JPH0531102Y2 - - Google Patents

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JPH0531102Y2
JPH0531102Y2 JP1985077388U JP7738885U JPH0531102Y2 JP H0531102 Y2 JPH0531102 Y2 JP H0531102Y2 JP 1985077388 U JP1985077388 U JP 1985077388U JP 7738885 U JP7738885 U JP 7738885U JP H0531102 Y2 JPH0531102 Y2 JP H0531102Y2
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container
cylinder
cap
stopper
top plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数の容器を筒体内に収容できる複
数容器包装体に関する。
〔従来の技術〕
この種の複数容器包装体として、実開昭58−
24756号公報に記載されたものが知られている。
これは、第3図に示すように、筒体1内に複数
の容器10を収容し、筒体1の両端開口部の周縁
をも覆うようにして、筒体1をフイルム15で被
覆した構造である。
また、実開昭48−24876号公報に記載された中
函がある。
前記中函は、中函に切れ目を設けて、中函を分
割できるように形成するとともに、中函の角部で
あつて、前記切れ目の上下の部分に平行に切り込
みを設け、この切込みによつて形成された係止片
を内側に凹入させて、その係止片の上下に収納さ
れた物品を係止するように形成したものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記第3図に記載された複数容器包装体は、端
部を開口すると、内部に収容した容器全部が開放
されることとなる。
そして、実開昭48−24876号公報に記載された
中函は、係止片の折り曲げを元に戻すことによつ
て、必要とする収納物品を開放し、その余りの収
納物品を中函に収納して置くことができ、また、
中函を切れ目によつて分割することができるもの
である。
そして、中函に収納する物品に大きな凸部が存
在しない場合、或は、収納した物品を収納状態で
使用することがないような場合は、前記中函は優
れた作用効果を奏するものである。
しかしながら、収納する物品が口頸部を備えた
容器の場合は、口頸部が大きく凸出するので、容
器間に形成する係止片の高さを大きく形成しなけ
ればならない。
また、収納状態のまま、容器の内容物を注出し
ようとする場合には、容器の口頸部が中函の上方
にあまり突出しないので使い難い。
さらに、前記中函は、収納する物品が2個の場
合に、一つの物品を取出した後も他方の物品を中
函内に保持して置くためには、係止片を3箇所に
設けなければならず構成が複雑となる。
本考案は、前記事項に鑑みなされたものであ
り、大きな係止片を設けずに、口頸部を有する容
器を包装体に保持することができるようにすると
ともに、包装体内に保持した状態で、保持した容
器の内容物を注出し易くすると共に、容器を包装
体内に、保持する係止片等の数を少なくできる複
数容器包装体とすることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、合成樹脂製の筒体1の上部に天板2
を設け、この天板2に、容器10の口頸部12に
螺着したキヤツプ14を挿通する貫通孔3を設
け、この貫通孔3の内周縁に、前記キヤツプ14
の下端に当接して、前記容器10を筒体1の下部
に落下させることなく保持できる強度に形成し
た、複数の可撓性を有するリブ4を突設し、筒体
1の中間部に、1部を連結杆9で接続したスリツ
ト8を設け、筒体1の下部に、円周方向に向かつ
て平行な2条の切込線5を入れ、この2条の切込
線5の両端を筒体1の軸方向に向かう一対の薄肉
ヒンジ6で結んで第2ストツパ7を形成し複数容
器包装体とした。
〔作用〕
本考案は、筒体1の下方より容器10を挿入
し、キヤツプ14を天板2の貫通孔3に挿入する
と、キヤツプ14は、貫通孔3の内周縁に突設さ
れたリブ4を撓めて挿入され、そして、前記リブ
4は、キヤツプ14の下端に当接してキヤツプ1
4を落下させることなく保持する。
次に、別の容器10を、前記容器10の下側の
筒体1内に挿入し、第2のストツパ7を凹入させ
て、容器10を保持する。
そして、筒体1内に容器10を収容したまま、
容器10の内容物の1部を注出しようとするとき
は、筒体1の上部に収容した容器10から、キヤ
ツプ14を外し、容器10内の内容物の1部を注
出し、キヤツプ14を再び上部の容器10の口頸
部12に嵌着する。
凹入させた第2のストツパを元に戻して、筒体
1の下側の容器10を取出して、その容器10の
内容物全部を使用した場合は、筒体1の下側に別
の容器10を収納することができる。
筒体1を連結杆9を破断して、スリツト8で分
割すると、下側の容器10は筒体1から取出さ
れ、上側の容器10は、半分になつた筒体1内に
落下することなく保持される。
〔実施例〕
以下、容器本体11の口頸部12にシールパツ
キン13を介してキヤツプ14を螺着して形成し
た2つの容器10を包装する場合についての本考
案の一実施例を第1図及び第2図に基づいて説明
する。
容器10を収容すべき合成樹脂製の筒体1の一
端に天板2が設けられ、この天板2に中央に前記
容器10の口頸部12を貫通させる貫通孔3が穿
設されている。そして、この貫通孔3の内周縁に
可撓性のある複数のリブ4が突設されており、貫
通孔3内において、対向する一対のリブ4間の間
隔は前記キヤツプ14の外径より小さく、前記口
頸部12の外径より大きく形成され、このリブ4
は、前記キヤツプ14の下端に当接して、前記容
器10を筒体1の下部に落下させることなく保持
できる強度に形成してある。
また、筒体1の下部に、筒体1の円周方向に向
かつて平行な2条の切込線5を入れ、この2条の
切込線5の両端を筒体1の軸方向に向かう一対の
薄肉ヒンジ6で結んで形成してある第2のストツ
パ7が設けられている。
さらに、筒体1の中間部に筒体1を上下に分割
するスリツト8が形成され、筒体1の上側と下側
とを破断可能な連結杆9で連結している。
そして、筒体1内に1つめの容器10を、キヤ
ツプ14を取り付けた状態で下部開口部から入
れ、そのキヤツプ14ごと口頸部12を天板2の
貫通孔3から外側へ押し出す。すると、貫通孔3
の内周部分のリブ4がキヤツプ14により押され
て撓みつつキヤツプ14と容器本体11の間に入
り込むので、キヤツプ14がリブ4に引つ掛かつ
て容器10は落下することなく保持される。
次に、2つめの容器10を下部開口部から筒体
1内に入れ、第2のストツパ7を筒体1の外側か
ら押すと、第2のストツパ7は筒体1内に凸弧面
状に突出し、2つめの容器10の底部に当接して
これを保持する。
従つて、2つの容器10は筒体1内において天
板に設けたリブ4と第2のストツパ7との間に保
持される。
容器10を取り出す時は、筒体1の下部開口部
を下にして、第2のストツパ7を筒体1の内側か
ら押して元に戻せば、筒体1内の2つめの容器1
0が落下して筒体1外に出る。この時、1つめの
容器10はキヤツプ14と容器本体11との間に
貫通孔3の内周部分のリブ4が介在しているの
で、このリブ4に引つ掛かつて落下しない。
そして、第2のストツパ7の操作により、再び
容器10を筒体1内に収容して保持できる。
また、1つめの容器10の口頸部12は貫通孔
3を貫通して筒体1外に出ているので、キヤツプ
14を外せば筒体1内から取り出さずに、容器1
0内の内容物を取り出せる。
ところで、筒体1内の容器10を取り出すに
は、筒体1の中間部に形成してあるスリツト8を
境に連結杆9を破断して筒体1を上下に分割して
もよい。但し、このようにすると包装体を再度使
用できなくなる。
〔考案の効果〕
本考案は、合成樹脂製の筒体1の天板2に、容
器10の口頸部12に螺着したキヤツプ14を挿
通する貫通孔3を設け、この貫通孔3の内周縁
に、前記キヤツプ14の下端に当接して前記容器
10を筒体1の下部に落下させることなく保持で
きる強度に形成した複数の可撓製を有するリブ4
を突設し、筒体1の中間部にスリツト8を設ける
と共に、筒体1の下部に第2ストツパ7を設けた
ものである。
したがつて、第2ストツパ7を操作することに
よつて、下側の容器10の取出し及び収納がで
き、かつ、中間部の連結杆9を破断することによ
つて容器10を収納した筒体1を分割することも
できるとともに、筒体1内に容器10を収納した
まま、キヤツプ14を外して、容器10の内容物
の1部を注出することができるものである。
そして、容器10の口頸部12は、筒体1の天
板2より上方に突出するので、容器10を筒体1
に収納した状態での内容物の注出がし易い。
さらに、本考案は、前述の如く筒体1に2個の
容器10を収納し、下部の容器10を取出した後
も、上部の容器10を保持して置くことのできる
リブ4と第2ストツパ7を、筒体1の上部と下部
のみに設ければよく、容器を係止する手段を簡単
な構成にすることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す半裁縦断面
図、第2図はその斜視図、第3図は従来例を示す
縦断面図である。 1……筒体、2……天板、3……貫通孔、4…
…リブ、5……切込線、6……薄肉ヒンジ、7…
…第2のストツパ、8……スリツト、9……連結
杆、10……容器、12……口頸部、14……キ
ヤツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製の筒体1の上部に天板2を設け、こ
    の天板2に、容器10の口頸部12に螺着したキ
    ヤツプ14を挿通する貫通孔3を設け、この貫通
    孔3の内周縁に、前記キヤツプ14の下端に当接
    して、前記容器10を筒体1の下部に落下させる
    ことなく保持できる強度に形成した、複数の可撓
    性を有するリブ4を突設し、筒体1の中間部に、
    1部を連結杆9で接続したスリツト8を設け、筒
    体1の下部に、円周方向に向かつて平行な2条の
    切込線5を入れ、この2条の切込線5の両端を筒
    体1の軸方向に向かう一対の薄肉ヒンジ6で結ん
    で第2ストツパ7を形成したことを特徴とする複
    数容器包装体。
JP1985077388U 1985-05-24 1985-05-24 Expired - Lifetime JPH0531102Y2 (ja)

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JP1985077388U JPH0531102Y2 (ja) 1985-05-24 1985-05-24

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JPS61194659U JPS61194659U (ja) 1986-12-04
JPH0531102Y2 true JPH0531102Y2 (ja) 1993-08-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4824876B1 (ja) * 1969-11-03 1973-07-24

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JPS4824876U (ja) * 1971-07-28 1973-03-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4824876B1 (ja) * 1969-11-03 1973-07-24

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