JPH05307629A - コード読取器 - Google Patents

コード読取器

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JPH05307629A
JPH05307629A JP4088597A JP8859792A JPH05307629A JP H05307629 A JPH05307629 A JP H05307629A JP 4088597 A JP4088597 A JP 4088597A JP 8859792 A JP8859792 A JP 8859792A JP H05307629 A JPH05307629 A JP H05307629A
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Naotoshi Ueda
直利 上田
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TAIYO ERETSUKUSU KK
Azbil Corp
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TAIYO ERETSUKUSU KK
Azbil Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熟練度の低いオペレータでもコードに対する
照準を正確に行えるように改良したコード読取器を提供
する。 【構成】 1本の赤色ビームを発生するレーザーダイオ
ード4と、コード読取光軸Aと平行で断面井桁の4つの
面ビームに前記赤色ビームを変換するミラー7,8,1
7,18およびシリンダーレンズ9,10,19,20
とを具備する。 【効果】 コード読取器とコードの遠近に関係なく、オ
ペレータの熟練度に関係なく、コードに対して正確に照
準できるようになり、コード読取りの能率を向上でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コード読取器に関
し、さらに詳しくは、手に持って商品等に付された二次
コード(例えば田型コード)等に向け、その二次元コー
ド等を光学的に非接触に読み取るコード読取器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図19に、従来のコード読取器の一例を
示す。このコード読取器51は、CCDカメラの一種で
あり、商品Gに付された田型コードMを非接触に撮像
し、画像データをホストコンピュータ(図示省略)に出
力するものである。ホストコンピュータは、画像データ
を解析し、商品Gの品番や価格等のデータを抽出する。
【0003】図20は、田型コードMを示すもので、4
つの正方形の組合せからなるコード単位CCを一辺1/
2インチの正方形中に15×15個並べたものである。
コード単位CCの4つの正方形を塗りつぶすパターンと
コード単位CCを並べるパターンとにより商品Gの品番
や価格等の情報を表現している。
【0004】コード読取器51が田型コードMを捉らえ
ているかの確認は、コード読取器51で撮像した画像を
モニタTVで見ることによって行える。しかし、モニタ
TVを見ると時間がかかるので、通常は、単にオペレー
タの感覚にたよって照準しているだけである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のコード読取器5
1では、オペレータの熟練度によって田型コードMに対
する照準の正確さにバラツキを生じる。コード単位が一
次元の並びであるバーコードの読み取りの場合にはバラ
ツキに対する許容度は比較的大きいが、コード単位が二
次元の並びである田型コードMの読み取りの場合には許
容度は比較的小さい。このため、しばしば照準の不正確
さに起因する読取ミスが発生し、能率が上がらない問題
点があった。
【0006】そこで、この発明の目的は、熟練度の低い
オペレータでもコードに対する照準を正確に行えるよう
に改良したコード読取器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のコード読取器
は、手に持ってある間隔をおいて非接触に商品等に付さ
れたコードに向け、そのコードを光学的に読み取るコー
ド読取器において、コード読取光軸と平行な光ビームで
あって且つコード読取光軸がコードの中心に交差するよ
うにコード読取器を向けた位置ではコード近傍に照準マ
ークを投射する光ビーム又はコード読取器からの距離に
応じてコード読取光軸から離れるか若しくは近づく光ビ
ームであって且つ所定距離だけコード読取器から離れる
と共にコード読取光軸がコードの中心に交差するように
コード読取器を向けた位置ではコードを挟んでその近傍
に照準マークを投射する光ビームを前記可視光ビームか
ら生成する照準マーク投射用ビーム生成手段とを具備す
ることを構成上の特徴とするものである。
【0008】上記構成において、可視光ビーム発生手段
を、1本のレーザービームを発生するレーザービーム発
生装置から構成し、照準マーク投射用ビーム生成手段
を、前記1本のレーザービームを4本のレーザービーム
に分割するレーザービーム分割装置と,断面井桁に組み
合される4つの面状ビームに前記4本のレーザービーム
を変換するレンズ手段とから構成するのが好ましい。
【0009】
【作用】コード読取器を手に持つため、コード読取器と
コード間の距離は不定であり、約5cm〜約40cmの
間で毎回変化する。しかし、照準マークを投射する光ビ
ームがコード読取光軸と平行なものでは、コード読取光
軸と照準マークの位置関係は一定に保持される。そこ
で、照準マークがコード近傍に投射されるようにコード
読取器を向けると、コード読取器とコード間の距離に関
係なく、コード読取光軸がコードの中心にほぼ交差する
ようになる。すなわち、正確な照準を簡単に実現でき
る。
【0010】他方、照準マークを投射する光ビームが距
離に応じてコード読取光軸から離れるか若しくは近づく
ものでは、コード読取器とコード間の距離が所定の距離
では照準マークの間隔はコードよりやや大きいだけだ
が、所定の距離より近づけると照準マークの間隔はコー
ドより小さくなるか又はずっと大きくなり、所定の距離
より遠ざけると照準マークの間隔はコードよりずっと大
きくなるか又は小さくなる。そこで、照準マークがコー
ドを挟んでその直近に投射されるようにコード読取器を
持っていくと、コード読取器とコード間の距離は所定の
距離になると共にコード読取光軸がコードの中心にほぼ
交差するようになる。すなわち、正確な照準を簡単に実
現できる。また、オートフォーカス機構が不要になり,
コードの像の大きさも一定になる。
【0011】なお、断面井桁に組み合される4つの面状
ビームにより照準マークを投射するようにすれば、正方
形の田型コードMに対して照準しやすくなる。また、コ
ード読取光軸がコードに対し垂直でない場合には井桁状
の照準マークの形が歪むので、コードに対する正面位置
を容易に識別することが出来る。
【0012】
【実施例】以下、図に示す実施例によりこの発明をさら
に詳細に説明する。なお、これによりこの発明が限定さ
れるものではない。
【0013】−第1実施例− 図1は、この発明の第1実施例のコード読取器1によ
り、商品Gに付された田型コードMを読み取っている状
態を示している。コード読取器1から出射される照準マ
ーク投射用ビームB1,B2,B3,B4によって商品
Gの上に照準マークL1,L2,L3,L4が投射さ
れ、井桁状に見える。この井桁が正方形に見えるように
且つ井桁の中に田型コードMが入るように且つ井桁の縦
横と田型コードMの縦横が平行になるようにコード読取
器1の向きを正し、読取トリガTを引けばよい。
【0014】図2は、コード読取器1の要部構造を示す
斜視図である。レーザーダイオード4は、1本の赤色レ
ーザービーム5を、横向きに出射する。
【0015】赤色レーザービーム5の光路上には、ハー
フミラー7,8が固設されている。田型コードMの一辺
の寸法をD〔mm〕とするとき、ハーフミラー7,8の
位置は、コード読取光軸Aより左右に(D/2+2)
〔mm〕である。ハーフミラー7,8は、赤色レーザー
ビーム5の一部を反射し、コード読取光軸Aと平行なビ
ームとし、シリンダーレンズ9,10に入射させる。
【0016】シリンダーレンズ9,10は、入射された
ビームを面ビームB1,B2に変換する。シリンダーレ
ンズ9,10は、それらの中心軸線が赤色レーザービー
ム5と平行となるように配置されており、面ビームB
1,B2は、相互に平行であり、且つ、コード読取光軸
Aにも平行である。これら面ビームB1,B2により、
商品Gの上には照準マークL1,L2が投射される。
【0017】ミラー16は、赤色レーザービーム5を直
角に反射し、縦向きのレーザービーム6とする。
【0018】レーザービーム6の光路上には、ハーフミ
ラー17およびミラー18が固設されている。ハーフミ
ラー17およびミラー18の位置は、コード読取光軸A
より上下に(D/2+2)〔mm〕である。ハーフミラ
ー17は、レーザービーム6の一部を反射し、コード読
取光軸Aと平行なビームとし、シリンダーレンズ19に
入射させる。シリンダーレンズ19は、入射されたビー
ムを面ビームB3に変換する。シリンダーレンズ19
は、その中心軸線がレーザービーム6と平行となるよう
に配置されており、面ビームB3は、コード読取光軸A
に平行である。この面ビームB3により、商品Gの上に
は照準マークL3が投射される。
【0019】ミラー18は、レーザービーム6を反射
し、コード読取光軸Aと平行なビームとし、シリンダー
レンズ20に入射させる。シリンダーレンズ20は、入
射されたビームを面ビームB4に変換する。シリンダー
レンズ20は、その中心軸線がレーザービーム6と平行
となるように配置されており、面ビームB4は、前記面
ビームB3と平行であり、且つ、コード読取光軸Aにも
平行である。この面ビームB4により、商品Gの上には
照準マークL4が投射される。
【0020】前記面ビームB1,B2と前記面ビームB
3,B4とは直交し、断面井桁になる。そして、照準マ
ークL1,L2,L3,L4により、商品Gの上には井
桁状の照準マークが見えるようになる。
【0021】なお、図3に示すような枠型の照準マーク
L1’,L2’,L3’,L4’や,図4に示すような
点型の照準マークL5,L6,L7,L8や,図5に示
すように鍵型の照準マークL9を用いてもよい。また、
各ビーム対応にレーザダイオードを設けて、ハーフミラ
ーやミラーを省略してもよい。
【0022】図6は、コード読取器1のブロック図であ
る。読取部100における光学系22は、CCD23の
イメージ領域に田型コード像を結像する。
【0023】光学系22には、オートフォーカス機構2
4とズーム機構25とが組み込まれている。
【0024】コード読取装置1で田型コードを照準する
と、オートフォーカス機構24は、コード読取装置1と
田型コードの距離に対応した距離情報LSをマイクロプ
ロセッサ30に出力する。マイクロプロセッサ30は、
図7に例示する如き距離情報LSとオートフォーカス制
御情報FSの関係(この関係のとき焦点が合う)をプリ
セットされており、入力された距離情報LSに対応した
オートフォーカス制御情報FSをモータドライバ26へ
出力する。モータドライバ26は、入力されたオートフ
ォーカス制御情報FSによりフォーカス調整用モータ2
4aを駆動する。この結果、前記光学系22における焦
点の自動調整が行われる。なお、このオートフォーカス
自体は公知技術である。
【0025】さらに、マイクロプロセッサ30は、図8
に例示する如き距離情報LSとズーム制御情報ZSの関
係(この関係のとき像の大きさが一定になる)をプリセ
ットされており、入力された距離情報LSに対応したズ
ーム制御情報ZSをモータドライバ26へ出力する。モ
ータドライバ26は、入力されたズーム制御情報ZSに
よりズーム調整用モータ25aを駆動する。この結果、
前記光学レンズ系22におけるズーム倍率の自動調整が
行われ、像の大きさが一定になる。なお、ズーム自体は
公知技術である。
【0026】図9〜図11は、コード読取装置1と田型
コードMの距離に応じてズーム倍率すなわち視野の大き
さが変化し、田型コード像Mの大きさを一定に維持する
状態を示す説明図である。すなわち、図9のようにコー
ド読取器1と田型コードMの距離がDoの場合には、光
学系の視野がFOV1となり、視野FOV1中にちょう
ど田型コードMが入り、CCDのイメージ領域IAに田
型コード像Mがちょうど収る。次に、図10のようにコ
ード読取器1と田型コードMの距離がDnの場合には、
光学系の視野がFOV2となり、視野FOV2中にちょ
うど田型コードMが入り、CCDのイメージ領域IAに
田型コード像Mがちょうど収る。また、図11のように
コード読取器1と田型コードMの距離がDfの場合に
は、光学系の視野がFOV3となり、視野FOV3中に
ちょうど田型コードMが入り、CCDのイメージ領域I
Aに田型コード像Mがちょうど収る。結局、コード読取
器1と田型コードMの距離が変っても、田型コード像M
の大きさを一定に維持することが出来る。
【0027】図6に戻り、オペレータがコード読取器1
で田型コードMを照準してトリガ40を閉成すると、ト
リガ回路29は、トリガ信号をマイクロプロセッサ30
およびビデオ処理インターフェース回路31へ出力す
る。マイクロプロセッサ30は、トリガ信号が入力され
ると、上記オートフォーカスとズームの作動を行う。ビ
デオ処理インターフェース回路31は、トリガ信号が入
力されると、ビデオアンプ27を介して入力されるCC
D23からのビデオ信号を、NTSC方式の画像信号に
変換し、インタフェース33に出力する。インタフェー
ス33は、図示せぬホストコンピュータに接続されてい
る。
【0028】なお、上記実施例では、光学レンズ系22
におけるズーム倍率を調整するものとしたが、回路処理
あるいは演算処理によるズーム機構を用いて像の大きさ
を一定に制御してもよい。
【0029】−第2実施例− 図12は、この発明の第2実施例のコード読取器1aに
より、商品Gaに付された田型コードMaを読み取って
いる状態を示している。コード読取器1aから出射され
る照準マーク投射用ビームB1a,B2a,B3a,B
4aによって商品Gaの上に照準マークL1a,L2
a,L3a,L4aが投射され、井桁状に見える。この
井桁が正方形に見えるように且つ井桁の中に田型コード
Maがちょうど入るように且つ井桁の縦横と田型コード
Maの縦横が平行になるようにコード読取器1aの向き
を正し、読取トリガTaを引けばよい。
【0030】コード読取器1aの要部構造は、図2に示
すものと同様であるが次の点で異なっている。すなわ
ち、コード読取器1aでは、ハーフミラー7,8は、赤
色レーザービーム5の一部を反射し、コード読取器1か
ら離れるに従ってコード読取光軸Aaから離れる2本の
ビームとし、シリンダーレンズ9,10に入射させる。
シリンダーレンズ9,10は、入射されたビームを面ビ
ームB1a,B2aに変換する。これら面ビームB1
a,B2aは平行でないが、商品Gaの上には互いに平
行な照準マークL1a,L2aが投射される。
【0031】コード読取器1aと田型コードMa間の距
離が所定距離Doであるとき、照準マークL1a,L2
aの間隔は、田型コードMaの一辺の寸法W〔mm〕よ
りわずかに大きい。コード読取器1aと田型コードMa
間の距離が所定距離Doaより近づくにつれて、照準マ
ークL1a,L2aの間隔は、田型コードMaの一辺の
寸法W〔mm〕より小さくなる。コード読取器1aと田
型コードMa間の距離が所定距離Doaより遠ざかるに
つれて、照準マークL1a,L2aの間隔は、田型コー
ドMaの一辺の寸法W〔mm〕よりずっと大きくなる。
【0032】ハーフミラー17は、レーザービーム6の
一部を反射し、コード読取器1aから離れるに従ってコ
ード読取光軸Aaから離れるビームとし、シリンダーレ
ンズ19に入射させる。シリンダーレンズ19は、入射
されたビームを面ビームB3aに変換する。この面ビー
ムB3aにより、商品Gaの上には照準マークL3aが
投射される。ミラー18は、レーザービーム6を反射
し、コード読取器1aから離れるに従ってコード読取光
軸Aaから離れるビームとし、シリンダーレンズ20に
入射させる。シリンダーレンズ20は、入射されたビー
ムを面ビームB4aに変換する。この面ビームB4aに
より、商品Gaの上には照準マークL4aが投射され
る。面ビームB3a,B4aは平行でないが、商品Ga
の上には互いに平行な照準マークL3a,L4aが投射
される。コード読取器1aと田型コードMa間の距離が
所定距離Doaであるとき、照準マークL3a,L4a
の間隔は、田型コードMaの一辺の寸法W〔mm〕より
わずかに大きい。コード読取器1aと田型コードMa間
の距離が所定距離Doaより近づくにつれて、照準マー
クL3a,L4aの間隔は、田型コードMaの一辺の寸
法W〔mm〕より小さくなる。コード読取器1aと田型
コードMa間の距離が所定距離Doaより遠ざかるにつ
れて、照準マークL3a,L4aの間隔は、田型コード
Maの一辺の寸法W〔mm〕よりもずっと大きくなる。
【0033】前記照準マークL1a,L2a,L3a,
L4aにより、商品Gaの上には井桁状の照準マークが
見えるようになる。図13,図14,図15に、コード
読取器1aと田型コードMa間の距離が所定距離Doa
であるとき,所定距離Doaより近いとき,所定距離D
oaより遠いときの照準マークL1a,L2a,L3
a,L4aの見え方を示す。図13のように、田型コー
ドMaを挟んでその直近に照準マークL1a,L2a,
L3a,L4aが見えるようにコード読取器1aを持っ
ていけば、コード読取器1aは自然に正しい位置(距
離,方向,姿勢)になる。
【0034】−第3実施例− この発明の第3実施例のコード読取器1bにより商品G
bに付された田型コードMbを読み取る状態は、図12
と同様である。すなわち、コード読取器1bから出射さ
れる照準マーク投射用ビームB1b,B2b,B3b,
B4bによって商品Gbの上に照準マークL1b,L2
b,L3b,L4bが投射され、井桁状に見える。この
井桁が正方形に見えるように且つ井桁の中に田型コード
Mbがちょうど入るように且つ井桁の縦横と田型コード
Mbの縦横が平行になるようにコード読取器1bの向き
を正し、読取トリガTbを引けばよい。
【0035】コード読取器1bの要部構造は、図2に示
すものと同様であるが次の点で異なっている。すなわ
ち、コード読取器1bでは、ハーフミラー7,8は、赤
色レーザービーム5の一部を反射し、コード読取器1か
ら離れるに従ってコード読取光軸Abに近づく2本のビ
ームとし、シリンダーレンズ9,10に入射させる。シ
リンダーレンズ9,10は、入射されたビームを面ビー
ムB1b,B2bに変換する。これら面ビームB1b,
B2bは平行でないが、商品Gbの上には互いに平行な
照準マークL1b,L2bが投射される。
【0036】コード読取器1bと田型コードMb間の距
離が所定距離Dobであるとき、照準マークL1b,L
2bの間隔は、田型コードMbの一辺の寸法W〔mm〕
よりわずかに大きい。コード読取器1bと田型コードM
b間の距離が所定距離Dobより近づくにつれて、照準
マークL1b,L2bの間隔は、田型コードMbの一辺
の寸法W〔mm〕よりずっと大きくなる。コード読取器
1bと田型コードMb間の距離が所定距離Doより遠ざ
かるにつれて、照準マークL1b,L2bの間隔は、田
型コードMbの一辺の寸法W〔mm〕より小さくなる。
【0037】ハーフミラー17は、レーザービーム6の
一部を反射し、コード読取器1bから離れるに従ってコ
ード読取光軸Abに近づくビームとし、シリンダーレン
ズ19に入射させる。シリンダーレンズ19は、入射さ
れたビームを面ビームB3bに変換する。この面ビーム
B3bにより、商品Gbの上には照準マークL3bが投
射される。ミラー18は、レーザービーム6を反射し、
コード読取器1bから離れるに従ってコード読取光軸A
bに近づくビームとし、シリンダーレンズ20に入射さ
せる。シリンダーレンズ20は、入射されたビームを面
ビームB4bに変換する。この面ビームB4bにより、
商品Gbの上に照準マークL4bが投射される。
【0038】面ビームB3b,B4bは平行でないが、
商品Gbの上には互いに平行な照準マークL3b,L4
bが投射される。コード読取器1bと田型コードMb間
の距離が所定距離Dobであるとき、照準マークL3
b,L4bの間隔は、田型コードMbの一辺の寸法W
〔mm〕よりわずかに大きい。コード読取器1bと田型
コードMb間の距離が所定距離Dobより近づくにつれ
て、照準マークL3b,L4bの間隔は、田型コードM
bの一辺の寸法W〔mm〕よりずっと大きくなる。コー
ド読取器1bと田型コードMb間の距離が所定距離Do
bより遠ざかるにつれて、照準マークL3b,L4bの
間隔は、田型コードMbの一辺の寸法W〔mm〕よりも
小さくなる。
【0039】前記照準マークL1b,L2b,L3b,
L4bにより、商品Gbの上には井桁状の照準マークが
見えるようになる。図16,図17,図18に、コード
読取器1bと田型コードMb間の距離が所定距離Dob
であるとき,所定距離Dobより近いとき,所定距離D
obより遠いときの照準マークL1b,L2b,L3
b,L4bの見え方を示す。図16のように、田型コー
ドMbを挟んでその直近に照準マークL1b,L2b,
L3b,L4bが見えるようにコード読取器1bを持っ
ていけば、コード読取器1bは自然に正しい位置(距
離,方向,姿勢)になる。
【0040】
【発明の効果】この発明のコード読取器によれば、オペ
レータの熟練度に関係なく、コードに対して正確に照準
できるようになり、コード読取りの能率を向上すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例のコード読取器により田
型コードMを読み取っている状態を示す斜視図である。
【図2】図1のコード読取器の要部構造を示す斜視図で
ある。
【図3】枠型の照準マークと田型コードを示す説明図で
ある。
【図4】点型の照準マークと田型コードを示す説明図で
ある。
【図5】鍵型の照準マークと田型コードを示す説明図で
ある。
【図6】図1のコード読取器のブロック図である。
【図7】図6のコード読取器の距離情報とオートフォー
カス制御情報の関係を示すグラフである。
【図8】図6のコード読取器の距離情報とズーム制御情
報の関係をの関係を示すグラフである。
【図9】コード読取器と田型コードMの距離に応じてズ
ーム倍率すなわち視野の大きさが変化し、田型コード像
Mの大きさを一定に維持する状態を示す説明図である。
【図10】コード読取器と田型コードMの距離に応じて
ズーム倍率すなわち視野の大きさが変化し、田型コード
像Mの大きさを一定に維持する状態を示す説明図であ
る。
【図11】コード読取器と田型コードMの距離に応じて
ズーム倍率すなわち視野の大きさが変化し、田型コード
像Mの大きさを一定に維持する状態を示す説明図であ
る。
【図12】この発明の第2実施例のコード読取器により
田型コードMを読み取っている状態を示す斜視図であ
る。
【図13】第2実施例で、コード読取器と田型コードM
の距離が適正なときの照準マークの見え方を示す説明図
である。
【図14】第2実施例で、コード読取器と田型コードM
の距離が近すぎるときの照準マークの見え方を示す説明
図である。
【図15】第2実施例で、コード読取器と田型コードM
の距離が遠すぎるときの照準マークの見え方を示す説明
図である。
【図16】第3実施例で、コード読取器と田型コードM
の距離が適正なときの照準マークの見え方を示す説明図
である。
【図17】第3実施例で、コード読取器と田型コードM
の距離が近すぎるときの照準マークの見え方を示す説明
図である。
【図18】第3実施例で、コード読取器と田型コードM
の距離が遠すぎるときの照準マークの見え方を示す説明
図である。
【図19】従来のコード読取器により田型コードを読み
取っている状態を示す斜視図である。
【図20】田型コードの説明図である。
【符号の説明】
1,1a,1b コード読取器 4 レーザーダイオード 5 赤色レーザービーム 6 レーザービーム 7,8 ハーフミラー 9,10 シリンダーレンズ B1,B2,B1a,B2a,B1b,B2b
面ビーム L1,L2,L1a,L2a,L1b,L2b
照準マーク 16 ミラー 17 ハーフミラー 18 ミラー 19 シリンダーレンズ 20 シリンダーレンズ B3,B4,B3a,B4a,B3b,B4b
面ビーム L3,L4,L3a,L4a,L3b,L4b
照準マーク M,Ma,Mb 田型コード A,Aa,Ab コード読取光軸 G,Ga,Gb 商品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手に持って商品等に付されたコードに向
    け、そのコードを光学的に読み取る非接触型のコード読
    取器において、コード読取光軸と平行な光ビームであっ
    て且つコード読取光軸がコードの中心に交差するように
    コード読取器を向けた位置ではコード近傍に照準マーク
    を投射する光ビーム又はコード読取器からの距離に応じ
    てコード読取光軸から離れるか若しくは近づく光ビーム
    であって且つ所定距離だけコード読取器から離れると共
    にコード読取光軸がコードの中心に交差するようにコー
    ド読取器を向けた位置ではコードを挟んでその近傍に照
    準マークを投射する光ビームを前記可視光ビームから生
    成する照準マーク投射用ビーム生成手段とを具備するこ
    とを特徴とするコード読取器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60197058A (ja) * 1984-03-21 1985-10-05 Fujitsu Ltd 通信装置の回線状態監視方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60197058A (ja) * 1984-03-21 1985-10-05 Fujitsu Ltd 通信装置の回線状態監視方式

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