JPH0530456U - エアクリーナ - Google Patents

エアクリーナ

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JPH0530456U
JPH0530456U JP8665791U JP8665791U JPH0530456U JP H0530456 U JPH0530456 U JP H0530456U JP 8665791 U JP8665791 U JP 8665791U JP 8665791 U JP8665791 U JP 8665791U JP H0530456 U JPH0530456 U JP H0530456U
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JP
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outlet pipe
bridge
attached
center bolt
synthetic resin
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JP8665791U
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Inventor
由紀郎 海津
Original Assignee
株式会社土屋製作所
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 組付け部材を溶接手段によることなく容易,
確実に取付け得るようになし、構成の簡素化と軽量化を
図ることを目的とする。 [構成] 合成樹脂製コップ状のボデー11の一端には
入口パイプ11aを接線状態に、他端には出口パイプ1
1bを軸方向に一体成形して設け、出口パイプ11bの
内面中央部にはボデー側に高く傾いた突起15を形成
し、金属製二股状のブリッジ16と先端のセンターボル
ト17からなる組付け部材Tのブリッジ16の取付け基
部16aに回り止め用の窓孔16cを設けると共にブリ
ッジ端面に掛止め部16bを設け、この組付け部材Tを
出口パイプ11bからボデー11内に挿入配置し、その
窓孔16cを出口パイプ11bの突起15に係合すると
共に掛止め部16bを出口パイプ端面に掛止めて装着
し、その組付け部材Tのセンターボルト17にろ過エレ
メント13及びカバー12を組付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はエアクリーナ主として合成樹脂製円筒形のエアクリーナの改良に関 する。
【0002】
【従来の技術】
トラック等の大型車両やブルドーザ等の建設車両に用いられている円筒形のエ アクリーナの一例を示せば図4のとおりであり、合成樹脂製でコップ状をなし開 放側端部に入口パイプ1aを接線状態に設けたボデー1と、その開放端に突き合 わせられボデーより小径の円筒状のエアガイド2aを備えたカバー2及びろ紙等 のろ材を円筒状に形成し一端に環状の端板3aを取付ける一方、他端に皿状の盲 端板3bを取付けたろ過エレメント3からなるが、ボデー1の出口側端には出口 側のエアガイドとなりかつ脚付き皿状をなした鉄製の補助ボデー4が同心状に配 設され、端壁同士が複数箇所(通常12箇所)においてリベット止めされ、その 脚筒部にはエンジンの吸気管につながる鉄製の出口パイプ5が嵌め込まれてスポ ット溶接され、又、出口パイプ5には鉄製帯板材からなる二股状のブリッジ6の 端部がスポット溶接して取り付けられており、このブリッジ6の先端に挿通保持 されたセンターボルト7がろ過エレメント3の盲端板3b及びカバー2の中心部 をそれぞれ貫通し、各貫通部分にナット部材8がそれぞれねじ込まれて、各部分 が一体に組付けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
最近ではエアクリーナの軽量化とコスト低減のために、部材の合成樹脂化が進 められているが、全体の組付け部材であるブリッジ6やセンターボルト7はエア クリーナの支柱をなすものであるため、金属製(通常には鉄製)としなければな らず、そのブリッジ6の取付けを、これまではスポツト溶接により行うようにし ているため、ブリッジ基端を取付けるべき出口パイプ5は溶接可能なように鉄製 としなければならず、又、出口パイプ5を固定すべきボデーの部分も金属とせざ るを得ず、合成樹脂製のボデー1に鉄製の補助ボデー4をリベット止めしなけれ ばならない。
【0004】 このように上記従来のエアクリーナは樹脂化したものとは云いながら、なお幾 つかの金属部分を備えていて、重量とコストの軽減効果が不充分であり、部品点 数も多く、そして、補助ボデー4のボデー1に対する固定部周縁及び出口パイプ 5に対する接合部周縁にはシール剤Sを施して密封しなければならず、手間がか かり、しかもボデー1に対する部分は材質の相違によりシール性が悪く、又、ブ リッジ6は出口パイプ5に対する溶接熱で歪みを生じ易く、変形してろ過エレメ ント3の装着が不完全になることがある。
【0005】 そこで、この考案は溶接手段によることなく組付け部材を容易に取付け得るよ うになし、かつ部品点数を少なくして一層の軽量化とコストの低減を図ることを 目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的のもとにこの考案は、円筒形のエアクリーナとして、合成樹脂製コッ プ状のボデーの一端には入口パイプを、他端には出口パイプを一体成形して設け 、出口パイプの内面に突起を形成し、上記ボデー内には、金属製のブリッジとセ ンターボルトからなり、ブリッジの取付け基部に回り止め用の係合部を設けると 共に端面に掛止め部を設けた組付け部材を出口パイプを介して挿入配設し、その 掛止め部を出口パイプの端面に係止させると共に係合部を出口パイプの突起に係 合させて装着し、その組付け部材のセンターボルトに少なくとも円筒状のろ過エ レメントを組付け、かつボデーの一端に合成樹脂製のカバーを施したことを特徴 としている。
【0007】
【実施例】
図1,図2はこの考案の一実施例を示すものであり、11は合成樹脂製で一端 の開放されたコップ状のボデーで、開放側の一端部上には入口パイプ11aが接 線状態に、他端の中心部にはエンジンの吸気管に接続される出口パイプ11bが 軸方向外側に伸びるように、更に他端にはボデーより若干小径な円筒状の出口側 エアガイド14が内側に張出す状態に一体成形により設けられている。
【0008】 そして、出口パイプ11bの内面中央部にはボデー側に向って高く傾斜させた 突起15が複数(図では2個)設けられ、ボデー11内には、金属製で図2のよ うに二股状のブリッジ16とその先端に挿通支持されたセンターボルト17から なり、二股片の取付け基部16aの端面にかぎ形の掛止め部16bをそれぞれ形 成すると共に取付け基部16aの途中に出口パイプの突起15に合うように係合 用の窓孔16cをそれぞれ設けた組付け部材Tが、センターボルト17を先にし て出口パイプ11bから挿入配置され、ブリッジ端の掛止め部16bが出口パイ プ11bの端面にそれぞれ係止すると同時に出口パイプ内の突起15が二股片の 取付け基部16aの窓孔16cにそれぞれ係合して、妄りに回ることなくかつ抜 けないように装着されている。
【0009】 又、ろ紙等のろ材を円筒状に形成し、一端には環状の端板13aを被着すると 共に他端には皿状の盲端板13bを被着したろ過エレメント13がボデー11内 に開放端側から同心状に挿入配置され、そして、ボデー11の開放端には、合成 樹脂製の円筒状の入口側エアガイド12aを一体に備えたカバー12が、エアガ イド12aでろ過エレメント13の入口側端部をおおうようにして突き合わせら れ、出口パイプ11bに装着された組付け部材Tのセンターボルト17がろ過エ レメント13の盲端板13b及びカバー12の中心部を貫通し、各貫通部分には ナット部材18がそれぞれねじ込まれ、ボデー11にろ過エレメント13及びカ バー12が一体に組付けられている。しかし、カバー12はセンターボルト17 によることなく、ボデー11の一端部周縁に突き合わせクリップ部材によって組 付けることもある。なお、19はボデー11の出口側の端部に装着されたゴム製 袋状の排出弁である。
【0010】 使用時には、エンジンの作動により入口パイプ11aからボデー11内に取入 れた外気はエアガイド12aの周りを旋回しつつ出口側に向かい、その間に外気 中に含まれている大きなダストは空気流から分離されて袋状の排出弁19内に入 り、空気流はろ過エレメント13を横切って更に浄化されて出口パイプ16から エンジン側に流れていき、排出弁19に入ったダストは吸気管中の圧力変化にも とづく脈動作用により弁が開閉して自動的に排出される。
【0011】 図3はブリッジ16の取付け基部16aを筒状になすと共に端面の掛止め部1 6bをつば状にした組付け部材Tの変更例を示すもので、このように取付け基部 16aを筒状にしたものでは、合成樹脂製の出口パイプ11bに対する補強効果 を向上させることができる。又、取付け基部16aを筒状にした場合には、そこ に設ける突起係合部は窓孔16cに代えて点線のようにスリットしてもよく、一 方、出口パイプの突起15はくさび状でなく平坦にしてもよく、突起やその係合 部は複数でなく一つでもよい。 更に、図示の例では入口パイプ11aをボデー11に対し接線状態に設けると 共に排出弁19を設けてサイクロン分離を行うようにしているが、入口パイプ1 1aを接線状態に設けることなく軸線に向けて配設し、排出弁19を省略するよ うにしてもよい。
【0012】
【考案の効果】
以上のようにこの考案では、合成樹脂製円筒形のエアクリーナとして、コップ 状のボデーに入口パイプと出口パイプを一体成形し、出口パイプ内には突起を形 成する一方、組付け部材のブリッジの取付け基部には回り止め用の係合部を設け ると共に端面に掛止め部を設け、その掛止め部を出口パイプの端面に掛止め、か つ係合部を出口パイプ内の突起に係合させて、組付け部材をボデーに装着するよ うにしたので、ボデー全体を合成樹脂により作ることができ、部分的に合成樹脂 とするこれまでのものに比べ、部品点数が少なくかつ面倒な溶接作業やリベット 止め作業をする必要がなく、エアクリーナの軽量化とコストの低減を図ることが でき、又、組付け部材の装着が容易で、その変形や歪みを生じることなく定位置 に確実に保持され、ろ過エレメントやカバーの組付けに不都合を生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の断面図。
【図2】組付け部材の一例の斜視図。
【図3】組付け部材の変更例の斜視図。
【図4】従来の円筒形エアクリーナの断面図。
【符号の説明】
11 ボデー 11a 入口パイ
プ 11b 出口パイプ 12 カバー 12a エアガイド 13 ろ過エレメ
ント 14 エアガイド 15 突起 16 ブリッジ 16a 取付け基
部 16b 掛止め部 16c 窓孔 17 センターボルト T 組付け部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製コップ状のボデーの一端には
    入口パイプを、他端には出口パイプを一体成形して設
    け、出口パイプの内面に突起を形成し、上記ボデー内に
    は、金属製のブリッジとセンターボルトからなり、ブリ
    ッジの取付け基部に回り止め用の係合部を設けると共に
    端面に掛止め部を設けた組付け部材を出口パイプを介し
    て挿入配設し、その掛止め部を出口パイプの端面に係止
    させると共に係合部を出口パイプの突起に係合させて装
    着し、上記組付け部材のセンターボルトに少なくとも円
    筒状のろ過エレメントを組付け、かつボデーの一端に合
    成樹脂製のカバーを施してなるエアクリーナ。
JP8665791U 1991-09-30 1991-09-30 エアクリーナ Expired - Lifetime JP2555396Y2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003003916A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Toyoda Spinning & Weaving Co Ltd エアクリーナ
JP2012202364A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Kubota Corp エアクリーナ
JP2012207539A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Kubota Corp エアクリーナ
JP2017036686A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 トヨタ紡織株式会社 筒形エアクリーナ

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