JPH05306673A - 内燃機関の点火プラグの異常検出装置および内燃機関の失火検出装置 - Google Patents

内燃機関の点火プラグの異常検出装置および内燃機関の失火検出装置

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JPH05306673A
JPH05306673A JP4136022A JP13602292A JPH05306673A JP H05306673 A JPH05306673 A JP H05306673A JP 4136022 A JP4136022 A JP 4136022A JP 13602292 A JP13602292 A JP 13602292A JP H05306673 A JPH05306673 A JP H05306673A
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Eitetsu Akiyama
英哲 秋山
Takashi Kuki
隆 久木
Shigeru Maruyama
茂 丸山
Masaki Kanehiro
正毅 金広
Takuji Ishioka
卓司 石岡
Kazutomo Sawamura
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 点火プラグ自体の状態も考慮し、機関の失火
状態を正確に検出できる内燃機関の点火プラグの異常検
出装置および点火プラグの異常検出機能を備えた失火検
出装置を提供することを目的とする。 【構成】 ステップS1で機関がフューエルカット中で
あるか否かを判別する。フューエルカット中である場合
はステップS2へ進む。ステップS2では、点火電圧V
の減衰状態を示す再チャージ電圧印加後の点火電圧Vを
各気筒毎に検出する。続くステップS3では、パルス幅
TPが前記限界値TPUMT以下であるか否かを判別す
る。前記パルス幅TPが限界値TPUMT以下であるこ
とが所定回数連続して判定される気筒があれば、ステッ
プS4においてその気筒の点火プラグは異常であると判
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、点火プラグの異常状態
を検出する内燃機関の点火プラグの異常検出装置及び該
点火プラグの異常検出機能を備えた内燃機関の失火検出
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の点火プラグでの点火が正常に
行なわれない、すなわち失火が生ずることがあるが、こ
の失火の原因を大別すると、燃料系に係るものと点火系
に係るものとがある。前者の燃料系に係るものは燃料混
合気のリーンまたはリッチに起因するものであり、後者
の点火系に係るものはいわゆるミス・スパークに起因す
るものである。ミス・スパークとは点火プラグに正常な
火花放電が生じないことを意味する。例えば未燃燃料の
付着による点火プラグのくすぶりやかぶりにより、ある
いは点火回路の異常により正常な火花放電が行われない
場合である。
【0003】本願出願人は、上記失火のうち燃料系の原
因に係るものを検出する失火検出装置として、点火電圧
(点火プラグの電極間電圧)を検出し、この点火電圧の
検出値に基づいて失火を判定する方法、例えば点火電圧
の検出値が所定電圧値を越える期間が所定期間以上のと
き失火と判定するようにしたものを既に提案している
(特願平3−326507号:文献1)。
【0004】また、従来、上記失火のうち点火系に係る
原因、例えば点火プラグのくすぶりを検知する手法とし
ては、計測器等を使用してプラグ抵抗を直接測定するの
が通常であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、点火
プラグのくすぶり等により点火プラグ自体の状態が悪化
した場合には、正常な火花放電が行われない恐れがある
が、上記文献1における失火検出装置ではこの点を考慮
しておらず、未だ失火検出精度向上の観点から問題解決
の余地が残されていた。即ち、機関の燃焼状態が不安定
状況下(低温時など)において、点火プラグの両電極、
つまり中心電極と接地電極に燃料の未燃成分(カーボ
ン)が多く付着してくると、点火コイル側から中心電極
へ供給される電流がこのカーボンを介して接地電極に流
れるようになる。このような状態の下では、点火プラグ
は正常に放電できないので、失火を招く恐れがあった。
【0006】そこで、このような点火プラグのくすぶり
等の点火プラグ自体の状態を検知する必要が生ずるが、
従来では、このような点火プラグ自体の状態を検知する
機能を車両に搭載することは困難であるので、上記した
ように計測器等を使用してプラグ抵抗を直接測定してい
た。従って点火プラグ自体の状態も考慮した内燃機関の
失火検出装置は未だ実現されていなかった。
【0007】本発明は上記従来の問題点に鑑み、点火プ
ラグ自体の状態も考慮し、機関の失火状態を正確に検出
できる内燃機関の点火プラグの異常検出装置及びかかる
点火プラグの異常検出機能を備えた内燃機関の失火検出
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、内燃機関の点火プラグのギャップ間の電気
抵抗に関連した値を測定する電気抵抗測定手段と、前記
機関の非燃焼状態を検出する非燃焼状態検出手段と、前
記機関が非燃焼状態下にあるときに、前記測定した点火
プラグの電気抵抗に関連した値が所定値以下であるか否
かを判別する判別手段と、前記判別手段により前記電気
抵抗に関連した値が前記所定値以下にあると判別された
場合に、前記点火プラグが異常状態にあると判定するプ
ラグ状態判定手段とを有するものである。
【0009】前記電気抵抗測定手段は、前記点火プラグ
の両端間電圧を測定する電圧測定手段と、前記点火プラ
グの両端間に所定の電圧を印加する電圧印加手段と、前
記電圧印加手段により前記点火プラグの両端間に前記所
定の電圧を印加したときからの前記電圧測定手段による
測定電圧の減衰度合いを測定する電圧減衰度合測定手段
とから成る。
【0010】また、機関運転パラメータの値を検出する
機関運転状態検出手段と、前記機関運転パラメータの値
に基づき点火時期を決定して点火指令信号を発生する点
火指令信号発生手段と、前記点火指令信号に基づき、機
関に設けられた点火プラグを放電させるための高電圧を
発生させる点火手段と、前記点火手段に高電圧が発生さ
れるときの点火電圧値を検出する点火電圧検出手段と、
前記検出した点火電圧値に基づいて、機関の失火状態を
判定する失火判定手段とを有する内燃機関の失火検出装
置において、前記点火プラグのギャップ間の電気抵抗に
関連した値を測定する電気抵抗測定手段と、前記機関の
非燃焼状態を検出する非燃焼状態検出手段と、前記機関
が非燃焼状態下にあるときに、前記測定した点火プラグ
の電気抵抗に関連した値が所定値以下であるか否かを判
別する判別手段と、前記判別手段により前記電気抵抗に
関連した値が前記所定値以下にあると判別された場合
に、前記点火プラグが異常状態にあると判定するプラグ
状態判定手段とを設けたものである。
【0011】好ましくは、前記電気抵抗測定手段は、前
記点火プラグの両端間電圧を測定する電圧測定手段と、
前記点火プラグの両端間に所定の電圧を印加する電圧印
加手段と、前記電圧印加手段により前記点火プラグの両
端間に前記所定の電圧を印加したときからの前記電圧測
定手段による測定電圧の減衰度合いを測定する電圧減衰
度合測定手段とから成る。
【0012】
【作用】上記構成により本発明によれば、非燃焼状態検
出手段は、機関の非燃焼状態を検出し、判別手段は、機
関が非燃焼状態下にあるときに、電気抵抗測定手段によ
り測定された点火プラグの電気抵抗に関連した値、好ま
しくは点火プラグ両端間電圧の減衰度合が所定値以上で
あるか否かを判別する。これにより、燃焼による影響を
全く受けることなく、点火プラグのギャップ間の電気抵
抗値が正確に測定される。プラグ状態判定手段は、前記
判別手段により電気抵抗に関連した値が所定値以上にあ
ると判別された場合に、点火プラグが異常状態にあると
判定し、例えば異常信号等を外部へ送出して点火プラグ
が異常状態にあることを報知する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0014】図1は、本発明による内燃機関の点火プラ
グの異常検出装置を備えた内燃機関の失火検出装置の一
実施例の構成を示す図である。
【0015】同図において、電源電圧(バッテリ電圧)
VBが供給される電源端子T1は一次側コイル2と二次
側コイル3とから成る点火コイル(点火手段)1と接続
され、一次側コイル2と二次側コイル3とは互いにその
一端で接続され、一次側コイル2の他端はトランジスタ
4のコレクタに接続され、トランジスタ4のベースは点
火指令信号Aが入力される入力端子T2に接続され、そ
のエミッタは接地されている。また、二次側コイル3の
他端はダイオード7のアノードに接続され、ダイオード
7のカソードはディストリビュータ6を介して点火プラ
グ5の中心電極5aに接続され、点火プラグ5の接地電
極5bは接地されている。
【0016】ディストリビュータ6と中心電極5aとを
接続する接続線15の途中には、その接続線15と静電
的に結合された(接続線15と数PFのコンデンサを形
成する)点火電圧センサ10が設けられ、点火電圧セン
サ10の出力は、電子コントロールユニット(以下「E
CU」という)8の失火判定回路12に接続されてい
る。失火判定回路12は、CPU(中央処理装置)11
に接続されており、判定結果がCPU11に入力され
る。CPU11は、失火判定に関連するタイミング制御
を行う。
【0017】CPU11には、入力回路13を介して、
機関回転数等の機関運転パラメータの値を検出する各種
機関運転パラメータセンサ(機関運転状態検出手段)9
が接続されており、機関運転パラメータの検出値が入力
される。更に、CPU11は駆動回路14を介してトラ
ンジスタ4のベース接続されており、トランジスタ4に
通電制御信号Aを供給する。
【0018】図2は、失火判定回路12の具体的な構成
を示すブロック図であり、入力端子T3は入力回路21
を介して第1の比較器25の非反転入力に接続されてい
る。ピークホールド回路22の出力は、比較レベル設定
回路24を介して第1の比較器25の反転入力に接続さ
れている。また、ピークホールド回路22には、適切な
タイミングでピークホールド値をリセットするリセット
信号R1がCPU11から供給される。
【0019】第1の比較器25の出力はゲート回路26
を介してパルス発生期間計測回路27に入力され、計測
回路27は、ゲート回路26が入力信号をそのまま出力
しているゲート期間中において第1の比較器25の出力
が高レベルとなっている期間を計測し、該計測した期間
の長さに応じた電圧VTを第2の比較器29の非反転入
力に供給する。第2の比較器29の反転入力には基準値
設定回路28が接続されており、失火判定用の基準電圧
VTREFが供給される。VT>VTREFが成立する
とき、第2の比較器29の出力が高レベルとなり、FI
失火等の失火発生と判定される。なお、基準電圧VTR
EFは、機関運転状態に応じて設定される。また、ゲー
ト回路26のゲート期間を決定するゲート信号G及び期
間計測回路27のリセットタイミングを決定するリセッ
ト信号R2はCPU11から供給される。
【0020】図3は、図2の入力回路21、ピークホー
ルド回路22及び比較レベル設定回路24の具体的な構
成を示す回路図である。
【0021】同図において入力端子T3は、抵抗215
を介して演算増幅器(以下「オペアンプ」という)21
6の非反転入力に接続されている。また入力端子T1
は、コンデンサ211と抵抗212とダイオード214
とを並列に接続した回路を介してアースに接続されると
ともに、ダイオード213を介して電源ラインVBSに
接続されている。コンデンサ211は、例えば104
F程度のものを使用し、前記電圧センサ13によって検
出される電圧を数千分の1に分圧する働きをする。また
抵抗212は例えば500KΩ程度のものを使用する。
ダイオード213及び214は、オペアンプ216の入
力電圧がほぼ0〜VBSの範囲内に入るようにするため
に設けられている。オペアンプ216の反転入力はその
出力と接続されており、オペアンプ216はバッファア
ンプ(インピーダンス変換回路)として動作する。オペ
アンプ216の出力は、第1の比較器25の非反転入力
及びオペアンプ221の非反転入力に接続されている。
【0022】オペアンプ221の出力はダイオード22
2を介してオペアンプ227の非反転入力に接続され、
オペアンプ221及び227の反転入力はいずれもオペ
アンプ227の出力に接続されている。従って、これら
のオペアンプもバッファアンプとして動作する。
【0023】オペアンプ227の非反転入力は抵抗22
3及びコンデンサ226を介して接地され、抵抗223
とコンデンサ226の接続点は、抵抗224を介してト
ランジスタ225のコレクタに接続されている。トラン
ジスタ225のエミッタは接地され、ベースにはリセッ
ト時高レベルとなるリセット信号R1がCPU11より
入力される。
【0024】オペアンプ227の出力は、比較レベル設
定回路24を構成する抵抗241及び242を介して接
地され、抵抗241と242の接続点が第1の比較器2
5の反転入力に接続されている。
【0025】図3の回路によれば、検出された点火電圧
V(オペアンプ216の出力)のピーク値がピークホー
ルド回路22によって保持され、そのピークホールド値
が比較レベル設定回路24により、値1より小さい所定
数倍され、比較レベルVCOMPとして第1の比較器2
5に供給される。従って、端子T4にはV>VCOMP
が成立するとき高レベルとなるパルス信号が出力され
る。
【0026】図4は、ゲート回路26及びパルス計測期
間計測回路27の具体的構成を示す回路図であり、トラ
ンジスタ41〜43及び抵抗44〜51により3段の反
転回路が構成されている。また、トランジスタ42のコ
レクタとアースとの間には、トランジスタ61が介装さ
れており、トランジスタ61のベースには、CPU11
からゲート信号Gが供給される。従って、ゲート信号G
が低レベルとなるゲート期間中においては、トランジス
タ43のコレクタは、端子T4の電圧の高/低に対応し
て低レベル/高レベルとなり、ゲート信号Gが高レベル
のときにはトランジスタ43のコレクタは端子T4の電
圧に拘らず高レベルとなる。トランジスタ43のコレク
タは抵抗52を介してトランジスタ54のベースに接続
されており、トランジスタ54のベースは抵抗53を介
して電源ラインVBSに接続されている。トランジスタ
54のエミッタは電源ラインVBSに接続され、コレク
タは抵抗55及びコンデンサ57を介してアースに接続
されている。抵抗55とコンデンサ57の接続点は、オ
ペアンプ59及び抵抗60を介して端子T5に接続され
ている。オペアンプ59はバッファアンプである。抵抗
55とコンデンサ57の接続点は、抵抗56を介してト
ランジスタ58のコレクタに接続され、トランジスタ5
8のエミッタは接地されている。トランジスタ58のベ
ースには、CPU11よりリセット信号R2が入力され
る。
【0027】図4の回路によれば、ゲート信号Gが低レ
ベルであって端子T4が高レベルのときトランジスタ4
3のコレクタが低レベルとなり、トランジスタ54がオ
ンし、コンデンサ57が充電される一方、ゲート信号G
が高レベル又は端子T4が低レベルのときはトランジス
タ54がオフし、コンデンサ57の充電が停止される。
従って、端子T5には、端子T4に入力されるパルス信
号がゲート期間中において高レベルである期間に比例す
る電圧VTが得られる。
【0028】以上のように構成される失火検出装置の動
作を図5〜図8を用いて説明する。図5(a),(b)
はそれぞれ通電制御信号A及びゲート信号Gを示す。ま
た、図5(c)〜(e)は燃料混合気の正常燃焼時の点
火電圧特性を示し、図6(f)〜(i)は点火プラグ正
常時における燃料系の原因に係る失火(以下「FI失
火」という)の点火電圧特性を示す。また、同図6
(j),(k)は、点火プラグ異常時におけるFI失火
の点火電圧特性を示す。
【0029】同図(a)に示すように、本実施例では、
点火指令信号を時刻t0に発生させた後(点火に必要な
期間一次側コイル2に通電し、時刻t0において電流を
遮断した後)、時刻t1からt2の間再度通電を行う
(以下「再通電」という)。再通電は時刻t2におい
て、点火プラグ5の電極間に放電が発生しない程度の値
(所定印加電圧値)の電圧を印加し、点火プラグ5及び
その周辺回路の浮遊容量に電荷を蓄える(チャージす
る)ために行うものである。以下、時刻t2に点火プラ
グ5に印加される電圧を再チャージ電圧(再チャージ指
令信号)という。
【0030】図5(c)及び図6(f)は、検出した点
火電圧(入力回路21の出力電圧)V(B,B′)及び
比較レベルVCOMP(C,C′)の推移を示してい
る。まず、図5(c)を参照して正常燃焼時の点火電圧
特性について説明する。
【0031】図5(c)において、点火指令信号が発生
する時刻t0の直後においては点火電圧Vは燃料混合気
(点火プラグの放電ギャップ間)の絶縁を破壊する値ま
で上昇し、絶縁破壊後は、絶縁破壊前の容量放電状態
(数百アンペア程度の電流による非常に短い時間の放電
状態)から放電電圧が略一定の誘導放電状態へと移行す
る(数十ミリアンペア程度の電流により、数ミリ秒程度
の放電期間)。誘導放電電圧は、時刻t0以降の圧縮行
程に伴う気筒内の圧力が上昇することにより上昇する。
これは、圧力が高くなると誘導放電に必要な電圧も高く
なるためである。誘導放電の最後の段階においては点火
コイルの誘導エネルギーの減少により誘導放電を維持す
るための電圧よりも点火プラグ電極間の電圧が低くな
り、誘導放電は消失して容量放電状態(後期の容量放電
状態)へ移行する。容量放電状態においては点火プラグ
電極間の電圧は燃料混合気の絶縁を再度破壊するため上
昇するが、点火コイル1の残余のエネルギーが少なく電
圧上昇はわずかである。これは、燃焼が発生した場合
は、プラグギャップ間の電気抵抗が低いためであり、燃
焼時の燃料混合気がイオン化していることに起因する。
【0032】なお、ダイオード7と点火プラグ5との間
の浮遊容量に蓄えられた電荷(電極間で放電しきれずに
残った電荷)は、ダイオード7があるため、点火コイル
1側へは放電されないが、点火プラグ5の電極近傍に存
在するイオンによって中和されるため、容量放電終了時
の点火電圧Vは速やかに減少する。
【0033】その後、時刻t2において再チャージ電圧
が印加されると、点火電圧Vは上昇するが、このときチ
ャージされる電荷は、前述した後期容量放電終了直後と
同様に、点火プラグ5の電極近傍に存在するイオンによ
って中和されるため、速やかに減少する。
【0034】一方、比較レベルVCOMPは、図示例で
は、時刻t5までは前回リセットされた後における点火
電圧Vのピーク値に応じた値となっており、リセット信
号R1により、時刻t5〜t2において所定低レベル
(>0)固定状態とされ、時刻t2においてその状態が
解除される(以下、所定低レベル固定状態を解除する時
点を「リセット(初期化)タイミング」という)。した
がって、時刻t2以後は再チャージ電圧によってピーク
値となった点火電圧Vに応じた値(本実施例ではピーク
値の2/3程度の値としている)となる。その結果、点
火電圧Vと比較レベルVCOMPとの比較を行う第1の
比較器25の出力は図5(d)に示すように、時刻t0
付近、時刻t6〜t7及び時刻t2〜t8において高レ
ベルとなるが、ゲート回路26の出力は、ゲート信号G
が低レベルである時刻t3〜t7及び時刻t2〜t8に
おいてのみ高レベルとなる。したがって、パルス発生期
間計測回路27の出力VTは、図5(e)に示すように
変化し、基準電圧VTREFを越えず、正常燃焼と判定
される。
【0035】次に、燃料混合気が燃料供給系の異常等に
よりリーン状態やカット状態となりFI失火が発生した
とき(燃焼が発生しなかったとき)の点火電圧特性につ
いて説明する。図6(f)において、点火指令信号の発
生時刻t0の直後においては点火電圧V(B′)は点火
プラグ電極間の燃料混合気の絶縁を破壊する値まで上昇
するが、このときの絶縁破壊電圧の値は、燃料混合気に
占める空気の割合が正常時よりも多く含まれており、燃
料混合気の絶縁破壊電圧の値は、燃料混合気に占める空
気の割合が正常時よりも多く含まれており、燃料混合気
の絶縁耐力が大きくなり、また、燃焼が発生していない
ため、燃料混合気がイオン化しておらず、プラグギャッ
プ間の電気抵抗が高くなる傾向にあることから、正常燃
焼時の電圧値よりも高くなる。この後、正常燃焼時と同
様に誘導放電状態へ移行するが、放電抵抗も正常燃焼時
よりも大きいことにより正常燃焼時よりも早く容量放電
状態へ移行する傾向を示す。誘導放電の最後の段階で発
生する容量放電(後期の容量放電)の値は、燃料混合気
の絶縁破壊電圧が正常燃焼時よりも大きいことにより、
正常燃焼時に比べて非常に大きくなる。
【0036】このとき、点火プラグ5の電極近傍にほと
んどイオンが存在しないため、ダイオード7と点火プラ
グ5との間に蓄えられた電荷は、イオンによって中和さ
れず、またダイオード7によって点火コイル1へ逆流す
ることもできないためそのまま保持され、気筒内圧力が
低下して放電要求電圧がこの電荷により印加されている
電圧と等しくなった時に、点火プラグ5の電極において
放電されるが、点火電圧Vが高いときには比較的早期に
放電されてしまう。
【0037】その後、時刻t2において再チャージ電圧
が印加されると、点火電圧Vは再び上昇し、前述と同様
にプラグ電極間のイオンによる中和がなく、またダイオ
ード7の作用により、高電圧状態が継続する。そして、
気筒内圧力がさらに低下して放電要求電圧が点火電圧V
と等しくなったときに、プラグ電極間で放電される(時
刻t11)。
【0038】一方、比較レベルVCOMP(C′)は、
図示例では時刻t9までは前回リセットされた後におけ
る点火電圧Vのピーク値に応じた値(ピーク値の1/5
程度の値)となっており、時刻t9以後、点火電圧Vの
上昇とともに上昇し、ピーク値に対応したレベルを時刻
t5まで保持する。時刻t5〜t2において所定低レベ
ルに固定された状態にされ、時刻t2以後は再チャージ
電圧によってピーク値となった点火電圧Vに対応した値
を保持する。
【0039】その結果、第1の比較器25の出力は図6
(g)に示すように、時刻t0〜t10及び時刻t2〜
t11において高レベルとなるが、ゲート回路26の出
力は、ゲート期間TG中に高レベルとなった期間内のみ
高レベルとなる。したがって、パルス発生期間計測回路
27の出力VTは、図6(h)に示すように変化し、時
刻t12において基準電圧VTREFを越え、第2の比
較器29の出力は、図6(i)に示すよう、時刻t12
〜t4において高レベルとなり、FI失火が検出され
る。
【0040】図6(f)に示したように、点火電圧Vが
後期容量放電時に比較的高電圧となったような場合に
は、点火電圧Vが早期に低下してしまい(時刻t1
0)、この時点では期間計測回路27の出力VTは基準
電圧VTREFを越えないため、FI失火を検出するこ
とができない。そこで、本実施例では、時刻t2におい
て、プラグ電極間で放電が発生しない程度の値の再チャ
ージ電圧を印加するようにしたので、点火電圧Vが高電
圧となった場合でも、FI失火を確実に検出することが
できる。
【0041】本実施例の失火検出装置は、後述する図7
に示す処理に従って点火プラグ5の異常検出を行う機能
を有する。以下、この点について説明する。
【0042】まず、図6(j)に用いてくすぶり点火プ
ラグの点火電圧特性を説明する。図6(j)はフェール
カット状態(非燃焼状態:減速運転時あるいは意図的に
点火プラグモニタ条件を設定して燃料供給を停止するよ
うな状態である)でのくすぶり点火プラグの点火電圧波
形Vと比較電圧VCMPを示す。
【0043】点火指令信号が発生する時刻t0の直後に
おいて、点火電圧V(B´´)は点火プラグ電極間の絶
縁を破壊する値まで上昇すると、その後、比較的早期に
低下する。これは、点火プラグがくすぶり状態となった
場合は、点火プラグの両電極にカーボンが島状に付着し
た状態となっており、電圧が高い時はこの島間を介して
電流が流れるからである。時刻t13で、ある値まで電
圧が降下すると、前記島間の導通がなくなり、点火コイ
ル1の残余のエネルギーによって上昇する。その後、カ
ーボンを介して電流が流れるため、点火電圧Vは前記同
様に比較的早期に低下する。
【0044】その後、時刻t2にのおいて再チャージ電
圧が印加されると、点火電圧Vは再び上昇するが、前述
の図6(f)に示した失火発生時の正常点火プラグの場
合と異なり、プラグ電極間のイオンによる中和がなくと
も、プラグ電極間に付着したカーボンを介して電流がリ
ークするので、時刻t14の点火電圧Vは比較的大きい
度合で減衰し、時刻t14の比較的早期に放電が終了す
る。従って、図6(k)に示すように、点火電圧Vと比
較レベルVCOMP(C´´:後述するように点火電圧
Vのピーク値の1/5程度の値に設定されている)とを
比較する第1の比較器25の出力は、時刻t15付近、
時刻t16〜t17及び時刻t18〜t19において高
レベルになるが、時刻t18〜t19におけるパルス幅
TPは前述の図6(g)に示すものに比べて小さくな
る。本実施例ではこの再チャージ電圧印加後の点火電圧
Vにより得られるパルス幅TP特性に基づいて点火プラ
グの異常を検出するものである。
【0045】次に、本発明の特徴を成す点火プラグの異
常判定処理を図7及び図8を参照しつつ説明する。な
お、図7は点火プラグの異常判定処理を示すフローチャ
ートである。図8は再チャージ後の点火電圧の減衰状態
を示す特性図であり、正常点火プラグと異常点火プラグ
との場合を比較して表している。
【0046】図7において、まず、ステップS1では機
関がフューエルカット中であるか否かを判別する。その
答が否定(NO)、フューエルカット中でない場合は本
ルーチンを終了し、その答が肯定(YES)、即ちフュ
ーエルカット中である場合はステップS2へ進む。
【0047】ステップS2では、まず、比較レベルVC
OMPを変更する。即ち、点火プラグモニタ状態時が通
常の燃焼時において点火電圧Vのピーク値の2/3程度
の値に設定されていたピーク値を1/5程度の値に変更
する(図6(j)のC´´)。これはプラグ状態低下時
の減衰割合増大による検出精度を向上させるためであ
る。さらに、このステップS2では、前記時刻t2にお
ける再チャージ電圧印加後の点火電圧Vを各気筒毎に検
出する。ここで、図8に示すように再チャージ電圧印加
後の点火電圧Vに注目すると、点火プラグのくすぶり度
合(プラグ電極間抵抗)によって点火電圧の減衰時間は
大きく異なる。即ち、くすぶり度合が悪化、つまりプラ
グ電極間抵抗が低下するほど該減衰時間は短くなる傾向
にある(図中Z1は正常な点火プラグを、Z2はくすぶ
り点火プラグの点火電圧減衰特性をそれぞれ示す)。そ
こで、この特性を利用してドライバビリティの悪化を招
くようなプラグ電極間抵抗を実験等により求め、ドライ
バビリティが悪化しない限界値TPUMTを設定する。
【0048】続くステップS3では、第1の比較器25
の出力のパルス幅TPが前記限界値TPUMT以下であ
るか否かを判別する。これは、各シリンダナンバーを予
め読み込んでシリンダ毎に繰り返し実行し、該ステップ
S3の答が肯定(YES)である場合、即ち前記パルス
幅TPが限界値TPUMT以下であることが所定回数連
続して判定される気筒があれば、ステップS4において
その気筒の点火プラグは異常であると判定する。
【0049】一方、前記ステップS3の答が否定(N
O)、即ち各気筒のパルス幅TPが全て前記限界値TP
UMTを越える場合は、ステップS5において全気筒の
点火プラグは正常であると判定し、本ルーチンを終了す
る。
【0050】このように本実施例ではフェールカット中
に各気筒の再チャージ後の点火電圧をモニタして点火プ
ラグの異常判定を行うようにしたので、燃焼による影響
を全く受けずに点火プラグのギャップ間の抵抗値を正確
に測定することが可能となる。さらに、本実施例では、
FI失火の検出を行う失火検出装置の構成に若干の変更
を加えることにより、FI失火の検出と共に点火プラグ
の異常を検出することが可能であり、失火検出精度を一
段と向上することができる。
【0051】なお、本発明は、図示の実施例に限定され
ず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施例で
は、点火プラグの異常状態として「くすぶり」を一例に
とって説明したが、点火プラグを落下させるなどにより
点火プラグのギャップ間が詰まった状態で車輌に装填さ
れたような場合でも、本発明は適用可能である。また、
上記実施例の失火判定方法は、再チャージ以後の点火電
圧値が所定比較電圧値を越える期間が基準値を越える
時、失火を判定する構成としたが、これに限定されず、
点火電圧値に基づく他の失火判定方法も適用可能である
(例えば特願平3−326506)
【0052】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、内燃機関の点火プラグのギャップ間の電気抵抗に関
連した値を測定する電気抵抗測定手段と、前記機関の非
燃焼状態を検出する非燃焼状態検出手段と、前記機関が
非燃焼状態下にあるときに、前記測定した点火プラグの
電気抵抗に関連した値が所定値以上であるか否かを判別
する判別手段と、前記判別手段により前記電気抵抗に関
連した値が前記所定値以上にあると判別された場合に、
前記点火プラグが異常状態にあると判定するプラグ状態
判定手段とを設けたので、点火プラグの異常状態を検知
する機能を車両に搭載することができ、従って点火プラ
グ自体の状態も考慮した失火判定が可能となる。これに
より、失火判定精度が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内燃機関の点火プラグの異常検出
装置を備えた失火検出装置の一実施例の概略構成を示す
ブロック図である。
【図2】失火判定回路の具体的な構成を示すブロック図
である。
【図3】失火判定回路の一部の具体的な構成を示す回路
図である。
【図4】失火判定回路の一部の具体的な構成を示す回路
図である。
【図5】失火判定回路の動作を説明するためのタイムチ
ャートである。
【図6】失火判定回路の動作を説明するためのタイムチ
ャートである。
【図7】点火プラグの異常判定処理を示すフローチャー
トである。
【図8】再チャージ後の点火電圧の減衰状態を示す特性
図である。
【符号の説明】
1 点火コイル 2 1次側コイル 3 2次側コイル 5 点火プラグ 8 電子コントロールユニット(点火指令信号発生手
段、失火判定手段、判別手段、プラグ状態判定手段) 9 各種機関運転パラメータセンサ(機関運転状態検出
手段、非燃焼状態検出手段) 10 点火電圧センサ(点火電圧検出手段)
フロントページの続き (72)発明者 久木 隆 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 丸山 茂 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 金広 正毅 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 石岡 卓司 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 澤村 和同 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の点火プラグのギャップ間の電
    気抵抗に関連した値を測定する電気抵抗測定手段と、 前記機関の非燃焼状態を検出する非燃焼状態検出手段
    と、 前記機関が非燃焼状態下にあるときに、前記測定した点
    火プラグの電気抵抗に関連した値が所定値以下であるか
    否かを判別する判別手段と、 前記判別手段により前記電気抵抗に関連した値が前記所
    定値以下にあると判別された場合に、前記点火プラグが
    異常状態にあると判定するプラグ状態判定手段とを有す
    ることを特徴とする点火プラグの異常検出装置。
  2. 【請求項2】 前記電気抵抗測定手段は、 前記点火プラグの両端間電圧を測定する電圧測定手段
    と、 前記点火プラグの両端間に所定の電圧を印加する電圧印
    加手段と、 前記電圧印加手段により前記点火プラグの両端間に前記
    所定の電圧を印加したときからの前記電圧測定手段によ
    る測定電圧の減衰度合いを測定する電圧減衰度合測定手
    段とから成ることを特徴とする請求項1記載の内燃機関
    の点火プラグ異常検出装置。
  3. 【請求項3】 機関運転パラメータの値を検出する機関
    運転状態検出手段と、前記機関運転パラメータの値に基
    づき点火時期を決定して点火指令信号を発生する点火指
    令信号発生手段と、前記点火指令信号に基づき、機関に
    設けられた点火プラグを放電させるための高電圧を発生
    させる点火手段と、前記点火手段に高電圧が発生される
    ときの点火電圧値を検出する点火電圧検出手段と、前記
    検出した点火電圧値に基づいて、機関の失火状態を判定
    する失火判定手段とを有する内燃機関の失火検出装置に
    おいて、 前記点火プラグのギャップ間の電気抵抗に関連した値を
    測定する電気抵抗測定手段と、 前記機関の非燃焼状態を検出する非燃焼状態検出手段
    と、 前記機関が非燃焼状態下にあるときに、前記測定した点
    火プラグの電気抵抗に関連した値が所定値以下であるか
    否かを判別する判別手段と、 前記判別手段により前記電気抵抗に関連した値が前記所
    定値以下にあると判別された場合に、前記点火プラグが
    異常状態にあると判定するプラグ状態判定手段とを設け
    たことを特徴とする内燃機関の失火検出装置。
  4. 【請求項4】 前記電気抵抗測定手段は、 前記点火プラグの両端間電圧を測定する電圧測定手段
    と、 前記点火プラグの両端間に所定の電圧を印加する電圧印
    加手段と、 前記電圧印加手段により前記点火プラグの両端間に前記
    所定の電圧を印加したときからの前記電圧測定手段によ
    る測定電圧の減衰度合いを測定する電圧減衰度合測定手
    段とから成ることを特徴とする請求項3記載の内燃機関
    の失火検出装置。
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