JPH0530514Y2 - - Google Patents

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JPH0530514Y2
JPH0530514Y2 JP1988016988U JP1698888U JPH0530514Y2 JP H0530514 Y2 JPH0530514 Y2 JP H0530514Y2 JP 1988016988 U JP1988016988 U JP 1988016988U JP 1698888 U JP1698888 U JP 1698888U JP H0530514 Y2 JPH0530514 Y2 JP H0530514Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、自動車の床面に敷設される自動車用
マツトに関するものである。
<従来技術> 従来、車室内において、煙草や荷物、運転者や
愛玩用動物の体臭等の臭気が発生し、該臭気を消
すために様々な芳香剤(香料)や消臭剤が使用さ
れている。
<考案が解決しようとする問題点> 上記従来技術において、芳香剤や消臭剤は、ダ
ツシユボード上やリヤトレイ上に載置されるが、
これらの場所は、直射日光により極めて高温(夏
季で70〜80℃)となるため香料が早く蒸発した
り、紫外線により変質するといつた問題点があ
る。
そこで、本考案は、車室内に芳香を長期間安定
して供給することができる自動車用マツトの提供
を目的とする。
<問題点を解決するための手段> 本考案による問題点解決手段は、第1図〜第3
図の如く、マツト本体11と、該マツト本体11
の外周に取付けられる周縁体12と、香料13を
保持する香料保持部14とを具え、該香料保持部
14は平板状の保持体15を用いて構成され、該
保持体15の周囲の一部は前記周縁体12に固定
され、該保持体15は、マツト本体11の表面に
対して開閉自在とされ、該保持体15を閉じた状
態に維持する閉手段が設けられたものである。
<作用> 上記問題点解決手段において、香料保持部14
に装填された香料13は、芳香を発散し、車室内
の悪臭を制御する。
このとき、マツト本体11は、車室内で最も低
温である床面に載置されているため、香料13が
長持ちする。また、冷暖房時にエアコンから吹き
出す風は足元すなわちマツト本体11に最もかか
り易いため、発散した香料13が車室内に効率よ
く循環する。そのため、車室内に芳香を長期間安
定して供給することができる。
ここで、運転者等が座席に座る際、香料保持部
14を踏み付けると、保持体15を破いたり、靴
の裏のドロ等が保持体15に付着して香料の香り
が車室内に循環しない恐れがある。しかし、保持
体15の周囲の一部を周縁体12に固定すること
で、香料保持部14はマツト本体11の端部に配
置れ、運転者等により香料保持部14が踏み付け
られるのを防止できる。
また、香料の交換装填時には、マツト本体11
を裏返したりしなくても、保持体15をマツト本
体11の裏面に対して開いた状態にして、香料を
表側から装填できる。
<実施例> 以下、本考案の一実施例を第1図〜第3図に基
づいて説明する。第1図は本考案自動車用マツト
の第一実施例を示す平面図、第2図は同じく香料
保持部の斜視図、第3図aは同じく香料ユニツト
の正面図、第3図bは同じく香料ユニツトの底面
図である。
そして、図示の如く、本考案自動車マツトは、
マツト本体11と、該マツト本体11の外周に取
付けられる周縁体12と、香料13を保持する香
料保持部14とを具え、該香料保持部14は、周
囲の一部が前記周縁体12に固定され可撓性を持
つ平板状の保持体15を用いて構成され、該保持
体15に多数の小孔16が穿設されたものであ
る。
前記マツト本体11は、第1図および第2図の
如く略長方形のものであり、下面シート17にカ
ツトパイル状起毛18が植立される起毛部Aと、
前記下面シート17が露出し滑止め用の凹凸が形
成される非起毛部Bとから成る。ここで、第1図
は前席右側席(運転席)の下に敷設されるマツト
を示しており、図面の上側が車室の前方、下側が
後方に配される。なお、第2図はマツトの厚さ方
向を強調して描かれている。
前記周縁体12は、マツト本体11の外周に挟
着する合成樹脂製のものであり、マツト本体11
に縫製して取付けられる。
前記香料保持部14は、マツト本体11の一隅
部に形成される袋状のものであり、略台形の合成
樹脂製保持体15の三辺が前記周縁体12に挟着
されて成る。そして、該保持体15の入口側一辺
15aは保持体15を折返して二重にして形成さ
れ、その中央部および対応するマツト本体11の
表面に保持体15を閉じた状態に維持する閉手段
として一対のホツク19が設けられる。該ホツク
19の係脱により、香料保持部14はマツト本体
11の表面に対して開閉自在とされる。
また、前記香料13は、第3図a,bの如く、
円盤状に形成され、該香料13は、合成樹脂製の
香料ケース20に装填され、その上面はガーゼ等
の通気性を有する材料で構成されるシール21に
より封されており、これを三個並列させて香料ユ
ニツト22として用いる。
上記構成において、ホツク19を離脱させるこ
とにより香料保持部14が開口し、香料ユニツト
22を香料保持部14に表側から装填することが
できる。そして、香料保持部14に装填された香
料13は、基布20と保持体15の小孔16を介
して芳香を発散し、車室内の悪臭を抑制する。
このとき、マツト本体11は、車室内で最も低
温である床面に載置されているため、香料13が
長持ちし、また、冷暖房時にエアコンから吹き出
す風は足元すなわちマツト本体11に最もかかり
易いため、発散した香料13が車室内に効率よく
循環する。
次に、本考案の第二実施例を第4図の平面図に
基づいて説明する。
本実施例において、香料保持部14はマツト本
体11の他の隅部に形成される三角形の袋状のも
のであり、略三角形の合成ゴム製保持体15の二
辺が周縁体12に挟着されて成る。また、保持体
15の入口側一辺にホツクは設けられていない。
そして、前記合成ゴム製保持体15自身の弾性に
て、保持体15が閉じた状態に維持され、保持体
15の閉手段として機能する。
他の構成は第一実施例と同様であり、同一機能
部品には同一番号を付した。
上記構成において、香料保持部14に装填され
た香料ユニツト22は、保持体15の弾力により
押さえ付けられ、起毛18の間に沈み、固定され
る。
次に、本考案の第三実施例を第5図の平面図に
基づいて説明する。
本実施例において、香料保持部14はマツト本
体11の下辺部に形成される長方形のものであ
り、長方形の合成樹脂製保持体15の長辺側一辺
15bが周縁体12に挟着されて成る。そして、
該保持体15の挟着側一辺15bと対向する一辺
15cの裏側およびマツト本体11の表面に閉手
段としてのベルベツトフアスナー23が貼着され
る。
他の構成は第一実施例と同様であり、同一機能
部品には同一番号を付した。
上記構成において、ベルベツトフアスナー23
を離脱させることにより香料ユニツト22が装填
可能となり、再びベルベツトフアスナー23を係
合させることにより香料ユニツト22を固定する
ことができる。
次に、本考案の第四実施例を第6図の平面図に
基づいて説明する。
本実施例において、香料保持部14はマツト本
体11の側辺部に形成されるものであり、半円形
の布製保持体15の直径側一辺15dが周縁体1
2に挟着されて成る。そして、該保持体15の円
周上二個所に閉手段としてのホツク19が設けら
れる。このとき、保持体15は多孔質であるた
め、その表面に小孔は穿設されない。
他の構成は第一実施例と同様であり、同一機能
部品には同一番号を付した。
上記構成において、ホツク19を離脱させるこ
とにより香料ユニツト22が装填可能となり、再
びホツク19を係合させることにより香料ユニツ
ト22を固定することができる。
また、香料13から発散される芳香は、保持体
15の織目から発散される。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の範囲内で上記実施例に多くの
修正および変更を加え得ることは勿論である。
例えば、マツト本体11と周縁体12とを一体
に形成してもよく、周縁体12と保持体15とを
接着等、他の方法で固定してもよい。また、保持
体15に可撓性を持たない材質を用いてもよく、
小孔16を保持体15の一部にのみ穿設してもよ
い。
<考案の効果> 以上の説明から明らかな通り、本考案による
と、マツト本体の外周に取付けられる周縁体と、
香料を保持する香料保持部とを具え、該香料保持
部は、周囲の一部が前記周縁体に固定される平板
状の保持体を用いて構成されており、香料保持部
に装填された香料は、芳香を発散し、車室内の悪
臭を抑制する。このとき、マツト本体は、車室内
で最も低温である床面に載置されているため、香
料が長持ちし、また、冷暖房時にエアコンから吹
き出す風は足元すなわちマツト本体に最もかかり
易いため、発散した香料が車室内に効率よく循環
する。そのため、車室内に芳香を長期間安定して
供給することができる。
また、保持体の周囲の一部を周縁体に固定する
ことで、香料保持部はマツト本体の端部に配置さ
れ、運転者等が座席に座る際に、香料保持部が踏
み付けられるのを防止できる。したがつて、保持
体の破損を防止でき、その耐久性を確保できると
ともに、靴の裏のドロ等が保持体に付着して香料
の芳香の発散を阻害したりすることを防止でき
る。
さらに、保持体をマツト本体の表面に対して開
閉自在としているので、香料の交換装填時に、マ
ツト本体を裏返したりしなくても、香料を表側か
ら装填でき、交換作業を容易に行なえる。
さらにまた、保持体を閉じた状態に維持する閉
手段を設けているので、香料が保持体から勝手に
抜け出るのを防止できるといつた優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案自動車用マツトの第一実施例を
示す平面図、第2図は同じく香料保持部の斜視
図、第3図aは同じく香料ユニツトの正面図、第
3図bは同じく香料ユニツトの底面図、第4図は
本考案自動車用マツトの第二実施例を示す平面
図、第5図は本考案自動車用マツトの第三実施例
を示す平面図、第6図は本考案自動車用マツトの
第四実施例を示す平面図である。 11……マツト本体、12……周縁体、13…
…香料、14……香料保持部、15……保持体、
16……小孔、17……下面シート、18……起
毛、19……ホツク、20……基布、21……シ
ール、22……香料ユニツト、A……起毛部、B
……非起毛部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マツト本体と、該マツト本体の外周に取付けら
    れる周縁体と、香料を保持する香料保持部とを具
    え、該香料保持部は平板状の保持体を用いて構成
    され、該保持体の周囲の一部は前記周縁体に固定
    され、該保持体は、マツト本体の表面に対して開
    閉自在とされ、該保持体を閉じた状態に維持する
    閉手段が設けられたことを特徴とする自動車用マ
    ツト。
JP1988016988U 1988-02-09 1988-02-09 Expired - Lifetime JPH0530514Y2 (ja)

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JP1988016988U JPH0530514Y2 (ja) 1988-02-09 1988-02-09

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JPH01120439U JPH01120439U (ja) 1989-08-15
JPH0530514Y2 true JPH0530514Y2 (ja) 1993-08-04

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JPS5770336U (ja) * 1980-10-14 1982-04-28

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JPH01120439U (ja) 1989-08-15

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