JPH05303654A - ディジタル記録装置 - Google Patents

ディジタル記録装置

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JPH05303654A
JPH05303654A JP10978892A JP10978892A JPH05303654A JP H05303654 A JPH05303654 A JP H05303654A JP 10978892 A JP10978892 A JP 10978892A JP 10978892 A JP10978892 A JP 10978892A JP H05303654 A JPH05303654 A JP H05303654A
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JP
Japan
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data
buffer
main memory
magnetic disk
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JP10978892A
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Masahiro Fukutome
正弘 福留
Koki Yanagawa
幸喜 柳川
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】プロセス入力バッファ主メモリバッファ転送部
9は、所定の周期毎に記録データを作成し、主メモリバ
ッファ10に保存する。主メモリバッファ磁気ディスク
装置転送部11は、主メモリバッファ10の記録データ
を順次転送して磁気ディスク装置12に一時保存する。
磁気ディスク装置大容量記録装置転送部13は、磁気デ
ィスク装置12の記録データを順次転送して大容量記録
装置14に保存する。 【効果】プラントデータを高速で、かつ、連続して長期
間記録できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラントデータを高速
に、かつ、長時間、記録することができるディジタル記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、プラントの性能の解析や機器の
評価、さらに、プラントの事故発生時の原因の解析等を
行うためには多くのプラントデータを高速に、かつ、連
続して収集する必要がある。従来、プラントデータの記
録は、主に、ペン式または打点式の記録装置で用紙に記
録されている。
【0003】図10に、打点式記録装置の外観を示す。
【0004】打点式記録装置1は、打点構成によって記
録用紙1a上に記録するものである。また、ペン式記録
装置は、記録ペンによって記録用紙上に記録するもので
ある。このような、記録装置は、図11の概念図で示す
ようにプラントデータを記録する。
【0005】すなわち、記録対象の信号3がセンサ4で
検出され、検出信号が増幅装置5で増幅され、打点式記
録装置1またはペン式記録装置2に入力される。ペン式
記録装置2では、記録ペンによって記録用紙に連続した
信号の変動として記録される。ペン式記録装置の場合、
ペン1本当たり1つの信号が割当てられており、複数の
ペンにて複数の信号の同時記録もすることができる。
【0006】一方、打点式記録装置1では、入力された
信号が打点機構により記録用紙1aへ記録される。この
打点機構は、時分割的に動作し複数の信号を時分割で記
録するものである。すなわち、打点式記録装置1におけ
る信号の記録は、連続ではなく記録装置内で時分割さ
れ、信号記録タイミングとなった瞬間の信号を記録する
ものである。
【0007】このように、打点式記録装置1およびペン
式記録装置2は、機構的な違いがあるがデータを長期間
にわたり収集し、記録するには好都合な装置である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プラン
ト性能の解析等を行うためには多くの信号を高速に連続
して長期にわたり記録していく必要があるが、従来の記
録装置はこのような解析等を行うためのデータを収集す
る装置としては種々の問題がある。
【0009】まず、上記装置では、信号の記録を記録用
紙上に残すため、記録用紙の頻繁な交換が必要となり、
用紙管理がオペレータの負担となっているばかりでな
く、記録用紙交換中は信号の記録が中断されてしまい、
この間のデータが欠落してしまうという問題がある。
【0010】また、ペン式記録装置は連続記録が可能で
はあるが信号の分解能を上げ高速信号の記録を望めば、
記録用紙の交換が一層煩雑になり、信号の長期記録を行
うことが難しくなってしまい、また、逆に信号の長期記
録を望めば信号の分割能はおのずと悪くなってしまう。
【0011】さらに、記録装置1台当たりに記録できる
信号数が限られているため記録する信号数を増やす場合
には、記録装置そのものを増設しなければならないため
容易に増設できない。また、記録装置を増設すれば、記
録用紙の保管スペースも膨大となり、分析作業などのた
めのオペレータの負担が一層増してしまうという問題が
ある。
【0012】これを解決するために、アクセス速度の速
い半導体メモリでデータを収集して、この収集データを
長期記録のための大容量の記録装置へ転送記録すること
が考えられる。
【0013】ところが、一般的に、大容量の記録装置ほ
どアクセス速度が遅く、逆に小容量の半導体メモリほど
そのアクセス速度が速いことは周知である。このため、
単純に記録用計算機に大容量記録装置を接続し、高速
に、大量の長期間のデータを記録しようとしても、アク
セス速度が遅いため半導体メモリ容量を大幅に増大させ
る必要があり、コストおよびスペース等で問題が多い。
これは収集、記録するデータが高速で大量になればなる
ほど顕著となる。
【0014】そこで、本発明は、高速で、かつ、長期間
記録でき記録データを容易に検索できるディジタル記録
装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、プラントから
入力されるデータを循環的に記憶更新しながら絶えず最
新の一定量のデータを収集するプロセス入力バッファ
と、このプロセス入力バッファに収集された収集データ
を所定の周期毎に記録データとして作成して転送する第
1転送部と、この第1転送部により転送された前記記録
データを保存する主メモリバッファと、この主メモリバ
ッファに保存された前記記録データを順次転送する第2
転送部と、この第2転送部により転送された前記記録デ
ータを保存する記録装置とを設けるようにしたものであ
る。
【0016】
【作用】上記構成により、プラントデータが循環更新し
てプロセス入力バッファに収集保存され、所定の周期毎
に作成された記録データが主メモリバッファに保存され
る。記録データは、主メモリバッファの次に設けられた
容量の大きい記録装置に順次転送される。これによっ
て、アクセス速度が遅く容量が大きい記録装置へ高速
で、かつ、連続長期間収集した記録データを保存するこ
とができる。従って、プラントの性能解析や設定機器の
性能評価、さらに、事故発生時の原因や挙動の解析を行
うことが容易にできる。また、従来の記録計のスペース
の削減が図られ、記録媒体が用紙から大容量の記録装置
になり、経済的で、かつ、設置スペースの削減が図れ
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施例を示すディジタ
ル記録装置の構成図である。ディジタル記録装置6は、
プロセス入力バッファ7と収集データ判定部8とプロセ
ス入力バッファ主メモリバッファ転送部9と主メモリバ
ッファ10と主メモリバッファ磁気ディスク装置転送部
11と磁気ディスク装置12と磁気ディスク装置大容量
記録装置転送部13と大容量記録装置14とから構成さ
れる。また、プロセス入力バッファ7には、プロセス入
力装置15が接続され、プロセス入力装置15には各種
センサ4が接続されている。
【0019】ここで、プロセス入力バッファ7は、プロ
セス入力装置15からのプラントデータを循環更新して
収集する。収集データ判定部8は、収集されたプラント
データの内で記録対象のデータか否かを判定し選択す
る。プロセス入力バッファ主メモリバッファ転送部9
は、収集データ判定部8で選択された収集データを主メ
モリバッファ10へ転送する。
【0020】主メモリバッファ10には、プロセス入力
バッファ主メモリバッファ転送部9により転送された収
集データが時系列に記録される。主メモリバッファ磁気
ディスク装置転送部11は、主メモリバッファ10の記
録データを転送タイミングに所定の条件が成立したとき
磁気ディスク装置12に転送記録する。
【0021】磁気ディスク装置12は、大容量記録装置
14のアクセス速度の遅さをカバーするために設けら
れ、上記記録データが一時的に記録される。磁気ディス
ク装置大容量記録装置転送部13は、磁気ディスク装置
12の記録データを転送タイミングに所定の条件が成立
したとき大容量記録装置14へ転送記録する。
【0022】図2は、主メモリバッファ10のデータ構
成を示し、所定周期毎に収集された複数データ、すなわ
ち、収集データ日時と対応するデータNo.1〜No.
iを1つのブロックとして、このブロックをD11〜D
1iと時経列に順次記録するようになっている。
【0023】図3は、主メモリバッファ10のメモリレ
イアウトを示し、図2の記録データD11〜D1iは、
記録バッファB11〜B1iに記録するようになってい
る。メモリレイアウトは、磁気ディスク装置12および
大容量記録装置14も共に主メモリバッファ10と同様
であるが、主メモリバッファ10と磁気ディスク装置1
2は大容量記録装置14へ記録データを記録するための
中間的なバッファエリアであるため記録バッファが循環
式の構成となっている。
【0024】すなわち、記録バッファB11,B12,
B13……B1iは、記録バッファB1iまで記録され
た後は、再び記録バッファB11,B12−の順で記録
される。このため、どのバッファが最新のものであるか
を示す最新バッファカウントD1Aと次の記録装置へど
のバッファまでを転送したかを示す転送バッファカウン
トD1Bが存在し、それぞれを保存する最新書込位置カ
ウンタバッファC1Aおよび転送済バッファ位置カウン
トバッファC1Bが設けられている。
【0025】次に、本実施例の作用を詳細に説明する。
【0026】センサ4から入力されたデータは、プロセ
ス入力装置15で処理され、処理データが、ディジタル
記録装置6のプロセス入力バッファ7へ循環更新して収
集される。プロセス入力バッファ7へ入力された収集デ
ータは、まず、収集データ判定部8により記録対象のデ
ータのみが選択され、プロセス入力バッファ主メモリバ
ッファ転送部9によって時系列的に整理されて図2に示
す如くの主メモリバッファ10へ記録データとしてブロ
ック化され記録される。
【0027】次に、プロセス入力バッファ主メモリバッ
ファ転送部9の作用を図4の処理手順と図5のデータ転
送構成図を参照して説明すると、まず、プロセス入力バ
ッファ7からの信号データと現在時刻を取り出し図2に
示す構成の記録データを作成する(101)(102)
(103)。そして、主メモリバッファ10の最新バッ
ファ位置カウントD1Aが取り出され(104)、この
最新バッファ位置カウントD1Aで示される記録バッフ
ァの次の記録バッファへ記録データが書き込まれる(1
05)。続いて、主メモリバッファ10の最新バッファ
位置カウントD1Aが更新される(106)。以降、こ
の動作が繰り返され、主メモリバッファ10の記録バッ
ファへ記録データが格納されていく。
【0028】次に、主メモリバッファ磁気ディスク装置
転送部11の作用を図6のデータ転送構成図と図7の処
理手順をを参照して説明する。
【0029】ここで、主メモリバッファ10の記録デー
タが磁気ディスク装置12へ転送する転送タイミングを
判断する周期として予め転送周期を決定しておく。転送
周期は、主メモリバッファ10の記録バッファ数、主メ
モリバッファ10へのデータの更新周期および磁気ディ
スク装置12のアクセス速度をパラメータとして決定さ
れる。
【0030】今、転送周期をx(min)と仮定した場
合、この転送部はx(min)毎に動作し以下の処理を
する。
【0031】まず、転送周期かどうか判断が行われ(2
01)、転送タイミングとみなされた場合、主メモリバ
ッファ10の最新バッファ位置カウントD1Aと転送済
バッファ位置カウントD1Bとが取り出される(20
2)(203)。
【0032】取り出したカウントよって未転送の記録バ
ッファが転送済バッファ位置カウントD1Bの次の位置
の記録バッファから最新書込バッファ位置カウントD1
Aの記録バッファまでであることがわかる。これにより
未転送の記録バッファのサイズが求められる。そしてこ
の未転送記録バッファサイズが磁気ディスク装置12の
記録バッファサイズ以上あるか否かが判定される(20
4)。この判定で、未転送記録バッファサイズが磁気デ
ィスク装置12の記録バッファサイズ以下の場合には、
今回の処理がバイパスされる。
【0033】未転送記録バッファサイズが磁気ディスク
装置12の記録バッファサイズ以上の場合には、主メモ
リバッファ10の未転送部分が磁気ディスク装置12上
の記録バッファサイズ分だけの記録データが取り出され
る(205)。
【0034】次に、磁気ディスク装置12の最新バッフ
ァ位置カウントD2Aが取り出された後(206)、今
回取り出した記録データを磁気ディスク装置12上の記
録バッファサイズでブロック化し、磁気ディスク装置1
2の記録バッファへ書き込む(207)。
【0035】この書き込みが終了すると、主メモリバッ
ファ10の転送済バッファ位置カウントD1Bが更新さ
れ(208)、その後、磁気ディスク装置12の最新書
込バッファ位置カウントD2Aが更新される(20
9)。
【0036】その後、再度主メモリバッファ10上の未
転送記録データサイズが磁気ディスク装置12上の記録
バッファサイズ以上あるか否かが判定され(204)、
上記サイズが以下の場合は今回の処理を終了し、次回の
転送タイミングまで待つ(201)。
【0037】一方、未転送のサイズが記録バッファサイ
ズ以上の場合は、主メモリバッファ10上の未転送記録
データサイズが磁気ディスク装置12上の記録バッファ
サイズ未満になるまで処理(205)〜処理(206)
が繰り返えされる。以降、この処理が繰り返され、磁気
ディスク装置12上の記録バッファに記録データが記録
されていく。このようにして、主メモリバッファ10の
記録データが、図6に示すように主メモリバッファ磁気
ディスク装置転送部11によって磁気ディスク装置12
に転送される。
【0038】次に、磁気ディスク装置大容量記録装置転
送部13の作用を図6のデータ転送構成図と図8の処理
手順を参照して説明する。
【0039】ここで、磁気ディスク装置12へ転送され
たデータブロックを大容量記録装置14へ転送するため
に、主メモリバッファ磁気ディスク装置転送部11の場
合と同様に、予め転送周期を決定しておく。転送周期
は、磁気ディスク装置12のバッファ数、主メモリバッ
ファ10から磁気ディスク装置12への記録データの転
送周期および大容量記録装置14のアクセス速度をパラ
メータとして決定される。
【0040】いま、この転送周期を仮にy(hour)
と仮定した場合、本転送部はy(hour)毎に動作
し、以下の処理が行われる。
【0041】まず、転送タイミングかどうか判断が行わ
れ(301)、転送タイミングとみなされた場合、磁気
ディスク装置12の転送済バッファ位置カウントD2B
と最新書込バッファ位置カウントD2Aとが取り出され
る(302)(303)。取り出されたカウントより未
転送のバッファが転送済バッファ位置カウントD2Bで
示される次の位置の記録バッファであることがわかるか
ら未転送の記録バッファのサイズが求めれる。上記サイ
ズが大容量記録装置14上の記録バッファサイズ以上で
あるか否かを判定される(304)。この判定で、上記
サイズが大容量記録装置14上の記録バッファサイズ以
下の場合は今回の処理がバイパスされる。
【0042】一方、上記サイズが大容量記録装置14の
記録バッファサイズ以上の場合には、磁気ディスク装置
12の未転送部分より大容量記録装置14上の記録バッ
ファサイズ分だけ記録データが取り出される(30
5)。そして、大容量記録装置14の最新書込バッファ
位置カウントD3Aが取り出された後(306)、今回
取り出された記録データが大容量記録装置14上の記録
バッファサイズでブロック化され、大容量記録装置14
の記録バッファへ書き込まれる(307)。
【0043】書き込みが終了すると、磁気ディスク装置
12の転送済バッファ位置カウントD2Bが更新される
(308)。その後、大容量記録装置14の最新バッフ
ァ位置カウントD3Aが更新される(309)。
【0044】なお、大容量記録装置として光ディスク装
置および磁気テープ装置のような順次記録しかできない
装置を用いる場合、最新書込バッファ位置カウンタは持
たず、最終書き込み位置を検出することにより書き込み
を行う。
【0045】その後、再度、磁気ディスク装置12上の
未転送データサイズが大容量記録装置14上の記録バッ
ファサイズ以上あるか否かが判定され(304)、上記
サイズが大容量記録装置14上の記録バッファサイズ以
下の場合は今回の処理を終了し次回の転送タイミングま
で待つ(301)。
【0046】また、上記サイズが大容量記録装置14の
記録バッファサイズ以上の場合は、磁気ディスク装置1
2上の未転送データサイズが大容量記録装置14上の記
録バッファサイズ未満になるまで処理(305)〜(3
09)が繰り返えされる。このようにして、図6に示す
磁気ディスク装置12の記録データが磁気ディスク装置
大容量記録装置転送部13により大容量記録装置14に
転送記録される。
【0047】次に、各記録バッファサイズ、バッファ
数、上記で仮定したバッファ装置間の転送周期x(mi
n),y(hour)による動作の一例を図9を参照し
て説明する。
【0048】ここで、上記説明で述べた主メモリバッフ
ァ10を1次記録装置、磁気ディスク装置12を2次記
録装置とし、それぞれの動作タイミングをTM1とTM
2として説明する。なお、この説明は1次記録装置と2
次記録装置間で行っているが、2次記録装置と3次記録
装置についても同様に実施できる。
【0049】まず、各周期毎にサイズがS[バイト]の
データをP[点]、収集周期T[秒]で、収集する記録
装置について説明する。
【0050】1次記録装置の記録バッファサイズX1を
S*P+α(αは収集時刻分+将来拡張用)[バイト]
とすると、1次記録装置の動作タイミングTM1はT
[秒]毎に動作して、データd1,d2………が順次1
次記録装置に記録されていく。今、このデータを転送す
るための2次記録装置のオーバーヘッド時間(ヘッドシ
ーク、回転待ち時間等)TT1[秒]、データ転送速度
TT2[バイト/秒]とすると、次の式(1)が成立す
れば、1次記録装置のデータは、そのままブロッキング
されることなく、2次記録装置へ転送されるはずであ
る。
【0051】
【数1】T>TT1+X1/TT2…………(1) ところが、上記の式(1)が成立しても、ミリ秒単位で
収集が行われる記録用計算機では、オーバーヘッド時間
TT1だけで収集周期Tを越えてしまうため現実的には
データのブロッキングなしでは実現しない。ところで、
オーバーヘッド時間TT1は、転送1回当たり必ず要す
る時間であるから、データのブロッキングを行い、1回
当たりの転送サイズを増加させ転送回数を減少させれば
転送効率がアップする。
【0052】ここで、ブロッキング係数をNとした場
合、次の式(2)または式(3)が成立すれば転送可能
となる。
【0053】
【数2】 T*N>TT1+(X1*N)/TT2…………(2) T*N=TT1+(X1*N)/TT2…………(3)
【0054】このとき上記の式(2)の左辺と右辺の差
が少なければ少ない程、2次記録装置が常に動作してい
る状態となる。従って、2次記録装置の稼働性向上のた
め上記関係は次の式(4)の如く左辺が右辺の数倍程度
となるようにブロッキング係数Nを決定すれば、次の記
録装置の動作待ち時間TS1が長くなり2次記録装置の
稼働を延ばすことができる。
【0055】
【数3】 T*N>>TT1+(X1*N)/TT2…………(4)
【0056】また、何らかの転送処理遅延の影響を防ぐ
ため、1次記録装置側の記録バッファ数はブロッキング
係数Nのさらに20倍程度とすることが望ましい。こう
してブロッキング係数Nが決定されれば、2次記録装置
側の記録バッファサイズX2はX1*Nで決定される。
これにより、1次記録装置から2次記録装置への転送周
期xはTT1+(X1*N)/TT2[秒]となり、転
送周期x[秒]毎に図9に示すようにX1*N[バイ
ト]の転送が行われる。
【0057】オーバーヘッド時間TT1や転送時間TT
2の関係より上記関係式が成り立たない場合には、デー
タ圧縮手段等で転送するデータのサイズを減少させる必
要がある。1次記録装置に設定できる記録容量により、
前記関係式が成立すれば、1次記録装置から3次記録装
置へ直接的な記録も可能であり、また、逆に1次記録装
置と3次記録装置の間に複数の記録装置を設けることも
できる。
【0058】このように従来不可能であった高速データ
の長期連続記録ができる。また、プラントデータがディ
ジタル記録されるからデータの検索や解析が容易になり
プラントの事故等の原因追求が迅速にできる。その上、
従来の記録用紙による記録装置が不要となり、管理スペ
ースが削減される。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、主
メモリバッファから記録装置へ順次転送させるように
し、1回当たりの転送サイズを増加させ転送回数を減少
させたから記録データの高速および長期にわたる記録が
可能となり、記録したデータの検索・編集が容易に行う
ことができる。また、従来の記録装置が削減できること
によるスペースの有効利用ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すディジタル記録装置の
構成図である。
【図2】図1の主メモリバッファの記録データの構成図
である。
【図3】図1の主メモリバッファの記録エリアを示す構
成図である。
【図4】図1のプロセス入力バッファ主メモリバッファ
転送部の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】図1の各記録装置間のデータ転送の前半の構成
を示す説明図である。
【図6】図1の各記録装置間のデータ転送の後半の構成
を示す説明図である。
【図7】図1の主メモリバッファ磁気ディスク装置転送
部の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】図1の磁気ディスク装置大容量記録装置転送部
の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】図1の各記録バッファ動作タイミングを示す説
明図である。
【図10】従来例を示す打点式記録装置の外観図であ
る。
【図11】従来例を示す記録装置の構成図である。
【符号の説明】
7 プロセス入力バッファ 8 収集データ判定部 9 プロセス入力バッファ主メモリバッファ転送部 10 主メモリバッファ 11 主メモリバッファ磁気ディスク装置転送部 12 磁気ディスク装置 13 磁気ディスク装置大容量記録装置転送部 14 大容量記録装置 15 プロセス入力装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントから入力されるデータを循環的
    に記憶更新しながら絶えず最新の一定量のデータを収集
    するプロセス入力バッファと、 このプロセス入力バッファに収集された収集データを所
    定の周期毎に記録データとして作成して転送する第1転
    送部と、 この第1転送部により転送された前記記録データを保存
    する主メモリバッファと、 この主メモリバッファに保存された前記記録データを順
    次転送する第2転送部と、 この第2転送部により転送された前記記録データを保存
    する記録装置とを備えたことを特徴とするディジタル記
    録装置。
JP10978892A 1992-04-28 1992-04-28 ディジタル記録装置 Pending JPH05303654A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10978892A JPH05303654A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 ディジタル記録装置

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JP10978892A JPH05303654A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 ディジタル記録装置

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ID=14519240

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JP (1) JPH05303654A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002026477A1 (fr) * 2000-09-28 2002-04-04 Mitsui Chemicals Inc. Procede et dispositif de transfert de donnees pour dispositif de soudage electrique par fusion

Cited By (1)

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WO2002026477A1 (fr) * 2000-09-28 2002-04-04 Mitsui Chemicals Inc. Procede et dispositif de transfert de donnees pour dispositif de soudage electrique par fusion

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