JPH05308746A - 永久磁石電動機の回転子 - Google Patents
永久磁石電動機の回転子Info
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- JPH05308746A JPH05308746A JP4111101A JP11110192A JPH05308746A JP H05308746 A JPH05308746 A JP H05308746A JP 4111101 A JP4111101 A JP 4111101A JP 11110192 A JP11110192 A JP 11110192A JP H05308746 A JPH05308746 A JP H05308746A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- permanent magnet
- fastening
- iron plate
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
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- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 永久磁石電動機の回転子において、電動機か
ら発生する振動を低減し、コストアップや製造工程を増
加させずに、耐熱性，信頼性，防振性の向上を図ること
を目的とする。 【構成】 回転子鉄心を永久磁石を固着させる外周部１
ｂと、軸に固定する中心部１ｃと、前記外周部１ｂと中
心部１ｃを連結する複数の締結部１ａで構成し、前記締
結部１ａを積層方向に関して、複数枚の鉄板を前記外周
部１ｂと中心部１ｃを含め一体に形成したものとし、他
の部分では締結部１ａを省略した構成とすることによ
り、コストアップや製造工程を増加させずに耐熱性，信
頼性，防振性に優れた回転子が得られる。
ら発生する振動を低減し、コストアップや製造工程を増
加させずに、耐熱性，信頼性，防振性の向上を図ること
を目的とする。 【構成】 回転子鉄心を永久磁石を固着させる外周部１
ｂと、軸に固定する中心部１ｃと、前記外周部１ｂと中
心部１ｃを連結する複数の締結部１ａで構成し、前記締
結部１ａを積層方向に関して、複数枚の鉄板を前記外周
部１ｂと中心部１ｃを含め一体に形成したものとし、他
の部分では締結部１ａを省略した構成とすることによ
り、コストアップや製造工程を増加させずに耐熱性，信
頼性，防振性に優れた回転子が得られる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエアコンや給湯機等に使
用される防振構造を有する永久磁石電動機の回転子に関
する。
用される防振構造を有する永久磁石電動機の回転子に関
する。
【０００２】
【従来の技術】近年、永久磁石電動機はその制御性の良
さによりファンモータに広く使用されている。以下に従
来の永久磁石電動機の回転子について図１０〜図１２を
参照しながら説明する。
さによりファンモータに広く使用されている。以下に従
来の永久磁石電動機の回転子について図１０〜図１２を
参照しながら説明する。
【０００３】図１０は永久磁石電動機の一種であるＤＣ
ブラシレスモータを示す。図に示すように、永久磁石電
動機は固定子鉄心１１と回転子鉄心１２を備え、前記回
転子鉄心１２の外周部に永久磁石１３、中心部に軸１４
が固定され、固定子鉄心１１が配設されている固定子枠
の軸受け１５に前記軸１４が回転自在に組み付けられて
いる。また、前記軸１４の端部にはファン１６がナット
１７により固定されている。
ブラシレスモータを示す。図に示すように、永久磁石電
動機は固定子鉄心１１と回転子鉄心１２を備え、前記回
転子鉄心１２の外周部に永久磁石１３、中心部に軸１４
が固定され、固定子鉄心１１が配設されている固定子枠
の軸受け１５に前記軸１４が回転自在に組み付けられて
いる。また、前記軸１４の端部にはファン１６がナット
１７により固定されている。
【０００４】上記構成によれば、回転子鉄心１２に振動
減衰性が乏しいため、固定子の回転磁界によって回転子
に発生する回転方向の振動が軸１４を介してファン１６
に伝達し、ファン１６が振動して不快な音の原因となっ
ていた。
減衰性が乏しいため、固定子の回転磁界によって回転子
に発生する回転方向の振動が軸１４を介してファン１６
に伝達し、ファン１６が振動して不快な音の原因となっ
ていた。
【０００５】前記不快な音の対策として、図１２ａに示
すようなファン１６を軸１４に固定する際に、ゴム１８
を前記軸１４のスラスト方向にファン受板１９を使用し
てサンドイッチ構造で両側に組み付け、ファン１６の共
振により発生する音の低減を図る手段や、図１２ｂに示
すように、軸１４とファン１６との間にボス２０，２１
を介してゴム２２を挿入する手段等が一般に用いられ、
ほとんどがゴムを使用して防振対策を行っていた。
すようなファン１６を軸１４に固定する際に、ゴム１８
を前記軸１４のスラスト方向にファン受板１９を使用し
てサンドイッチ構造で両側に組み付け、ファン１６の共
振により発生する音の低減を図る手段や、図１２ｂに示
すように、軸１４とファン１６との間にボス２０，２１
を介してゴム２２を挿入する手段等が一般に用いられ、
ほとんどがゴムを使用して防振対策を行っていた。
【０００６】一方、発生する音の低減を図る手段とし
て、電気的にはスキュー着磁をしている場合がある。
て、電気的にはスキュー着磁をしている場合がある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、ゴムを使用した場合は組立工数が増えた
り、ファン形状が複雑になるため、コスト的に不利であ
り、また、ゴムの耐熱性にも問題を有していた。さら
に、スキュー着磁の場合は磁束の損失により、効率や出
力が低下するという問題を有していた。
の構成では、ゴムを使用した場合は組立工数が増えた
り、ファン形状が複雑になるため、コスト的に不利であ
り、また、ゴムの耐熱性にも問題を有していた。さら
に、スキュー着磁の場合は磁束の損失により、効率や出
力が低下するという問題を有していた。
【０００８】本発明は前記従来の問題を解決するもの
で、コストアップや製造工程を増加させずに耐熱性，信
頼性，防振性に優れた永久磁石電動機の回転子を提供す
ることを目的とする。
で、コストアップや製造工程を増加させずに耐熱性，信
頼性，防振性に優れた永久磁石電動機の回転子を提供す
ることを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の永久磁石電動機の回転子は、回転子鉄心を永
久磁石を固着させる外周部と、軸に固定する中心部と、
前記外周部と中心部を連結する複数の締結部で構成し、
前記締結部を積層方向に関して、複数枚の鉄板を前記外
周部と前記中心部を含め一体に形成した鉄板と、他の部
分では締結部を省略した鉄板で積層してなるものであ
る。
に本発明の永久磁石電動機の回転子は、回転子鉄心を永
久磁石を固着させる外周部と、軸に固定する中心部と、
前記外周部と中心部を連結する複数の締結部で構成し、
前記締結部を積層方向に関して、複数枚の鉄板を前記外
周部と前記中心部を含め一体に形成した鉄板と、他の部
分では締結部を省略した鉄板で積層してなるものであ
る。
【００１０】また、鉄板を永久磁石を固着させる外周部
と、軸に固定する中心部と、前記外周部と中心部を連結
する締結部で構成し、前記鉄板を回転方向にずらせて積
層して形成し、かつ、軸方向の投影形状が線対称形状に
構成するものである。
と、軸に固定する中心部と、前記外周部と中心部を連結
する締結部で構成し、前記鉄板を回転方向にずらせて積
層して形成し、かつ、軸方向の投影形状が線対称形状に
構成するものである。
【００１１】
【作用】本発明は上記構成において、軸に回転方向の振
動を伝達しにくくするものであり、以下にその作用を説
明する。
動を伝達しにくくするものであり、以下にその作用を説
明する。
【００１２】図１３にねじり振動系の一例を示している
が、ねじり系の固有振動数は一般に式（１）により求め
ることができる。
が、ねじり系の固有振動数は一般に式（１）により求め
ることができる。
【００１３】 固有振動数＝（Ｋ（Ｊ1＋Ｊ2）／Ｊ1Ｊ2）0.5／２π（Ｈｚ）…（１） Ｊ1：回転子の慣性 Ｊ2：軸およびファンなどを考慮した慣性 Ｋ：この場合、回転子鉄心の外周部と中心部を複数の締
結部により連結することにより生じる回転子の回転方向
のねじりのばね定数 のように表すことができる。
結部により連結することにより生じる回転子の回転方向
のねじりのばね定数 のように表すことができる。
【００１４】防振理論より式（１）の固有振動数を、遮
断する周波数の１／２0.5以下にすればよく、その差が
大きくなるほど防振効果も大きくなる。この場合、締結
部は所要のトルクを伝達する力に耐えること、および軸
の先端振れを用途により許容範囲内に保つという以外
は、防振性能面より可能な限り剛性を小さくすることが
できる。また、モータにおいて確保しなければならない
固定子と回転子の空隙は、半径方向に剛性の大きい形状
をしている締結部分により、均一に保たれる。
断する周波数の１／２0.5以下にすればよく、その差が
大きくなるほど防振効果も大きくなる。この場合、締結
部は所要のトルクを伝達する力に耐えること、および軸
の先端振れを用途により許容範囲内に保つという以外
は、防振性能面より可能な限り剛性を小さくすることが
できる。また、モータにおいて確保しなければならない
固定子と回転子の空隙は、半径方向に剛性の大きい形状
をしている締結部分により、均一に保たれる。
【００１５】
【実施例】（実施例１）以下、本発明の第１の実施例を
図１〜図３を参照しながら説明する。なお、従来例で説
明したものと同一構成部材には同一番号を用いる。
図１〜図３を参照しながら説明する。なお、従来例で説
明したものと同一構成部材には同一番号を用いる。
【００１６】図に示すように、回転子鉄心は永久磁石１
３を固着させる外周部１ｂと、回転子鉄心の軸に固定す
る中心部１ｃを有し、前記外周部１ｂと中心部１ｃを連
結する連結部１ａで連結している。また、回転子鉄心は
外周部１ｂと中心部１ｃと締結部１ａが一体に構成され
ている図２ａの鉄板１と、締結部が省略され外周部のみ
の鉄板２と、中心部のみの鉄板３の２枚の鉄板で構成さ
れている図２ｂの鉄板２，３を交互に積層したものであ
る。
３を固着させる外周部１ｂと、回転子鉄心の軸に固定す
る中心部１ｃを有し、前記外周部１ｂと中心部１ｃを連
結する連結部１ａで連結している。また、回転子鉄心は
外周部１ｂと中心部１ｃと締結部１ａが一体に構成され
ている図２ａの鉄板１と、締結部が省略され外周部のみ
の鉄板２と、中心部のみの鉄板３の２枚の鉄板で構成さ
れている図２ｂの鉄板２，３を交互に積層したものであ
る。
【００１７】以上のように構成された永久磁石電動機の
回転子について、図３を用いてその動作を説明する。図
３ａは締結部１ａの部分の拡大図であり、図３ｂは締結
部１ａのみの斜視図である。締結部１ａの剛性は幅Ｗと
長さＬと鉄心積厚ｂの大きさにより選定できるようにし
たものである。
回転子について、図３を用いてその動作を説明する。図
３ａは締結部１ａの部分の拡大図であり、図３ｂは締結
部１ａのみの斜視図である。締結部１ａの剛性は幅Ｗと
長さＬと鉄心積厚ｂの大きさにより選定できるようにし
たものである。
【００１８】締結部１ａの回転方向の剛性は、一般に断
面２次モーメント
面２次モーメント
【００１９】
【数１】
【００２０】ｄＡ＝ｄｂ・ｄＷ と、材料のヤング率Ｅとによって決定される。したがっ
て、剛性Ｋ′は Ｋ′＝ＥＩ で一般に表され、図３ｂにおいて断面２次モーメントは Ｉ＝ｂＷ3／２１ となる。
て、剛性Ｋ′は Ｋ′＝ＥＩ で一般に表され、図３ｂにおいて断面２次モーメントは Ｉ＝ｂＷ3／２１ となる。
【００２１】最終的にＫ′に締結部１ａの長さＬを考慮
したものが式（１）のばね定数Ｋとなり、Ｋを適宜選定
することにより、固有振動数を遮断する周波数の１／２
0.5以下に容易にすることができ、回転子の回転方向に
発生するコギングトルクによる振動等を防止できるよう
にしたものである。つまり締結部の幅Ｗ，締結部の長さ
Ｌ，鉄心積厚ｂを調整することにより、ばね定数Ｋを選
定できるわけであるが、締結部の幅Ｗは加工上制限があ
り、あまり小さくとれないこと、および締結部の長さＬ
は電動機の外形寸法により制限され、あまり大きくとれ
ないことから、鉄心積厚ｂに占める積厚方向の存在比率
を調整することで、Ｋを適宜選定し振動を防止するもの
である。
したものが式（１）のばね定数Ｋとなり、Ｋを適宜選定
することにより、固有振動数を遮断する周波数の１／２
0.5以下に容易にすることができ、回転子の回転方向に
発生するコギングトルクによる振動等を防止できるよう
にしたものである。つまり締結部の幅Ｗ，締結部の長さ
Ｌ，鉄心積厚ｂを調整することにより、ばね定数Ｋを選
定できるわけであるが、締結部の幅Ｗは加工上制限があ
り、あまり小さくとれないこと、および締結部の長さＬ
は電動機の外形寸法により制限され、あまり大きくとれ
ないことから、鉄心積厚ｂに占める積厚方向の存在比率
を調整することで、Ｋを適宜選定し振動を防止するもの
である。
【００２２】（実施例２）以下、本発明の第２の実施例
を図４および図５を参照しながら説明する。
を図４および図５を参照しながら説明する。
【００２３】図５に示すように、回転子鉄板４は締結部
４ａの形状をスクロール状とし、図４に示すように表裏
を交互にして積層して回転子鉄心を構成したもので、実
施例１と同様の効果を得ることができる。
４ａの形状をスクロール状とし、図４に示すように表裏
を交互にして積層して回転子鉄心を構成したもので、実
施例１と同様の効果を得ることができる。
【００２４】（実施例３）以下、本発明の第３の実施例
を図６および図７を参照しながら説明する。
を図６および図７を参照しながら説明する。
【００２５】図７に示すように、締結部５ａを有する回
転子鉄板５と、締結部が省略された外周部鉄板６と中心
部鉄板７の２枚の鉄板を、図６に示すように回転子鉄板
５の間に、複数枚の締結部が省略された２枚の鉄板６，
７を積層して回転子鉄心を構成したもので、実施例１と
同様の効果を得ることができる。
転子鉄板５と、締結部が省略された外周部鉄板６と中心
部鉄板７の２枚の鉄板を、図６に示すように回転子鉄板
５の間に、複数枚の締結部が省略された２枚の鉄板６，
７を積層して回転子鉄心を構成したもので、実施例１と
同様の効果を得ることができる。
【００２６】（実施例４）以下、本発明の第４の実施例
を図８および図９を参照しながら説明する。
を図８および図９を参照しながら説明する。
【００２７】図９に示すように、締結部８ａが１ヵ所で
ある回転子鉄板８と、締結部が省略された外周部鉄板９
と中心部鉄板１０の２枚の鉄板を、図８に示すように回
転子鉄板８と２枚の鉄板９，１０を交互に配置し、か
つ、回転子鉄板８を回転方向にずらせて積層して回転子
鉄心を構成したもので、実施例１と同様の効果を得るこ
とができる。
ある回転子鉄板８と、締結部が省略された外周部鉄板９
と中心部鉄板１０の２枚の鉄板を、図８に示すように回
転子鉄板８と２枚の鉄板９，１０を交互に配置し、か
つ、回転子鉄板８を回転方向にずらせて積層して回転子
鉄心を構成したもので、実施例１と同様の効果を得るこ
とができる。
【００２８】なお、図１，図４，図６，図８で示される
ような回転子鉄心で、鉄板を複数枚ずつ積層した他の実
施例もあり、同様の効果を得ることができる。
ような回転子鉄心で、鉄板を複数枚ずつ積層した他の実
施例もあり、同様の効果を得ることができる。
【００２９】
【発明の効果】本発明は以上の実施例の説明から明らか
なように、回転子鉄心に永久磁石を固着させる外周部
と、軸に固定する中心部と、前記外周部と中心部を連結
する締結部を一体に形成した鉄板と、締結部を省略した
鉄板を積層することにより、効果的に振動が吸収できる
とともに、ゴム等を使用することによる熱変形，経時変
化等の不安定要因を除去できる。また、スキュー着磁に
よる磁束の損失がなく高効率，高出力化が図ることがで
きる。
なように、回転子鉄心に永久磁石を固着させる外周部
と、軸に固定する中心部と、前記外周部と中心部を連結
する締結部を一体に形成した鉄板と、締結部を省略した
鉄板を積層することにより、効果的に振動が吸収できる
とともに、ゴム等を使用することによる熱変形，経時変
化等の不安定要因を除去できる。また、スキュー着磁に
よる磁束の損失がなく高効率，高出力化が図ることがで
きる。
【００３０】さらに、回転子鉄心を鉄板をプレスにより
打ち抜き、積層し構成することにより、コストアップや
製造工程を増加せずに耐久性，信頼性，防振性に優れた
永久磁石電動機の回転子が提供可能となる。そして防振
性能は、締結部の鉄心積厚に占める積厚方向の存在比率
を調整することで任意に設定できる。
打ち抜き、積層し構成することにより、コストアップや
製造工程を増加せずに耐久性，信頼性，防振性に優れた
永久磁石電動機の回転子が提供可能となる。そして防振
性能は、締結部の鉄心積厚に占める積厚方向の存在比率
を調整することで任意に設定できる。
【図１】（ａ）本発明の第１の実施例の永久磁石電動機
の回転子の平面図 （ｂ）ａのＡ−Ａ断面図
の回転子の平面図 （ｂ）ａのＡ−Ａ断面図
【図２】（ａ）本発明の第１の実施例の締結部を有する
鉄板の平面図 （ｂ）本発明の第１の実施例の締結部を省略した鉄板の
平面図
鉄板の平面図 （ｂ）本発明の第１の実施例の締結部を省略した鉄板の
平面図
【図３】（ａ）本発明の第１の実施例の永久磁石電動機
の回転子の拡大平面図 （ｂ）ａの締結部の拡大斜視図
の回転子の拡大平面図 （ｂ）ａの締結部の拡大斜視図
【図４】（ａ）本発明の第２の実施例の永久磁石電動機
の回転子の平面図 （ｂ）ａのＢ−Ｂ断面図
の回転子の平面図 （ｂ）ａのＢ−Ｂ断面図
【図５】本発明の第２の実施例の鉄板の平面図
【図６】（ａ）本発明の第３の実施例の永久磁石電動機
の回転子の平面図 （ｂ）ａのＣ−Ｃ断面図
の回転子の平面図 （ｂ）ａのＣ−Ｃ断面図
【図７】（ａ）本発明の第３の実施例の締結部を有する
鉄板の平面図 （ｂ）本発明の第３の実施例の締結部を省略した鉄板の
平面図
鉄板の平面図 （ｂ）本発明の第３の実施例の締結部を省略した鉄板の
平面図
【図８】（ａ）本発明の第４の実施例の永久磁石電動機
の回転子の平面図 （ｂ）ａのＤ−Ｄ断面図
の回転子の平面図 （ｂ）ａのＤ−Ｄ断面図
【図９】（ａ）本発明の第４の実施例の締結部を有する
鉄板の平面図 （ｂ）本発明の第４の実施例の締結部を省略した鉄板の
平面図
鉄板の平面図 （ｂ）本発明の第４の実施例の締結部を省略した鉄板の
平面図
【図１０】従来の永久磁石電動機の構造を示す軸方向断
面図
面図
【図１１】（ａ）従来の永久磁石電動機の回転子を示す
平面図 （ｂ）ａのＥ−Ｅ断面図
平面図 （ｂ）ａのＥ−Ｅ断面図
【図１２】（ａ）従来の防振手段の一例を示す断面図 （ｂ）従来の防振手段の他の例を示す断面図
【図１３】ねじり振動系の一例を示す斜視図
１ 鉄板 １ａ 締結部 １ｂ 外周部 １ｃ 中心部 ２ 外周部鉄板（締結部を省略した鉄板） ３ 中心部鉄板（締結部を省略した鉄板） １３ 永久磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 幸夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項１】 回転子鉄心を永久磁石を固着させる外周
部と、軸に固定する中心部と、前記外周部と中心部を連
結する複数の締結部で構成し、前記締結部を積層方向に
関して、複数枚の鉄板を前記外周部と中心部を含め一体
に形成した鉄板と、他の部分では締結部を省略した鉄板
で積層してなる永久磁石電動機の回転子。 - 【請求項２】 締結部をスクロール状とし、かつ、鉄板
の裏表を交互に積層してなる請求項１記載の永久磁石電
動機の回転子。 - 【請求項３】 回転子鉄心を永久磁石を固着させる外周
部と、軸に固定する中心部と、前記外周部と中心部を連
結する締結部で構成し、鉄板を回転方向にずらせて積層
して形成し、かつ、鉄板面からの投影形状が線対称形状
とした永久磁石電動機の回転子。 - 【請求項４】 締結部が１枚の鉄板につき１ヵ所とした
請求項３記載の永久磁石電動機の回転子。 - 【請求項５】 鉄板を積層するに際し、少なくとも１枚
以上ごとに回転方向にずらせて積層してなる請求項３ま
たは４記載の永久磁石電動機の回転子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4111101A JP2936886B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 永久磁石電動機の回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4111101A JP2936886B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 永久磁石電動機の回転子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05308746A true JPH05308746A (ja) | 1993-11-19 |
| JP2936886B2 JP2936886B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=14552423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4111101A Expired - Fee Related JP2936886B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 永久磁石電動機の回転子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2936886B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996009683A1 (de) * | 1994-09-22 | 1996-03-28 | Iancu Lungu | Elektronisch kommutierter reluktanzmotor |
| EP1094590A2 (de) * | 1999-10-22 | 2001-04-25 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Verfahren zum Herstellen eines Rotors einer elektrischen Maschine und entsprechender Rotor |
| JP2005348513A (ja) * | 2004-06-02 | 2005-12-15 | Shinano Kenshi Co Ltd | 永久磁石電動機の回転子 |
| JP2006271139A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Meidensha Corp | 永久磁石式回転電機の低慣性回転子及びこれを備えたモータ及び発電機 |
| JP2014158330A (ja) * | 2013-02-14 | 2014-08-28 | Honda Motor Co Ltd | 回転電機のロータ |
| CN108134466A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-06-08 | 成都银河磁体股份有限公司 | 非直线型筋板磁体转子组件 |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP4111101A patent/JP2936886B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| EP1094590A2 (de) * | 1999-10-22 | 2001-04-25 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Verfahren zum Herstellen eines Rotors einer elektrischen Maschine und entsprechender Rotor |
| EP1094590A3 (de) * | 1999-10-22 | 2005-05-11 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Verfahren zum Herstellen eines Rotors einer elektrischen Maschine und entsprechender Rotor |
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| JP4729270B2 (ja) * | 2004-06-02 | 2011-07-20 | シナノケンシ株式会社 | 永久磁石電動機の回転子 |
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