JPH0530731A - 電源装置 - Google Patents
電源装置Info
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- JPH0530731A JPH0530731A JP17669491A JP17669491A JPH0530731A JP H0530731 A JPH0530731 A JP H0530731A JP 17669491 A JP17669491 A JP 17669491A JP 17669491 A JP17669491 A JP 17669491A JP H0530731 A JPH0530731 A JP H0530731A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 トランスを使用しない構成で、交流電源の電
力を効率的に負荷に供給することができる電源装置を提
供することを目的としている。 【構成】 商用交流電源1に接続された整流回路2と、
第一の基準電圧を発生する第一の基準電圧発生回路3
と、第一の基準電圧より大きい第二の基準電圧を発生す
る第二の基準電圧発生回路4と、整流回路2の出力に一
端が接続されたスイッチ5と、このスイッチ5の他端と
整流回路2のもう一方の端子との間に接続されたコンデ
ンサー7と、前記整流回路2の出力電圧が第一の基準電
圧と第二の基準電圧の間は前記スイッチ5を短絡する第
一のスイッチ制御回路6とを備えたものである。
力を効率的に負荷に供給することができる電源装置を提
供することを目的としている。 【構成】 商用交流電源1に接続された整流回路2と、
第一の基準電圧を発生する第一の基準電圧発生回路3
と、第一の基準電圧より大きい第二の基準電圧を発生す
る第二の基準電圧発生回路4と、整流回路2の出力に一
端が接続されたスイッチ5と、このスイッチ5の他端と
整流回路2のもう一方の端子との間に接続されたコンデ
ンサー7と、前記整流回路2の出力電圧が第一の基準電
圧と第二の基準電圧の間は前記スイッチ5を短絡する第
一のスイッチ制御回路6とを備えたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はジャーポット・炊飯器・
アイロン・掃除機などの機器の電源装置や、機器に使用
されている電子回路が商用電源とは絶縁されていない電
源装置に関するものである。
アイロン・掃除機などの機器の電源装置や、機器に使用
されている電子回路が商用電源とは絶縁されていない電
源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年家庭で使用される電化機器は、能動
素子を含む電子回路を搭載するものが一般化してきてい
る。電子回路が機器に搭載される場合、その構成は電源
回路とその他の電子回路とから成るのが一般的である。
以下説明の便宜のため、商用電源を一次回路と呼ぶこと
にする。以下図10を参照しながら、上述した従来の一
次回路の電源の一例について説明する。1は商用交流電
源、31は商用交流電源1の電圧を適当な大きさに調整
するためのオートトランスである。32は整流器、33
はコンデンサー、8は負荷となる電子回路である。
素子を含む電子回路を搭載するものが一般化してきてい
る。電子回路が機器に搭載される場合、その構成は電源
回路とその他の電子回路とから成るのが一般的である。
以下説明の便宜のため、商用電源を一次回路と呼ぶこと
にする。以下図10を参照しながら、上述した従来の一
次回路の電源の一例について説明する。1は商用交流電
源、31は商用交流電源1の電圧を適当な大きさに調整
するためのオートトランスである。32は整流器、33
はコンデンサー、8は負荷となる電子回路である。
【0003】以上のように構成された従来の電源回路に
ついてその動作を説明する。商用交流電源1の交流電圧
は、オートトランス31により適切な大きさに電圧降下
されている。電圧降下された交流電圧は整流器32で整
流され、その後コンデンサー33で平滑され直流電圧に
変換される。この時出力に得られる直流電圧はオートト
ランス31の出力電圧によって決定される。
ついてその動作を説明する。商用交流電源1の交流電圧
は、オートトランス31により適切な大きさに電圧降下
されている。電圧降下された交流電圧は整流器32で整
流され、その後コンデンサー33で平滑され直流電圧に
変換される。この時出力に得られる直流電圧はオートト
ランス31の出力電圧によって決定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成の電源装置は、トランスを使用しているため、
使用材料が量的に多く、コストが高い、コストが下がり
にくい、重たい、大きい、効率が悪い、発熱が多い等の
問題を有している。
うな構成の電源装置は、トランスを使用しているため、
使用材料が量的に多く、コストが高い、コストが下がり
にくい、重たい、大きい、効率が悪い、発熱が多い等の
問題を有している。
【0005】本発明はこのような従来の課題を解決し、
更に使い勝手のよい電源装置を実現しようとするもので
あって、トランスを使用しない構成で、交流電源の電力
を効率的に負荷に供給することができる電源装置を提供
することを第一の目的としている。また前記第一の目的
を達成する第二の手段、第三の手段、第四の手段を提供
することを第二の目的、第三の目的、第四の目的として
いる。また前記第一の目的をより合理的な構成で達成す
るすことが可能な電源装置を提供することを第五の目的
としている。前記第一の目的に加え更に大きな出力電力
を得ることができる電源装置を提供することを第六の目
的としている。また前記第六の目的を達成する第二の手
段を提供することを第七の目的としている。また前記第
七の目的に加え一層大きな電力を得ることができる電源
装置を提供することを第八の目的としている。また前記
第七の目的に加え一層効率の高い電源装置を提供するこ
とを第九の目的としている。
更に使い勝手のよい電源装置を実現しようとするもので
あって、トランスを使用しない構成で、交流電源の電力
を効率的に負荷に供給することができる電源装置を提供
することを第一の目的としている。また前記第一の目的
を達成する第二の手段、第三の手段、第四の手段を提供
することを第二の目的、第三の目的、第四の目的として
いる。また前記第一の目的をより合理的な構成で達成す
るすことが可能な電源装置を提供することを第五の目的
としている。前記第一の目的に加え更に大きな出力電力
を得ることができる電源装置を提供することを第六の目
的としている。また前記第六の目的を達成する第二の手
段を提供することを第七の目的としている。また前記第
七の目的に加え一層大きな電力を得ることができる電源
装置を提供することを第八の目的としている。また前記
第七の目的に加え一層効率の高い電源装置を提供するこ
とを第九の目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの本発明の第一の手段は、商用交流電源に接続された
整流回路と、第一の基準電圧を発生する第一の基準電圧
発生回路と、第一の基準電圧より大きい第二の基準電圧
を発生する第二の基準電圧発生回路と、前記整流回路の
出力に一端が接続されたスイッチと、このスイッチの他
端と整流回路の他端との間に接続されたコンデンサー
と、前記整流回路の出力電圧が第一の基準電圧と第二の
基準電圧の間は前記スイッチを短絡するスイッチ制御回
路とを備えた電源装置とするものである。
めの本発明の第一の手段は、商用交流電源に接続された
整流回路と、第一の基準電圧を発生する第一の基準電圧
発生回路と、第一の基準電圧より大きい第二の基準電圧
を発生する第二の基準電圧発生回路と、前記整流回路の
出力に一端が接続されたスイッチと、このスイッチの他
端と整流回路の他端との間に接続されたコンデンサー
と、前記整流回路の出力電圧が第一の基準電圧と第二の
基準電圧の間は前記スイッチを短絡するスイッチ制御回
路とを備えた電源装置とするものである。
【0007】第二の目的を達成するための本発明の第二
の手段は、商用交流電源に接続された整流回路と、商用
交流電源の第一の一定位相角に相当する第一の位相角電
圧を発生する第一の位相角電圧発生回路と、第一の位相
角より大きい第二の位相角に相当する第二の位相角電圧
を発生する第二の位相角電圧発生回路と、前記整流回路
の出力に一端が接続されたスイッチと、このスイッチの
他端と整流回路の他端との間に接続されたコンデンサー
と、前記整流回路の出力電圧が第一の位相角電圧と第二
の位相角電圧の間は前記スイッチを短絡するスイッチ制
御回路とを備えた電源装置とするものである。
の手段は、商用交流電源に接続された整流回路と、商用
交流電源の第一の一定位相角に相当する第一の位相角電
圧を発生する第一の位相角電圧発生回路と、第一の位相
角より大きい第二の位相角に相当する第二の位相角電圧
を発生する第二の位相角電圧発生回路と、前記整流回路
の出力に一端が接続されたスイッチと、このスイッチの
他端と整流回路の他端との間に接続されたコンデンサー
と、前記整流回路の出力電圧が第一の位相角電圧と第二
の位相角電圧の間は前記スイッチを短絡するスイッチ制
御回路とを備えた電源装置とするものである。
【0008】第三の目的を達成するための本発明の第三
の手段は、商用交流電源に接続された整流回路と、第一
の基準電圧を発生する第一の基準電圧発生回路と、第一
の基準電圧より大きい第二の基準電圧を発生する第二の
基準電圧発生回路と、商用交流電源の第一の一定位相角
に相当する第一の位相角電圧を発生する第一の位相角電
圧発生回路と、第一の位相角より大きい第二の位相角に
相当する第二の位相角電圧を発生する第二の位相角電圧
発生回路と、第一の基準電圧と第一の位相角電圧を一定
の割合で混合して得られる第一の混合電圧を発生する第
一の混合回路と、第二の基準電圧と第二の位相角電圧を
一定の割合で混合して得られる第二の混合電圧を発生す
る第二の混合回路と、前記整流回路の出力に一端が接続
されたスイッチと、このスイッチの他端と整流回路の他
端との間に接続されたコンデンサーと、前記整流回路の
出力電圧が第一の混合電圧と第二の混合電圧の間は前記
スイッチを短絡するスイッチ制御回路とを備えた電源装
置とするものである。
の手段は、商用交流電源に接続された整流回路と、第一
の基準電圧を発生する第一の基準電圧発生回路と、第一
の基準電圧より大きい第二の基準電圧を発生する第二の
基準電圧発生回路と、商用交流電源の第一の一定位相角
に相当する第一の位相角電圧を発生する第一の位相角電
圧発生回路と、第一の位相角より大きい第二の位相角に
相当する第二の位相角電圧を発生する第二の位相角電圧
発生回路と、第一の基準電圧と第一の位相角電圧を一定
の割合で混合して得られる第一の混合電圧を発生する第
一の混合回路と、第二の基準電圧と第二の位相角電圧を
一定の割合で混合して得られる第二の混合電圧を発生す
る第二の混合回路と、前記整流回路の出力に一端が接続
されたスイッチと、このスイッチの他端と整流回路の他
端との間に接続されたコンデンサーと、前記整流回路の
出力電圧が第一の混合電圧と第二の混合電圧の間は前記
スイッチを短絡するスイッチ制御回路とを備えた電源装
置とするものである。
【0009】第四の目的を達成するための本発明の第四
の手段は、商用交流電源に接続された整流回路と、第一
の基準電圧、第一の位相角電圧または第一の混合電圧の
いずれかを第一の電圧として発生する第一の電圧発生回
路と、第二の基準電圧、第二の位相角電圧または第二の
混合電圧のいずれかを第二の電圧として発生する第二の
電圧発生回路と、前記整流回路の出力に一端が接続され
たスイッチと、このスイッチの他端と整流回路の他端と
の間に接続されたコンデンサーと、整流回路の出力電圧
が第一の電圧と第二の電圧の間は前記スイッチを短絡す
るスイッチ制御回路とを備えた電源装置とするものであ
る。
の手段は、商用交流電源に接続された整流回路と、第一
の基準電圧、第一の位相角電圧または第一の混合電圧の
いずれかを第一の電圧として発生する第一の電圧発生回
路と、第二の基準電圧、第二の位相角電圧または第二の
混合電圧のいずれかを第二の電圧として発生する第二の
電圧発生回路と、前記整流回路の出力に一端が接続され
たスイッチと、このスイッチの他端と整流回路の他端と
の間に接続されたコンデンサーと、整流回路の出力電圧
が第一の電圧と第二の電圧の間は前記スイッチを短絡す
るスイッチ制御回路とを備えた電源装置とするものであ
る。
【0010】第五の目的を達成するための本発明の第五
の手段は、前記本発明の第四の手段の構成に加え、スイ
ッチ制御回路に電流制限回路を接続したた電源装置とす
るものである。
の手段は、前記本発明の第四の手段の構成に加え、スイ
ッチ制御回路に電流制限回路を接続したた電源装置とす
るものである。
【0011】第六の目的を達成するための本発明の第六
の手段は、商用交流電源に接続された整流回路と、第一
の基準電圧、第一の位相角電圧または第一の混合電圧の
いずれかを第一の電圧として発生する第一の電圧発生回
路と、第二の基準電圧、第二の位相角電圧または第二の
混合電圧のいずれかを第二の電圧として発生する第二の
電圧発生回路と、前記整流回路の出力に接続されたスイ
ッチと、このスイッチと整流回路との間に接続された第
一のコンデンサー及び第二のコンデンサーと、前記整流
回路の出力電圧が第一の電圧と第二の電圧の間はスイッ
チを短絡し、その他の電圧の時にはスイッチを開放する
スイッチ制御回路と、整流回路の出力電圧が第一の電圧
と第二の電圧間は負荷に電力を供給すると共にスイッチ
に対し第一のコンデンサーと第二のコンデンサーが直列
接続状態となって電力を蓄積し、整流回路の出力電圧が
前記電圧範囲以外であるときは第一のコンデンサーと第
二のコンデンサーが負荷に対し並列の電源となって負荷
に電力を供給する電力供給制御回路とを備えた電源装置
とするものである。
の手段は、商用交流電源に接続された整流回路と、第一
の基準電圧、第一の位相角電圧または第一の混合電圧の
いずれかを第一の電圧として発生する第一の電圧発生回
路と、第二の基準電圧、第二の位相角電圧または第二の
混合電圧のいずれかを第二の電圧として発生する第二の
電圧発生回路と、前記整流回路の出力に接続されたスイ
ッチと、このスイッチと整流回路との間に接続された第
一のコンデンサー及び第二のコンデンサーと、前記整流
回路の出力電圧が第一の電圧と第二の電圧の間はスイッ
チを短絡し、その他の電圧の時にはスイッチを開放する
スイッチ制御回路と、整流回路の出力電圧が第一の電圧
と第二の電圧間は負荷に電力を供給すると共にスイッチ
に対し第一のコンデンサーと第二のコンデンサーが直列
接続状態となって電力を蓄積し、整流回路の出力電圧が
前記電圧範囲以外であるときは第一のコンデンサーと第
二のコンデンサーが負荷に対し並列の電源となって負荷
に電力を供給する電力供給制御回路とを備えた電源装置
とするものである。
【0012】第七の目的を達成するための本発明の第七
の手段は、商用交流電源に接続された整流回路と、第一
の電圧を発生する電圧発生回路と、第二の電圧を発生す
る第二の電圧発生回路と、前記整流回路の出力に接続さ
れたスイッチと、このスイッチと整流回路との間に接続
された第一のコンデンサー及び第二のコンデンサーと、
整流回路の出力電圧が第一の電圧と第二の電圧との間は
スイッチを短絡し、その他の電圧の時にはスイッチを開
放するスイッチ制御回路と、整流回路の出力電圧が第一
の電圧と第二の電圧の間は第一のコンデンサーと第二の
コンデンサーに電力を供給すると共に第一のコンデンサ
ーを通して負荷に電力を供給し、整流回路の出力電圧が
前記電圧範囲以外であるときは第一のコンデンサーと第
二のコンデンサーが負荷に電力を供給する電力供給制御
回路とを備えた電源装置とするものである。
の手段は、商用交流電源に接続された整流回路と、第一
の電圧を発生する電圧発生回路と、第二の電圧を発生す
る第二の電圧発生回路と、前記整流回路の出力に接続さ
れたスイッチと、このスイッチと整流回路との間に接続
された第一のコンデンサー及び第二のコンデンサーと、
整流回路の出力電圧が第一の電圧と第二の電圧との間は
スイッチを短絡し、その他の電圧の時にはスイッチを開
放するスイッチ制御回路と、整流回路の出力電圧が第一
の電圧と第二の電圧の間は第一のコンデンサーと第二の
コンデンサーに電力を供給すると共に第一のコンデンサ
ーを通して負荷に電力を供給し、整流回路の出力電圧が
前記電圧範囲以外であるときは第一のコンデンサーと第
二のコンデンサーが負荷に電力を供給する電力供給制御
回路とを備えた電源装置とするものである。
【0013】第八の目的を達成するための本発明の第八
の手段は、商用交流電源に接続された整流回路と、第一
と第二の電圧を発生する第一の電源装置と、第三と第四
の電圧を発生する第二の電源装置と、整流回路の出力電
圧が第一の電圧と第二の電圧の間及び第三と第四の電圧
の間以外の電圧の時には第一の電源装置の第一のコンデ
ンサーと第二の電源装置の第二のコンデンサー及び第三
のコンデンサーが負荷に対して並列に接続された電力制
御回路を備えた電源装置とするものである。
の手段は、商用交流電源に接続された整流回路と、第一
と第二の電圧を発生する第一の電源装置と、第三と第四
の電圧を発生する第二の電源装置と、整流回路の出力電
圧が第一の電圧と第二の電圧の間及び第三と第四の電圧
の間以外の電圧の時には第一の電源装置の第一のコンデ
ンサーと第二の電源装置の第二のコンデンサー及び第三
のコンデンサーが負荷に対して並列に接続された電力制
御回路を備えた電源装置とするものである。
【0014】第九の目的を達成するための本発明の第九
の手段は、本発明の第八の手段の構成に加え、負荷の電
流を検出する電流検出回路を備えた電源装置とするもの
である。
の手段は、本発明の第八の手段の構成に加え、負荷の電
流を検出する電流検出回路を備えた電源装置とするもの
である。
【0015】
【作用】本発明の第一の手段は、整流回路で整流された
交流電圧が、第一の基準電圧発生回路で得られる第一の
基準電圧と第二の基準電圧発生回路で得られる第二の基
準電圧の間にあるときスイッチ制御回路が整流回路の出
力に接続されたスイッチを短絡して、スイッチの他端と
整流回路のもう一方の端子に接続されたコンデンサーに
交流電源の電力を充電すると共にコンデンサーの両端に
接続された負荷に電力供給を行うものである。
交流電圧が、第一の基準電圧発生回路で得られる第一の
基準電圧と第二の基準電圧発生回路で得られる第二の基
準電圧の間にあるときスイッチ制御回路が整流回路の出
力に接続されたスイッチを短絡して、スイッチの他端と
整流回路のもう一方の端子に接続されたコンデンサーに
交流電源の電力を充電すると共にコンデンサーの両端に
接続された負荷に電力供給を行うものである。
【0016】本発明の第二の手段は、第一の位相角電圧
発生回路が発生する交流電圧の位相角が第一の位相角に
相当する電圧と、同じく第二の位相角電圧発生回路が発
生する第二の位相角に相当する電圧との間に整流回路の
出力電圧があるとき、第二のスイッチ制御回路が整流回
路の出力に接続されたスイッチを短絡して、コンデンサ
ーに交流電源の電力を充電すると共に負荷に電力を供給
するものである。
発生回路が発生する交流電圧の位相角が第一の位相角に
相当する電圧と、同じく第二の位相角電圧発生回路が発
生する第二の位相角に相当する電圧との間に整流回路の
出力電圧があるとき、第二のスイッチ制御回路が整流回
路の出力に接続されたスイッチを短絡して、コンデンサ
ーに交流電源の電力を充電すると共に負荷に電力を供給
するものである。
【0017】本発明の第三の手段は、整流回路で整流さ
れた交流電圧が、第一の基準電圧と第一の位相角電圧を
一定の割合で混合した第一の混合電圧と、同様にして得
られる第二の混合電圧の間にあるときは、第三のスイッ
チ制御回路がスイッチを短絡して、コンデンサーに交流
電源の電力を充電すると共に接続された負荷に電力を供
給するものである。
れた交流電圧が、第一の基準電圧と第一の位相角電圧を
一定の割合で混合した第一の混合電圧と、同様にして得
られる第二の混合電圧の間にあるときは、第三のスイッ
チ制御回路がスイッチを短絡して、コンデンサーに交流
電源の電力を充電すると共に接続された負荷に電力を供
給するものである。
【0018】本発明の第四の手段は、第一の基準電圧、
第一の位相角電圧、第一の混合電圧の何れかを第一の電
圧とし、第二の基準電圧、第二の位相角電圧、第二の混
合電圧の何れかを第二の電圧として、交流電源電圧が第
一の電圧と第二の電圧の間にあるときは、第三のスイッ
チ制御回路が整流回路の出力に接続されたスイッチを短
絡して、コンデンサーに交流電源の電力を充電すると共
に負荷に電力を供給するものである。
第一の位相角電圧、第一の混合電圧の何れかを第一の電
圧とし、第二の基準電圧、第二の位相角電圧、第二の混
合電圧の何れかを第二の電圧として、交流電源電圧が第
一の電圧と第二の電圧の間にあるときは、第三のスイッ
チ制御回路が整流回路の出力に接続されたスイッチを短
絡して、コンデンサーに交流電源の電力を充電すると共
に負荷に電力を供給するものである。
【0019】本発明の第五の手段は、本発明の第四の手
段で得られる電源装置の通電電流を電流制限回路により
制限して、使用部品を小型化することができるものであ
る。
段で得られる電源装置の通電電流を電流制限回路により
制限して、使用部品を小型化することができるものであ
る。
【0020】本発明の第六の手段は、整流回路の出力電
圧が第一の電圧と第二の電圧の間にあるときはスイッチ
が短絡して、第一のコンデンサーと第二のコンデンサー
が直列に接続される回路構成となるものである。整流回
路の出力電圧がそれ以外の電圧の時にはスイッチが開放
し、第一のコンデンサーと第二のコンデンサーが負荷に
対して並列に接続された電源として作用するものであ
る。すなわち、複数個のコンデンサーを使用すること
で、コンデンサの電圧定格を高めることなく大容量の電
源として作用するものである。
圧が第一の電圧と第二の電圧の間にあるときはスイッチ
が短絡して、第一のコンデンサーと第二のコンデンサー
が直列に接続される回路構成となるものである。整流回
路の出力電圧がそれ以外の電圧の時にはスイッチが開放
し、第一のコンデンサーと第二のコンデンサーが負荷に
対して並列に接続された電源として作用するものであ
る。すなわち、複数個のコンデンサーを使用すること
で、コンデンサの電圧定格を高めることなく大容量の電
源として作用するものである。
【0021】本発明の第七の手段は、スイッチが短絡し
ているときは負荷への電力供給が第一のコンデンサーを
経由する電流が供給されるようにし、第一のコンデンサ
ーを経由しない電流が負荷に供給されることを防いだも
のである。
ているときは負荷への電力供給が第一のコンデンサーを
経由する電流が供給されるようにし、第一のコンデンサ
ーを経由しない電流が負荷に供給されることを防いだも
のである。
【0022】本発明の第八の手段は、第一の電源装置
に、第二の電源装置を組合せてひとつの電源装置として
作用させるものである。すなわち、整流回路の出力電圧
が第一の電圧と第二の電圧の間にあるときは、第一の電
源装置の第一のコンデンサー及び負荷に電力を供給し、
整流回路の出力電圧が第三の電圧と第四の電圧の間にあ
るときは、第二の電源装置の第二のコンデンサー及び第
三のコンデンサーに充電すると共に負荷に電力を供給
し、整流回路の出力電圧がそれ前記第一の電圧と第二の
電圧の間にあるとき及び第三の電圧と第四の電圧の間に
あるとき以外の電圧の時には、第一の電源装置の第一の
コンデンサー及び第二の電源装置の第二、第三のコンデ
ンサーが負荷に対し並列に接続された電源として負荷に
電力供給を行うものである。
に、第二の電源装置を組合せてひとつの電源装置として
作用させるものである。すなわち、整流回路の出力電圧
が第一の電圧と第二の電圧の間にあるときは、第一の電
源装置の第一のコンデンサー及び負荷に電力を供給し、
整流回路の出力電圧が第三の電圧と第四の電圧の間にあ
るときは、第二の電源装置の第二のコンデンサー及び第
三のコンデンサーに充電すると共に負荷に電力を供給
し、整流回路の出力電圧がそれ前記第一の電圧と第二の
電圧の間にあるとき及び第三の電圧と第四の電圧の間に
あるとき以外の電圧の時には、第一の電源装置の第一の
コンデンサー及び第二の電源装置の第二、第三のコンデ
ンサーが負荷に対し並列に接続された電源として負荷に
電力供給を行うものである。
【0023】本発明の第九の手段は、負荷電流が一定以
下の電流になると負荷電流検出回路によりこれを検出
し、第八の手段の第一の電源装置或は第二の電源装置を
停止させる動作を行うものである。
下の電流になると負荷電流検出回路によりこれを検出
し、第八の手段の第一の電源装置或は第二の電源装置を
停止させる動作を行うものである。
【0024】
【実施例】以下本発明の第一の手段の実施例の電源装置
について図1に基づいて説明する。1は商用交流電源、
2は商用交流電源1のA側に接続した整流回路で、本実
施例では正の半波の整流回路としている。3は第一の基
準電圧を発生する第一の基準電圧発生回路であり、抵抗
器3aとトランジスタ3bと定電圧ダイオード3cを以
下のように接続して構成している。抵抗器3aの一端は
整流回路2の出力端である点Cに接続されており、その
他端にはトランジスタ3bのベースが接続されている。
トランジスタ3bのエミッタは定電圧ダイオード3cの
カソードに接続されており、定電圧ダイオード3cのア
ノードは整流回路2の他端である商用電源のB側端子に
接続されている。以上の構成で第一の基準電圧は、抵抗
器3aとトランジスタ3bのベース、エミッタ及び定電
圧ダイオード3cに流れる電流により、定電圧ダイオー
ド3cのカソードであるD点に発生する。
について図1に基づいて説明する。1は商用交流電源、
2は商用交流電源1のA側に接続した整流回路で、本実
施例では正の半波の整流回路としている。3は第一の基
準電圧を発生する第一の基準電圧発生回路であり、抵抗
器3aとトランジスタ3bと定電圧ダイオード3cを以
下のように接続して構成している。抵抗器3aの一端は
整流回路2の出力端である点Cに接続されており、その
他端にはトランジスタ3bのベースが接続されている。
トランジスタ3bのエミッタは定電圧ダイオード3cの
カソードに接続されており、定電圧ダイオード3cのア
ノードは整流回路2の他端である商用電源のB側端子に
接続されている。以上の構成で第一の基準電圧は、抵抗
器3aとトランジスタ3bのベース、エミッタ及び定電
圧ダイオード3cに流れる電流により、定電圧ダイオー
ド3cのカソードであるD点に発生する。
【0025】4は第二の基準電圧を発生する第二の基準
電圧発生回路であり、定電圧ダイオード4aと抵抗器4
bと定電圧ダイオード3cを以下のように接続して構成
している。整流回路2の出力端Cにカソードが接続され
た定電圧ダイオード4aのアノードには、抵抗器4bが
接続され、抵抗器4bの他端は、前記定電圧ダイオード
3cのカソードであるD点に接続されている。定電圧ダ
イオード4aと抵抗器4bの接続点Eは、第二の基準電
圧発生回路4の出力点であり、定電圧ダイオード3cと
定電圧ダイオード4aの動作電圧の和となっている。
電圧発生回路であり、定電圧ダイオード4aと抵抗器4
bと定電圧ダイオード3cを以下のように接続して構成
している。整流回路2の出力端Cにカソードが接続され
た定電圧ダイオード4aのアノードには、抵抗器4bが
接続され、抵抗器4bの他端は、前記定電圧ダイオード
3cのカソードであるD点に接続されている。定電圧ダ
イオード4aと抵抗器4bの接続点Eは、第二の基準電
圧発生回路4の出力点であり、定電圧ダイオード3cと
定電圧ダイオード4aの動作電圧の和となっている。
【0026】5はコンデンサ7及び負荷8に対して電力
供給をオンオフするスイッチで、本実施例ではトランジ
スタを使用している。トランジスタのベース電流がオン
オフ制御されることによって、エミッタ、コレクタ間が
導通、非導通となり、スイッチとして作用する。
供給をオンオフするスイッチで、本実施例ではトランジ
スタを使用している。トランジスタのベース電流がオン
オフ制御されることによって、エミッタ、コレクタ間が
導通、非導通となり、スイッチとして作用する。
【0027】6は前記第一の基準電圧発生回路3及び第
二の基準電圧発生回路4の出力を受けて前記スイッチ5
を制御する第一のスイッチ制御回路である。第一のスイ
ッチ制御回路6は、抵抗器6aとトランジスタ6bと前
記抵抗器3a、トランジスタ3bを以下のように接続し
て構成している。抵抗器6aの一端は第二の基準電圧発
生回路4の出力点Eに接続されており、この他端にはト
ランジスタ6bのベースが接続されている。トランジス
タ6bのエミッタには、トランジスタ3bのエミッタ
が、またコレクタには抵抗器3aとトランジスタ3bの
ベースが接続されている。第一のスイッチ制御回路6の
出力は、トランジスタ3bのコレクタから出ており、ス
イッチ5のベースに接続されている。コンデンサー7
は、この両端から直流出力電圧を得ている。コンデンサ
ー7の両端に接続された負荷8は、通常は定電圧回路そ
の他の電子回路である。
二の基準電圧発生回路4の出力を受けて前記スイッチ5
を制御する第一のスイッチ制御回路である。第一のスイ
ッチ制御回路6は、抵抗器6aとトランジスタ6bと前
記抵抗器3a、トランジスタ3bを以下のように接続し
て構成している。抵抗器6aの一端は第二の基準電圧発
生回路4の出力点Eに接続されており、この他端にはト
ランジスタ6bのベースが接続されている。トランジス
タ6bのエミッタには、トランジスタ3bのエミッタ
が、またコレクタには抵抗器3aとトランジスタ3bの
ベースが接続されている。第一のスイッチ制御回路6の
出力は、トランジスタ3bのコレクタから出ており、ス
イッチ5のベースに接続されている。コンデンサー7
は、この両端から直流出力電圧を得ている。コンデンサ
ー7の両端に接続された負荷8は、通常は定電圧回路そ
の他の電子回路である。
【0028】以下本実施例の動作を説明する。整流回路
2の出力電圧が0から第一の基準電圧発生回路3を構成
する定電圧ダイオード3cの動作電圧である第一の基準
電圧に到達するまでの間は、第一の基準電圧発生回路3
は動作しない。トランジスタ3bの動作電圧約0.6Vは
無視すると(以降説明の簡単のため全てのトランジスタ
のオン電圧約0.6Vは無視するものとする)、整流回路
2の出力端Cの電圧が定電圧ダイオード3cの動作電圧
に到達すると、トランジスタ3bはオンし、スイッチ5
を構成するトランジスタのエミッタからベース、更にト
ランジスタ3bのコレクタからエミッタ、定電圧ダイオ
ード3cの回路に電流が流れスイッチ5はオンする。更
に整流回路2の出力端Cの電圧が上昇し、第二の基準電
圧発生回路4の第二の基準電圧、すなわち二つの定電圧
ダイオード3cと4bの動作電圧の和の電圧に到達する
と、抵抗器6aをバイアス抵抗としてトランジスタ6b
がオンする。トランジスタ6bがオンすると、抵抗器3
aに電流が流れ、抵抗器3aに接続されたトランジスタ
6bのコレクタはエミッタとほぼ同電位になる。これに
よりトランジスタ3bはオフとなり、スイッチ5はオフ
となる。その後整流回路2の出力電圧が更に上昇し、そ
のピーク電圧を越えて降下し再び第二の基準電圧に到達
すると、スイッチ5は短絡し整流回路2の出力電圧が第
一の基準電圧に到達するまでこの状態を持続する。そし
て第一の基準電圧まで降下すると、トランジスタ3bは
オフしスイッチ5は開放する。スイッチ5が短絡してい
る間は、コンデンサー7には充電が継続されており同時
に負荷8には電力が供給されている。スイッチ5が開放
している間は、コンデンサー7は、充電されていた電力
を負荷8に供給する電源として作用する。
2の出力電圧が0から第一の基準電圧発生回路3を構成
する定電圧ダイオード3cの動作電圧である第一の基準
電圧に到達するまでの間は、第一の基準電圧発生回路3
は動作しない。トランジスタ3bの動作電圧約0.6Vは
無視すると(以降説明の簡単のため全てのトランジスタ
のオン電圧約0.6Vは無視するものとする)、整流回路
2の出力端Cの電圧が定電圧ダイオード3cの動作電圧
に到達すると、トランジスタ3bはオンし、スイッチ5
を構成するトランジスタのエミッタからベース、更にト
ランジスタ3bのコレクタからエミッタ、定電圧ダイオ
ード3cの回路に電流が流れスイッチ5はオンする。更
に整流回路2の出力端Cの電圧が上昇し、第二の基準電
圧発生回路4の第二の基準電圧、すなわち二つの定電圧
ダイオード3cと4bの動作電圧の和の電圧に到達する
と、抵抗器6aをバイアス抵抗としてトランジスタ6b
がオンする。トランジスタ6bがオンすると、抵抗器3
aに電流が流れ、抵抗器3aに接続されたトランジスタ
6bのコレクタはエミッタとほぼ同電位になる。これに
よりトランジスタ3bはオフとなり、スイッチ5はオフ
となる。その後整流回路2の出力電圧が更に上昇し、そ
のピーク電圧を越えて降下し再び第二の基準電圧に到達
すると、スイッチ5は短絡し整流回路2の出力電圧が第
一の基準電圧に到達するまでこの状態を持続する。そし
て第一の基準電圧まで降下すると、トランジスタ3bは
オフしスイッチ5は開放する。スイッチ5が短絡してい
る間は、コンデンサー7には充電が継続されており同時
に負荷8には電力が供給されている。スイッチ5が開放
している間は、コンデンサー7は、充電されていた電力
を負荷8に供給する電源として作用する。
【0029】以上のように本実施例は、整流回路2の出
力が第一の基準電圧と第二の基準電圧の間にあるとき
は、スイッチ5が短絡してコンデンサー7及び負荷8に
電力を供給するものである。
力が第一の基準電圧と第二の基準電圧の間にあるとき
は、スイッチ5が短絡してコンデンサー7及び負荷8に
電力を供給するものである。
【0030】次に本発明の第二の手段の実施例について
図2に基づいて説明する。前記第一の手段の実施例と共
通の要素には同一番号を付与し説明を省略する。9は交
流電源の一定位相角に相当する電圧を発生する第一の位
相角電圧発生回路であり、抵抗器9a、9bとコンデン
サー9cを以下のように接続して構成している。抵抗器
9aの一端は整流回路の出力端Cに接続されており、抵
抗器9aの他端には抵抗器9bとコンデンサ9cの並列
体が接続されている。抵抗器9b、コンデンサ9cの他
端は、商用交流電源のB側端子に接続されている。
図2に基づいて説明する。前記第一の手段の実施例と共
通の要素には同一番号を付与し説明を省略する。9は交
流電源の一定位相角に相当する電圧を発生する第一の位
相角電圧発生回路であり、抵抗器9a、9bとコンデン
サー9cを以下のように接続して構成している。抵抗器
9aの一端は整流回路の出力端Cに接続されており、抵
抗器9aの他端には抵抗器9bとコンデンサ9cの並列
体が接続されている。抵抗器9b、コンデンサ9cの他
端は、商用交流電源のB側端子に接続されている。
【0031】以上の構成で第一の位相角電圧発生回路9
の出力は、抵抗器9aと抵抗器9bの接続点Gから出て
いる。10は第二の位相角電圧発生回路であり、抵抗器
10a、10bとコンデンサー10cを以下のように接
続して構成している。抵抗器10aの一端は整流回路の
出力端Cに接続され、他端には抵抗器10bとコンデン
サ10cの並列接続体が接続されている。抵抗器10b
とコンデンサ10cの他端は、商用交流電源のB側端子
に接続されている。以上の構成で第二の位相角電圧発生
回路10の出力は、抵抗器10aと抵抗器10bの接続
点Hから出ている。11はスイッチ制御回路であり、コ
ンパレータ11a、11cと抵抗器11b、ダイオード
11d、11fとトランジスタ11eから成っている。
コンパレータ11aの非反転入力及びコンパレータ11
cの反転入力は、整流回路の出力端Cに接続されてお
り、コンパレータ11aの反転入力は第一の位相角電圧
発生回路9の出力点Gに接続されている。またコンパレ
ータ11cの非反転入力は、第二の位相角電圧発生回路
10の出力点Hに接続されている。コンパレータ11a
の出力には抵抗器11bを介してトランジスタ11fの
ベースが接続されている。更にトランジスタ11eのエ
ミッタにはダイオード11fのアノードが接続され、そ
のカソードは交流電源のB側端子に接続されている。ま
たコンパレータ11cの出力にはダイオード11dのカ
ソードが接続され、そのアノードはトランジスタ11e
のベースに接続している。スイッチ制御回路11の出力
はトランジスタ11eのコレクタから出ており、スイッ
チ5のトランジスタのベースに接続されている。
の出力は、抵抗器9aと抵抗器9bの接続点Gから出て
いる。10は第二の位相角電圧発生回路であり、抵抗器
10a、10bとコンデンサー10cを以下のように接
続して構成している。抵抗器10aの一端は整流回路の
出力端Cに接続され、他端には抵抗器10bとコンデン
サ10cの並列接続体が接続されている。抵抗器10b
とコンデンサ10cの他端は、商用交流電源のB側端子
に接続されている。以上の構成で第二の位相角電圧発生
回路10の出力は、抵抗器10aと抵抗器10bの接続
点Hから出ている。11はスイッチ制御回路であり、コ
ンパレータ11a、11cと抵抗器11b、ダイオード
11d、11fとトランジスタ11eから成っている。
コンパレータ11aの非反転入力及びコンパレータ11
cの反転入力は、整流回路の出力端Cに接続されてお
り、コンパレータ11aの反転入力は第一の位相角電圧
発生回路9の出力点Gに接続されている。またコンパレ
ータ11cの非反転入力は、第二の位相角電圧発生回路
10の出力点Hに接続されている。コンパレータ11a
の出力には抵抗器11bを介してトランジスタ11fの
ベースが接続されている。更にトランジスタ11eのエ
ミッタにはダイオード11fのアノードが接続され、そ
のカソードは交流電源のB側端子に接続されている。ま
たコンパレータ11cの出力にはダイオード11dのカ
ソードが接続され、そのアノードはトランジスタ11e
のベースに接続している。スイッチ制御回路11の出力
はトランジスタ11eのコレクタから出ており、スイッ
チ5のトランジスタのベースに接続されている。
【0032】以下本実施例の動作を説明する。第一の位
相角電圧発生回路9は整流回路2の出力電圧を抵抗器9
aと同9bで分圧し、この電圧をコンデンサー9cによ
り保持している。この保持機能によって、第一の位相角
電圧発生回路9は整流回路2のピーク電圧に比例する電
圧を発生する。ピーク電圧に対し一定の比の電圧は、交
流電源の位相に着目すると、交流電源周波数の一定の位
相角に相当する電圧となっている。従って商用交流電圧
が変動しても、常に一定の位相に相当する第一の位相角
電圧を発生する。同様にして第二の位相角電圧発生回路
10により、交流電源の第二の位相角に相当する第二の
位相角電圧を発生する。ここで第二の位相角を第一の位
相角より大きい位相角に設定すると、第二の位相角に相
当する電圧は第一の位相角に相当する電圧に比べ大きい
値となる。今整流回路2の出力電圧が第一の位相角電圧
より低いときには、コンパレータ11aの出力はロー、
コンパレータ11cの出力はハイとなるが、ダイオード
11dが存在することにより、トランジスタ11eは駆
動されない。従ってスイッチ5は開放状態となってい
る。整流回路2の出力電圧が第一の位相角電圧と第二の
位相角電圧の間にあるときは、コンパレータ11aの出
力はハイ、コンパレータ11cの出力もハイとなるた
め、トランジスタ11eは駆動される。トランジスタ1
1eが駆動されるため、スイッチ5は短絡する。次に整
流回路2の出力電圧が第二の位相角電圧より高い場合に
は、コンパレータ11aの出力はハイ、コンパレータ1
1cの出力はローとなる。この時トランジスタ11eの
ベース電圧は、ダイオード11dが存在することにより
約0.6Vとなり、従ってトランジスタ11eはオフとな
る。尚ダイオード11fは、この場合トランジスタ11
eのオフを明確にするためのものである。この時スイッ
チ5は開放される。
相角電圧発生回路9は整流回路2の出力電圧を抵抗器9
aと同9bで分圧し、この電圧をコンデンサー9cによ
り保持している。この保持機能によって、第一の位相角
電圧発生回路9は整流回路2のピーク電圧に比例する電
圧を発生する。ピーク電圧に対し一定の比の電圧は、交
流電源の位相に着目すると、交流電源周波数の一定の位
相角に相当する電圧となっている。従って商用交流電圧
が変動しても、常に一定の位相に相当する第一の位相角
電圧を発生する。同様にして第二の位相角電圧発生回路
10により、交流電源の第二の位相角に相当する第二の
位相角電圧を発生する。ここで第二の位相角を第一の位
相角より大きい位相角に設定すると、第二の位相角に相
当する電圧は第一の位相角に相当する電圧に比べ大きい
値となる。今整流回路2の出力電圧が第一の位相角電圧
より低いときには、コンパレータ11aの出力はロー、
コンパレータ11cの出力はハイとなるが、ダイオード
11dが存在することにより、トランジスタ11eは駆
動されない。従ってスイッチ5は開放状態となってい
る。整流回路2の出力電圧が第一の位相角電圧と第二の
位相角電圧の間にあるときは、コンパレータ11aの出
力はハイ、コンパレータ11cの出力もハイとなるた
め、トランジスタ11eは駆動される。トランジスタ1
1eが駆動されるため、スイッチ5は短絡する。次に整
流回路2の出力電圧が第二の位相角電圧より高い場合に
は、コンパレータ11aの出力はハイ、コンパレータ1
1cの出力はローとなる。この時トランジスタ11eの
ベース電圧は、ダイオード11dが存在することにより
約0.6Vとなり、従ってトランジスタ11eはオフとな
る。尚ダイオード11fは、この場合トランジスタ11
eのオフを明確にするためのものである。この時スイッ
チ5は開放される。
【0033】本実施例は以上のようにして、整流回路2
の出力電圧が商用交流電源の第一の位相角に相当する電
圧から第二の位相角に相当する電圧の間は、スイッチ5
を短絡し、その他の間は開放する動作を行う。コンデン
サー7及び負荷8への電力供給は、前記本発明の第一の
手段の実施例と同様である。
の出力電圧が商用交流電源の第一の位相角に相当する電
圧から第二の位相角に相当する電圧の間は、スイッチ5
を短絡し、その他の間は開放する動作を行う。コンデン
サー7及び負荷8への電力供給は、前記本発明の第一の
手段の実施例と同様である。
【0034】図3は本発明の第三の手段の実施例を示す
ブロック図である。12は第一の基準電圧発生回路であ
り、整流回路2の出力に一端が接続されている抵抗器1
2aと、この他端に接続されている定電圧ダイオード1
2bからなっている。定電圧ダイオード12bのアノー
ドは交流電源のB側端子に接続されている。以上の構成
で定電圧ダイオード12bの動作電圧である第一の基準
電圧は、定電圧ダイオード12bのカソードJから出力
されている。13は前記第一の基準電圧と第一の位相角
電圧とを混合する第一の混合回路であり、抵抗器13a
と抵抗器13bで構成されている。第一の位相角電圧発
生回路9の出力点Gと抵抗器13aが接続され、第一の
基準電圧発生回路12の出力点Jには抵抗器13bが接
続され、抵抗器13aと同13bの他端は互いに接続さ
れており、第一の混合回路13の出力点Kとなってい
る。14は第二の基準電圧発生回路であり、整流回路2
の出力に接続されている抵抗器14aと、この他端に接
続されている定電圧ダイオード14bからなっている。
定電圧ダイオード14bのアノードは、商用交流電源の
B側端子に接続されている。以上の構成で定電圧ダイオ
ード14bの動作電圧である第二の基準電圧は、定電圧
ダイオード14bのカソードLから出力されている。1
5は前記第二の基準電圧と第二の位相角電圧とを混合す
る第二の混合回路であり、抵抗器15aと抵抗器15b
を以下のように接続して構成している。抵抗器15aの
一端には第二の位相角電圧発生回路10の出力点Hが接
続され、抵抗器15bの一端には第二の基準電圧発生回
路14の出力点Lが接続され、抵抗器15aと同15b
の他端は互いに接続されて第二の混合回路の出力点Mと
なっている。また16は第三のスイッチ制御回路であ
り、コンパレータ16a、同16cと抵抗器16b、ダ
イオード16d、同16fとトランジスタ16eを以下
のように接続して構成されている。コンパレータ16a
の非反転入力及びコンパレータ16cの反転入力は、整
流回路2の出力端Cに接続されている。またコンパレー
タ16aの反転入力は、第一の混合回路13の出力点K
に接続されている。コンパレータ16cの非反転入力
は、第二の混合回路15の出力点Mに接続されている。
コンパレータ16aの出力には、抵抗器16bを介して
トランジスタ16eのベースが接続されている。更にト
ランジスタ16eのエミッタには、ダイオード16fの
アノードが接続され、そのカソードは交流電源のB側端
子に接続されている。またコンパレータ16cの出力に
は、ダイオード16dのカソードが接続され、そのアノ
ードはトランジスタ16eのベースに接続している。
ブロック図である。12は第一の基準電圧発生回路であ
り、整流回路2の出力に一端が接続されている抵抗器1
2aと、この他端に接続されている定電圧ダイオード1
2bからなっている。定電圧ダイオード12bのアノー
ドは交流電源のB側端子に接続されている。以上の構成
で定電圧ダイオード12bの動作電圧である第一の基準
電圧は、定電圧ダイオード12bのカソードJから出力
されている。13は前記第一の基準電圧と第一の位相角
電圧とを混合する第一の混合回路であり、抵抗器13a
と抵抗器13bで構成されている。第一の位相角電圧発
生回路9の出力点Gと抵抗器13aが接続され、第一の
基準電圧発生回路12の出力点Jには抵抗器13bが接
続され、抵抗器13aと同13bの他端は互いに接続さ
れており、第一の混合回路13の出力点Kとなってい
る。14は第二の基準電圧発生回路であり、整流回路2
の出力に接続されている抵抗器14aと、この他端に接
続されている定電圧ダイオード14bからなっている。
定電圧ダイオード14bのアノードは、商用交流電源の
B側端子に接続されている。以上の構成で定電圧ダイオ
ード14bの動作電圧である第二の基準電圧は、定電圧
ダイオード14bのカソードLから出力されている。1
5は前記第二の基準電圧と第二の位相角電圧とを混合す
る第二の混合回路であり、抵抗器15aと抵抗器15b
を以下のように接続して構成している。抵抗器15aの
一端には第二の位相角電圧発生回路10の出力点Hが接
続され、抵抗器15bの一端には第二の基準電圧発生回
路14の出力点Lが接続され、抵抗器15aと同15b
の他端は互いに接続されて第二の混合回路の出力点Mと
なっている。また16は第三のスイッチ制御回路であ
り、コンパレータ16a、同16cと抵抗器16b、ダ
イオード16d、同16fとトランジスタ16eを以下
のように接続して構成されている。コンパレータ16a
の非反転入力及びコンパレータ16cの反転入力は、整
流回路2の出力端Cに接続されている。またコンパレー
タ16aの反転入力は、第一の混合回路13の出力点K
に接続されている。コンパレータ16cの非反転入力
は、第二の混合回路15の出力点Mに接続されている。
コンパレータ16aの出力には、抵抗器16bを介して
トランジスタ16eのベースが接続されている。更にト
ランジスタ16eのエミッタには、ダイオード16fの
アノードが接続され、そのカソードは交流電源のB側端
子に接続されている。またコンパレータ16cの出力に
は、ダイオード16dのカソードが接続され、そのアノ
ードはトランジスタ16eのベースに接続している。
【0035】以上の構成で、スイッチ制御回路16の出
力はトランジスタ16eのコレクタから出ており、スイ
ッチ5のトランジスタのベースに接続されている。
力はトランジスタ16eのコレクタから出ており、スイ
ッチ5のトランジスタのベースに接続されている。
【0036】以下本実施例の動作を説明する。第一の混
合回路13は、第一の位相角電圧と第一の基準電圧を抵
抗器13aと抵抗器13bにより一定の割合で混合し、
第一の混合電圧として出力している。第二の混合回路1
5は、第二の位相角電圧と第二の基準電圧を抵抗器15
aと抵抗器15bにより一定の割合で混合し、第二の混
合電圧として出力している。ここで第一の位相角電圧は
第二の位相角電圧より低く、第一の基準電圧発生回路は
第二の基準電圧より低く設定してあるので、第一の混合
電圧は第二の混合電圧より低い値となっている。今整流
回路2の出力電圧が、第一の混合電圧より低いときには
コンパレータ16aの出力はロー、コンパレータ16c
の出力はハイとなるが、ダイオード16dが存在してい
るため、トランジスタ16eは駆動されない。従ってこ
の期間はスイッチ5は開放状態となっている。整流回路
2の出力電圧が上昇して、第一の混合電圧と第二の混合
電圧の間にあるときは、コンパレータ16aの出力はハ
イ、コンパレータ16cの出力もハイとなるため、トラ
ンジスタ16eは駆動される。このためこの期間は、ス
イッチ5は短絡状態となっている。次に整流回路2の出
力電圧が更に上昇して第二の混合電圧より高くなると、
コンパレータ16aの出力はハイ、コンパレータ16c
の出力はローとなる。この時トランジスタ16eのベー
ス電圧は、整流ダイオード16dが存在するため約0.6
Vとなり、従ってトランジスタ16eは駆動されない。
なおダイオード16fは、この場合においてトランジス
タ16eのオフを明確にするためのものである。従って
この期間はスイッチ5は開放される。
合回路13は、第一の位相角電圧と第一の基準電圧を抵
抗器13aと抵抗器13bにより一定の割合で混合し、
第一の混合電圧として出力している。第二の混合回路1
5は、第二の位相角電圧と第二の基準電圧を抵抗器15
aと抵抗器15bにより一定の割合で混合し、第二の混
合電圧として出力している。ここで第一の位相角電圧は
第二の位相角電圧より低く、第一の基準電圧発生回路は
第二の基準電圧より低く設定してあるので、第一の混合
電圧は第二の混合電圧より低い値となっている。今整流
回路2の出力電圧が、第一の混合電圧より低いときには
コンパレータ16aの出力はロー、コンパレータ16c
の出力はハイとなるが、ダイオード16dが存在してい
るため、トランジスタ16eは駆動されない。従ってこ
の期間はスイッチ5は開放状態となっている。整流回路
2の出力電圧が上昇して、第一の混合電圧と第二の混合
電圧の間にあるときは、コンパレータ16aの出力はハ
イ、コンパレータ16cの出力もハイとなるため、トラ
ンジスタ16eは駆動される。このためこの期間は、ス
イッチ5は短絡状態となっている。次に整流回路2の出
力電圧が更に上昇して第二の混合電圧より高くなると、
コンパレータ16aの出力はハイ、コンパレータ16c
の出力はローとなる。この時トランジスタ16eのベー
ス電圧は、整流ダイオード16dが存在するため約0.6
Vとなり、従ってトランジスタ16eは駆動されない。
なおダイオード16fは、この場合においてトランジス
タ16eのオフを明確にするためのものである。従って
この期間はスイッチ5は開放される。
【0037】以上のように本実施例は、整流回路2の出
力電圧が商用交流電源の第一の混合電圧から第二の混合
電圧の間にある期間はスイッチ5を短絡し、その他の期
間には開放する動作を行う。コンデンサー7及び負荷8
への電力供給は前記本発明の第一の手段の実施例と同様
である。
力電圧が商用交流電源の第一の混合電圧から第二の混合
電圧の間にある期間はスイッチ5を短絡し、その他の期
間には開放する動作を行う。コンデンサー7及び負荷8
への電力供給は前記本発明の第一の手段の実施例と同様
である。
【0038】なお、本実施例においては、一定の位相角
に相当する電圧と基準電圧との混合を一定の比によって
行っているが、この混合を足し算によって実行すること
も考えられる。
に相当する電圧と基準電圧との混合を一定の比によって
行っているが、この混合を足し算によって実行すること
も考えられる。
【0039】次に本発明の第四の手段の実施例について
図4に基づいて説明する。本実施例においては第一の電
圧を第一の基準電圧とし、第二の電圧を第二の位相角電
圧としている。17はスイッチ制御回路であり、コンパ
レータ17a、抵抗器17b、トランジスタ17cを以
下のように接続して構成している。コンパレータ17a
の非反転入力は整流回路の出力点Cに接続され、反転入
力は第二の位相角電圧発生回路10の出力点Gに接続さ
れている。またコンパレータ17aの出力点には抵抗器
17bが接続されており、抵抗器17bの他端にはトラ
ンジスタ17cのベースが接続されている。トランジス
タ17cのエミッタには、第一の基準電圧発生回路3の
出力点であるD点が接続されている。以上の構成でスイ
ッチ制御回路17は、トランジスタ17cのコレクタか
らトランジスタ3bのベースに制御信号を出力してい
る。
図4に基づいて説明する。本実施例においては第一の電
圧を第一の基準電圧とし、第二の電圧を第二の位相角電
圧としている。17はスイッチ制御回路であり、コンパ
レータ17a、抵抗器17b、トランジスタ17cを以
下のように接続して構成している。コンパレータ17a
の非反転入力は整流回路の出力点Cに接続され、反転入
力は第二の位相角電圧発生回路10の出力点Gに接続さ
れている。またコンパレータ17aの出力点には抵抗器
17bが接続されており、抵抗器17bの他端にはトラ
ンジスタ17cのベースが接続されている。トランジス
タ17cのエミッタには、第一の基準電圧発生回路3の
出力点であるD点が接続されている。以上の構成でスイ
ッチ制御回路17は、トランジスタ17cのコレクタか
らトランジスタ3bのベースに制御信号を出力してい
る。
【0040】以下本実施例の動作を説明する。整流回路
の出力電圧が0から上昇し第一の基準電圧発生回路3の
定電圧ダイオード3cの動作電圧である第一の基準電圧
に到達すると、抵抗器3aからトランジスタ3bのベー
ス、同エミッタから定電圧ダイオード3cの回路に電流
が流れる。こうしてトランジスタ3bはオンする。これ
によってスイッチ5を構成するトランジスタのベースに
は、バイアス電流が供給され、スイッチ5のエミッタ・
コレクタ間が導通する。こうしてコンデンサー7は充電
され、同時に負荷8に電力が供給される。一方、第二の
位相角電圧発生回路10は、整流回路2の出力電圧に比
例する電圧、すなわち商用交流電源のピーク電圧に比例
する第二の位相角電圧を出力点Gに発生している。従っ
て整流回路2の出力電圧がこの第二の位相角電圧より高
くなると、コンパレータ17aの非反転入力の電圧が反
転入力の電圧より高くなるためその出力はハイとなり、
トランジスタ17cがオンする。この結果、抵抗器3a
からトランジスタ17cのコレクタ、同エミッタに電流
が流れ、トランジスタ17cのコレクタ電圧はほぼエミ
ッタ電圧に等しくなる。これによってトランジスタ3b
はオフとなる。従ってスイッチ5を構成するトランジス
タのベースにはバイアス電流が流れなくなり、スイッチ
5は開放状態となる。整流回路2の出力電圧がピークを
過ぎ再び第二の位相角電圧に到達すると、スイッチ5は
短絡し第一の基準電圧に到達するまでスイッチ5はオン
している。整流回路2の出力電圧が第一の基準電圧より
下がると、スイッチ5はオフとなる。以上の動作を繰り
返し本電源装置は動作する。
の出力電圧が0から上昇し第一の基準電圧発生回路3の
定電圧ダイオード3cの動作電圧である第一の基準電圧
に到達すると、抵抗器3aからトランジスタ3bのベー
ス、同エミッタから定電圧ダイオード3cの回路に電流
が流れる。こうしてトランジスタ3bはオンする。これ
によってスイッチ5を構成するトランジスタのベースに
は、バイアス電流が供給され、スイッチ5のエミッタ・
コレクタ間が導通する。こうしてコンデンサー7は充電
され、同時に負荷8に電力が供給される。一方、第二の
位相角電圧発生回路10は、整流回路2の出力電圧に比
例する電圧、すなわち商用交流電源のピーク電圧に比例
する第二の位相角電圧を出力点Gに発生している。従っ
て整流回路2の出力電圧がこの第二の位相角電圧より高
くなると、コンパレータ17aの非反転入力の電圧が反
転入力の電圧より高くなるためその出力はハイとなり、
トランジスタ17cがオンする。この結果、抵抗器3a
からトランジスタ17cのコレクタ、同エミッタに電流
が流れ、トランジスタ17cのコレクタ電圧はほぼエミ
ッタ電圧に等しくなる。これによってトランジスタ3b
はオフとなる。従ってスイッチ5を構成するトランジス
タのベースにはバイアス電流が流れなくなり、スイッチ
5は開放状態となる。整流回路2の出力電圧がピークを
過ぎ再び第二の位相角電圧に到達すると、スイッチ5は
短絡し第一の基準電圧に到達するまでスイッチ5はオン
している。整流回路2の出力電圧が第一の基準電圧より
下がると、スイッチ5はオフとなる。以上の動作を繰り
返し本電源装置は動作する。
【0041】なお、この実施例では第一の電圧を第一の
基準電圧としているが、第一の位相角電圧あるいは第一
の混合電圧であってもよく、また第二の電圧も第二の基
準電圧あるいは第二の混合電圧であってもよい。
基準電圧としているが、第一の位相角電圧あるいは第一
の混合電圧であってもよく、また第二の電圧も第二の基
準電圧あるいは第二の混合電圧であってもよい。
【0042】次に本発明の第五の手段の実施例について
図5に基づいて説明する。18は電流制限回路であり、
抵抗器18a、ダイオード18bを以下のように接続し
て構成している。抵抗器18aは、スイッチ5を構成す
るトランジスタのエミッタと整流回路2の出力点Cとの
間に挿入されている。またダイオード18bは、同様に
整流回路2の出力点Cとスイッチ5を構成するトランジ
スタのベースの間に接続されている。
図5に基づいて説明する。18は電流制限回路であり、
抵抗器18a、ダイオード18bを以下のように接続し
て構成している。抵抗器18aは、スイッチ5を構成す
るトランジスタのエミッタと整流回路2の出力点Cとの
間に挿入されている。またダイオード18bは、同様に
整流回路2の出力点Cとスイッチ5を構成するトランジ
スタのベースの間に接続されている。
【0043】以下本実施例の動作を説明する。コンデン
サー7及び負荷8への電力供給の動作は、前記本発明の
第四の手段の実施例と同様である。本実施例において
は、スイッチ5に直列に電流制限回路18を使用してい
るため、スイッチ5を通過する電流を任意の値に制限す
ることが可能となる。すなわちスイッチ5を構成するト
ランジスタがオンの時には、ベースバイアス電流が流れ
ダイオード18bには約1.2Vの電圧が印加されてい
る。またスイッチ5のエミッタ、ベース間には、約0.6
Vの電圧が発生している。従って抵抗器18aには約0.
6Vの電圧が印加される。そこで抵抗器18aの値を調
整することによって、スイッチ5を構成するトランジス
タを通過する電流を自由に制限できるわけである。
サー7及び負荷8への電力供給の動作は、前記本発明の
第四の手段の実施例と同様である。本実施例において
は、スイッチ5に直列に電流制限回路18を使用してい
るため、スイッチ5を通過する電流を任意の値に制限す
ることが可能となる。すなわちスイッチ5を構成するト
ランジスタがオンの時には、ベースバイアス電流が流れ
ダイオード18bには約1.2Vの電圧が印加されてい
る。またスイッチ5のエミッタ、ベース間には、約0.6
Vの電圧が発生している。従って抵抗器18aには約0.
6Vの電圧が印加される。そこで抵抗器18aの値を調
整することによって、スイッチ5を構成するトランジス
タを通過する電流を自由に制限できるわけである。
【0044】従って本実施例によれば、スイッチ5を構
成するトランジスタあるいはコンデンサー7として、電
流定格の小さいものを使用することが可能となるもので
ある。
成するトランジスタあるいはコンデンサー7として、電
流定格の小さいものを使用することが可能となるもので
ある。
【0045】次に本発明の第六の手段の実施例について
図6に基づいて説明する。19は第一の基準電圧を発生
する第一の基準電圧発生回路であり、20は第二の基準
電圧を発生する第二の基準電圧発生回路である。また2
1はスイッチ5を制御するスイッチ制御回路である。そ
の接続構成は第一の手段の実施例に説明したものと同様
である。但し、第一の基準電圧発生回路を構成する定電
圧ダイオード19c、及び第二の基準電圧発生回路を構
成する定電圧ダイオード20aの動作電圧は、各々第一
の基準電圧発生回路、第二の基準電圧発生回路の動作電
圧とは異なっているものであるが、同一電圧となってい
ても差し仕えはない。22は第一のコンデンサー、23
は第二のコンデンサーであり、スイッチ5の出力側端子
には第一のコンデンサー22の一端が接続され、後で述
べる電力供給制御回路の一部であるダイオード24aを
介して第二のコンデンサー23に接続されている。第二
のコンデンサー23の他端は商用電源のB側端子に接続
されている。24は電力供給制御回路であり、ダイオー
ド24a、同24b、同24c、同24dからなってお
り、以下のように接続されている。ダイオード24aの
アノードは第一のコンデンサー22の一端に、カソード
は第二のコンデンサー23の一端に接続されている。ダ
イオード24bのアノードはスイッチ5の出力側に接続
されており、カソードはダイオード24cのカソード及
び負荷8に接続されている。ダイオード24cのアノー
ドは、ダイオード24aのカソードに接続されている。
またダイオード24dのカソードはダイオード24aの
アノードに接続されており、アノードには負荷8の他端
及び第二のコンデンサー23の他端が接続されている。
図6に基づいて説明する。19は第一の基準電圧を発生
する第一の基準電圧発生回路であり、20は第二の基準
電圧を発生する第二の基準電圧発生回路である。また2
1はスイッチ5を制御するスイッチ制御回路である。そ
の接続構成は第一の手段の実施例に説明したものと同様
である。但し、第一の基準電圧発生回路を構成する定電
圧ダイオード19c、及び第二の基準電圧発生回路を構
成する定電圧ダイオード20aの動作電圧は、各々第一
の基準電圧発生回路、第二の基準電圧発生回路の動作電
圧とは異なっているものであるが、同一電圧となってい
ても差し仕えはない。22は第一のコンデンサー、23
は第二のコンデンサーであり、スイッチ5の出力側端子
には第一のコンデンサー22の一端が接続され、後で述
べる電力供給制御回路の一部であるダイオード24aを
介して第二のコンデンサー23に接続されている。第二
のコンデンサー23の他端は商用電源のB側端子に接続
されている。24は電力供給制御回路であり、ダイオー
ド24a、同24b、同24c、同24dからなってお
り、以下のように接続されている。ダイオード24aの
アノードは第一のコンデンサー22の一端に、カソード
は第二のコンデンサー23の一端に接続されている。ダ
イオード24bのアノードはスイッチ5の出力側に接続
されており、カソードはダイオード24cのカソード及
び負荷8に接続されている。ダイオード24cのアノー
ドは、ダイオード24aのカソードに接続されている。
またダイオード24dのカソードはダイオード24aの
アノードに接続されており、アノードには負荷8の他端
及び第二のコンデンサー23の他端が接続されている。
【0046】以下本実施例の動作を説明する。スイッチ
5が短絡している時、そのエミッタからコレクタを経由
して流れる電流は、一つはダイオード24bを経由して
負荷8に電力を供給すると共に、第一のコンデンサー2
2を充電し更にダイオード24aを経由して第二のコン
デンサー23を充電する。この時、第一のコンデンサー
22と第二のコンデンサー23の容量を同一に設定する
と、ほぼ同じ電圧が第一のコンデンサー22と第二のコ
ンデンサー23に印加されることになる。スイッチ5が
開放しているときは、第一のコンデンサー22に充電さ
れている電荷はダイオード24b、負荷8、ダイオード
24dのルートで放電が行われる。すなわち負荷8に電
力が供給される。また第二のコンデンサー23からは、
ダイオード24c、負荷8のルートで放電が行われ負荷
8に電力が供給される。つまり本実施例によれば、第一
のコンデンサー22と第二のコンデンサー23は負荷8
からみると並列に接続された構成となり、この二つのコ
ンデンサーが電源となって負荷8に電力を供給すること
ができるものである。
5が短絡している時、そのエミッタからコレクタを経由
して流れる電流は、一つはダイオード24bを経由して
負荷8に電力を供給すると共に、第一のコンデンサー2
2を充電し更にダイオード24aを経由して第二のコン
デンサー23を充電する。この時、第一のコンデンサー
22と第二のコンデンサー23の容量を同一に設定する
と、ほぼ同じ電圧が第一のコンデンサー22と第二のコ
ンデンサー23に印加されることになる。スイッチ5が
開放しているときは、第一のコンデンサー22に充電さ
れている電荷はダイオード24b、負荷8、ダイオード
24dのルートで放電が行われる。すなわち負荷8に電
力が供給される。また第二のコンデンサー23からは、
ダイオード24c、負荷8のルートで放電が行われ負荷
8に電力が供給される。つまり本実施例によれば、第一
のコンデンサー22と第二のコンデンサー23は負荷8
からみると並列に接続された構成となり、この二つのコ
ンデンサーが電源となって負荷8に電力を供給すること
ができるものである。
【0047】なお、この実施例では第一、第二の電圧発
生回路として基準電圧発生回路を採用しているが、位相
角電圧発生回路あるいは混合電圧発生回路のいずれかで
あってもよいことはあきらかである。
生回路として基準電圧発生回路を採用しているが、位相
角電圧発生回路あるいは混合電圧発生回路のいずれかで
あってもよいことはあきらかである。
【0048】次に本発明の第七の手段の実施例について
図7に基づいて説明する。本実施例では、第一の電圧及
び第二の電圧として、第一の基準電圧及び第二の基準電
圧を採用している。25は第一の基準電圧を発生する第
一の基準電圧発生回路であり、整流回路2の出力端子C
に接続されている定電圧ダイオード25aと、定電圧ダ
イオード25aのカソードに接続されている抵抗器25
bからなっている。抵抗器25bの他端は商用電源のB
側端子に接続されている。Nは第一の電圧発生回路25
の出力点である。26は第二の基準電圧を発生する第二
の基準電圧発生回路であり、整流回路2の出力端子Cに
接続されている定電圧ダイオード26aと、定電圧ダイ
オード26aのアノードに接続されている抵抗器26b
から構成されている。抵抗器26bの他端は商用電源の
B側端子に接続されている。Pは第二の基準電圧発生回
路26の出力点である。27はスイッチ5を制御するス
イッチ制御回路であり、抵抗器27a、同27c、トラ
ンジスタ27c、同27dを以下のように接続して構成
している。抵抗器27aの一端には第一の基準電圧発生
回路25の出力端Nが接続されており、他端には抵抗器
27bが直列に接続されている。また抵抗器27bの他
端はトランジスタ27cのベースに接続されている。ト
ランジスタ27dのベースは、第二の基準電圧発生回路
26の出力端Pに接続されており、そのコレクタは抵抗
器27aと27bの接続点に接続されている。トランジ
スタ27cのコレクタは、スイッチ制御回路27の出力
端子でありスイッチ5のベースに接続されている。トラ
ンジスタ27c、同27dのエミッタは、何れも商用電
源のB側端子に接続されている。28は電力供給制御回
路であり、ダイオード28a、28c、28dとトラン
ジスタ28b、28f、28hと抵抗器28e、28g
を以下のように接続して構成している。ダイオード28
a、28c、28dは、前記本発明の第六の手段の実施
例のダイオード24a、24c、24dと同じ接続構成
となっている。トランジスタ28bのエミッタはスイッ
チ5の出力側端子に、そしてコレクタは負荷8及びダイ
オード28cのカソードに、そしてベースはトランジス
タ28hのコレクタに接続されている。トランジスタ2
8f、28hのエミッタは、商用交流電源のB側端子に
接続され、トランジスタ28fのベースは抵抗器28e
を介して抵抗器27aと27bの接続点に接続されてい
る。またトランジスタ28fのコレクタは、トランジス
タ28hのベースと抵抗器28gに接続されており、抵
抗器28gの他端はスイッチ5の出力側に接続されてい
る。
図7に基づいて説明する。本実施例では、第一の電圧及
び第二の電圧として、第一の基準電圧及び第二の基準電
圧を採用している。25は第一の基準電圧を発生する第
一の基準電圧発生回路であり、整流回路2の出力端子C
に接続されている定電圧ダイオード25aと、定電圧ダ
イオード25aのカソードに接続されている抵抗器25
bからなっている。抵抗器25bの他端は商用電源のB
側端子に接続されている。Nは第一の電圧発生回路25
の出力点である。26は第二の基準電圧を発生する第二
の基準電圧発生回路であり、整流回路2の出力端子Cに
接続されている定電圧ダイオード26aと、定電圧ダイ
オード26aのアノードに接続されている抵抗器26b
から構成されている。抵抗器26bの他端は商用電源の
B側端子に接続されている。Pは第二の基準電圧発生回
路26の出力点である。27はスイッチ5を制御するス
イッチ制御回路であり、抵抗器27a、同27c、トラ
ンジスタ27c、同27dを以下のように接続して構成
している。抵抗器27aの一端には第一の基準電圧発生
回路25の出力端Nが接続されており、他端には抵抗器
27bが直列に接続されている。また抵抗器27bの他
端はトランジスタ27cのベースに接続されている。ト
ランジスタ27dのベースは、第二の基準電圧発生回路
26の出力端Pに接続されており、そのコレクタは抵抗
器27aと27bの接続点に接続されている。トランジ
スタ27cのコレクタは、スイッチ制御回路27の出力
端子でありスイッチ5のベースに接続されている。トラ
ンジスタ27c、同27dのエミッタは、何れも商用電
源のB側端子に接続されている。28は電力供給制御回
路であり、ダイオード28a、28c、28dとトラン
ジスタ28b、28f、28hと抵抗器28e、28g
を以下のように接続して構成している。ダイオード28
a、28c、28dは、前記本発明の第六の手段の実施
例のダイオード24a、24c、24dと同じ接続構成
となっている。トランジスタ28bのエミッタはスイッ
チ5の出力側端子に、そしてコレクタは負荷8及びダイ
オード28cのカソードに、そしてベースはトランジス
タ28hのコレクタに接続されている。トランジスタ2
8f、28hのエミッタは、商用交流電源のB側端子に
接続され、トランジスタ28fのベースは抵抗器28e
を介して抵抗器27aと27bの接続点に接続されてい
る。またトランジスタ28fのコレクタは、トランジス
タ28hのベースと抵抗器28gに接続されており、抵
抗器28gの他端はスイッチ5の出力側に接続されてい
る。
【0049】以下本実施例の動作を説明する。なお説明
を簡単にするために、トランジスタのベース、エミッタ
間オン電圧約0.6Vは無視するものとする。整流回路2
の出力電圧が0から上昇して第一の基準電圧発生回路2
5の定電圧ダイオード25aの動作電圧に到達すると、
抵抗器27a及び27bがバイアス抵抗となってトラン
ジスタ27cがオンする。これによりスイッチ5が短絡
する。更に整流回路2の出力電圧が上昇して第二の基準
電圧発生回路26の定電圧ダイオード26aの動作電圧
に到達すると、トランジスタ27dがオンし、定電圧ダ
イオード26aから抵抗器27aを経由し、トランジス
タ27dのコレクタからエミッタに電流が流れ、トラン
ジスタ27dのコレクタ電圧はほぼエミッタ電圧と等し
くなる。これによりトランジスタ27cは、ベース電圧
がほぼ0となってオフとなり、スイッチ5は開放され
る。以上のように整流回路2の出力電圧が第一の電圧か
ら第二の電圧にあるときはスイッチ5は短絡状態であ
り、それ以外の電圧ではスイッチ5は開放状態である。
を簡単にするために、トランジスタのベース、エミッタ
間オン電圧約0.6Vは無視するものとする。整流回路2
の出力電圧が0から上昇して第一の基準電圧発生回路2
5の定電圧ダイオード25aの動作電圧に到達すると、
抵抗器27a及び27bがバイアス抵抗となってトラン
ジスタ27cがオンする。これによりスイッチ5が短絡
する。更に整流回路2の出力電圧が上昇して第二の基準
電圧発生回路26の定電圧ダイオード26aの動作電圧
に到達すると、トランジスタ27dがオンし、定電圧ダ
イオード26aから抵抗器27aを経由し、トランジス
タ27dのコレクタからエミッタに電流が流れ、トラン
ジスタ27dのコレクタ電圧はほぼエミッタ電圧と等し
くなる。これによりトランジスタ27cは、ベース電圧
がほぼ0となってオフとなり、スイッチ5は開放され
る。以上のように整流回路2の出力電圧が第一の電圧か
ら第二の電圧にあるときはスイッチ5は短絡状態であ
り、それ以外の電圧ではスイッチ5は開放状態である。
【0050】次に、スイッチ5が短絡状態の時と開放状
態の時の電力供給制御回路28の動作を説明する。スイ
ッチ5が短絡状態の時、整流回路2の出力電流は第一の
コンデンサー22からダイオード28aを経由し、第二
のコンデンサー23に流れ込み、この二つのコンデンサ
ーを充電する。同時にダイオード28cを経由して負荷
8に電力を供給する。スイッチ5が開放状態の間は、抵
抗器27aと抵抗器27bの接続点は商用電源のB側端
子の電位とほぼ等しくなっている。このためトランジス
タ28fはオフとなり、この時抵抗器28gがバイアス
抵抗となってトランジスタ28hはオンとなる。これに
よりトランジスタ28bはオンとなり、第一のコンデン
サー22、トランジスタ28b、負荷8及びダイオード
28dの経路を通って、第一のコンデンサー22の電荷
が負荷8に供給される。同時に第二のコンデンサー2
3、ダイオード28c、負荷8の経路を通って、第二の
コンデンサー23からも負荷8に電力が供給される。こ
の場合、第一のコンデンサー22により負荷8に印加さ
れる電圧と、第二のコンデンサー23により負荷8に印
加される電圧は等しくない可能性がある。そのような場
合には、最初は電圧の高い方の経路から電力が供給され
る。その後この経路の電圧が下降して、もう一方の経路
の電圧と等しくなった時点で、この経路のコンデンサー
からも電力の供給が開始され、両経路のコンデンサーか
ら電力供給が行われる。従ってスイッチ5の出力側の電
圧を、本発明の第四の手段の実施例の時のスイッチ5の
出力電圧の2倍の電圧になるように、第一の基準電圧及
び第二の基準電圧を設定しておくと、第一のコンデンサ
ー22及び第二のコンデンサー23には本発明の第四の
手段の実施例のコンデンサー7とほぼ同じ電荷が充電さ
れることとなる。このため、負荷8に対しての電力容量
は本発明の第四の手段の実施例に比べて約2倍となる。
態の時の電力供給制御回路28の動作を説明する。スイ
ッチ5が短絡状態の時、整流回路2の出力電流は第一の
コンデンサー22からダイオード28aを経由し、第二
のコンデンサー23に流れ込み、この二つのコンデンサ
ーを充電する。同時にダイオード28cを経由して負荷
8に電力を供給する。スイッチ5が開放状態の間は、抵
抗器27aと抵抗器27bの接続点は商用電源のB側端
子の電位とほぼ等しくなっている。このためトランジス
タ28fはオフとなり、この時抵抗器28gがバイアス
抵抗となってトランジスタ28hはオンとなる。これに
よりトランジスタ28bはオンとなり、第一のコンデン
サー22、トランジスタ28b、負荷8及びダイオード
28dの経路を通って、第一のコンデンサー22の電荷
が負荷8に供給される。同時に第二のコンデンサー2
3、ダイオード28c、負荷8の経路を通って、第二の
コンデンサー23からも負荷8に電力が供給される。こ
の場合、第一のコンデンサー22により負荷8に印加さ
れる電圧と、第二のコンデンサー23により負荷8に印
加される電圧は等しくない可能性がある。そのような場
合には、最初は電圧の高い方の経路から電力が供給され
る。その後この経路の電圧が下降して、もう一方の経路
の電圧と等しくなった時点で、この経路のコンデンサー
からも電力の供給が開始され、両経路のコンデンサーか
ら電力供給が行われる。従ってスイッチ5の出力側の電
圧を、本発明の第四の手段の実施例の時のスイッチ5の
出力電圧の2倍の電圧になるように、第一の基準電圧及
び第二の基準電圧を設定しておくと、第一のコンデンサ
ー22及び第二のコンデンサー23には本発明の第四の
手段の実施例のコンデンサー7とほぼ同じ電荷が充電さ
れることとなる。このため、負荷8に対しての電力容量
は本発明の第四の手段の実施例に比べて約2倍となる。
【0051】なお、この実施例では第一、第二の電圧発
生回路として基準電圧発生回路を採用しているが、位相
角電圧発生回路あるいは混合電圧発生回路のいずれかで
あってもよいことはあきらかである。
生回路として基準電圧発生回路を採用しているが、位相
角電圧発生回路あるいは混合電圧発生回路のいずれかで
あってもよいことはあきらかである。
【0052】次に本発明の第八の手段の実施例について
図8に基づいて説明する。3、4、5a、6、7はそれ
ぞれ第一の手段の第一の基準電圧発生回路、第二の基準
電圧発生回路、スイッチ、スイッチ制御回路、コンデン
サーであって、全体として第一の電源装置を構成してい
る。この第一の電源装置は、第一の電圧として第一の基
準電圧を、第二の電圧として第二の基準電圧を使用して
いる。19、20、21、5bは第六の手段の第一の基
準電圧発生回路、第二の基準電圧発生回路、スイッチ制
御回路、スイッチであって、全体として第二の電源装置
を構成している。この第二の電源装置は、第三の電圧と
して第三の基準電圧を、第四の電圧として第四の基準電
圧を使用している。29は電力供給制御回路であり、本
実施例ではダイオードを使用し、第一の電源装置の出力
にダイオードのアノードを、負荷8にダイオードのカソ
ードを接続した構成としている。同時に電力供給制御回
路24を構成しているダイオード24bとダイオード2
4cのカソードが、電力供給制御回路29のカソードに
接続されている。
図8に基づいて説明する。3、4、5a、6、7はそれ
ぞれ第一の手段の第一の基準電圧発生回路、第二の基準
電圧発生回路、スイッチ、スイッチ制御回路、コンデン
サーであって、全体として第一の電源装置を構成してい
る。この第一の電源装置は、第一の電圧として第一の基
準電圧を、第二の電圧として第二の基準電圧を使用して
いる。19、20、21、5bは第六の手段の第一の基
準電圧発生回路、第二の基準電圧発生回路、スイッチ制
御回路、スイッチであって、全体として第二の電源装置
を構成している。この第二の電源装置は、第三の電圧と
して第三の基準電圧を、第四の電圧として第四の基準電
圧を使用している。29は電力供給制御回路であり、本
実施例ではダイオードを使用し、第一の電源装置の出力
にダイオードのアノードを、負荷8にダイオードのカソ
ードを接続した構成としている。同時に電力供給制御回
路24を構成しているダイオード24bとダイオード2
4cのカソードが、電力供給制御回路29のカソードに
接続されている。
【0053】以下本実施例の動作を説明する。整流回路
2の出力電圧が、第一の電圧と第二の電圧の間の大きさ
であるときは、第一のコンデンサー7を充電すると共に
スイッチ5aからダイオード29を経由して負荷8に電
力が供給される。また第三の電圧と第四の電圧の間の大
きさであるときは、第二のコンデンサー22及び第三の
コンデンサー23に充電すると共にダイオード24bを
経由して負荷8に電力が供給される。従って整流回路2
の出力電圧が、第一の電圧と第二の電圧の間の大きさの
電圧及び、第三の電圧と第四の電圧の間の大きさの電圧
以外の大きさの電圧の時には、第一のコンデンサー7、
第二のコンデンサー22、第三のコンデンサー23の合
計三つのコンデンサーが負荷8に対し並列に接続される
構成となって、より大きな電力を負荷8に供給すること
が可能となる。また、第三の電圧を第二の電圧より高い
値に選んでおくと、第一の電源装置が通電する時刻と第
二の電源装置が通電する時刻が異なるため、交流電源電
流の最大値を増やすことなく、負荷8に大きな電力を供
給することが可能となる。
2の出力電圧が、第一の電圧と第二の電圧の間の大きさ
であるときは、第一のコンデンサー7を充電すると共に
スイッチ5aからダイオード29を経由して負荷8に電
力が供給される。また第三の電圧と第四の電圧の間の大
きさであるときは、第二のコンデンサー22及び第三の
コンデンサー23に充電すると共にダイオード24bを
経由して負荷8に電力が供給される。従って整流回路2
の出力電圧が、第一の電圧と第二の電圧の間の大きさの
電圧及び、第三の電圧と第四の電圧の間の大きさの電圧
以外の大きさの電圧の時には、第一のコンデンサー7、
第二のコンデンサー22、第三のコンデンサー23の合
計三つのコンデンサーが負荷8に対し並列に接続される
構成となって、より大きな電力を負荷8に供給すること
が可能となる。また、第三の電圧を第二の電圧より高い
値に選んでおくと、第一の電源装置が通電する時刻と第
二の電源装置が通電する時刻が異なるため、交流電源電
流の最大値を増やすことなく、負荷8に大きな電力を供
給することが可能となる。
【0054】次に本発明の第九の手段について図9に基
づいて説明する。図9において30は負荷8に流れる電
流を検出する電流検出回路であり、抵抗器30a、30
cとトランジスタ30b、30d、30eからなってい
る。接続構成は以下の通りである。トランジスタ30e
のエミッタには、電力供給制御回路24の出力が接続さ
れ、そのコレクタには電力供給制御回路29の出力と抵
抗器30aの一端が接続されている。抵抗器30aの他
端には負荷8が接続されている。また抵抗器30aの負
荷側にトランジスタ30bのベースが、反対側にエミッ
タが接続されている。トランジスタ30bのコレクタに
は、トランジスタ30dのベースと抵抗器30cが接続
されており、抵抗器30cの他端及びトランジスタ30
dのエミッタは商用電源のB側端子に接続されている。
トランジスタ30dのコレクタはトランジスタ30eの
ベースに接続されている。
づいて説明する。図9において30は負荷8に流れる電
流を検出する電流検出回路であり、抵抗器30a、30
cとトランジスタ30b、30d、30eからなってい
る。接続構成は以下の通りである。トランジスタ30e
のエミッタには、電力供給制御回路24の出力が接続さ
れ、そのコレクタには電力供給制御回路29の出力と抵
抗器30aの一端が接続されている。抵抗器30aの他
端には負荷8が接続されている。また抵抗器30aの負
荷側にトランジスタ30bのベースが、反対側にエミッ
タが接続されている。トランジスタ30bのコレクタに
は、トランジスタ30dのベースと抵抗器30cが接続
されており、抵抗器30cの他端及びトランジスタ30
dのエミッタは商用電源のB側端子に接続されている。
トランジスタ30dのコレクタはトランジスタ30eの
ベースに接続されている。
【0055】以上のように接続された回路においてその
動作を説明する。負荷8に流れる電流が多い時は、抵抗
器30aの両端に発生する電圧によりトランジスタ30
bがオンする。このため抵抗器30cの両端に電圧が発
生して、トランジスタ30dもオンする。トランジスタ
30dがオンすると、トランジスタ30eにベースバイ
アス電流が供給されてトランジスタ30eもオンし、電
力供給制御回路29からの電力が負荷8に供給される。
しかしながら、負荷8に流れる電流が少ないときは抵抗
器30aの両端子間電圧は低くトランジスタ30bはオ
フする。この時トランジスタ30dはオフ、従ってトラ
ンジスタ30eもオフとなって電力供給制御回路29か
らの電力は供給されなくなる。
動作を説明する。負荷8に流れる電流が多い時は、抵抗
器30aの両端に発生する電圧によりトランジスタ30
bがオンする。このため抵抗器30cの両端に電圧が発
生して、トランジスタ30dもオンする。トランジスタ
30dがオンすると、トランジスタ30eにベースバイ
アス電流が供給されてトランジスタ30eもオンし、電
力供給制御回路29からの電力が負荷8に供給される。
しかしながら、負荷8に流れる電流が少ないときは抵抗
器30aの両端子間電圧は低くトランジスタ30bはオ
フする。この時トランジスタ30dはオフ、従ってトラ
ンジスタ30eもオフとなって電力供給制御回路29か
らの電力は供給されなくなる。
【0056】
【発明の効果】本発明の第一、第二、第三、第四の手段
によれば、トランスを使用しない電子回路で電源を構成
することができ、安価で、発熱が少なく、小形の電源装
置を得ることが出来る。本発明の第五の手段によれば、
スイッチあるいはコンデンサーに流れる電流を制限する
ことにより、定格の小さな部品を使用することが可能と
なりより安価な電源装置を得ることが出来る。本発明の
第六の手段によれば、負荷に供給する電力を増加するこ
とが可能となる。また本発明の第七の手段によれば、ス
イッチが短絡しているときの負荷に印加される電圧を制
限することで、定格の小さな部品を使用することが可能
となり、負荷に供給する電力を増加しながらコストを抑
えることが可能となる。また本発明の第八の手段によれ
ば、更に大きな負荷への電力供給が可能となる。更に本
発明の第九の手段によれば、前記本発明の第八の手段が
有する効果に加え、効率の高い電源装置を実現すること
が可能となる。
によれば、トランスを使用しない電子回路で電源を構成
することができ、安価で、発熱が少なく、小形の電源装
置を得ることが出来る。本発明の第五の手段によれば、
スイッチあるいはコンデンサーに流れる電流を制限する
ことにより、定格の小さな部品を使用することが可能と
なりより安価な電源装置を得ることが出来る。本発明の
第六の手段によれば、負荷に供給する電力を増加するこ
とが可能となる。また本発明の第七の手段によれば、ス
イッチが短絡しているときの負荷に印加される電圧を制
限することで、定格の小さな部品を使用することが可能
となり、負荷に供給する電力を増加しながらコストを抑
えることが可能となる。また本発明の第八の手段によれ
ば、更に大きな負荷への電力供給が可能となる。更に本
発明の第九の手段によれば、前記本発明の第八の手段が
有する効果に加え、効率の高い電源装置を実現すること
が可能となる。
【図1】本発明の第一の手段の電源装置の実施例を示す
ブロック図
ブロック図
【図2】同第二の手段の実施例を示すブロック図
【図3】同第三の手段の実施例を示すブロック図
【図4】同第四の手段の実施例を示すブロック図
【図5】同第五の手段の実施例を示すブロック図
【図6】同第六の手段の実施例を示すブロック図
【図7】同第七の手段の実施例を示すブロック図
【図8】同第八の手段の実施例を示すブロック図
【図9】同第九の手段の実施例を示すブロック図
【図10】従来の電源装置を示すブロック図
1 商用交流電源
2 整流回路
3、4、12、14、19、20、25、26 基準電
圧発生回路 5・5a・5b スイッチ 6、11、16、17、21、27 スイッチ制御回路 7、22、23 コンデンサー 9、10 位相角電圧発生回路 13、15 混合電圧発生回路 18 電流制限回路 24、28、29 電力供給制御回路 30 電流検出回路
圧発生回路 5・5a・5b スイッチ 6、11、16、17、21、27 スイッチ制御回路 7、22、23 コンデンサー 9、10 位相角電圧発生回路 13、15 混合電圧発生回路 18 電流制限回路 24、28、29 電力供給制御回路 30 電流検出回路
Claims (9)
- 【請求項1】商用交流電源に接続された整流回路と、第
一の基準電圧を発生する第一の基準電圧発生回路と、第
一の基準電圧より大きい第二の基準電圧を発生する第二
の基準電圧発生回路と、前記整流回路の出力に一端が接
続されたスイッチと、このスイッチの他端と整流回路の
他端との間に接続されたコンデンサーと、前記整流回路
の出力電圧が第一の基準電圧と第二の基準電圧の間は前
記スイッチを短絡するスイッチ制御回路とを備えた電源
装置。 - 【請求項2】商用交流電源に接続された整流回路と、商
用交流電源の第一の一定位相角に相当する第一の位相角
電圧を発生する第一の位相角電圧発生回路と、第一の位
相角より大きい第二の位相角に相当する第二の位相角電
圧を発生する第二の位相角電圧発生回路と、前記整流回
路の出力に一端が接続されたスイッチと、このスイッチ
の他端と整流回路の他端との間に接続されたコンデンサ
ーと、前記整流回路の出力電圧が第一の位相角電圧と第
二の位相角電圧の間は前記スイッチを短絡するスイッチ
制御回路とを備えた電源装置。 - 【請求項3】商用交流電源に接続された整流回路と、第
一の基準電圧を発生する第一の基準電圧発生回路と、第
一の基準電圧より大きい第二の基準電圧を発生する第二
の基準電圧発生回路と、商用交流電源の第一の一定位相
角に相当する第一の位相角電圧を発生する第一の位相角
電圧発生回路と、第一の位相角より大きい第二の位相角
に相当する第二の位相角電圧を発生する第二の位相角電
圧発生回路と、第一の基準電圧と第一の位相角電圧を一
定の割合で混合して得られる第一の混合電圧を発生する
第一の混合回路と、第二の基準電圧と第二の位相角電圧
を一定の割合で混合して得られる第二の混合電圧を発生
する第二の混合回路と、前記整流回路の出力に一端が接
続されたスイッチと、このスイッチの他端と整流回路の
他端との間に接続されたコンデンサーと、前記整流回路
の出力電圧が第一の混合電圧と第二の混合電圧の間は前
記スイッチを短絡するスイッチ制御回路とを備えた電源
装置。 - 【請求項4】商用交流電源に接続された整流回路と、第
一の基準電圧、第一の位相角電圧または第一の混合電圧
のいずれかを第一の電圧として発生する第一の電圧発生
回路と、第二の基準電圧、第二の位相角電圧または第二
の混合電圧のいずれかを第二の電圧として発生する第二
の電圧発生回路と、前記整流回路の出力に一端が接続さ
れたスイッチと、このスイッチの他端と整流回路の他端
との間に接続されたコンデンサーと、整流回路の出力電
圧が第一の電圧と第二の電圧の間は前記スイッチを短絡
するスイッチ制御回路とを備えた電源装置。 - 【請求項5】スイッチ制御回路に電流制限回路を接続し
た請求項4記載の電源装置。 - 【請求項6】商用交流電源に接続された整流回路と、第
一の基準電圧、第一の位相角電圧または第一の混合電圧
のいずれかを第一の電圧として発生する第一の電圧発生
回路と、第二の基準電圧、第二の位相角電圧または第二
の混合電圧のいずれかを第二の電圧として発生する第二
の電圧発生回路と、前記整流回路の出力に接続されたス
イッチと、このスイッチと整流回路との間に接続された
第一のコンデンサー及び第二のコンデンサーと、前記整
流回路の出力電圧が第一の電圧と第二の電圧の間はスイ
ッチを短絡し、その他の電圧の時にはスイッチを開放す
るスイッチ制御回路と、整流回路の出力電圧が第一の電
圧と第二の電圧間は負荷に電力を供給すると共にスイッ
チに対し第一のコンデンサーと第二のコンデンサーが直
列接続状態となって電力を蓄積し、整流回路の出力電圧
が前記電圧範囲以外であるときは第一のコンデンサーと
第二のコンデンサーが負荷に対し並列の電源となって負
荷に電力を供給する電力供給制御回路とを備えた電源装
置。 - 【請求項7】商用交流電源に接続された整流回路と、第
一の電圧を発生する電圧発生回路と、第二の電圧を発生
する第二の電圧発生回路と、前記整流回路の出力に接続
されたスイッチと、このスイッチと整流回路との間に接
続された第一のコンデンサー及び第二のコンデンサー
と、整流回路の出力電圧が第一の電圧と第二の電圧との
間はスイッチを短絡し、その他の電圧の時にはスイッチ
を開放するスイッチ制御回路と、整流回路の出力電圧が
第一の電圧と第二の電圧の間は第一のコンデンサーと第
二のコンデンサーに電力を供給すると共に第一のコンデ
ンサーを通して負荷に電力を供給し、整流回路の出力電
圧が前記電圧範囲以外であるときは第一のコンデンサー
と第二のコンデンサーが負荷に電力を供給する電力供給
制御回路とを備えた電源装置。 - 【請求項8】商用交流電源に接続された整流回路と、第
一と第二の電圧を発生する第一の電源装置と、第三と第
四の電圧を発生する第二の電源装置と、整流回路の出力
電圧が第一の電圧と第二の電圧の間及び第三と第四の電
圧の間以外の電圧の時には第一の電源装置の第一のコン
デンサーと第二の電源装置の第二のコンデンサー及び第
三のコンデンサーが負荷に対して並列に接続された電力
制御回路を備えた電源装置。 - 【請求項9】負荷の電流を検出する電流検出回路を備え
た請求項8記載の電源装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17669491A JP2754958B2 (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 電源装置 |
DE69223530T DE69223530T2 (de) | 1991-02-22 | 1992-02-20 | Stromversorgungseinheit |
EP92102874A EP0500113B1 (en) | 1991-02-22 | 1992-02-20 | Power-supply unit |
US07/839,430 US5307257A (en) | 1991-02-22 | 1992-02-21 | Transformerless power-supply unit for supplying a low DC voltage |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17669491A JP2754958B2 (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530731A true JPH0530731A (ja) | 1993-02-05 |
JP2754958B2 JP2754958B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=16018107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17669491A Expired - Fee Related JP2754958B2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-07-17 | 電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2754958B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7389439B2 (en) | 2004-07-15 | 2008-06-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for managing power of portable computer system |
JP2012078989A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 負荷制御装置 |
-
1991
- 1991-07-17 JP JP17669491A patent/JP2754958B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7389439B2 (en) | 2004-07-15 | 2008-06-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for managing power of portable computer system |
JP2012078989A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 負荷制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2754958B2 (ja) | 1998-05-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |