JPH05307630A - コード読取器 - Google Patents

コード読取器

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JPH05307630A
JPH05307630A JP4088598A JP8859892A JPH05307630A JP H05307630 A JPH05307630 A JP H05307630A JP 4088598 A JP4088598 A JP 4088598A JP 8859892 A JP8859892 A JP 8859892A JP H05307630 A JPH05307630 A JP H05307630A
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Naotoshi Ueda
直利 上田
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TAIYO ERETSUKUSU KK
Azbil Corp
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TAIYO ERETSUKUSU KK
Azbil Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熟練度の低いオペレータでもコードに対する
照準を正確に行えるように改良したコード読取器を提供
する。 【構成】 1本の赤色ビームを発生するレーザーダイオ
ード4と、コード読取光軸Aと平行で断面井桁の4つの
面ビームに前記赤色ビームを変換するミラー7,8,1
7,18およびシリンダーレンズ9,10,19,20
と、所定距離の位置で交差する2つの線ビームに前記赤
色ビームを変換するミラー21,22とを具備する。 【効果】 コード読取器とコードの遠近に関係なく、オ
ペレータの熟練度に関係なく、コードに対して正確に照
準できるようになり、コード読取りの能率を向上でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コード読取器に関
し、さらに詳しくは、手に持って商品等に付された二次
元コード例えば田形コード等に向け、その田形コード等
を光学的に非接触に読み取るコード読取器に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に、従来のコード読取器の一例を示
す。このコード読取器71は、CCDカメラの一種であ
り、商品Gに付された田形コードMを撮像し、画像デー
タをホストコンピュータ(図示省略)に出力するもので
ある。ホストコンピュータは、画像データを解析し、商
品Gの品番や価格等のデータを抽出する。
【0003】図8は、田形コードMを示すもので、4つ
の正方形の組合せからなるコード単位CCを一辺1/2
インチの正方形中に15×15個並べたものである。コ
ード単位CCの4つの正方形を塗りつぶすパターンとコ
ード単位CCを並べるパターンとにより商品Gの品番や
価格等の情報を表現している。
【0004】コード読取器71が田形コードMを捉らえ
ているかの確認は、コード読取器71で撮像した画像を
モニタTVで見ることによって行える。しかし、モニタ
TVを見ると時間がかかるので、通常は、単にオペレー
タの感覚にたよって照準しているだけである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のコード読取器7
1では、オペレータの熟練度によって田形コードMに対
する照準の正確さにバラツキを生じる。コード単位が一
次元の並びであるバーコードの読み取りの場合にはバラ
ツキに対する許容度は比較的大きいが、コード単位が二
次元の並びである田形コードMの読み取りの場合には許
容度は比較的小さい。このため、しばしば照準の不正確
さに起因する読取ミスが発生し、能率が上がらない問題
点があった。
【0006】そこで、この発明の目的は、熟練度の低い
オペレータでもコードに対する照準を正確に行えるよう
に改良したコード読取器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のコード読取器
は、手に持ってある間隔をおいて非接触に商品等に付さ
れたコードに向け、そのコードを光学的に読み取るコー
ド読取器において、コード読取光軸と平行な光ビームで
あって且つコード読取光軸がコードの中心に交差するよ
うにコード読取器を向けた位置ではコード近傍に照準マ
ークおよび照準点を投射する光ビームおよびコード読取
器からの距離が所定距離のときは接近し所定距離より小
さいか大きいときは離れる少なくとも2点の距離マーク
をコードの近傍に投射する光ビームを前記可視光ビーム
から生成する照準マーク/距離マーク投射用ビーム生成
手段とを具備することを構成上の特徴とするものであ
る。上記構成において、可視光ビーム発生手段を1本の
レーザービームを発生するレーザービーム発生装置から
構成し、照準マーク/距離マーク投射用ビーム生成手段
を前記1本のレーザービームを6本のレーザービームに
分割するレーザービーム分割装置と,断面井桁に組み合
される4つの面状ビームに前記6本のレーザービームの
うちの4本を変換するレンズ手段とから構成するのが好
ましい。
【0008】
【作用】コード読取器を手に持つため、コード読取器と
コード間の距離は不定であり、約5cm〜約40cmの
間で毎回変化する。しかし、照準マークを投射する光ビ
ームがコード読取光軸と平行なので、コード読取光軸と
照準マークの位置関係は一定に保持される。そこで、照
準マークがコード近傍に投射されるようにコード読取器
を向けると、コード読取器とコード間の距離に関係な
く、コード読取光軸がコードの中心にほぼ交差するよう
になる。すなわち、正確な照準を簡単に実現できる。
【0009】また、2点の距離マークを投射する光ビー
ムが近接するように距離を調節すると、コード読取器と
コード間の距離が所定の距離になるので、オートフォー
カス機構が不要になり,コードの像の大きさも一定にな
る。
【0010】なお、断面井桁に組み合される4つの面状
ビームにより照準マークを投射するようにすれば、正方
形の田形コードMに対して照準しやすくなる。また、コ
ード読取光軸がコードに対し垂直でない場合には井桁状
の照準マークの形が歪むので、コードに対する正面位置
を容易に識別することが出来る。
【0011】
【実施例】以下、図に示す実施例によりこの発明をさら
に詳細に説明する。なお、これによりこの発明が限定さ
れるものではない。
【0012】図1〜図3は、この発明の一実施例のコー
ド読取器1により、商品Gに付された田形コードMを読
み取っている状態を示している。コード読取器1から出
射される照準マーク投射用ビームB1,B2,B3,B
4によって商品Gの上に照準マークL1,L2,L3,
L4が投影され井桁状に見える。そして、この井桁が正
方形に見えるようにする。
【0013】また、距離マーク投射用ビームB5,B6
によって商品Gの近傍に距離マークP1,P2が投射さ
れ,この2つの距離マークが互いに重なるように田形コ
ードMとコード読取器1の間隔を保つようにする。
【0014】つぎに、井桁の縦横と田形コードMの縦横
が平行になるようにコード読取器1の向きを正し、読取
トリガTを引けばよい。
【0015】ここで、図1は田形コードMとコード読取
器1の間隔が所定の距離の状態を示し、図2は田形コー
ドMとコード読取器1の間隔が所定の距離よりも近過ぎ
る状態を示し、図3は田形コードMとコード読取器1の
間隔が所定の距離よりも遠過ぎる状態を示している。
【0016】図4は、コード読取器1の要部構造を示す
斜視図である。レーザーダイオード4は、1本の赤色レ
ーザービーム5を、横向きに出射する。
【0017】赤色レーザービーム5の光路上には、ハー
フミラー7,8が固設されている。田形コードMの一辺
の寸法をD〔mm〕とするとき、ハーフミラー7,8の
位置は、コード読取光軸Aより左右に(D/2+2)
〔mm〕である。ハーフミラー7,8は、赤色レーザー
ビーム5の一部を反射し、コード読取光軸Aと平行なビ
ームとし、シリンダーレンズ9,10に入射させる。
【0018】シリンダーレンズ9,10は、入射された
ビームを面ビームB1,B2に変換する。シリンダーレ
ンズ9,10は、それらの中心軸線が赤色レーザービー
ム5と平行となるように配置されており、面ビームB
1,B2は、相互に平行であり、且つ、コード読取光軸
Aにも平行である。これら面ビームB1,B2により、
商品Gの上には照準マークL1,L2が投射される。
【0019】ミラー16は、赤色レーザービーム5を直
角に反射し、縦向きのレーザービーム6とする。
【0020】レーザービーム6の光路上には、ハーフミ
ラー17,18,21およびミラー22が固設されてい
る。ハーフミラー17,18の位置は、コード読取光軸
Aより上下に(D/2+2)〔mm〕である。ハーフミ
ラー17,18は、レーザービーム6の一部を反射し、
コード読取光軸Aと平行なビームとし、シリンダーレン
ズ19,20に入射させる。シリンダーレンズ19,2
0は、入射されたビームを面ビームB3,B4に変換す
る。シリンダーレンズ19,20は、その中心軸線がレ
ーザービーム6と平行となるように配置されており、面
ビームB3,B4は、コード読取光軸Aに平行である。
この面ビームB3,B4により、商品Gの上には照準マ
ークL3,L4が投射される。
【0021】前記面ビームB1,B2と前記面ビームB
3,B4とは直交し、断面井桁になる。そして、照準マ
ークL1,L2,L3,L4により、商品Gの上には井
桁状の照準マークが見えるようになる。
【0022】ハーフミラー21とミラー22は、レーザ
ービーム6を反射し、線ビームB5,B6とする。前記
線ビームB5,B6は、所定距離で互いに交差するよう
な傾斜が与えられている。この線ビームB5,B6によ
り距離マークP1,P2が、例えば商品Gの横近傍に投
影される。
【0023】なお、図5に示すような枠型の照準マーク
L1’,L2’,L3’,L4’や,図6に示すように
鍵型の照準マークL9を用いてもよい。また、各ビーム
対応にレーザダイオードを設けて、ハーフミラーやミラ
ーを省略してもよい。
【0024】
【発明の効果】この発明のコード読取器によれば、オペ
レータの熟練度に関係なく、コードに対して正確に照準
できるようになり、コード読取りの能率を向上すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のコード読取器により田形
コードMを読み取っている状態を示す斜視図である。
【図2】この発明の一実施例のコード読取器により田形
コードMを読み取っている状態を示す斜視図である。
【図3】この発明の一実施例のコード読取器により田形
コードMを読み取っている状態を示す斜視図である。
【図4】この発明の一実施例のコード読取器の要部構造
を示す斜視図である。
【図5】枠型の照準マークと田形コードを示す説明図で
ある。
【図6】鍵型の照準マークと田形コードを示す説明図で
ある。
【図7】従来のコード読取器により田形コードを読み取
っている状態を示す斜視図である。
【図8】田形コードの説明図である。
【符号の説明】
1 コード読取器 4 レーザーダイオード 5 赤色レーザービーム 6 レーザービーム 7,8 ハーフミラー 9,10 シリンダーレンズ B1,B2 面ビーム L1,L2 照準マーク 16 ミラー 17,18,21 ハーフミラー 22 ミラー 19 シリンダーレンズ 20 シリンダーレンズ B3,B4 面ビーム B5,B6 線ビーム L3,L4 照準マーク P1,P2 距離マーク M 田形コード A コード読取光軸 G 商品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手に持って商品等に付されたコードに向
    け、そのコードを光学的に読み取る非接触型のコード読
    取器において、コード読取光軸と平行な光ビームであっ
    て且つコード読取光軸がコードの中心に交差するように
    コード読取器を向けた位置ではコード近傍に照準マーク
    および照準点を投射する光ビームおよびコード読取器か
    らの距離が所定距離のときは接近し所定距離より小さい
    か大きいときは離れる少なくとも2点の距離マークをコ
    ードの近傍に投射する光ビームを前記可視光ビームから
    生成する照準マーク/距離マーク投射用ビーム生成手段
    とを具備することを特徴とするコード読取器。
JP4088598A 1992-04-09 1992-04-09 二次元コード読取器 Expired - Lifetime JP2805036B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007188516A (ja) * 2001-03-08 2007-07-26 Hand Held Products Inc 光学読取装置撮像モジュール
US9076054B2 (en) 1999-10-04 2015-07-07 Hand Held Products, Inc. Image sensor based optical reader

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62105560U (ja) * 1985-12-21 1987-07-06

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