JP2020112717A - 画像撮影装置 - Google Patents

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【課題】所定位置に所定の書面を置いて画像を撮影する作業の利便性を向上する技術を提供する。【解決手段】画像撮影装置は、光を透過させる透過素材の載置面に対象書面が載置される載置台と、所定のガイド画像を出力する画像表示部と、前記画像表示部によるガイド画像の光を、前記載置面を見る利用者の視線と交差する空間上の結像面に結像する空間結像部と、前記載置面に載置された前記対象書面の画像を、前記載置面を透して撮影する撮影部と、を有する。【選択図】図1

Description

所定位置に置かれた所定の書面の画像を撮影する画像撮影装置に関する。
近年では、銀行などの金融機関によるサービスやその他の事業者による各種サービスにおいて、受け付け窓口等での対面ではなく、利用者が端末機械を操作することにより加入契約やサービスの申し込み等の手続が可能となっている。手続の際には、利用者は必要事項が記入された帳票書面や身分証明書など所定の書面を端末機械に読み取らせることが求められる。
利用者が、端末機械によるガイダンスに従って手続きに必要な所定の書面を端末機械の所定の位置に置くと、端末機械はカメラで書面の画像を撮影する。当該画像は端末機械あるいはセンタサーバにおける処理に利用される。例えば、当該画像は利用者の認証や必要な情報の取得に利用されたり、証明情報として保管されたりする。
書面に表示された情報が判別可能な画像を取得するために、端末機械は、書面の置き方について利用者に対して映像によるガイダンスを画面に表示する。例えば、提示を求める書面の種類、表向きに置くか裏向きに置くかという書面の上下方向の向き、書面の上方向を奥側に置くか手前側に置くかという前後方向の向き、書面をどこに置くかという前後方向や左右方向の位置、などを指示するガイダンスを画面に表示することがある。
特許文献1には、プリズムアレイを介して空間上に映像を表示する装置が開示されている。
特開2014−240960号公報
端末機械の所定位置に所定の書面を載置してその画像を撮影する場合、利用者は、視線を切り替えて、ガイダンスの映像と書面を置く載置面の両方を見ながら適正な態様となるように書面を載置することになる。視線を切り替えながらの作業は、書面の種類を間違えたり、書面の表裏を間違えたり、書面を載置する位置を間違えたりといったミスを誘発する可能性がある。
本開示のひとつの目的は、所定位置に所定の書面を置いて画像を撮影する作業の利便性を向上する技術を提供することである。
本開示による画像撮影装置は、光を透過させる透過素材の載置面に対象書面が載置される載置台と、所定のガイド画像を出力する画像表示部と、前記画像表示部によるガイド画像の光を、前記載置面を見る利用者の視線と交差する空間上の結像面に結像する空間結像部と、前記載置面に載置された前記対象書面の画像を、前記載置面を透して撮影する撮影部と、を有している。
利用者が対象書面を載置する載置面を見たときに視界に入る空間にガイド画像が表示されるので、所定位置に対象書面を置く作業の利便性が向上する。
第1実施形態による窓口装置の概略構成図である。 第1実施形態による窓口装置の載置台の周辺を利用者の視点位置と共に示す図である。 ガイド映像に含まれる画像の一例について説明するための図である。 ガイド映像に含まれる画像の他の例について説明するための図である。 第2実施形態による窓口装置の載置台の周辺を利用者の視点位置と共に示す図である。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態による窓口装置の概略構成図である。ここに例示される窓口装置1は利用者の操作によりサービスの利用を可能にする機械である。窓口装置1は、サービス利用のために必要な所定の書類の画像を撮影する機能を備えている。窓口装置1が読み取る対象の書面を以下、対象書面(11)と称する。
図1を参照すると、窓口装置1は、載置台2、空間結像器3、第1映像表示器4、処理装置5、カメラ6、および第2映像表示器7を有している。
載置台2は、利用者が対象書面11を窓口装置1に撮影させるために置く台である。載置台2の対象書面11を置く部分は下から画像を撮影できるように、光を透過する透過素材で構成されたガラス板である。載置台2の対象書面11を置く部分を以下、載置面と称する。利用者は、対象書面11を、窓口装置1に撮影させる側の面を下側に向けて載置台2の載置面に置く。
第1映像表示器4および第2映像表示器7は、処理装置5からの制御に従って、利用者に作業を案内する内容の映像を表示する画像表示部である。特に、第2映像表示器7は、載置台2の載置面に対象書面11を載置するための案内の映像(ガイド映像)を表示する。対象書面11の画像を良好に撮影するために、利用者に対象書面11を載置面の所定の位置に正しく置かせる必要がある。第2映像表示器7によるガイド映像は、後述する空間結像器3により、載置面を見る利用者の視線と交差する空間上の所定の面に結像される。このガイド映像が結像される面を以下、結像面(10)と称する。利用者は、視線を切り替えることなく載置台2の載置面と空間上のガイド映像とを同時に見ながら対象書面11を位置決めすることができ、その結果、対象書面11を容易に正しい位置に置くことができる。第2映像表示器7が表示するガイド映像には、例えば対象書面11の載置位置を示すマーカーが含まれている。利用者は、マーカーを頼りに対象書面11を位置決めすることができる。本実施形態によるガイド映像の詳細は後述する。
空間結像器3は、第2映像表示器7からのガイド映像の光を結像面10に結像する空間結像部であり、反射板8と偏光ビームスプリッタ9とを有している。反射板8は、入射した光を入射した方向に反射する再帰反射性を備えた板状の光学部材(反射部材)である。偏光ビームスプリッタ9は、入射した光の一部を反射し、一部を透過する板状の光学部材(ビームスプリット部材)である。偏光ビームスプリッタ9は一例としてハーフミラーである。偏光ビームスプリッタ9が、第2映像表示器7からのガイド画像の光の少なくとも一部を反射板8に向けて反射し、反射板8が、偏光ビームスプリッタ9からの光の少なくとも一部を偏光ビームスプリッタ9に向けて反射し、偏光ビームスプリッタ9が、反射板8からの光の少なくとも一部を結像面10に向けて透過する。反射板8には、カメラ6により載置面の対象書面11を撮影できるように、光を反射する反射面8aと裏面8bとの間を貫通する貫通穴8cが設けられている。
なお、ここでは理解が容易な構成として、第2映像表示器7と空間結像器3とを別個の装置とする例を示したが、この構成に限定されることはない。第2映像表示器7を空間結像器3の一部とし、第2映像表示器7の映像表示面と、反射板8と、偏光ビームスプリッタ9との位置関係を所定の関係に固定したユニットとしてもよい。当該ユニットを筐体の所定の位置に所定の角度で設置することにより窓口装置1を容易に製作できるようになる。
カメラ6は、載置台2の載置面に置かれた対象書面11の画像を撮影する撮影部である。カメラ6は、載置台2の載置面から見て反射板8の裏面8b側に載置されており、反射板8の貫通穴8cから対象書面11を撮影する。
処理装置5は、第1映像表示器4、第2映像表示器7、およびカメラ6を制御し、連携させる処理装置である。処理装置5は、例えば、プロセッサによりソフトウェアプログラムを実行することにより所望の処理を実行する装置である。処理装置5は、例えば、利用者に対象書面11を載置台2の載置面に置くように促す映像を第1映像表示器4に表示させ、次に、載置面の所定の位置に対象書面11を置くことを支援するガイド映像を第2映像表示器7に表示させ、次に、カメラ6に対象書面11を撮影させる。利用者が対象書面11を載置面に置く作業中にカメラ6に映像を撮影させ、撮影された映像に応じて利用者の作業を支援する第2映像表示器7に表示させる映像を制御することにしてもよい。例えば、対象書面11をどのように動かせば載置面の正しい位置に置くことができるかを、ガイド映像におけるテキストおよび/または画像で示すことにしてもよい。
図2は、第1実施形態による窓口装置の載置台の周辺を利用者の視点位置と共に示す図である。図2には、利用者12と、載置台2と、対象書面11と、空間結像器3と、カメラ6と、第2映像表示器7と、結像面10とが示されている。空間結像器3の偏光ビームスプリッタ9は、載置台2の載置面と平行な板状部材である。第2映像表示器7は、偏光ビームスプリッタ9の下方に、利用者12にとって手前(図2中の左)から奥(図2中の右)に向きかつ偏光ビームスプリッタ9の下面に向くように斜めに配置される映像表示面7aを有している。反射板8は、再帰反射部材で構成され、偏光ビームスプリッタ9の下方でかつ映像表示面7aよりも奥にあり、奥から手前に向きかつ偏光ビームスプリッタ9の下面に向くように斜めに配置される反射面8aを有する。
カメラ6は、反射板8の裏面8b側に、貫通穴8cを通して載置面2aの対象書面11を撮影可能に設けられる。カメラ6は、利用者12の視点位置12aから見て結像面10および偏光ビームスプリッタ9の向こう側に配置されることになる。結像面10は載置面2aと利用者12の視点位置12aとの間にあることになる。結像面10はカメラ6から見て対象書面11の向こう側にある。ガイド映像は、その結像面10には反射板8で反射された光が偏光ビームスプリッタ9を透して結像される範囲に表示される。したがって、結像面10のガイド画像はカメラ6が対象書面11を撮影するのに妨げとなることはない。
本実施形態によれば、利用者12が対象書面11を載置する載置面2aを見たときに視線上にガイド映像が表示されるので、所定位置に対象書面を置く作業の利便性が向上する。例えば、仮に、結像面10に実体のあるディスプレイ装置を配置してガイド映像を表示する構成とした場合、対象書面11を目視する利用者の視線が妨げられ、利便性の低いものとなることが考えられる。利用者12は視線を移動させず手元に集中して対象書面11を置く作業を行うことができるので、結果として、利用者12が対象書面11の表裏を間違えたり、求められた対象書面11ではない書面を置いてしまったりといったリスクの低減が期待できる。視覚的に分かり易く、操作性が良くなることから、作業に要する時間の短縮も期待できる。載置面に直接マーカーを設けるのではないので、ガイド映像の映像コンテンツを変更することで多種多様な対象書面11に対応できる。
また、本実施形態の窓口装置1は、ガイド映像像の光を複数回反射して結像面10に結像する構成であるので、第2映像表示器7のガイド映像を表示する結像面10を利用者12の視点位置との関係において適切な位置に容易に設定することができる。
また、本実施形態の窓口装置1は、図1および図2に示した配置構成を採用することで、第2映像表示器7を載置面2aの下方の手前側に配置して映像表示面7aを奥に向けておきながら利用者12の視線上に結像面10を構成できる。
また、本実施形態の窓口装置1は、カメラ6が反射板8の貫通穴8c(透過部)を透して対象書面11の下面を撮影するので、下面あるいは両面を撮影する必要がある対象書面11の必要な画像を撮影することができる。
なお、本実施形態の窓口装置1では、結像面10が、偏光ビームスプリッタ9がなす面に対して、第2映像表示器7の映像表示面7aと面対象の位置に構成される。そのため、想定される利用者12の視線方向に合わせて、第2映像表示器4の配置や角度を変更することで、適切な位置および角度に結像面10を構成することができる。
図3は、ガイド映像に含まれる画像の一例について説明するための図である。ガイド映像に含まれる画像をガイド画像と称することにする。図3のガイド画像20には、載置画像21とマーカー画像22とが含まれている。載置画像21およびマーカー画像22はいずれも対象書面11を正しい位置に載置することを支援する画像である。
載置画像21は、対象書面11が載置台2の正しい載置位置に載置された状態を模した画像である。処理装置5は、載置画像21を、結像面10の、正しい位置に置かれた対象書面11と重なる位置に結像されるように、第2映像表示器7に表示させる。利用者は、対象書面11を載置画像21に重ね合わせるように載置台2に載置することで、対象書面11を正しい載置位置に載置できる。
マーカー画像22は、対象書面11が載置台2の正しい載置位置に載置された状態での対象書面11の角の位置を示すL字形の画像である。処理装置5は、第2映像表示器7に、対象書面11を載置台2の正しい位置に置いたときの対象書面11の少なくとも1つの角の位置を示すマーカー画像を、結像面10の、対象書面11を載置台2の正しい位置に置いたときの対象書面11の外側の位置に結像されるように表示させる。利用者は、対象書面11を、マーカー画像22を目印にして、載置台2に載置することで、対象書面11を正しい載置位置に載置できる。
結像面10には、図2に示した位置にいる利用者12の視点位置12aから見て、偏光ビームスプリッタ9と反射板8とが重なる範囲にのみガイド映像が結像される。載置台2に対象書面11が載置されたときには、結像面10の対象書面11と重なる部分ではガイド映像の光が対象書面11に遮られ、結像面10の対象書面11と重なる部分にはガイド映像は結像されない。しかし、上述のように、マーカー画像22を対象書面11の外側に配置することで、対象書面11を載置した状態でもマーカー画像22を表示させ、利用者12に正しい載置位置を確認させることができる。
なお、図3には、一例として、対象書面11の手前の2つの角をそれぞれ示す2つのマーカー画像22が示されている。ただし、対象書面11が四角形の場合、マーカー画像22は1つから4つのいずれであってもよい。
また、図2に示したように、結像面10は利用者12の視点位置12aからの距離が載置台2の載置面2aと異なる。また、載置台2の載置面2aと結像面10とは一定の角度をなしているため、視点位置12aから載置面2aのある位置(載置面特定位置)までの距離と、視点位置12aから視点位置12aとその載置面特定位置とを結ぶ直線が結像面10と交差する点までの距離との差は、載置面特定位置によって異なる。そのため、処理装置5は、第2映像表示器7に、その距離の差による見え方の違いを補正した載置画像21が結像面10に結像される映像を表示させる。
また、利用者に複数種類の対象書面11を順次提示することを求める場合、処理装置5は、カメラ6で撮像される画像に基づいて、ある対象書面11が正しい位置に載置されたか否か判定し、対象書面11が正しい位置に載置され、利用者に載置台2に載置させる対象書面11を切り替えるとき、映像表示器7に、載置画像21を新しい対象書面11用のものに切り替えさせることにしてもよい。載置すべき対象書面11が切り替わるときに載置画像21が切り替わるので、対象書面を切り替えることを利用者12に分かりやすく案内することができる。
図4は、ガイド映像に含まれる画像の他の例について説明するための図である。図4のガイド画像23は、図3のガイド画像20とは異なる色となっている。この図3のガイド画像20から図4のガイド画像23への色の変化は、対象書面11が正しい位置に載置されたことを利用者12に提示する。また、ガイド画像23にはガイドテキスト24が含まれている。ガイドテキスト24は対象書面11が正しい位置に載置されたことを提示するテキストである。
処理装置5は、カメラ6で撮影される画像に基づき対象書面11が正しい位置に載置されているか否か判定し、対象書面11が正しい位置に載置されていなければ第2映像表示器7に図3のガイド画像20(第1ガイド画像)を表示させ、対象書面11が正しい位置に載置されたら第2映像表示器7に図4のガイド画像23を表示させる。対象書面11が正しい位置に載置できたら空間上にガイド画像が変化するので、利用者12は、対象書面11を正しく載置できたことを、視線を移動しないままで視覚的に確認することができる。
また、処理装置5は、ガイド画像23において、利用者12の視点位置12aから見た正しい位置に載置された対象書面11と重ならない位置に、対象書面11が正しい位置に載置されたことを示すガイドテキスト24を表示する。ここではガイドテキスト24を例示しているが、それの代わりに、あるいはそれと共に、対象書面11が正しい位置に載置されたことを示す所定の画像を表示してもよい。対象書面11が正しい位置に載置できたらガイドテキスト24または所定の画像が表示されるので、利用者12は、対象書面11を正しく載置できたことを、視線を移動しないままで視覚的に確認することができる。
結像面10における利用者12の視点位置12aから見て対象書面11と重ならない部分の表示により、対象書面11が正しい位置に載置されことを分かり易い表示の変化で表現することができる。ここでは、ガイド画像の背景色の変化とガイドテキスト24の提示で表現しているが、これに限定されることはない。他の例として様々な映像効果を利用することもできる。また、ガイド画像に加え、あるいはガイド画像の代わりに、ブザー、スピーカーに代表される音を発する装置を設け、所定の音で利用者12に対象書面11が正しい位置に載置されたことを提示してもよい。
なお、ここでは、処理装置5がカメラ6で撮影される画像から対象書面11が正しい位置に載置されたか否か判断する例を示したが、これに限定されることはない。他の例として、別途、載置台2の載置面2aの正しい位置に対象書面11が載置されたことを検知するセンサーを設け、処理装置5は、センサーの検知結果から、対象書面11が正しい位置に載置されたことを判断することにしてもよい。例えば、赤外線の発光素子と受光素子を有するセンサーが利用可能である。発光素子と受光素子を、載置面2aを挟むように上下に、対象書面11が正しい位置に載置された状態では発光素子からの赤外線が受光素子に到達しないように位置に配置すればよい。
また、第1実施形態では、空間結像器3を載置台2の下方に配置し、空間結像器3の偏光ビームスプリッタ9が載置台2の載置面2aと平行である例を示したが、これに限定されることはない。
(第2実施形態)
第2実施形態では、第2映像表示器および空間結像器を載置台の上方に配置する例を示す。以下では主に第2実施形態における第1実施形態と異なる点について説明する。
図5は、第2実施形態による窓口装置の載置台の周辺を利用者の視点位置と共に示す図である。図5には、利用者12と、載置台2と、対象書面11と、空間結像器33と、カメラ6と、第2映像表示器37と、結像面40とが示されている。空間結像器33と、第2映像表示器37と、結像面40とは、第1実施形態における空間結像器3と、第2映像表示器7と、結像面10にそれぞれ対応する。
本実施形態では、窓口装置における対象書面11を載置する載置台2が、第1実施形態の場合に比べてやや高い位置に設定される構成を想定している。載置台2が高くなると利用者12の視線がやや上に向くことになる。図5の例では、利用者12の視線は概ね水平かあるいは水平よりも若干上向きとなっている。本実施形態では、第2映像表示器37および空間結像器33を載置台2の上方に配置することで、利用者12の視線方向の違いに対応している。
空間結像器33の偏光ビームスプリッタ39は、第1実施形態の偏光ビームスプリッタ9と同一部材であり、載置台2の載置面の上方に、利用者12にとって手前側(図5中の左側)が奥側(図5中の右側)より高くなるように斜めに配置される。
第2映像表示器37は、第1実施形態の第2映像表示器7と同一装置であり、偏光ビームスプリッタ39の上方に、手前から奥に向きかつ偏光ビームスプリッタ39の上面に向くように斜めに配置される映像表示面37aを有している。
反射板38は、偏光ビームスプリッタ39の上方でかつ映像表示面37aよりも奥にあり、奥から手前に向きかつ偏光ビームスプリッタ39の上面に向くように斜めに配置される反射面38aを有する再帰反射性の部材である。
本実施形態によれば、第2映像表示器37を載置面2aの上方の手前に配置して映像表示面37aを奥に向けておきながら利用者12の視線上に結像面40を構成できる。本実施形態の窓口装置では、結像面40が、偏光ビームスプリッタ39がなす面に対して、第2映像表示器37の映像表示面37aと面対象の位置に構成される。そのため、想定される利用者12の視線方向に合わせて、第2映像表示器37の配置や角度を変更することで、適切な位置および角度に結像面40を構成することができる。
上述した各実施形態は説明のための例示であり、発明の範囲を限定する趣旨ではない。当業者は、発明の範囲を逸脱することなしに、他の様々な態様を採用することができる。
1…窓口装置、2…載置台、2a…載置面、3…空間結像器、4…第1映像表示器、5…処理装置、6…カメラ、7…映像表示器、7a…映像表示面、8…反射板、8a…反射面、8b…裏面、8c…貫通穴、9…偏光ビームスプリッタ、10…結像面、11…対象書面、12…利用者、12a…視点位置、20…ガイド画像、21…載置画像、22…マーカー画像、23…ガイド画像、24…ガイドテキスト、33…空間結像器、37…映像表示器、37a…映像表示面、38…反射板、38a…反射面、39…偏光ビームスプリッタ、40…結像面

Claims (10)

  1. 光を透過させる透過素材の載置面に対象書面が載置される載置台と、
    所定のガイド画像を出力する画像表示部と、
    前記画像表示部によるガイド画像の光を、前記載置面を見る利用者の視線と交差する空間上の結像面に結像する空間結像部と、
    前記載置面に載置された前記対象書面の画像を、前記載置面を透して撮影する撮影部と、
    を有する画像撮影装置。
  2. 前記空間結像部は、ビームスプリット部材と反射部材とを有し、前記ビームスプリット部材が、前記画像表示部からのガイド画像の光の少なくとも一部を前記反射部材に向けて反射し、前記反射部材が、前記ビームスプリット部材からの光の少なくとも一部を前記ビームスプリット部材に向けて反射し、前記ビームスプリット部材が、前記反射部材からの光の少なくとも一部を前記結像面に向けて透過する、
    請求項1に記載の画像撮影装置。
  3. 前記ビームスプリット部材は、前記載置面と平行な板状部材であり、
    前記画像表示部は、前記ビームスプリット部材の下方に、前記利用者にとって手前から奥に向きかつ前記ビームスプリット部材の下面に向くように斜めに配置される画像表示面を有し、
    前記反射部材は、前記ビームスプリット部材の下方でかつ前記画像表示面よりも奥にあり、奥から手前に向きかつ前記ビームスプリット部材の下面に向くように斜めに配置される反射面を有し、前記反射面により光を入射した方向に反射する再帰反射部材である、
    請求項2に記載の画像撮影装置。
  4. 前記反射部材は、光を反射する反射面に裏面からの光を透過する透過部を有し、前記載置面の前記対象書面とは逆側に、前記反射面を前記載置面に向けて設けられ、
    前記撮影部は、前記反射部材の前記裏面側に、前記透過部を通して前記載置面の前記対象書面を撮影可能に設けられる、
    請求項3に記載の画像撮影装置。
  5. 前記ビームスプリット部材は、前記載置面の上方に、前記利用者にとって手前側が奥側より高くなるように斜めに配置される板状部材であり、
    前記画像表示部は、前記ビームスプリット部材の上方に、手前から奥に向きかつ前記ビームスプリット部材の上面に向くように斜めに配置される画像表示面を有し、
    前記反射部材は、前記ビームスプリット部材の上方でかつ前記画像表示面よりも奥にあり、奥から手前に向きかつ前記ビームスプリット部材の上面に向くように斜めに配置される反射面を有し、前記反射面により光を入射した方向に反射する再帰反射部材である、
    請求項2に記載の画像撮影装置。
  6. 前記対象書面が正しい位置に載置されているか否か判定し、前記対象書面が前記正しい位置に載置されていなければ前記画像表示部に所定の第1ガイド画像を表示させ、前記対象書面が前記正しい位置に載置されたら前記画像表示部に前記第1ガイド画像と異なる第2ガイド画像を表示させる処理部を更に有する、
    請求項1に記載の画像撮影装置。
  7. 前記処理部は、前記第2ガイド画像において、前記利用者の視点位置から見た前記正しい位置に載置された前記対象書面と重ならない位置に、前記対象書面が前記正しい位置に載置されたことを示す所定のテキストまたは画像を表示する、
    請求項6に記載の画像撮影装置。
  8. 前記画像表示部に、前記対象書面を前記載置台の正しい位置に置いたときの前記対象書面の少なくとも1つの角の位置を示すマーカー画像を、前記結像面の、前記対象書面を前記載置台の正しい位置に置いたときの前記対象書面の外側の位置に結像されるように表示させる処理部を更に有する、
    請求項1に記載の画像撮影装置。
  9. 前記画像表示部に、前記対象書面が前記載置台の正しい位置に載置された状態を模した載置画像を、前記結像面の、前記正しい位置に置かれた前記対象書面と重なる位置に結像されるように表示させる処理部を更に有する、
    請求項1に記載の画像撮影装置。
  10. 前記処理部は、複数の対象書面の画像を取得する場合に、前記画像表示部に第1対象書面用のガイド画像を表示させ、前記第1対象書面が正しい位置に載置されたら、前記画像表示部に、前記第1対処書面用のガイド画像と異なる第2対象書面用のガイド画像を表示させる、
    請求項9に記載の画像撮影装置。
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