JPH05311503A - ヘルメット - Google Patents
ヘルメットInfo
- Publication number
- JPH05311503A JPH05311503A JP13622192A JP13622192A JPH05311503A JP H05311503 A JPH05311503 A JP H05311503A JP 13622192 A JP13622192 A JP 13622192A JP 13622192 A JP13622192 A JP 13622192A JP H05311503 A JPH05311503 A JP H05311503A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- helmet
- helmet body
- head
- air
- rainwater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 風通しが良くかつ雨水の浸入が防止できるヘ
ルメットを提供する。 【構成】 ヘルメット本体12に複数の空気孔30が設
けられ、かつ各空気孔30の上端部には、雨水浸入防止
用のひさし部32が形成されている。
ルメットを提供する。 【構成】 ヘルメット本体12に複数の空気孔30が設
けられ、かつ各空気孔30の上端部には、雨水浸入防止
用のひさし部32が形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、土木建築作業等に用
いるヘルメットに関するものである。
いるヘルメットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のヘルメットは、外郭とし
て金属や硬質の合成樹脂等からなる容器状のヘルメット
本体を有している。そして、ヘルメット本体と人間の頭
部とが直接接触するのを防ぐために、ヘルメット本体の
内側に、複数本の幅細の帯状のひもが放射状に組まれた
頭部覆い部が設けられているものもある。
て金属や硬質の合成樹脂等からなる容器状のヘルメット
本体を有している。そして、ヘルメット本体と人間の頭
部とが直接接触するのを防ぐために、ヘルメット本体の
内側に、複数本の幅細の帯状のひもが放射状に組まれた
頭部覆い部が設けられているものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ヘルメットでは、ヘルメット本体が一様の容器状をなし
ているため風通しが悪い。そして、土木建築の作業等を
する際には体温が上昇し汗をかくことから、ヘルメット
本体内が高温高湿となり、頭部が蒸れてきて非常に不快
な感じとなることが多い。一方、仮にそのヘルメット本
体に空気孔を設けた場合には、雨降りの際に雨水がその
空気孔から浸入して、頭部が非常に不快となる。
ヘルメットでは、ヘルメット本体が一様の容器状をなし
ているため風通しが悪い。そして、土木建築の作業等を
する際には体温が上昇し汗をかくことから、ヘルメット
本体内が高温高湿となり、頭部が蒸れてきて非常に不快
な感じとなることが多い。一方、仮にそのヘルメット本
体に空気孔を設けた場合には、雨降りの際に雨水がその
空気孔から浸入して、頭部が非常に不快となる。
【0004】そこで、本発明は、風通しが良く、かつ雨
水の浸入が防止できるヘルメットを提供することを課題
とする。
水の浸入が防止できるヘルメットを提供することを課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明に係るヘルメットは、ヘルメット本体に複数
の空気孔が設けられ、かつその各空気孔の上端部には、
雨水浸入防止用のひさし部が形成されていることを特徴
とする。
に、本発明に係るヘルメットは、ヘルメット本体に複数
の空気孔が設けられ、かつその各空気孔の上端部には、
雨水浸入防止用のひさし部が形成されていることを特徴
とする。
【0006】
【作用】本発明に係るヘルメットにおいては、複数個の
空気孔により、ヘルメット本体の内部とヘルメット本体
の外部との間の通気性が確保される。また、ひさし部に
より、各空気孔から雨水がヘルメット本体の内部に浸入
することが防止される。
空気孔により、ヘルメット本体の内部とヘルメット本体
の外部との間の通気性が確保される。また、ひさし部に
より、各空気孔から雨水がヘルメット本体の内部に浸入
することが防止される。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1に示すように、このヘルメット10は、ヘ
ルメット本体12を有している。ヘルメット本体12
は、人間の頭部を覆う形状及び大きさの容器状をしてお
り、金属または硬質の合成樹脂等からなっている。
明する。図1に示すように、このヘルメット10は、ヘ
ルメット本体12を有している。ヘルメット本体12
は、人間の頭部を覆う形状及び大きさの容器状をしてお
り、金属または硬質の合成樹脂等からなっている。
【0008】図2に示すように、ヘルメット本体12の
内部には、基布部14とこれに対して放射状に組まれた
複数本の幅細の帯状のひも部16からなる頭部覆い部1
8が設けられており、ヘルメット本体12の内側面と人
間の頭部とが直接接触することが防止されている。ま
た、ヘルメット本体12の内側には、ヘルメット本体1
2の開口部にほぼ沿って、円環状のベルト部20が設け
られている。ベルト部20は、その円周長さが調整可能
であり、人間の頭部を締め付けることにより、ヘルメッ
ト本体12が頭部に対してずれにくくされている。ヘル
メット本体12の左右両側部には、あごひも取付部22
a,22bが設けられており、両あごひも取付部22
a,22bをつなぐようにして、あごひも24が、長さ
調整可能に設けられている。
内部には、基布部14とこれに対して放射状に組まれた
複数本の幅細の帯状のひも部16からなる頭部覆い部1
8が設けられており、ヘルメット本体12の内側面と人
間の頭部とが直接接触することが防止されている。ま
た、ヘルメット本体12の内側には、ヘルメット本体1
2の開口部にほぼ沿って、円環状のベルト部20が設け
られている。ベルト部20は、その円周長さが調整可能
であり、人間の頭部を締め付けることにより、ヘルメッ
ト本体12が頭部に対してずれにくくされている。ヘル
メット本体12の左右両側部には、あごひも取付部22
a,22bが設けられており、両あごひも取付部22
a,22bをつなぐようにして、あごひも24が、長さ
調整可能に設けられている。
【0009】そして、図1,図3に示すように、ヘルメ
ット本体12の側面部には、複数個の空気孔30が設け
られている。各空気孔30は横長形状(ほぼ線状)をし
ている。各空気孔30の上端部には、雨水浸入防止用の
ひさし部32が形成されている。ひさし部32は、各空
気孔30より外側方向へ若干張り出すように形成されて
いる。また、各空気孔30の下端部には、各ひさし部3
2の対応して、ひさし受け部34が、ヘルメット本体1
2の内側方向へ窪むようにして形成されている。
ット本体12の側面部には、複数個の空気孔30が設け
られている。各空気孔30は横長形状(ほぼ線状)をし
ている。各空気孔30の上端部には、雨水浸入防止用の
ひさし部32が形成されている。ひさし部32は、各空
気孔30より外側方向へ若干張り出すように形成されて
いる。また、各空気孔30の下端部には、各ひさし部3
2の対応して、ひさし受け部34が、ヘルメット本体1
2の内側方向へ窪むようにして形成されている。
【0010】次に、このヘルメット10の作用を説明す
る。このヘルメット10は、ヘルメット本体12に複数
個の空気孔30が形成されているため、風通しが良い。
したがって、長時間着用して土木建築作業をする場合で
も、頭部から発散される汗(水蒸気)や体温上昇に伴う
高温の空気が各空気孔30を通してヘルメット本体12
の外部へ抜け出るとともに、外部の新鮮な空気がヘルメ
ット本体12の内部へ流入するため、頭部が蒸れる等の
ようなことが防止され、常に頭部に爽快感が得られる。
そのため、頭部にかゆみやフケが発生することが防止さ
れ、汗等による悪臭の発生も防止され、非常に衛生的で
ある。また、頭髪が高温高湿で圧迫されることがなくな
るため、頭髪にヘルメット10着用の跡もあまり残らな
いようになる。
る。このヘルメット10は、ヘルメット本体12に複数
個の空気孔30が形成されているため、風通しが良い。
したがって、長時間着用して土木建築作業をする場合で
も、頭部から発散される汗(水蒸気)や体温上昇に伴う
高温の空気が各空気孔30を通してヘルメット本体12
の外部へ抜け出るとともに、外部の新鮮な空気がヘルメ
ット本体12の内部へ流入するため、頭部が蒸れる等の
ようなことが防止され、常に頭部に爽快感が得られる。
そのため、頭部にかゆみやフケが発生することが防止さ
れ、汗等による悪臭の発生も防止され、非常に衛生的で
ある。また、頭髪が高温高湿で圧迫されることがなくな
るため、頭髪にヘルメット10着用の跡もあまり残らな
いようになる。
【0011】また、このヘルメット10の各空気孔30
の上端部にはひさし部32が形成されているため、降雨
時においても、雨水が空気孔30を通してヘルメット本
体12内部に浸入することが防止される。また、各空気
の下端部にはひさし受け部34が形成されているため、
ひさし部32をつたって流れる雨水が空気孔30からヘ
ルメット本体12内に浸入することがさらに有効に防止
される。
の上端部にはひさし部32が形成されているため、降雨
時においても、雨水が空気孔30を通してヘルメット本
体12内部に浸入することが防止される。また、各空気
の下端部にはひさし受け部34が形成されているため、
ひさし部32をつたって流れる雨水が空気孔30からヘ
ルメット本体12内に浸入することがさらに有効に防止
される。
【0012】なお、この発明は土木建築用のヘルメット
には限らず、オートバイに乗る際や野球等のスポーツを
する際のヘルメットにも適用され得る。また、上記実施
例はあくまで本発明の一例であり、当業者の知識に基づ
き種々の変更を加えた態様で本発明を実施できることは
もちろんである。
には限らず、オートバイに乗る際や野球等のスポーツを
する際のヘルメットにも適用され得る。また、上記実施
例はあくまで本発明の一例であり、当業者の知識に基づ
き種々の変更を加えた態様で本発明を実施できることは
もちろんである。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、空気孔を通してヘルメ
ット本体の内部と外部との通気性が確保されるため、頭
部が蒸れる等のようなことが防止され、頭部に爽快感が
得られる。また、ひさし部が各空気孔の上端部に設けら
れているため、降雨時においても、各空気孔からヘルメ
ット本体内に雨水が浸入することが防止される。
ット本体の内部と外部との通気性が確保されるため、頭
部が蒸れる等のようなことが防止され、頭部に爽快感が
得られる。また、ひさし部が各空気孔の上端部に設けら
れているため、降雨時においても、各空気孔からヘルメ
ット本体内に雨水が浸入することが防止される。
【図1】本発明の一実施例の全体を示す斜視図である。
【図2】図1のヘルメットの内側を示す図である。
【図3】図1の要部を拡大した縦断面図である。
10 ヘルメット 12 ヘルメット本体 30 空気孔 32 ひさし部
Claims (1)
- 【請求項1】 ヘルメット本体に複数の空気孔が設けら
れ、かつその各空気孔の上端部には、雨水浸入防止用の
ひさし部が形成されていることを特徴とするヘルメッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13622192A JPH05311503A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | ヘルメット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13622192A JPH05311503A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | ヘルメット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05311503A true JPH05311503A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=15170132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13622192A Pending JPH05311503A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | ヘルメット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05311503A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030072983A (ko) * | 2002-03-07 | 2003-09-19 | 박성환 | 공기 터널 모자 |
US20090300827A1 (en) * | 2005-12-30 | 2009-12-10 | Ken Mizuno | Device reducing wind noise |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4213163Y1 (ja) * | 1966-05-23 | 1967-07-26 | ||
JPS5094323A (ja) * | 1973-12-25 | 1975-07-28 |
-
1992
- 1992-04-27 JP JP13622192A patent/JPH05311503A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4213163Y1 (ja) * | 1966-05-23 | 1967-07-26 | ||
JPS5094323A (ja) * | 1973-12-25 | 1975-07-28 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030072983A (ko) * | 2002-03-07 | 2003-09-19 | 박성환 | 공기 터널 모자 |
US20090300827A1 (en) * | 2005-12-30 | 2009-12-10 | Ken Mizuno | Device reducing wind noise |
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