JPH0530628Y2 - - Google Patents

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JPH0530628Y2
JPH0530628Y2 JP6046789U JP6046789U JPH0530628Y2 JP H0530628 Y2 JPH0530628 Y2 JP H0530628Y2 JP 6046789 U JP6046789 U JP 6046789U JP 6046789 U JP6046789 U JP 6046789U JP H0530628 Y2 JPH0530628 Y2 JP H0530628Y2
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hot air
air supply
wire mesh
supply port
air
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、製茶中揉機の熱風供給部に付着する
粉茶等の粉塵を除去するための装置に関するもの
である。
〔従来技術〕
中揉機は一般に第3図に示すように、回転胴a
の一側にフアンbを設け、他側に熱風供給口cを
設け、熱風供給口cに風導dを介して熱風発生装
置eを接続するとともに熱風供給口cを金網fで
塞ぎ、フアンbを作動して熱風発生装置eによつ
て熱せられた外気を回転胴a内に吸引後、速やか
に排出するという熱風供給構造を採る。熱風発生
装置eとしては、ガスを燃焼して外気を直接加熱
するガス火炉と呼ばれる装置や、重油を煙管内で
燃焼して煙管により外気を加熱する重油火炉と呼
ばれる装置が多く利用されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
中揉機による製茶処理の際には粉茶が多量に発
生し、固定胴aの内外を問わず浮遊している。そ
して、時間の経過と共に金網fに付着して熱風の
供給を滞らせ、乾燥効率、燃費等を低下させた
り、正確な熱風供給量の制御を不可能にする。
ところで、回転胴aのフアンb側にも全面に渡
つて金網gが張設されており、この金網gにも粉
塵が付着しやすいのであるが、これは揉手と共に
回転しフアンに接する刷毛hを設けることにより
解決できる。しかし、熱風供給口cにおける金網
fに付着している粉塵は、通風方向の関係から固
定胴aの外側から付着しているため、フアン側と
同様の構造を採つても効果は期待できない。
よつて、金網fに付着した粉塵の除去は、作業
者の自発的な掃除に任されているのが現状である
が、掃除が困難な部分である上、製茶期間は僅か
な時間をも惜しんで製茶処理を進めたいため、除
粉作業の機械化が要求されている。
一方、金網f以外にも、風導d等、固定胴aへ
の外気の通過途中に粉茶等が付着し、火災の原因
になつたり燻つて焦げた臭いを製品に付加し品質
を低下させる原因になつているが、やはり作業者
の掃除以外に対策はなかつた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、回転胴の一側にフアンを設け、他側
に熱風供給口を設け、熱風供給口に風導を介して
熱風発生装置を接続するとともに熱風供給口に金
網fを張設した中揉機におけるものであり、風導
内に吹出口を金網に指向したエア吹出管を配した
点、あるいは、風導内に吹出口が金網に指向可能
なエア吹出管を回動自在に配した点を特徴とす
る。
〔作用〕
エア供給管の吹出口から金網に向けて吹き出し
たエアは、金網に付着している粉塵を解き離し回
転胴内に吹き飛ばす。
エア吹出管を回動自在とすれば、風導や熱風発
生装置内に中揉処理中とは異なる乱気流を生じ、
これら部材の内壁や接続部位に付着した粉塵を除
去する。
〔実施例〕
第1図、第2図において、1は中揉機回転胴の
一側面を形成する固定側板であり、下部に熱風供
給口2が設けられる。熱風供給口2には風導3を
介して、熱風発生装置たるガス火炉4が接続され
る。一方、熱風供給口2には全面に金網5が張設
される。金網5は主に処理中の茶葉が胴外へ溢れ
るのを防止する目的を持つ。風導3の下部には開
口6と、その下方にシユート7が配設され、金網
5から溢れ出た茶葉をシユート7下部の粉取口8
から下方に取り出す。以上の構成は従来から採ら
れている。
9はエア吹出管であり、第2図に示すように先
半部の心をずらし、この部分に複数の吹出口10
を水平方向に等間隔に並設する。吹出口10は未
作動時に金網5に指向する位置に配設されてい
る。エア吹出管9の他端はロータリージヨイント
11を介して回動自在にエア供給管12に接続さ
れる。エア供給管12の他端は電磁弁13を介し
てエアコンプレツサー(図示略)に接続される。
除粉作業は、中揉工程終了時の茶葉の取出に連
動して、あるいは、作業者が除粉作業開始スイツ
チを操作することによつて次のように行われる。
まず、電磁弁13が開かれエアコンプレツサー
により圧縮されたエアがエア供給管9を介して吹
出口10から金網5に向けて噴射される。同時に
回転モーメントが生じ、エア供給管9はロータリ
ージヨイント11を中心に第1図矢印に示すよう
に回転する。この間に金網5や風導3等の部材に
付着している粉塵は、エアによつて解かれて機外
あるいは回転胴内に吹き飛ばされる。電磁弁13
は除粉作業中常に開いておいてもよいが、エアの
噴射が金網5に指向する時間を多くしたり乱気流
の発生を促すために、電磁弁の開閉を間欠的に繰
り返すこともできる。
なお、上記実施例以外にも、エア吹出管9、吹
出口10の形状は、噴出されるエアが金網5に指
向可能であれば様々な態様が採り得る。例えば、
本実施例では、エア供給管9をロータリージヨイ
ント11を利用して回動自在に構成したが、吹出
口10が金網5に指向してさえいれば、これを固
定とすることも可能である。また、エア供給管9
を回動自在とする場合に、回動方向を垂直でなく
水平方向にしてもよいし、回動させるためにエア
の噴出による回転モーメントを利用せずに、モー
タ等他の動力を利用することもできる。
〔効果〕
以上のように、本考案は、中揉機の熱風供給部
に付着する粉塵の除去を機械的に行うため、作業
者の負担が減り、掃除のために要する時間を節約
できる。また、粉塵が発火したり燻るなどして製
品に焦げた臭いを付着し、品質を低下させること
も防止できる。
また、本考案の構造は非常に簡単であり、多く
の製茶工場に備えられているエアコンプレツサー
を利用できるため安価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案実施例を示し、第1図
は正面図、第2図はA−A矢視における側断面図
である。第3図は従来例を示す簡略正面図であ
る。 1……固定側板、2……熱風供給口、3……風
導、4……熱風発生装置、5……金網、9……エ
ア吹出管、10……吹出口、11……ロータリー
ジヨイント。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 回転胴の一側にフアンを設け、他側に熱風供
    給口を設け、熱風供給口に風導を介して熱風発
    生装置を接続するとともに熱風供給口に金網を
    張設した中揉機において、風導内に吹出口を金
    網に指向したエア吹出管を配した、中揉機熱風
    供給部の除粉装置。 (2) 回転胴の一側にフアンを設け、他側に熱風供
    給口を設け、熱風供給口に風導を介して熱風発
    生装置を接続するとともに熱風供給口に金網を
    張設した中揉機において、風導内に吹出口が金
    網に指向可能なエア吹出管を回動自在に配し
    た、中揉機熱風供給部の除粉装置。
JP6046789U 1989-05-25 1989-05-25 Expired - Lifetime JPH0530628Y2 (ja)

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JP6046789U JPH0530628Y2 (ja) 1989-05-25 1989-05-25

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JP6046789U JPH0530628Y2 (ja) 1989-05-25 1989-05-25

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JPH03683U JPH03683U (ja) 1991-01-08
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JPH03683U (ja) 1991-01-08

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