JPH05303376A - トレンドグラフ表示装置 - Google Patents
トレンドグラフ表示装置Info
- Publication number
- JPH05303376A JPH05303376A JP4109917A JP10991792A JPH05303376A JP H05303376 A JPH05303376 A JP H05303376A JP 4109917 A JP4109917 A JP 4109917A JP 10991792 A JP10991792 A JP 10991792A JP H05303376 A JPH05303376 A JP H05303376A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signals
- display
- graph
- arbitrary
- file
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Indicating Measured Values (AREA)
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、複数のファイルから必要な信号のみ
をグループ化し異常解析を容易にすることを図る。 【構成】収集された複数の信号をグラフ化して表示する
ものにおいて、監視対象として収集された信号が保存さ
れる監視データファイル2と、収集された複数の信号の
中から任意の信号の組合わせによる任意グラフを表示す
るためのデータが格納される任意グラフファイル3と、
任意グラフファイル3に格納する信号の情報が登録され
る任意グラフ登録手段と、任意グラフ登録手段によって
登録された情報に基づいて、その情報に該当する信号
を、監視データファイル2から読出して任意グラフ表示
用ファイル3に格納するデータ収集タスクと、任意グラ
フ表示用ファイル3に格納されたデータを読出して任意
グラフを表示させる表示タスクとを具備してなる。
をグループ化し異常解析を容易にすることを図る。 【構成】収集された複数の信号をグラフ化して表示する
ものにおいて、監視対象として収集された信号が保存さ
れる監視データファイル2と、収集された複数の信号の
中から任意の信号の組合わせによる任意グラフを表示す
るためのデータが格納される任意グラフファイル3と、
任意グラフファイル3に格納する信号の情報が登録され
る任意グラフ登録手段と、任意グラフ登録手段によって
登録された情報に基づいて、その情報に該当する信号
を、監視データファイル2から読出して任意グラフ表示
用ファイル3に格納するデータ収集タスクと、任意グラ
フ表示用ファイル3に格納されたデータを読出して任意
グラフを表示させる表示タスクとを具備してなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種プラント設備、公
共施設等における監視装置に係り、さらに詳しくは任意
のグラフからなるトレンドグラフを表示させることので
きるトレンドグラフ表示装置に関する。
共施設等における監視装置に係り、さらに詳しくは任意
のグラフからなるトレンドグラフを表示させることので
きるトレンドグラフ表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種のプラント設備の監視、ビルの防犯
網、水道設備、トンネル設備等の監視では、複数種類の
監視信号を一つにまとめてグループを形成し、そのグル
ープ単位で信号の収集周期を設定している。そして収集
した監視信号を、そのグループ単位でファイルへ保存し
ている。
網、水道設備、トンネル設備等の監視では、複数種類の
監視信号を一つにまとめてグループを形成し、そのグル
ープ単位で信号の収集周期を設定している。そして収集
した監視信号を、そのグループ単位でファイルへ保存し
ている。
【0003】また上記監視対象で異常等が発生したため
に監視信号の比較,解析の必要が生じたときには、上記
グループ化されている複数の監視信号の各トレンドグラ
フを、CRTに同時に表示するようにしている。
に監視信号の比較,解析の必要が生じたときには、上記
グループ化されている複数の監視信号の各トレンドグラ
フを、CRTに同時に表示するようにしている。
【0004】このトレンドグラフは、オペレータが常時
信号を監視していなくても、監視信号が過去にどのよう
に変化していたのかを詳細に分析することができ、信号
の比較及び解析等に役立つ。
信号を監視していなくても、監視信号が過去にどのよう
に変化していたのかを詳細に分析することができ、信号
の比較及び解析等に役立つ。
【0005】複数の監視信号をグループ化して一つにま
とめる場合、例えば、信号8点分を1グループとする
と、監視信号の収集、収集周期、収集した信号のファイ
ルへの保存、収集した信号をファイルから読出しCRT
へ出力するタイミング等の全ての処理をグループ単位で
扱うことになる。
とめる場合、例えば、信号8点分を1グループとする
と、監視信号の収集、収集周期、収集した信号のファイ
ルへの保存、収集した信号をファイルから読出しCRT
へ出力するタイミング等の全ての処理をグループ単位で
扱うことになる。
【0006】このようなグループ単位での処理を行うの
は、トレンドグラフとなる監視信号を監視装置に取り入
れる前に、ペン記録計により監視信号のトレンドデータ
の記録を行っているからである。
は、トレンドグラフとなる監視信号を監視装置に取り入
れる前に、ペン記録計により監視信号のトレンドデータ
の記録を行っているからである。
【0007】一般のペン記録計は、複数のペンから構成
されており、記録計単位で収集信号及び収集周期が決め
られている。また1つのペン記録計ではペン数が足りな
い場合には、複数のペン記録計を用意し、監視する信号
の目的別に応じてグループ単位でのデータ収集、異常時
のデータ解析を行えるようにしている。
されており、記録計単位で収集信号及び収集周期が決め
られている。また1つのペン記録計ではペン数が足りな
い場合には、複数のペン記録計を用意し、監視する信号
の目的別に応じてグループ単位でのデータ収集、異常時
のデータ解析を行えるようにしている。
【0008】監視装置では、上記構成のペン記録計で描
かれたトレンドグラフのイメージを取り入れているた
め、1個のペン記録計がそのままグループという概念で
構成されている。この様な構成と採ることにより、ペン
記録計で得られたトレンドグラフのイメージを、そのま
まCRT上に置き換えて監視できることなる。
かれたトレンドグラフのイメージを取り入れているた
め、1個のペン記録計がそのままグループという概念で
構成されている。この様な構成と採ることにより、ペン
記録計で得られたトレンドグラフのイメージを、そのま
まCRT上に置き換えて監視できることなる。
【0009】以上のように監視信号をグループ化するこ
とにより、異常発生後の解析時に、監視信号を1回の表
示でCRT上に表示することができる。また同じ目的の
信号を状況に合わせて収集周期を変更したり、ファイル
操作する場合に、余計なデータをアクセスする必要がな
くなり、効率的なデータの書き込み、読出しが可能とな
る。監視信号のグループ化は上記のような利点がある
が、場合に因ってはそのグループ化が返って操作の簡素
化,解析の効率化を妨げることがある。
とにより、異常発生後の解析時に、監視信号を1回の表
示でCRT上に表示することができる。また同じ目的の
信号を状況に合わせて収集周期を変更したり、ファイル
操作する場合に、余計なデータをアクセスする必要がな
くなり、効率的なデータの書き込み、読出しが可能とな
る。監視信号のグループ化は上記のような利点がある
が、場合に因ってはそのグループ化が返って操作の簡素
化,解析の効率化を妨げることがある。
【0010】例えば、複数種類の監視信号を1グループ
でまとめらることができず、異常発生時の種類、状況に
応じて解析する信号が異なるような場合である。このよ
うな場合には、必要に応じて異なるグループのトレンド
グラフを繰り返しCRT上に表示させなければならず、
異常解析、特に信号の比較などが難しくなる。
でまとめらることができず、異常発生時の種類、状況に
応じて解析する信号が異なるような場合である。このよ
うな場合には、必要に応じて異なるグループのトレンド
グラフを繰り返しCRT上に表示させなければならず、
異常解析、特に信号の比較などが難しくなる。
【0011】この様な場合、従来は、必要な監視信号が
各々含まれた複数のグループを、ハードコピーにとり、
その各ハードコピーを重ねて透かして見ることによって
信号の比較を行っていた。
各々含まれた複数のグループを、ハードコピーにとり、
その各ハードコピーを重ねて透かして見ることによって
信号の比較を行っていた。
【0012】また、監視する複数の信号をグループ化し
ていることから、それらの信号はグループ単位でのファ
イル管理となっており、それぞれのグループが独立した
ものとなっている。そのため、ある信号を記録している
特定のペンだけを、他のグループへ移動させるようなこ
ともできなかった。
ていることから、それらの信号はグループ単位でのファ
イル管理となっており、それぞれのグループが独立した
ものとなっている。そのため、ある信号を記録している
特定のペンだけを、他のグループへ移動させるようなこ
ともできなかった。
【0013】特定のペンを他のグループへ移動させる場
合は、移動先のグループに監視したい信号を記録するペ
ンを登録し、そのグループに現在登録されているペンを
削除するという方式が考えられる。しかしこの方式で
は、それまでに収集していた信号が削除されることにな
るので、異常発生の後に解析には対処することができな
いことになる。
合は、移動先のグループに監視したい信号を記録するペ
ンを登録し、そのグループに現在登録されているペンを
削除するという方式が考えられる。しかしこの方式で
は、それまでに収集していた信号が削除されることにな
るので、異常発生の後に解析には対処することができな
いことになる。
【0014】また、異なるグループの複数の監視信号を
解析する場合、従来の装置はグループ単位のファイル管
理となっているため、複数のファイルから必要な信号の
みを読込んで表示する操作が難しくなるという問題があ
った。また、グループの異なる複数の信号を解析する場
合には、複数のファイルをアクセスすることになり、C
RTに表示されるまでに時間がかかっていた。
解析する場合、従来の装置はグループ単位のファイル管
理となっているため、複数のファイルから必要な信号の
みを読込んで表示する操作が難しくなるという問題があ
った。また、グループの異なる複数の信号を解析する場
合には、複数のファイルをアクセスすることになり、C
RTに表示されるまでに時間がかかっていた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のト
レンドグラフ表示装置は、監視内容によっては異なるグ
ループを繰返し表示して信号比較及び解析を行わなけれ
ばならず、また複数のファイルから必要な信号を取り出
して表示しなければならないことから、複雑で煩雑な処
理が要求され表示速度も遅くなるという問題があった。
レンドグラフ表示装置は、監視内容によっては異なるグ
ループを繰返し表示して信号比較及び解析を行わなけれ
ばならず、また複数のファイルから必要な信号を取り出
して表示しなければならないことから、複雑で煩雑な処
理が要求され表示速度も遅くなるという問題があった。
【0016】本発明は、異常が発生した後であっても、
簡単な操作で短時間のうちに必要な信号のみを抽出して
グループ化でき、そのグループ化されたトレンドグラフ
をCRT上に表示でき、異常時の解析を容易に行うこと
のできるトレンドグラフ表示装置を提供することにあ
る。
簡単な操作で短時間のうちに必要な信号のみを抽出して
グループ化でき、そのグループ化されたトレンドグラフ
をCRT上に表示でき、異常時の解析を容易に行うこと
のできるトレンドグラフ表示装置を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のトレンドグラフ表示装置は、監視対象とし
て収集された複数の各信号が保存される監視データファ
イルと、前記収集された複数の信号の中から任意の信号
の組合わせによる任意グラフを表示するためのデータが
格納される任意グラフファイルと、前記任意グラフファ
イルに格納する信号の情報が登録される任意グラフ登録
手段と、前記任意グラフ登録手段によって登録された情
報に基づいて、その情報に該当する信号を、前記監視デ
ータファイルから読出して前記任意グラフファイルに格
納するデータ収集タスクと、前記任意グラフファイルに
格納されたデータを読出して任意グラフを表示させる表
示タスクとを具備してなるものとした。
に、本発明のトレンドグラフ表示装置は、監視対象とし
て収集された複数の各信号が保存される監視データファ
イルと、前記収集された複数の信号の中から任意の信号
の組合わせによる任意グラフを表示するためのデータが
格納される任意グラフファイルと、前記任意グラフファ
イルに格納する信号の情報が登録される任意グラフ登録
手段と、前記任意グラフ登録手段によって登録された情
報に基づいて、その情報に該当する信号を、前記監視デ
ータファイルから読出して前記任意グラフファイルに格
納するデータ収集タスクと、前記任意グラフファイルに
格納されたデータを読出して任意グラフを表示させる表
示タスクとを具備してなるものとした。
【0018】
【作用】本発明のトレンドグラフ表示装置では、解析に
必要な信号の情報が任意グラフ登録手段から入力される
と、該当する信号がデータ収集タスクによって監視デー
タファイルから読出されて任意グラフファイルへ格納さ
れる。そして任意グラフファイルに格納されたデータ
が、表示タスクによって読出されて画面上にグラフ化さ
れて表示される。
必要な信号の情報が任意グラフ登録手段から入力される
と、該当する信号がデータ収集タスクによって監視デー
タファイルから読出されて任意グラフファイルへ格納さ
れる。そして任意グラフファイルに格納されたデータ
が、表示タスクによって読出されて画面上にグラフ化さ
れて表示される。
【0019】従って、異常が発生した後に、解析に必要
な信号だけを監視データファイルの中から任意に選択し
てグループを構成することで、信号の変化や比較をグル
ープの表示を複数、切り替えることなく、最初から必要
なペンのみでグループ化される。
な信号だけを監視データファイルの中から任意に選択し
てグループを構成することで、信号の変化や比較をグル
ープの表示を複数、切り替えることなく、最初から必要
なペンのみでグループ化される。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1には、本発明の一実施例に係る
トレンドグラフ表示装置のハードウェアの構成が示され
ている。
しながら説明する。図1には、本発明の一実施例に係る
トレンドグラフ表示装置のハードウェアの構成が示され
ている。
【0021】本実施例のトレンドグラフ表示装置は、デ
ータ収集タスク及び表示タスクを含む各種のタスクを動
作させるCPU1と、監視対象となる信号が保存される
スキャンデータメモリ2と、グループ化された任意グラ
フ表示用のデータが格納されるハードディスク3と、デ
ータ収集タスクと表示タスクのインターフェースに用い
られるRAM4と、表示タスクの出力先となるCRT5
とを備えている。
ータ収集タスク及び表示タスクを含む各種のタスクを動
作させるCPU1と、監視対象となる信号が保存される
スキャンデータメモリ2と、グループ化された任意グラ
フ表示用のデータが格納されるハードディスク3と、デ
ータ収集タスクと表示タスクのインターフェースに用い
られるRAM4と、表示タスクの出力先となるCRT5
とを備えている。
【0022】上記スキャンデータメモリ2は、水の流量
やモータの回転数等を検出する各種の測定機器からの信
号を、それぞれ特定の周期で取り込み、監視対象の信号
として記憶している。
やモータの回転数等を検出する各種の測定機器からの信
号を、それぞれ特定の周期で取り込み、監視対象の信号
として記憶している。
【0023】上記RAM4には、任意グラフ登録手段と
してのペン登録処理によって収集すべき信号の情報が書
き込まれると共に、後述する登録情報が書き込まれるよ
うになっている。この様な情報が書き込まれたRAM4
を、収集タスクが定期的にアクセスして必要な情報を読
出すようになっている。またCRT5には、タッチパネ
ル6が設けられており、CRT画面上のタッチ位置を検
出してCPU1へ出力している。また画面展開や会話入
力時のテンキーを行うときに使用するオペレータズキー
ボード7が設けられている。
してのペン登録処理によって収集すべき信号の情報が書
き込まれると共に、後述する登録情報が書き込まれるよ
うになっている。この様な情報が書き込まれたRAM4
を、収集タスクが定期的にアクセスして必要な情報を読
出すようになっている。またCRT5には、タッチパネ
ル6が設けられており、CRT画面上のタッチ位置を検
出してCPU1へ出力している。また画面展開や会話入
力時のテンキーを行うときに使用するオペレータズキー
ボード7が設けられている。
【0024】上記表示タスクは、任意グラフ表示機能
と、任意グラフ登録手段としてのペン登録処理機能とを
備えている。任意グラフ表示機能は、表示要求があると
RAM4上から表示に必要な信号の情報を読出すと共
に、ハードディスク3から任意グラフ表示用データを読
込み、CRT5へ表示要求を出す機能である。またペン
登録処理機能は、図4に示すペン選択ウィンドウ画面を
表示して登録情報を受け付ける機能である。
と、任意グラフ登録手段としてのペン登録処理機能とを
備えている。任意グラフ表示機能は、表示要求があると
RAM4上から表示に必要な信号の情報を読出すと共
に、ハードディスク3から任意グラフ表示用データを読
込み、CRT5へ表示要求を出す機能である。またペン
登録処理機能は、図4に示すペン選択ウィンドウ画面を
表示して登録情報を受け付ける機能である。
【0025】上記データ収集タスクは、RAM4から収
集する信号の情報を読込み、その情報に基づいてスキャ
ンデータメモリ2上の信号のデータを収集し、収集した
データをハードディスク3へ書き込むように動作する。
集する信号の情報を読込み、その情報に基づいてスキャ
ンデータメモリ2上の信号のデータを収集し、収集した
データをハードディスク3へ書き込むように動作する。
【0026】図3に、表示タスクによる任意グラフ表示
グループの表示例が示されている。本実施例では、1グ
ループで表示できるペン数は8ペン、つまり、8種類の
信号を1グループにグラフ表示できるようになってい
る。
グループの表示例が示されている。本実施例では、1グ
ループで表示できるペン数は8ペン、つまり、8種類の
信号を1グループにグラフ表示できるようになってい
る。
【0027】その表示画面10は、表示対象となってい
る各ペン(信号)に対応したペン情報表示部11−1〜
11−8と、各ペンの収集された信号をグラフ化して表
示するグラフ表示部12と、各種の機能が割り付けられ
たソフトタッチキー13−1〜13−nから構成されて
いる。
る各ペン(信号)に対応したペン情報表示部11−1〜
11−8と、各ペンの収集された信号をグラフ化して表
示するグラフ表示部12と、各種の機能が割り付けられ
たソフトタッチキー13−1〜13−nから構成されて
いる。
【0028】ペン情報表示部11−1〜11−8には、
各ペンに登録されている信号の情報として信号名称や工
学単位等が表示される。またソフトタッチキー13−1
〜13−nは、トレンドグラフの各種の操作を行うため
の操作キーやペン選択ウィンドウ画面を表示させるため
の操作キー等からなる。またペン選択ウィンドウ画面の
構成例を図4に示す。
各ペンに登録されている信号の情報として信号名称や工
学単位等が表示される。またソフトタッチキー13−1
〜13−nは、トレンドグラフの各種の操作を行うため
の操作キーやペン選択ウィンドウ画面を表示させるため
の操作キー等からなる。またペン選択ウィンドウ画面の
構成例を図4に示す。
【0029】このペン選択ウィンドウ画面14は、ソフ
トタッチキー13により任意グラフ表示上にウィンドウ
として表示される。ペン選択ウィンドウ画面14では、
収集タスクにて収集している信号の信号名称15と、会
話ウィンドウ16とが表示される。
トタッチキー13により任意グラフ表示上にウィンドウ
として表示される。ペン選択ウィンドウ画面14では、
収集タスクにて収集している信号の信号名称15と、会
話ウィンドウ16とが表示される。
【0030】会話ウィンドウ16は、新たに登録するペ
ンの番号及びペン選択ウィンドウ内に表示されている信
号名称の属するグループ番号、ペン番号の欄が設けられ
ている。従って、オペレータはキーボード7により、上
記各欄に登録するペンの番号、対応する信号名称の属す
るグループ番号、ペン番号をそれぞれ登録するものとな
る。このウィンドウ画面14により任意のペンに収集タ
スクで収集している信号を登録することができる。次
に、以上のように構成された本実施例の動作について説
明する。先ず、本実施例の基本的な動作について、図2
に示す信号を収集する収集タスクと任意グラフ表示の表
示タスクとの相関図を参照して説明する。
ンの番号及びペン選択ウィンドウ内に表示されている信
号名称の属するグループ番号、ペン番号の欄が設けられ
ている。従って、オペレータはキーボード7により、上
記各欄に登録するペンの番号、対応する信号名称の属す
るグループ番号、ペン番号をそれぞれ登録するものとな
る。このウィンドウ画面14により任意のペンに収集タ
スクで収集している信号を登録することができる。次
に、以上のように構成された本実施例の動作について説
明する。先ず、本実施例の基本的な動作について、図2
に示す信号を収集する収集タスクと任意グラフ表示の表
示タスクとの相関図を参照して説明する。
【0031】本実施例では、収集タスクがRAM4から
収集する信号の情報を読込み、その情報でスキャンデー
タメモリ2上の信号のデータを収集する。そして収集し
たデータをハードディスク3へ書き込む。その後に、表
示要求があると、表示タスクがRAM4上から表示に必
要な信号の情報を読出し、ハードディスク3からデータ
を読込んでCRT5へ表示要求を出す。この結果、ハー
ドディスク3に格納されていた任意グラフが表示され
る。次に、図5,図6を参照して表示タスクのペン登録
処理及びデータ収集タスクの処理について説明する。
収集する信号の情報を読込み、その情報でスキャンデー
タメモリ2上の信号のデータを収集する。そして収集し
たデータをハードディスク3へ書き込む。その後に、表
示要求があると、表示タスクがRAM4上から表示に必
要な信号の情報を読出し、ハードディスク3からデータ
を読込んでCRT5へ表示要求を出す。この結果、ハー
ドディスク3に格納されていた任意グラフが表示され
る。次に、図5,図6を参照して表示タスクのペン登録
処理及びデータ収集タスクの処理について説明する。
【0032】表示タスクは、図3に示すような任意グラ
フ表示グループを表示している間、ある一定周期でペン
選択ウィンドウの表示要求があるかをチェックし(ステ
ップS1)、表示要求があればペン選択ウィンドウを表
示する(ステップS2)。次に、会話入力があるかをチ
ェックし(ステップS3)、入力があった場合は、その
入力された値が正常かをチェックする(ステップS
4)。値が異常な場合は、エラー表示(ステップS5)
を行い、会話入力待ち状態となる。
フ表示グループを表示している間、ある一定周期でペン
選択ウィンドウの表示要求があるかをチェックし(ステ
ップS1)、表示要求があればペン選択ウィンドウを表
示する(ステップS2)。次に、会話入力があるかをチ
ェックし(ステップS3)、入力があった場合は、その
入力された値が正常かをチェックする(ステップS
4)。値が異常な場合は、エラー表示(ステップS5)
を行い、会話入力待ち状態となる。
【0033】入力された値が正常な場合は、ペン選択ウ
ィンドウ画面を介して入力されたグループ番号、ペン番
号をもとに、RAM4の収集用グループ内から登録情報
を読み込む(ステップS6)。読込んだ登録情報をRA
M4の任意グラフ表示グループ内の入力されたペン番号
のエリアへ登録情報を書き込む(ステップS7)。この
時点で、収集タスクへペン登録されたことをRAM4を
使用して通知する(ステップS8)。
ィンドウ画面を介して入力されたグループ番号、ペン番
号をもとに、RAM4の収集用グループ内から登録情報
を読み込む(ステップS6)。読込んだ登録情報をRA
M4の任意グラフ表示グループ内の入力されたペン番号
のエリアへ登録情報を書き込む(ステップS7)。この
時点で、収集タスクへペン登録されたことをRAM4を
使用して通知する(ステップS8)。
【0034】一方、上記ステップS3の会話入力の判定
で入力がない場合は、任意グラフのペン選択を完了する
かチェックする(ステップS9)。ペン選択が完了でな
ければ、会話入力待ち状態となる。
で入力がない場合は、任意グラフのペン選択を完了する
かチェックする(ステップS9)。ペン選択が完了でな
ければ、会話入力待ち状態となる。
【0035】ペン選択完了であれば、完了を収集タスク
へRAM4を使用して通知する(ステップS10)。そ
の後、ペン選択ウィンドウを消去し(ステップS1
1)、登録されたペンのデータをグラフ化して表示する
(ステップS12)。
へRAM4を使用して通知する(ステップS10)。そ
の後、ペン選択ウィンドウを消去し(ステップS1
1)、登録されたペンのデータをグラフ化して表示する
(ステップS12)。
【0036】また、表示タスクでペンを登録していると
きの、収集タスクの動作は以下のようになる。まず、任
意グラフ表示グループでペン登録があったかをチェック
する(ステップT1)。ペン登録があったかは、上記表
示タスクのステップS8での処理で行ったRAM4への
書込みで判断する。
きの、収集タスクの動作は以下のようになる。まず、任
意グラフ表示グループでペン登録があったかをチェック
する(ステップT1)。ペン登録があったかは、上記表
示タスクのステップS8での処理で行ったRAM4への
書込みで判断する。
【0037】ペン登録がない場合は、ステップT3の処
理を行う。ペン登録があった場合は、上記表示タスクの
ステップS7での処理でRAM4に書き込まれたペンの
登録情報に基づいて収集用グループのファイルからデー
タを読込む。1つがペン登録された時点でファイル内の
データを読み込むのは、登録完了してからファイルを読
込むと、読込みに要する待ち時間がかかるからである。
本実施例では、その時間を削減している。
理を行う。ペン登録があった場合は、上記表示タスクの
ステップS7での処理でRAM4に書き込まれたペンの
登録情報に基づいて収集用グループのファイルからデー
タを読込む。1つがペン登録された時点でファイル内の
データを読み込むのは、登録完了してからファイルを読
込むと、読込みに要する待ち時間がかかるからである。
本実施例では、その時間を削減している。
【0038】次に、任意グラフ表示グループでのペン選
択が全て完了したかをチェックする(ステップT3)。
チェックの方法は、上記表示タスクのステップS10の
処理でRAM4を通して行う。ペン選択が完了していな
ければ、処理の先頭に戻る。ペン選択が完了していれ
ば、読出したデータを1つのファイルにして、任意グラ
フ表示グループのファイルへ書き込む(ステップT
4)。
択が全て完了したかをチェックする(ステップT3)。
チェックの方法は、上記表示タスクのステップS10の
処理でRAM4を通して行う。ペン選択が完了していな
ければ、処理の先頭に戻る。ペン選択が完了していれ
ば、読出したデータを1つのファイルにして、任意グラ
フ表示グループのファイルへ書き込む(ステップT
4)。
【0039】以上の動作により、必要な信号だけを収集
タスクで容易に選択してグループ化することができる。
また、表示タスクで登録中に収集タスクでファイル内か
らデータを読み込むため、ペンの組み替えに要する時間
を削減できる。そして、図3のように異なるグループで
収集した信号を同じCRT5で表示できるため、異常の
解析を容易に行うことができる。
タスクで容易に選択してグループ化することができる。
また、表示タスクで登録中に収集タスクでファイル内か
らデータを読み込むため、ペンの組み替えに要する時間
を削減できる。そして、図3のように異なるグループで
収集した信号を同じCRT5で表示できるため、異常の
解析を容易に行うことができる。
【0040】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、異
常が発生した後であっても、簡単な操作で短時間のうち
に必要な信号のみを抽出してグループ化でき、そのグル
ープ化されたトレンドグラフをCRT上に表示でき、異
常時の解析を容易に行うことのできるトレンドグラフ表
示装置を提供できる。
常が発生した後であっても、簡単な操作で短時間のうち
に必要な信号のみを抽出してグループ化でき、そのグル
ープ化されたトレンドグラフをCRT上に表示でき、異
常時の解析を容易に行うことのできるトレンドグラフ表
示装置を提供できる。
【図1】本発明の一実施例に係るトレンドグラフ表示装
置のハードウエアの構成を示す図。
置のハードウエアの構成を示す図。
【図2】収集タスク、表示タスクとハードディスク、及
びRAMの相関図。
びRAMの相関図。
【図3】上記一実施例による任意グラフ表示グループの
表示例を示す図。
表示例を示す図。
【図4】上記一実施例によるペン選択ウィンドウの表示
例を示す図。
例を示す図。
【図5】上記一実施例に備えられた表示タスクの処理の
流れを示すフローチャート。
流れを示すフローチャート。
【図6】上記一実施例に備えられたデータ収集タスクの
処理の流れを示すフローチャート。
処理の流れを示すフローチャート。
【符号の説明】 1…CPU、2…スキャンデータメモリ、3…ハードデ
ィスク、4…RAM、5…CRT、6…タッチパネル、
7…オペレータズキーボード、10…CRT表示画面、
11…ペン情報表示部、12…グラフ表示部、13…ソ
フトタッチキー、14…ペン選択ウィンドウ画面、15
…信号名称、16…会話ウィンドウ画面。
ィスク、4…RAM、5…CRT、6…タッチパネル、
7…オペレータズキーボード、10…CRT表示画面、
11…ペン情報表示部、12…グラフ表示部、13…ソ
フトタッチキー、14…ペン選択ウィンドウ画面、15
…信号名称、16…会話ウィンドウ画面。
Claims (1)
- 【請求項1】 収集された複数の信号を単一あるいはグ
ループ単位でグラフ化して画面上に表示するトレンドグ
ラフ表示装置において、 監視対象として収集された前記複数の各信号が保存され
る監視データファイルと、 前記収集された複数の信号の中から任意の信号の組合わ
せによる任意グラフを表示するためのデータが格納され
る任意グラフファイルと、 前記任意グラフファイルに格納すべき信号の情報が登録
される任意グラフ登録手段と、 前記任意グラフ登録手段によって登録された情報に基づ
いて、その情報に該当する信号を、前記監視データファ
イルから読出して前記任意グラフファイルに格納するデ
ータ収集タスクと、 前記任意グラフファイルに格納されたデータを読出して
任意グラフを表示させる表示タスクと、を具備したこと
を特徴とするトレンドグラフ表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4109917A JPH05303376A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | トレンドグラフ表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4109917A JPH05303376A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | トレンドグラフ表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05303376A true JPH05303376A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=14522417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4109917A Pending JPH05303376A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | トレンドグラフ表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05303376A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08249049A (ja) * | 1995-03-13 | 1996-09-27 | Toshiba Corp | 監視装置 |
-
1992
- 1992-04-28 JP JP4109917A patent/JPH05303376A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08249049A (ja) * | 1995-03-13 | 1996-09-27 | Toshiba Corp | 監視装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6539341B1 (en) | Method and apparatus for log information management and reporting | |
JPH07281930A (ja) | 情報処理装置動作測定解析システム | |
US20070150870A1 (en) | Method and apparatus for context oriented computer program tracing and visualization | |
JP2001084032A (ja) | データ記録・表示装置 | |
JPH05303376A (ja) | トレンドグラフ表示装置 | |
JPH11296480A (ja) | 遠隔障害監視システム | |
JP3852636B2 (ja) | 状態データ収集方法及び制御装置 | |
JP3153094B2 (ja) | 製造工程管理装置 | |
JP4159151B2 (ja) | アラーム履歴記録装置 | |
GB1603474A (en) | Apparatus for recording events | |
JP3364821B2 (ja) | プラント監視制御装置 | |
JPH07320176A (ja) | 共通時刻マーキング装置 | |
JPH10333943A (ja) | 計算機システムのトレース・ログ処理方法とその処理装置 | |
JPH08249049A (ja) | 監視装置 | |
JPH02156399A (ja) | プラント解析装置 | |
JP2009265965A (ja) | 異なる複数のログ情報から抽出されたイベントデータの表示方法 | |
JP2892663B2 (ja) | 自律故障診断型解析方式 | |
JPS63190491A (ja) | 画面記録装置 | |
JP3516633B2 (ja) | 稼働情報監視システム | |
JPH06103195B2 (ja) | プラント情報再現装置 | |
JP3290221B2 (ja) | 分散階層形データ処理システム | |
JPH06149347A (ja) | 設備の異常再現装置 | |
CN117292463A (zh) | 一种车机记录信息的处理方法和装置 | |
JPH02242440A (ja) | 命令トレース回路 | |
JPH01183706A (ja) | プラント解析装置 |