JPH05313300A - 帯状写真への糊塗布装置及び帯状写真へのハガキ供給装 置 - Google Patents
帯状写真への糊塗布装置及び帯状写真へのハガキ供給装 置Info
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- JPH05313300A JPH05313300A JP15996992A JP15996992A JPH05313300A JP H05313300 A JPH05313300 A JP H05313300A JP 15996992 A JP15996992 A JP 15996992A JP 15996992 A JP15996992 A JP 15996992A JP H05313300 A JPH05313300 A JP H05313300A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 帯状写真にハガキを貼り付け一枚一枚のハガ
キ付写真を得るための帯状写真への糊塗布を、瞬間的に
中止、そして再開させる装置、および、ハガキの種類別
によるその厚さの変化に対して一枚一枚のハガキを安定
して供給する装置を提供する。 【構成】 帯状写真への糊塗布装置は、糊放出溝を下方
に開溝した塗布ノズルと、塗布ノズルの下方で帯状写真
を下から押し上げ、塗布ノズルの糊放出溝へ帯状写真を
接摺させる接摺ローラーと、塗布ノズルをその軸を中心
に任意角度回転させる回転機構と、蒸気発生器とより構
成され、帯状写真へのハガキ供給装置は、積層したハガ
キの下方前面に位置する固定ローラーと、これに対向し
て設けられた主駆動ローラーと、積層したハガキ下方に
位置する駆動ローラーと、同じく下方端部に位置する案
内ブロックとより構成される。
キ付写真を得るための帯状写真への糊塗布を、瞬間的に
中止、そして再開させる装置、および、ハガキの種類別
によるその厚さの変化に対して一枚一枚のハガキを安定
して供給する装置を提供する。 【構成】 帯状写真への糊塗布装置は、糊放出溝を下方
に開溝した塗布ノズルと、塗布ノズルの下方で帯状写真
を下から押し上げ、塗布ノズルの糊放出溝へ帯状写真を
接摺させる接摺ローラーと、塗布ノズルをその軸を中心
に任意角度回転させる回転機構と、蒸気発生器とより構
成され、帯状写真へのハガキ供給装置は、積層したハガ
キの下方前面に位置する固定ローラーと、これに対向し
て設けられた主駆動ローラーと、積層したハガキ下方に
位置する駆動ローラーと、同じく下方端部に位置する案
内ブロックとより構成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、帯状写真にハガキを
貼着して切断し、片面に写真を用いた一枚一枚の写真付
ハガキを得る帯状写真に対するハガキの貼着装置におい
て、帯状写真にハガキを貼着できる状態に液状糊を塗布
する装置、及び液状糊を塗布した帯状写真にハガキを供
給する装置の改良に関するものである。
貼着して切断し、片面に写真を用いた一枚一枚の写真付
ハガキを得る帯状写真に対するハガキの貼着装置におい
て、帯状写真にハガキを貼着できる状態に液状糊を塗布
する装置、及び液状糊を塗布した帯状写真にハガキを供
給する装置の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】移動していく帯状写真へハガキを一枚一
枚貼付けるには、先に出願人が特願平１−５１１９８号
の「帯状写真に対するハガキの貼着方法並びに帯状写真
に対するハガキの貼着装置」にて特許出願をなした方法
並びに装置を初めとして、これに改良を重ね、順次特許
出願および実用新案登録出願をなした方法や装置を用い
ている。
枚貼付けるには、先に出願人が特願平１−５１１９８号
の「帯状写真に対するハガキの貼着方法並びに帯状写真
に対するハガキの貼着装置」にて特許出願をなした方法
並びに装置を初めとして、これに改良を重ね、順次特許
出願および実用新案登録出願をなした方法や装置を用い
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、出願人
が先に特願平３−３５３５４５なる出願番号にて出願し
た装置においては、帯状写真そのものに不良箇所等があ
る場合には、帯状写真に糊を塗布する必要もなく、その
ため走行する帯状写真に糊が付かないよう接摺ローラー
を下げて帯状写真を塗布ノズルより離して帯状写真を走
行させていたが、帯状写真の移動が高速のため接摺ロー
ラーの上下動が帯状写真の移動する速さに追従するのに
問題があったし、都合により帯状写真の移動が停止して
しまうような状態にあっては、塗布した液状糊は次第に
乾燥してしまうので再び帯状写真の移動を開始させても
糊が乾燥してしまった部分にはハガキの貼着をなす事が
できなかった。
が先に特願平３−３５３５４５なる出願番号にて出願し
た装置においては、帯状写真そのものに不良箇所等があ
る場合には、帯状写真に糊を塗布する必要もなく、その
ため走行する帯状写真に糊が付かないよう接摺ローラー
を下げて帯状写真を塗布ノズルより離して帯状写真を走
行させていたが、帯状写真の移動が高速のため接摺ロー
ラーの上下動が帯状写真の移動する速さに追従するのに
問題があったし、都合により帯状写真の移動が停止して
しまうような状態にあっては、塗布した液状糊は次第に
乾燥してしまうので再び帯状写真の移動を開始させても
糊が乾燥してしまった部分にはハガキの貼着をなす事が
できなかった。
【０００４】また、ハガキ一枚一枚の供給において、ハ
ガキの種類別による厚さの変化にも十分対応出来る様
に、ハガキの供給機構にも改良の余地が認められた。
ガキの種類別による厚さの変化にも十分対応出来る様
に、ハガキの供給機構にも改良の余地が認められた。
【０００５】本発明は上記欠点を解決し、又、機構上の
改良を目的とするものである。
改良を目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、帯状写真への糊塗布装置は、糊放出溝を下方に開
溝した塗布ノズルと、塗布ノズルの下方で帯状写真を下
から押し上げ塗布ノズルの糊放出溝へ帯状写真を接摺さ
せる接摺ローラーと、塗布ノズルをその軸を中心に任意
角度だけ瞬間的に回転させる回転機構と、蒸気発生機
と、これらの機器類の制御装置とより構成する事を特徴
とした装置とする。
めに、帯状写真への糊塗布装置は、糊放出溝を下方に開
溝した塗布ノズルと、塗布ノズルの下方で帯状写真を下
から押し上げ塗布ノズルの糊放出溝へ帯状写真を接摺さ
せる接摺ローラーと、塗布ノズルをその軸を中心に任意
角度だけ瞬間的に回転させる回転機構と、蒸気発生機
と、これらの機器類の制御装置とより構成する事を特徴
とした装置とする。
【０００７】蒸気発生器は、必要に応じて安定した蒸気
を発生させるものであって、ヒーターを内蔵した適当形
状なる金属体内部に、蒸気発生室と、蒸気流路および蒸
気ヘッダーを備え、蒸気ヘッダーより金属体外部に向け
て任意数の蒸気噴出孔を設けたものと、この蒸気発生室
に定量の水を連続的に供給する給水機構とから構成する
事を特徴とするものを使用しても良い。
を発生させるものであって、ヒーターを内蔵した適当形
状なる金属体内部に、蒸気発生室と、蒸気流路および蒸
気ヘッダーを備え、蒸気ヘッダーより金属体外部に向け
て任意数の蒸気噴出孔を設けたものと、この蒸気発生室
に定量の水を連続的に供給する給水機構とから構成する
事を特徴とするものを使用しても良い。
【０００８】また、帯状写真のハガキ供給装置は、傾斜
して積層したハガキの前面下方にあってハガキ供給方向
直前に位置する固定ローラーと、この固定ローラーの下
方にこの固定ローラーに対向して配置され、その軸位置
が固定ローラ軸位置よりハガキ供給方向について後方つ
まり、積層したハガキ側に位置する主駆動ローラーと、
積層したハガキの下方に位置する駆動ローラーと、積層
したハガキの下層部のハガキを案内する案内ブロック
と、これらの機器類の制御装置とより構成する事を特徴
とした装置とする。
して積層したハガキの前面下方にあってハガキ供給方向
直前に位置する固定ローラーと、この固定ローラーの下
方にこの固定ローラーに対向して配置され、その軸位置
が固定ローラ軸位置よりハガキ供給方向について後方つ
まり、積層したハガキ側に位置する主駆動ローラーと、
積層したハガキの下方に位置する駆動ローラーと、積層
したハガキの下層部のハガキを案内する案内ブロック
と、これらの機器類の制御装置とより構成する事を特徴
とした装置とする。
【０００９】
【作 用】帯状写真への糊塗布装置においては、液状糊
は、塗布ノズル下方に設けられた糊放出溝より放出さ
れ、帯状写真に塗布されるが、帯状写真の不良箇所等を
示すセンサー感知孔を、センサーが感知すると、回転機
構により塗布ノズルを瞬時に回転させ、糊放出溝を帯状
写真裏面より逃がし、帯状写真への糊塗布を中断させ、
帯状写真の不良箇所が過ぎれば瞬時に塗布ノズルを元の
状態に戻して糊塗布を再開させる。もちろん、上記糊塗
布を中断させている状態にあっては、塗布ノズルへの液
状糊の供給も中断させておく。
は、塗布ノズル下方に設けられた糊放出溝より放出さ
れ、帯状写真に塗布されるが、帯状写真の不良箇所等を
示すセンサー感知孔を、センサーが感知すると、回転機
構により塗布ノズルを瞬時に回転させ、糊放出溝を帯状
写真裏面より逃がし、帯状写真への糊塗布を中断させ、
帯状写真の不良箇所が過ぎれば瞬時に塗布ノズルを元の
状態に戻して糊塗布を再開させる。もちろん、上記糊塗
布を中断させている状態にあっては、塗布ノズルへの液
状糊の供給も中断させておく。
【００１０】また、ハガキの種類の変更等により帯状写
真の移動を停止させた場合、後で再び移動を開始させる
際には、既に帯状写真に塗布された糊が乾燥しているた
めハガキを貼着させる事ができないので、蒸気発生器に
より蒸気を発生させて、これを乾燥してしまった糊にあ
て、この乾燥した水溶性糊を蒸気により再生して、ハガ
キを貼着できる様になすのである。
真の移動を停止させた場合、後で再び移動を開始させる
際には、既に帯状写真に塗布された糊が乾燥しているた
めハガキを貼着させる事ができないので、蒸気発生器に
より蒸気を発生させて、これを乾燥してしまった糊にあ
て、この乾燥した水溶性糊を蒸気により再生して、ハガ
キを貼着できる様になすのである。
【００１１】帯状写真へのハガキ供給装置においては、
固定ローラーと主駆動ローラーとを供給されるハガキの
両側に対向して配置し、しかもハガキの供給方向に対し
て固定ローラー軸位置を主駆動ローラー軸位置より前方
に位置させる事により、後に実施例において詳述する様
に、一枚のハガキが主駆動ローラー及び駆動ローラーに
より固定ローラーと主駆動ローラーの間隙にて形成され
るスリットを通して繰り出される際、そのハガキが固定
ローラーと主駆動ローラーとの間隙を通り抜けるのに必
要な寸法を得るように、このスリットに進入するそのハ
ガキの進入角度がそのハガキの厚さに応じた変化をする
ようにして、供給するハガキの厚さがハガキの種類によ
って変化しても、安定したハガキの供給をできる様にな
すものである。
固定ローラーと主駆動ローラーとを供給されるハガキの
両側に対向して配置し、しかもハガキの供給方向に対し
て固定ローラー軸位置を主駆動ローラー軸位置より前方
に位置させる事により、後に実施例において詳述する様
に、一枚のハガキが主駆動ローラー及び駆動ローラーに
より固定ローラーと主駆動ローラーの間隙にて形成され
るスリットを通して繰り出される際、そのハガキが固定
ローラーと主駆動ローラーとの間隙を通り抜けるのに必
要な寸法を得るように、このスリットに進入するそのハ
ガキの進入角度がそのハガキの厚さに応じた変化をする
ようにして、供給するハガキの厚さがハガキの種類によ
って変化しても、安定したハガキの供給をできる様にな
すものである。
【００１２】また、案内ブロックは、一枚一枚のハガキ
相互の密着をほぐし、固定ローラーへの接触を確実なも
のとなして、ハガキ一枚一枚の供給を安定させる作用を
なすのである。
相互の密着をほぐし、固定ローラーへの接触を確実なも
のとなして、ハガキ一枚一枚の供給を安定させる作用を
なすのである。
【００１３】
【実施例】以下、発明の詳細を図面に示した実施例に基
づいて説明する。図１、図２は、帯状写真への糊塗布装
置における塗布ノズルまわりの概略を示し、図１におい
ては、帯状写真へ糊を塗布している状態を示し、図２に
おいては、帯状写真へ糊を塗布するのを中断している状
態を示したものである。
づいて説明する。図１、図２は、帯状写真への糊塗布装
置における塗布ノズルまわりの概略を示し、図１におい
ては、帯状写真へ糊を塗布している状態を示し、図２に
おいては、帯状写真へ糊を塗布するのを中断している状
態を示したものである。
【００１４】通常の状態では、図１に示す様に、液状糊
は塗布ノズル（１１）下方に設けられた糊放出溝（１１
ａ）より放出され、接摺ローラー（１２）にて押し上げ
られた帯状写真（３１）の裏面に塗布されるが、帯状写
真（３１）に不良箇所等があると、図２に示す様に、セ
ンサーによりこれを感知して回転機構により塗布ノズル
（１１）を瞬時に回転させ、糊放出溝（１１ａ）を帯状
写真（３１）裏面より離し、同時に塗布ノズル（１１）
への液状糊の供給も中止して、帯状写真への糊塗布を中
断させる。
は塗布ノズル（１１）下方に設けられた糊放出溝（１１
ａ）より放出され、接摺ローラー（１２）にて押し上げ
られた帯状写真（３１）の裏面に塗布されるが、帯状写
真（３１）に不良箇所等があると、図２に示す様に、セ
ンサーによりこれを感知して回転機構により塗布ノズル
（１１）を瞬時に回転させ、糊放出溝（１１ａ）を帯状
写真（３１）裏面より離し、同時に塗布ノズル（１１）
への液状糊の供給も中止して、帯状写真への糊塗布を中
断させる。
【００１５】本実施例においては、回転機構にはステッ
ピングモーターを使用し、約３０°の回転を塗布ノズル
（１１）に与え、塗布ノズル（１１）からの液状糊の垂
れもなく、良好な結果を得ている。
ピングモーターを使用し、約３０°の回転を塗布ノズル
（１１）に与え、塗布ノズル（１１）からの液状糊の垂
れもなく、良好な結果を得ている。
【００１６】図３乃至図５は、糊塗布装置における蒸気
発生器（１３）を示す。蒸気発生器（１３）は、図３に
示す様に塗布ノズルより帯状写真の移動方向について下
流で帯状写真（３１）上へ帯状写真へのハガキ供給装置
からハガキ（２７）が供給される直前の位置に設けら
れ、乾燥した水溶性糊が再生するのに必要以上の蒸気を
要しない様に設置されている。
発生器（１３）を示す。蒸気発生器（１３）は、図３に
示す様に塗布ノズルより帯状写真の移動方向について下
流で帯状写真（３１）上へ帯状写真へのハガキ供給装置
からハガキ（２７）が供給される直前の位置に設けら
れ、乾燥した水溶性糊が再生するのに必要以上の蒸気を
要しない様に設置されている。
【００１７】蒸気は、矢印（１４）の方向に噴出され、
乾燥した水溶性糊を再生する。再生された糊上には、帯
状写真へのハガキ供給装置によりハガキ（２７）が供給
され、供給されたハガキ（２７）は、圧着ローラー（１
５）によって圧着され、帯状写真（３１）に貼着され
る。なお、蒸気は、塗布ノズルにより新たに塗布された
糊については必要でないので、蒸気を発生させるための
給水やヒーターの温度については必要な時に蒸気を発生
させるように制御装置により帯状写真の移動や他の関連
機器の作動と共に制御される。
乾燥した水溶性糊を再生する。再生された糊上には、帯
状写真へのハガキ供給装置によりハガキ（２７）が供給
され、供給されたハガキ（２７）は、圧着ローラー（１
５）によって圧着され、帯状写真（３１）に貼着され
る。なお、蒸気は、塗布ノズルにより新たに塗布された
糊については必要でないので、蒸気を発生させるための
給水やヒーターの温度については必要な時に蒸気を発生
させるように制御装置により帯状写真の移動や他の関連
機器の作動と共に制御される。
【００１８】蒸気発生器それ自体は必要な蒸気を安定し
て供給するものであればよいが、図４および図５に示す
蒸気発生器（１３）は、金属体にロッドヒーター（１３
ａ）２本を埋め込んで、それを熱源とし、オリフイスを
設けて水を定量連続的に供給する給水機構より給水され
た水を蒸気発生室（１３ｂ）にて加熱し、蒸気を発生さ
せ、発生した蒸気を蒸気流路（１３ｃ）を通して蒸気ヘ
ッダー（１３ｄ）に導き、蒸気ヘッダー（１３ｄ）より
数個の蒸気噴出孔（１３ｅ）を通して蒸気を噴出させる
ものである。
て供給するものであればよいが、図４および図５に示す
蒸気発生器（１３）は、金属体にロッドヒーター（１３
ａ）２本を埋め込んで、それを熱源とし、オリフイスを
設けて水を定量連続的に供給する給水機構より給水され
た水を蒸気発生室（１３ｂ）にて加熱し、蒸気を発生さ
せ、発生した蒸気を蒸気流路（１３ｃ）を通して蒸気ヘ
ッダー（１３ｄ）に導き、蒸気ヘッダー（１３ｄ）より
数個の蒸気噴出孔（１３ｅ）を通して蒸気を噴出させる
ものである。
【００１９】蒸気発生室（１３ｂ）は、その容積を大き
くして加熱される面積を広くとり、蒸気を安定して連続
発生させるようにし、蒸気流路（１３ｃ）はその経絡を
長くして水分を完全に蒸気になすようにしている。
くして加熱される面積を広くとり、蒸気を安定して連続
発生させるようにし、蒸気流路（１３ｃ）はその経絡を
長くして水分を完全に蒸気になすようにしている。
【００２０】実施例においては、オリフイス開口径φ
０．５、蒸気噴出孔（１３ｅ）内径φ１．０、噴出する
蒸気温度１２０〜１２５℃で良好な結果を得た。
０．５、蒸気噴出孔（１３ｅ）内径φ１．０、噴出する
蒸気温度１２０〜１２５℃で良好な結果を得た。
【００２１】図６乃至図８は、帯状写真へのハガキ供給
装置を示す。図６において、帯状写真（３１）に供給さ
れるハガキは、ハガキカセット（２５）に積層収容され
ている。
装置を示す。図６において、帯状写真（３１）に供給さ
れるハガキは、ハガキカセット（２５）に積層収容され
ている。
【００２２】積層収容したハガキ（２６）の下部でハガ
キ供給方向直前に、固定ローラー（２１）と、固定ロー
ラー（２１）と対向する様に主駆動ローラー（２２）が
設けられ、積層収容したハガキ（２６）の下面には駆動
ローラー（２３）、さらにその後方には案内ブロック
（２４）が設けられている。
キ供給方向直前に、固定ローラー（２１）と、固定ロー
ラー（２１）と対向する様に主駆動ローラー（２２）が
設けられ、積層収容したハガキ（２６）の下面には駆動
ローラー（２３）、さらにその後方には案内ブロック
（２４）が設けられている。
【００２３】積層収容したハガキ（２６）の最下部のハ
ガキは、帯状写真（３１）の移動に従って制御装置の制
御により一枚一枚順次に駆動ローラー（２３）および主
駆動ローラー（２２）により駆動されて、固定ローラー
（２１）と、主駆動ローラー（２２）の間隙にて形成さ
れるスリットを通して、帯状写真（３１）の糊塗布面に
供給される。
ガキは、帯状写真（３１）の移動に従って制御装置の制
御により一枚一枚順次に駆動ローラー（２３）および主
駆動ローラー（２２）により駆動されて、固定ローラー
（２１）と、主駆動ローラー（２２）の間隙にて形成さ
れるスリットを通して、帯状写真（３１）の糊塗布面に
供給される。
【００２４】固定ローラー（２１）と主駆動ローラー
（２２）は、図７および図８に説明的に示す様に、主駆
動ローラー（２２）および駆動ローラー（２３）に駆動
されて帯状写真上に供給される一枚のハガキ（２７）の
両側に対向して配置し、ハガキの供給方向に対して固定
ローラー（２１）軸位置を主駆動ローラー（２２）軸位
置より前方に位置させる。こうする事により、積層収容
したハガキ（２６）の最下部の一枚のハガキ（２７）
が、主駆動ローラー（２２）および駆動ローラー（２
３）にて固定ローラー（２１）と主駆動ローラー（２
２）との間隙で形成されるスリットを通して繰り出され
る際、そのハガキ（２７）の厚さがそのハガキの種類に
より多様に変化しても、図８に示す様にこのスリットに
進入するハガキ（２７）の進入角度がそのハガキの厚さ
に応じて変化する事により、固定ローラー（２１）と主
駆動ーラー（２２）との間隙をそのハガキが通り抜ける
のに必要な寸法に得て、安定したハガキの供給ができる
のである。
（２２）は、図７および図８に説明的に示す様に、主駆
動ローラー（２２）および駆動ローラー（２３）に駆動
されて帯状写真上に供給される一枚のハガキ（２７）の
両側に対向して配置し、ハガキの供給方向に対して固定
ローラー（２１）軸位置を主駆動ローラー（２２）軸位
置より前方に位置させる。こうする事により、積層収容
したハガキ（２６）の最下部の一枚のハガキ（２７）
が、主駆動ローラー（２２）および駆動ローラー（２
３）にて固定ローラー（２１）と主駆動ローラー（２
２）との間隙で形成されるスリットを通して繰り出され
る際、そのハガキ（２７）の厚さがそのハガキの種類に
より多様に変化しても、図８に示す様にこのスリットに
進入するハガキ（２７）の進入角度がそのハガキの厚さ
に応じて変化する事により、固定ローラー（２１）と主
駆動ーラー（２２）との間隙をそのハガキが通り抜ける
のに必要な寸法に得て、安定したハガキの供給ができる
のである。
【００２５】本実施例においては、固定ローラー（２
１）の径に対して駆動ローラー（２２）の径を大きくと
り、ハガキ（２７）と駆動ローラー（２３）との接触面
積を広くなさしめ、確実に駆動力を伝えると共に、ハガ
キの撓み角を小さくなし、不必要にハガキ（２７）が上
記スリットを通過する際の抵抗を増大させる事をさける
ものとなした。
１）の径に対して駆動ローラー（２２）の径を大きくと
り、ハガキ（２７）と駆動ローラー（２３）との接触面
積を広くなさしめ、確実に駆動力を伝えると共に、ハガ
キの撓み角を小さくなし、不必要にハガキ（２７）が上
記スリットを通過する際の抵抗を増大させる事をさける
ものとなした。
【００２６】また、案内ブロック（２４）は、その形状
を円柱状となし、単純な形状となすと共に、積層収容し
たハガキ（２６）の下部のハガキ一枚一枚の端部が、固
定ローラー（２１）表面に添うのを容易になすものであ
る。
を円柱状となし、単純な形状となすと共に、積層収容し
たハガキ（２６）の下部のハガキ一枚一枚の端部が、固
定ローラー（２１）表面に添うのを容易になすものであ
る。
【００２７】
【発明の効果】以上述べた事からも明らかな様に、本発
明に係る帯状写真への糊塗布装置によれば、高速で移動
する帯状写真の糊塗布不要筒所に対して、瞬間的に対応
出来、糊塗布中断中においても通常運転速度の維持が可
能となった。また、帯状写真の移動を停止した場合、既
に塗布して乾燥してしまった糊の再生が可能であるた
め、帯状写真の移動の発停を自由に行う事が出来、多様
化する注文に対しての対応が容易となった。同様に、帯
状写真へのハガキ供給装置によれば、供給するハガキ一
枚一枚の種類による厚さの変化に対して、柔軟に対応す
る事が出来る様になり、厚さの違ったハガキを使用する
度に、ハガキを通過させるスリットの間隙の微調整を要
する事がなくなり、運転上の維持管理が容易になり、多
様化する注文に対しての対応が容易となった。以上の効
果がある。
明に係る帯状写真への糊塗布装置によれば、高速で移動
する帯状写真の糊塗布不要筒所に対して、瞬間的に対応
出来、糊塗布中断中においても通常運転速度の維持が可
能となった。また、帯状写真の移動を停止した場合、既
に塗布して乾燥してしまった糊の再生が可能であるた
め、帯状写真の移動の発停を自由に行う事が出来、多様
化する注文に対しての対応が容易となった。同様に、帯
状写真へのハガキ供給装置によれば、供給するハガキ一
枚一枚の種類による厚さの変化に対して、柔軟に対応す
る事が出来る様になり、厚さの違ったハガキを使用する
度に、ハガキを通過させるスリットの間隙の微調整を要
する事がなくなり、運転上の維持管理が容易になり、多
様化する注文に対しての対応が容易となった。以上の効
果がある。
【図１】本発明の実施例に係る帯状写真への糊塗布装置
を示す一部断面図である。
を示す一部断面図である。
【図２】本発明の実施例に係る帯状写真への糊塗布装置
を示す一部断面図である。
を示す一部断面図である。
【図３】本発明の実施例に係る帯状写真への糊塗布装置
を示す一部断面図である。
を示す一部断面図である。
【図４】本発明の実施例に係る蒸気発生器を示す正面図
である。
である。
【図５】本発明の実施例に係る蒸気発生器を示す左側面
図である。
図である。
【図６】本発明の実施例に係る帯状写真へのハガキ供給
装置を示す一部断面図である。
装置を示す一部断面図である。
【図７】本発明の実施例に係る帯状写真へのハガキ供給
装置の要部を示す断面図である。
装置の要部を示す断面図である。
【図８】本発明の実施例に係る帯状写真へのハガキ供給
装置の要部を示す断面図である。
装置の要部を示す断面図である。
１１ 塗布ノズル １２ 接摺ローラー １３ 蒸気発生器 １３ａロッドヒーター １３ｂ蒸気発生室 １３ｃ蒸気流路 １３ｄ蒸気ヘッダー １３ｅ蒸気噴出孔 ２１ 固定ローラー ２２ 主駆動ローラー ２３ 駆動ローラー ２４ 案内ブロック ２６ 積層収容したハガキ ２７ ハガキ ３１ 帯状写真
Claims (3)
- 【請求項１】 多数の画像が一定間隔でプリントされ各
画像位置に対応したセンサー感知孔を有した帯状写真を
ほぼ一直線に誘導させながら液状糊を塗布する装置にお
いて、糊放出溝を下方に開溝した塗布ノズルと、塗布ノ
ズルの下方で帯状写真を下から押し上げ塗布ノズルの糊
放出溝へ帯状写真を接摺させる接摺ローラーと、塗布ノ
ズルをその軸を中心に任意角度だけ瞬間的に回転させる
回転機構と、蒸気発生器と、これらの機器類の制御装置
とより構成される事を特徴とする帯状写真への糊塗布装
置。 - 【請求項２】 蒸気発生器が、ヒーターを内蔵した適当
形状なる金属体内部に、蒸気発生室と蒸気流路および蒸
気ヘッダーを備え、蒸気ヘッダーより金属体外部に向け
て任意数の蒸気噴出孔を設けたものであって、これと蒸
気発生室に定量の水を連続的に供給する給水機構とから
構成する事を特徴とする請求項１記載の帯状写真への糊
塗布装置。 - 【請求項３】 多数の画像が一定間隔でプリントされ各
画像位置に対応したセンサー感知孔を有し、液状糊を塗
布されてほぼ一直線に誘導される帯状写真にハガキを供
給する帯状写真へのハガキ供給装置において、 傾斜して積層したハガキの前面下方にあってハガキ供給
方向直前に位置する固定ローラーと、この固定ローラー
の下方にこの固定ローラーに対向して配置され、その軸
位置が固定ローラ軸位置よりハガキ供給方向について後
方、つまり積層したハガキ側に位置する主駆動ローラー
と、積層したハガキの下方に位置する駆動ローラーと、
積層したハガキの下層部のハガキを案内する案内ブロッ
クと、これらの機器類の制御装置とより構成される事を
特徴とする帯状写真へのハガキ供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15996992A JP2952109B2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 写真付ハガキ製造装置における糊塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15996992A JP2952109B2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 写真付ハガキ製造装置における糊塗布装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10254296A Division JP3110392B2 (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | 写真付ハガキ製造装置におけるハガキ供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05313300A true JPH05313300A (ja) | 1993-11-26 |
| JP2952109B2 JP2952109B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=15705131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15996992A Expired - Fee Related JP2952109B2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 写真付ハガキ製造装置における糊塗布装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2952109B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109127289A (zh) * | 2018-10-20 | 2019-01-04 | 安徽省临泉县智创精机有限公司 | 一种数控中心的外壳打胶装置 |
-
1992
- 1992-05-08 JP JP15996992A patent/JP2952109B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109127289A (zh) * | 2018-10-20 | 2019-01-04 | 安徽省临泉县智创精机有限公司 | 一种数控中心的外壳打胶装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2952109B2 (ja) | 1999-09-20 |
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