JPH0530516A - カラー撮像装置 - Google Patents
カラー撮像装置Info
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- JPH0530516A JPH0530516A JP3179753A JP17975391A JPH0530516A JP H0530516 A JPH0530516 A JP H0530516A JP 3179753 A JP3179753 A JP 3179753A JP 17975391 A JP17975391 A JP 17975391A JP H0530516 A JPH0530516 A JP H0530516A
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- Japan
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- light
- primary color
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構成が簡単で、廉価であると同時に、解像度
の高いカラー映像信号を得ることのできるカラー撮像装
置の提供。 【構成】 第１及び第２の偏光板Ｐ１、Ｐ２及び中性偏
光板Ｐ３並びに第１及び第２の偏光方向制御板Ｃ１、Ｃ
２の組み合わせから成る切換え型光学フィルタ１３を設
け、第１及び第２の偏光方向制御板Ｃ１、Ｃ２における
偏光方向の回転角度を所定の周期で０度、９０度と変化
するように制御し、被撮像光を切換え型光学フィルタ１
３に入射せしめて、第１、第２及び第３の原色光Ｒ、
Ｂ、Ｇに時分割し、この時分割された第１、第２及び第
３の原色光をＣＣＤ１に入射せしめるようにする。
の高いカラー映像信号を得ることのできるカラー撮像装
置の提供。 【構成】 第１及び第２の偏光板Ｐ１、Ｐ２及び中性偏
光板Ｐ３並びに第１及び第２の偏光方向制御板Ｃ１、Ｃ
２の組み合わせから成る切換え型光学フィルタ１３を設
け、第１及び第２の偏光方向制御板Ｃ１、Ｃ２における
偏光方向の回転角度を所定の周期で０度、９０度と変化
するように制御し、被撮像光を切換え型光学フィルタ１
３に入射せしめて、第１、第２及び第３の原色光Ｒ、
Ｂ、Ｇに時分割し、この時分割された第１、第２及び第
３の原色光をＣＣＤ１に入射せしめるようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はカラー撮像装置に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】撮像素子としてＣＣＤを用いた従来のカ
ラー撮像装置には、色分解プリズムを設け、その各面に
赤、緑及び青のＣＣＤを配した３板式のものと、図６に
示すように、それぞれ赤、緑及び青の光を通過するフィ
ルタ部Ｒ、Ｇ、Ｂをモザイク状に配列した光学フィルタ
を設け、その光学フィルタに１個のＣＣＤを配した単板
式のものとがある。
ラー撮像装置には、色分解プリズムを設け、その各面に
赤、緑及び青のＣＣＤを配した３板式のものと、図６に
示すように、それぞれ赤、緑及び青の光を通過するフィ
ルタ部Ｒ、Ｇ、Ｂをモザイク状に配列した光学フィルタ
を設け、その光学フィルタに１個のＣＣＤを配した単板
式のものとがある。
【０００３】一方、モノクロームＣＲＴを用い、これに
カラー偏光板、中性偏光板及び偏光方向制御板を組み合
わせ、その偏光方向制御板の偏光方向の回転角度を制御
することによって、カラー画像を表示させるようにした
カラー表示装置が知られている。かかるカラー表示装置
及びこれに関連する技術は、特開昭５９−２０８９９３
号公報、特開昭５９−２１９７２０号公報、特開昭６０
−１２１４１９号公報、特開昭６０−１００１２０号公
報、特開昭６０−１５９７２６号公報、特開昭６０−１
７５０２７号公報、特開昭６０−１９６７２８号公報、
特開昭６０−２３３６２５号公報、特開昭６１−２５０
６１３号公報、特開昭６１−８７１３０号公報等の刊行
物に開示されている。
カラー偏光板、中性偏光板及び偏光方向制御板を組み合
わせ、その偏光方向制御板の偏光方向の回転角度を制御
することによって、カラー画像を表示させるようにした
カラー表示装置が知られている。かかるカラー表示装置
及びこれに関連する技術は、特開昭５９−２０８９９３
号公報、特開昭５９−２１９７２０号公報、特開昭６０
−１２１４１９号公報、特開昭６０−１００１２０号公
報、特開昭６０−１５９７２６号公報、特開昭６０−１
７５０２７号公報、特開昭６０−１９６７２８号公報、
特開昭６０−２３３６２５号公報、特開昭６１−２５０
６１３号公報、特開昭６１−８７１３０号公報等の刊行
物に開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した３
板式のカラー撮像装置は、十分な解像度を有するカラー
映像信号を得ることができるが、その反面、色分解プリ
ズムの各面に各色のＣＣＤを位置合わせして貼付けるの
が面倒であり、又、高価であると言う欠点がある。
板式のカラー撮像装置は、十分な解像度を有するカラー
映像信号を得ることができるが、その反面、色分解プリ
ズムの各面に各色のＣＣＤを位置合わせして貼付けるの
が面倒であり、又、高価であると言う欠点がある。
【０００５】又、上述した単板式のカラー撮像装置は、
ＣＣＤが１個ですむので、構成が簡単と成り、製造が容
易であるため、安価と成るが、その反面、十分な解像度
を有するカラー映像信号を得ることができないと言う欠
点がある。
ＣＣＤが１個ですむので、構成が簡単と成り、製造が容
易であるため、安価と成るが、その反面、十分な解像度
を有するカラー映像信号を得ることができないと言う欠
点がある。
【０００６】かかる点に鑑み、本発明は、構成が簡単
で、廉価であると同時に、解像度の高いカラー映像信号
を得ることのできるカラー撮像装置を提案しようとする
ものである。
で、廉価であると同時に、解像度の高いカラー映像信号
を得ることのできるカラー撮像装置を提案しようとする
ものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明において
は、第１の偏光板Ｐ１、第１の偏光方向制御板Ｃ１、第
２の偏光板Ｐ２、第２の偏光方向制御板Ｃ２及び中性偏
光板Ｐ３がこの順序に配列されて構成された切換え型光
学フィルタ１３と、この切換え型光学フィルタ１３の第
１の偏光板Ｐ１側に被撮像光（第１、第２及び第３の原
色光Ｒ、Ｂ、Ｇから構成される）を入射させ、中性偏光
板Ｐ３から出射した光が入射せしめられる撮像手段と、
第１、第２及び第３の原色光Ｒ、Ｂ、Ｇが順次循環的に
撮像手段１に入射されるように、第１及び第２の偏光方
向制御板Ｃ１、Ｃ２の偏光方向の回転角を所定の周期で
制御する制御手段２とを設ける。
は、第１の偏光板Ｐ１、第１の偏光方向制御板Ｃ１、第
２の偏光板Ｐ２、第２の偏光方向制御板Ｃ２及び中性偏
光板Ｐ３がこの順序に配列されて構成された切換え型光
学フィルタ１３と、この切換え型光学フィルタ１３の第
１の偏光板Ｐ１側に被撮像光（第１、第２及び第３の原
色光Ｒ、Ｂ、Ｇから構成される）を入射させ、中性偏光
板Ｐ３から出射した光が入射せしめられる撮像手段と、
第１、第２及び第３の原色光Ｒ、Ｂ、Ｇが順次循環的に
撮像手段１に入射されるように、第１及び第２の偏光方
向制御板Ｃ１、Ｃ２の偏光方向の回転角を所定の周期で
制御する制御手段２とを設ける。
【０００８】そして、被撮像光が第１の偏光板Ｐ１に入
射して、その被撮像光を構成する第１の原色光Ｒが所定
の方向に偏光されると共に、被撮像光を構成する第２及
び第３の原色光Ｂ、Ｇがこれと９０度異なる方向に偏光
される。第１の偏光板Ｐ１を通過した第１、第２及び第
３の原色光Ｒ、Ｂ、Ｇが第２の偏光方向制御板Ｃ１に入
射して、その各偏光方向が０度又は９０度回転せしめら
れる。第１の偏光方向制御板Ｃ１を通過した第１、第２
及び第３の原色光Ｒ、Ｂ、Ｇが第２の偏光板Ｐ２に入射
して、所定の方向に偏光された第２の原色光並びに所定
の方向と９０度異なる方向に偏光された第１及び第３の
原色Ｒ、Ｇ光が通過せしめられる。その第２の偏光板Ｐ
２を通過した第１、第２及び第３の原色光Ｒ、Ｂ、Ｇが
第２の偏光方向制御板Ｃ２に入射して、その各偏光方向
が０度又は９０度回転せしめられる。第２の偏光方向制
御板Ｃ２を通過した第１、第２及び第３の原色光Ｒ、
Ｂ、Ｇが中性偏光板Ｐ３に入射して、所定の方向に偏光
された原色光のみが通過せしめられる。その中性偏光板
Ｐ３を通過した原色光が撮像手段１に入射して、電気信
号に変換される。制御手段２によって、第１、第２及び
第３の原色光Ｒ、Ｂ、Ｇが順次循環的に時分割で撮像手
段１に入射されるように、第１及び第２の偏光方向制御
板Ｃ１、Ｃ２の偏光方向の回転角が所定の周期で制御さ
れる。
射して、その被撮像光を構成する第１の原色光Ｒが所定
の方向に偏光されると共に、被撮像光を構成する第２及
び第３の原色光Ｂ、Ｇがこれと９０度異なる方向に偏光
される。第１の偏光板Ｐ１を通過した第１、第２及び第
３の原色光Ｒ、Ｂ、Ｇが第２の偏光方向制御板Ｃ１に入
射して、その各偏光方向が０度又は９０度回転せしめら
れる。第１の偏光方向制御板Ｃ１を通過した第１、第２
及び第３の原色光Ｒ、Ｂ、Ｇが第２の偏光板Ｐ２に入射
して、所定の方向に偏光された第２の原色光並びに所定
の方向と９０度異なる方向に偏光された第１及び第３の
原色Ｒ、Ｇ光が通過せしめられる。その第２の偏光板Ｐ
２を通過した第１、第２及び第３の原色光Ｒ、Ｂ、Ｇが
第２の偏光方向制御板Ｃ２に入射して、その各偏光方向
が０度又は９０度回転せしめられる。第２の偏光方向制
御板Ｃ２を通過した第１、第２及び第３の原色光Ｒ、
Ｂ、Ｇが中性偏光板Ｐ３に入射して、所定の方向に偏光
された原色光のみが通過せしめられる。その中性偏光板
Ｐ３を通過した原色光が撮像手段１に入射して、電気信
号に変換される。制御手段２によって、第１、第２及び
第３の原色光Ｒ、Ｂ、Ｇが順次循環的に時分割で撮像手
段１に入射されるように、第１及び第２の偏光方向制御
板Ｃ１、Ｃ２の偏光方向の回転角が所定の周期で制御さ
れる。
【０００９】
【実施例】以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。先ず、図１の分解斜視図を参照して、実
施例のカラー撮像装置の構造を説明する。図示を省略し
たレンズ等から成る光学系と、モノクロームＣＣＤ１と
の間に、光学系側からＣＣＤ１へ順次、カラー偏光板
（色選択性直線偏光フィルタ）Ｐ１、パイセル（π-cel
l: ネマチック液晶セルから成り、これに供給される交
流電圧の振幅の変化に応じて、全ての色の垂直入射光に
対し０の遅延か、所定の色の垂直入射光に対し半波長の
リタデーションを生じさせる可変光学リターダ）Ｃ１、
カラー偏光板Ｐ２、パイセルＣ２及び中性偏光板（中性
直線偏光フィルタ）Ｐ３から成る切換え型光学フィルタ
１３を配する。図５について後述するタイミングパルス
発生器２からの制御パルスＣＴＬ１、ＣＴＬ２をパイセ
ルＣ１、Ｃ２に供給して、偏光方向の回転角度をフィー
ルド周期の１／３の期間毎に０度及び９０度に変化さ
せ、これによってＣＣＤ１から得られた１／３フィール
ド順次のカラー映像信号を信号処理回路１４に供給して
同時化等の信号処理をして、出力端子１５からＮＴＳＣ
方式等のカラー映像信号が得られるようにする。
細に説明する。先ず、図１の分解斜視図を参照して、実
施例のカラー撮像装置の構造を説明する。図示を省略し
たレンズ等から成る光学系と、モノクロームＣＣＤ１と
の間に、光学系側からＣＣＤ１へ順次、カラー偏光板
（色選択性直線偏光フィルタ）Ｐ１、パイセル（π-cel
l: ネマチック液晶セルから成り、これに供給される交
流電圧の振幅の変化に応じて、全ての色の垂直入射光に
対し０の遅延か、所定の色の垂直入射光に対し半波長の
リタデーションを生じさせる可変光学リターダ）Ｃ１、
カラー偏光板Ｐ２、パイセルＣ２及び中性偏光板（中性
直線偏光フィルタ）Ｐ３から成る切換え型光学フィルタ
１３を配する。図５について後述するタイミングパルス
発生器２からの制御パルスＣＴＬ１、ＣＴＬ２をパイセ
ルＣ１、Ｃ２に供給して、偏光方向の回転角度をフィー
ルド周期の１／３の期間毎に０度及び９０度に変化さ
せ、これによってＣＣＤ１から得られた１／３フィール
ド順次のカラー映像信号を信号処理回路１４に供給して
同時化等の信号処理をして、出力端子１５からＮＴＳＣ
方式等のカラー映像信号が得られるようにする。
【００１０】ここでリタデーションについて説明する。
複屈折素子に入射する光線は常光線成分と異常光線成分
とに分解でき、これら光線成分は複屈折素子内を異なる
速度で進み、複屈折素子を励起すると、一方の光線成分
は他方の光線成分に対して遅延する。リタデーションは
２本の励起光線間の相対位相差であって、このリタデー
ションは励起光線の波長にも関連する。例えば、Δｎｄ
／λ＝１／２の関係が成立する複屈折素子は半波リター
ダと称する。尚、この式で、Δｎは実効複屈折率、ｄは
複屈折素子の厚さ、λは励起光線の波長である。
複屈折素子に入射する光線は常光線成分と異常光線成分
とに分解でき、これら光線成分は複屈折素子内を異なる
速度で進み、複屈折素子を励起すると、一方の光線成分
は他方の光線成分に対して遅延する。リタデーションは
２本の励起光線間の相対位相差であって、このリタデー
ションは励起光線の波長にも関連する。例えば、Δｎｄ
／λ＝１／２の関係が成立する複屈折素子は半波リター
ダと称する。尚、この式で、Δｎは実効複屈折率、ｄは
複屈折素子の厚さ、λは励起光線の波長である。
【００１１】カラー偏光板Ｐ１は、入射光に対し、水平
偏光軸方向に直線偏光された赤色光Ｒ及び垂直偏光軸方
向に直線偏光された青色光Ｂ及び緑色光Ｇのみが通過す
るように構成されている。カラー偏光板Ｐ２は、入射光
に対し、水平偏光軸方向に直線偏光された青色光Ｂ及び
垂直偏光軸方向に直線偏光された赤色光Ｒ及び緑色光Ｇ
のみが通過するように構成されている。中性偏光板Ｐ３
は、入射光に対し、水平偏光軸方向に直線偏光された赤
色光Ｒ、緑色光Ｇ及び青色光Ｂのみが通過するように構
成されている。
偏光軸方向に直線偏光された赤色光Ｒ及び垂直偏光軸方
向に直線偏光された青色光Ｂ及び緑色光Ｇのみが通過す
るように構成されている。カラー偏光板Ｐ２は、入射光
に対し、水平偏光軸方向に直線偏光された青色光Ｂ及び
垂直偏光軸方向に直線偏光された赤色光Ｒ及び緑色光Ｇ
のみが通過するように構成されている。中性偏光板Ｐ３
は、入射光に対し、水平偏光軸方向に直線偏光された赤
色光Ｒ、緑色光Ｇ及び青色光Ｂのみが通過するように構
成されている。
【００１２】パイセルＣ１、Ｃ２は、これに印加される
電圧に応じて、ＯＮ、ＯＦＦし、図２に示す如く、ＯＮ
のときは、入力光、即ち、これに入射した直線偏光され
た赤信号Ｒ、緑信号Ｇ及び青信号Ｂが、その偏光方向が
回転せしめられることなく、そのまま出力光として出射
し、ＯＦＦのときは、入力光、即ち、これに入射した直
線偏光された赤信号Ｒ、緑信号Ｇ及び青信号Ｂが、その
偏光方向が９０度回転せしめられて出力光として出射す
る。
電圧に応じて、ＯＮ、ＯＦＦし、図２に示す如く、ＯＮ
のときは、入力光、即ち、これに入射した直線偏光され
た赤信号Ｒ、緑信号Ｇ及び青信号Ｂが、その偏光方向が
回転せしめられることなく、そのまま出力光として出射
し、ＯＦＦのときは、入力光、即ち、これに入射した直
線偏光された赤信号Ｒ、緑信号Ｇ及び青信号Ｂが、その
偏光方向が９０度回転せしめられて出力光として出射す
る。
【００１３】次に、図３を参照して、図１のカラー撮像
装置の動作を説明する。先ず、ある期間で、パイセルＣ
１がＯＦＦ、パイセルＣ２がＯＦＦのときの動作を説明
する。カラー偏光板Ｐ1 の出力光である水平偏光軸方向
に直線偏光された赤色光Ｒ及び垂直偏光軸方向に直線偏
光された青色光Ｂ、緑色光Ｇは、パイセルＣ１でのその
偏光方向が９０度回転せしめられて、水平偏光軸方向に
直線偏光された青色信号Ｂ、緑色信号Ｇ及び垂直偏光軸
方向に直線偏光された赤色光Ｒから成る出力光が出射さ
れる。パイセルＣ１からの出力光がカラー偏光板Ｐに入
射して、水平偏光軸方向に直線偏光された青色光Ｂ及び
垂直偏光軸方向に直線偏光された赤色光Ｒから成る出力
光が出射される。カラー偏光板Ｐ２からの出力光がパイ
セルＣ２に入射すると、その偏光方向が９０度回転せし
められて、水平偏光軸方向に直線偏光された赤色光Ｒ及
び垂直偏光軸方向に直線偏光された青色光Ｂから成る出
力光が出射される。そして、このパイセルＣ２からの出
力光が中性偏光板Ｐ３入射すると、水平偏光軸方向に直
線偏光された赤色信号Ｒのみがその出力光と成る。
装置の動作を説明する。先ず、ある期間で、パイセルＣ
１がＯＦＦ、パイセルＣ２がＯＦＦのときの動作を説明
する。カラー偏光板Ｐ1 の出力光である水平偏光軸方向
に直線偏光された赤色光Ｒ及び垂直偏光軸方向に直線偏
光された青色光Ｂ、緑色光Ｇは、パイセルＣ１でのその
偏光方向が９０度回転せしめられて、水平偏光軸方向に
直線偏光された青色信号Ｂ、緑色信号Ｇ及び垂直偏光軸
方向に直線偏光された赤色光Ｒから成る出力光が出射さ
れる。パイセルＣ１からの出力光がカラー偏光板Ｐに入
射して、水平偏光軸方向に直線偏光された青色光Ｂ及び
垂直偏光軸方向に直線偏光された赤色光Ｒから成る出力
光が出射される。カラー偏光板Ｐ２からの出力光がパイ
セルＣ２に入射すると、その偏光方向が９０度回転せし
められて、水平偏光軸方向に直線偏光された赤色光Ｒ及
び垂直偏光軸方向に直線偏光された青色光Ｂから成る出
力光が出射される。そして、このパイセルＣ２からの出
力光が中性偏光板Ｐ３入射すると、水平偏光軸方向に直
線偏光された赤色信号Ｒのみがその出力光と成る。
【００１４】同様にして、次の期間で、パイセルＣ１、
Ｃ２がそれぞれＯＮ、ＯＦＦし、続いて、更に次の期間
で、ＯＦＦ、ＯＮすると、中性偏光フィルタＰ３の出力
光はそれぞれ緑色光Ｇ、青色光Ｂと成る。尚、パイセル
Ｃ１がＯＮ、パイセルＣ２がＯＮの場合は、中性偏光板
Ｐ３の出力光がないので、パイセルＣ１がＯＮ、パイセ
ルＣ２がＯＮと成らないようにされる。従って、パイセ
ルＣ１、Ｃ２は、それぞれ順次ＯＦＦ、ＯＦＦ；ＯＮ、
ＯＦＦ；ＯＦＦ、ＯＮ；ＯＦＦ、ＯＦＦ；ＯＮ、ＯＦ
Ｆ；ＯＦＦ、ＯＮ；…………と成り、これが順次繰り返
される。
Ｃ２がそれぞれＯＮ、ＯＦＦし、続いて、更に次の期間
で、ＯＦＦ、ＯＮすると、中性偏光フィルタＰ３の出力
光はそれぞれ緑色光Ｇ、青色光Ｂと成る。尚、パイセル
Ｃ１がＯＮ、パイセルＣ２がＯＮの場合は、中性偏光板
Ｐ３の出力光がないので、パイセルＣ１がＯＮ、パイセ
ルＣ２がＯＮと成らないようにされる。従って、パイセ
ルＣ１、Ｃ２は、それぞれ順次ＯＦＦ、ＯＦＦ；ＯＮ、
ＯＦＦ；ＯＦＦ、ＯＮ；ＯＦＦ、ＯＦＦ；ＯＮ、ＯＦ
Ｆ；ＯＦＦ、ＯＮ；…………と成り、これが順次繰り返
される。
【００１５】次に、図４及び図５を参照して、実施例の
カラー撮像装置の回路を説明する。図４において、タイ
ミングパルス発生器２からの水平周期、水平周期の１／
３の周期、垂直周期等の駆動パルスがＣＣＤ１に供給さ
れる。又、タイミングパルス発生器２からの、パルス幅
がフィールド周期の１／３で、その位相差が１２０度の
制御パルスＣＴＬ１、ＣＴＳ２（図５Ａ、Ｂ）が、それ
ぞれパイセルＣ１、Ｃ２に供給されて、フィールド周期
の１／３の期間毎に偏光方向の回転角度が０度、９０度
と変更せしめられる。制御パルスＣＴＬ１は後述するホ
ワイトバランス調整用増幅器３の利得を制御する制御回
路４にも供給される。又、タイミングパルス発生器２か
らのタイミングパルスは同期発生器６に供給される。
カラー撮像装置の回路を説明する。図４において、タイ
ミングパルス発生器２からの水平周期、水平周期の１／
３の周期、垂直周期等の駆動パルスがＣＣＤ１に供給さ
れる。又、タイミングパルス発生器２からの、パルス幅
がフィールド周期の１／３で、その位相差が１２０度の
制御パルスＣＴＬ１、ＣＴＳ２（図５Ａ、Ｂ）が、それ
ぞれパイセルＣ１、Ｃ２に供給されて、フィールド周期
の１／３の期間毎に偏光方向の回転角度が０度、９０度
と変更せしめられる。制御パルスＣＴＬ１は後述するホ
ワイトバランス調整用増幅器３の利得を制御する制御回
路４にも供給される。又、タイミングパルス発生器２か
らのタイミングパルスは同期発生器６に供給される。
【００１６】ＣＣＤ１からの１／３フィールド順次の映
像信号（図５Ｃ）はホワイトバランス調整用増幅器３に
供給されて、制御回路４によって、ホワイトバランスが
採れるようにその各赤信号Ｒ、緑信号Ｇ及び青信号Ｂに
対する利得が調整された後、Ａ／Ｄ変換器５に供給され
てデジタル化される。Ａ／Ｄ変換器５からの１／３フィ
ールド順次のデジタル映像信号は、それぞれフレームメ
モリ７、８、９に供給されて、タイミングパルス発生器
２からの書き込みクロックパルスＷＣＫによって、図５
Ｄ〜Ｆに示す如くデジタル赤信号Ｒ、デジタル緑信号Ｇ
及びデジタル青信号Ｂ毎に書き込まれ、同期発生器６か
らの、書き込みクロックパルスＷＣＫの周波数の１／３
の周波数の読み出しクロックパルスＲＣＫによって読み
出されて、図５Ｇ、Ｈ、Ｉに示す如く、３倍に時間軸伸
長された同時化デジタル赤信号Ｒ、デジタル緑信号Ｇ及
びデジタル青信号Ｂがそれぞれ出力端子１０、１１及び
１２に出力される。
像信号（図５Ｃ）はホワイトバランス調整用増幅器３に
供給されて、制御回路４によって、ホワイトバランスが
採れるようにその各赤信号Ｒ、緑信号Ｇ及び青信号Ｂに
対する利得が調整された後、Ａ／Ｄ変換器５に供給され
てデジタル化される。Ａ／Ｄ変換器５からの１／３フィ
ールド順次のデジタル映像信号は、それぞれフレームメ
モリ７、８、９に供給されて、タイミングパルス発生器
２からの書き込みクロックパルスＷＣＫによって、図５
Ｄ〜Ｆに示す如くデジタル赤信号Ｒ、デジタル緑信号Ｇ
及びデジタル青信号Ｂ毎に書き込まれ、同期発生器６か
らの、書き込みクロックパルスＷＣＫの周波数の１／３
の周波数の読み出しクロックパルスＲＣＫによって読み
出されて、図５Ｇ、Ｈ、Ｉに示す如く、３倍に時間軸伸
長された同時化デジタル赤信号Ｒ、デジタル緑信号Ｇ及
びデジタル青信号Ｂがそれぞれ出力端子１０、１１及び
１２に出力される。
【００１７】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、被撮像光を構
成する第１、第２及び第３の原色光が時分割で１個の撮
像手段に入射され、これより色順次映像信号が得られる
ようにしたから、構成が簡単で、廉価であると同時に、
解像度の高いカラー映像信号を得ることのできるカラー
撮像装置を得ることができる。
成する第１、第２及び第３の原色光が時分割で１個の撮
像手段に入射され、これより色順次映像信号が得られる
ようにしたから、構成が簡単で、廉価であると同時に、
解像度の高いカラー映像信号を得ることのできるカラー
撮像装置を得ることができる。
【図１】本発明の実施例の構造を示す分解斜視図
【図２】実施例で使用されるパイセルの動作説明図
【図３】図１の実施例の動作説明図
【図４】実施例の回路図
【図５】図４の実施例の回路のタイミングチャート
【図６】従来のカラー撮像装置の光学フィルタを示す線
図
図
Ｐ１，Ｐ２ カラー偏光板 Ｃ１，Ｃ２ パイセル Ｐ３ 中性偏光板 １ ＣＣＤ ２ タイミングパルス発生器 １３ 切換え型光学フィルタ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 被撮像光が入射して、該被撮像光を構成
する第１の原色光が所定の方向に偏光されると共に、上
記被撮像光を構成する第２及び第３の原色光がこれと９
０度異なる方向に偏光される第１の偏光板と、 該第１の偏光板を通過した上記第１、第２及び第３の原
色光が入射して、その各偏光方向が０度又は９０度回転
せしめられる第１の偏光方向制御板と、 該第１の偏光方向制御板を通過した上記第１、第２及び
第３の原色光が入射して、上記所定の方向に偏光された
上記第２の原色光並びに上記所定の方向と９０度異なる
方向に偏光された上記第１及び第３の原色光を通過させ
る第２の偏光板と、 該第２の偏光板を通過した上記第１、第２及び第３の原
色光が入射して、その各偏光方向が０度又は９０度回転
せしめられる第２の偏光方向制御板と、 該第２の偏光方向制御板を通過した上記第１、第２及び
第３の原色光が入射して、上記所定の方向に偏光された
原色光のみを通過させる中性偏光板と、 該中性偏光板を通過した原色光が入射されて電気信号に
変換される撮像手段と、 上記第１、第２及び第３の原色光が順次循環的に時分割
で上記撮像手段に入射されるように、上記第１及び第２
の偏光方向制御板の偏光方向の回転角を所定の周期で制
御する制御手段とを有することを特徴とするカラー撮像
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3179753A JPH0530516A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | カラー撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3179753A JPH0530516A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | カラー撮像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0530516A true JPH0530516A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16071280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3179753A Pending JPH0530516A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | カラー撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0530516A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100349791B1 (ko) * | 1993-11-08 | 2003-01-24 | 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 | 반도체집적회로장치 |
| WO2014020791A1 (ja) * | 2012-08-02 | 2014-02-06 | パナソニック株式会社 | 偏光カラー撮像装置 |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP3179753A patent/JPH0530516A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100349791B1 (ko) * | 1993-11-08 | 2003-01-24 | 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 | 반도체집적회로장치 |
| WO2014020791A1 (ja) * | 2012-08-02 | 2014-02-06 | パナソニック株式会社 | 偏光カラー撮像装置 |
| US9118796B2 (en) | 2012-08-02 | 2015-08-25 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Polarization color image capture device |
| JPWO2014020791A1 (ja) * | 2012-08-02 | 2016-07-21 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 偏光カラー撮像装置 |
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