JPH0530787A - 電子機器冷却装置 - Google Patents

電子機器冷却装置

Info

Publication number
JPH0530787A
JPH0530787A JP17920591A JP17920591A JPH0530787A JP H0530787 A JPH0530787 A JP H0530787A JP 17920591 A JP17920591 A JP 17920591A JP 17920591 A JP17920591 A JP 17920591A JP H0530787 A JPH0530787 A JP H0530787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
cycle
limit frequency
fluctuation
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17920591A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Kuwajima
耕太郎 桑島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP17920591A priority Critical patent/JPH0530787A/ja
Publication of JPH0530787A publication Critical patent/JPH0530787A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明は周波数ゆらぎ信号を出力するチップ
マイコンを備えた電子機器冷却装置である。 【効果】 電動冷却ファンの騒音を擬似的に低下させる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラップトップ型の電子機
器や机上で用いる小型コンピュータに用いられる電子機
器冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】小型コンピュータの冷却用ファンは、そ
の構造上の制約から超小型であることが要求される。し
かも機器内の冷却をこの小型のファンで行うことから高
い回転数を維持する必要がある。然るに、従来の冷却用
ファンは電源と直結されているため、耳ざわりな回転数
は作業中一定であり途切れることがない。この為、従来
は他から冷却風を導入したり、冷却用の窓を大きくした
り、冷却用フィンを取り付けたりしていた。高い回転数
による一定の風切り音は、作業者にとって不快な騒音で
あり、ラップトップ型マイコンは机上で使用するため特
に顕著であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は“1/fゆら
ぎサイクル”をプログラムしたシングルチップマイコン
等のメモリを内蔵するコントローラと、電圧を制御する
コントローラを設けることにより、冷却用ファンに供給
する駆動電圧の電圧と変動のサイクルを制御することに
より、ラップトップ型EWSなど、机上で用いる小型コ
ンピュータの冷却用ファンの静音化を図ることで、ユー
ザに快適な作業環境を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上限の周波数を
定める上限周波数設定回路と、下限の周波数を定める下
限周波数設定回路と、上限の周波数及び下限の周波数の
間の周波数を周期的に繰り返えして変化させる周波数変
動回路と、この周波数周期変動回路の周期を定める周期
設定回路と、上限の周波数及び下限の周波数及び周期に
基づいて周波数ゆらぎ信号を出力するチップマイコン
と、このチップマイコンからの周波数ゆらぎ信号によっ
てPWM出力電圧を変化させる電圧コントローラと、こ
の電圧コントローラによって駆動される電動機とを具備
してなる電子機器冷却装置である。
【0005】
【作用】本発明の電子機器冷却装置によれば、上限の周
波数を定め、下限の周波数を定め、上限の周波数及び下
限の周波数の間の周波数を周期的に繰り返えして変化さ
せ、しかも、周波数周期変動回路の周期を定め、これら
上限の周波数及び下限の周波数及び周期に基づいて周波
数ゆらぎ信号を出力し、チップマイコンからの周波数ゆ
らぎ信号によってPWM出力電圧を変化させ、このPW
M出力電圧を発生する電圧コントローラによって電動機
を駆動し、電子機器を冷却する。
【0006】
【実施例】次に本発明の一実施例を説明する。図1は上
限の周波数を定める上限周波数設定回路51と、下限の
周波数を定める下限周波数設定回路52と、上限の周波
数及び下限の周波数の間の周波数を周期的に繰り返えし
て変化させる周波数変動回路53と、周波数周期変動回
路53の周期を定める周期設定回路54と、上限の周波
数及び前記下限の周波数及び周期に基づいて周波数ゆら
ぎ信号5aを出力するチップマイコン4と、チップマイ
コン4からの周波数ゆらぎ信号5aによってPWM出力
電圧を変化させる電圧コントローラ2と、電圧コントロ
ーラ2によって駆動される電動冷却扇とを具備してなる
電子機器冷却装置を示している。
【0007】即ち、1は電動冷却ファンであり、電圧コ
ントローラ2によって制御された駆動電圧により動作す
る。
【0008】2は電圧コントローラであり、電源3から
供給される一定電圧をチップマイコン4の指令によって
可変し、電動冷却ファン1に供給する。
【0009】3は電源であり、機器内部に電源を供給す
る。
【0010】4はチップマイコンであり、ROM回路5
にプログラムされた情報に従って電圧コントローラ2を
制御する信号を送出する。
【0011】5はROM回路であり、“1/fゆらぎ理
論”にもとづいて作成された、人間の感性に最も快ち良
いサイクルがプログラムされる。
【0012】6はDACであり、チップマイコン4から
出力されるデジタルデータを、アナログ電圧値に変換す
る。
【0013】そして、“1/fゆらぎサイクル”がプロ
グラムされたメモリを内蔵するROM回路5と、冷却用
ファンの電圧を制御する電圧コントローラ2を具備し、
ROM回路5の出力するサイクルに従って電圧コントロ
ーラ2が電圧冷却ファン1の電圧、したがって回転数を
制御し、“1/fゆらぎサイクル”に基づく電圧冷却フ
ァン1の回転数の可変、すなわち、風切り音の変化によ
り、擬似的な静音化を図る。
【0014】この“1/fゆらぎサイクル”は1925
年、米国のJ・Bジョンソン博士によって発見された、
自然界と人間との快通なインタフェースといわれる“1
/fゆらぎ理論”に基づくものであり、自然界におい
て、変動の大きさと、振動数f(frequency)
は反比例の関係にある、という現象を利用したものであ
る。
【0015】そして、電圧コントローラ2には、FET
・ダイオード・チョークコイルで構成される電圧降下回
路が塔載されており、電源3から電動冷却ファン1を駆
動するために供給される一定値の電圧をPWM(パルス
幅調整PulseWidth Modulation)
制御する。電圧コントローラ2の内部にはコンパレータ
が内蔵されているため、自分自身で発生するノコギリ波
と、外部から入力される電圧の大小比較を行うことで、
パルス幅を変えることが出来、すなわち電動冷却ファン
1に供給する電圧を容易に可変することができる。外部
から入力される電圧は(シングル)チップマイコン4に
よって可変されるが、この可変幅とサイクルは塔載する
ROMを内蔵したROM回路5にプログラムされた“1
/fゆらぎ理論”にもとづく設計値によって制御され
る。
【0016】即ち、システムが起動されると同時にチッ
プマイコン4のROM回路5の内容が順次出力され、デ
ジタル−アナログ変換器6を介して電圧コントローラ2
に入力され、その結果としてオペレータが作業している
間、ROMのプログラムに従って電動冷却ファン1の回
転数が変動し、風切り音を可変にすることができる。
【0017】尚、本発明はラップトップ型EWSなど、
机上で用いる小型コンピュータの冷却用ファンの静音化
として用いられる。
【0018】
【発明の効果】本発明により、予め定めたサイクルでフ
ァンの回転数(風切り音)を制御するので、直接的にフ
ァンの音をおさえることにはならないものの、擬似的に
ファンによる騒音を静音化でき、ユーザに快適な作業環
境を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電子機器冷却装置の構
成図である。
【符号の説明】
1…電動冷却ファン 2…電圧コントローラ 4…チップマイコン 51…上限周波数設定回路 52…下限周波数設定回路 53…周波数変動回路 54…周期設定回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 上限の周波数を定める上限周波数設定回
    路と、下限の周波数を定める下限周波数設定回路と、前
    記上限の周波数及び前記下限の周波数の間の周波数を周
    期的に繰り返えして変化させる周波数変動回路と、この
    周波数周期変動回路の周期を定める周期設定回路と、前
    記上限の周波数及び前記下限の周波数及び前記周期に基
    づいて周波数ゆらぎ信号を出力するチップマイコンと、
    このチップマイコンからの周波数ゆらぎ信号によってP
    WM出力電圧を変化させる電圧コントローラと、この電
    圧コントローラによって駆動される電動機とを具備して
    なる電子機器冷却装置。
JP17920591A 1991-07-19 1991-07-19 電子機器冷却装置 Pending JPH0530787A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17920591A JPH0530787A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 電子機器冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17920591A JPH0530787A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 電子機器冷却装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0530787A true JPH0530787A (ja) 1993-02-05

Family

ID=16061768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17920591A Pending JPH0530787A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 電子機器冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0530787A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005276591A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Sanyo Electric Co Ltd 車両用のバッテリーパック
CN102318191A (zh) * 2009-08-31 2012-01-11 欧姆龙株式会社 多光轴光电传感器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005276591A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Sanyo Electric Co Ltd 車両用のバッテリーパック
JP4592312B2 (ja) * 2004-03-24 2010-12-01 三洋電機株式会社 車両用のバッテリーパック
CN102318191A (zh) * 2009-08-31 2012-01-11 欧姆龙株式会社 多光轴光电传感器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060013571A1 (en) Pulse width modulation fan control
US20020110457A1 (en) Fan motor with constant speed control by a microprocessor system
US20030128509A1 (en) Bios controlled cooling for computer systems
US5789894A (en) Solid state motor speed control
US5587895A (en) Electrical power supply with single output from range of input voltages
JPH0530787A (ja) 電子機器冷却装置
JP2002272126A (ja) 空調機用インバータ制御方法およびその装置
US7231139B2 (en) Digital noise reduction for motors
US20070133956A1 (en) Fan speed control device and method detailed description of the invention
JPH08237957A (ja) 空気調和機の制御方法およびその装置
JP2000076221A (ja) 拡張された動作電圧範囲を有するプロセッサ
JPH01303511A (ja) 電子機器における冷却装置
JP2667988B2 (ja) モータ駆動装置
JP3372726B2 (ja) 周辺装置
JPS58182495A (ja) 電動機駆動用インバ−タ装置
CN218068756U (zh) 基于蓝牙控制的电脑机箱
JPS61262099A (ja) ステツピングモ−タ駆動回路
JPH076156A (ja) マイクロコンピュータ
JPH077952A (ja) 空気調和機のファンモータ駆動回路
JPH099634A (ja) パルス幅変調回路及び液晶表示装置用光源の調光装置
JPS6310546B2 (ja)
JPS6373747A (ja) ボタン電話機のスイツチング電源回路
JPS6258898A (ja) ステツピングモ−タ駆動回路
KR950000963Y1 (ko) 선풍기의 회전속도 조절회로
JPS6056362B2 (ja) 電車用誘導電動機制御回路