JPH05313554A - 文章処理装置 - Google Patents

文章処理装置

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Publication number
JPH05313554A
JPH05313554A JP4121826A JP12182692A JPH05313554A JP H05313554 A JPH05313554 A JP H05313554A JP 4121826 A JP4121826 A JP 4121826A JP 12182692 A JP12182692 A JP 12182692A JP H05313554 A JPH05313554 A JP H05313554A
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JP
Japan
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voice
sentence
text
comment
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Prior art date
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Pending
Application number
JP4121826A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Fujimoto
光男 藤本
Toru Kitamura
徹 北村
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH05313554A publication Critical patent/JPH05313554A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、本人あるいは第3者が作成した文
章に対し、特定の文章の位置に対応したコメントを音声
で記録し、さらに再生することを目的とする。 【構成】 文章を表す文字のコード列を記憶した文章記
憶手段(1)と、前記文章記憶手段(1)に記憶された
特定の文章を指定する指定手段(6)と、マイク(8)
から入力される音声を符号化して指定された文章と対応
付けて記憶するコメント記憶手段(7)と、前記文章記
憶手段(1)に記憶された文章と対応づけて、前記コメ
ント記憶手段(7)から読み出した音声符号化データを
再生するコメント再生手段とを備えた文章処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コード化された文章
データを取り扱うワードプロセッサやパーソナルコンピ
ュータ等の文章処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上述したワードプロセッサやパー
ソナルコンピュータは、文章の作成および編集を容易に
行うことができ、このように作成されたコード化された
文章データをフロッピーディスクに保存し管理してい
た。
【0003】このような文章処理装置を用いて作成した
文章に対して、さらに、推考したり、校正、あるいは添
削するような必要が生じる場合がある。
【0004】例えば、他人が作成した文章(原稿)を添
削する場合には、通常、文章処理装置を用いて、フロッ
ピーディスクに記憶された原稿を用紙に印刷し、この用
紙上にて、赤ペン等で原稿の添削を行っていた。
【0005】しかしながら、このような方法では、印刷
が必要であり、しかも手書き添削しなければならないの
で、OA化の時代には適さないものである。
【0006】一方、上述の印刷処理や手書き処理を回避
する手法としては、例えば、添削すべき文章を記憶した
フロッピーディスクを文章処理装置に読みだして、文章
を全く書き直してしまうか、あるいは添削個所に、その
添削事項のコメントを書き加えた添削済み文章をフロッ
ピーディスクに再記憶させておく方法があった。
【0007】しかしながら、このような添削方法では、
元の原稿作成者にとって、添削された原稿中での添削箇
所やその添削の意図が不明になったり、添削された原稿
自体が非常に見にくいものとなってしまう欠点があっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の不都
合を解決するために為されたものであり、特定の文章の
位置に対応したコメントを音声で記録し、これを特定の
文章に対応づけて再生可能とした文章処理装置を実現す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の文章処理装置
は、文章を表す文字のコード列をアドレス付けして記憶
した文章記憶手段と、前記文章記憶手段に記憶された文
章のアドレスを指示するアドレス指示手段と、前記アド
レス指示手段がアドレス指示した文章のコード列に基づ
いて、この文章を出力する出力手段と、前記文章記憶手
段に記憶された特定の文章を指定する指定手段と、音声
を入力するための入力手段と、前記入力手段から入力さ
れる音声を符号化する符号化手段と、前記符号化手段で
符号化された音声符号化データを前記指定手段で指定し
た文章と対応付けて記憶するコメント記憶手段と、前記
文章記憶手段に記憶された文章と対応づけて、前記コメ
ント記憶手段から読み出した音声符号化データを再生す
るコメント再生手段とを備えたものである。
【0010】
【作用】本発明による文章処理装置は、あらかじめ文字
コード列に変換された文章に対して、コメントを入力し
たい文章の位置を指定し、この指定された文章位置に関
連づけられたコメントを音声で入力し、これを記憶でき
るものであり、さらに必要に応じてこのコメントを音声
で聞くことを可能としたものである。
【0011】
【実施例】本発明の文章処理装置の第一の実施例を説明
する。
【0012】図1は本発明の文章処理装置の概略図であ
る。図2及び図3は図1の本発明装置の構成を示してお
り、図2は音声コメント記録モードにおける動作を機能
的に図示したブロック図、図3は音声コメント再生モー
ドにおける動作を機能的に図示したブロック図である。
図4は音声コメントと文章データの対応図である。
【0013】図1に基づいて、本発明の文章処理装置の
構成を動作順に説明する。
【0014】まず、あらかじめ文章データを記憶済みの
フロッピーディスクDが本体Wに差し込まれ、モニタQ
に文章が表示されている。この表示された文章を添削し
ようとする添削者は、モニタQの文章を見ながら、例え
ば文章の表現が適切でない場合、あるいは誤字脱字があ
る場合、あるいは文章の内容がおかしい場合に、キーボ
ードKのカーソルキーを用いて、その文章の位置をカー
ソルで指し示し、コメントスイッチSを押して、マイク
Mに向かって音声でコメントを発声し、コメントを本体
Wに記憶し、コメントを文章データとともにフロッピー
ディスクDに記憶する。
【0015】例えば、文章[学校に登校した。]に対し
てコメント「主語がない」、文章[昨日、私は公円で遊
んだ。]に対してコメント「円の字が間違っている」、
文章[私は本を3冊読みました。]に対してコメント
「この文章は必要でない」のようにコメントの入力を行
う。この場合のコメント音声が記憶される音声メモリと
文書メモリとの関係は、例えば図4の如くメモリ対応さ
れる。
【0016】上述の如く、音声コメントにより添削処理
された文章を作成した元の原稿作成者は、上述のフロッ
ピーディスクDを受け取り、そのフロッピーディスクD
を本体Wに差し込み、その文章を表示させる。続いて元
の原稿作成者が、キーボードKの検索キーを押すと、モ
ニタQにコメント入力を行った文章が表示され、カーソ
ルがその文章の所定の文字、例えば先頭の文字を指し示
し、音声でコメントを発声する。
【0017】例えば、キーボードKの検索キーを押す
と、文章[学校に登校した。]がモニタQに表示され、
コメント「主語がない」が音声で再生される。次のコメ
ントを再生するときは、検索キーを押して、同様のこと
を繰り返す。
【0018】尚、上述の検索キーによる自動検索による
添削箇所の探索手法の他にも、オペレータ(元の原稿作
成者)の手動操作による添削箇所の探索も可能である。
この場合には、オペレーターは、キーボードKのカーソ
ルキーを動かして、添削文章を捜すことになるので、コ
メントが対応付けられた添削文章の探索を容易にする為
に、この添削文章を表示画面上で、特殊表示(たとえ
ば、反転表示)する構成を採用するのが好ましい。この
ように特殊表示された文章をカーソルキーで指し示した
状態で、コメント発生指令をキー入力することで、この
文章に対応付けられたコメント音声が発生されることに
なる。
【0019】次に、図1の本発明装置の構成を図2およ
び図3を用いて解説する。
【0020】まず、これらの図に於て、1は文章メモ
リ、2は文章アドレスカウンタ、3はフォント変換部、
4はビデオRAM(以下VRAM)、5はモニタ(図1
のQ)、6はコメントスイッチ(図1のS)、7は音声
メモリ、8はマイク(図1のM)、9は音声符号化部、
10は音声アドレスカウンタ、11は文章アドレスバッ
ファ、12は比較器、13はスピーカ(図1のP)、1
4は音声復号部である。 (1)音声コメント記憶モードについて図2の構成の動
作を説明する。
【0021】同図において、文章メモリ1には、例えば
ワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ、文字認識
装置等により、あらかじめ電子化された文章データ、す
なわち文章を表す文字のコード列がアドレス付けして入
力されている。
【0022】文章アドレスカウンタ2は、文章メモリ1
に記憶されている文字のコード列のアドレスを格納して
いる。また、文章メモリ1に記憶された文字のコード列
(モニタ5に表示されているカーソルの位置に対応して
いる)のアドレスを格納している。
【0023】文章アドレスカウンタ2でアドレスをカウ
ントすると、文章メモリ1に記憶されている文字のコー
ド列のアドレスがフォント変換部3に入力され、出力さ
れるフォントデータをVRAM4に記憶する。これをモ
ニタ5に出力している。
【0024】こうして文章がモニタ5に表示されている
状態において、コメント入力したい文章を見つけたとき
に、カーソルキー等によりコメントしたい文章の適当な
文字の位置にカーソルを合わせ、コメントスイッチ6を
閉じてコメントしたい文章を指定する。すなわち、カー
ソルの位置に対応した文字のコード列のアドレス(文章
アドレスカウンタ2に記憶されている)を固定する。そ
して、これと同時に音声メモリ7を記憶可能の状態にす
る。
【0025】マイク8は、コメントスイッチ6を閉じて
いる期間に、音声でコメントを入力する入力装置であ
る。
【0026】音声符号化部9は、マイク8から入力され
た音声を、例えばPCM符号に変換し音声符号化データ
を出力する。また、音声符号化データを少なくする必要
がある場合には、パーコ−ル係数を用いて、音声データ
圧縮してもよい。但し、この場合、音声を再生するに
は、音声データを伸張する必要がある。
【0027】音声メモリ7には、音声符号化部9で符号
化された音声符号化データが記憶されている。この音声
符号化データを音声メモリ7に記憶させる際、オペレー
タがコメントスイッチ6を閉じたときにカーソルが指し
示めしていた文字のコード列のアドレス(文章アドレス
カウンタ2で固定されている)を、音声符号化データと
ともに音声メモリ7に記憶する。このとき、図4に示す
ように音声符号化データ即ちコメントと、コメントを必
要とする文章が対応付けられている。なお、音声符号化
データを音声メモリ7に記憶し、この音声符号化データ
のアドレスを、文章メモリ1内のコメントを必要とする
文章が記憶された領域に記憶する構成にしてもよい。あ
るいは、別途メモリを用意し、これに音声符号化データ
のアドレスと、対応するコメントを必要とする文章のア
ドレスを対応づけて記憶する構成にしてもよい。
【0028】コメントスイッチ6を開いてコメント入力
を終了すると、文章アドレスカウンタ2は、このときカ
ーソルが指し示す文字のコード列のアドレス(文章アド
レスカウンタ2で固定されている)を解放する。オペレ
ータがカーソルキーによりカーソルを下方あるいは上方
に移動させると、文章アドレスカウンタ2でアドレスを
カウントして、次の文字のコード列に対応したフォント
をVRAM4に書き込む。 (2)音声コメント再生モードについて図3の構成の動
作を説明する。
【0029】同図において、文章メモリ1に記憶された
文字のコード列のアドレスが、文章アドレスカウンタ2
によって指し示され、フォント変換部3に読み出され
て、出力されるフォントデータをVRAM4に書き込み
を行い、モニタ5に文章が表示している。
【0030】これと同時に、音声アドレスカウンタ10
には、音声メモリ7に記憶されている音声符号化データ
の先頭アドレスが格納されている。この音声アドレスカ
ウンタ10を用いて、最初のコメント即ち第1の音声符
号化データを指示する。
【0031】文章アドレスバッファ11には、オペレー
タがコメントをしたときに、カーソルが指し示していた
文字コード列(音声メモリ7に第1の音声符号化データ
とともに記憶されている)のアドレスが読み出される。
【0032】今、カーソルキーにより、カーソルを移動
させて、モニタ5に文字を表示できる通常の状態におい
て、キーボードの検索キーを押すと、文章アドレスバッ
ファ11に読み出したアドレスを文章アドレスカウンタ
2に設定する。こうすると、モニタ5に文章アドレスカ
ウンタ2で指し示される文章が表示される。さらにその
文章を反転表示する。
【0033】また、比較器32で、文章アドレスバッフ
ァ11の内容と、文章アドレスカウンタ2の内容を比較
し、一致しているのでアドレス一致信号aを音声復号部
14に出力する。
【0034】音声復号部14は、アドレス一致信号aに
より起動し、音声メモリ7から、音声アドレスカウンタ
10が指し示す第1の音声符号化データを読み出し、音
声を復号してスピーカ13より音声を出力する。このよ
うにして第1の音声符号化データの復元が終了すると、
音声アドレスカウンタ10は、音声符号化データ分増加
し、次の第2の音声符号化データの先頭を指し示す。オ
ペレータが第2のコメントをしたときにカーソルが指し
示していた文字コード列(第2の音声符号化データとと
もに音声メモリ7に記憶された)のアドレスが文章アド
レスバッファ11に読み出される。そうすると比較器3
2の2個の入力が不一致となり、アドレス一致信号aが
解除される。
【0035】つぎに検索キーが押されると、文章アドレ
スバッファ11のアドレスが文章アドレスカウンタ2に
設定され、同様の動作を行う。以上のようにして、コメ
ントを再生する。
【0036】また、キーボードのカーソルキーによりカ
ーソルを移動させ、文章アドレスカウンタ2を更新させ
る。これにより、文章アドレスバッファ11の値と文章
アドレスカウンタ2の値が一致したときに、比較器12
はアドレス一致信号を音声復号部14に出力する。こう
して同様のコメント再生を行なってもよい。
【0037】上述の本発明装置の第1の実施例によれ
ば、作成済みの文章データに対し、特定の文章の位置に
対応したコメントを音声で記憶でき、さらに記憶したコ
メントを音声で再生できるため、文章全体の流れを掴み
ながら的確な文章の検証、添削が行える。
【0038】本発明の文章処理装置の第二の実施例を説
明する。
【0039】図5は本発明装置の第2の実施例の概略図
である。図6及び図7は図5の本発明装置の構成を示し
ており、図6は音声コメント記録モードにおける動作を
機能的に図示したブロック図、図7は音声コメント再生
モードにおける動作を機能的に図示したブロック図であ
る。
【0040】図5に基づいて、本発明の文章処理装置の
構成を動作順に説明する。
【0041】同図に示すように、あらかじめ文章データ
を記憶済みのフロッピーディスクDを持ち運び可能な携
帯型処理装置(本体)Yに差し込み、このフロッピーデ
ィスクDから文字データ列を読み出すことによって、ヘ
ッドフォンの内蔵スピーカHから文章が読み上げられ
る。このヘッドフォンをつけて、文章を添削しようとす
る添削者は読み上げられる文章を聞きながら、例えば文
章の表現が適切でない場合、あるいは誤字脱字がある場
合、あるいは文章の内容がおかしい場合に、コメントス
イッチSを押して、マイクNに向かって音声でコメント
を発声する。こうして、前述の第1の実施例の場合と同
様にしてコメントを本体Yに記憶し、コメントを文章デ
ータとともにフロッピーディスクDに記憶する。
【0042】また記憶されたコメントを再生するとき
は、読み上げられる文章を聞きながら、コメント入力を
行った文章のところまで読み上げられると、コメントを
音声で再生し、再生し終わると続きの文章の読み上げを
継続する。
【0043】図6および図7において、21は文章メモ
リ、22は文章アドレスカウンタ、23は文章バッフ
ァ、24は音声合成部、25はスピーカ(図5のH)、
26はコメントスイッチ(図5のS)、27は音声メモ
リ、28はマイク(図5のN)、29は音声符号化部、
30は音声アドレスカウンタ、31は文章アドレスバッ
ファ、32は比較器、33は警告音発生器、34は音声
復号部である。 (1)まず、音声コメント記憶モードについて説明す
る。
【0044】図6において、文章メモリ21には、例え
ばワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ、文字認
識装置等により、あらかじめ電子化された文章データ、
すなわち文章を表す文字のコード列がアドレス付けして
入力されている。
【0045】文章アドレスカウンタ22には、文章メモ
リ21のうち、読み上げを行なうべき文章の先頭アドレ
スが格納される。この文章アドレスカウンタ22を用い
て、文章読み上げ処理をする文章を指示する。また、読
み上げを行うべき文字のアドレスが格納されていてもよ
い。
【0046】文章アドレスカウンタ22によって指し示
されている一文章は、文章バッファ23に読み込まれ、
音声合成部24により音声に変換され、スピーカ25よ
り出力される。
【0047】こうして文章が読み上げられている状態に
おいて、コメント入力したい文章が読み上げられたとき
に、コメントスイッチ26を閉じてコメント入力したい
文章を指定する。すなわち文章アドレスカウンタ22を
固定する。そして、これと同時に音声メモリ27を記憶
可能の状態にする。コメントスイッチ26を閉じると、
音声合成中断制御信号aを音声合成部24に対して出力
し、音声合成処理を中断する。そしてコメントスイッチ
26を開くと、音声合成中断制御信号aを解除し、音声
合成処理を再開する。
【0048】マイク28は、コメントスイッチ26を閉
じている期間に、音声でコメントを入力する入力装置で
ある。
【0049】音声符号化部29は、マイク28から入力
された音声を、例えば、PCM符号に変換し音声符号化
データを出力する。また、音声符号化データを少なくす
る必要がある場合には、パーコ−ル係数を用いて、音声
データ圧縮してもよい。但し、この場合、音声を再生す
るには、音声データを伸張する必要がある。
【0050】音声メモリ27には、音声符号化部29で
符号化された音声符号化データが記憶されている。この
音声符号化データを音声メモリ27に記憶させる際に、
コメントスイッチ26を閉じたときの文章アドレスカウ
ンタ22の値を音声符号化データとともに音声メモリ2
7に記憶する。このとき、図4に示すように、音声符号
化データ即ちコメントと、コメントを必要とする文章が
対応付けられている。なお、音声符号化データを音声メ
モリ27に記憶し、この音声符号化データのアドレス
を、文章メモリ21内のコメントを必要とする文章が記
憶された領域に記憶する構成にしてもよい。あるいは、
別途メモリを用意し、これに音声符号化データのアドレ
スと、対応するコメントを必要とする文章のアドレスを
記憶する構成にしてもよい。
【0051】コメントスイッチ26を開いてコメント入
力を終了すると、文章アドレスカウンタ22は1文章分
増加され、次の文章の先頭アドレスを指し示され、次の
文章の読み上げが行なわれる。こうして文章の読み上げ
処理を継続する。 (2)次に、音声コメント再生モードについて説明す
る。
【0052】図7において、文章メモリ21に記憶され
た文章が、文章アドレスカウンタ22によって指し示さ
れながら、文章バッファ23に読み出され、音声合成部
24で音声合成されて、スピーカ25から音声で読み上
げられている。
【0053】これと同時に、音声アドレスカウンタ30
には、音声メモリ27に記憶されている音声符号化デー
タの先頭アドレスが格納されている。この音声アドレス
カウンタ30を用いて、最初のコメント即ち第1の音声
符号化データを指示する。
【0054】文章アドレスバッファ31には、第1の音
声符号化データに対応したコメントを必要とする文章
(音声メモリ27に第1の音声符号化データとともに記
憶されている)のアドレス値が読み出される。
【0055】文章アドレスカウンタ22が一文章ごとに
増加されながら、文章メモリ21に記憶された文章が読
み上げられているときに、比較器32は、文章アドレス
バッファ31の内容と、文章アドレスカウンタ22の内
容を比較し、一致した時、アドレス一致信号bを警告音
発生器33に対して出力する。
【0056】警告音発生器33は、使用者に対しコメン
トがある旨の注意を促す警告音を発生する。また、音声
合成部34に対してもアドレス一致信号bを出力し、音
声合成部34での文章読み上げを一時停止する。警告音
の発生が終了すると、警告音発生器33は、警告音発生
終了信号cを音声復号部34に出力する。
【0057】音声復号部34は、警告音発生終了信号c
により起動し、音声メモリ27から、音声アドレスカウ
ンタ30が指し示す第1の音声符号化データを読み出
し、音声を復号してスピーカ25より音声出力する。こ
のようにして第1の音声符号化データの復元が終了する
と、音声アドレスカウンタ30は、音声符号化データ分
増加し、次の第2の音声符号化データの先頭を指し示
す。すると、第2の音声符号化データに対応したコメン
トを必要とする文章のアドレス値が、音声メモリ27か
ら読み出され文章アドレスバッファ31に格納される。
そうすると比較器32の2個の入力が不一致となり、ア
ドレス一致信号bが解除される。
【0058】こうして、文章アドレスカウンタ22が指
し示している文章即ちコメントを必要とする文章の読み
上げが行われる。文章アドレスカウンタ22が一文章分
増加され、文章の読み上げが継続される。
【0059】上述の本発明装置の第2の実施例によれ
ば、記憶したコメントを音声で再生するだけでなく、作
成済みの文章データの文章読み上げ処理を行えば、キー
ボード及びディスプレイが不要となるため、大幅な小型
化が可能となり、携帯性が高く、通勤や出張時の移動中
でも簡単に利用することが可能となる。
【0060】
【発明の効果】本発明の文章処理装置は、特定の文章の
位置に対応したコメントを音声で記録し、これを特定の
文章に対応づけて再生可能としたので、添削された原稿
自体が非常に見にくいものになってしまう欠点を回避で
きながら、元の原稿作成者にとって添削された原稿中で
の添削個所やその添削の意図が明かになり、OA化の時
代に適するものになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文章処理装置の第一の実施例の概略図
である。
【図2】本発明装置の第一の実施例の音声コメント記録
モードのブロック図である。
【図3】本発明装置の第一の実施例の音声コメント再生
モードのブロック図である。
【図4】本発明装置の第一の実施例および第二の実施例
のコメント対応図である。
【図5】本発明装置の第二の実施例の概略図である。
【図6】本発明装置の第二の実施例の音声コメント記録
モードのブロック図である。
【図7】本発明装置の第二の実施例の音声コメント再生
モードのブロック図である。
【符号の説明】
1 文章メモリ 2 文章アドレスカウンタ 3 フォント変換部 4 VRAM 5 モニタ 6 コメントスイッチ 7 音声メモリ 8 マイク 9 音声符号化部 10 音声アドレスカウンタ 11 文章アドレスバッファ 12 比較器 13 スピーカ 14 音声復号部 21 文章メモリ 22 文章アドレスカウンタ 23 文章バッファ 24 音声合成部 25 スピーカ 26 コメントスイッチ 27 音声メモリ 28 マイク 29 音声符号化部 30 音声アドレスカウンタ 31 文章アドレスバッファ 32 比較器 33 警告音発声器 34 音声復号部
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/20 570 R 7343−5L

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文章を表す文字のコード列をアドレス付
    けして記憶した文章記憶手段と、前記文章記憶手段に記
    憶された文章のアドレスを指示するアドレス指示手段
    と、前記アドレス指示手段がアドレス指示した文章のコ
    ード列に基づいて、この文章を出力する出力手段と、前
    記文章記憶手段に記憶された特定の文章を指定する指定
    手段と、音声を入力するための入力手段と、前記入力手
    段から入力される音声を符号化する符号化手段と、前記
    符号化手段で符号化された音声符号化データを前記指定
    手段で指定した文章と対応付けて記憶するコメント記憶
    手段と、前記文章記憶手段に記憶された文章と対応づけ
    て、前記コメント記憶手段から読み出した音声符号化デ
    ータを再生するコメント再生手段とを備えた文章処理装
    置。
JP4121826A 1992-05-14 1992-05-14 文章処理装置 Pending JPH05313554A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7500193B2 (en) 2001-03-09 2009-03-03 Copernicus Investments, Llc Method and apparatus for annotating a line-based document

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7500193B2 (en) 2001-03-09 2009-03-03 Copernicus Investments, Llc Method and apparatus for annotating a line-based document
JP2010140506A (ja) * 2001-03-09 2010-06-24 Steven Spielberg 文書に注釈を付ける装置

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