JPS586324Y2 - クツナイアクシユウボウシヨウハツコウシ−ト - Google Patents

クツナイアクシユウボウシヨウハツコウシ−ト

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Publication number
JPS586324Y2
JPS586324Y2 JP1974067687U JP6768774U JPS586324Y2 JP S586324 Y2 JPS586324 Y2 JP S586324Y2 JP 1974067687 U JP1974067687 U JP 1974067687U JP 6768774 U JP6768774 U JP 6768774U JP S586324 Y2 JPS586324 Y2 JP S586324Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fragrance
base
shoes
particles
incense
Prior art date
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Expired
Application number
JP1974067687U
Other languages
English (en)
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JPS50154150U (ja
Inventor
義雄 山村
和夫 末永
Original Assignee
日東電工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日東電工株式会社 filed Critical 日東電工株式会社
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は新規な靴内悪臭防止用発香シートに関する。
さらに詳しくは、香料を多孔質状硬質粒状体に含浸せし
めて製した体熱により強制発香せしめうる香粒の適当個
数を靴のしき現状に構成せしめたベース上の土ふまずに
あたる場所に相互に適当な間隔をあけて保持せしめ、前
記ベースおよび香粒上を通気性を有するカバー材にて被
覆せしめてなる靴内悪臭防止用発香シートに関する。
従来より、靴むれによって発する悪臭をマスキングする
目的のために、靴を使用したあとでエアゾール型香水を
スプレーする方法が行なわれている。
しかしながらこの方法によるときは、エアゾール型香水
をスプレーした直後には一時的に強く発香するけれども
、長時間にわたって芳香を保持することができないため
、一時的には悪臭をマスキングできても長時間にわたっ
て悪臭をマスキングすることは困難である。
まして靴の使用時にあっては、歩きながら香水をふりか
けるわけにもゆがず、歩きながらの悪臭のマスキングは
まったく不可能である。
しかるに本考案者らは種々研究を重ねた結果、香料を多
孔質状硬質粒状体に含浸せしめて製した体熱により強制
発香せしめうる香粒の適当個数を靴のしき現状に構成せ
しめたベース上の土ふまずにあたる場所に相互に適当な
間隔をあけて保持せしめ、前記ベースおよび香粒上を通
気性を有するカバー材にて被覆せしめたものを靴の内部
に装着して使用するときは、足から発せられる体熱によ
り該香粒から香気が強制発香せられ、靴の内部に芳香が
充満して、靴を使用している間中、悪臭をマスキングし
うるという顕著な効果を奏するとともに、さらに前記香
粒による足の土ふまずの部分への指圧効果をも併せ奏す
るという事実を見出し、本考案を完成するにいたった。
前記の香料を多孔質状硬質粒状体に含浸せしめて製した
体熱により強制発香せしめうる香粒とは、従来公知のい
かなる文献中にも記載されていない新規な発香材であっ
て、本考案者らによって初めて開発されたものである。
しかしてその特徴とするところは、そのままでは発香し
にくいが、体温程度の熱を与えることにより発香効果を
示す点にある。
それゆえ本考案においては該香料を靴のしき現状に構成
せしめたベース上の少なくとも土ふまずにあたる場所に
保持せしめ、前記ベースおよび香粒上を通気性を有する
カバー材にて被覆せしめたものを靴の内部に取りつけて
使用することにより、該香粒は足から発せられる体熱に
より発香せしめられ、生成された芳香が靴の内部の悪臭
をマスキングするのである。
そのため前記香粒をベース上の全面に保持せしめてよい
ことはもちろんである。
なお、前記香粒に加えてさらにシリカゲルその他公知の
吸湿材をベースに保持せしめるときは、足から発せられ
る水分を吸収して靴むれを防止する効果を併せ発揮する
前記多孔質状硬質粒状体としては、たとえばアルミナ、
シリカゲル、アルミナ系シリカゲルなどの多孔質状硬質
粒状体があげられ、通常0.5〜3mm程度の大きさの
ものである。
これら担体に含浸させるべき香料としては、体熱を伝え
ることによって発香効果を呈するごときものであれば、
動物性香料、植物性香料、合成香料のいかんを問うもの
ではなく、もとより調合香料も好ましいものである。
しかしてその若干例を示せば、ジャコラ、リュウゼンコ
ウなどの動物性香料、オークモス、ヒノキ、バニラ、シ
ンナモン、ローズウッド、ローズ、アカシア、レモン、
バイオレット、ジャスミン、ラベンダーハツカなどの植
物性香料、リナロール、ゲラニオール、メントール、バ
ニリン、ムスコン、クマリン、エステル類などの合成香
料、人造孔精油、シブレータイブ、ローズタイプ、ライ
ラックタイプなどの調合香料などがあげられる。
靴のしき現状に構成せしめるベースとは、該香料を保持
するためのもので、合成樹脂シート、フィルム、布など
が用いられるが、もとよりこれらのみに制限されるもの
ではない。
またカバー材としては、体熱により該香粒から強制発香
せしめられた芳香が靴内に放出されうるように通気性を
有するものであればとくに制限はなく、たとえば小孔を
穿ったフィルム、布、不織布などがあげられる。
該香粒を該ベース上に保持せしめる手段としては、香粒
の発香作用をさまたげずに、しかも容易に脱着しないよ
うな方法であればとくに制限はなく、たとえば接着剤で
装着せしめる方法、ベースとカバー材とでサンドウィッ
チしキルテイングする方法などがよい例である。
つぎに図面によって本考案の靴内悪臭防止用発香シート
の若干の実施態様を説明する。
第1図は、接着剤を介して該香料をベース上に固着せし
めるばあいの態様を示す概略縦断面図である。
すなわち、第1図aは平らなベース1上に接着剤を介し
て該香粒2を固着せしめた状態を示し、同じくbはベー
ス1上に凹所を形成せしめながら穿孔し、該孔あき凹所
に該香粒2を接着剤を介して固着せしめた状態を示し、
同じくCはbで示したものをその香粒と香粒の間のベー
ス部分を紙、不織布、布、フィルムなどの裏打ち材7に
接着せしめた状態を示すものである。
また前記吸湿材を付加せしめるばあいは、ベース1上に
固着せられた香粒と香粒との間隙を利用して同様の方法
でベースに固着せしめるのも一例である。
香粒2(および吸湿材)の大きさおよび単位面積あたり
の個数を増減させることにより、また香粒に含浸せしめ
る香料の種類を選択することにより発香の強弱をコント
ロールすることができることはもちろんである。
第2図a、l)およびCは本考案にかかる靴内悪臭防止
用発香シートの香粒保持部分を例示的に示す縦断面図で
ある。
すなわち、第2図aはベース1上に接着剤を介して香粒
2を固着せしめ、その上をカバー材3にて被覆せしめ、
かつ該ベース1の下面には粘着剤層4を設けた構造の例
である。
粘着剤層4の表面には適宜セロハンその他の剥離紙5を
付着させておいて、靴内へ該シートを付着せしめる際に
剥離するようにしてもよい。
第2図すは、第2図aにおいて香粒2同志の間に吸湿材
6をまぜこんでベース1上に固着せしめた例である。
さらに第2図Cは、第2図aにおいてベース1とカバー
材3とを香粒2同士をセパレートするように接着(たと
えばキルテイング状に)せしめた例である。
本考案の靴内悪臭防止用発香シートの形状および大きさ
については、靴の内部に装着しうるように靴のしき現状
に構成せしめたものであればとくに制限はなく、たとえ
ば第3図に示されるごとき形状で構成される。
なおその際、カバー材3に若干厚さの大なる不織布など
を用いるのが好ましい。
第4図は、本考案の靴内悪臭防止用発香シート8の使用
状態を示す一部切欠斜視図である。
靴のしき現状に構成せしめ、かつ少なくとも土ふまずに
あたる場所に香粒を保持してなる発香シートを第4図の
ように靴内部に装着して使用するばあいは、足の土ふま
ずの部分は指圧療法におけるツボであり、該靴内悪臭防
止用発香シートによって歩くたびに足の土ふまずが適度
に押圧されて疲労がやわらげられる効果を併せ奏する。
以上述べたごとく、本考案の靴内悪臭防止用発香シート
は、足から発せられる体熱により芳香を靴内部に放出し
て使用している間中悪臭をマスキングするとともに、そ
の土ふまずにあたる場所に香粒が設けられているために
足の土ふまずが適度に押圧されて疲労がやわらげられ、
さらに吸湿材を付加せしめるばあいは該吸湿材がさらに
靴内部の水分を吸収して靴むれを防止するという顕著な
効果を奏するのであって、きわめて有用なものである。
なお、本考案の靴内悪臭防止用発香シートは、本考案の
精神を逸脱しないかぎりたとえばスリッパなどに取りつ
けて使用してもよく、かかるばあいも本考案の範囲に包
含されるものであることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の靴内悪臭防止用発香シートを説明するた
めのもので、第1図a、l)およびCは香粒をベースに
固着せしめるときの態様を示す概略縦断面図、第2図a
、bおよびCは該靴内悪臭防止用発香シートの香粒保持
部分の数例を示す縦断面図、第3図は本考案にかかる靴
内悪臭防止用発香シートの一実施例を示す一部切欠斜視
図、第4図は使用状態の一例を示す一部切欠斜視図であ
る。 図面の主要符号 1:ベース、2:香粒、3:カバー材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 香料を多孔質状硬質粒状体に含浸せしめて製した体熱に
    より強制発香せしめうる香粒の適当個数を靴のしき現状
    に構成せしめたベース上の土ふまずにあたる場所に相互
    に適当な間隔をあけて保持せしめ、前記ベースおよび香
    粒上を通気性を有するカバー材にて被覆せしめてなる靴
    内悪臭防止用発香シート。
JP1974067687U 1974-06-10 1974-06-10 クツナイアクシユウボウシヨウハツコウシ−ト Expired JPS586324Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1974067687U JPS586324Y2 (ja) 1974-06-10 1974-06-10 クツナイアクシユウボウシヨウハツコウシ−ト

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JP1974067687U JPS586324Y2 (ja) 1974-06-10 1974-06-10 クツナイアクシユウボウシヨウハツコウシ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS50154150U JPS50154150U (ja) 1975-12-20
JPS586324Y2 true JPS586324Y2 (ja) 1983-02-03

Family

ID=28233983

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1974067687U Expired JPS586324Y2 (ja) 1974-06-10 1974-06-10 クツナイアクシユウボウシヨウハツコウシ−ト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990083732A (ko) * 1999-07-06 1999-12-06 홍관현 동가루성분,항균제,꽃향료합성의항균및악취제거방법
KR20030084099A (ko) * 2002-04-24 2003-11-01 윤병인 발향(發香) 순화 활성제 제조 및 이용방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4031936Y1 (ja) * 1964-06-02 1965-11-09

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