JPH05303520A - 候補選択装置 - Google Patents

候補選択装置

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Publication number
JPH05303520A
JPH05303520A JP4129909A JP12990992A JPH05303520A JP H05303520 A JPH05303520 A JP H05303520A JP 4129909 A JP4129909 A JP 4129909A JP 12990992 A JP12990992 A JP 12990992A JP H05303520 A JPH05303520 A JP H05303520A
Authority
JP
Japan
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candidate
character string
candidate list
unit
display
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Pending
Application number
JP4129909A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiyunichi Rekimoto
純一 暦本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH05303520A publication Critical patent/JPH05303520A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファイル名の選択など、複数の候補文字列か
ら一つを効率よく選び出すための装置。 【構成】 候補となる文字列を格納する部分(候補リス
ト格納部)1と、候補リストの一部を利用者に提示する
部分(候補リスト提示部)2と、候補文字列を表示する
部分(文字列表示部)3と、候補文字列を利用者が入力
する装置(文字列入力装置)4と、文字列表示部3の内
容と候補リスト提示部の内容を比較し、一致するものが
あれば、候補リスト提示部の該当する項目をハイライト
表示する部分(候補比較部)5と、候補文字列格納部1
と候補文字列表示部3を比較し、表示部の文字列を一部
として含む候補文字列を1から選び出し、それを候補リ
スト提示部2に設定する部分(候補抽出部)6と、候補
リスト提示部の内容が画面に納まらない場合に、その表
示範囲をマウス操作等によって変更する部分(スクロー
ルバー)7とで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファイル名の選択など
の、複数の候補文字列から文字列を選択する候補選択装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のMacintosh方式の
ファイル選択画面を示す図である。
【0003】図7、図8は従来のEmacs方式のファ
イル選択画面を示す図である。
【0004】従来は、計算機システムで、読み込むべき
ファイルを指定する場合など、複数の候補(文字列)の
うちから、利用者がひとつを指定する場面は多い。この
場合、利用者が目的の候補文字列を正確に記憶している
とは限らないし、記憶していても、それを正確に入力す
るのは手間がかかり、間違いが生じやすい。
【0005】そこで、計算機側が候補選択に対して何ら
かの支援を行なうことが望ましい。
【0006】Apple社のMacintosh[1]
では、図6のように、候補を画面に表示し、その内のひ
とつをマウスで選択する方式を取っている。以下、この
方式を「Macintosh方式」と呼ぶ。
【0007】また、Emacs[2]では、候補文字列
を途中まで利用者に入力させ、そこでスペース(空白)
キーを押すと、打ち込まれた文字列と先頭が一致する候
補がただひとつであった場合は、打ち込まれた文字列a
bcdの後半に文字列efを補完して、候補とする(図
7参照)。打ち込まれた文字文字列と先頭が一致する候
補が複数個あった場合は、その候補群abc,abcd
efを表示し、さらに入力を促す(図8参照)。以下、
この方式を「Emacs方式」と呼ぶ。
【0008】なお、Macintosh方式でも、マウ
ス操作だけではなく、キーボードから文字を入力した場
合に、その文字と先頭が一致する候補を選択(ハイライ
ト)するようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、「Ma
cintosh方式」では、候補の数が多くなると、提
示された候補リストの中から目的の候補を目視で選択す
るため、利用者の負担が大きくなる。たとえば候補の数
が一度に表示できる範囲を越えると、スクロール処理な
ど、他の操作を必要とし、操作性が悪化する。
【0010】また、「Emacs方式」では逆に、利用
者は候補の先頭の何文字かを記憶していなければならな
い。これは、同じ候補を頻繁に選択する場合は有効で、
高速な選択が可能であるが、そもそも候補を記憶してい
ない場合や、候補の先頭からではない一部分しか記憶し
ていない場合などには特に利用者の助けにはならない。
【0011】また、新規にファイルを作成する場合に
は、新しいファイル名が今までの候補と一致していない
ことを確認する必要があるが、これに対する支援はどち
らの方式でも特に提供されていない。
【0012】本発明は上述の問題点に鑑みて、候補数が
多い場合でも迅速に選択できる、候補の先頭ではない一
部分しか記憶していない場合でも利用者を支援できる、
候補と一致しない文字列を入力している場合、そうでな
い場合を利用者に通知できる候補選択装置を提供するこ
とを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の候補選択装置
は、ファイル名の選択など、複数の候補文字列から選択
する装置において、候補となる文字列群を格納する候補
リスト格納部と、利用者からの候補文字列を入力して表
示する文字列入力部と、候補リスト格納部の一部の文字
列を利用者に提示するため表示する候補リスト提示部
と、文字列入力部と候補リスト提示部の文字列を比較し
て、一致するものがあれば前記候補リスト提示部の該当
する項目をハイライト表示させる候補比較部と、文字列
入力部に拡張指令が入力された際、文字列入力部の表示
文字列と前記候補リスト格納部の文字列群を比較して、
結果を候補リスト提示部の内容に置き換えて限定表示す
る候補抽出部を有している。
【0014】
【作用】上記の構成によれば、候補リスト提示部には候
補リスト格納部の一部の候補リストが表示されており、
利用者が文字列入力部に候補の一部を入力すると、候補
比較部は文字列入力部の文字列と候補リスト提示部の文
字列を比較して、完全に一致するものがあれば候補リス
ト提示部中でその候補をハイライト表示する。次に文字
列入力部から[拡張]命令を実行すると、候補抽出部が
文字列入力部の表示文字列と、候補リスト格納部の文字
列群を比較して文字列群中の文字列入力部の文字列を一
部として含む文字列のみが、候補リスト提示部に表示さ
れるように表示限定が起きるので、候補数が多いときで
も、候補の一部を文字列入力部より入力し、その後に
[拡張]指令を入力することで、表示される候補を、そ
の文字列を含むものだけに限定することができる。これ
で、候補を目視して選択する場合でも、利用者の負担を
軽減することができる。
【0015】また、文字列入力部に、候補の先頭と一致
しない一部を入力した場合でも、それを含むものだけを
候補リスト提示部に表示させることができるし、文字列
入力部に入力した文字列が、候補提示部に表示されてい
る候補のどれかと一致した場合、候補比較部の作用によ
り、そこがハイライト表示されるので、利用者に対し
て、入力している候補文字列と一致する候補がすでに存
在するかどうかを通知する手段とすることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図を参照し
て説明する。
【0017】図1は本発明の全体構成図である。図中
で、1は候補となる文字列を格納する部分(候補リスト
格納部)であり、2は候補リスト格納部1の文字列の一
部を利用者に提示する部分(候補リスト提示部)であ
る。3は候補文字列を表示する部分(文字列表示部)で
あり、4は候補文字列を入力する装置(文字列入力装
置)である。5は文字列表示3の内容と候補リスト提示
部2の内容を比較し、一致するものがあれば、候補リス
ト提示部2の該当する項目をハイライト表示する部分
(候補比較部)であり、6は候補文字列格納部1と候補
文字列表示部3を比較し、表示部3の文字列を一部とし
て含む候補文字列を1から選び出し、それを候補リスト
提示部2に設定する部分(候補抽出部)である。7は候
補リスト提示部2の内容が画面に納まらない場合に、そ
の表示範囲をマウス操作等によって変更する部分(スク
ロールバー)である。
【0018】なお、以上のうち実際の画面上には、候補
リスト提示部2と、文字列表示部3とスクロールバー7
が表示される部分であり、図2の表示画面図に示すよう
な表示となる。
【0019】図3は、図1に示す実施例の拡張指令処理
の動作を示す図である。
【0020】図4は、図3に示す処理における入力文字
列の拡張動作を示す図である。
【0021】図5は、図4に示す処理におけるハイライ
ト表示の動作を示す図である。
【0022】次に、本発明の構成を持つ候補選択装置の
動作を、図1、図3、図4、図5を用いながら説明す
る。
【0023】初期状態では、候補リスト格納部1には、
何らかの手段で外部から候補が格納されているものとす
る(図1)。たとえば候補がファイル名の場合は、計算
機内のファイルシステムから情報を取得することができ
る。候補リスト格納部1の内容はそのまま候補リスト提
示部2にコピーされ、表示されている。図1では、五つ
の候補が候補リスト提示部2に表示されている。
【0024】ここで、文字列を文字列入力装置4から入
力すると、入力はそのまま文字列表示部3に表示され
る。それと同時に、候補リスト提示部2と文字列表示部
3が候補比較部5によって比較され、同じものがある場
合には、利用者の注意を引くために、候補リスト提示部
2中で、対応する項目がハイライト(強調)表示され
る。図1の例では、“test.c”という文字列が一
致しているので、候補リスト提示部2内の該当する項目
がハイライト表示されている。
【0025】一方、文字列を入力中に、文字列入力装置
4より[拡張]という指令が入力されると、処理は以下
のように進む(図3)。この[拡張]は、通常の候補文
字列い現れない文字(ファイル選択の場合なら空白キー
やエスケープキー)に割り当ててもかまわない。
【0026】まず、その時点で文字列表示部3に格納さ
れている候補文字列(図3では“.c”)と、候補リス
ト格納部1の候補とが候補抽出部6によって比較され
る。その結果、候補文字列を一部に含む候補が候補リス
ト表示部2に格納される(以前にあった内容は新しいも
ので置き換えられる)。
【0027】さらに、候補文字列を一部に含む候補が、
ちょうど一つ存在した場合には、その候補で文字列表示
部3の内容を置き換える(図4、図5)。図4、図5の
例では“ou”と入力したのち[拡張]を指令すると、
“ou”を一部として含む候補、すなわち“a.ou
t”が候補提示部2に転送される。候補の数が一つなの
で、文字列表示部3の内容は“ou”から“a.ou
t”に拡張される。同時に候補比較部5の機能により、
候補提示部2の中の“a.out”はハイライト表示さ
れる。
【0028】本装置では、候補の数が多い場合でも、そ
れらはまず候補リスト提示部2に表示されるので、利用
者はそこから候補を検索することができる。また、入力
した文字列を含む候補のみにリスト表示を限定すること
ができるので、候補数が多い場合の一覧性を向上させる
ことができる。また、利用者が候補の一部分を記憶して
いる場合は、それをもとに候補リスト提示部2に限定さ
れた結果を表示させることができる。また、候補リスト
提示部2の中で入力文字列と一致するものがあれば、そ
れは常にハイライト表示されているので、利用者が入力
中の文字列が既存の候補と一致しているかどうかを把握
することは容易であり新規ファイル作成の隙の支援とな
る。
【0029】さらに、候補リスト提示部2上で、マウス
などの指示装置により直接候補を選択するための機構を
本装置に付加することは容易である。このようなマウス
操作は、Apple社のMacintosh[1]です
でに導入されているものであり、本装置は、このような
従来方式と併用することも可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明の装置によって、複数の候補から
ひとつを選択する場面や、候補を新規作成する場面で、
候補数が多い場合、候補の一部を利用者が記憶している
場合、新規作成した候補が既存の候補と一致するかどう
かを知りたい場合などに、利用者に適切な情報を提示す
ることができる。これによって、より使い易いシステム
が構築可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による候補選択装置の構成図
である。
【図2】図1に示す実施例の表示画面例を示す図であ
る。
【図3】図1に示す実施例の拡張指令処理の動作を示す
図である。
【図4】図3に示す処理における入力文字列の拡張動作
を示す図である。
【図5】図4に示す処理におけるハイライト表示の動作
を示す図である。
【図6】従来のMacintosh方式のファイル選択
画面を示す図である。
【図7】従来のEmacs方式のファイル選択における
補完を示す図である。
【図8】従来のEmacs方式のファイル選択における
複数表示を示す図である。
【符号の説明】
1 候補リスト格納部 2 候補リスト提示部 3 文字列表示部 4 文字列入力装置 5 候補比較部 6 候補抽出部 7 スクロールバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイル名の選択など、複数の候補文字
    列から選択する装置において、候補となる文字列群を格
    納する候補リスト格納部と、利用者からの候補文字列を
    入力して表示する文字列入力部と、前記候補リスト格納
    部の一部の文字列を利用者に提示するため表示する候補
    リスト提示部と、前記文字列入力部と候補リスト提示部
    の文字列を比較して、一致するものがあれば前記候補リ
    スト提示部の該当する項目をハイライト表示させる候補
    比較部と、前記文字列入力部に拡張指令が入力された
    際、文字列入力部の表示文字列と候補リスト格納部の文
    字列群を比較して、結果を前記候補リスト提示部の内容
    に置き換えて限定表示する候補抽出部を有することを特
    徴とする候補選択装置。
JP4129909A 1992-04-24 1992-04-24 候補選択装置 Pending JPH05303520A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4129909A JPH05303520A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 候補選択装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4129909A JPH05303520A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 候補選択装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05303520A true JPH05303520A (ja) 1993-11-16

Family

ID=15021394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4129909A Pending JPH05303520A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 候補選択装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05303520A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018050283A (ja) * 2016-09-15 2018-03-29 株式会社リコー 情報処理端末、通信システム、情報処理方法、及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018050283A (ja) * 2016-09-15 2018-03-29 株式会社リコー 情報処理端末、通信システム、情報処理方法、及びプログラム

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