JPH05305045A - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
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- JPH05305045A JPH05305045A JP11188692A JP11188692A JPH05305045A JP H05305045 A JPH05305045 A JP H05305045A JP 11188692 A JP11188692 A JP 11188692A JP 11188692 A JP11188692 A JP 11188692A JP H05305045 A JPH05305045 A JP H05305045A
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- electric blower
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一般吸込口体以外の特殊吸込口体を使用した
場合にも、操作性を悪化することなく清掃を行なうこと
ができる電気掃除機を提供する。 【構成】 電動送風機制御手段68は、検出手段66で検出
された変化量が所定値以下の場合には、延長管に床用吸
込口体が取り付けられたとする。検出手段66で検出され
た変化量の大きさに従った制御則を電動送風機Fに入力
し、非掃除面の条件に適合した入力で電動送風機Fを制
御する。変化量が所定値以上大きい場合には、延長管に
風路抵抗の大きな隙間ノズルが取り付けられたとして、
制御則のうち最低の入力の制御則で入力する。常に最適
に、電動送風機Fの入力を設定することができ、風切音
を抑えられるとともに、操作性を向上できる。
場合にも、操作性を悪化することなく清掃を行なうこと
ができる電気掃除機を提供する。 【構成】 電動送風機制御手段68は、検出手段66で検出
された変化量が所定値以下の場合には、延長管に床用吸
込口体が取り付けられたとする。検出手段66で検出され
た変化量の大きさに従った制御則を電動送風機Fに入力
し、非掃除面の条件に適合した入力で電動送風機Fを制
御する。変化量が所定値以上大きい場合には、延長管に
風路抵抗の大きな隙間ノズルが取り付けられたとして、
制御則のうち最低の入力の制御則で入力する。常に最適
に、電動送風機Fの入力を設定することができ、風切音
を抑えられるとともに、操作性を向上できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動送風機を複数の制
御則に従い制御する電気掃除機に関する。
御則に従い制御する電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電気掃除機としては、た
とえば電動送風機の入力を変化させながら、検出手段に
より検出された風量または風圧の変化量に従い、たとえ
ば板の間、たたみ、じゅうたんなどの複数の制御則の内
の最も適切な制御則により電動送風機を制御する構成が
知られている。
とえば電動送風機の入力を変化させながら、検出手段に
より検出された風量または風圧の変化量に従い、たとえ
ば板の間、たたみ、じゅうたんなどの複数の制御則の内
の最も適切な制御則により電動送風機を制御する構成が
知られている。
【0003】そして、制御の際には、一般に、被掃除面
がじゅうたんのときなどは、風量または風圧の変化量が
大きいと、変化量の大きさに従い入力量も大きくなる方
向の制御則を用いている。
がじゅうたんのときなどは、風量または風圧の変化量が
大きいと、変化量の大きさに従い入力量も大きくなる方
向の制御則を用いている。
【0004】ところが、風路となるホース先端には、一
般吸込口体であるの床用吸込口体が使用される場合に限
らず、この床用吸込口体より風路抵抗の大きい特殊吸込
口体である隙間ノズルや家具ブラシを使用することがあ
る。
般吸込口体であるの床用吸込口体が使用される場合に限
らず、この床用吸込口体より風路抵抗の大きい特殊吸込
口体である隙間ノズルや家具ブラシを使用することがあ
る。
【0005】ところで、一般吸込口体には使用時にこの
一般吸込口体の底面と被掃除面との距離を保つ車輪など
の手段が設けられているが、隙間ノズルや家具ブラシな
どの特殊吸込口体には、車輪などの距離を一定に保つ手
段が設けられていない。このため、特殊吸込口体は使用
時に被掃除面との距離が一定に確保されないため、風量
または風圧の変化量が大きくなり、従来の真空度が上昇
することにより、電動送風機の入力を大きな制御則にす
る制御では、電動送風機の入力が大きくなり、より被清
掃物に吸い付いてしまい、操作性が非常に悪くなる。
一般吸込口体の底面と被掃除面との距離を保つ車輪など
の手段が設けられているが、隙間ノズルや家具ブラシな
どの特殊吸込口体には、車輪などの距離を一定に保つ手
段が設けられていない。このため、特殊吸込口体は使用
時に被掃除面との距離が一定に確保されないため、風量
または風圧の変化量が大きくなり、従来の真空度が上昇
することにより、電動送風機の入力を大きな制御則にす
る制御では、電動送風機の入力が大きくなり、より被清
掃物に吸い付いてしまい、操作性が非常に悪くなる。
【0006】このため床用吸込口体の着脱を検出するた
め、たとえば電気掃除機本体から、ホースおよび延長管
を介して床用吸込口体が接続されているか否かを、スイ
ッチなどを設け、検出する構成が知られている。
め、たとえば電気掃除機本体から、ホースおよび延長管
を介して床用吸込口体が接続されているか否かを、スイ
ッチなどを設け、検出する構成が知られている。
【0007】ところが、このように、別個にスイッチな
どを設けると構造が複雑になる。
どを設けると構造が複雑になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、風量ま
たは風圧の変化量に従って、電動送風機の入力を制御す
る構成では、特殊吸込口体を使用すると、操作性が非常
に悪くなる問題を有している。
たは風圧の変化量に従って、電動送風機の入力を制御す
る構成では、特殊吸込口体を使用すると、操作性が非常
に悪くなる問題を有している。
【0009】また、床用吸込口体の有無を検出する検出
スイッチを設けたものでは構造が複雑になる問題を有し
ている。
スイッチを設けたものでは構造が複雑になる問題を有し
ている。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、構造を複雑にすることなく、一般吸込口体以外の特
殊吸込口体を使用した場合にも、操作性を悪化すること
なく清掃を行なうことができる電気掃除機を提供するこ
とを目的とする。
で、構造を複雑にすることなく、一般吸込口体以外の特
殊吸込口体を使用した場合にも、操作性を悪化すること
なく清掃を行なうことができる電気掃除機を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の電気掃除機は、
電動送風機と、この電動送風機に連通する風路と、この
風路の先端に着脱可能な一般吸込口体と、前記風路の先
端に着脱可能で前記一般吸込口体に代えて使用する風路
抵抗の大きい特殊吸込口体と、前記電動送風機の入力を
複数有する制御則からいずれかを選択し、前記電動送風
機の入力を選択された制御則に従って可変する入力可変
手段と、前記風路内の風の変化量を検出する検出手段と
を備え、前記入力可変手段は、前記検出手段で検出され
た変化量が所定値以下の場合には、前記検出手段で検出
された変化量の大きさに従った制御則を前記電動送風機
に入力し、変化量が前記所定値以上大きい場合には、制
御則のうち最低の入力の制御則で入力するものである。
電動送風機と、この電動送風機に連通する風路と、この
風路の先端に着脱可能な一般吸込口体と、前記風路の先
端に着脱可能で前記一般吸込口体に代えて使用する風路
抵抗の大きい特殊吸込口体と、前記電動送風機の入力を
複数有する制御則からいずれかを選択し、前記電動送風
機の入力を選択された制御則に従って可変する入力可変
手段と、前記風路内の風の変化量を検出する検出手段と
を備え、前記入力可変手段は、前記検出手段で検出され
た変化量が所定値以下の場合には、前記検出手段で検出
された変化量の大きさに従った制御則を前記電動送風機
に入力し、変化量が前記所定値以上大きい場合には、制
御則のうち最低の入力の制御則で入力するものである。
【0012】
【作用】本発明の電気掃除機は、入力可変手段は、検出
手段で検出された変化量が所定値以下の場合には、風路
に一般吸込口体が取り付けられたとして、検出手段で検
出された変化量の大きさに従った制御則を電動送風機に
入力し、非掃除面の条件に適合した入力で電動送風機を
制御し、変化量が所定値以上大きい場合には、風路に風
路抵抗の大きな特殊吸込口体が取り付けられたとして、
制御則のうち最低の入力の制御則で入力するため、特別
な検出手段を設けることなく、特殊吸込口体を検出で
き、特殊吸込口体に応じて制御するので、簡単な構成
で、常に最適に、電動送風機の入力を設定することがで
き、操作性が向上する。
手段で検出された変化量が所定値以下の場合には、風路
に一般吸込口体が取り付けられたとして、検出手段で検
出された変化量の大きさに従った制御則を電動送風機に
入力し、非掃除面の条件に適合した入力で電動送風機を
制御し、変化量が所定値以上大きい場合には、風路に風
路抵抗の大きな特殊吸込口体が取り付けられたとして、
制御則のうち最低の入力の制御則で入力するため、特別
な検出手段を設けることなく、特殊吸込口体を検出で
き、特殊吸込口体に応じて制御するので、簡単な構成
で、常に最適に、電動送風機の入力を設定することがで
き、操作性が向上する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の電気掃除機の一実施例を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0014】図2において、1は電気掃除機本体で、こ
の電気掃除機本体1には、図1に示す電動送風機Fが内
蔵され、この電動送風機Fに連通する内部に風路を有す
るホース2の基端が着脱自在に接続され、このホース2
の先端には後方に向けて分岐された形状の手許操作部3
が設けられている。また、この手許操作部3の先端に
は、伸縮自在の延長管4を介して一般吸込口体としての
床用吸込口体5が取り付けられている。
の電気掃除機本体1には、図1に示す電動送風機Fが内
蔵され、この電動送風機Fに連通する内部に風路を有す
るホース2の基端が着脱自在に接続され、このホース2
の先端には後方に向けて分岐された形状の手許操作部3
が設けられている。また、この手許操作部3の先端に
は、伸縮自在の延長管4を介して一般吸込口体としての
床用吸込口体5が取り付けられている。
【0015】そして、手許操作部3は図3に示すよう
に、後方に向けて分岐され先端が自由端の部分が握り部
11となり、手許操作部3の上面は握り部11から延長管4
方向に向けて停止設定用のボタン12、自動設定用のボタ
ン13、弱/強設定用のボタン14、表示手段を構成する表
示器15およびパワーブラシ設定用のボタン16が1列に順
次並んで配設されている。
に、後方に向けて分岐され先端が自由端の部分が握り部
11となり、手許操作部3の上面は握り部11から延長管4
方向に向けて停止設定用のボタン12、自動設定用のボタ
ン13、弱/強設定用のボタン14、表示手段を構成する表
示器15およびパワーブラシ設定用のボタン16が1列に順
次並んで配設されている。
【0016】次に、図4を参照して床用吸込口体5につ
いて説明する。
いて説明する。
【0017】床用吸込口本体5は下側ケース体21と図示
しない上側ケース体とにて形成されている。そして、下
側ケース体21の前方には、略左右方向に設けられた区画
壁22にて吸込室23が区画形成され、この吸込室23は下面
に開口を有し、この吸込室23内には、円筒状の清掃ブレ
ード24が回転自在に支持され、この清掃ブレード24の一
端にはプーリ25が形成されている。
しない上側ケース体とにて形成されている。そして、下
側ケース体21の前方には、略左右方向に設けられた区画
壁22にて吸込室23が区画形成され、この吸込室23は下面
に開口を有し、この吸込室23内には、円筒状の清掃ブレ
ード24が回転自在に支持され、この清掃ブレード24の一
端にはプーリ25が形成されている。
【0018】また、後方の一端側には、電動機収納室26
が形成され、清掃用電動機Bが収納され清掃用電動機B
の駆動軸28には駆動プーリ29が設けられ、清掃ブレード
24のプーリ25と駆動プーリ29との間には駆動ベルト31が
掛けられ、清掃用電動機Bにより清掃ブレード24が走行
方向とは逆方向に回転されるようになっている。
が形成され、清掃用電動機Bが収納され清掃用電動機B
の駆動軸28には駆動プーリ29が設けられ、清掃ブレード
24のプーリ25と駆動プーリ29との間には駆動ベルト31が
掛けられ、清掃用電動機Bにより清掃ブレード24が走行
方向とは逆方向に回転されるようになっている。
【0019】さらに、下側ケース体21の略中央には、吸
込室23および電気掃除機本体1に連通する連通路32が区
画形成され、この連通路32には連通管33が上下方向回動
自在に接続されている。
込室23および電気掃除機本体1に連通する連通路32が区
画形成され、この連通路32には連通管33が上下方向回動
自在に接続されている。
【0020】さらに、連通路32の両側には、下面が開口
された駆動輪室34がそれぞれ形成され、この駆動輪室34
には駆動輪35がそれぞれ収納される。そして、これら駆
動輪35,35と同軸の駆動軸36に設けられたプーリ37が駆
動ベルト38により走行用電動機Wの駆動軸42で走行方向
に対して正転させ、すなわち、清掃ブレード24とは逆回
転に駆動される。
された駆動輪室34がそれぞれ形成され、この駆動輪室34
には駆動輪35がそれぞれ収納される。そして、これら駆
動輪35,35と同軸の駆動軸36に設けられたプーリ37が駆
動ベルト38により走行用電動機Wの駆動軸42で走行方向
に対して正転させ、すなわち、清掃ブレード24とは逆回
転に駆動される。
【0021】またさらに、床用吸込口体5の四隅には、
従動前輪室43,43および従動後輪室44,44が設けられて
いる。そして、これら従動前輪室43,43および従動後輪
室44,44には、図示しない従動前輪および従動後輪が回
転自在に配設されている。なお、これら従動前輪および
従動後輪は、床用吸込口体5と被掃除面との距離を一定
に保つ手段としての機能を有し、床用吸込口体5の底面
から突出するように形成されている。
従動前輪室43,43および従動後輪室44,44が設けられて
いる。そして、これら従動前輪室43,43および従動後輪
室44,44には、図示しない従動前輪および従動後輪が回
転自在に配設されている。なお、これら従動前輪および
従動後輪は、床用吸込口体5と被掃除面との距離を一定
に保つ手段としての機能を有し、床用吸込口体5の底面
から突出するように形成されている。
【0022】また、この床用吸込口体5に代えて用いる
特殊吸込口体としての隙間ノズル51を、図5および図6
を参照して説明する。
特殊吸込口体としての隙間ノズル51を、図5および図6
を参照して説明する。
【0023】この隙間ノズル51は、基端側に延長管4に
嵌合接続される接続部52を有し、先端側は偏平状に形成
され、この偏平状の先端部には長孔状の吸込口部53が形
成され、この隙間ノズル51は床用吸込口体5より風路抵
抗が大きくなっている。
嵌合接続される接続部52を有し、先端側は偏平状に形成
され、この偏平状の先端部には長孔状の吸込口部53が形
成され、この隙間ノズル51は床用吸込口体5より風路抵
抗が大きくなっている。
【0024】さらに、床用吸込口体5に代えて用いる特
殊吸込口体としての家具ブラシ55を、図7および図8を
参照して説明する。
殊吸込口体としての家具ブラシ55を、図7および図8を
参照して説明する。
【0025】この家具ブラシ55は、基端側に延長管4に
嵌合接続される接続部56を有し、先端側は円形状の吸込
口部57が形成され、この吸込口部57の周囲にはブラシ58
が植設され、この家具ブラシ55は床用吸込口体5より風
路抵抗が大きくなっている。
嵌合接続される接続部56を有し、先端側は円形状の吸込
口部57が形成され、この吸込口部57の周囲にはブラシ58
が植設され、この家具ブラシ55は床用吸込口体5より風
路抵抗が大きくなっている。
【0026】次に、図1を参照して、内部構成について
説明する。
説明する。
【0027】まず、電気掃除機本体1内に配設された電
動送風機F、および、床用吸込口体5内に配設された清
掃用電動機Bおよび走行用電動機Wは、それぞれ電力制
御用のトライアック61,62,63を介して商用交流電源E
に接続されている。そして、これらトライアック61,6
2,63のゲートには、電気掃除機本体1内に内蔵された
駆動部制御手段65が接続され、この駆動部制御手段65
は、電気掃除機本体1内に図示しない風路内の風量ある
いは風圧の変化量を検出する検出手段66、電流を検知す
る電流検知手段67、電動送風機Fを制御する入力可変手
段としての電動送風機制御手段68、清掃用電動機Bを制
御する清掃用電動機制御手段69および走行用電動機Wを
制御する走行用電動機制御手段70を有している。
動送風機F、および、床用吸込口体5内に配設された清
掃用電動機Bおよび走行用電動機Wは、それぞれ電力制
御用のトライアック61,62,63を介して商用交流電源E
に接続されている。そして、これらトライアック61,6
2,63のゲートには、電気掃除機本体1内に内蔵された
駆動部制御手段65が接続され、この駆動部制御手段65
は、電気掃除機本体1内に図示しない風路内の風量ある
いは風圧の変化量を検出する検出手段66、電流を検知す
る電流検知手段67、電動送風機Fを制御する入力可変手
段としての電動送風機制御手段68、清掃用電動機Bを制
御する清掃用電動機制御手段69および走行用電動機Wを
制御する走行用電動機制御手段70を有している。
【0028】さらに、駆動部制御手段65には、2線伝送
線71を介して手許操作部3に設けられた操作手段72が接
続され、この操作手段72は、停止設定用のボタン12、自
動設定用のボタン13、弱/強設定用のボタン14およびパ
ワーブラシ設定用のボタン16の操作に従い電流を制御す
る電流制御手段73、清掃用電動機Bの駆動状態に従って
表示を行なう表示器15およびこの表示器15を制御する表
示制御手段74を備えている。
線71を介して手許操作部3に設けられた操作手段72が接
続され、この操作手段72は、停止設定用のボタン12、自
動設定用のボタン13、弱/強設定用のボタン14およびパ
ワーブラシ設定用のボタン16の操作に従い電流を制御す
る電流制御手段73、清掃用電動機Bの駆動状態に従って
表示を行なう表示器15およびこの表示器15を制御する表
示制御手段74を備えている。
【0029】また、操作手段72の電流制御手段73にて設
定され、駆動部制御手段65の電流検知手段67で検知され
る電流の閾値は、図9に示すように設定されている。
定され、駆動部制御手段65の電流検知手段67で検知され
る電流の閾値は、図9に示すように設定されている。
【0030】この閾値は、単にホース2が接続されてい
る状態の場合は閾値i1 、停止設定用のボタン12が操作
される場合は閾値i1 よりやや大きい閾値i2 、自動設
定用のボタン13が操作される場合は閾値i2 よりやや大
きい閾値i3 、弱/強設定用のボタン14が操作される場
合は閾値i3 よりやや大きい閾値i4 、パワーブラシ設
定用のボタン16が操作される場合は閾値i4 よりやや大
きい閾値i5 に設定される。さらに、操作手段72が短絡
した場合などの電流値より大きな電流値は、最端閾値i
6 として従前の状態を維持するようになっている。
る状態の場合は閾値i1 、停止設定用のボタン12が操作
される場合は閾値i1 よりやや大きい閾値i2 、自動設
定用のボタン13が操作される場合は閾値i2 よりやや大
きい閾値i3 、弱/強設定用のボタン14が操作される場
合は閾値i3 よりやや大きい閾値i4 、パワーブラシ設
定用のボタン16が操作される場合は閾値i4 よりやや大
きい閾値i5 に設定される。さらに、操作手段72が短絡
した場合などの電流値より大きな電流値は、最端閾値i
6 として従前の状態を維持するようになっている。
【0031】次に、フローチャートを参照して、具体的
な動作を説明する。
な動作を説明する。
【0032】まず、図10に示すように、時間t1 =
0、回数n=0とし(ステップ1)、電流検知手段67で
電流を読取り(ステップ2)、閾値i1 以上の電流の有
無を検知してホース2の接続の有無を検出する(ステッ
プ3)。電流が閾値i1 以下の場合は、2線伝送線71間
が解放されているので、ホース2が外れていると判断
し、1秒後に電動送風機Fを停止させ(ステップ4)、
時間T1 =0、回数n=0、認識しない旨であるa=
0、認識する旨であるb=0を設定し(ステップ5)、
ステップ1に戻る。また、電流検知手段67で閾値i1 以
上の電流が検出されると、ホース2が接続されていると
判断し、次に進む。
0、回数n=0とし(ステップ1)、電流検知手段67で
電流を読取り(ステップ2)、閾値i1 以上の電流の有
無を検知してホース2の接続の有無を検出する(ステッ
プ3)。電流が閾値i1 以下の場合は、2線伝送線71間
が解放されているので、ホース2が外れていると判断
し、1秒後に電動送風機Fを停止させ(ステップ4)、
時間T1 =0、回数n=0、認識しない旨であるa=
0、認識する旨であるb=0を設定し(ステップ5)、
ステップ1に戻る。また、電流検知手段67で閾値i1 以
上の電流が検出されると、ホース2が接続されていると
判断し、次に進む。
【0033】そして、まず、停止設定用のボタン12の入
力パルスがあるか否かを検出し(ステップ6)、すなわ
ち図9(c)に示す閾値i2 を越え閾値i3 以下である
か否かを判断し、閾値i2 を越え閾値i3 以下の場合は
停止設定用のボタン12が操作されたと判断し、図9
(a)、(b)に示す電動送風機Fおよび清掃用電動機
Bを停止させ(ステップ7)、時間T1 =0、回数n=
0、a=0、b=0を設定し(ステップ8)、ステップ
1に戻る。
力パルスがあるか否かを検出し(ステップ6)、すなわ
ち図9(c)に示す閾値i2 を越え閾値i3 以下である
か否かを判断し、閾値i2 を越え閾値i3 以下の場合は
停止設定用のボタン12が操作されたと判断し、図9
(a)、(b)に示す電動送風機Fおよび清掃用電動機
Bを停止させ(ステップ7)、時間T1 =0、回数n=
0、a=0、b=0を設定し(ステップ8)、ステップ
1に戻る。
【0034】ステップ2で閾値i3 以下でないと判断さ
れた場合は、自動設定用のボタン13の入力パルスがある
か否かを検出し(ステップ9)、すなわち閾値i3 を越
え閾値i4 以下であるか否かを判断し、閾値i3 を越え
閾値i4 以下の場合は自動設定用のボタン13が操作され
たと判断し、電動送風機Fを自動運転させ(ステップ1
0)、b=1を設定し(ステップ11)、ステップ1に戻
る。
れた場合は、自動設定用のボタン13の入力パルスがある
か否かを検出し(ステップ9)、すなわち閾値i3 を越
え閾値i4 以下であるか否かを判断し、閾値i3 を越え
閾値i4 以下の場合は自動設定用のボタン13が操作され
たと判断し、電動送風機Fを自動運転させ(ステップ1
0)、b=1を設定し(ステップ11)、ステップ1に戻
る。
【0035】ステップ5で閾値i4 以下でないと判断さ
れた場合は、弱/強設定用のボタン14の入力パルスがあ
るか否かを検出し(ステップ12)、すなわち閾値i4 を
越え閾値i5 以下であるか否かを判断し、閾値i4 を越
え閾値i5 以下の場合は弱/強設定用のボタン14が操作
されたと判断し、電動送風機Fを弱または強運転させ
(ステップ13)、時間T1 =0、回数n=0を設定し
(ステップ14)、さらにa=0を設定して(ステップ1
5)、ステップ1に戻る。
れた場合は、弱/強設定用のボタン14の入力パルスがあ
るか否かを検出し(ステップ12)、すなわち閾値i4 を
越え閾値i5 以下であるか否かを判断し、閾値i4 を越
え閾値i5 以下の場合は弱/強設定用のボタン14が操作
されたと判断し、電動送風機Fを弱または強運転させ
(ステップ13)、時間T1 =0、回数n=0を設定し
(ステップ14)、さらにa=0を設定して(ステップ1
5)、ステップ1に戻る。
【0036】ステップ7で閾値i5 以下でないと判断さ
れた場合は、パワーブラシ設定用のボタン16の入力パル
スがあるか否かを検出し(ステップ16)、すなわち閾値
i5を越え閾値i6 以下であるか否かを判断し、閾値i
5 を越え閾値i6 以下の場合はパワーブラシ設定用のボ
タン16が操作されたと判断し、清掃用電動機Bを運転さ
せ(ステップ17)、ステップ1に戻る。なお。パワーブ
ラシ設定用のボタン16が操作され、電動送風機Fが駆動
されていない場合は、自動の状態で電動送風機Fも駆動
する。
れた場合は、パワーブラシ設定用のボタン16の入力パル
スがあるか否かを検出し(ステップ16)、すなわち閾値
i5を越え閾値i6 以下であるか否かを判断し、閾値i
5 を越え閾値i6 以下の場合はパワーブラシ設定用のボ
タン16が操作されたと判断し、清掃用電動機Bを運転さ
せ(ステップ17)、ステップ1に戻る。なお。パワーブ
ラシ設定用のボタン16が操作され、電動送風機Fが駆動
されていない場合は、自動の状態で電動送風機Fも駆動
する。
【0037】ステップ7で閾値i6 以下でないと判断さ
れた場合は、最端閾値であるとして、ステップ1に戻
り、ループを循環して待機状態になり、従前の動作を維
持する。
れた場合は、最端閾値であるとして、ステップ1に戻
り、ループを循環して待機状態になり、従前の動作を維
持する。
【0038】このように、最端閾値の場合は、従前の動
作を維持することにより、図9(c)のパルスNに示す
ように、外来ノイズ、操作手段72に短絡が生じた場合に
は、一般に最端閾値に達するので、外来ノイズ、操作手
段72が短絡した場合にも誤動作が生じることなく従前の
動作を維持する。
作を維持することにより、図9(c)のパルスNに示す
ように、外来ノイズ、操作手段72に短絡が生じた場合に
は、一般に最端閾値に達するので、外来ノイズ、操作手
段72が短絡した場合にも誤動作が生じることなく従前の
動作を維持する。
【0039】そして、自動制御が選択された場合には、
図11に示すフローチャートの動作を行なう。
図11に示すフローチャートの動作を行なう。
【0040】まず、時間T1 =0であるか否かを判別し
(ステップ21)、T1 =0の場合には風圧Hが図12に
示すH1 以上であるか否かを判断し(ステップ22)、H
2 以上であるときは、入力P1 処理し(ステップ23)、
T1 =0でタイマ計時する(ステップ24)、そして、5
秒以上経過したか否かを判断し(ステップ25)、5秒以
下の場合には、ステップ21に戻り、5秒以上の場合に
は、T1 =0に設定する(ステップ26)。次に、a=0
であるか否かを検出し(ステップ27)、a=0である場
合には、M=1処理、すなわち、板の間制御則処理を行
なう(ステップ28)。
(ステップ21)、T1 =0の場合には風圧Hが図12に
示すH1 以上であるか否かを判断し(ステップ22)、H
2 以上であるときは、入力P1 処理し(ステップ23)、
T1 =0でタイマ計時する(ステップ24)、そして、5
秒以上経過したか否かを判断し(ステップ25)、5秒以
下の場合には、ステップ21に戻り、5秒以上の場合に
は、T1 =0に設定する(ステップ26)。次に、a=0
であるか否かを検出し(ステップ27)、a=0である場
合には、M=1処理、すなわち、板の間制御則処理を行
なう(ステップ28)。
【0041】なお、このM処理は、表1に示すように設
定されている。
定されている。
【0042】そして、それぞれの制御則では、ごみが多
く収納されている場合から、ごみが少ししか収納されて
いない場合まで、入力が連続的に変化するようになって
いる。
く収納されている場合から、ごみが少ししか収納されて
いない場合まで、入力が連続的に変化するようになって
いる。
【0043】
【表1】 そして、電動送風機Fの入力を可変しながら検出する入
力可変処理を行ない(ステップ29)、S=0に設定し、
すなわち入力可変処理であることを設定し(ステップ3
0)、a=0であるか否かを検出し(ステップ31)、t1
タイマの計時を開始し(ステップ32)、b=0である
か否かを検出し(ステップ33)、b=0でない場合には
t1 が1秒以上経過しているか否かを検出し(ステップ
34)、ステップ21に戻る。このように、起動後に入力可
変時間から開始することにより、電動送風機Fの入力を
速やかに所望の値まで移行することができる。
力可変処理を行ない(ステップ29)、S=0に設定し、
すなわち入力可変処理であることを設定し(ステップ3
0)、a=0であるか否かを検出し(ステップ31)、t1
タイマの計時を開始し(ステップ32)、b=0である
か否かを検出し(ステップ33)、b=0でない場合には
t1 が1秒以上経過しているか否かを検出し(ステップ
34)、ステップ21に戻る。このように、起動後に入力可
変時間から開始することにより、電動送風機Fの入力を
速やかに所望の値まで移行することができる。
【0044】また、ステップ33でb=0と判断された場
合には、t1 が2秒以上経過しているか否かを判断し
(ステップ35)、t1 が2秒以上経過していない場合に
はステップ21に戻る。さらに、ステップ34でt1 が2秒
以上経過したと判断されたときには、ステップ35でt1
が2秒以上経過していないと判断された場合とともに、
a=1を設定し(ステップ36)、ステップ31でa=0で
ないと判断された場合とともに、t1 =0から計時を行
なう(ステップ37)。
合には、t1 が2秒以上経過しているか否かを判断し
(ステップ35)、t1 が2秒以上経過していない場合に
はステップ21に戻る。さらに、ステップ34でt1 が2秒
以上経過したと判断されたときには、ステップ35でt1
が2秒以上経過していないと判断された場合とともに、
a=1を設定し(ステップ36)、ステップ31でa=0で
ないと判断された場合とともに、t1 =0から計時を行
なう(ステップ37)。
【0045】一方、ステップ27でa=0でないと判断さ
れた場合には、S=0、すなわち入力可変処理であるか
否かを判断し(ステップ38)、入力可変処理であると判
断された場合には、t1 が1秒以上経過しているか否か
を判断し(ステップ39)、t1 が1秒以上経過していな
い場合には、ステップ21に戻る。また、ステップ39でt
1 が1秒以上経過したと判断されたときは、電動送風機
Fの入力を固定した状態で検出する入力固定処理を行な
い(ステップ40)、S=1、すなわち入力固定処理であ
ることを設定し(ステップ41)、t2 タイマの計時を開
始し(ステップ42)、ステップ21に戻る。
れた場合には、S=0、すなわち入力可変処理であるか
否かを判断し(ステップ38)、入力可変処理であると判
断された場合には、t1 が1秒以上経過しているか否か
を判断し(ステップ39)、t1 が1秒以上経過していな
い場合には、ステップ21に戻る。また、ステップ39でt
1 が1秒以上経過したと判断されたときは、電動送風機
Fの入力を固定した状態で検出する入力固定処理を行な
い(ステップ40)、S=1、すなわち入力固定処理であ
ることを設定し(ステップ41)、t2 タイマの計時を開
始し(ステップ42)、ステップ21に戻る。
【0046】さらに、ステップ38でS=0でない、すな
わち入力固定処理であると判断された場合には、t2 が
1秒以上経過したか否かを判断し(ステップ43)、t2
が1秒以上経過していない場合には、ステップ21に戻
る。また、ステップ43でt2 が1秒以上経過したと判断
されたときは、M制御則処理を行ない、ステップ29に戻
り、再び入力可変処理を行なう。
わち入力固定処理であると判断された場合には、t2 が
1秒以上経過したか否かを判断し(ステップ43)、t2
が1秒以上経過していない場合には、ステップ21に戻
る。また、ステップ43でt2 が1秒以上経過したと判断
されたときは、M制御則処理を行ない、ステップ29に戻
り、再び入力可変処理を行なう。
【0047】この図11に示すフローチャートに従え
ば、起動時には、電動送風機Fおよび電動送風機Fによ
る風の温度状態による誤動作を防止するため、図13に
示すように、2秒間入力可変状態にした後、さらに、1
秒間、入力可変状態を続け、この後、入力固定状態と、
入力可変状態とを1秒毎、交互に繰り返す。
ば、起動時には、電動送風機Fおよび電動送風機Fによ
る風の温度状態による誤動作を防止するため、図13に
示すように、2秒間入力可変状態にした後、さらに、1
秒間、入力可変状態を続け、この後、入力固定状態と、
入力可変状態とを1秒毎、交互に繰り返す。
【0048】また、動作中動作切り換え後にも、電動送
風機Fおよび電動送風機Fによる風の過渡状態による誤
動作を防止するため、図14に示すように、1秒間入力
可変状態にした後、さらに、1秒間入力可変状態を続
け、この後、入力固定状態と、入力可変状態とを1秒毎
に交互に繰り返す。
風機Fおよび電動送風機Fによる風の過渡状態による誤
動作を防止するため、図14に示すように、1秒間入力
可変状態にした後、さらに、1秒間入力可変状態を続
け、この後、入力固定状態と、入力可変状態とを1秒毎
に交互に繰り返す。
【0049】また、たとえば電動送風機Fへの入力を設
定するための検出としての入力可変処理に関しては、図
15に示すフローチャートの動作を行なう。
定するための検出としての入力可変処理に関しては、図
15に示すフローチャートの動作を行なう。
【0050】まず、表1に示される内容に従ったM処理
を行ない(ステップ51)、検出手段66で風路内の風圧が
H≧H1 であるか否かを検出し(ステップ52)、H≧H
1 でないとき、すなわち風圧がH1 以下のときは、Pn1
処理を行なう(ステップ53)。ステップ52でH≧H1 と
されたときは、風路内の風圧がH≧H2 であるか否かを
検出し(ステップ54)、H≧H2 でないとき、すなわち
風圧がH1 以上H2 以下のときは、Pn2処理を行なう
(ステップ55)。さらに、このように、複数回風圧を検
出し、風路内の風圧がH≧H9 であるか否かを検出し
(ステップ56)、H≧H9 でないとき、すなわち風圧が
H8 以上H9 以下のときは、Pn9処理を行ない(ステッ
プ57)、風圧がH9 のときは、Pn10 処理を行なう(ス
テップ58)。なお、風圧Hは、H1 <H2 <…<H8 <
H9 である。
を行ない(ステップ51)、検出手段66で風路内の風圧が
H≧H1 であるか否かを検出し(ステップ52)、H≧H
1 でないとき、すなわち風圧がH1 以下のときは、Pn1
処理を行なう(ステップ53)。ステップ52でH≧H1 と
されたときは、風路内の風圧がH≧H2 であるか否かを
検出し(ステップ54)、H≧H2 でないとき、すなわち
風圧がH1 以上H2 以下のときは、Pn2処理を行なう
(ステップ55)。さらに、このように、複数回風圧を検
出し、風路内の風圧がH≧H9 であるか否かを検出し
(ステップ56)、H≧H9 でないとき、すなわち風圧が
H8 以上H9 以下のときは、Pn9処理を行ない(ステッ
プ57)、風圧がH9 のときは、Pn10 処理を行なう(ス
テップ58)。なお、風圧Hは、H1 <H2 <…<H8 <
H9 である。
【0051】また、電動送風機Fに対する入力は、板の
間、たたみ、じゅうたんの3種類の制御則に従い、表2
に示すようになっている。
間、たたみ、じゅうたんの3種類の制御則に従い、表2
に示すようになっている。
【0052】そして、電動送風機Fの入力と風圧との関
係は図16に示すようになり、たとえば、ごみ量が少な
く板の間掃除の場合には、入力はPa まで上昇し、Pb
まで上昇し、ごみ量が多くじゅうたん掃除の場合には、
入力はPc まで上昇し、Pdまで上昇する。
係は図16に示すようになり、たとえば、ごみ量が少な
く板の間掃除の場合には、入力はPa まで上昇し、Pb
まで上昇し、ごみ量が多くじゅうたん掃除の場合には、
入力はPc まで上昇し、Pdまで上昇する。
【0053】
【表2】 また、たとえば電動送風機Fの風圧の変化量を検出する
ことによる検出としての入力固定処理に関しては、図1
7に示すフローチャートの動作を行なう。
ことによる検出としての入力固定処理に関しては、図1
7に示すフローチャートの動作を行なう。
【0054】まず、電動送風機Fによる風路内の圧力を
検知し(ステップ61)、n=0であるか否か、すなわち
すでに1回も検出されていないか否かを判断し(ステッ
プ62)、n=0の場合、すなわち1回も検出されていな
い場合には、圧力変化量ΔH=0、最低圧力HMIN =
∞、および、最大圧力HMAX =0に設定し(ステップ6
3)、H>HMAX であるか否かを判断し(ステップ6
4)、H>HMAX の場合には、HMAX =Hに設定する
(ステップ65)。次に、H<HMIN であるか否かを判断
し(ステップ66)、H<HMIN の場合には、HMIN =H
に設定する(ステップ67)。そして、n=n+1、すな
わち回数を1回加える(ステップ68)。
検知し(ステップ61)、n=0であるか否か、すなわち
すでに1回も検出されていないか否かを判断し(ステッ
プ62)、n=0の場合、すなわち1回も検出されていな
い場合には、圧力変化量ΔH=0、最低圧力HMIN =
∞、および、最大圧力HMAX =0に設定し(ステップ6
3)、H>HMAX であるか否かを判断し(ステップ6
4)、H>HMAX の場合には、HMAX =Hに設定する
(ステップ65)。次に、H<HMIN であるか否かを判断
し(ステップ66)、H<HMIN の場合には、HMIN =H
に設定する(ステップ67)。そして、n=n+1、すな
わち回数を1回加える(ステップ68)。
【0055】そうして、n≧10、すなわち回数が10
回に達したか否かを判断し(ステップ69)、10回に達
していない場合には、ステップ51に戻り、繰り返す。
回に達したか否かを判断し(ステップ69)、10回に達
していない場合には、ステップ51に戻り、繰り返す。
【0056】また、10回に達した場合には、回数n=
0に設定し(ステップ70)、圧力変化量ΔHを最大値か
ら最少値を差し引き、HMAX −HMIN から求め(ステッ
プ71)、ΔH≧ΔHA であるか否かを検出し(ステップ
72)、ΔH≧ΔHA でないときは、M=1、すなわち表
1に示す板の間であると判断し(ステップ73)、ステッ
プ72でΔH≧ΔHA であると判断されたときは、ΔH≧
HB であるか否かを判断し(ステップ74)、ΔH≧HB
でないときは、M=2、すなわち表1に示すたたみであ
ると判断し(ステップ75)、ステップ74でΔH≧ΔHB
であると判断されたときは、ΔH≧HC であるか否かを
判断し(ステップ76)、ΔH≧HC でないときは、M=
3、すなわち表1に示すたたみであると判断する(ステ
ップ77)。なお、ΔHA <ΔHB <ΔHC に設定されて
いる。
0に設定し(ステップ70)、圧力変化量ΔHを最大値か
ら最少値を差し引き、HMAX −HMIN から求め(ステッ
プ71)、ΔH≧ΔHA であるか否かを検出し(ステップ
72)、ΔH≧ΔHA でないときは、M=1、すなわち表
1に示す板の間であると判断し(ステップ73)、ステッ
プ72でΔH≧ΔHA であると判断されたときは、ΔH≧
HB であるか否かを判断し(ステップ74)、ΔH≧HB
でないときは、M=2、すなわち表1に示すたたみであ
ると判断し(ステップ75)、ステップ74でΔH≧ΔHB
であると判断されたときは、ΔH≧HC であるか否かを
判断し(ステップ76)、ΔH≧HC でないときは、M=
3、すなわち表1に示すたたみであると判断する(ステ
ップ77)。なお、ΔHA <ΔHB <ΔHC に設定されて
いる。
【0057】さらに、ステップ76でΔH≧HC であると
判断されたときは、H>H1 であるか否かを判断し(ス
テップ78)、H>H1 のときは、M=1、すなわち最低
の入力を電動送風機Fに供給し(ステップ79)、H>H
1 でないときは、ステップ77に進みM=3の入力とす
る。
判断されたときは、H>H1 であるか否かを判断し(ス
テップ78)、H>H1 のときは、M=1、すなわち最低
の入力を電動送風機Fに供給し(ステップ79)、H>H
1 でないときは、ステップ77に進みM=3の入力とす
る。
【0058】そして、この図14に示すフローチャート
は、図15に示す風圧と床用吸込口体5および隙間ノズ
ル51と、床面の状態との関係に基づいて設定される。
は、図15に示す風圧と床用吸込口体5および隙間ノズ
ル51と、床面の状態との関係に基づいて設定される。
【0059】すなわち、床用吸込口体5を用いた場合に
は、板の間、畳み、じゅうたんのいずれの場合にも風圧
の最低は、圧力H1 以下であり、床用吸込口体5に代え
て隙間ノズル51を使用した場合には、床用吸込口体5を
使用した場合に比べ、圧力変化量が大きくなっている。
は、板の間、畳み、じゅうたんのいずれの場合にも風圧
の最低は、圧力H1 以下であり、床用吸込口体5に代え
て隙間ノズル51を使用した場合には、床用吸込口体5を
使用した場合に比べ、圧力変化量が大きくなっている。
【0060】したがって、ΔHが所定値以上のときに
は、延長管4の先端に、隙間ノズル51あるいは家具ブラ
シ55が装着されたものと判断して、電動送風機Fの入力
を低下させるので、隙間ノズル51あるいは家具ブラシ55
を延長管4に取り付けた場合にも、真空度が高くなりす
ぎて操作がしにくくなったり、真空度が高くなることに
より風速が増加して風切音が大きくなることを防止でき
る。
は、延長管4の先端に、隙間ノズル51あるいは家具ブラ
シ55が装着されたものと判断して、電動送風機Fの入力
を低下させるので、隙間ノズル51あるいは家具ブラシ55
を延長管4に取り付けた場合にも、真空度が高くなりす
ぎて操作がしにくくなったり、真空度が高くなることに
より風速が増加して風切音が大きくなることを防止でき
る。
【0061】また、自動設定時における電動送風機Fの
入力と清掃用電動機Bの入力の関係を設定するフローチ
ャートを図18を参照して説明する。
入力と清掃用電動機Bの入力の関係を設定するフローチ
ャートを図18を参照して説明する。
【0062】まず、床面がじゅうたんであるか否かを検
出し(ステップ81)、じゅうたんと判断された場合に
は、電動送風機Fの入力を大にし、清掃用電動機Bの入
力も大にする(ステップ82)。ステップ81でじゅうたん
ではないとされた場合には、次に、たたみであるか否か
を検出し(ステップ83)、たたみと判断された場合に
は、電動送風機Fの入力を小にし、清掃用電動機Bの入
力も小にする(ステップ84)。また、ステップ83でたた
みではないとされた場合には、板の間として、電動送風
機Fの入力を小にし、清掃用電動機Bの入力を0にする
(ステップ85)。
出し(ステップ81)、じゅうたんと判断された場合に
は、電動送風機Fの入力を大にし、清掃用電動機Bの入
力も大にする(ステップ82)。ステップ81でじゅうたん
ではないとされた場合には、次に、たたみであるか否か
を検出し(ステップ83)、たたみと判断された場合に
は、電動送風機Fの入力を小にし、清掃用電動機Bの入
力も小にする(ステップ84)。また、ステップ83でたた
みではないとされた場合には、板の間として、電動送風
機Fの入力を小にし、清掃用電動機Bの入力を0にする
(ステップ85)。
【0063】このように設定することにより、特に、た
たみでは静かに行なうことができるとともに、省エネル
ギー化を図れ、清掃用電動機Bに振り回されることがな
くなる。
たみでは静かに行なうことができるとともに、省エネル
ギー化を図れ、清掃用電動機Bに振り回されることがな
くなる。
【0064】さらに、パワーブラシ動作時における清掃
用電動機Bの入力について図19に示すフローチャート
を参照して説明する。
用電動機Bの入力について図19に示すフローチャート
を参照して説明する。
【0065】まず、清掃用電動機Bが駆動されているか
否かを判断し(ステップ91)、清掃用電動機Bが駆動さ
れていないときは、電動送風機Fの入力が強に設定され
ているか否かを判断し(ステップ92)、強に設定されて
いる場合には、清掃用電動機Bの入力を大にし(ステッ
プ93)、次に、電動送風機Fの入力が弱に設定されてい
るか否かを判断し(ステップ94)、弱に設定されている
場合には、電動送風機Fの入力を小にし(ステップ9
5)、ステップ94で弱でもない場合には、自動に設定す
る(ステップ96)。
否かを判断し(ステップ91)、清掃用電動機Bが駆動さ
れていないときは、電動送風機Fの入力が強に設定され
ているか否かを判断し(ステップ92)、強に設定されて
いる場合には、清掃用電動機Bの入力を大にし(ステッ
プ93)、次に、電動送風機Fの入力が弱に設定されてい
るか否かを判断し(ステップ94)、弱に設定されている
場合には、電動送風機Fの入力を小にし(ステップ9
5)、ステップ94で弱でもない場合には、自動に設定す
る(ステップ96)。
【0066】次に、他の実施例を説明する。
【0067】電動送風機Fに対する入力は、板の間、た
たみ、じゅうたんの3種類の制御則に加え、表3および
図20に示すように、板の間より最低の制御則の専用
の、隙間ノズル51など用のM=0の制御則を設けてもよ
い。
たみ、じゅうたんの3種類の制御則に加え、表3および
図20に示すように、板の間より最低の制御則の専用
の、隙間ノズル51など用のM=0の制御則を設けてもよ
い。
【0068】
【表3】 さらに、図21に示すように、板の間、たたみ、じゅう
たんの制御則を電動送風機Fの入力を一定にし、風圧の
みを変化させるようにしてもよい。
たんの制御則を電動送風機Fの入力を一定にし、風圧の
みを変化させるようにしてもよい。
【0069】また、風圧の変化量は微分により検出して
もよい。
もよい。
【0070】
【発明の効果】本発明の電気掃除機によれば、入力可変
手段は、検出手段で検出された変化量が所定値以下の場
合には、風路に一般吸込口体が取り付けられたとして、
検出手段で検出された変化量の大きさに従った制御則を
電動送風機に入力し、非掃除面の条件に適合した入力で
電動送風機を制御し、変化量が所定値以上大きい場合に
は、風路に風路抵抗の大きな特殊吸込口体が取り付けら
れたとして、制御則のうち最低の入力の制御則で入力す
るため、特別な検出手段を設けることなく、特殊吸込口
体を検出でき、特殊吸込口体に応じて制御するので、簡
単な構成で、常に最適に、電動送風機の入力を設定する
ことができ、操作性が向上することができる。
手段は、検出手段で検出された変化量が所定値以下の場
合には、風路に一般吸込口体が取り付けられたとして、
検出手段で検出された変化量の大きさに従った制御則を
電動送風機に入力し、非掃除面の条件に適合した入力で
電動送風機を制御し、変化量が所定値以上大きい場合に
は、風路に風路抵抗の大きな特殊吸込口体が取り付けら
れたとして、制御則のうち最低の入力の制御則で入力す
るため、特別な検出手段を設けることなく、特殊吸込口
体を検出でき、特殊吸込口体に応じて制御するので、簡
単な構成で、常に最適に、電動送風機の入力を設定する
ことができ、操作性が向上することができる。
【図1】本発明の電気掃除機の一実施例を示すブロック
図である。
図である。
【図2】同上外観構成を示す斜視図である。
【図3】同上手許操作部を示す斜視図である。
【図4】同上上側ケース体を取り除いた吸込口体を示す
平面図である。
平面図である。
【図5】同上隙間ノズルを示す側面図である。
【図6】同上隙間ノズルを示す底面図である。
【図7】同上家具ブラシを示す平面図である。
【図8】同上家具ブラシを示す側面図である。
【図9】同上電気掃除機の制御の際の電流値の関係を示
す波形図である。
す波形図である。
【図10】同上電気掃除機の動作を示すフローチャート
である。
である。
【図11】同上電気掃除機の自動動作の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図12】同上床用吸込口体および隙間ノズルと変化量
との関係を示すグラフである。
との関係を示すグラフである。
【図13】同上起動時の入力可変状態と入力固定状態と
の関係を示すタイミングチャートである。
の関係を示すタイミングチャートである。
【図14】同上動作時の入力可変状態と入力固定状態と
の関係を示すタイミングチャートである。
の関係を示すタイミングチャートである。
【図15】同上電気掃除機の入力可変処理の動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図16】同上電動送風機の入力と風圧との関係を示す
グラフである。
グラフである。
【図17】同上電気掃除機の入力固定処理の動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図18】同上電気掃除機の自動動作の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図19】同上清掃用電動機の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図20】同上他の実施例の電動送風機の入力と風圧と
の関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
【図21】同上また他の実施例の電動送風機の入力と風
圧との関係を示すグラフである。
圧との関係を示すグラフである。
5 一般吸込口体としての床用吸込口体 51 特殊吸込口体としての隙間ノズル 55 特殊吸込口体としての家具ブラシ 66 検出手段 68 入力可変手段としての電動送風機制御手段 F 電動送風機
Claims (1)
- 【請求項1】 電動送風機と、 この電動送風機に連通する風路と、 この風路の先端に着脱可能な一般吸込口体と、 前記風路の先端に着脱可能で前記一般吸込口体に代えて
使用する風路抵抗の大きい特殊吸込口体と、 前記電動送風機の入力を複数有する制御則からいずれか
を選択し、前記電動送風機の入力を選択された制御則に
従って可変する入力可変手段と、 前記風路内の風の変化量を検出する検出手段とを備え、 前記入力可変手段は、前記検出手段で検出された変化量
が所定値以下の場合には、前記検出手段で検出された変
化量の大きさに従った制御則を前記電動送風機に入力
し、変化量が前記所定値以上大きい場合には、制御則の
うち最低の入力の制御則で入力することを特徴とした電
気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11188692A JPH05305045A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11188692A JPH05305045A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05305045A true JPH05305045A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=14572614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11188692A Pending JPH05305045A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05305045A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7172191B2 (en) | 2001-02-19 | 2007-02-06 | Silverbrook Research Pty Ltd | Method of feeding porous sheets of media from media stack |
JP2010115360A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Toshiba Corp | 電気掃除機 |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP11188692A patent/JPH05305045A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7172191B2 (en) | 2001-02-19 | 2007-02-06 | Silverbrook Research Pty Ltd | Method of feeding porous sheets of media from media stack |
JP2010115360A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Toshiba Corp | 電気掃除機 |
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