JPH0635442Y2 - 電磁石の接続端子取付け構造 - Google Patents

電磁石の接続端子取付け構造

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JPH0635442Y2
JPH0635442Y2 JP1985081578U JP8157885U JPH0635442Y2 JP H0635442 Y2 JPH0635442 Y2 JP H0635442Y2 JP 1985081578 U JP1985081578 U JP 1985081578U JP 8157885 U JP8157885 U JP 8157885U JP H0635442 Y2 JPH0635442 Y2 JP H0635442Y2
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JP
Japan
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fitting
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rough surface
contact fitting
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JP1985081578U
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JPS61199015U (ja
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四郎 小林
進 江尻
武雄 吉川
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パロマ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ガス湯沸器等の各種ガス燃焼器具の電磁安
全弁装置に用いられる電磁石の接続端子取付け構造に関
する。
〔従来の技術〕
従来の技術として、例えば、実開昭60−37675号公報に
示されているものは、接手金具に対し接点金具がカシメ
結合されているにすぎないから、接点金具にリード線と
ともにハンダ付けした圧着端子が接点金具とともに回っ
てしまい、これらの接合部のガスシールが悪くなるとい
う欠点があった。
また、例示しないが、接手金具と接点金具の接合部に絶
縁ブッシュを介在してカシメ結合したものにあっては、
これらの接合部がともに平滑面となっているため、特
に、圧着端子のハンダ付け時に絶縁ブッシュが縮むこと
と相まってこれらの結合関係に著しいゆるみが生じて圧
着端子が接点金具とともに回ってしまうという同様の欠
点があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
この考案は以上の欠点を解決し、接手金具と接点金具の
結合関係を強固として、特に、接点金具の回転を阻止し
て安全性を高めた電磁石の接続端子取付け構造を提供す
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、上記問題点を解決するために、接手金具1
の接続筒1aの内周面と、接点金具2の接続柱2aの外周面
に、ローレット等の粗面部3,4を設け、接手金具1の接
続筒1aに対し接点金具2の接続柱2aを挿入固定するにあ
たり、接続筒1aの粗面部3と接続柱2aの粗面部4との間
に、該粗面部3,4に喰い込む程度の硬さと耐熱性をもっ
た樹脂等の絶縁ブッシュ5を介在して圧入し、接続金具
1に対し接点金具2を絶縁ブッシュ5を介して回動及び
抜脱不能に固定してなる技術的手段を採用したのであ
る。
〔作用〕
この考案は上記構成としたから、接手金具1の接続筒1a
の内周面に設けた粗面部3と、接点金具2の接続柱2aの
外周面に設けた粗面部4に、これらの間に介在し圧入さ
れた絶縁ブッシュ5の内周部と外周部がそれぞれ喰い込
んで接続筒1aと接続柱2aは絶縁ブッシュ5を介して一体
に結合されるから、接手金具1に対し接点金具2が回転
方向ばかりでなく、軸方向にも固着されて回動及び抜脱
不能に固定される。したがって、接点金具2にリード線
とともにハンダ付けした圧着端子が接点金具2とともに
回転したり、抜脱することはない。
〔実施例〕
以下この考案による電磁石の接続端子取付け構造の一実
施例を図面に基づき説明する。
図面において、1は接手金具で、その下部に接続筒1aを
一体に設け、上面にはコイル鉄心6にコイルを巻回して
巻線層7を形成した電磁石Mを固定し、かつ、中心に後
述の接点金具2を取付ける取付孔8を備え、別の取付け
フランジ9に一体に取付けられている。2は接点金具
で、上記接手金具1の接続筒1aの内径よりも小径の外径
をもつ接続柱2aの上部に取付け凸起2bを、また、下部に
は後述の圧着端子14を接続するための接続凸起2cを同一
軸心を保って備え、これらの中心に上記電磁石Mの巻線
層7の一方のリード線7aを挿通する挿通孔2dを穿ってい
る。3は上記接手金具1の接続筒1aの内周面にローレッ
ト、セレーション等を施して形成した粗面部、4は上記
接点金具2の接続柱2aの外周面にローレット、セレーシ
ョン等を施して形成した粗面部、5は接手金具1の接続
筒1aに対し接点金具2の接続柱2aを挿入固定するにあた
り、接続筒1aの粗面部3と接続柱2aの粗面部4との間に
介在させて圧入する絶縁ブッシュで、その内周部と外周
部が上記両粗面部3,4にそれぞれ喰い込む程度の硬さと
耐熱性を有する樹脂等で作出されている。しかして、接
手金具1に接点金具2を取付ける場合、まず、接手金具
1の接続筒1aに絶縁ブッシュ5を嵌めつけ、しかる後、
接点金具2の接続柱2aを上記接手金具1の接続筒1aに上
記絶縁ブッシュ5を介して圧入せしめると、絶縁ブッシ
ュ5の外周部は接続筒1aの内周面の粗面部3に、また、
絶縁ブッシュ5の内周部は接続柱2aの外周面の粗面部4
に、それぞれ十分喰い込んで、接続筒1aと接続柱2aは絶
縁ブッシュ5を介して一体に結合されるものである。
上記取付け動作時に接手金具1の取付孔8に接点金具2
の取付け凸起2bがOリング10を介して挿通し、該取付け
凸起2bの上端部を絶縁パッキング11及びワッシャー12を
介してカシメ13により拡開し、前記接続筒1aと接続柱2a
の一体結合と相まって接手金具1と接点金具2は強固に
結合されるものである。なお、この接合部におけるガス
シールはOリング10により完璧に行われる。7aは電磁石
Mのコイル鉄心6に巻回せる巻線層7の一方のリード線
で、接点金具2の中心の挿通孔2dを挿通して接続凸起2c
の下端にまで導出されている。7bは電磁石Mのコイル鉄
心6に巻回せる巻線層7の他方のリード線で、接手金具
1の上部一側にスポット溶接等により接続固定されてい
る。14は圧着端子で、熱電対のリード線を接続する端子
14aの上部に接続短筒14bを一体に備え、該接続短筒14b
を上記接点金具2の接続凸起2cに嵌着さしめ、接続凸起
2cの口元まで導出されている一方のリード線7aとともに
ハンダ付け15により接続凸起2cに固着し該部のガスシー
ルと導電を確保している。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したように、接手金具1の接続筒1a
の内周面と、接続金具2の接続柱2aの外周面に、ローレ
ット等の粗面部3,4を設け、接手金具1に対し接点金具
2をその接続筒1aと接続柱2aとの間に、粗面部3,4に喰
い込む程度の硬さと耐熱性をもった絶縁ブッシュ5を圧
入介在した構造とすることで、接手金具1と接点金具2
は絶縁ブッシュ5を介して強固に結合されるため、接手
金具1に対する接点金具2の回転及び抜脱を確実に阻止
する。したがって、例えば、圧着端子14のハンダ付け時
における絶縁ブッシュ5の収縮があっても圧着端子14及
び接点金具2の回転は防止され、また、接手金具1に対
する接点金具2の結合関係のゆるみも全く生じないの
で、接点金具2の回転が起因するガスシールの悪化又は
接手金具1に対する接点金具2の抜脱もない。したがっ
て、実際の使用にあたり極めて安全性の高いものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による電磁石の接続端子取付け構造の
一実施例を示した縦断正面図、第2図は平面図、第3図
は一部切欠側面図、第4図は第1図のX−X断面図であ
る。 1…接手金具、1a…接続筒、2…接点金具、2a…接続
柱、3,4…粗面部、5…絶縁ブッシュ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】接手金具(1)の接続筒(1a)の内周面
    と、接点金具(2)の接続柱(2a)の外周面に、ローレ
    ット等の粗面部(3),(4)を設け、接手金具(1)
    の接続筒(1a)に対し接点金具(2)の接続柱(2a)を
    挿入固定するにあたり、接続筒(1a)の粗面部(3)と
    接続柱(2a)の粗面部(4)との間に、該粗面部
    (3),(4)に喰い込む程度の硬さと耐熱性をもった
    樹脂等の絶縁ブッシュ(5)を介在して圧入し、接手金
    具(1)に対し接点金具(2)を絶縁ブッシュ(5)を
    介して回動及び抜脱不能に固定してなる電磁石の接続端
    子取付け構造。
JP1985081578U 1985-05-30 1985-05-30 電磁石の接続端子取付け構造 Expired - Lifetime JPH0635442Y2 (ja)

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JPS61199015U JPS61199015U (ja) 1986-12-12
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5032775U (ja) * 1973-07-20 1975-04-09
JPS5249076U (ja) * 1975-09-30 1977-04-07

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5032775U (ja) * 1973-07-20 1975-04-09
JPS5249076U (ja) * 1975-09-30 1977-04-07

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JPS61199015U (ja) 1986-12-12

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