JPH0531193U - 冷蔵庫の霜取り用ガラス管ヒータ - Google Patents

冷蔵庫の霜取り用ガラス管ヒータ

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JPH0531193U
JPH0531193U JP8019591U JP8019591U JPH0531193U JP H0531193 U JPH0531193 U JP H0531193U JP 8019591 U JP8019591 U JP 8019591U JP 8019591 U JP8019591 U JP 8019591U JP H0531193 U JPH0531193 U JP H0531193U
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JP
Japan
Prior art keywords
glass tube
heating wire
coil
refrigerator
defrosting
Prior art date
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Pending
Application number
JP8019591U
Other languages
English (en)
Inventor
喜好 鹿内
Original Assignee
松下冷機株式会社
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Publication date
Application filed by 松下冷機株式会社 filed Critical 松下冷機株式会社
Priority to JP8019591U priority Critical patent/JPH0531193U/ja
Publication of JPH0531193U publication Critical patent/JPH0531193U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、冷蔵庫の霜取り用ガラス管ヒ−タ
に関するもので、冷蔵庫輸送時の振動、衝撃荷重がガラ
ス管ヒ−タの電熱線に伝わり、コネクタ接続部の電熱線
直線部が変形し、応力集中と冷熱ストレスの繰り返しに
よる、電熱線の断線を防止することを目的としたもので
ある。 【構成】冷蔵庫の霜取り用ガラス管ヒ−タにおいて、円
筒上のガラス管1と、ガラス管内部のコイル上に巻いた
電熱線3と、ガラス管両端部に備えたシ−ルキャップ2
と、電熱線3と配線コ−ド4を接続するコネクタ5と、
ワッシャ−6とから成り、前記ワッシャ−6と電熱線3
のコイル状に巻かれた部分の終端部の間に円筒状のスペ
−サ7を装着するといった構成。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、冷蔵庫の霜取り用ガラス管ヒ−タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より冷蔵庫の霜取り用ガラス管ヒ−タに対しては、1973年10月発売 の松下製冷凍庫NR−113FZに示される例が知られている。以下図5に従い 説明する。1はガラス管であり、両端部にはシ−ルキャップ2が装着されている 。
【0003】 ガラス管1の内部には、コイル状に巻かれた電熱線3が収納されており、電熱 線3と配線用コ−ド4の接続は、コネクタ5により接続されている。ガラス管1 に対する電熱線3の相対位置は、コネクタ5に取り付けてあるワッシャ−6がガ ラス管1の両端部に当接することにより決まっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成では、ワッシャ−がガラス管に当接することにより、 電熱線とガラス管の相対位置関係は決まっているが、冷蔵庫輸送時に起因する振 動、衝撃がガラス管ヒ−タに伝達されると、電熱線のコイル状に巻いた部分の移 動により、コネクタと接続する直線部分が変形し、応力集中と冷熱ストレスの繰 り返しにより、電熱線が断線するといった問題点を有していた。
【0005】 本考案は、上記課題を解決するものであり、冷蔵庫輸送時の振動、衝撃に起因 するガラス管ヒ−タの電熱線変形からくる断線を防止すると共に、断線部の接触 によるスパ−ク発生を防ぐ品質の高い冷蔵庫を提供することを目的にしている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案の冷蔵庫霜取り用ガラス管ヒ−タは、ガラ ス管両端部に当接しているワッシャ−と振動、衝撃による移動防止用スペ−サと コイル状の電熱線と、シ−ルキャップと、配線コ−ドのコネクタ部とからなり、 前記コイル状の電熱線終端部とワッシャ−との間に移動防止用スペ−サを装着す る構成のものである。
【0007】 また、コイル状の電熱線終端部を円錐状の先細り形状とし、コネクタ部に電熱 線を接続させたものである。
【0008】 また、シ−ルキャップにガラス管の外壁面と内壁面を挟持する溝を設けて、シ −ルキャップの内側溝の先端部をコイル状の電熱線終端部に当接させるといった 構成のものである。
【0009】
【作用】
本考案は、上記した構成により、コイル状の電熱線終端部とコネクタ接続部の 直線状の電熱線部分即ち、コイル状の電熱線終端部とワッシャ−との間に移動防 止用スペ−サを装着することにより、冷蔵庫輸送時の振動、衝撃がコイル状電熱 線の伝達し、電熱線への振動、衝撃を移動防止用スペ−サが受け止めて、電熱線 の直線部分の変形を防止することが出来るものである。
【0010】 また、コイル状の電熱線終端部を円錐状の先細り形状に成形することにより、 冷蔵庫輸送時の振動、衝撃がガラス管ヒ−タに伝達し、電熱線に加わる振動、衝 撃を吸収し、変形を防止出来るものである。
【0011】 また、シ−ルキャップにガラス管の外壁面と内壁面を挟持する溝を設け、前記 溝の内側溝の先端部を電熱線のコイル部分に当接させることにより、冷蔵庫輸送 時の振動、衝撃を受け止めて、電熱線の直線部の変形を防止することができるも のである。
【0012】
【実施例】 以下、本考案の一実施例について図1、図2、図3と図4を参照しながら説明 する。尚、従来と同一構成については同一番号を付し、その詳細なる説明を省略 し異なる部分のみ説明する。
【0013】 図2は、本考案の第1の実施例を示している。電熱線3のコイル部分の終端部 とワッシャ−6の間には、円筒状のスペ−サ7が電熱線の両端部に装着してある 。
【0014】 以上の構成により、電熱線3は、スペ−サ7により支持されている為、冷蔵庫 輸送時の振動、衝撃力が矢線8方向に伝達されても電熱線3の移動を防止するこ とができ、直線部9の力が加わることによる変形を防止することが出来る。
【0015】 図3は、本考案の第2の実施例を示しており、以下これについて前記第1の実 施例と同一構成については同一符号を付してその詳細な説明を省略し、異なる部 分についてのみ述べる。
【0016】 即ち、この実施例では、円筒状のスペ−サ7を設ける代わりに、電熱線10の コイル巻き終端部を円錐状に先細り形状に成形することで、矢線8方向の力を吸 収することが出来る。
【0017】 図4は、本考案の第3の実施例を示しており、以下これについて前記第1、第 2の実施例と同一構成については同一符号を付してその詳細な説明を省略し、異 なる部分についてのみ述べる。
【0018】 即ち、シ−ルキャップ11にガラス管1の外壁面、内壁面を挟持できる溝11 aを設けて、内溝の先端11bが電熱線3に当接させることで電熱線3に加わる 矢線8方向の力を受け止めることが出来る為、電熱線3の直線部9には力が伝わ らない。
【0019】 以上の構成により、冷蔵庫輸送時の振動、衝撃の荷重がガラス管ヒ−タの伝達 されても電熱線の直線部9には伝わらない為、変形を防止できる為、変形が及ぼ す応力集中、冷熱ストレスの影響による電熱線の断線を防ぐことが出来る。
【0020】
【考案の効果】
以上のように本考案は、円筒状のガラス管と、ガラス管内部にコイル状に巻い た電熱線と、ガラス管両端部に備えたシ−ルキャップと、電熱線と配線コ−ドを 接続するコネクタ部と、ガラス管内部での電熱線の相対位置関係を定めるワッシ ッヤ−とから成り、前記ワッシャ−とコイル状に巻いた電熱線の終端部間に円筒 状のスペ−サを装着することにより、電熱線に伝わった冷蔵庫の輸送振動、衝撃 荷重を円筒状のスペ−サが受け止めて直線部の変形を防ぐことができる。その為 、変形による応力集中、冷熱ストレスの繰り返しによる電熱線の断線を防止でき る。
【0021】 又、前記ガラス管ヒ−タで、電熱線のコイル巻きの終端部を円錐状の先細り形 状に成形することにより、前記荷重は、コイル巻きの終端部を円錐状の先細り形 状部にて吸収させることにより、電熱線直線部の変形を防止することができる。
【0022】 又、前記ガラス管ヒ−タで、シ−ルキャップに、ガラス管の外壁面と内壁面を 挟持する溝を設けて、前記溝のガラス管内壁面に接する内溝先端部が電熱線のコ イル巻き部に当接させる。このことにより、前記荷重がガラス管ヒ−タの電熱線 に伝わると、内溝先端部に電熱線のコイル部が当接していることにより、電熱線 直線部の変形を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す冷蔵庫用霜取りガラス
管ヒ−タの外観図
【図2】図1のA部の要部拡大断面図
【図3】第2の実施例を示す図2と同様のA部の要部拡
大断面図
【図4】第3の実施例を示す図3と同様のA部の要部拡
大断面図
【図5】従来例を示す図2と同様のA部の要部拡大断面
【符号の説明】
1 ガラス管 2 シ−ルキャップ 3 電熱線 4 配線コ−ド 5 コネクタ 6 ワッシャ− 7 円筒上のスペ−サ 8 荷重の加わる方向 矢線 9 電熱線の直線部 10 電熱線 11 シ−ルキャップ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状のガラス管と、ガラス管内部にコ
    イル状に巻いた電熱線と、ガラス管両端部に具備したシ
    −ルキャップと、電熱線と配線コ−ドを接続するコネク
    タ部と、ガラス管内部での電熱線の相対位置関係を定め
    るワッシャ−とから成り、前記ワッシャ−とコイル状に
    巻いた電熱線の終端部間に位置決め用スペ−サを装着し
    たことを特徴とする冷蔵庫の霜取り用ガラス管ヒ−タ。
  2. 【請求項2】 ガラス管内部のコイル状に巻いた電熱線
    の終端部を、円錐状の先細り形状とし、コネクタ部に接
    続したことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫の霜取り
    用ガラス管ヒ−タ。
  3. 【請求項3】 ガラス管両端部に具備したシ−ルキャッ
    プに、ガラス管の外壁面と内壁面を挟持させる溝を設
    け、前記シ−ルキャップの溝を形成する内側溝先端部
    を、コイル状に巻いた電熱線終端部に当接させたことを
    特徴とする請求項1記載の冷蔵庫の霜取り用ガラス管ヒ
    −タ。
JP8019591U 1991-10-02 1991-10-02 冷蔵庫の霜取り用ガラス管ヒータ Pending JPH0531193U (ja)

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JP8019591U JPH0531193U (ja) 1991-10-02 1991-10-02 冷蔵庫の霜取り用ガラス管ヒータ

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Publications (1)

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JPH0531193U true JPH0531193U (ja) 1993-04-23

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JP8019591U Pending JPH0531193U (ja) 1991-10-02 1991-10-02 冷蔵庫の霜取り用ガラス管ヒータ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6044387B2 (ja) * 1975-02-25 1985-10-03 ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ ジルコニウム基合金物体の熱処理法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6044387B2 (ja) * 1975-02-25 1985-10-03 ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ ジルコニウム基合金物体の熱処理法

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