JPH05312185A - 遠心ポンプ - Google Patents

遠心ポンプ

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Publication number
JPH05312185A
JPH05312185A JP11716092A JP11716092A JPH05312185A JP H05312185 A JPH05312185 A JP H05312185A JP 11716092 A JP11716092 A JP 11716092A JP 11716092 A JP11716092 A JP 11716092A JP H05312185 A JPH05312185 A JP H05312185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blades
side plates
centrifugal pump
impeller
molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11716092A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutaka Fujita
泰孝 藤田
Satoru Shinpo
悟 新保
Satomi Nakajima
里実 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
Original Assignee
Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawamoto Pump Mfg Co Ltd filed Critical Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
Priority to JP11716092A priority Critical patent/JPH05312185A/ja
Publication of JPH05312185A publication Critical patent/JPH05312185A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】三次元部を有する羽根を備えたインペラを容易
に形成可能で、低コストな遠心ポンプを提供する。 【構成】インペラ5の羽根8が三次元部9を有して一対
の側板6,7間に配設されてなる遠心ポンプにおいて、
側板6,7の一方および他方とそれぞれ一体成型された
羽根8が周方向に交互に位置してそれぞれの対向側板6
または7と接着10されることを特徴とする。 【作用】羽根は両側板に半数ずつ一体成型され、それぞ
れの成型時における羽根の周方向間隔が従来の2倍以上
になり、回転型による成型作業が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動給水装置等
に使用される遠心ポンプに関し、特に、インペラの羽根
が三次元部を備えてなる遠心ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】軸線と直交する断面形状が軸方向に一定
な二次元羽根を備えた一般的な遠心ポンプ用インペラお
いては、図3(A)に例示するように一方の側板aと一
体に成型された羽根bと、別に成型された他方の側板c
とを接着dし、樹脂材料から形成されている。
【0003】しかしながら、軸線と直交する断面形状が
軸方向に変化する三次元部を備えた羽根の場合には、図
3(B)に例示するように三次元部eの影になる部分f
があるため型抜きができず、上述のような通常の製法を
そのまま適用することはできない。したがって、普遍的
な金属鋳造のように中子を用いて成形するか、あるいは
回転型を用いるなどしなければならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように中子を用
いて鋳造する場合には、両側板にそれぞれ対応する上型
および下型の間に介設される羽根用中子を形成するため
に、図4(A)に例示するように予め低融点合金(例え
ばスズ+ビスマス)または水溶性樹脂などから成型され
た複数の羽根模型gを用い、形成された砂型から羽根模
型gを溶融除去しなければ中子が得られない。あるい
は、図4(B)に例示するように同様材料から成型され
た複数の流路模型hを寄せ合わせて中子としてもよい
が、この場合はインペラ成型後に流路模型hを溶融除去
しなければならない。したがって、いずれにしても所用
工数が多く、高コストになってしまう。
【0005】また、図5に例示するように通常の回転型
を用いて成型する場合には、他の型を抜取った後に残し
型iを回転させて取出そうとすると、通常の遠心ポンプ
における羽根の数は6枚前後であるので、三次元部eの
傾きが大きいと隣り合う羽根と干渉jするため成形不能
になることがある。
【0006】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
で、三次元部を有する羽根を備えたインペラを容易に形
成可能で、したがって低コストな遠心ポンプを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、インペラの羽
根が三次元部を有して一対の側板間に配設されてなる遠
心ポンプにおいて、上記側板の一方および他方とそれぞ
れ一体成型された羽根が周方向に交互に位置してそれぞ
れの対向側板と接着されることを特徴とするものであ
る。
【0008】
【作用】上記の構成において、羽根は両側板に半数ずつ
一体成型されるので、それぞれの成型時における羽根の
周方向間隔が従来の2倍以上になり、回転型による成型
作業が容易になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明につき図1および図2に示す一
実施例を参照しながら説明する。図1において、遠心ポ
ンプのケーシング1およびケーシングカバー2の内部に
は、電動機3の主軸4に支持されたインペラ5が回転自
在に内装されている。このインペラ5は、図2に示すよ
うに軸方向に間隔的に対向する一対の側板6,7およ
び、これら側板6,7間に介在して周方向に等間隔に配
設された複数(図は6枚の場合)の渦巻状羽根8を備え
ている。この羽根8は、内端部に形成された三次元部9
を一体に備えている。
【0010】上記インペラ5を形成する場合には、羽根
8を半数ずつ側板6,7とそれぞれ一体成型した後、側
板6,7を同芯に対向させるとともに羽根8を周方向に
等間隔に位置させ、各羽根8の軸方向自由端をそれぞれ
が対向する側板7,6と接着10すればよい。
【0011】上記実施例においては、上述のように側板
6,7には羽根8が半数ずつ一体成型されるので、それ
ぞれの成型時には相隣る羽根相互間の間隔が従来の2倍
以上になる。したがって、羽根8の数や三次元部9の傾
斜などが大きい場合でも回転型11の抜取りに際して相
隣る羽根と干渉するようなことがなく、成型作業が容易
である。なお、本発明は上記実施例のみに限定されるも
のではなく、本発明の要旨とするところの範囲内で種々
の変更ないし応用が可能である。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、三
次元部9を有する羽根8を備えたインペラ5を容易に形
成可能で、したがって低コストな遠心ポンプを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す切欠側面図。
【図2】同実施例におけるインペラを示し、(A)は切
欠正面図、(B)は切欠側面図。
【図3】従来のインペラにおける羽根と側板との関係を
示し、(A)は二次元部の部分断面図、(B)は三次元
部の部分断面図。
【図4】従来のインペラ成形用中子を例示し、(A)は
羽根模型を用いた中子の断面図、(B)は流路模型を用
いた中子の斜視図。
【図5】三次元部を有する羽根を備えた従来のインペラ
を示す切欠正面図。
【符号の説明】 5…インペラ、6,7…側板、8…羽根、9…三次元
部、10…接着部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インペラの羽根が三次元部を有して一対
    の側板間に配設されてなる遠心ポンプにおいて、上記側
    板の一方および他方とそれぞれ一体成型された羽根が周
    方向に交互に位置してそれぞれの対向側板と接着される
    ことを特徴とする遠心ポンプ。
JP11716092A 1992-05-11 1992-05-11 遠心ポンプ Pending JPH05312185A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11716092A JPH05312185A (ja) 1992-05-11 1992-05-11 遠心ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11716092A JPH05312185A (ja) 1992-05-11 1992-05-11 遠心ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05312185A true JPH05312185A (ja) 1993-11-22

Family

ID=14704942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11716092A Pending JPH05312185A (ja) 1992-05-11 1992-05-11 遠心ポンプ

Country Status (1)

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JP (1) JPH05312185A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6135710A (en) * 1996-10-02 2000-10-24 Jms Co., Ltd. Turbo blood pump
CN104895832A (zh) * 2015-06-19 2015-09-09 江苏国泉泵业制造有限公司 一种高粘度离心泵叶轮的水力设计方法

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6135710A (en) * 1996-10-02 2000-10-24 Jms Co., Ltd. Turbo blood pump
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