JPH05303467A - 操作入力装置 - Google Patents

操作入力装置

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JPH05303467A
JPH05303467A JP26656392A JP26656392A JPH05303467A JP H05303467 A JPH05303467 A JP H05303467A JP 26656392 A JP26656392 A JP 26656392A JP 26656392 A JP26656392 A JP 26656392A JP H05303467 A JPH05303467 A JP H05303467A
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JP
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operator
display
input operation
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JP26656392A
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Masaharu Watanabe
正治 渡辺
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SHIGUMATSUKUSU KK
Sigmax Ltd
Original Assignee
SHIGUMATSUKUSU KK
Sigmax Ltd
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
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    • G06F3/042Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by opto-electronic means
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はオペレータの入力操作に対応する操作
入力情報を形成する操作入力装置において、構成を簡略
化しようとするものである。 【構成】入力操作部をテレビジヨンカメラによつて撮像
し、当該ビデオ信号が表す映像のうち所定のマーク領域
の明るさが変化したとき当該明るさが変化した位置にあ
る操作要素がオペレータによつて操作されたものと判定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は操作入力装置に関し、特
にオペレータによる入力操作があつたとき無接点方式に
よつて操作入力情報を得ることができるようにしたもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、オペレータの入力操作に応じた操
作入力情報を発生させる手段として、有接点のスイツチ
をオペレータが操作すべき所定位置に配設し、オペレー
タが当該スイツチを操作したとき、電気的なオンオフ信
号を制御処理部に取り込むようにした構成のものが用い
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような有
接点方式のスイツチは、入力操作情報を電気的な信号ラ
インを介して制御処理装置に取り込むようにする必要が
あるため、操作入力情報を操作処理装置に取り込むため
の構成が大規模になる場合がある。
【0004】例えば住宅において門扉の錠を特定のオペ
レータに限つて施錠又は解錠できるようにしたいわゆる
オートロツクシステムを構築しようとする場合、少くと
も操作入力スイツチに電源を供給するための電源ライン
を布設すると共に、門扉位置から遠く離れた中央制御処
理装置にまで門扉に設けられた操作入力スイツチの操作
入力情報をそれ専用に布設した信号ラインを通じて収集
する必要がある。
【0005】また例えば病院における看護システムの手
段として、各病室のベツトに居る患者がナースセンタに
呼出し情報を伝達するような看護システムを構築しよう
とする場合、各病室に有接点スイツチを配設すると共
に、患者が入力操作したとき当該スイツチから得られる
入力情報をそれ専用に布設した信号ラインを介してナー
スセンタに設けた中央制御処理装置に伝送させる必要が
ある。
【0006】このように操作入力手段として有接点スイ
ツチを用いた場合、専用の電源ラインと共に当該スイツ
チから発生される電気的入力情報をそれ専用に布設され
た信号ラインを介して制御処理装置にまで伝送する必要
があるため、操作入力スイツチと制御処理装置との間の
距離が長大な場合、操作入力スイツチの数が多い場合な
どの場合に入力情報を収集するための設備が大規模にな
る問題がある。本発明は以上の点を考慮してなされたも
ので、オペレータの入力操作によつて発生される操作入
力情報を制御処理装置に収集するにつき、これを簡易な
設備によつて実現できるようにした操作入力装置を提案
しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】オペレータが入力操作す
る入力操作部12と、入力操作部12の操作面を撮像す
るテレビジヨンカメラ11と、テレビジヨンカメラ11
から得られるビデオ信号VDが表す入力操作部12の映
像のうち、オペレータの操作位置に対応する部分にスー
パインポーズするように設定したマーク領域MKjに対
応する明るさデータを抽出し、当該抽出した明るさデー
タに所定の基準値を超える変化が生じたとき対応する操
作位置がオペレータによつて操作されたと判定する操作
位置判定部10とを設けるようにする。
【0008】
【作用】オペレータが入力操作部12の一部を手等によ
つて操作すると、当該操作した位置に対応する部分に設
定されたマーク領域MKjの明るさデータに変化が生ず
る。従つて当該明るさデータの変化が生じた位置がオペ
レータによつて操作された位置であると操作位置判定部
10によつて判定することにより、操作入力部12から
それ専用の信号ラインや電源ライン等を布設する必要な
くオペレータの入力操作を確実に判定することができ、
かくして簡易な構成の操作入力装置を得ることができ
る。
【0009】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0010】(1)実施例の全体構成 図1において、1は全体として操作入力装置を示し、操
作位置判定部10として、テレビジヨンカメラ11によ
つて入力操作部12の表面すなわち操作面を撮像するこ
とにより得られるビデオ信号VDをビデオデータ入力部
13及びタイミング制御部14に供給すると共に、表示
制御回路15を介してモニタ16に供給し、これにより
図2に示すように、表示画面16Aに入力操作部12の
操作面の映像(これを入力操作部映像VDINと呼ぶ)
を表示するようになされている。
【0011】タイミング制御部14はビデオ信号VDに
含まれている同期信号(水平同期信号、垂直同期信号で
なる)を同期信号分離回路21において分離することに
より水平同期信号及び垂直同期信号に同期したクロツク
信号CLをタイミング発生回路22に与える。
【0012】タイミング発生回路22はクロツク信号C
Lをカウントしてビデオ信号VDの各ラインについて現
在のスキヤン位置を表す位置データを形成し、当該位置
データに基づいてタイミング信号TM1、TM2及びT
M3をビデオデータ入力部13のサンプリングホールド
回路25、アナログ−デイジタル変換回路26及び画像
情報メモリ27に与えることにより、1フレーム分のビ
デオ信号VDを所定の画素数(例えば 512× 512画素)
のデイジタルデータ(例えば8ビツトのデイジタルデー
タ)に変換して画像情報メモリ27に格納するようにな
されている。
【0013】これに加えてタイミング発生回路22はク
ロツク信号CLに基づいて形成した位置データをマーク
位置情報メモリ31から与えられるマーク位置データM
KPと比較し、一致したときタイミング信号TM4を表
示制御回路15に与えることにより、図2に示すように
モニタ16の表示画面16A上に1つ又は複数の所定形
状のマーク表示MKj(j=1、2……J)をビデオ信
号VDに基づく入力操作部映像VDIN上にカーソルK
Sと共にスーパインポーズ表示するようになされてい
る。
【0014】このときタイミング発生回路22はタイミ
ング位置情報TM4と同期してタイミング信号TM3を
画像情報メモリ27に与えることにより、マーク表示M
Kj(j=1、2……J)に対応する明るさデータDB
RTをバス35に送出するようになされている。ビデオ
データ入力部13及びタイミング制御部14のかかる動
作は、操作位置判定部10を形成する他の構成部分の動
作と共に、バス35を介して中央処理ユニツト(CP
U)36によつてプログラムメモリ37に格納されてい
るプログラムをオペレータがキー入力ボード39を用い
て指定入力することにより、ワークメモリ38内に設け
られている各種のレジスタを利用しながら制御処理され
る。
【0015】すなわち、CPU36は図3に示す明るさ
データ処理ルーチンRT0のマーク設定モードMD1に
おいて、キー入力ボード39を介してオペレータが入力
操作部12のマーク表示MKjに対応するマーク位置情
報を入力操作したときこれをマーク位置情報メモリ31
に格納する。実際上このマーク位置情報は各マーク表示
MKjの左上隅の位置データ(xj 、yj )によつて表
されるマーク位置情報と、マーク表示MKjの形状を表
す形状情報と、その他の管理情報とを含み、オペレータ
がキー入力ボード39のカーソル設定キーを操作するこ
とによりカーソル/メツセージ表示データDSPを表示
制御回路15に与えることにより表示画面16A上の任
意の位置にカーソルKSを設定すると共に、マーク形状
等のデータと共に設定指令を与えることにより、マーク
位置情報をマーク位置情報メモリ31に取り込ませる。
【0016】ここでカーソル位置は図4に示すように、
ワークメモリ38のカーソル位置レジスタRG1に保持
されている。これに対してCPU36は初期データ取込
モードMD2、マスタパターン設定モードMD3及び監
視モードMD4において指令信号INT1をタイミング
発生回路22に与えることにより画像情報メモリ27に
蓄積されている1フレーム分の画像データのうち、マー
ク位置データMKPに対応する画像データを順次読み出
して各マーク表示MKj(j=1、2……J)ごとに当
該マーク表示MKjがスーパインポーズされている領域
(これをマーク領域と呼ぶ)内の当該画素データを加算
してワークメモリ38(図4)のマーク操作情報レジス
タRG2に取り込む。
【0017】またCPU36は監視モードMD4におい
て当該マーク操作情報レジスタRG2に取り込んだマー
ク操作情報を各マーク表示MKj(j=1、2……J)
ごとに判定基準値データレジスタRG3の基準値データ
と比較し、マーク操作情報の値が判定基準値データの値
を超えたとき表示画面16A上の入力操作部映像VDI
Nのうち、当該マーク表示MKj(j=1、2……J)
がスーパインポーズされているマーク領域部分の映像に
明るさの変化が生じたと判定し、当該判定結果を判定結
果レジスタRG4に格納する。
【0018】この実施例の場合、オペレータが入力操作
部12のマーク表示MKj(j=1、2……J)に対応
する位置に手を置かない状態のとき入力操作部映像VD
INの明るさが暗いためにマーク操作情報の値が基準値
データの値より低くなるように設定されていると共に、
マーク表示MKj(j=1、2……J)に対応する位置
に手を置いたとき入力操作部映像VDINの映像部分が
明るくなることによりマーク操作情報の値が基準値デー
タの値を超える状態になり、かくしてオペレータが入力
操作部12のうちマーク表示MKj(j=1、2……
J)に対応する位置を指定操作したことを検出できるよ
うになされている。
【0019】かくしてCPU36は入力操作部12に対
してオペレータが入力操作するごとにこれに応じて当該
入力操作の結果を判定結果レジスタRG4に取り込んで
行くが、その結果判定結果レジスタRG4に入力操作情
報が取り込まれて来る順序を入力操作パターンとして入
力操作パターンレジスタRG5に格納する。例えばオペ
レータが入力操作部12のマーク表示MK1、MK2…
…MKJに対応する位置をその順序で順次指定操作した
とき当該マーク表示番号MK1−MK2−……−MKJ
の配列が入力操作パターンとして入力操作パターンレジ
スタRG5に格納される。
【0020】またCPU36は判定動作サイクルの最終
的な判断処理として入力操作パターンレジスタRG5の
入力操作パターンを基準入力操作パターンレジスタRG
6の基準入力操作パターンと比較し、一致したとき制御
信号発生部40に対して応動指令信号INST2を供給
し、これにより操作入力装置1に対する外部制御機器と
して設けられている応動動作部41を入力操作部12に
対するオペレータの入力操作によつてオペレータが要求
した応動動作を応動動作部41によつて実行させるよう
になされている。
【0021】ここで基準入力操作パターンレジスタRG
6の基準入力操作パターンは、CPU36がマスタパタ
ーン設定モードにおいて入力操作部12の操作面のうち
マーク表示MKjに対応する位置にオペレータが基準の
操作順序通りに、手を置く操作をすることにより学習入
力操作したとき、保持される。この実施例の場合CPU
36は、判定基準値データレジスタRG3の判定基準値
データについて、順次続く監視動作サイクルにおいてマ
ーク操作情報レジスタRG2に取り込まれて来るマーク
操作情報に基づいて判定基準値データを演算処理するこ
とにより初期設定又は更新して行くようになされ、当該
監視時間サイクルの時間間隔及び判定基準値計算サイク
ルの時間間隔はマーク設定モード時CPU36がキー入
力ボード39を介してオペレータが指定入力したときこ
れをタイマ42に保持するようになされている。
【0022】以上の構成において、CPU36は、オペ
レータがキー入力ボード39を用いてマーク設定モード
MD1を指定することにより図3の明るさデータ処理ル
ーチンRT0を開始したとき操作入力装置1を全体とし
て初期設定動作モードにし、これによりオペレータによ
つてキー入力ボード39を介してマーク位置情報メモリ
31にマーク表示MKj(j=1、2……J)に相当す
るマーク位置情報を入力させると共に、監視動作サイク
ルの時間間隔及び判定基準値計算サイクルの時間間隔を
タイマ42に設定させる。
【0023】続いてCPU36は、オペレータがキー入
力ボード39を用いて初期データ取込みモードMD2を
指定したとき、ステツプSP2に移つて初期データ取込
み処理及び判定基準値計算処理を実行する。この処理は
CPU36が画像情報メモリ27からマーク表示MKj
(j=1、2……J)のマーク領域に対応する明るさデ
ータDBRTをワークメモリ38のマーク操作情報レジ
スタRG2に取り込むと共に、当該明るさデータDBR
Tに基づいて初期判定基準値データを演算してマーク表
示MKj(j=1、2……J)ごとに判定基準値データ
レジスタRG3に書き込む。
【0024】続いてCPU36は、オペレータがキー入
力ボード39を用いてマスタパターン設定モードMD3
を指定したとき、ステツプSP3に移つて画像情報メモ
リ27からマーク操作情報レジスタRG2に明るさデー
タDBRTを取り込んだ後、ステツプSP4においてマ
ーク表示MKj(j=1、2……J)ごとに判定基準値
データレジスタRG3の判定基準値データを用いて変化
が生じたか否かの判断をする。
【0025】ここで変化が生じていなければ、このこと
はオペレータが入力操作部12に対して入力操作をして
いないことを意味し、このときCPU36はステツプS
P5において当該変化が生じていないマーク表示MKj
について、ステツプSP4−SP5−SP3−SP4の
ループの処理を繰り返すことにより、判定基準値データ
レジスタRG3の判定基準値データを常に複数回の監視
サイクルにおける入力操作部12の明るさのドリフトに
対応して変化するような基準値を保持するようになされ
ている。
【0026】この状態においてオペレータは入力操作部
12上に設定された複数のマーク表示MKjに対応する
位置について、マスタパターンとすべき操作順序を識別
コードとして予め決めておき、当該識別コードを表す順
序で複数のマーク表示MKjに対応する位置に順次手を
置いて行く。このときCPU36はオペレータがマーク
表示MKjの1つを選択して手を置くごとに当該マーク
表示に対応する明るさデータに変化が生じたことをステ
ツプSP4において判断してステツプSP6に移る。こ
こでCPU36は現在操作されたマーク表示MKjの番
号を判定結果レジスタRG4から基準入力操作パターン
レジスタRG6に記憶する。
【0027】その後CPU36はステツプSP7におい
てタイマ42がマスタパターン設定モードの終了を指定
したか否かを判断し、否定結果が得られたとき未だマス
タパターン設定モードにあると判断して上述のステツプ
SP3に戻る。かくしてオペレータが入力操作部12の
うちマーク表示MKjに対応する位置を1つずつ入力操
作するごとに、CPU36はこれをステツプSP4にお
いて検出してステツプSP6−SP7−SP3−SP4
のループを介して順次操作されたマーク表示MKjの番
号をマスタパターンとして基準入力操作パターンレジス
タRG6に取り込んで行く。
【0028】やがてタイマ42がマスタパターン設定モ
ード終了指令を出力すると、CPU36はこれをステツ
プSP7において肯定結果として判定することによりマ
スタパターン設定モードMD3を終了する。その後CP
U36はオペレータがキー入力ボード39によつて監視
モードMD4を指定したとき、タイマ42の監視サイク
ルカウント動作を開始させると共にステツプSP8に移
つて画像情報メモリ27から明るさデータDBRTをマ
ーク操作情報レジスタRG2に取り込んだ後、ステツプ
SP9において判定基準値データレジスタRG3の判定
基準値データと比較することにより入力操作部12のう
ちマーク表示MKjに対応するマーク領域に明るさの変
化が生じたか否かを判断する。
【0029】ここで否定結果が得られると、このことは
入力操作部12が入力操作されていないことを意味し、
このときCPU36はステツプSP10に移つて当該マ
ーク表示MKjに対応する判定基準値データを更新した
後上述のステツプSP8に戻る。かくしてCPU36は
ステツプSP8−SP9−SP10−SP8のループに
よつて判定基準値の更新を繰り返しながら入力操作部1
2に対する入力操作を待ち受ける状態になる。
【0030】やがてステツプSP9において肯定結果が
得られると、このことは入力操作部12のうちマーク表
示MKjに対応するマーク領域の1つが操作されたこと
を意味し、このときCPU36はステツプSP11に移
つて当該判定結果に基づいて操作されたマーク表示MK
jの番号を入力操作パターンレジスタRG5に取り込
む。
【0031】その後CPU36はステツプSP12に移
つてタイマ42から監視サイクル終了信号が得られたか
否かを判断することによりパターン取込み動作が終了し
たか否かを判断し、否定結果が得られたとき上述のステ
ツプSP8に戻る。かくしてCPU36はステツプSP
8−SP9−SP11−SP12−SP8のループによ
つてオペレータの入力操作部12のうちマーク表示MK
jに対応するマーク領域が操作されたときその都度CP
U36がステツプSP9において検出して入力操作パタ
ーンレジスタRG5に検出パターンデータとして取り込
んで行く。
【0032】やがて監視サイクル指令信号がタイマ42
から送出されると、CPU36は、これをステツプSP
12において肯定結果として検出してステツプSP13
に移り、入力操作パターンレジスタRG5の入力操作パ
ターンをマスタパターンレジスタRG6のマスタパター
ンと比較する処理を実行する。ここで1回の監視サイク
ルが終了したとき入力操作パターンレジスタRG5には
オペレータが入力操作部12のうちマーク表示MKjに
対応する位置を操作した順序が記憶されていることによ
り、オペレータが入力操作を終了した状態にあり、CP
U36はステツプSP14において当該操作入力結果が
マスタパターンと一致するか否かを判断する。
【0033】ここで肯定結果が得られると、このことは
オペレータが入力操作部12を予め決められているマス
タパターン通りのパターンで入力操作をしたことを意味
し、このときCPU36はステツプSP15に移つて一
致結果に対する処理を実行することにより、CPU36
は制御信号発生部40を介して応動動作部41を応動動
作させる。かかる処理が終了するとCPU36は上述の
ステツプSP8に戻つて新たな監視サイクルに入る。
【0034】これに対してステツプSP14において否
定結果が得られると、このことはオペレータが入力操作
部12を予め決められた操作順序で操作しなかつたこと
を意味し、このときCPU36はステツプSP16に移
つて当該不一致結果に対する処理を実行し、このときC
PU36は制御信号発生部40を介して応動動作部41
を応動動作させないような処理する。この処理が終了し
た後CPU36は上述のステツプSP8に戻つて続く監
視サイクルに入る。
【0035】以上の構成によれば、オペレータの入力操
作に対応する入力操作情報を入力操作部12から得るに
つき、操作入力装置12に対してそれ専用の信号ライン
や電源ラインを布設する必要がなく、かくして全体とし
て簡易な構成によつて確実にオペレータの操作に対応し
た操作入力を取り込むことができる操作入力装置1を実
現できる。
【0036】なお上述の構成においては、入力操作パタ
ーンとして入力操作部12のうちマーク表示MKjに対
応するマーク領域を操作する順序に基づいて、マーク表
示MKjの番号の配列をパターンデータとして用いるよ
うにした場合について述べたが、これに代え、マーク表
示MKj(j=1、2……J)が操作されたか否かを表
す2値データを第1、第2……第J番目のビツトを表す
パターンデータとして構成するようにしても上述の場合
と同様の効果を得ることができる。
【0037】また上述の構成においては、パターン取込
み動作の終了を表すタイミングをタイマ42から得られ
るマスタパターン設定信号又は監視サイクル信号を用い
て時間的なタイミングとして検出するようにしたが、こ
れに代え、他の方法を用いても良く、例えばキー入力ボ
ード39からオペレータがパターン取込み終了指令を入
力したときこれに応じてパターンの取込みが終了したと
判断するようにしても良い。
【0038】また上述の実施例においては、入力操作部
12の操作面のうちマーク表示MKj(j=1、2……
J)に対応するマーク領域にオペレータが手を置いたか
否かによつて当該マーク領域が操作されたか否かを判断
するようにした場合について述べたが、オペレータの手
に代え、その他の部材を置くようにしても良く、要はマ
ーク領域に置いたとき明るさデータDBRTの変化が実
用上十分に大きくなるような手段を用いるようにすれば
良い。この操作入力装置1は、以下に述べるような各種
の装置に適用できる。
【0039】(2)電子錠装置 図5は本発明を住居、オフイス等の施錠及び解錠をオー
トロツク方式によつて制御する電子錠装置に適用した場
合を示し、入力操作部12として例えば住居の門扉周辺
の施設を用いる。この実施例の場合、テレビジヨンカメ
ラ11によつて入力操作部12としての塀51A及び5
1B間に設けられた門柱52A及び52B及びその間に
ある開閉扉53A及び53Bを正面から撮像する。かく
してモニタ16の表示画面16Aには図5に示すように
門扉周辺の映像が入力操作部映像VDINとして映し出
され、これによりオペレータは門扉の所定位置に複数、
例えば8つのマーク表示MK11〜MK18を設定でき
る。
【0040】またこの実施例の場合、左側門柱52A及
び左側開閉扉53A上にはマーク表示MK11、MK1
2、MK13及びMK14が左から右に一列に設定され
ていると共に、右側の開閉扉53B及び門柱52B上に
マーク表示MK15、MK16、MK17及びMK18
が横一列に設定されている。マーク表示MK11、MK
12、MK13、MK14、MK15、MK16、MK
17及びMK18にはそれぞれ呼掛け語「開」、
「け」、「ご」、「ま」、「開」、「け」、「ご」及び
「ま」が予め割り当てられており、かくしてオペレータ
は呼掛け語「開けごま」を2回門扉に向かつて呼び掛け
るように順次マーク表示MK11、MK12、MK1
3、MK14、MK15、MK16、MK17及びMK
18の位置に順次手を置いて行く。
【0041】このときCPU36はオペレータが表示マ
ークMK11、MK12、MK13、MK14、MK1
5、MK16、MK17及びMK18に対応する位置に
順次手を置くごとに、当該表示マークの映像部分の明る
さが順次明るくなることによりこれをマーク操作情報レ
ジスタRG2に取り込むと共に、判定基準値データレジ
スタRG3の判定基準値と比較することによつて判定結
果レジスタRG4に判定結果を取り込んで行く。その結
果入力操作パターンレジスタRG5に、「開けごま」、
「開けごま」の呼掛け語が入力されたことを表す入力操
作パターン、すなわち表示マークの番号の配列MK11
−MK12−MK13−MK14−MK15−MK16
−MK17−MK18でなるパターンで入力操作がされ
たことを表すデータが記憶される。CPU36はこのデ
ータを用いて次に基準入力操作パターンレジスタRG6
に入力された基準入力操作パターンと一致するか否かの
判定をする。
【0042】一致したときCPU36は制御信号発生部
40に応動指令信号INST2を与えることにより開閉
扉53A及び53Bを施錠又は解錠するために設けられ
ているオートロツク機構を応動動作部41として動作さ
せることにより当該ロツク機構を解除し、かくして開閉
扉53A及び53Bをオペレータが開くことができるよ
うにする。
【0043】以上の構成によれば、オペレータが、住宅
の門扉に予め決められた所定の位置に所定の順序で手を
置く操作をするだけでオペレータが電子ロツクの解除を
操作入力したことを確実に判定して電子ロツクを解除す
ることができ、かくするにつきオペレータの操作入力手
段となる門扉からスイツチ操作専用の信号線や電源線を
布設する必要性をなくし得る。
【0044】なお上述の実施例においては、表示マーク
に対応して手を置く位置及び順序をCPU36がマスタ
パターン設定モードにおいて学習情報を用いて入力する
ようにしたが、これに代え、オペレータがキー入力ボー
ド39を用いて入力するようにしても上述の場合と同様
の効果を得ることができる。また上述の実施例において
は、8つのマーク表示の位置に手を置いたか否かを1つ
ずつ判定するようにした場合について述べたが、これに
代え、2つずつすなわち「開」及び「け」の組と、
「ご」及び「ま」の組とに分けてそれぞれの組について
異常を検知させるようにしても良い。
【0045】さらに基準入力操作パターンとして操作入
力時間の長短に組み合わせることにより、「開」、
「ー」、「け」、「ご」、「ま」、「ー」のように
「開」及び「ま」の位置の操作を他の位置の操作と比較
して長くするように選定しても良い。また上述の実施例
においては、8つの表示マークMK11〜MK18を一
組として門扉上に設けるようにした場合について述べた
が、表示マークの個数を1個にすると共に、表示マーク
の操作時間の長短を変更することによりコード化したよ
うなマーク操作情報をマーク操作情報レジスタRG2に
取り込ませるようにしても良い。
【0046】また上述の実施例において、いずれかのマ
ーク表示位置について入力操作部映像VDINに変化が
生じたとき、テレビジヨンカメラ11のケース表面又は
キー入力ボード39のケース表面にLEDを点燈表示
し、又はブザー表示することなどにより、現在正常な読
込み動作中であることをオペレータに報知するようにし
ても良い。
【0047】(3)看護装置 この実施例は本発明を例えば病院等において使用できる
看護装置に適用した場合を示すもので、この場合患者の
枕元に図6に示すように、複数枚例えば12枚の短冊5
5を配列してなる伝言板56が入力操作部12として置
かれ、当該伝言板56をテレビジヨンカメラ11が撮像
することにより短冊55の映像がビデオ信号VDとして
取り込まれる。この場合各短冊55の例えば下方部分に
は表示マークMK31、MK32……MK42に対応す
るマーク領域が設定され、患者が伝言板56上の1枚の
短冊を選定して手をかざしたとき、対応する表示マーク
の明るさが変化することにより患者が選定した短冊に対
応するマーク操作情報がマーク操作情報レジスタRG2
に取り込まれる。
【0048】ここで12枚の各短冊55には患者の伝言
が予め書かれており、例えばマーク表示MK31の短冊
55には「死にたい」の語が書かれており、以下同様に
してマーク表示MK32の短冊55に「生きたい」、マ
ーク表示MK33の短冊に「痛い」、マーク表示MK3
4の短冊に「看護婦Aさん」、マーク表示MK35の短
冊に「つきそい」、マーク表示MK36の短冊に「母ち
やん」、マーク表示MK37の短冊に「腹へつた」、マ
ーク表示MK38の短冊に「おむつ」、マーク表示MK
39の短冊に「先生」、マーク表示MK40の短冊に
「風呂」、マーク表示MK41の短冊に「テレビジヨン
オン」、マーク表示MK42の短冊に「テレビジヨンオ
フ」の語がそれぞれ書かれており、患者は当該伝言文を
読んで伝言したい内容を選択するようになされている。
【0049】以上の構成において、CPU36は、マー
ク表示MK31〜MK42のうちの1つに明るさの変化
があると、当該明るさが変化したマーク表示に書かれて
いる短冊の内容に対応する応動指令信号INST2を制
御信号発生部40に送出し、これにより応動動作部41
によつて患者の伝言内容に対応する応動処理ができるよ
うになされている。例えばマーク表示MK35の短冊が
指定されているとき、CPU36は当該短冊に記載され
ている「つきそい」への伝言が発せられたと判断して、
制御信号発生部40を介して応動動作部41の一部とし
て「つきそい」室のブザーを鳴らすことにより患者の伝
言を知らせる。
【0050】またマーク表示MK39に明るさの変化が
生じたことを検出すると、CPU36は当該短冊に記載
されている伝言は「先生」に対するものであると判断し
て制御信号発生部40を介して応動動作部41の一部の
構成として当該患者の担当医を検索し、例えば担当医局
の部屋のテレビジヨン表示画面上に「××先生○○室の
△△さんがお呼びです」のメツセージ表示を表示させ
る。なおこれと共にテレビジヨンカメラ11によつて患
者の病室を映し出すようにしても良い。上述の構成によ
れば、患者の多様な伝言をテレビジヨンカメラの映像と
して操作入力装置1に取り込むことができることによ
り、患者の病状に適応した看護をすることができ、例え
ば重病人等のように目が離せない状態になつているとき
であつても患者が僅かにでも手、腕を動かすことができ
れば適確に伝言を操作入力することができる。
【0051】なお上述の実施例においては、1枚の伝言
板を入力操作部12としてその映像をテレビジヨンカメ
ラ11によつて取り込むようにしたが、複数の伝言板を
それぞれ対応する複数のテレビジヨンカメラ11によつ
て撮像して選択的にビデオ信号VDとして取り込むよう
にすれば、当該複数の伝言板を枕元に置く複数の患者に
ついての看護を確実になし得る。また上述の実施例にお
いては、患者の病室に設置したテレビジヨンカメラ11
によつて撮像したビデオ信号VDをモニタ16に常時映
出するようにした実施例について述べたが、例えばプラ
イバシーの問題として必要な場合には、モニタ16には
表示しないようにしても良く、このようにしてもCPU
36はマーク位置情報メモリ31に設定された表示マー
クMK31〜MK42のマーク位置情報に基づいて短冊
への操作入力を確実に読み取ることができる。
【0052】(4)車載ドアロツク装置 図7は本発明を自動車のドアを電子的にロツク/アンロ
ツクする車載ドアロツク装置に適用した場合を示し、こ
の場合操作入力装置1は図1の構成に加えて人が自動車
に近づいて来たときこれを感知して操作入力装置1に対
する電源を投入することにより、テレビジヨンカメラ1
1によつて撮像された入力操作部12のビデオ信号VD
を画像情報メモリ27に取り込む処理を開始する。ここ
でCPU36は表示画面16A上の所定位置に設けられ
ている初期設定用マーク表示MK50に対応するビデオ
データに基づいて基準値データを演算して判定基準値デ
ータレジスタRG3に書き込んだ後、複数のマーク表示
MK51〜MK54について所定の基準入力操作パター
ンで明るさの変化が発生するか否かを監視し、当該基準
入力操作パターンと同じパターンで明るさの変化が生じ
たときオペレータが自動車のドアをロツク解除すること
を操作入力したと判断して制御信号発生部40を介して
応動動作部41を構成する電子ロツク装置を解除動作さ
せる。
【0053】これに対してドアのロツクをしたい場合に
は複数のマーク表示MK51〜MK54に対する操作パ
ターンとしてドアロツク解除時とは異なるパターン(又
は同じパターン)を予め基準入力操作パターンレジスタ
に設定しておくことにより、当該ドアロツク基準入力操
作パターンと同じ入力操作パターンでオペレータが入力
操作をしたとき、CPU36が制御信号発生部40を介
して応動動作部41を構成する電子ロツク装置をロツク
動作させる。以上の構成によれば、車載ドアをロツク/
アンロツクするにつき、キーを用いた操作をしないで済
む。
【0054】なお上述の実施例においては、テレビジヨ
ンカメラ11及びモニタ16を車載ドアロツク装置専用
に設けた場合について述べたが、ナビゲーシヨン、左右
及び後方の安全確認のために設けたテレビジヨンカメラ
及びモニタ等を兼用するようにしても上述の場合と同様
の効果を得ることができる。
【0055】(5)キーボード装置 図8は本発明を電子楽器としてのキーボード装置に適用
した場合を示し、この場合演奏者となるオペレータがキ
ーボード装置の鍵盤60上に手を置くことにより操作入
力情報を入力しようとする場合で、この場合鍵盤60を
構成する白鍵及び黒鍵の操作位置にマーク表示MK61
〜MK73を設定する。オペレータが鍵盤を演奏するこ
とによりマーク表示MK61〜MK73の1つ又は複数
に明るさの変化が生ずると、CPU36は当該入力操作
パターンを基準入力操作パターンレジスタRG6の基準
入力操作パターンと比較してオペレータによつて指定操
作されたキーの音高を判断し、当該判断結果を表す応動
指令信号INST2を制御信号発生部40に与えること
により応動動作部41を構成する楽音信号発生装置を駆
動させることにより対応する音高の楽音を発生させる。
【0056】以上の構成によれば、多数の鍵盤が選択的
に演奏操作されたとき、その音高を確実に判断すること
ができ、かくするにつき各キーに対してキースイツチを
設ける必要がないことにより、専用の信号ライン及び電
源ラインが必要にならない分、入力操作部12としての
鍵盤60の構成を一段と簡易化し得る。なお上述の実施
例においては、通常の大きさのキーボード装置の鍵盤を
直接テレビジヨンカメラ11によつて撮像するようにし
た場合について述べたが、鍵盤60の大きさはこれに限
らず種々の大きさにし得る。例えば小さいキーボードの
図形を用いる場合には、顕微鏡等で拡大した入力操作部
映像VDINをビデオ信号VDとして取り込むようにす
ることにより、極端に小さい鍵盤であつてもその演奏操
作入力を適確に判定することができる。
【0057】これとは逆に例えば小学校の校庭に作つた
大きいキーボードの図形を例えば校舎の屋上からテレビ
ジヨンカメラ11によつて撮像するようにすれば、児童
がキーボードの図形上に乗つたときこれをマーク表示M
K61〜MK73の明るさの変化として検出して対応す
る楽音を発生させることができる。またキーボードの図
形を設置する場所は通常の電子楽器のようにオペレータ
の手元に横長に置く場合に限らず、例えば壁に模擬的に
キーボードの図形を描いてその各鍵に指を置くような操
作をするようにしても、上述の場合と同様にして演奏操
作に対応した楽音を確実に発生させることができる。ま
た上述の実施例においては、鍵盤60の各鍵の形状及び
配列を電子楽器のキーボード装置と同じものを適用した
場合について述べたが、キーボード装置の形状ないし各
鍵の形状はこれに限らず自由な形状に選定でき、要は各
鍵に対応するマーク表示を設定するようにすれば上述の
場合と同様のキーボード装置を実現できる。
【0058】(6)パネルスイツチ装置 図9は本発明をパネルスイツチ装置に適用した場合を示
すもので、表示画面16Aには入力操作部映像VDIN
としてパネルスイツチ61が映出されており、パネルス
イツチ61を構成するキートツプにそれぞれマーク表示
MK81〜MK92が設けられている。かくして入力操
作部12を構成するパネルスイツチ61の各キートツプ
に対応するマーク表示MK81〜MK92に対応するマ
ーク領域を例えば懐中電灯等で照射することによつてあ
る一定時間以上明るさの変化を与え続けたとき、CPU
36は当該スイツチが入力操作されたものと判定して制
御信号発生部40を介して応動動作部41を形成するパ
ネルスイツチ出力装置を駆動させる。
【0059】以上の構成によれば、オペレータが操作入
力したスイツチに対応するスイツチ出力を確実に発生す
ることができ、かくするにつきパネルスイツチ61の各
キーについてそれ専用の信号ラインや電源ラインを用意
する必要がなく、この分簡易な構成のパネルスイツチ装
置を実現できる。なお上述の実施例においては、通常の
構成のパネルスイツチ61を入力操作部12として用い
てテレビジヨンカメラ11によつて撮像するようにした
が、上述のキーボード装置の場合と同様にしてパネルス
イツチ61として極端に小さい図形、極端に大きい図形
を用いても操作入力に対応する出力を確実に発生できる
と共に、パネルスイツチ61の設置場所を壁にしたり、
各キーの形状を種々の形状に変形するようにしても上述
の場合と同様の効果を得ることができる。
【0060】(7)キー入力装置 図10及び図11は本発明をキー入力装置に適用した場
合を示すもので、表示画面16Aには入力操作部映像V
DINとして多数のキー入力スイツチの配列(例えばパ
ソコン用キーボード)が映出されている。キー入力スイ
ツチ63のキートツプの映像部分にはそれぞれマーク表
示MK100が形成され、かくして各キートツプにペン
状の指示棒64を当てたときマーク表示MK100内の
明るさがキートツプの明るさから指示棒64の明るさに
変化するようになされている。
【0061】この実施例の場合キー入力装置65は図1
0に示すように、平面状の支持台66に前後方向に傾斜
できるように支持された支持脚67の上端にテレビジヨ
ンカメラ11が回動調整できるように装着されている。
支持台66上には、表面にキー入力スイツチ63の配列
を例えば印刷によつて表示してなるキー入力スイツチ表
示シート68が貼り付けられており、このキー入力スイ
ツチ表示シート68をテレビジヨンカメラ11が撮像す
ることにより得られる映像信号VDを操作位置判定部1
0(図1)のモニタ16の表示画面16A上に表示す
る。
【0062】以上の構成において、オペレータはマーク
設定モードMD1(図3)において各キー入力スイツチ
63のキートツプの表示に対してそれぞれマーク表示M
K100を設定した後、初期データ取込モードMD2に
おいて指示棒64をキー入力スイツチ表示シート68上
のキートツプ表示に押し当てる。このとき指示棒64の
先端部に設けられている入力スイツチがクリツク動作す
ることにより当該押し当てた状態において表示画面16
A上のマーク表示MK100内の明るさ情報を初期デー
タとして操作位置判定部10内に取り込むことにより判
定基準値を保存させる。
【0063】その後設定モードから監視モードに切り換
えられると、オペレータによつて指示棒64が押し当て
られたキートツプ部分に対応するマーク表示MK100
の明るさが変化することにより、当該キートツプがオペ
レータによつて操作されたキートツプに割り当てられた
コードをもつ操作入力データが操作位置判定部10によ
つて形成される。
【0064】ここでオペレータは所望のキー入力スイツ
チ63を指示棒64によつて指示しようとする場合、指
示棒64の先端が当該所望のキー入力スイツチ63のキ
ートツプに当接した状態になつたとき、指示棒64の先
端部分、中間部分、根元部分などがテレビジヨンカメラ
11によつて撮像されることにより、当該先端部分中間
部分及び根元部分などによつて隠されてテレビジヨンカ
メラ11によつて撮像できなくなるキー入力スイツチ6
3が生じ、かくして指示棒64の先端部、中間部、根元
部などに隠されたキー入力スイツチのマーク表示からも
操作されたことを表す操作入力信号が得られる結果にな
る。
【0065】この実施例の場合、操作位置判定部10は
オペレータが右手で指示棒64をもつているときには、
操作入力情報が得られているキー入力スイツチ63のう
ち最も左側に位置するキー入力スイツチが操作されたも
のとして、対応するコードデータを有意な操作入力デー
タとして送出する。例えば図11において斜線を付して
示すように、オペレータが指示棒64を右手に把持して
入力操作することにより、「5」キー、「6」キー、
「Y」キー、「U」キー、「H」キー、「J」キー及び
「スペース」キーが指示棒64によつて隠された場合に
は、操作位置判定部10は最も左側に位置する「5」キ
ーを現在操作されたキーであると判断して対応する操作
入力データを送出する。
【0066】実際上操作位置判定部10のかかる判断
は、指示棒64が映出された表示マークMK100のう
ち、x座標値(図2)として最小値をもつマーク表示M
K100を選定することによつて実行される。これに対
してオペレータが指示棒64を左手で把持して入力操作
をしたときには、指示棒64によつて隠されたキーのう
ち最も右側に位置するキー、すなわちx座標値が最大の
マーク表示MK100から得られる操作情報が有意情報
として操作位置判定部10において選択される。
【0067】以上の構成によれば、表示画面16A上に
設定された複数のマーク表示MK100のうち、複数の
マーク表示MK100が入力操作されたとき、その位置
関係に基づいて1つのマーク表示から得られる情報だけ
を有意情報として判定するようにしたことにより、操作
入力情報を確実に得ることができる。かくするにつき、
多数のキースイツチを配列してなる比較的複雑な構造の
キーボードを用意する必要性をなくし得る。なお上述の
実施例においては、1本の指示棒64を設けた場合につ
いて述べたが、左手用及び右手用の2本の指示棒を設け
るようにしても上述の同様の効果を得ることができる。
【0068】また上述の実施例においては、1つのマー
ク表示MK100を選定するにつき、x座標軸を基準に
して選定するようにしたが、これに代え、y座標軸、又
はx及びy座標軸を基準にして選定するようにしても良
い。さらに上述の実施例においては、キー入力スイツチ
表示シート68を1枚だけ用いるようにした場合につい
て述べたが、異なる種類の複数枚のシートを予め用意し
ておき、各シートに表示されているキーの位置に対応す
るマークを予め操作位置判定部10のメモリにストアし
ておき、シート選択スイツチを用いて現在使用されてい
るシートをシート選択スイツチにより選択することによ
りメモリに記憶されているデータのうち対応するデータ
を読み出すようにしても良い。
【0069】このようにすれば、単にキー入力スイツチ
表示シート68を交換するだけの簡易な操作によつて多
書類のキー入力操作を構成することができる。この場合
シート選択スイツチとしては、ハード的なスイツチを用
いたり、各キー入力スイツチ表示シート68にその種別
を表すマークを印刷しておくようにする等、種々の構成
を適用し得る。上述の実施例の場合、指示棒64はその
先端に押圧されたとき動作するスイツチを有し、そのス
イツチ出力によつてキー入力情報を読み込むようにした
が、当該指示棒64のスイツチに代えて、別途フツトス
イツチなどのように他の入力操作によつて動作するスイ
ツチを用いるようにしても良い。
【0070】さらに上述の実施例においては、テレビジ
ヨンカメラ11によつて撮像したキー入力スイツチ表示
シート68の映像をモニタ16上には表示しないように
した場合について述べたが、これに代え、当該キー入力
スイツチ表示シート68の映像をモニタ16に表示して
オペレータが当該表示を確認しながら入力操作をできる
ようにしても良い。この場合、モニタ16の表示画面の
うち特定のエリア例えば中央部に写真等の情報源を撮像
すると共に、他の部分例えば画面の下部又は右端部にキ
ー入力スイツチ36を撮像するようにし、当該画面の特
定のエリアだけをメモリにストアしたり、電話回線を利
用して送信するようにしても良い。
【0071】さらに指示棒64として、先端にLEDを
取り付けたり、ライトガイド(オプチカルフアイバ)を
設けたりすることにより、指示棒64の先端を発光させ
たり、又は逆に黒くしたりすることにより、操作された
マーク表示MK100の明るさの変化を大きくし、これ
により操作の有無を明確に読み取り得るようにしても良
い。さらに支持台66上に貼り付けられるキー入力スイ
ツチ表示シート68を下側から照明し、その透過光をテ
レビジヨンカメラ11で撮像したり、キー入力スイツチ
63の各スイツチ表示のうち一部分(例えば中央部)を
反射材料で構成しかつ残る部分を透過材料で構成するよ
うにし、かくして操作の有無を明確に判別できるように
しても良い。
【0072】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、入力操作
部をテレビジヨンカメラによつて撮像して得られるビデ
オ信号のうち、所定の入力操作位置に対応する位置にマ
ーク表示を設定して当該マーク表示に対応するマーク領
域に明るさの変化が生じたときこれをオペレータによる
入力操作であると判定するようにしたことにより、入力
操作部からそれ専用の信号ラインや電源ラインを布設す
る必要がない分、全体として簡易な構成の操作入力装置
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による操作入力装置の一実施例を
示すブロツク図である。
【図2】図2はそのビデオ信号の画面内容を表す表示画
面を示す正面図である。
【図3】図3は明るさデータ処理ルーチンを示すフロー
チヤートである。
【図4】図4は図1のワークメモリの詳細構成を示す図
表である。
【図5】図5は第1実施例として電子錠装置の入力操作
部を表す表示画面16Aを示す正面図である。
【図6】図6は第2実施例として看護装置の入力操作部
を表す表示画面16Aを示す正面図である。
【図7】図7は第3実施例として車載ドアロツク装置の
入力操作部を表す表示画面16Aを示す正面図である。
【図8】図8は第4実施例としてキーボード装置の入力
操作部を表す表示画面16Aを示す正面図である。
【図9】図9は第5実施例としてパネルスイツチ装置の
入力操作部を表す表示画面16Aを示す正面図である。
【図10】図10は第6実施例としてキー入力装置65
の全体構成を示す斜視図である。
【図11】図11は図10の表示画面16Aを示す正面
図である。
【符号の説明】
1……操作入力装置、10……操作位置判定部、11…
…テレビジヨンカメラ、12……入力操作部、13……
ビデオデータ入力部、14……タイミング制御部、15
……表示制御回路、16……モニタ、27……画像情報
メモリ、31……マーク位置情報メモリ、36……CP
U、38……ワークメモリ、39……キー入力ボード、
40……制御信号発生部、41……応動動作部、63…
…キー入力装置、64……指示棒、68……キー入力ス
イツチ表示シート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オペレータが入力操作する入力操作部と、 上記入力操作部の操作面を撮像するテレビジヨンカメラ
    と、 上記テレビジヨンカメラから得られるビデオ信号が表す
    上記入力操作部の映像のうち、オペレータの操作位置に
    対応する部分にスーパインポーズするように設定したマ
    ーク領域に対応する明るさデータを抽出し、当該抽出し
    た明るさデータに基準値を超える変化が生じたとき対応
    する上記操作位置がオペレータによつて操作されたと判
    定する操作位置判定部とを具えることを特徴とする操作
    入力装置。
JP26656392A 1991-10-04 1992-09-08 操作入力装置 Pending JPH05303467A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28396491 1991-10-04
JP3-283964 1991-10-04

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