JPH05310036A - 自動車の空調装置 - Google Patents
自動車の空調装置Info
- Publication number
- JPH05310036A JPH05310036A JP13999892A JP13999892A JPH05310036A JP H05310036 A JPH05310036 A JP H05310036A JP 13999892 A JP13999892 A JP 13999892A JP 13999892 A JP13999892 A JP 13999892A JP H05310036 A JPH05310036 A JP H05310036A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- air
- side impact
- air passage
- duct
- Prior art date
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドア内にエア通路を容易に設けることがで
き、しかも、騒音の発生を防止することができる自動車
の空調装置を提供することを目的とする。 【構成】 ドア内にサイドインパクトビームを備え、か
つインストルメントパネル内から上記ドア11内のエア
通路24を介して車内27の各部にエアを供給する自動
車15の空調装置10において、サイドインパクトビー
ム13をパイプ材によって形成し、その内部をエア通路
24として利用した構成としている。
き、しかも、騒音の発生を防止することができる自動車
の空調装置を提供することを目的とする。 【構成】 ドア内にサイドインパクトビームを備え、か
つインストルメントパネル内から上記ドア11内のエア
通路24を介して車内27の各部にエアを供給する自動
車15の空調装置10において、サイドインパクトビー
ム13をパイプ材によって形成し、その内部をエア通路
24として利用した構成としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の空調装置に関
し、詳しくは、ドア内にパイプ状のサイドインパクトビ
ームを備え、かつインストルメントパネル内から上記ド
ア内のエア通路を介して車内の各部にエアを供給する自
動車の空調装置に関する。
し、詳しくは、ドア内にパイプ状のサイドインパクトビ
ームを備え、かつインストルメントパネル内から上記ド
ア内のエア通路を介して車内の各部にエアを供給する自
動車の空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車には、その空調装置の送風
口を、インストルメントパネルに加えて、ドアにも設け
たものがある。
口を、インストルメントパネルに加えて、ドアにも設け
たものがある。
【0003】このような自動車では、図4に示すよう
に、インストルメントパネル1の側部に設けたダクト入
口部材2からダクト3を延設して、これをドア4内に予
め設けた専用ダクト5に連接し、該専用ダクトを介して
車内5の各部に送風するようにしている。
に、インストルメントパネル1の側部に設けたダクト入
口部材2からダクト3を延設して、これをドア4内に予
め設けた専用ダクト5に連接し、該専用ダクトを介して
車内5の各部に送風するようにしている。
【0004】なお、図4において、6はフロントフェン
ダである。
ダである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の自動車では、専用ダクト5として通常用いられる
のが蛇腹状のダクトであるため、その配設スペースを広
く要する。このため、専用ダクト5をドア4内に配設す
るのは、スペース上困難であった。
従来の自動車では、専用ダクト5として通常用いられる
のが蛇腹状のダクトであるため、その配設スペースを広
く要する。このため、専用ダクト5をドア4内に配設す
るのは、スペース上困難であった。
【0006】また、蛇腹状のダクトから成る専用ダクト
5は、振動し易いため、ドア4内で振動しないように確
実に固定するのが難しく、騒音発生の原因ともなってい
た。
5は、振動し易いため、ドア4内で振動しないように確
実に固定するのが難しく、騒音発生の原因ともなってい
た。
【0007】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、ドア内にエア通路を容易に設けることができ、しか
も、騒音の発生を防止することができる自動車の空調装
置を提供することを目的とする。
で、ドア内にエア通路を容易に設けることができ、しか
も、騒音の発生を防止することができる自動車の空調装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、ドア内にサイドインパクトビームを備
え、かつインストルメントパネル内から上記ドア内のエ
ア通路を介して車内の各部にエアを供給する自動車の空
調装置において、上記サイドインパクトビームをパイプ
材によって形成し、その内部を上記エア通路として利用
した構成としている。
達成するために、ドア内にサイドインパクトビームを備
え、かつインストルメントパネル内から上記ドア内のエ
ア通路を介して車内の各部にエアを供給する自動車の空
調装置において、上記サイドインパクトビームをパイプ
材によって形成し、その内部を上記エア通路として利用
した構成としている。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る自動車の空調装置の実施
例について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
例について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】図1〜図3は、本発明の一実施例を示すも
のである。本実施例の空調装置10は、フロントドア1
1およびリヤドア12内にサイドインパクトビーム1
3,14を備えた自動車15に適用されたものである。
のである。本実施例の空調装置10は、フロントドア1
1およびリヤドア12内にサイドインパクトビーム1
3,14を備えた自動車15に適用されたものである。
【0011】空調装置10では、特に、サイドインパク
トビーム13,14をパイプ材によって形成している。
トビーム13,14をパイプ材によって形成している。
【0012】インストルメントパネル16の側部に設け
られた孔16aには、ダクト入口部材17が嵌着設置さ
れ、該ダクト入口部材は、蛇腹状ダクト18を介してフ
ロントドア11のサイドインパクトビーム13の一端に
連通されている。
られた孔16aには、ダクト入口部材17が嵌着設置さ
れ、該ダクト入口部材は、蛇腹状ダクト18を介してフ
ロントドア11のサイドインパクトビーム13の一端に
連通されている。
【0013】また、サイドインパクトビーム13の他端
は、センタピラー19内の設置した連結パイプ20を介
してリヤドア12内のサイドインパクトビーム14に接
続されている。
は、センタピラー19内の設置した連結パイプ20を介
してリヤドア12内のサイドインパクトビーム14に接
続されている。
【0014】サイドインパクトビーム14の他端は、ク
ォータアウタパネル21内に配設され、かつ後方に向か
うに従って湾曲されたダクト22を介してトランクルー
ム223内に開口されている。
ォータアウタパネル21内に配設され、かつ後方に向か
うに従って湾曲されたダクト22を介してトランクルー
ム223内に開口されている。
【0015】これらのダクト17,サイドインパクトビ
ーム13,14およびダクト22によりエア通路24が
形成されている。
ーム13,14およびダクト22によりエア通路24が
形成されている。
【0016】エア通路24は、サイドインパクトビーム
13,14のそれぞれの途中で、ダクト25,26を介
して車内27に分岐されている。
13,14のそれぞれの途中で、ダクト25,26を介
して車内27に分岐されている。
【0017】ダクト25,26は、フロントドア11お
よびリヤドア12の降下時にあるウィンドガラス28,
29を避けるため、略U字形状に折曲されている(図3
参照)。
よびリヤドア12の降下時にあるウィンドガラス28,
29を避けるため、略U字形状に折曲されている(図3
参照)。
【0018】なお、図1〜図3において、30はフロン
トフェンダ、31はドアトリム、32はエア吹き出し口
である。
トフェンダ、31はドアトリム、32はエア吹き出し口
である。
【0019】本実施例の空調装置10では、暖気または
冷気は、サイドインパクトビーム13,14等によって
構成されたエア通路24を介して車内27の各部にエア
が供給される。
冷気は、サイドインパクトビーム13,14等によって
構成されたエア通路24を介して車内27の各部にエア
が供給される。
【0020】これにより、車内27(特にサイドドアポ
ケット等)およびトランクルーム23内は、冷暖房可能
となる。
ケット等)およびトランクルーム23内は、冷暖房可能
となる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るドア
内にサイドインパクトビームを備え、かつインストルメ
ントパネル内から上記ドア内のエア通路を介して車内の
各部にエアを供給する自動車の空調装置において、上記
サイドインパクトビームをパイプ材によって形成し、そ
の内部を上記エア通路として利用した構成としているの
で、従来のような専用ダクトの設置スペースを上記ドア
内に確保する必要がなくなり、したがって、上記エア通
路を容易に設けることができる。
内にサイドインパクトビームを備え、かつインストルメ
ントパネル内から上記ドア内のエア通路を介して車内の
各部にエアを供給する自動車の空調装置において、上記
サイドインパクトビームをパイプ材によって形成し、そ
の内部を上記エア通路として利用した構成としているの
で、従来のような専用ダクトの設置スペースを上記ドア
内に確保する必要がなくなり、したがって、上記エア通
路を容易に設けることができる。
【0022】また、上記エア通路を上記サイドインパク
トビームを用いて構成しているので、その振動も無くな
り、騒音発生が防止される。
トビームを用いて構成しているので、その振動も無くな
り、騒音発生が防止される。
【図1】本発明に係る自動車の空調装置の一実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】図1におけるB−B線断面図である。
【図4】従来の自動車の空調装置を示す図2に対応する
断面図である。
断面図である。
【符号の説明】 11 フロントドア 12 リヤドア 13,14 サイドインパクトビーム 15 自動車 16 インストルメントパネル 18,20,22 ダクト 23 トランクルーム 24 エア通路 27 車内
Claims (1)
- 【請求項1】 ドア内にサイドインパクトビームを備
え、かつインストルメントパネル内から上記ドア内のエ
ア通路を介して車内の各部にエアを供給する自動車の空
調装置において、上記サイドインパクトビームをパイプ
材によって形成し、その内部を上記エア通路として利用
したことを特徴とする自動車の空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13999892A JP3144594B2 (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | 自動車の空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13999892A JP3144594B2 (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | 自動車の空調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05310036A true JPH05310036A (ja) | 1993-11-22 |
JP3144594B2 JP3144594B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=15258557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13999892A Expired - Fee Related JP3144594B2 (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | 自動車の空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3144594B2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-01 JP JP13999892A patent/JP3144594B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3144594B2 (ja) | 2001-03-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |