JPH05312313A - 油タンクの油量検出装置 - Google Patents

油タンクの油量検出装置

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JPH05312313A
JPH05312313A JP11655892A JP11655892A JPH05312313A JP H05312313 A JPH05312313 A JP H05312313A JP 11655892 A JP11655892 A JP 11655892A JP 11655892 A JP11655892 A JP 11655892A JP H05312313 A JPH05312313 A JP H05312313A
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Japan
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oil
oil tank
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tank
light
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JP11655892A
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Yukio Shinohara
幸雄 篠原
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 石油暖房機等における油タンクの油量を正確
に検出する。 【構成】 油タンク1にのぞき穴1cを開け、こののぞ
き穴に、前部が平面で後部にこの平面に対しそれぞれ4
5度傾斜した八の字状の2面を備えた透明部材4を、そ
の前部が対向するタンク案内板3と平行になるように取
り付けてのぞき窓1dとして、こののぞき窓の正面に当
るタンク案内板3に、のぞき窓1dとの間で光の送受を
検知するフォトインタラプタ5をモーター9の駆動によ
り上下移動可能に設け、その検知の有無により油量を検
出するようにした。 【効果】 油タンク内の油面を任意のレベルで検知で
き、正確な油量の検出が可能に成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、石油温風暖房機等に
使用される、油タンクの油量検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】石油暖房機における従来の油タンク内の
油量検出は、油タンク下部に設けた重量センサで、油タ
ンクの重量を測定することにより行っていた。その重量
測定機構は、たとえば図4に示すように、油タンク1お
よび油受皿2の一側を、支軸13を中心に可動させるよ
うに支持し、油タンクの1および油受皿2の他側を重量
に応じて押圧されるように重量センサ14を設けること
によって、油タンク1内の重量を検出するものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の油量検出装置では、その機構および重量センサ
4にばらつきがあるため、正確な油量を検出し表示する
ことはきわめて難しかった。この発明はこの課題を解決
するために成されたもので、油タンクの油量を正確に検
出表示できる油量検出装置を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係る油タンク
の油量検出装置は、固定されたタンク案内板の内側に載
置される油タンクの前面にのぞき穴を開け、こののぞき
穴に、前部が平面で後部にこの平面に対しそれぞれ45
度傾斜した八の字状の2面を備えた透明部材を、この透
明部材の前部が対向するタンク案内板と平行になるよう
取り付けてのぞき窓を形成し、こののぞき窓の正面に当
るタンク案内板に、前記のぞき窓との間で光の送受を検
知するフォトインタラプタを上下方向に移動可能に設
け、このフォトインタラプタにより光の送受を検知する
ことにより油量を測定するように構成したものである。
【0005】
【作用】この発明では、フォトインタラプタから出た光
は、のぞき窓の透明部材の前部をまっすぐに通過し、後
部の一方の傾斜面に到達する。この光の到達部に当る部
分に油がある場合は、この部分は反射鏡として作用し光
を他方の傾斜面に反射させ、さらに他方の傾斜面も反射
鏡として光を再び反射させる。この場合、透明部材の形
状からフォトインタラプタから出た光は、平行な経路を
経て再びフォトインタラプタに戻る。
【0006】一方、フォトインタラプタから出た光が、
のぞき窓の透明部材の前部をまっすぐに通過して後部の
一方の傾斜面に到達したとき、この光の到達部に当る部
分に油がない場合は、光はほぼ直進して油タンク内に入
り、戻ってこない。以上により、フォトインタラプタで
の光の送受を検知することで油タンクの油の有無が検出
される。なお、フォトインタラプタをのぞき窓にそって
上下させることにより油量の位置が無段階に検出でき、
正確な油量表示ができる。
【0007】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す油量検出装
置の構成図である。図において、1は油タンク、1aは
油タンクの口金、1bは油タンクの前面板、2は油タン
ク1下部の油受皿、3は油タンク1の周囲に固定されて
いるタンク案内板、4は前部が平面で後部にこの平面に
対しそれぞれ45度傾斜した八の字状の2面を備えたガ
ラスまたはプラスチック等から成る透明部材、5は透明
部材4正面のタンク案内板3にそって上下するフォトイ
ンタラプタである。6は押え具、7はパッキンで、透明
部材4は油タンクの前面板1bに開けたのぞき穴1c
に、その前部をタンク案内板3と平行にして、押え具6
とパッキン7にて固定され、のぞき窓1dが構成され
る。なお、8は灯油を示す。9はフォトインタラプタを
上下に可動させるためのモーター、10はモーター9に
取り付られたローラー、11はモーター9とローラー1
2を取り付けている取付板を示す。
【0008】図2はこの発明における作用の説明図であ
る。この図は図1の上面図であり、符号は図1に対応し
ている。透明部材4は、前部が平面で後部にこの平面に
対しそれぞれ45度傾斜した八の字状の2面を備え、こ
の透明部材4の前部は対向するタンク案内板3に平行に
なっている。また、フォトインタラプタ5は、透明部材
4の前部平面に対して光を垂直に出射させる発行ダイオ
ード5aと、透明部材4の前部平面から垂直に入射され
る光を検知するフォトトランジスタ5bからなる。
【0009】発光ダイオード5aから出射される光は、
油タンク1内の灯油8が透明部材4の位置より上まであ
れば、透明部材4の後部が反射鏡として作用し、光は図
2の実線に示すように進み、フォトトランジスタ5bに
戻って、これを動作させる。これに対し、油タンク1内
の灯油8が透明部材4の位置より下にあれば、発光ダイ
オード5aから出射される光は、透明部材4の後部で、
図2の点線で示すように油タンク1内に直進してしま
い、フォトトランジスタ5bでは戻り光を検知できな
い。従って、フォトインタラプタ5で光の送受を検知す
ることにより、油タンク1内の灯油量レベルが、そのフ
ォトインタラプタ5を上下させることにより油タンクの
どの位置に灯油8があるかを判断できる。
【0010】図3は油タンク前面ののぞき窓の設置例示
図である。石油暖房機における油タンク1は給油時、機
外に出して図のように口金1aから給油するが、石油暖
房機の油タンクは気密性であるため、給油時の満了を確
認するのぞき窓1dが必要となる。こののぞき窓は油受
皿2への載置時は下側になり、灯油の下位レベル検出位
置として好都合になるが、のぞき窓1dは縦方向に長く
してこののぞき窓の全長にそってフォトインタラプタ5
を上下移動させて、それぞれの位置で灯油8のレベルを
検出するようにしている。また、フォトトインタラプタ
5の上下移動はマイコン(図示せず)による信号でモー
ター9を回転させて距離を把握するものとする。以上の
ようにして検出された油タンク1の油量は、表示パネル
(図示せず)において、例えば、「満了」「適量」
「空」等として表示させることができる。なお、上記実
施例ではフォトインタラプタ5の上下移動をモーター9
の駆動によって行うようにしたが、手動操作で移動させ
てもよい。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、油
タンクに設けたのぞき窓とフォトインタラプタとの間で
の光の送受を検知するとともに、フォトインタラプタを
上下移動させるようにしたことにより、油タンクの任意
の位置で検知でき、正確な油量情報が得られるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の油タンクの油量検知装置の一実施例
を示す構成図である。
【図2】この発明における作用の説明図である。
【図3】この発明における油タンクののぞき窓の例示図
である。
【図4】従来の油タンクの油量検出装置の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 油タンク 1b 油タンクの前面板 1c のぞき穴 1d のぞき窓 3 タンク案内板 4 透明部材 5 フォトインタラプタ 9 モーター 10 ローラー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定されたタンク案内板の内側に載置さ
    れる油タンクの前面にのぞき穴を開け、こののぞき穴
    に、前部が平面で後部にこの平面に対しそれぞれ45度
    傾斜した八の字状の2面を備えた透明部材を、この透明
    部材の前部が対向するタンク案内板と平行になるように
    取付けてのぞき窓を形成し、こののぞき窓の正面に当る
    タンク案内板に前記のぞき窓との間で光の送受を検知す
    るフォトインタラプタを上下方向に移動可能に設け、こ
    のフォトインタラプタが上下に可動して光の送受を検知
    することによって油量を検知することを特徴とする油タ
    ンクの油量検出装置。
JP11655892A 1992-05-11 1992-05-11 油タンクの油量検出装置 Expired - Lifetime JP2713019B2 (ja)

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JPH05312313A true JPH05312313A (ja) 1993-11-22
JP2713019B2 JP2713019B2 (ja) 1998-02-16

Family

ID=14690090

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