えば、4分割,8分割等)。図1(イ)のAは、
サイズが大きくて1つのフォントデータサブブロック2
では格納できないので、連続する2つのフォントデータ
サブブロック2を使用して格納されている。
【0021】図1(ロ)では、K,Hのサイズが小さ
く、それぞれ1つのフォントデータサブブロック2で格
納し得るサイズなので、1つのフォントデータサブブロ
ック2に格納されている。従って、図2と同じA,K,
Hのフォントを格納する場合、本発明では、フォントデ
ータブロック1が2つで済み、従来3つ必要としていた
のに比べて、1個節約できる。即ち、無駄に消費される
メモリが、少なくなる。
【0022】本発明のキャッシュメモリへのフォントデ
ータ格納方式も、それを実行するためのハード的な構成
は、図3に示されるものと同様である。ただ、キャッシ
ュメモリ制御部13で行われる格納動作が、従来と異な
ることになる。
【0023】図4は、本発明の動作を説明するフローチ
ャートである。 ステップ1…まず、ビットマップフォントのデータサイ
ズを求める。即ち、ホストコンピュータから、図3の解
釈部12に送られて来る文字の信号より、その文字サイ
ズがどのようなサイズ(高さ,幅)なのかを求める。こ
れにより、この文字を格納するのには、メモリ容量にし
て何バイト必要なのかが分かる。
【0024】ステップ2…その文字のサイズが、キャッ
シュメモリに格納できる最大サイズ以下かどうかチェッ
クする。なお、最大サイズとは、図1のフォントデータ
ブロック1のサイズのことである。これは、従来技術の
項で説明したように、格納しようとしている最大文字の
ポイント数を、図3のコントロールパネル18から指定
することによって算出される。
【0025】もし、最大サイズより大であれば、これ
は、もはやキャッシュメモリには関係ない問題であるか
ら、エンドに進む。そのような文字は、図3のアウトラ
インフォントデータ格納部11より、対応するアウトラ
インフォントデータを取り出し、描画部16で描画した
後、ページバッファ17に送られて使用に供されるが、
キャッシュメモリに格納されることなく、消去される。
【0026】ステップ3…最大サイズ以下であれば、フ
ォントデータサブブロック2を幾つ使用すれば格納でき
るサイズかを算出する。図1の例は、フォントデータサ
ブブロック2は、フォントデータブロック1を2分割し
たものであるから、この例における算出結果は、1個
か、それとも2個である。
【0027】ステップ4…図1(ロ)のように、1つの
フォントデータサブブロック2で収容できる文字を格納
する場合は、どの空きフォントデータサブブロック2を
使用しても差支えない。しかし、図1(イ)のように、
2個のフォントデータサブブロック2を用いなければ収
容できない文字を格納する場合は、連続した空きフォン
トデータサブブロック2が必要である。つまり、格納に
適する条件(ここでは「連続している」という条件)
で、所要数の空きフォントデータサブブロック2がある
かどうかを探す必要がある。空いているものが有れば、
それに格納すべく、ステップ7に進む。
【0028】ステップ5…空きブロックが無かった場合
には、どれかのブロックの内容を削除して、そこへ格納
せざるを得ない。そのために、まず削除するブロック
を、一定のやり方に則って探す。このようなことは、キ
ャッシュメモリを管理する上での処理の1つである「あ
ふれ処理」と言われるものに属する。
【0029】内容を削除するブロックの決め方には、種
々のものがある。その内の1つに、参照された(前回ヒ
ットした)のが最も古いものから順に削除するというや
り方(LRUアルゴリズム、LRU:Least Recently U
sed 1番昔に使った)がある。
【0030】図5は、キャッシュメモリの管理を説明す
る図である。符号は図1のものに対応し、14はキャッ
シュメモリ、20はフォントデータブロック管理テーブ
ルである。キャッシュメモリ14は、まずフォントデー
タブロック1に分けられ、その中を幾つかの(この場
合、2つの)フォントデータサブブロック2に分けられ
る。
【0031】フォントデータブロック管理テーブル20
は、キャッシュメモリ14の使用状況を管理する上での
情報を格納しているテーブルである。このテーブルの
「LRU最終ブロック」という欄には、最も昔に参照し
た(ヒットした)フォントデータブロック1を指し示す
ポインタが記されている(図5で、「LRU最終ブロッ
ク」から出ている矢印で示されるフォントデータブロッ
クが、ポインタで指し示されるフォントデータブロック
を意味している)。従って、LRUアルゴリズムに則っ
てあふれ処理をする場合には、このポインタで指示され
るフォントデータブロック1が削除され、ここに新しい
フォントデータが格納されることになる。
【0032】ステップ6…削除すべきだとして探し出し
たフォントデータブロック1の情報を、全て削除する。
即ち、フォントデータブロック1を構成している全ての
フォントデータサブブロック2の情報を削除する。
【0033】ステップ7…そのフォントデータブロック
1内のフォントデータサブブロック2に、今度新しく格
納しようとしているビットマップフォントデータを、格
納する。格納しようとしているフォントのサイズが、1
つのフォントデータサブブロック2で済むサイズならば
1つを使い、複数のフォントデータサブブロック2を使
わなければならないサイズならば複数使う(図1の場合
では、2個)。これで、キャッシュ動作は完了する。以
上が、本発明のキャッシュメモリへのフォントデータ格
納方式の動作である。
【0034】なお、フォントデータブロックを幾つのフ
ォントデータサブブロックに分割するかは、適宜決定で
きることである。ただ、細かく分割するほど、無駄に消
費されるメモリは少なくなるが、どのフォントデータサ
ブブロックは使用済みでどのフォントデータサブブロッ
クは空きであるというようなフォントデータサブブロッ
クの管理は面倒になる。従って、分割数は、これらのメ
リット,デメリットを総合的に勘案して決められる。
【0035】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のキャッシュメ
モリへのフォントデータ格納方式によれば、格納したい
としている最大サイズのフォントを基にキャッシュメモ
リを分割したフォントデータブロックを、更に幾つかの
フォントデータサブブロックに分割する。そして、フォ
ントをキャッシュメモリに格納するに当たっては、フォ
ントのサイズを考慮して、所要数のフォントデータサブ
ブロックを使用して格納することとしたので、無駄に消
費されるメモリが少なくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のフォントデータ格納方式を説明する
【図2】 従来のフォントデータ格納方式を説明する図
【図3】 キャッシュメモリを具えたプリンタの構成を
示す図
【図4】 本発明の動作を説明するフローチャート
【図5】 キャッシュメモリの管理を説明する図
【符号の説明】
1…フォントデータブロック、2…フォントデータサブ
ブロック、1−1…データ格納方向を示す線、1−2…
所要メモリ容量を示す線、10…プリンタ制御部、11
…アウトラインフォントデータ格納部、12…解釈部、
13…キャッシュメモリ制御部、14…キャッシュメモ
リ、15…中間バッファ、16…描画部、17…ページ
バッファ、18…コントロールパネル、19…画像記録
部、20…フォントデータブロック管理テーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定された最大文字サイズにより定まる
    データサイズのフォントデータブロックにキャッシュメ
    モリを分割し、該フォントデータブロックを更に複数個
    のフォントデータサブブロックに分割し、該フォントデ
    ータサブブロックを単位にしてフォントデータを格納す
    ることを特徴とするキャッシュメモリへのフォントデー
    タ格納方式。
JP4144819A 1992-05-11 1992-05-11 キャッシュメモリへのフォントデータ格納方式 Pending JPH05313640A (ja)

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JPH05313640A true JPH05313640A (ja) 1993-11-26

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