JPH05309308A - 接着剤の自動塗布機 - Google Patents

接着剤の自動塗布機

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Publication number
JPH05309308A
JPH05309308A JP11284192A JP11284192A JPH05309308A JP H05309308 A JPH05309308 A JP H05309308A JP 11284192 A JP11284192 A JP 11284192A JP 11284192 A JP11284192 A JP 11284192A JP H05309308 A JPH05309308 A JP H05309308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
discharge pipe
tank
pump
discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11284192A
Other languages
English (en)
Inventor
Sumio Takasugi
純生 高杉
Koki Nara
光喜 奈良
Yasushi Ushiyama
泰 牛山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Kyoritsu Chemical and Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Kyoritsu Chemical and Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd, Kyoritsu Chemical and Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP11284192A priority Critical patent/JPH05309308A/ja
Publication of JPH05309308A publication Critical patent/JPH05309308A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高粘度接着剤の自動塗布を可能にすることに
よって作業性を向上させ、且つ塗布後の接着剤に対する
床材の接着性を向上させた接着剤の自動塗布機を提供す
ることにある。 【構成】 床面を移動可能な台車1上に、接着剤タンク
2とこの接着剤タンク2から接着剤を吸引圧送するポン
プ3とを搭載し、このポンプ3の吐出側を圧縮空気タン
ク5と共に吐出パイプ7に連結し、この吐出パイプ7を
上記台車1の進行方向後部に進行方向を横切るように設
けると共に、この吐出パイプ7の上記床面と対面する側
に複数の吐出ノズル7aを配置し、さらに上記吐出パイ
プ7の進行方向後方にくし歯状の接着剤掻き均し具8を
取り付けた接着剤の自動塗布機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高粘度接着剤の自動塗
布機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】床面にタイル等の床材を貼る場合、先ず
床面に接着剤を塗布し、次いでその上に床材を貼りつけ
るようにする。このように接着剤を塗布する場合、接着
剤が低粘度の場合は高い流動性を有するため、ポンプで
加圧してノズルから吐出すれば簡単に噴霧できるので自
動塗布が容易である。そのため、低粘度接着剤について
は、既に自動塗布機が存在するが、例えば粘度が100
00ポイズ以上にもなる高粘度接着剤になると、流動性
が非常に低いためポンプによって加圧してもノズルから
円滑に吐出させることが出来ないため、接着剤を均一に
塗布するような自動塗布は不可能であった。したがっ
て、高粘度接着剤については手作業によるコテ塗り、或
いは刷毛塗り等を余儀なくされていた。しかし、このよ
うに手作業による塗布作業は中腰状態で行われるため疲
労が激しく、その上熟練を必要とするため、作業性の向
上には自ずと限界があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高粘
度接着剤の自動塗布を可能にすることによって作業性を
向上させ、且つ塗布後の接着剤に対する床材の接着性を
向上させた接着剤の自動塗布機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明による接着剤自動塗布機は、床面を移動可能な
台車上に、接着剤タンクとこの接着剤タンクから接着剤
を吸引圧送するポンプとを搭載し、このポンプの吐出側
を圧縮空気タンクと共に吐出パイプに連結し、この吐出
パイプを上記台車の進行方向後部に進行方向を横切るよ
うに設けると共に、この吐出パイプの上記床面と対面す
る側に複数の吐出ノズルを配置し、さらに上記吐出パイ
プの進行方向後方にくし歯状の接着剤掻き均し具を取り
付けたことを特徴とするものである。
【0005】このように本発明では、ポンプによって接
着剤タンクから接着剤を吸引し、このポンプの吐出側を
圧縮空気タンクと共に複数のノズルを有する吐出パイプ
に連結したため、高粘度の接着剤は圧縮空気の作用によ
って一時的に見掛けの粘度を低下させ、上記ノズルから
複数のビード状に円滑に吐出させて床面に塗布されるよ
うになる。更に、床面に吐出した接着剤を吐出パイプの
進行方向後方に取り付けた掻き均し具によって掻き均す
ため、接着剤の表面積を拡大し、溶剤の揮発を促進する
ため接着性を向上するようになるのである。
【0006】以下、図を参照して本発明の実施例につき
詳しく説明する。図1及び図2に示すように台車1は、
床面と平行な基台1aを有し、その下面の進行方向前部
中央キャスター1bを設け、後部に左右一対の車輪1
c,1cを取り付けている。また基台1aの前部に、操
向用の把手1dが設けられている。このような台車1の
基台1a上には、例えば10,000〜30,000ポ
イズの高粘度の接着剤を充填した接着剤タンク2、往復
ポンプからなるポンプ3、圧縮空気タンク5が搭載さ
れ、さらに基台1aの後部に吐出パイプ7と掻き均し具
8が順次取りつけられている。
【0007】上記ポンプ3は、吸引側を導管4を介して
接着剤タンク2に連結すると共に、吐出側を導管6と二
股状の分岐管6’を介して吐出パイプ7に連結し、接着
剤タンク2から吸引した接着剤を吐出パイプ7に圧送す
るようにしている。その吐出パイプ7には、図3,4に
示すように、床面と対面する側に多数の吐出ノズル7a
が長手方向に沿って列状に設けられている。また上記圧
縮空気タンク5は導管8を介してポンプ3の吐出側に連
結され、そのポンプ3の吐出側に圧縮空気を圧入し、こ
の圧縮空気の圧入によりポンプ3から吐出された接着剤
の見掛けの粘度を低下させながら吐出パイプ7へ圧送す
るようにしている。したがって、吐出パイプ7の吐出ノ
ズル7aからは接着剤が円滑に吐出され、複数のビード
状になって床面に塗布される。このような吐出塗布操作
において、圧縮空気タンク5からポンプ3の吐出側に供
給する圧縮空気の圧入量は、エアレギュレーター5aに
よって調整されるようになっている。また、付着ゴミを
除去するときなどのため、エアガン5bも付設されてい
る。
【0008】一方、台車1の進行方向に対し吐出パイプ
7の後方に取り付けられた掻き均し具8は、図5に示す
ように下部にくし歯状8aを形成し、図1に示すように
床面に軽く接地する状態で取り付けられている。このた
め、掻き均し具8は吐出ノズル7aからビード状に塗布
された接着剤を掻き均し、接着剤の表面積を拡大するた
め、溶剤の揮発を促進し、接着性を向上する。
【0009】上述のような床面に付する塗布作業は、吐
出パイプ7の吐出ノズル7aから接着剤を連続的に吐出
させながら把手1dを引っ張って矢印で示す進行方向に
前進すればよい。上述した構成からなる接着剤自動塗布
機は、手元の簡単な機械操作で、高粘度の接着剤を複数
の吐出ノズルから円滑に吐出させ床面に自動塗布するこ
とができる。したがって、中腰になって疲労を伴うこと
もなく、しかも仕上りにむらがなく時間も短縮される。
【0010】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、接着剤
タンクから接着剤を吸引圧送するポンプの吐出側を圧縮
空気タンクと共に吐出パイプに連結したから、この吐出
パイプに設けた複数の吐出ノズルから高粘度接着剤を複
数のビード状に円滑に吐出させ、自動塗布を可能にする
ことができる。更に床面に吐出した接着剤を掻き均すの
で、接着剤の表面積を拡大して接着性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接着剤自動塗布機の実施例を示す側面
図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1のA矢視図である。
【図4】図1のB矢視図である。
【図5】図2のC矢視図である。
【符号の説明】
1 台車 2 接着剤タンク 3 ポンプ 4,6,8 導管 5 圧縮空気タンク 7 吐出パイプ 7a 吐出ノズル 8 掻き均し具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面を移動可能な台車上に、接着剤タン
    クと該接着剤タンクから接着剤を吸引圧送するポンプと
    を搭載し、該ポンプの吐出側を圧縮空気タンクと共に吐
    出パイプに連結し、該吐出パイプを前記台車の進行方向
    後部に進行方向を横切るように設けると共に、該吐出パ
    イプの前記床面と対面する側に複数の吐出ノズルを配置
    し、さらに前記吐出パイプの進行方向後方にくし歯状の
    接着剤掻き均し具を取り付けた接着剤の自動塗布機。
JP11284192A 1992-05-01 1992-05-01 接着剤の自動塗布機 Pending JPH05309308A (ja)

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JP11284192A JPH05309308A (ja) 1992-05-01 1992-05-01 接着剤の自動塗布機

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JPH05309308A true JPH05309308A (ja) 1993-11-22

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JP11284192A Pending JPH05309308A (ja) 1992-05-01 1992-05-01 接着剤の自動塗布機

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JP (1) JPH05309308A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2867210A1 (fr) * 2004-03-03 2005-09-09 Kamel Zaaboub Machine a coller et poser les carreaux
WO2006117440A1 (fr) * 2005-04-28 2006-11-09 Kamel Zaaboub Machine a poser et coller les carreaux
JP2016055511A (ja) * 2014-09-09 2016-04-21 富士ゼロックス株式会社 造形装置、造形物の製造方法及び塗布部

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WO2006117440A1 (fr) * 2005-04-28 2006-11-09 Kamel Zaaboub Machine a poser et coller les carreaux
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