JPH053048Y2 - - Google Patents

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JPH053048Y2
JPH053048Y2 JP19957086U JP19957086U JPH053048Y2 JP H053048 Y2 JPH053048 Y2 JP H053048Y2 JP 19957086 U JP19957086 U JP 19957086U JP 19957086 U JP19957086 U JP 19957086U JP H053048 Y2 JPH053048 Y2 JP H053048Y2
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JP
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stringer
insertion hole
opening fitting
fastener
fitting
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、気密水密スライドフアスナーにおけ
るエンドストツプである開き金具の改良に関する
ものである。
従来の技術 この種の開き金具としては第6図に示すものが
一般的に知られている。この開き金具1は、下開
放の断面Cチヤンネル形状をしており、長手方向
には気密・水密スライドフアスナーチエーンFの
端部が挿入される挿入孔2が形成されており、該
挿入孔2の中央上部にはテープ縁が挿入される長
手方向に溝3が形成されている。
そして、前記スライドフアスナーチエーンFの
端部を箱棒とするために開き金具1に固定取付け
するには、挿入孔2の内面あるいはスライドフア
スナーチエーンFの端部に接着剤を付けて、この
接着剤によつてスライドフアスナーチエーン端部
を開き金具1に固定取付けするようにしていた。
考案が解決しようとする問題点 しかし、この両者の取付けが接着剤によつてな
されているので、その固着強度が弱く使用時等に
おいて開き金具1が他物等に引掛つたりした場
合、外れてしまうという問題点を有している。
また、接着剤故に両者が固定するまで動かすこ
とができないという作業性の悪さも有するととも
に、乾着するまでスライドフアスナーチエーンの
端部が開き金具1よりその位置がずれてしまうこ
とがあり、他方のスライドフアスナーチエーンと
噛合させる際にピツチがずれてしまうという種々
の問題点を有している。
本考案は上記点に着目してなされたものであつ
て、スライドフアスナーチエーン端部の位置決め
を確実にし、スライドフアスナーが開き金具から
抜け外れることがない開き金具を提供することを
目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点は、本考案によれば、断面Cチヤン
ネル形状の開き金具に形成された一対のストリン
ガー挿入孔の一方に、当該ストリンガー挿入孔を
構成する天部の前端に下方に突出する第1係止突
起を設け、同天部の他方のストリンガー挿入孔側
の縁部に下方に突出し開き金具の長手方向へ延び
る第1突条を設け、更に、前記一方のストリンガ
ー挿入孔を構成する底部には、前記第1係止突起
と対向する位置に第2係止突起を設けると共に、
前記第1突条と対向する位置に開き金具の長手方
向へ延びる第2突条を設けたことを特徴とする気
密水密スライドフアスナー用開き金具とすること
により解消される。
作 用 前記開き金具の一方のストリンガー挿入孔に形
成された第1及び第2係止突起がフアスナースト
リンガーのクランプ金具間に嵌つて係止すること
によりフアスナーストリンガーの長手方向への位
置ずれを防止し、また第1及び第2突条によつて
フアスナーストリンガーの幅方向への位置ずれを
防止すると共に、これらの係止突起及び突条によ
つて開き金具がスライドフアスナーに装着された
後にも抜け外れることがない。
実施例 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
なお、本考案に使用される気密水密スライドフ
アスナーについて第3図及び第4図に基づいて説
明すると、該気密水密スライドフアスナーは、一
対のフアスナーストリンガーF,Fからなり、各
フアスナーストリンガFは、一定間隔ごとに配置
した務歯EをフアスナーテープTで包囲し、外側
よりクランプ金具CでフアスナーテープTを介し
て各々の務歯Eを加締めることによりフアスナー
テープTに取付けている。従つて、務歯Eが噛合
することによつて一対のフアスナーテープT,T
が密着し、気密水密機能を有するものである。
第1図及び第2図に示すものは、本考案に係る
開き金具1であつて、該開き金具1は前記気密水
密スライドフアスナーの端部にエンドストツプと
して用いられるものである。
この開き金具1は、断面Cチヤンネル形状をし
ており、長手方向にはスライドフアスナーが挿入
される挿入孔2が形成されている。この挿入孔2
はフアスナーストリンガーF,Fのフアスナーテ
ープT,Tの端縁がガイドされる溝3によつて左
右2つに分割され各フアスナーストリンガーF,
Fの端部が挿入されるストリンガー挿入孔2a,
2bが形成されている。このストリンガー挿入孔
2a,2bは、天部4と脚部5と底部6とで構成
されるようになつており、フアスナーストリンガ
ーFのクランプ金具Cが入る大きさとなつてい
る。
そして、ストリンガー挿入孔2a,2bの一方
のストリンガー挿入孔2aには、フアスナースト
リンガーFの挿入側である前記天部4の前端(第
2図において左方端)に下方に突出する第1係止
突起7が形成され、同天部4の他方のストリンガ
ー挿入孔2b側の縁部に下方に突出し前記第1係
止突起7と直交して開き金具1の長手方向へ延び
る第1係止突条8が溝3の内壁面と面一となるよ
う形成さている。
また、前記一方のストリンガー挿入孔2aの底
部6の前端には、前記第1係止突起7と対向する
位置に第2係止突起9が形成され、同底部6の他
方のストリンガー挿入孔2b側の縁部に前記第1
突条8と対向するよう第2突条10が形成さてい
る。
この第1及び第2係止突起7,9は、第4図に
示されるように、フアスナーストリンガーFの隣
接するクランプ金具C,C間に入り込み、フアス
ナーストリンガーFがその長手方向に対して位置
ずれを起さないように係止するようになつてい
る。
また、第1及び第2突条8,10は、第3図及
び第4図に示されるように、フアスナーストリン
ガーFのクランプ金具Cの両先端内面に係止し、
フアスナーストリンガーFがその左右方向に位置
ずれするのを防止している。
なお、第1及び第2係止突起7,9並びに第1
及び第2突条8,10は、他方のストリンガー挿
入孔2b側に設けるようにしてもよい。
また、第2突条10が形成されている底部6
は、第1図に示されるように当初は下方に屈曲し
た状態であつて、これによりストリンガー挿入孔
2aは拡大されており、フアスナーストリンガー
Fの端部を挿入し易いようになつている。
次にフアスナーストリンガーFの端部を開き金
具1に装着する仕方について第5図に基づいて説
明すると、先ず、第5A図に示すように底部6が
下方に屈曲した状態で、すなわち、ストリンガー
挿入孔2aを拡開した状態で第5B図に示すよう
にフアスナーストリンガーFの端部を挿入する。
そして、このままの状態で開き金具1を上下から
加締めると、挿入されているフアスナーストリン
ガーFが他方側のストリンガー挿入孔2b側に移
動したりするので、これを防止するため第5B図
に示される略L字状の押え治具11を第5C図に
示すように他方のストリンガー挿入孔2bに挿入
する。この押え治具11を挿入した状態で第5C
図に示すように開き金具1の上下側から加締め部
材(図示せず)で加締めることにより開き金具1
の底部6を第3図に示すように上方に屈曲せしめ
水平状態にする。
従つて、フアスナーストリンガーFは開き金具
1に対して第1及び第2係止突起7,9により縦
方向(フアスナーストリンガーの長手方向)に位
置がずれることがないとともに、第1及び第2突
条8,10によつて横方向(フアスナーストリン
ガーの幅方向)にも位置がずれることがなく、確
実に位置決めがなされる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、Cチヤンネメル
形状をした開き金具に縦方向にフアスナーストリ
ンガーがずれるのを防止する第1及び第2係止突
起を設けるとともに、左右にずれるのを防止する
第1及び第2突条を一方のストリンガー挿入孔に
設けるようにしたので、フアスナーストリンガー
が開き金具に対して位置ずれを起こすことなく、
かつ従来における接着剤のように開き金具が抜け
外れてしまうということが全くなくなり、確実に
装着されるという実用的効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る開き金具の正面図、第
2図は、第1図における−線断面図、第3図
は、フアスナーストリンガーを装着した状態の一
部断面図、第4図は、第3図の−線断面図、
第5A図〜第5C図は、装着の仕方を示した斜視
図、第6図は、従来における開き金具の斜視図で
ある。 1……開き金具、2a,2b……ストリンガー
挿入孔、4……天部、6……底部、7……第1係
止突起、8……第1突条、9……第2係止突起、
10……第2突条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面Cチヤンネル形状の開き金具1に形成され
    た一対のストリンガー挿入孔2a,2bの一方
    に、当該ストリンガー挿入孔を構成する天部4の
    前端に下方に突出する第1係止突起7を設け、同
    天部4の他方のストリンガー挿入孔側の縁部に下
    方に突出し開き金具1の長手方向へ延びる第1突
    条8を設け、更に、前記一方のストリンガー挿入
    孔を構成する底部には、前記第1係止突起7と対
    向する位置に第2係止突起9を設けると共に、前
    記第1突条8と対向する位置に開き金具1の長手
    方向へ延びる第2突条10を設けたことを特徴と
    する気密水密スライドフアスナー用開き金具。
JP19957086U 1986-12-26 1986-12-26 Expired - Lifetime JPH053048Y2 (ja)

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JP19957086U JPH053048Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26

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JP19957086U JPH053048Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26

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Publication Number Publication Date
JPS63103410U JPS63103410U (ja) 1988-07-05
JPH053048Y2 true JPH053048Y2 (ja) 1993-01-26

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