JPH05310120A - ビード搬送用コンベア装置 - Google Patents

ビード搬送用コンベア装置

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Publication number
JPH05310120A
JPH05310120A JP11617892A JP11617892A JPH05310120A JP H05310120 A JPH05310120 A JP H05310120A JP 11617892 A JP11617892 A JP 11617892A JP 11617892 A JP11617892 A JP 11617892A JP H05310120 A JPH05310120 A JP H05310120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide rail
dolly
rails
rail
chain
Prior art date
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Pending
Application number
JP11617892A
Other languages
English (en)
Inventor
Daizaburo Shingo
大三郎 新郷
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH05310120A publication Critical patent/JPH05310120A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は台車の載荷作業及び搬送ラインの分
岐を、他の台車及びラインの干渉を受けることなく円滑
に行うことのできるビード搬送用コンベア装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 上面に爪を突設し下面にハンガーを吊下げた
台車と、前記台車を走行可能に支持するガイドレール
と、前記ガイドレールの上方に架設された走行用チェー
ンと、前記チェーンの下側に枢着された前記台車の爪と
着脱可能に係合するフックとを具えた複数の載荷ステー
ションを有するビード搬送用コンベア装置において、載
荷ステーションの部分の前記ガイドレールを前後のガイ
ドレールと分離して横方向に移動可能とし且つ同部分の
ガイドレールと平行して他のガイドレールを設置し、両
方のガイドレールを一体として横移動し前記他のガイド
レールを前後のガイドレールと接続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤ製造工場におい
て多種類のビードを多数の成形機に搬送する場合等に用
いられるハンギングコンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アキュムレーションタイプのハン
ギングコンベアは、図12に示す如く、ハンガー03h
を有する台車03を台車用レール04で支持並びに案内
し、同台車03をチェーン01で駆動するものであり、
載荷に際しては、(1)台車のみ停止させる方法、又は
(2)台車移動中に載荷を行う方法、が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術には次
のような問題点がある。 (1)台車を停止させる方法では、多数の載荷ステーシ
ョンがある場合、相互が干渉して搬送速度が大巾に遅く
なる。 (2)台車の移動中に載荷する方法では、速度を早くす
ると載荷時間が短くなり確実な載荷が出来なくなるの
で、台車の走行速度を遅くしなければならない。 (3)台車を分岐させる場合、2つのラインのチェーン
速度を等しくしなければならない。
【0004】本発明は台車の載荷作業及び搬送ラインの
分岐を、他の台車及びラインの干渉を受けることなく円
滑に行うことのできるビード搬送用コンベア装置を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1)ハンギングコンベアの載荷ステーションで台車を
レール毎ラインから切り放し、停止中の台車に確実に載
荷し再びラインに戻す構造とする。載荷中は別のレール
をラインに結合し、他の台車の搬送をさまたげない構造
とする。 (2)ハンギングコンベアの分岐点で、チェーンに取付
けた台車搬送用のフック装置の内、逸送防止用フックを
機械的に引き上げられる構造とし、分岐点で主ライン,
副ライン両方のフックが同時にかかった場合、速度が大
きい方のフックに台車の爪がかかる構造とする。
【0006】
【作用】
(1)搬送ラインが1本で、多数の載荷ステーションが
ある場合でも、ライン速度を遅くする必要がない。載荷
ステーションでは台車が停止するため、確実な載荷を行
うことができる。 (2)2本の搬送ラインの分岐点で、台車が走行するラ
インの切換えを行うことができる。
【0007】2本の搬送ラインは速度が異なっても分岐
可能である。
【0008】
【実施例】
第1実施例 本発明の第1実施例を図1乃至図6について説明する。
図1において、1はチェーン、2は台車連結用フック、
3はハンガー3hを具えた台車、4は載荷装置部の台車
用レール、4a,4bはその前後の固定レールを示す。
6は台車用ストッパ、6aは固定レールに取りつけたス
トッパを示す。
【0009】通常は、ストッパ6は引き抜かれており、
台車3の上部に突設された爪13がチェーン1に取り付
けられたフック2にかみ合うことにより、台車3はチェ
ーン1により搬送される。ストッパ6が挿入されると、
フック2は2枚共引き上げられ、台車3はストッパ6で
停止し、チェーン1とフック2はかみ合がはずれて進行
する。図1の左側は、ストッパ6aが挿入され、台車3
a,3bが停止した状態を示し、この場合もチェーン1
及びフック2は台車3a,3bの上方を通過する。
【0010】図2,図3において、載荷する台車3が来
ると、ストッパ6を挿入しフック2を押し上げ台車3を
停止させると共に、後方のストッパ6aも挿入し、後続
台車3a,3bを停止させる。その間に、レール切換用
シリンダ7に取り付けられたチャック8でレール4をつ
かみ、シリンダ7を後退させることにより、レール4を
切換え、その後、ストッパ6aを引き抜くと、台車3が
停止し作業中であっても、台車3a,3bはレール5を
通り台車3の側方を通過することができる。
【0011】レール4及び5は、固定レール4a,4b
に直交して設置された水平方向のガイドレール10によ
り、各レール4,5の端部を横方向に摺動可能に支持さ
れる。図4はレール切換用シリンダ7に取り付けたチャ
ック8の詳細を示す。外側レール4と5及び内側レール
4′と5′はそれぞれ互に固定されている。レール4と
4′の間隔を一定にするために、切換時には、チャック
8で両レール4,4′を相対的に固定し、切換後は、チ
ャック8で作動するストッパ9により、両レール4,
4′をガイドレール10に対して固定する。図5はスト
ッパ9の詳細図であり、チャック8が上昇してレール
4,4′をクランプする時の力を利用してスッパ9によ
る固定を解除する。図3は載荷時に、本線から切り放さ
れた台車3′のハンガー3h′に載荷装置11よりビー
ド15を供給する状態を示している。図6は3個所設け
られた載荷ステーションのうち、2個所の載荷ステーシ
ョンで載荷作業を行っている状態を示し、3a,3b,
3cは走行中の台車、3d,3eは載荷のため停止中の
台車を示している。
【0012】第2実施例 本発明の第2実施例を図7乃至図10について説明す
る。図7において、21はチェーン、22はチェーンに
取付けられた牽引用フック、23は逸走防止用フックを
示す。27は台車、28は台車に取付けられた爪を示
す。通常は22,23のフックが爪28にかみ合い、台
車27の搬送を行う。逸走防止用フック23は、下り勾
配がある時に逸走を防止するものである。
【0013】図8において、逸走防止用フック23は引
上レバー25と共に軸26に固定されており、カム板2
4によって引き上げられる。図9は分岐部を示し、29
は台車27の転落防止ストッパで切換時作動して台車2
7の転落を防止する。30,31は切換装置で、主ライ
ンの分岐の時は、切換装置30が前進し切換装置31が
後退する。合流の時は図9のように切換装置30が後退
し、切換装置31が前進する。通常は切換装置30,3
1は両方とも前進し主,副ラインは切り放しておく。2
1aは主ラインのチェーン、21bは副ラインのチェー
ンを示し、22a,22bは各々のチェーンに取付けた
牽引用フックを示す。
【0014】21a,21bのチェーンは接近はするが
交差することなく、各々の速度で運転されている。分岐
又は合流時、台車27の爪28をチェーン21a,21
bの接近距離以上に長くしておけば、各々のフック22
a,22bは台車27の爪28をつかみ搬送を行う。分
岐装置上にカム板24を設置しておけば、逸走防止用フ
ック23が引き上げられ、台車27はチェーン21a,
21bのどちらか速い速度で搬送される。
【0015】図10は分岐部の詳細を示す。図の位置に
於て、台車の爪28は、主ライン21aの牽引用フック
22aと、副ライン21bのフック22bとに同時にか
かっており、もしこの時逸走防止用フック23a,23
bがかかっており、かつライン速度が違えば互にロック
され動かなくなるおそれがあるので、カム板24を設置
し、逸走防止用フック23a,23bは引き上げ、ロッ
クを防止する。図11はビード搬送用コンベア装置のレ
イアウトを示し、ビード製造機32で造られたビードは
副ライン21b→主ライン21a→副ライン21bによ
り、成形機33まで搬送される。
【0016】
【発明の効果】
(1)本発明によるビード搬送用コンベア装置は、上面
に爪を突設し下面にハンガーを吊下げた台車と、前記台
車を走行可能に支持するガイドレールと、前記ガイドレ
ールの上方に架設された走行用チェーンと、前記チェー
ンの下側に枢着され前記台車の爪と着脱可能に係合する
フックとを具えた複数の載荷ステーションを有するビー
ド搬送用コンベア装置において、載荷ステーションの部
分のガイドレールを前後のガイドレールと分離して横方
向に移動可能とし且つ同部分のガイドレールと平行して
他のガイドレールを設置し、両方のガイドレールを一体
として横移動し前記他のガイドレールが前後のガイドレ
ールと接続するように構成したことにより、次の効果を
有する。
【0017】多数の載荷ステーションがある場合、前の
台車による待ち時間で後続の台車が滞留することなく、
円滑に搬送できる。また載荷の際に、本線から切り放し
て作業できるため、確実に受け渡せるように自由に時間
がとれる。 (2)本発明によるビード搬送用コンベア装置は、上面
に爪を突設し下面にハンガーを吊下げた台車と、前記台
車を走行可能に支持するガイドレールと、前記ガイドレ
ールの上方に架設された走行用チェーンと、前記チェー
ンの下側に枢着され前記台車の爪と着脱可能に係合する
フックとを具えた複数の搬送ラインを有するビード搬送
用コンベア装置において、搬送ライン分岐部のガイドレ
ールを前後のガイドレールと分離して横方向に移動可能
とし且つ同分岐部のガイドレールに隣接して他のガイド
レールを設置し、両方のガイドレールを一体として横移
動し前記他のガイドレールが前後のガイドレールと接続
するように構成したことにより、次の効果を有する。
【0018】複数の搬送ラインの分岐及び合流を円滑に
行うことができる。主ラインの速度に関係なく副ライン
の運転,停止ができ、搬送時間が大巾に短縮された上、
保守・点検が容易となる。主ラインは高速搬送に設定出
来、副ラインはビードの積込み,積み降しのために低速
搬送に設定出来る。また保守のための停止も任意に行う
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の正面図である。
【図2】載荷ステーションにおけるガイドレールの平面
図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】図3に示したガイドレールの切換え動作を説明
するための断面図である。
【図5】図4に示したガイドレール切換用ストッパの側
面図である。
【図6】図1に示した実施例の全体配置を示す平面図で
ある。
【図7】本発明の第2実施例のフック部分の正面図であ
る。
【図8】図7に示した逸走防止用フックとカム板の部分
の斜視図である。
【図9】第2実施例の分岐部の平面図である。
【図10】分岐部におけるフックと爪の係合状態を示す
平面図である。
【図11】第2実施例のレイアウトを示す平面図であ
る。
【図12】従来のハンギングコンベアにおけるチェーン
と台車の係合部分を示す正面図である。
【符号の説明】
1 チェーン 2 フック 3 台車 3h ハンガー 4 ガイドレール 4a ガイドレール 4b ガイドレール 13 爪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に爪を突設し下面にハンガーを吊下
    げた台車と、前記台車を走行可能に支持するガイドレー
    ルと、前記ガイドレールの上方に架設された走行用チェ
    ーンと、前記チェーンの下側に枢着され前記台車の爪と
    着脱可能に係合するフックとを具えた複数の載荷ステー
    ションを有するビード搬送用コンベア装置において、載
    荷ステーションの部分のガイドレールを前後のガイドレ
    ールと分離して横方向に移動可能とし且つ同部分のガイ
    ドレールと平行して他のガイドレールを設置し、両方の
    ガイドレールを一体として横移動し前記他のガイドレー
    ルが前後のガイドレールと接続するように構成したこと
    を特徴とするビード搬送用コンベア装置。
  2. 【請求項2】 上面に爪を突設し下面にハンガーを吊下
    げた台車と、前記台車を走行可能に支持するガイドレー
    ルと、前記ガイドレールの上方に架設された走行用チェ
    ーンと、前記チェーンの下側に枢着され前記台車の爪と
    着脱可能に係合するフックとを具えた複数の搬送ライン
    を有するビード搬送用コンベア装置において、搬送ライ
    ン分岐部のガイドレールを前後のガイドレールと分離し
    て横方向に移動可能とし且つ同分岐部のガイドレールに
    隣接して他のガイドレールを設置し、両方のガイドレー
    ルを一体として横移動し前記他のガイドレールが前後の
    ガイドレールと接続するように構成したことを特徴とす
    るビード搬送用コンベア装置。
JP11617892A 1992-05-08 1992-05-08 ビード搬送用コンベア装置 Pending JPH05310120A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11617892A JPH05310120A (ja) 1992-05-08 1992-05-08 ビード搬送用コンベア装置

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JP11617892A JPH05310120A (ja) 1992-05-08 1992-05-08 ビード搬送用コンベア装置

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Publication Number Publication Date
JPH05310120A true JPH05310120A (ja) 1993-11-22

Family

ID=14680734

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11617892A Pending JPH05310120A (ja) 1992-05-08 1992-05-08 ビード搬送用コンベア装置

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JP (1) JPH05310120A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008501592A (ja) * 2004-06-04 2008-01-24 “カット”・トランスポート・ゲー・エム・ベー・ハー 物品の搬送方法およびこの方法を実施する装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008501592A (ja) * 2004-06-04 2008-01-24 “カット”・トランスポート・ゲー・エム・ベー・ハー 物品の搬送方法およびこの方法を実施する装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000125