JPH0530442Y2 - - Google Patents
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- JPH0530442Y2 JPH0530442Y2 JP11875088U JP11875088U JPH0530442Y2 JP H0530442 Y2 JPH0530442 Y2 JP H0530442Y2 JP 11875088 U JP11875088 U JP 11875088U JP 11875088 U JP11875088 U JP 11875088U JP H0530442 Y2 JPH0530442 Y2 JP H0530442Y2
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Landscapes
- External Artificial Organs (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は血液、血漿浄化用の吸着カラムに関す
る。 (従来の技術) 吸着剤を用いた血液処理または血漿処理法は、
患者の血液を吸着剤が充填された吸着カラムに通
し、患者血液中の有害物質を吸着除去することに
より、疾患の治療を行なう治療方法である。1960
年から1970年にかけて吸着剤として活性炭を使用
する血液吸着の臨床応用がYatzidis、Changらに
よつて試みられ、その後広く普及するようになつ
た。また、最近では患者の血液を一旦血漿分離器
を用いて血球成分と血漿成分とに分離した後、血
漿成分を吸着カラムに通し、疾患の治療を行なう
血漿吸着も臨床応用されるようになつている。 血液吸着や血漿吸着に使用される吸着カラム
は、患者の血液または血漿と直接接触するため、
安全性の確保が極めて重要であるが、吸着カラム
の安全性に関する最も代表的な基準として、人工
臓器工業協会(以下、工臓協と略す)の吸着型血
液浄化器品質基準案(以下、基準案と略す)があ
る。これは活性炭を吸着剤とする吸着型血液浄化
器に関する基準であるが、一般の血液または血漿
浄化用の吸着型血液浄化器に対しても準用されて
いる。この基準には、種々の試験項目に関する規
格及び規格試験方法がある。流出異物数試験は吸
着カラムから流出する微粒子数に関する規格であ
り、患者の血液、血漿中に流出する微粒子数を規
定する安全性に関する重要な項目である。 従来の吸着カラムのうち、最も早く実用化され
た活性炭を吸着剤とする吸着カラムの場合、工臓
協の基準案に比較的容易に適合する。しかし、最
近臨床応用されるようになつた活性炭以外の吸着
剤例えばセルロースやポリビニルアルコールゲル
を充填した吸着カラムの場合、基準案の流出異物
数の規格に適合することは困難である。そのた
め、吸着カラムの後の血漿回路に微粒子を除去す
るためのフイルターを挿入して使用されている。 (考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述の微粒子除去フイルターの
使用は、血漿回路が複雑になること、フイブリン
などの血漿蛋白によるフイルターの閉塞を生じる
等の問題点が指摘されている。 一方、血液吸着の場合、上述した同様の微粒子
除去フイルターを適用しても、流出する微粒子が
赤血球、血小板などの血球成分よりも小さいた
め、微粒子除去フイルターは本質的に使用できな
い。従つて本考案の目的は、工臓協基準案の流出
異物数試験に適合する吸着カラムを提供すること
にある。 (課題を解決するための手段) 本考案者らは鋭意検討し、吸着剤支持網との間
に不織布を配置した吸着カラムが上記課題を解決
した吸着カラムであることを見い出し、本考案に
至つた。すなわち本考案は、体液中の成分を吸着
除去する吸着カラムにおいて、吸着剤と吸着剤支
持網との間に不織布を配置したことを特徴とする
吸着カラムである。 以下、図面によつて本考案を具体的に説明す
る。第1図は本考案の吸着カラムの一例を示す概
略図であり、吸着剤2を充填した本体1と、吸着
剤を吸着カラム内に保持するための吸着剤支持網
3と、血液または血漿の導出入口5を有してい
る。4は吸着剤と吸着剤支持網との間に配置され
た不織布である。 本考案の吸着カラムに充填される吸着剤の種類
はとくに制限はないが、例えばセルロースゲル、
ポリビニルアルコールゲル、陰イオン交換樹脂等
の多孔性ポリマービーズが好ましい。 吸着剤支持網としては一般にポリエステル等の
合成繊維製のメツシユが使用される。 本考案に使用される不織布は、吸着カラムの組
立製造時に吸着カラム内に気泡が混入することを
防止するため、プラズマ処理などにより不織布表
面が親水化されたものが好ましい。また、本考案
に使用される不織布は吸着カラムの滅菌に耐えう
る材質のものが好ましく、具体的にはポリプロピ
レン製の不織布、ポリエステル製の不織布が例示
される。本考案の吸着カラムでは配置される不織
布の厚さに制限はないが、0.3mm〜2mmの範囲が
実用的であり、好ましい。また、不織布の目付は
10〜200g/m2のものが一般的に使用される。 不織布の繊維間の平均距離は、アメリカ特許第
4701267号に開示されている に従つて計算したyが0.3〜40.0μm、好ましくは
0.9〜15μmにある不織布を使用するのが、流出異
物数を少なくすることができ、好ましい。ここで
yは不織布における2つの相隣る繊維間の平均距
離(μm)であり、xは繊維の平均直径(μm)、
ρは繊維の密度(g/m3)、Dは繊維の嵩密度
(g/m3)、πは円周率である。 不織布は一枚でもよいし、必要に応じて複数枚
を配置してもよい。また、不織布を配置する箇所
は吸着カラムの一方の端部または両方の端部が通
常であるが、さらに吸着カラムの中間部に配置す
ることは何らさしつかえない。 本考案の吸着剤を充填したカラムの形状につい
てはとくに制限はなく種々の形状のものが使用さ
れるが、通常は第1図に示されるような円筒状の
ものが実用的であり、好ましい。又、カラムの材
質は滅菌に耐えるものであればよく、例えばポリ
プロピレン、ポリカーボネート、ポリスチレン等
が使用される。 本考案の吸着カラムは次の方法で組立てられ
る。まず、カラム本体の一方の側にキヤツプをつ
けた蓋体を取り付け吸着剤支持網を入れ、次いで
不織布を入れる。次に、生理食塩水や水等の内容
液とともに吸着剤を充填する。さらに不織布を入
れ、吸着剤支持網を入れ蓋体を取りつけ、キヤツ
プで密栓する。以上は不織布を吸着カラムの両端
部に配置する場合の例を説明したが、吸着カラム
の一方の端部に配置する場合、さらに吸着カラム
の中間部に配置することも適宜実施することがで
きる。 以下、実施例によつて本考案をさらに具体的に
説明する。 実施例、比較例 内径54mm、有効長153mm、容量200mlのポリプロ
ピレン製のカラムを吸着カラムとし、吸着剤とし
て平均粒径0.4mmの多孔性スチレン−ジビニルベ
ンゼン共重合体ビーズを、また不織布としてプラ
ズマ処理により親水化した目付量52g/m2のもの
を直径54mmの円形に切断した厚さ0.2mmのもの4
枚を用いた。吸着剤支持網は200メツシユのポリ
エステル製の網を使用し、上述の組立て方法に従
い、内容液を水として3本作製した。これら吸着
カラムを121℃で20分間高圧蒸気滅菌し、工臓協
基準案の流出異物数の試験法に従つて生理食塩水
1で洗浄した後、流出異物数を測定した(実施
例)。結果を第1表に示す。 不織布を使用せずに実施例と同様にして組立て
た吸着カラム3本について同様に流出異物数を測
定した(比較例)。結果を第2表に示す。 以上の実験結果から本考案の吸着カラムが流出
異物数の規格に適合するカラムであることは明ら
かである。
る。 (従来の技術) 吸着剤を用いた血液処理または血漿処理法は、
患者の血液を吸着剤が充填された吸着カラムに通
し、患者血液中の有害物質を吸着除去することに
より、疾患の治療を行なう治療方法である。1960
年から1970年にかけて吸着剤として活性炭を使用
する血液吸着の臨床応用がYatzidis、Changらに
よつて試みられ、その後広く普及するようになつ
た。また、最近では患者の血液を一旦血漿分離器
を用いて血球成分と血漿成分とに分離した後、血
漿成分を吸着カラムに通し、疾患の治療を行なう
血漿吸着も臨床応用されるようになつている。 血液吸着や血漿吸着に使用される吸着カラム
は、患者の血液または血漿と直接接触するため、
安全性の確保が極めて重要であるが、吸着カラム
の安全性に関する最も代表的な基準として、人工
臓器工業協会(以下、工臓協と略す)の吸着型血
液浄化器品質基準案(以下、基準案と略す)があ
る。これは活性炭を吸着剤とする吸着型血液浄化
器に関する基準であるが、一般の血液または血漿
浄化用の吸着型血液浄化器に対しても準用されて
いる。この基準には、種々の試験項目に関する規
格及び規格試験方法がある。流出異物数試験は吸
着カラムから流出する微粒子数に関する規格であ
り、患者の血液、血漿中に流出する微粒子数を規
定する安全性に関する重要な項目である。 従来の吸着カラムのうち、最も早く実用化され
た活性炭を吸着剤とする吸着カラムの場合、工臓
協の基準案に比較的容易に適合する。しかし、最
近臨床応用されるようになつた活性炭以外の吸着
剤例えばセルロースやポリビニルアルコールゲル
を充填した吸着カラムの場合、基準案の流出異物
数の規格に適合することは困難である。そのた
め、吸着カラムの後の血漿回路に微粒子を除去す
るためのフイルターを挿入して使用されている。 (考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述の微粒子除去フイルターの
使用は、血漿回路が複雑になること、フイブリン
などの血漿蛋白によるフイルターの閉塞を生じる
等の問題点が指摘されている。 一方、血液吸着の場合、上述した同様の微粒子
除去フイルターを適用しても、流出する微粒子が
赤血球、血小板などの血球成分よりも小さいた
め、微粒子除去フイルターは本質的に使用できな
い。従つて本考案の目的は、工臓協基準案の流出
異物数試験に適合する吸着カラムを提供すること
にある。 (課題を解決するための手段) 本考案者らは鋭意検討し、吸着剤支持網との間
に不織布を配置した吸着カラムが上記課題を解決
した吸着カラムであることを見い出し、本考案に
至つた。すなわち本考案は、体液中の成分を吸着
除去する吸着カラムにおいて、吸着剤と吸着剤支
持網との間に不織布を配置したことを特徴とする
吸着カラムである。 以下、図面によつて本考案を具体的に説明す
る。第1図は本考案の吸着カラムの一例を示す概
略図であり、吸着剤2を充填した本体1と、吸着
剤を吸着カラム内に保持するための吸着剤支持網
3と、血液または血漿の導出入口5を有してい
る。4は吸着剤と吸着剤支持網との間に配置され
た不織布である。 本考案の吸着カラムに充填される吸着剤の種類
はとくに制限はないが、例えばセルロースゲル、
ポリビニルアルコールゲル、陰イオン交換樹脂等
の多孔性ポリマービーズが好ましい。 吸着剤支持網としては一般にポリエステル等の
合成繊維製のメツシユが使用される。 本考案に使用される不織布は、吸着カラムの組
立製造時に吸着カラム内に気泡が混入することを
防止するため、プラズマ処理などにより不織布表
面が親水化されたものが好ましい。また、本考案
に使用される不織布は吸着カラムの滅菌に耐えう
る材質のものが好ましく、具体的にはポリプロピ
レン製の不織布、ポリエステル製の不織布が例示
される。本考案の吸着カラムでは配置される不織
布の厚さに制限はないが、0.3mm〜2mmの範囲が
実用的であり、好ましい。また、不織布の目付は
10〜200g/m2のものが一般的に使用される。 不織布の繊維間の平均距離は、アメリカ特許第
4701267号に開示されている に従つて計算したyが0.3〜40.0μm、好ましくは
0.9〜15μmにある不織布を使用するのが、流出異
物数を少なくすることができ、好ましい。ここで
yは不織布における2つの相隣る繊維間の平均距
離(μm)であり、xは繊維の平均直径(μm)、
ρは繊維の密度(g/m3)、Dは繊維の嵩密度
(g/m3)、πは円周率である。 不織布は一枚でもよいし、必要に応じて複数枚
を配置してもよい。また、不織布を配置する箇所
は吸着カラムの一方の端部または両方の端部が通
常であるが、さらに吸着カラムの中間部に配置す
ることは何らさしつかえない。 本考案の吸着剤を充填したカラムの形状につい
てはとくに制限はなく種々の形状のものが使用さ
れるが、通常は第1図に示されるような円筒状の
ものが実用的であり、好ましい。又、カラムの材
質は滅菌に耐えるものであればよく、例えばポリ
プロピレン、ポリカーボネート、ポリスチレン等
が使用される。 本考案の吸着カラムは次の方法で組立てられ
る。まず、カラム本体の一方の側にキヤツプをつ
けた蓋体を取り付け吸着剤支持網を入れ、次いで
不織布を入れる。次に、生理食塩水や水等の内容
液とともに吸着剤を充填する。さらに不織布を入
れ、吸着剤支持網を入れ蓋体を取りつけ、キヤツ
プで密栓する。以上は不織布を吸着カラムの両端
部に配置する場合の例を説明したが、吸着カラム
の一方の端部に配置する場合、さらに吸着カラム
の中間部に配置することも適宜実施することがで
きる。 以下、実施例によつて本考案をさらに具体的に
説明する。 実施例、比較例 内径54mm、有効長153mm、容量200mlのポリプロ
ピレン製のカラムを吸着カラムとし、吸着剤とし
て平均粒径0.4mmの多孔性スチレン−ジビニルベ
ンゼン共重合体ビーズを、また不織布としてプラ
ズマ処理により親水化した目付量52g/m2のもの
を直径54mmの円形に切断した厚さ0.2mmのもの4
枚を用いた。吸着剤支持網は200メツシユのポリ
エステル製の網を使用し、上述の組立て方法に従
い、内容液を水として3本作製した。これら吸着
カラムを121℃で20分間高圧蒸気滅菌し、工臓協
基準案の流出異物数の試験法に従つて生理食塩水
1で洗浄した後、流出異物数を測定した(実施
例)。結果を第1表に示す。 不織布を使用せずに実施例と同様にして組立て
た吸着カラム3本について同様に流出異物数を測
定した(比較例)。結果を第2表に示す。 以上の実験結果から本考案の吸着カラムが流出
異物数の規格に適合するカラムであることは明ら
かである。
【表】
【表】
(考案の効果)
本考案によれば、流出異物数の少ない安全性の
高い吸着カラムを提供できる。このような吸着カ
ラムは、ビリルビン吸着剤、免疫吸着剤などの血
液浄化用吸着カラムや血漿吸着カラムに使用する
ことができ、本考案の意義は大きい。
高い吸着カラムを提供できる。このような吸着カ
ラムは、ビリルビン吸着剤、免疫吸着剤などの血
液浄化用吸着カラムや血漿吸着カラムに使用する
ことができ、本考案の意義は大きい。
第1図は本考案の吸着カラムの一例を示す概略
図である。 1……吸着カラム、2……吸着剤、3……吸着
剤支持網、4……不織布、5……血液または血漿
の導出入口、6……キヤツプ、7……蓋体。
図である。 1……吸着カラム、2……吸着剤、3……吸着
剤支持網、4……不織布、5……血液または血漿
の導出入口、6……キヤツプ、7……蓋体。
Claims (1)
- 体液中の成分を吸着除去する吸着カラムにおい
て、吸着剤と吸着剤支持網との間に不織布を配置
したことを特徴とする吸着カラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11875088U JPH0530442Y2 (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11875088U JPH0530442Y2 (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0239751U JPH0239751U (ja) | 1990-03-16 |
JPH0530442Y2 true JPH0530442Y2 (ja) | 1993-08-04 |
Family
ID=31363368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11875088U Expired - Lifetime JPH0530442Y2 (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530442Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-08 JP JP11875088U patent/JPH0530442Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0239751U (ja) | 1990-03-16 |
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