JPH0530890Y2 - - Google Patents

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JPH0530890Y2
JPH0530890Y2 JP12863289U JP12863289U JPH0530890Y2 JP H0530890 Y2 JPH0530890 Y2 JP H0530890Y2 JP 12863289 U JP12863289 U JP 12863289U JP 12863289 U JP12863289 U JP 12863289U JP H0530890 Y2 JPH0530890 Y2 JP H0530890Y2
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hopper
ready
concrete
mixer
mixed concrete
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は生コンクリートを製造する生コンクリ
ート製造プラントに関し、特にゼロスランプ値の
超硬練りの生コンクリートをも製造する生コンク
リート製造プラントに関するものである。
[従来の技術] 近年、ダム建設においてはRCD(Rooller
Compated Dam Concrete)工法が、また道路舗
装においてはRCCP(Roller Compacted
Concrete Pavement)工法が新しい工法として
開発されており、これらは通常のセンメトコンク
リートから単位水量を減らしたゼロスランプの超
硬練りコンクリートをブルドーザやフイニツシヤ
で敷ならし、振動ローラで締め固めるものであ
る。そして一般の生コンクリートがセメントの凝
固力によつて強度を得るのに対して、骨材のかみ
合わせにより強度を得ようとする超硬練りコンク
リートは、流動性が無いために通常の生コンクリ
ートのコンクリートホツパの排出機構とは違つた
広口の排出ゲートを採用している。このため、こ
の排出機構を採用した生コンクリート製造プラン
トは超硬練りコンクリート製造の専用プラントと
化している。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、超硬練りコンクリートの製造工
程は通常の生コンクリートの製造工程と何ら変わ
るものではなく、また超硬練りコンクリートを施
工する現場では通常の生コンクリートの需要もあ
るため両方の生コンクリートを製造出荷すること
ができるプラントが好ましいことは当然である。
そこで本考案は上記の点に鑑み、1台のプラン
トに通常の生コンクリートに用いる高スランプ用
ホツパと超硬練りコンクリートに用いるゼロスラ
ンプ用ホツパを具備させ、コンクリートの種類に
応じて使い分けるようにして1台のプラントで通
常の生コンクリートプラントと超硬練りコンクリ
ートの両方を製造出荷することができるように工
夫したことを特徴とした生コンクリート製造プラ
ントを提案することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記目的を達成するために、計量槽に
より計量した各種コンクリート材料をミキサによ
り混練し、該ミキサ下位のコンクリートホツパに
一時貯留して排出出荷する生コンクリート製造プ
ラントにおいて、ミキサの下位に走行レールを配
設し、該走行レール上に通常の生コンクリートを
貯留する高スランプ用ホツパと、単位水量を減ら
した超硬練りの生コンクリートを貯留するゼロス
ランプ用ホツパとを配設した走行台を走行自在に
載置したことを特徴とする生コンクリート製造プ
ラントを提供するものである。
[作用] 本考案に係る生コンクリート製造プラントによ
れば、通常の生コンクリートを製造出荷する場合
には、ミキサの下位に配設した走行台を適宜移動
させて高スランプ用ホツパをミキサ下位に位置さ
せる。そしてミキサで混練完了した生コンクリー
トを落とし込んで一時貯留し、排出ゲートの開度
を調整しながら排出量を適正に維持してミキサー
車に積み込むのである。
また、超硬練りコンクリートを製造出荷する場
合には、上記と同様に走行台を適宜移動させてミ
キサの下位にゼロスランプ用ホツパを位置させ、
ミキサで混練完了した超硬練りコンクリートを落
とし込んで一時貯留し、排出ゲートを開放して一
気にダンプトラツクに積み込むのである。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
1は生コンクリートを製造するプラント本体で
あつて、基礎架台2上に生コンクリートの製造工
程に対応させた機器を複数階の階層構造として積
み上げている。最上階は分配シユート3を具備し
た受材室ブロツク4であつて、地上の骨材ヤード
(図示せず)からベルトコンベヤ5を介して送ら
れてくる各種骨材を分配シユート3により分配
し、下位に貯蔵槽ブロツク5に配設した貯蔵槽6
へ骨材種類毎に投入している。貯蔵槽ブロツク5
には各種骨材の他、セメントサイロ(図示せず)
から圧送されてくるセメントや、水ポンプ(図示
せず)で送りこまれる混練水の貯蔵槽も配設して
ある。貯蔵槽ブロツク5の下位には計量槽ブロツ
ク7が配設してあり、該計量槽ブロツク7に内装
した材料種類毎の計量槽8により各種材料を計量
し、ミキサブロツク9に搭載したミキサ10に払
い落として混練する。
ミキサブロツク9下位の基礎架台2の内側には
一対の走行用レール11が型鋼12に固着されて
脚柱13により支持されている。走行用レール1
1上には走行自在とした走行台14が車輪15を
介して載置してあり、走行台14に取り付けたモ
ーター台16上に搭載したモータ17により前記
車輪15を正転・逆転駆動して走行用レール11
上を左右走行自在としている。走行台14上には
通常の生コンクリートを一時貯留する高スランプ
用ホツパ18と、超硬練りの生コンクリートを一
時貯留するゼロスランプ用ホツパ19が取り付け
られている。
高スランプ用ホツパ18は公知の排出ゲート構
造を具備しており、ホツパ18の下部に筒状の可
撓性ゲートラバー20を取り付け、ホツパ18に
固着した部材21に取り付けたシリンダ22のピ
ストンロツド23の先端の押えローラ24により
前記可撓性ゲートラバー20を両側より押圧、ま
たは離反することによつてゲートラバー20の下
端開口を開放、閉塞して生コンクリートを適宜排
出するようにしてあり、また押えローラ24の押
圧具合により開口度を適宜調整できるようにして
生コンクリートの排出量を調整している。
ゼロスランプ用ホツパ19は流動性の無い超硬
練りの生コンクリートをスムーズに排出させるた
めに排出部開口を広くしてあり、ホツパ19下端
開口を閉塞する排出ゲート25をホツパ19に固
着した支持部材26に軸体27で揺動自在に軸支
し、シリンダ28のピストンロツド29の先端部
を枢着してピストンロツド29の伸縮によりホツ
パ20の下端開口を閉塞、開放するようにしてい
る。
30はミキサ10の下位に固定した案内シユー
トであつて、ミキサ10から排出される生コンク
リートを下方に位置した高スランプ用ホツパ18
またはゼロスランプ用ホツパ19に案内投入させ
るものである。31はミキサ10から生コンクリ
ート排出時にホツパ内の生コンが上部より飛散す
るのを防止するために取り付けたカバー体であつ
て、案内シユート30に枢着したシリンダ32の
駆動により昇降自在としており、下降時にはホツ
パ18またはホツパ19の上部開口部を覆うよう
になつている。
しかして、通常の生コンクリートを製造出荷す
る場合には、第2図に示すようにミキサ10の下
位に高スランプ用ホツパ18を位置させる。ミキ
サ10の下位に高スランプ用ホツパ18が位置し
ていないときにはシリンダ32を駆動してカバー
体31を上昇させた後、駆動用モータ17を駆動
して走行台14を移動させ、高スランプ用ホツパ
18をミキサ10の下位に位置させ、カバー体3
1を下降させてホツパ18の上部に被せる。以降
は公知の操作であり、各種コンクリート材料を貯
蔵槽6より払い出して計量槽8により計量し、ミ
キサ10により混練して下位のホツパ18に落し
込む。ホツパ18に一時貯留した生コンクリート
はその軟かさに応じて可撓性ゲートラバー20の
開口度をシリンダー22のピストンロツド23の
伸縮量で調整しながら待機するミキサー車に生コ
ンクリートを積み込む。
また、超硬練りの生コンクリートを製造出荷す
る場合には、上記と同様にシリンダ32を駆動し
てカバー体31を上昇させ、駆動用モータ17を
駆動して走行台14を移動させてゼロスランプ用
ホツパ19をミキサ10の下位に位置させ、カバ
ー体31を下降させてホツパ18の上部に被せ
る。そして超硬練りコンクリートをミキサ10に
より混練してホツパ19に落し込む。ホツパ14
に落し込まれた超硬練りコンクリートは排出ゲー
ト25の開放により広口の開口よりスムーズに排
出されて待機するダンプカーに積み込まれる。
[考案の効果] 以上のように本考案に係る生コンクリート製造
プラントにあつては、ミキサ10の下位の走行レ
ール11上に高スランプ用ホツパ18とゼロスラ
ンプ用ホツパ19とを配設した走行台14を走行
自在に配設し、ミキサ10により混練する生コン
クリートの種類に応じて排出する適するホツパを
選択できるので、通常の生コンクリートも超硬練
りの生コンクリートもスムーズに排出でき、1台
のプラントでどのような硬さの生コンクリートも
製造出荷することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す生コンクリー
ト製造プラントの概要説明図、第2図は第1図の
ミキサ下位のコンクリートホツパ部を示す拡大
図、第3図は第2図の右側面図である。 1……プラント本体、6……貯蔵槽、8……計
量槽、10……ミキサ、11……走行ーレール、
14……走行台、15……車輪、17……駆動用
モータ、18……高スランプ用ホツパ、19……
ゼロスランプ用ホツパ、20……可撓性ゲートラ
バー、25……排出ゲート、31……カバー体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 計量槽により計量した各種コンクリート材料を
    ミキサにより混練し、該ミキサ下位のコンクリー
    トホツパに一時貯留して排出出荷する生コンクリ
    ート製造プラントにおいて、ミキサの下位に走行
    レールを配設し、該走行レール上に通常の生コン
    クリートを貯留する高スランプ用ホツパと、単位
    水量を減らした超硬練りの生コンクリートを貯留
    するゼロスランプ用ホツパとを配設した走行台を
    走行自在に載置したことを特徴とする生コンクリ
    ート製造プラント。
JP12863289U 1989-11-01 1989-11-01 Expired - Lifetime JPH0530890Y2 (ja)

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JP12863289U JPH0530890Y2 (ja) 1989-11-01 1989-11-01

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JP12863289U JPH0530890Y2 (ja) 1989-11-01 1989-11-01

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Publication Number Publication Date
JPH0366706U JPH0366706U (ja) 1991-06-28
JPH0530890Y2 true JPH0530890Y2 (ja) 1993-08-09

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