JPH05310364A - 用紙後処理装置 - Google Patents

用紙後処理装置

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JPH05310364A
JPH05310364A JP4081114A JP8111492A JPH05310364A JP H05310364 A JPH05310364 A JP H05310364A JP 4081114 A JP4081114 A JP 4081114A JP 8111492 A JP8111492 A JP 8111492A JP H05310364 A JPH05310364 A JP H05310364A
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paper
bin
jogger
sheet
motor
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Masashi Shimada
雅志 嶋田
Nobuyoshi Seki
宣好 関
Masatoshi Hosoi
正敏 細井
Tetsuji Watanabe
哲司 渡辺
Nobuyuki Morii
伸行 森井
Keiji Maeda
啓司 前田
Yuji Ueno
裕二 植野
Mitsuru Ichikawa
満 市川
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビンの側方に設けた用紙揃え手段によって高
速で紙揃えができるようにする。 【構成】 用紙は複数のビン350に仕分けされて分配
され、用紙を揃えるときに用紙はビン350の側方に設
けらえたジョガーユニット500のジョガー板501に
よって一方の側端部から他方の側端部側に押圧され、サ
イドフェンス軸401が用紙の他方の側端部の移動を規
制することによってジョガー板501とサイドフェンス
軸401との間で幅方向の紙揃えが行われる。その際、
移動ジョガー部560は、一つのビン毎に移動して用紙
の排出に追従してジョガー板501によって上記動作を
行わせ、短い紙間で排出される用紙の紙揃えを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機などの画像形
成装置によって画像形成が行われた用紙を仕分け、丁合
いし、もしくはステイプル等して後処理する用紙後処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】用紙の後処理装置は、画像形成済の用紙
を仕分け、必要に応じてステイプラによって綴じたりパ
ンチによって孔を開けたりするものであり、これらの綴
じ動作もしくは孔開け動作を行うための前提として用紙
を整置し、綴じ位置および孔開け位置を一定にする必要
がある。そこで、例えば特開昭56−155148号お
よび特開昭63−154576号に記載されているよう
にして用紙を整置する手段が公知である。
【0003】このうち特開昭56−155148号記載
のシート整列装置は、シートを支持する手段と、シート
を支持する手段の一方の側部および他方の側部にそれぞ
れ一つずつ配置された二つの回転整列体とを備え、これ
らの回転整列体が所定間隔をおいて配列された複数のフ
ラップを有し、これらのフラップがシートを支持する手
段に入って来たシートを接触してこのシートを整列させ
るように構成されている。
【0004】また、特開昭63−154576号記載の
シート分類装置は、シートを分類収積する並列配置され
た複数のビンと、このビンに収積されたシートの側辺に
当接してビン内のシートを揃えるシート揃え部材と、こ
のシート揃え部材を動作させる駆動手段とを備え、シー
ト揃え部材が前記シートの側辺複数箇所当接してシート
揃えするように構成されている。
【0005】このような従来のシート揃え装置では、多
段のビンを実質的に貫通する形で各ビン上に載置された
複数のシート束に対して同時に揺動もしくは回動させて
揃えるように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の従来
のシート揃え装置では、多段のビンを貫通して用紙揃え
部材が設けられ、多段のビン上のシートに対して一度に
揺動を実行してシート揃えを行うように構成されている
が、複写機の処理速度が速くなり、時間当たりのコピー
枚数が多くなると、その分、コピー1枚に要する揺動時
間を短くし、揺動速度を速くする必要がある。
【0007】また、多段のビンに対して同時に揺動を実
施すると、1ビンのみを対象としたときに必要な揺動速
度よりも、次ビンに排出されるシートが揺動軸に当たっ
て排出の障害とならないようにさらに高速にする必要が
ある。
【0008】しかし、高速で揺動させると、揺動された
シートの動きが激しくなり、シートが揺動軸に向かい合
うフェンスに当たったときはね返りが生じ、綺麗な紙揃
えができなくなる。
【0009】この発明は、このような従来技術の実状に
鑑みてなされたもので、その目的は、高速で紙揃えを行
える後処理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、上下方向に
多段に配設された複数のビンを有する用紙分配手段と、
ビンの全段を貫通し、ビン上に排出された用紙の一方の
側端の位置をビンの予め設定された位置で規制する用紙
位置規制手段と、上記用紙位置規制手段をビン上に排出
される用紙のサイズに応じて移動させる用紙位置規制手
段の位置設定手段と、上記用紙位置規制手段の設置位置
と対向するビンの側部に設けられ、ビン上の用紙の他方
の側端を反用紙位置規制手段側から押圧して用紙を当該
用紙位置規制手段に押し付け、ビン上で用紙を揃える用
紙揃え手段と、上記用紙揃え手段を一つのビン毎に駆動
して用紙の揃え動作を行わせる用紙揃え手段の駆動手段
とを備えることによって達成される。
【0011】
【作用】上記第1の手段では、用紙は用紙分配手段によ
って複数のビンに仕分けされて分配され、用紙を揃える
とき(用紙整置時)に用紙はビンの側方に位置した用紙
揃え手段によって一方の側端部から他方の側端部側に押
圧され、用紙位置規制手段が他方の側端部の移動を規制
することによって両者の間で幅方向の紙揃えが行われ
る。また、用紙はビンに排出されたときに排出方向に後
端部がビンの一部に当接して3点で用紙の位置を規制
し、確実な紙揃えが実行される。その際、用紙揃え手段
は、一つのビン毎に上記動作を行って用紙の紙揃えを行
う。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照し、この発明の実施例につ
いて説明する。図1は実施例に係る用紙後処理装置の要
部を示す斜視図である。同図において、後処理装置は、
分配装置としてのソータの一部を構成する複数段のビン
350と、これらのビン350の全段を貫通する用紙位
置規制手段としてのサイドフェンス軸401を有するサ
イドフェンスユニット400と、ビン350の一方の端
部に設けられたジョガーユニット500とから基本的に
構成されている。
【0013】図2のビンの平面図に示すように、各ビン
350の一側縁部にはビン後端立ち上がり部550が設
けられており、この後端立ち上がり部550と直交関係
にある側縁部の中程よりビン中央に向かい、後端立ち上
がり部550と平行に長孔部420が設けられている。
また前記長孔部420に対向する一側の側縁部には切り
欠き570が設けられている。切り欠き570に対向す
る他側の側縁部には、立ち上がり部550から続く立ち
上がり部551が設けられている。この立ち上がり部5
51によりビン350の強度の向上を図っている。
【0014】また、各ビン350に設けられている長孔
部420内を貫通して、断面長方形のサイドフェンス軸
401が設けられている。サイドフェンス軸401は図
1および図3に示すように、ホルダ402a,402b
の凹部の中に挿入されており、ホルダ402a,402
bには前記長孔部420の形成方向と同方向に延びたガ
イド軸404a,404bが挿入されている。
【0015】さらにホルダ402a,402bにはタイ
ミングベルト403a,403bが固定されており、こ
のタイミングベルト403a,403bは前記ガイド軸
404a,404bに取り付けてあるプーリ405a,
405bと、ガイド軸404aの延長上で駆動軸406
によって同じ回転動作をする2個のプーリ407,40
8に取り付けられている。プーリ407とサイドフェン
スモータ410の出力軸に固定されているプーリ409
との間にはタイミングベルト411が張架され、これに
よってサイドフェンス軸401は前記サイドフェンスモ
ータ410の回転に応じ、ガイド軸404a,404b
に沿って垂直を保ちながら移動する。
【0016】また、前記サイドフェンス軸401はサイ
ドフェンスモータ410の駆動により、排出されるコピ
ー紙と一定の間隔を置いたところに停止する(本実施例
では10mmに設定してある)。この紙サイズに基づく
サイドフェンス軸401の移動は、フォトインタラプタ
にて構成されるサイドフェンスホームセンサ412から
停止位置までの距離に相当するパルス分、サイドフェン
スモータ410を駆動することにより行われる。このよ
うに、サイドフェンス軸401をビン350上の紙のサ
イズに基づいて、移動させることにより、サイドフェン
ス軸401とビン350上の紙を挟んで反対側にあるジ
ョガー板501の位置が、排出されてくる紙に対し、常
に同じところにあることになる。このことにより、後述
するジョガーを1ビンずつ行い高速動作させることが可
能になる。
【0017】ジョガーユニット500は図1に示すよう
に移動ジョガー部560を備え、移動ジョガー部560
には、ビン350の反対側に設置されているサイドフェ
ンス軸401端面に紙末を当接させ、揃えを行うジョガ
ー板501が設けられている。
【0018】図1および図4において、ジョガー板50
1の紙束との当接位置は、サイドフェンス軸401の位
置と紙の搬送方向と直交する方向の同一直線上に設定さ
れている。この位置で押圧することにより、紙に回転方
向の力を与えることを防ぎ、サイドフェンス軸401端
面に垂直に当接させることができる。また、カールをし
た紙が排出された場合、紙を確実にサイドフェンス軸4
01端面に当接させるため、ジョガー板501は紙端面
より、ある一定の食い込み量(本実施例では4mm)を
持つ位置まで押圧するようになっている。このことによ
り、カールした紙や、斜めに排出された紙に対応でき
る。この場合、紙押圧時に紙端面が、ジョガー板501
の紙当接面より逃げるのを防止するため、ジョガー板5
01の紙当接面に表面を起毛した面状ファスナ502が
接着されている。本実施例では、面状ファスナ502を
用いているが、ヤスリ状の高摩擦抵抗の部材や、ラチェ
ットのようにギザギザがついているような部材でも良
い。
【0019】ジョガー板501の回転の支点部分には、
図4に示すようにねじりコイルばね506が設けられて
おり、排出されたコピー紙が堆積し、紙束の腰が強くな
ったときに、ジョガー板501の食い込み量に対して、
ねじりコイルばね506が作動し、ジョガー板501の
食い込む量を制限している。これにより、ジョガー板5
01を駆動させるジョガーモータ522に過負荷を与
え、脱調することを防止している。
【0020】移動ジョガー部560はタイミングベルト
514に固定されており、タイミングベルト514は上
下プーリ513a,513b間に張架されている。上側
プーリ513aはギヤ531,532、プーリ533,
534およびタイミングベルト535を介し、ジョガー
上下モータ530から駆動力を得ている。移動ジョガー
部560はサイドフェンス軸401と平行に鉛直方向に
に設けられたガイド軸510と図示しない前フレームに
沿ってジョガー上下モータ530の正逆回転により上下
移動する。また、移動ジョガー部560は各ビン350
位置に対応するところに停止する。この停止位置は、フ
ォトインタラプタで構成されるジョガー上下ホームセン
サ540からの距離をジョガー上下モータ530にパル
ス入力することによって制御されている。
【0021】このような移動ジョガー部560の上下移
動は後述するステイプル動作と同時に行われるときがあ
る。このとき移動ジョガー部560はステイプル動作中
のビン350位置より一段以上下のビン350位置で動
作しており、最下段の20ビンをステイプルしている時
にはさらにその下に移動して待避するように移動ジョガ
ー部560の待避個所が設けられている。
【0022】図4および図5に示すように、ガイド軸5
10は、ジョガーモータ522とジョガーモータ軸に圧
入されているアーム523をガイド軸510に固定され
ているリンク521で一定角度(本実施例では30°)
揺動させることによってジョガー動作を行う。この時、
ジョガーモータ522の回転速度を変化させながら駆動
することにより、紙揃え精度を変えずに、ジョガー動作
時間を短くしている。また、リンク521には一体化し
た遮蔽板521aが備えられており、この遮蔽板521
aがフォトインタラプタにて構成された、ジョガーホー
ムセンサ524を遮ることによりホーム位置の検出を行
っている。ガイド軸510には上下の連結部材512
a,512bを介してジョガー軸511が一体的に動作
可能に連結されており、ガイド軸510の揺動動作を、
ジョガー軸511を介して移動ジョガー部560内の駆
動プーリ503に伝達するようになっている。駆動プー
リ503に伝達された回転動作は、さらに、タイミング
ベルト504によってジョガープーリ505に伝達され
る。伝達された力はこのジョガープーリ505に取り付
けてあるねじりコイルばね506を介して、ジョガー板
501に伝達される。これによってジョガー板501は
図6に示すようにジョガーモータ522と連動して一定
角度の揺動動作を行う。この場合、ジョガーモータ52
2の一回の正逆回転によって、ジョガー板501は二回
揺動し、排出される紙一枚に対して二回押圧する。
【0023】ジョガー板501は、前記リンク521が
図5に示すようにジョガーモータ軸に圧入されているア
ーム523の回転軌道の接線方向にあるとき、ホーム位
置(図示一点鎖線)、または最も紙束を押圧する位置
(図示実線)にある。この位置関係によりジョガー板5
01は、コピー紙を押圧する前後において、動作速度が
遅くなるため、押圧された紙がサイドフェンス軸401
端面に当接し、紙の弾性によって再びサイド軸401端
面から離れてしまうのを防ぎ、良好な紙揃えを行うこと
ができる。以上各部の動作を連続に行うことにより、排
出された紙は1ビンごとに押圧され各ビン350内に整
合される。
【0024】図7は本実施例における制御系のブロック
図である。この制御系は、制御手段であるCPU900
を中心にROM901、RAM902、I/Oポート9
03,904、クロックタイマコントローラ905(以
下CTCと称す)、ユニバーサルシンクロナスレシーバ
ードライバ906,907(以下UARTと称す)から
構成されたマイクロコンピユーター制御システムであ
る。
【0025】CPU900はROM901に予め書き込
まれたプログラムよりRAM902をワークエリアとし
て用い、センサ、スイッチ群からの信号をI/Oポート
903を介して取り込み、各負荷の制御信号をI/Oポ
ート904を介してトランジスタ群のドライバ群90
8,909に出力したり、相生成IC群912を介して
定電圧ドライバ群910、定電流ドライバ群911に出
力し、後述する各負荷を制御している。また、レシーバ
ー913、ドライバー914、および光ファイバーモジ
ュール915により光−電変換を行い、複写機本体とは
光ファイバーでUART906を介して接続し、シリア
ル通信によって指示(信号)・ステータスのやりとりを
行っている。CPU900は、I/O903より、パル
スジェネレーター192からのパルスや、CTC905
からのタイマ出力を受け取ることにより、紙の搬送タイ
ミング、ジャムの検出、各負荷の制御・異常検知を行っ
ている。
【0026】また、UART907、レシーバー91
6、ドライバー917、光ファイバーモジュール918
は、他の素子とは別の小さなプリント基板に搭載されて
モジュール920化されている。
【0027】前記センサ・SW群(入力系)の具体的部
材としては、サイドフェンスホームセンサ412、ジョ
ガー上下ホームセンサ540、ジョガーホームセンサ5
24、ステイプル上下ホームセンサ、ステイプル上下位
置センサ617、ステイプルホームセンサ673、ステ
イプラ針有無センサ678などがある。
【0028】また、負荷(出力系)としては、メインモ
ータ(ACモータ)、サイドフェンスモータ410(ス
テッピングモータ:以下STEPMと略す)、ジョガー
上下モータ530(STEPM)、ジョガーモータ52
2(STEPM)、ステイプル上下モータ(STEP
M)、ステイプルモータ(DCモータ)などがある。複
写機本体とやりとりしている信号のうち本体から送信さ
れてくる信号には、サイズデータ、排出ビンデータ、開
始ステイプルビン指示データ、モータON信号、排紙信
号、ステイプル停止信号、ステイプル開始信号、システ
ムリセット信号、異常リセット信号、スティタス要求信
号、割り込みトレイ排出信号、ステイプル30枚信号な
どがある。
【0029】また、本体へ送信する信号としては、ON
LINE機種コード、異常コード、BUSY、WAI
T、モードサイクルエンド信号、ステイプル不可信号、
ステイプルカウント信号、ソータービン紙有り信号、針
無し信号、排出完了ビンデータなどがある。
【0030】次に、後処理時の動作について説明する。
【0031】本体操作パネル上でソート(スタック)モ
ードを指示し、コピーをスタートさせると、図示しない
複写機本体はソータ/ステイプラに、サイズデータおよ
び、モータON信号を送信する。この信号によりソータ
/ステイプラはメインモータをONさせるとともにサイ
ズを確定させ、送信されたサイズデータに対応した位置
までサイドフェンスモータ410を動かす。複写機本体
はコピーした紙を排出する際、サイズデータ、排出先ビ
ン指示データ、排紙信号の順にソータ/ステイプラに送
信する。ソータ/ステイプラはこれらの信号を受信した
のち、複写機本体から排出された紙が図示しない入口セ
ンサに到達すると、複写機本体から送信されたデータに
基づいて、指示されたビン350に排出する。以下、複
写機本体から紙が排出されるごとにこれらのデータのや
りとりを行い、紙をビン350に排出してゆく。
【0032】ここで、紙の排出ごとに、サイズデータを
複写機本体から送信してもらっているのは、システムに
おいて、サイズ混載など一連のジョブ中に異なるサイズ
の紙が排出されても、ソータ/ステイプラが対応できる
ようにするためである。一つのジョブにおける、異なる
サイズへの対応は二つある。一つ目は、いままで排出し
た紙の寄せ方向の寸法より、今度排出する紙の寸法の方
が大きいときである。この時は、サイドフェンス軸40
1をその大きいサイズの位置まで退避させないと、ビン
350に排出するときに、紙がサイドフェンス軸401
に当たって排出できなくなり、紙詰まり(以下ジャムと
呼ぶ)してしまう。しかしジョガーによる寄せ作業はで
きるので、ジョギング動作は行う。
【0033】二つ目は、いままで排出した紙の寄せ方向
の寸法より今度排出する紙の寸法の方が小さいときであ
る。この時は、サイドフェンス軸401をその小さなサ
イズに合わせて移動しようとしても、すでにビン350
上に排出された紙があり、移動させることはできない。
したがって、ジョガーによる揃え動作も不可能であり、
ジョギング動作をやめるとともに、サイドフェンス軸4
01をホーム位置まで退避させ、もはや排出される紙を
揃えるのが不可能であるから、ステイプルもできない。
このことを本体に知らせるため、ステイプル不可信号を
送信する。ここでもソータ/ステイプラは、自分が機械
的にできないときのみ、複写機本体にステイプル不可信
号を送信し、サイズ混載モードでステイプルするかしな
いかを複写機本体の指示にゆだねている。
【0034】紙が、ビン350に排出されると、ソータ
/ステイプラは、紙揃え動作および、ビン350に紙が
排出されたことを示す排出完了ビンデータを複写機本体
に送信する。排出完了ビンデータは、ソータ/ステイプ
ラのどのビン350に紙が排出されたかわかるように、
排出されたビン番号で送信している。これにより、どこ
に排出したかを確実に複写機本体は認識できる。
【0035】紙揃え動作は、寄せ方向にジョガーモータ
522によって駆動されるジョガー板501と、そのジ
ョガー板501を上下させるジョガー上下モータ530
の制御によって行われる。このジョガー板501は、従
来と違って、全ビンを一斉にジョギングするのではな
く、1ビンごとにアームが上下しながら1回で1ビンだ
けジョギング動作する。このことにより、複写機が高速
であっても、紙揃えが複写機の処理対応できるようにな
る。
【0036】ジョギング動作であるが、紙がビン350
に排出されて(エントリーセンサがOFFしたとき)か
ら、少し待って(実施例では、300〜350ms:勢
いよく排出された紙が、ビン350の端まで落ちきるま
での時間)からジョガー板501を作動させ、ビン35
0上の紙をサイドフェンス軸401に押しつける動作を
し、紙を揃える(この詳細については、後述する)。そ
の後、ジョガー板501を戻しながら、次のビン350
へと移動し、次に排出されてくる紙を待つ。この動作を
排出毎に行いソート(スタック)、および紙揃えを行
う。
【0037】このようにして紙揃えが実行されると、ス
テイプルを行うことが可能になる。ソータ/ステイプラ
には、ステイプルをソートしながら同時に行う場合と、
ソートしていないときにステイプルを行う場合の二つの
場合がある。
【0038】ステイプルをソートと同時に行うには、他
のビン350の紙揃えに影響がないよう(タイミングの
制約は、一部あっても可)に1ビンずつ独立して、ビン
350上の紙束がステイプルユニット600に移動でき
ることが必要である。これを実行させようとすると、従
来では、ステイプルユニット600側にサイドフェンス
軸401が設けられていたので、1ビンずつステイプル
ユニット600を移動させようとすると、サイドフェン
ス軸401を1ビンずつ独立して解除するという複雑か
つ高価な機構が必要であった。また、1ビンずつ解除す
るために、動作回数が多くなり、信頼性が低くなるとと
もに騒音も発生するという欠点があった。
【0039】また、ジョガーユニット500が、ステイ
プルユニット600と紙に対して反対側(サイドフェン
ス軸401の反対側)にあるため、ステイプルしようと
するビン350のフェンスを開け始めてから、チャック
Cによって紙が挟持されるまでジョギング動作が禁止さ
れる。そのため、紙の排出との兼ね合いで、排出した紙
に対してジョギングできない場合が生じ、その結果ステ
イプルを一旦休止して、ジョギングすることが必要にな
る。そして、これにより生産性が落ちたり、タイミング
的に一定の間隔(紙に同期して)ジョギングでできない
ため、ジョギング動作がぎくしゃくするように見えるな
どの不具合があった。これとは、逆に、ジョガーを優先
させて、前記不具合を解消しようとすると、今度は、紙
束のチャック動作が禁止される、言い換えればステイプ
ル動作が禁止されるため、生産性が落ちてしまい、何の
ために、ソートとステイプルを同時にやっているのか意
味がなくなってしまう。
【0040】本実施例では、これら不具合、すなわち1
ビンずつのサイドフェンスの解除機構、およびジョギン
グ禁止状態をなくすため、図8に示すようにサイドフェ
ンス軸401を従来とは逆に、ステイプルユニット60
0の反対側に位置させるとともに、ジョガーユニット5
00も従来とは逆に、ステイプルユニット600側に配
置した。サイドフェンス軸401をステイプルユニット
600側と逆に配置したことにより、ステイプルユニッ
ト600側に障害物がなくなり、1ビンずつ紙を移動す
るのに、何か解除したりする必要がなくなった。また、
ジョガーユニット500をステイプルユニット600側
に配置したことにより、ステイプルしようとしているビ
ン350を除き、いつでもジョガーの動作を許可するこ
とが可能になった。
【0041】これらのことにより、複雑かつ高価な機構
が不要になり、また、ジョギング動作の禁止による生産
性の低下や、ジョガーのぎくしゃくした動作もなくな
る。また、ソートしながら同時にステイプルすることも
可能になった。
【0042】ジョガー板501を上昇、下降駆動するジ
ョガー上下モータ530は2相ステッピングモータ使用
し、オープンループ制御にもかかわらず停止位置精度が
保てるように制御されている。ジョガー上下モータ53
0制御の回路構成は、CPU900、CTC905、相
生成IC912、ステッピングモータ定電流ドライバ9
11からなり、CPU900は、CTC905へパルス
数、パルス周波数データ、モータON/OFF、モータ
CW/CCW信号を出力し、これらのデータをもとにC
TC905はパルスを生成し、相生成IC912に出力
するとともに、そのパルスを自らのカウンタに入力し、
出力されたパルス数をカウントする。このカウント数
が、前記出力パルス数データと一致するとCPU900
へ設定されたパルス数を出力したことを知らせる信号を
出力する。CPU900はこの信号を受け取ると、直ち
にモータOFF信号を出力し、ジョガー上下モータ53
0を止める。
【0043】相生成IC912はCTC905からのパ
ルスをもとに設定された励磁シーケンスにしたがって相
生成を行い、ステッピングモータ定電流ドライバ911
へ各相の励磁パルスを出力する。この励磁パルスをもと
にステッピングモータ定電流ドライバ911はジョガー
上下モータ530の各相を励磁し、駆動するこの実施例
においては、励磁シーケンスは2相励磁方式を採用して
いる。これは、高速駆動から短時間にジョガー上下モー
タ530を停止させる場合の停止精度を保つためであ
り、例えば1−2相励磁の場合は最終パルスの励磁シー
ケンスが1相の場合と2相の場合があり、1相励磁で停
止する場合は2相励磁で停止する場合の1/2しか励磁
トルクを発生していないため、停止時にオーバーラン
(パルスズレ)する可能性が有り、停止位置精度に不安
が残る。
【0044】また、5相ステッピングモータを使用した
場合は性能的には問題がないが、回路構成における相生
成IC912、ステッピングモータ定電流ドライバ91
1およびジョガー上下モータ530が高価となる。さら
に、DCサーボモータを使用した場合には、5相ステッ
ピングモータより高価になるし、オープン制御はできな
くなる。
【0045】2相励磁は1−2相励磁に比べ、1パルス
分の回転角度が2倍のため、一般に駆動時の振動が大き
く、メカの構成によってはその振動による騒音が大きく
なる傾向があるが(駆動パルス速度が低い場合)、一般
のステッピングモータは4000PPS以下で使用する
ことが多いが、この実施例では、1万PPS以上の高速
で使用するために、ジョガー上下モータ530の回転は
なめらかであり、また、ジョガー上下モータ530をブ
ラケットに取り付ける際、ゴムダンパ(図示せず)を介
しているとともに、駆動を伝達するタイミングベルト5
35にも、芯線が多少の伸び縮みする振動を吸収するタ
イプを使用しているため、不要な振動がメカ部に伝わら
ず、騒音の発生を抑え、ジョガー上下モータ530の共
振による脱調も防ぐように意図されている。
【0046】ステッピングモータ定電流ドライバ911
は定電流チョッパー方式を採用している。これは、高速
駆動における追従性および、高速運転時におけるモータ
の出力トルクを稼ぐためである。
【0047】ジョガー上下モータ530の速度制御は起
動時には低速(自起動領域)でジョガー上下モータ53
0を立上げ、その後、徐々に速度を上げていき(スロー
アップ)設定された速度に達したところで定速運動に移
行する。この低速から高速への加速の仕方には直線的に
上げるもの、曲線的に上げるもの等様々あるが、それぞ
れの駆動において最適なパターンが採用される。定速に
達した後、CPU900がCTC905の出力パルス数
を監視し、規定のパルス数が出力されたことを検知する
と、高速運転から徐々に速度を下げていき(スローダウ
ン)低速運転に移行するように制御される。CTC90
5の内部カウンターがCPU900から指示された出力
パルス数に達すると、CPU900に設定されたカウン
ト値になったことを知らせる信号を出力するのでCPU
900は、この信号によりモータを停止するよう制御を
行なう。
【0048】この高速から低速への減速も、上記加速時
と同様に最適なパターンを駆動することにより減速時間
の短縮が図れるとともに、停止時にオーバーラン(パル
スずれ)することなく、ジョガー上下モータ530を停
止することができる。
【0049】この実施例では、上昇動作と下降動作とで
若干差はあるが、移動開始時には、急速に立ち上げ、定
速に移る前に若干速度を落した後、定速運転に移行し、
移動停止時には立ち上げの変化率よりもさらに大きな変
化率で立ち下げるようなパターンが採用される。このよ
うな制御をすることによりジョガー上下モータ530を
短時間に加減速することができ、しかも、停止時にはオ
ーバーラン(パルスずれ)することなくモータを停止さ
せることがオープンループ制御でできるため、移動ジョ
ガー部560に移動位置を検出するセンサ等の電装品を
搭載する必要がなく、また、電装品を搭載しないので、
高価なフレキシブルハーネスのような耐屈曲電線も不要
となりコストダウンが可能となる。さらに、電装部品が
ないため、ジョガーユニット500を軽量化でき、より
高速移動に対応できる。
【0050】また、移動ジョガー部560は上下に高速
で移動し、移動回数も数十万回と多いため、例えばユニ
ットにセンサを搭載しフレキシブルハーネスにより配線
した場合、フレキシブルハーネスの耐久性、耐屈曲性に
おいて不安が残るが本実施例のような制御をすることに
より信頼性を上げることができる。
【0051】ジョガー板501を回転駆動するジョガー
モータ522は、ステッピングモータを使用し定電圧駆
動により正逆転制御を行っている。
【0052】ジョガーモータ522制御の回路構成は、
CPU900、CTC905、相生成IC912、定電
圧ドライバ910からなり、CPU900よりCTC9
05へパルス周波数データ、モータON/OFF,CW
/CCW信号が送られ、これらのデータをもとに、CT
C905はパルスを生成し、相生成IC912に出力す
る。相生成IC912はこのパルスに基づいて設定され
た励磁シーケンスに従って相生成を行い、定電圧ドライ
バ910へ各相の励磁パルスを出力する。この励磁パル
スをもとに定電圧ドライバ910はジョガーモータ52
2の各相を励磁し、駆動する。
【0053】従来技術では、励磁シーケンスに2相励磁
を採用していたが、この方式は1パルス当りのモータ軸
回転角度が大きいためモータ軸の回転運動がなめらかで
ない。その結果ジョガーモータ522およびジョガーモ
ータ522軸に連結されるワークに振動が発生し、騒
音、共振による脱調等の要因となる。
【0054】本実施例では、上記のような不具合を解決
するために1−2相励磁方式を採用し、ジョガーモータ
522軸の回転運動をなめらかにして騒音、共振による
脱調等を防ぐようにしている。また、ジョガーモータ5
22の回転によるジョガー板501先端の変位量はサイ
ンカーブを描くように構成されている(図9)。ジョガ
ーモータ522の制御は、起動時には低速(自起動領
域)でジョガーモータ522を起動させ、その後徐々に
速度を上げていき(スローアップ)、ジョガー板501
先端がビン350上の紙束に触れる位置Aまで、最高速
で駆動する。その後、第1回目のジョガー板501の押
圧による紙揃え動作を行う。この際、ジョガーモータ5
22の駆動速度は本実施例では紙サイズにより三つに分
けている。これはジョガー板501の紙束へ当接する力
がサイドフェンス軸401の寄せ方向だけでなく、紙の
排出方向にも成分を有するため、速い速度で紙束に当た
ると、排出方向へ押し上げようとする力も大きくなるか
らである。すなわち、図2に示すように、サイドフェン
ス軸401とジョガー板501のビン350の後端部か
らの距離Lは一定であるため、大きなサイズの紙ほどそ
の重心に近い位置にジョガー板501の先端が当接し、
回転しやすくなる。このことにより、速いスピードでジ
ョガー板501を紙束に当接させると、大サイズの紙ほ
ど一旦回転してから再びビン350後端に戻るため揃え
精度が悪くなる。その一方、大きなサイズほどCPMは
低いので、ジョギング動作は小サイズほど速くなくても
複写機本体の用紙排出速度に追従できる。以上の二つの
理由より、大サイズほど第1回目の紙揃えの際、ジョガ
ー板501をゆっくり動かしている。本実施例では、A
3サイズ以上はIIIの300PPS、A4以下はIの
600PPS、その間のサイズはIIの450PPSで
駆動しており、システムのCPM対応を損なうことなく
良好な紙揃えが得られるようにしている。
【0055】第1回目の紙揃えを行った後、ジョガーモ
ータ522の回転方向をCCW(反時計方向)からCW
(時計方向)に切換えるとともに、低速(本実施例では
300PPS)に切り換え、第2回目の紙揃えを行な
う。ここで、速度を低速に切り換えるのは、前述したよ
うに紙の回転を防ぐこともあるが、さらに、別の理由が
ある。すなわち、紙の端面を叩いた後、紙端からジョガ
ー板501をゆっくり離すことにより、紙が揃え動作に
よって撓まされ、紙の腰で元の状態に戻ろうとするとき
の反発力を吸収し、紙がサイドフェンス軸401等に当
って弾かれ、不揃いになるのを防ぐためである。このこ
とにより、紙揃え精度を上げることができる。ここで
も、サイズや紙の厚さにより、跳ね返り方が異なれば、
速度をいくつかに分けて制御してもよい。
【0056】その後、第2回目の揃え動作を終了し、ジ
ョガー板501先端が紙の端面から完全に離れたところ
でジョガーモータ522の回転速度を再びスローアップ
し、先程の高速運転に戻す、そして、ジョガー板501
の一端をジョガーホームセンサ524が検知すると、C
PU900がジョガーモータ522を停止するように制
御する。
【0057】このようにして、サイズや種類が異なる紙
に対しても、本体CPMへの対応を損なうことなく、良
好な紙揃え機構が提供ができる。
【0058】また、ジョガーモータ522の正転/逆転
制御は、モータON信号出力時、タイマをセットし、こ
のタイマを一定時間毎にカウントさせ、予め決められた
カウント値に達した所で回転方向を切り換え、それまで
回転していた方向と逆の方向にジョガーモータ522軸
を回転させる。このことにより、ユーザーが手でさわっ
たり、大サイズの紙をビンに挿入したりしてジョガーモ
ータ522が脱調したとしても、必ずホーム位置に戻る
ようにしてある。
【0059】上記のように回転方向の切り換えタイミン
グをタイマ時間により制御することにより、切り換えポ
イントを検出するためのセンサを装備する必要がなく、
駆動装置を安価に構築することができる。
【0060】ここで、なぜ1ビンづつジョガーをする
と、高速の本体に対応できるかを詳しく説明する。
【0061】従来は、前述のように、1本の棒状のもの
をフェンス方向に往復運動(直線または、円周方向に動
く)させて紙寄せを行い、紙を揃えるものや、1本の棒
状のものにビン数分のジョガー板をビン間隔に合わせて
取り付け、棒状のものを回転させて、ジョガー板によっ
て紙寄せを行い、紙を揃えるものがある。しかし、いず
れにしても全ビンに対し一斉にジョギング動作させてい
た。また、ジョギングを高速で行うことは可能である
が、ある速度を越えると、紙がサイドフェンス軸に当た
ったり、跳ね返って揃わなかったり、サイドフェンス軸
401やジョガー板501で紙に傷がついたりして動作
時間を短くするのは限界がある。この限界はテストなど
から300ms程度である。
【0062】まず、ジョギング動作が禁止されるタイミ
ングについて述べる。基本的には、紙が排出されている
とき、その紙にジョギングして寄せようとすると、ま
だ、紙が排出コロによって挟持されているため、紙に破
れや傷が生じたりジャムしてしまうので、この間がジョ
ガー禁止時間となる。従来の1本のジョガーの場合は、
排出される紙がどこかのビンにあれば、たとえそのビン
の紙にジョギングするつもりがなく、他の排出し終わっ
たビン上の紙にジョギングしようとしても、一斉に全部
のビンに対してジョギングしてしまうため、結果的には
排出中の紙に対してジョギングすることになりジョギン
グは禁止せざるをえない。これに対し本実施例の1ビン
ずつのジョガーは1つのビンにしかジョギングしないの
で、前記のようにジョギングしたいビン以外の紙の排出
の干渉を受けない。それ故、ジョギングの禁止時間が少
ない。複写機本体が高速になるということ、すなわち高
CPM(1分間あたりのコピー枚数:Copy Per
Minute)になるということは、1枚目と2枚目
の間隔が短くなるということで、これにより当然1枚目
を排出終了してから、2枚目が出始めるまでの時間、い
わゆる紙間時間も短くなることになる。
【0063】従来の全ビンジョガー方式では、1枚目の
紙が排出されて、300ms待ってジョガーを開始し、
300msかかって紙寄せを終了するまでは、他のいか
なるビンにも紙が排出されてはいけない。すなわち実質
的に紙間時間550ms以下の高速コピーには、対応で
きないということである。
【0064】一方、本実施例では、1枚目の紙が排出さ
れて、300ms待ってジョギングを開始し、300m
sかかって紙寄せを終了するまでは、同じであるが、他
のビンへの干渉がないので、2枚目の紙は同じビン以外
であればいつ排出されてもよい。このジョガーシステム
での限界は、1枚目のジョギングが終了し、次に排出さ
れるビンへの移動終了が2枚目の紙が排出終了し、さら
に300ms経過(落下待ち時間)するまでであって、
本実施例では、1ビン移動ジョガーユニット560が下
降する時間は約160msであり、十分に間に合う。
【0065】一般的にジョガーを必要とするのは、ステ
イプルのためであり、かつ、ステイプルするのはソート
モードのときであり、スタックは同じ原稿のコピーなの
で、ステイプルを必要とすることはほとんどない。ま
た、ソートは連続したビンに対して行われる。さらに、
1部だけステイプルするとしても、複写機本体のCPM
>ADFのCPMであることより、同一ビンに続けて異
なる原稿のコピーを排出してジョギングするにしても、
高速動作への対応条件は緩やかになるし、限界も従来の
全ビンジョガー方式と同じであり、劣ることはない。
【0066】ここで、従来方式と本実施例の比較を上記
条件で行ってみる。
【0067】 複写機本体のCPM:CPMA〔Copy/min〕 ADFのCPM:CPMB〔Copy/min〕 ビン間隔:LB〔mm〕 紙の長さ:LP〔mm〕 エントリーセンサジョガー間距離:LJ〔mm〕 排出速度:VP〔mm/sec〕 ジョガー時間:TJ〔sec〕 ジョガー1ビン下降時間:TD〔sec〕 落下待ち時間:TW〔sec〕 とすると、図10に示すような紙の排出タイミングとな
る。
【0068】1ビン目に紙が排出されている時間 T1=LP/VP〔sec〕 本体から紙が排出される間隔 T2=60/CPMA〔sec〕 エントリーセンサを紙が通過して、ジョガーに達するま
での時間 T3=LJ/VP〔sec〕 1ビン分手前で排出することによる補正時間 T4=LB/VP〔sec〕 紙間時間 TP=T2−T1−T4〔sec〕 このことより、従来方式と、本実施例の限界式を求めて
みると、従来方式では、 T1+TW+TJ≦T2−T4+T3となり、これに上
式を代入すると LP/VP+TW+TJ≦60/CPMA−LB/VP+LJ/VP ∴ CPMA≦60÷{TW+TJ+(LP−LJ+LB)/VP} となる。これに対し、本実施例では、 TW+TJ+TD≦T2−T4 +T1+TW−T1 となり、同様にして、 TJ+TD≦60/CPMA−LB/VP ∴ CPMA≦60÷{TJ+TD+(LB/VP)} となる。これらの式の各項目に次の値を代入して計算す
ると、 LB=35mm LP=210mm(A4) LJ=130mm VP=600mm/sec TJ=0.3sec TD=0.135sec TW=0.3sec 従来例では、 CPMA≦60÷{0.3+0.3+(210−130+35)/600} =75.8 となり、実施例では、 CPMA≦60÷{0.3+0.135+(35/600)} =121.6 となる。これにより、従来例よりも本実施例の方が、
1.5倍以上も高CPMに対応できることがわかる。
【0069】図11と図12はジョガーユニット動作の
制御を説明するためのフローチャートである。
【0070】図11のフローチャートはジョギングを行
なう際に、各ビン350に排出される紙へのセッティン
グを行なう手順を示す。この手順では、まず、ソート・
スタックモード動作中、エントリーセンサによって、紙
のビン350上への排出をチェックし(ステップS
1)、排出が確認された時点で、ジョガー許可用のタイ
マをセットする(ステップS2)。
【0071】このタイマの時間は紙排出後、ビン350
後端まで紙が自重で落下し、安定する時間であり、実施
例では300ms前後としている。タイマの時間をチェ
ックし(ステップS3)300ms経過したならば、紙
が排出されたビン350を、ジョガー許可ビン350と
して、以降のジョギング動作に使用している。
【0072】図12のフローチャートはジョギング動作
に関して、ジョガー上下移動制御とジョガー制御の手順
を示す。まず、現在ジョガー板501の位置しているビ
ン350がジョガー許可ビンとなっているかをチェック
し(ステップS11)、許可されていれば揃え動作を行
なう(ステップS12)。揃え動作はジョガーモータ5
22の正転、逆転を制御することによって行っている。
この場合、生産性を上げるためなるべく短い時間で、か
つ紙が紙自体のコシによってはねかえることなく、揃え
られるようにするため以下の制御を行う。
【0073】ジョガーユニット500は機構上、1度の
正・逆回転により2度の揃え動作が行なえるようになっ
ており、過ジョガー点を2度通過する(図9参照)。ジ
ョガーモータ522は、前述したようにジョガー板50
1が紙に触れていないときは、最大速度(本実施例では
800PPS)で駆動させて時間の短縮を図っている。
1度目のジョガー点から紙揃え位置(つまり、ジョガー
板501が紙から最終的に離れる点)までは、紙跳ね上
げを防ぐために、3種のスピード(本実施例では、60
0,450,300PPS)で駆動しており、また、紙
のはねかえりを防ぐため、2度目のジョガー点から紙揃
え位置まで低速(本実施例では300PPS)で駆動さ
せている。以上の制御により、時間短縮と揃え性の向上
が図られている。
【0074】次に、現在、ジョガー板501が位置して
いるビン350が、次に紙が排出されるビンであるかを
チェックし(ステップS13)、次排出ビンであればそ
のまま次の制御に移る。次排出ビンに位置していない場
合、他にジョガー可能なビンがあるかどうかをチェック
する(ステップS14)。ジョガー可能なビンがある場
合、該当するビン350の内、一番上のビン350へ移
動するようにジョガー上下モータ530を制御する(ス
テップS15)。ジョガー可能なビンが存在しない場
合、搬送中の紙があれば(ステップS16)、次に排出
するビン350へ移動ジョガー部560を移動するよう
ジョガー上下モータ530を制御し(ステップS1
7)、搬送中の紙がない場合は、そのまま次の制御へ移
る。
【0075】以上説明したジョギング動作は1ビン毎の
動作であり、ジョギング動作がステイプル動作よりも先
行しているため、ステイプル動作とは非同期であり、ジ
ョギング動作・ステイプル動作いずれの生産性も落とす
ことなく作動している。
【0076】また、排紙タイミングとの同期性について
は、一般的には、排出毎にジョギング動作が行われ、同
期した制御になっているが、必ずしも、全ての場合に同
期しているわけではない。つまり、ビン350上に排出
され、揺動が許可された後ならば、次に同じビンに排出
されるまでの間にジョギング動作を行えば良い。さら
に、1ビン毎のジョギング動作であるため、他のビンへ
排出中の紙に対して無関係にジョギング動作を行え、前
述した従来例のようなジョギング動作の禁止時間がかな
り少なくなり、高CPMでジョギングすることが可能に
なっている。
【0077】ここで、ジョガーと分配順の関係について
述べる。
【0078】ソーターにおける分配順は一般的に次の二
つに大別される。1から3ビンへのソートを例にとって
考えてみると、 :1→2→3→1→2→3…の順で分配される順で、
1番自然であり、ジャムリカバリーなどが容易である。
【0079】:1→2→3→3→2→1…の順で分配
される順で、不自然ではあるが、ビンなどを移動するよ
うな機械では、高速対応するために行われることが多
い。
【0080】したがって、できるならば、の分配順に
した方が自然である。
【0081】本実施例について考えてみると、ソータ部
分については、例えば、偏向SOLでビン選択を行え
ば、高速対応もの分配順も可能である。ジョガーの部
分については移動ジョガー部560が上下に移動するた
めの方が高速対応ができる。しかし、一般的には、A
DFのCPMは原稿入れ替え時間が長いため複写機の本
体のCPMより低く、また、ジョガーがビン上に排出さ
れる紙と同期して動作しているわけではないので、下記
のシーケンスによっての場合とほとんど遜色ない高速
対応が可能になる。
【0082】そのシーケンスを図13に基づいて説明す
る。
【0083】図13は最悪の場合(20ビンソート)に
ついて示している。1枚目の原稿のコピーを第20ビン
まで行い、移動ジョガー部560もあたかも紙に同期し
たように1ビンずつジョギング動作して下降する。一
方、複写機本体側では、20部のコピーが終了次第原稿
を2枚目に入れ換え、再びコピーを行う。ジョガーは2
0ビン目までのジョギング動作終了後、第1ビンをジョ
ガーすべく上昇を始める。しかし、高速の複写機本体で
は、2枚目の原稿のコピーが第1ビンに排出される方
が、移動ジョガー部560が第1ビンに到達するより早
い。それで、ジョガーは、次々とビンに排出されてゆく
紙の後追いをして紙に追いついていく。すなわち、紙を
排出してから落下するまでの時間300ms待つ必要が
ないので、1ビンあたりのジョギング時間は、紙に同期
して、動いているときよりも、ずっと短い時間で行え
る。ここで限界は、追いつくのが第20ビンまでに可能
かどうかで決まる。
【0084】一方、のような分配順での限界は、1枚
目の原稿のコピーが第20ビンまで排出された後、2枚
目の原稿の1枚目のコピーが第20ビンに排出されるま
でに、1枚目の原稿のコピーについて、ジョギング動作
が終了可能かどうかで決まる。すなわち、紙が排出さ
れ、TW待った後、ジョギング動作を始め、次の紙が排
出されてTW経過するまでに、ジョギング動作を終了
し、1ビン下がる(上がる)ことができれば、CMPA
に対する限界が求められる。ただし、原稿入替え時はC
PMBと遅いので、CPMAとの差だけさらに余裕がで
る。
【0085】この2つの場合の限界CPMを図13に基
づいて計算すると、まず、の場合:20ビンに紙が排
出されてから、次の原稿のコピーの1枚目が指定ビン
(では、第1ビン、では第20ビン)に排出される
までの時間 T5=60÷CPMB+(LB×19÷VP) 第1ビンに排出してから、第20ビンに排出するまでの
時間 T6=(T2−T4)×19 ={(60÷CPMA)−(LB÷VP)}×19 第1ビンから第19ビンまでの、最速ジョガー時間 T7=(TJ+TD)×19 第20ビンから第1ビンまでジョガーが戻る時間をTU
20とすると、ジョガー対応可能CPMは、 T5+T6+T1+TW≧T1+TW+TJ+TU20+T7 整理すると、T5+T6≧TJ+TU20+T7 であれば良い。これに、本実施例における図9での各計
算式および数値 TD=135ms TU=137ms TD20=1380ms CPMB=0.85×CPMA を代入すると、 60÷CPMB+(LB×19÷VP) +{(60÷CPMA)−(LB÷VP)}×19 ≧TJ+TU20+(TJ+TD)×19 となり、これにより CPMA≦119.8 となる。
【0086】の場合は、 {(TJ+TU)−(T2−T4)}×19≦60÷CPMB−TJ となる。これにと同様に、図9での各計算式,数値を
代入すると、 (TJ+TU+LB÷VP−60÷CPMA)×19 ≦60÷CPMB−TJ となり、 CPMA≦122.6 と求められる。すなわち、本実施例では方法および
について対応可能なCPMAにはほとんど差がないこと
が分かる。
【0087】また、のシーケンスを採用することによ
り、最終原稿の1番最初のコピー(以後ステイプル可能
になる)が排出されるのは、必ず第1ビンになるため、
(の場合は、原稿が奇数枚か偶数枚かによって、第1
ビンか、最終ビンからのいずれかから排出される)ステ
イプルユニット600を排出されるビンに合わせて最初
に移動させる必要がなく、生産性も上がるという効果が
ある。の場合には、最悪、ステイプル開始信号を複写
機本体からもらっても、20ビンにステイプルユニット
を移動させないとステイプルが開始できない。また、積
載原稿が奇数か偶数かは、ADFは最後の原稿を給紙す
るまで分からないし、RDHのように最初に教えるよう
にするとシステムが高価になるし、原稿に対する保護も
悪くなる。
【0088】
【発明の効果】これまでの説明で明らかなように、上記
のように構成されたこの発明によれば、上下方向に多段
に配設された複数のビンを有する用紙分配手段と、ビン
の全段を貫通し、ビン上に排出された用紙の一方の側端
の位置をビンの予め設定された位置で規制する用紙位置
規制手段と、上記用紙位置規制手段をビン上に排出され
る用紙のサイズに応じて移動させる用紙位置規制手段の
位置設定手段と、上記用紙位置規制手段の設置位置と対
向するビンの側部に設けられ、ビン上の用紙の他方の側
端を反用紙位置規制手段側から押圧して用紙を当該用紙
位置規制手段に押し付け、ビン上で用紙を揃える用紙揃
え手段と、上記用紙揃え手段を一つのビン毎に駆動して
用紙の揃え動作を行わせる用紙揃え手段の駆動手段とを
備えたこの発明によれば、ビンの側方に位置した用紙揃
え手段によって1ビンずつ用紙の排出に追従して用紙揃
えを実行することができるので、全ビンを一度に揺動す
るものに比べてはるかに高速で用紙揃えを行える。ま
た、用紙揃え手段はビンの側方に位置しているので、機
構も簡単に済ますことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る用紙後処理装置の要部を示す斜視
図である。
【図2】実施例に係るビンとジョガーを示す平面図であ
る。
【図3】実施例に係るサイドフェンス軸とその駆動機構
を示す側面図である。
【図4】実施例に係るジョガーユニットを示す概略構成
図である。
【図5】図4のジョガーユニットの揺動機構を示す平面
図である。
【図6】図4のジョガー板の揺動機構を示す平面図であ
る。
【図7】実施例に係る後処理装置の制御系を示すブロッ
ク図である。
【図8】実施例に係るジョガーとビンをサイドフェンス
軸とステイプルとの関係を示す平面図である。
【図9】ジョガーの揃え動作時の特性を示す特性図であ
る。
【図10】ビンへの排紙タイミングを示すタイミングチ
ャートである。
【図11】CPUによるジョガーの揺動動作の処理手順
を示すフローチャートである。
【図12】CPUによるジョガーの揺動動作と昇降動作
の処理手順を示すフローチャートである。
【図13】図1の用紙後処理装置におけるソート動作と
ジョギング動作の関係を示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
350 ビン 401 ビンフェンス軸 403a,403b タイミングベルト 404a,404b ガイド軸 406 駆動軸 407,408 プーリ 409 タイミングベルト 410 サイドフェンスモータ 500 ジョガーユニット 501 ジョガー板 503 駆動プーリ 504 タイミングベルト 505 ジョガープーリ 506 ねじりコイルばね 510 ガイド軸 511 ジョガー軸 512a,512b 連結部材 513a,513b プーリ 514 タイミングベルト 521 リンク 522 ジョガーモータ 523 アーム 530 ジョガー上下モータ 550 立ち上がり部 560 移動ジョガー部 570 切り欠き
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【図6】
【図1】
【図2】
【図3】
【図10】
【図4】
【図8】
【図7】
【図9】
【図11】
【図12】
【図13】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 哲司 愛知県名古屋市東区泉2−28−24 ヨコタ ビル リコーエレメツクス株式会社内 (72)発明者 森井 伸行 愛知県名古屋市東区泉2−28−24 ヨコタ ビル リコーエレメツクス株式会社内 (72)発明者 前田 啓司 愛知県名古屋市東区泉2−28−24 ヨコタ ビル リコーエレメツクス株式会社内 (72)発明者 植野 裕二 愛知県名古屋市東区泉2−28−24 ヨコタ ビル リコーエレメツクス株式会社内 (72)発明者 市川 満 愛知県名古屋市東区泉2−28−24 ヨコタ ビル リコーエレメツクス株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に多段に配設された複数のビン
    を有する用紙分配手段と、 ビンの全段を貫通し、ビン上に排出された用紙の一方の
    側端の位置をビンの予め設定された位置で規制する用紙
    位置規制手段と、 上記用紙位置規制手段をビン上に排出される用紙のサイ
    ズに応じて移動させる用紙位置規制手段の位置設定手段
    と上記用紙位置規制手段の設置位置と対向するビンの側
    部に設けられ、ビン上の用紙の他方の側端を反用紙位置
    規制手段側から押圧して用紙を当該用紙位置規制手段に
    押し付け、ビン上で用紙を揃える用紙揃え手段と、 上記用紙揃え手段を一つのビン毎に駆動して用紙の揃え
    動作を行わせる用紙揃え手段の駆動手段と、を備えた用
    紙後処理装置。
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