JPH11296480A - 遠隔障害監視システム - Google Patents

遠隔障害監視システム

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JPH11296480A
JPH11296480A JP10093331A JP9333198A JPH11296480A JP H11296480 A JPH11296480 A JP H11296480A JP 10093331 A JP10093331 A JP 10093331A JP 9333198 A JP9333198 A JP 9333198A JP H11296480 A JPH11296480 A JP H11296480A
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JP
Japan
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file
log
hard
message
fault
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Application number
JP10093331A
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English (en)
Inventor
Reiji Hanawa
礼司 塙
Kazuyuki Nishikawa
和幸 西川
Kunio Asano
邦夫 浅野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホストシステムの障害状況を、リアルタイム
に人手を要することなく保守拠点から監視可能とし、障
害切り分け時間を短縮して的確な障害切り分けを行う。 【解決手段】 ホストシステム100自身、入出力装置
130、ネットワーク系装置140、端末150に障害
が発生すると、OSは、ハードログを採取してハードロ
グファイル120に格納すると共に、障害監視プログラ
ム200に障害の発生を報告する。障害監視プログラム
200は、ハードログで示される障害が被監視装置のも
ので、重要な障害である場合、メッセージファイル11
1内の対応するメッセージとハードログとをマージし
て、転送装置ファイル301に格納する。ホストシステ
ムのユーザからの通知により、保守拠点のパソコン50
0は、転送装置300にアクセスを行って、ファイル3
01内のメッセージとハードログとを取り込んで、加
工、編集して表示する。保守拠点の保守者は、表示され
た情報により、障害切り分け等の保守作業を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔障害監視シス
テムに係り、特に、広範囲に散在するホストシステムの
保守を担当する保守員がホストシステムのハードウェア
の保守を実施するために使用して好適な遠隔障害監視シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術によるホストシステムの保守
は、ホストシステムの障害発生時に、ユーザが、ホスト
システムにおけるコンソールメッセージ及びハードログ
をハードコピーとして出力させ、それを保守拠点へファ
クシミリで送付し、保守拠点の保守者がそのメッセージ
に基づいて障害の内容を把握し、障害切り分け等の保守
を行うという方法により行われていた。
【0003】ハードログを保守拠点にファイルにより転
送する方法を使用する従来技術も知られているが、前述
したいずれの従来技術も、ハードログとメッセージと
は、別々のものとして送られており、ハードログとメッ
セージとの関連付けは、人手により行わなければならな
いものであった。また、保守拠点に転送されたハードロ
グの解析は、処理装置上での統計加工、編集、グラフ
化、表示等のOA処理が不可能であり人手による分析/
加工が行われていた。
【0004】なお、障害情報を通知し、収集する技術に
関する従来技術として、例えば、特開平6−18731
4号公報、特開平5−210749号公報等に記載され
た技術が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
るホストシステム等に対する保守方式は、障害発生時、
ホストシステム側のユーザが、ユーザホストのハード
ログを取得するためJOBを実行する、ユーザホスト
でメッセージを印刷する、ユーザサイトから印刷され
たメッセージをファクシミリで送る、ユーザホストの
ハードログを転送する等の作業を人手により行わなけれ
ばならず、また、保守拠点側の保守者が、保守拠点で
ファクシミリを受取る、保守拠点でハードログを分析
する、保守拠点でメッセージとハードログとの関連付
けをして障害原因を究明する、保守拠点で履歴情報を
残すためデータベースに登録する等の作業を人手により
行わなければならないため、多くの人手を要し、保守作
業の効率が悪いという問題点を有している。
【0006】また、前述の従来技術による保守方式は、
保守拠点側に送られるデータがファクシミリやリスト等
の印刷物であるため、メッセージやハードログを加工編
集等を行って再利用することができないという問題点を
有している。
【0007】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
点を解決し、各ホストシステムと保守拠点にあるデータ
処理装置、例えば、パソコンとを公衆回線で接続し、保
守拠点からホストシステムの障害状況をリアルタイムに
監視することを可能とした遠隔障害監視システムを提供
することにある。
【0008】また、本発明の目的は、ホストシステムの
障害切り分け時、保守員が必ず参照する重要な障害情報
である装置のハードログとコンソールに出力されるメッ
セージとを、顧客の手を煩わせずにリアルタイムに取得
することができるようにした遠隔障害監視システムを提
供することにある。
【0009】さらに、本発明の目的は、ホストシステム
で取得したハードログとオペレーションシステム(O
S)から発行された関連するOSメッセージとを、保守
拠点のパソコン等の処理装置でOA処理可能な形式に変
換して、保守拠点に送信することを可能にして、パソコ
ン等に対する安価な流通ソフトを使用することにより、
保守拠点における保守者の手を煩わせずに、障害の傾向
把握を容易にし、障害切り分け時間を短縮し、的確な障
害切り分けを可能とした遠隔障害監視システムを提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、ホストシステムと保守拠点とを通信回線により接続
し、保守拠点からホストシステムの監視を行う遠隔障害
監視システムにおいて、前記ホストシステムが、ハード
障害発生時にハードログを記録するログファイルと、メ
ッセージを記録するコンソールファイルと、ファイル転
送を行う転送装置とを備え、前記ホストシステムの障害
発生時、ハードログをログファイルに書き込むと同時に
障害の発生を障害監視プログラムに通知し、障害監視プ
ログラムが、ハードログが通知された時刻をキーとして
コンソールファイルから関連するメッセージを採取し、
障害発生時刻前後の時間帯に発生した前記ハードログと
それに関連するメッセージとを転送装置のファイルに記
録し、前記保守拠点に設けられる処理装置が、前記転送
装置のファイルに記録されたハードログとそれに関連す
るメッセージとを取得することにより達成される。
【0011】また、前記目的は、前記保守拠点の処理装
置が、取得したハードログとメッセージとをキー検索可
能なデータベースに加工編集し、日付時刻とホストシス
テム名称とをキーとして、前記ハードログと関連するメ
ッセージとを対比して表示することにより、また、前記
保守拠点の処理装置をパソコンにより構成することによ
り達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による遠隔障害監視
システムの一実施形態を図面により詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の一実施形態による遠隔障害
監視システムの構成を示すブロック図、図2はホストシ
ステム上で動作する障害監視プログラムの構成を説明す
る図、図3は障害監視プログラムの処理の流れを説明す
る図、図4はハードログの形式、及びコンソールメッセ
ージの形式を説明する図、図5は保守拠点におけるパソ
コン上での処理を説明する図、図6はホストシステムか
ら保守拠点のパソコンに送られるデータ形式を説明する
図、図7はパソコン上の画面表示の例を説明する図であ
る。図1〜図5において、100はホストシステム、1
10はコンソール、111はメッセージファイル、12
0はハードログファイル、130はI/O群、140は
ネットワーク系装置、150は端末、200は障害監視
プログラム、201はログトラップ処理部、202はロ
グ選択処理部、203はメッセージ読み出し処理部、2
04はハードログバッファ、205はマージ処理部、2
06は書き込み処理部、208は環境変更処理部、20
9は選択テーブル、300は転送装置、301は転送装
置ファイル、350は公衆回線、500はパソコン、5
01は受信ファイル、502はRDBファイル、503
は事例ファイルである。
【0014】本発明の一実施形態による遠隔障害監視シ
ステムは、図1に示すように、被監視システムとしての
ホストシステム100と、保守拠点に備えられるパソコ
ン500とが公衆回線350により接続されて構成され
る。ホストシステム100は、汎用コンピュータ、オフ
ィスコンピュータ、サーバ等であり、周辺装置として、
入出力装置130、ネットワーク系装置140、端末1
50が接続されている。また、ホストシステム100に
は、ホストシステム100から出力されるメッセージを
表示するコンソール110、このメッセージを記録する
メッセージファイル111、ハード障害発生時にハード
ログを記録するハードログファイル120、ホストシス
テム100と保守拠点のパソコン500とを公衆回線3
50を介して接続する転送装置300が接続されてお
り、転送装置300には、転送装置ファイル301が接
続されている。
【0015】なお、図1には、1台のホストシステムの
みを示しているが、本発明は、多数のホストシステムが
公衆回線を介してパソコン500に接続可能に設けられ
ている。また、保守拠点に設けられているパソコン50
0は、パソコン以外の他のデータ処理装置であってよい
が、パソコンの場合、市販の多くの汎用ソフトを利用す
ることができる点で効果的である。
【0016】保守拠点に設けられるパソコン500は、
ホストシステムからの障害情報(ハードログやメッセー
ジ)を収集し、分析、加工することにより、複数のホス
トシステムの障害状況を監視する。被監視装置は、各ホ
ストシステムと各ホストシステムに接続される入出力装
置、ネットワーク系装置、端末である。
【0017】前述したような構成備える本発明の実施形
態において、ホストシステム100自身、入出力装置1
30、ネットワーク系装置140、端末150に障害が
発生すると、OSは、ハードログを採取してハードログ
ファイル120に格納し、障害に関するOSメッセージ
をメッセージファイル111に格納すると共に、障害監
視プログラム200に障害の発生を報告する。障害監視
プログラム200は、ハードログで示される障害が被監
視装置のもので、重要な障害である場合、メッセージフ
ァイル111内の対応するメッセージとハードログとを
マージして、転送装置ファイル301に格納する。ホス
トシステムのユーザからの通知により、保守拠点のパソ
コン500は、転送装置300にアクセスを行って、フ
ァイル301内のメッセージとハードログとを取り込ん
で、加工、編集して表示する。保守拠点の保守者は、表
示された情報により、障害切り分け等の保守作業を行
う。
【0018】ホストシステム100内に設けられる障害
監視プログラム200は、被監視装置でハード障害が発
生し、OS上でその障害が検知されたとき、ハードログ
ファイル120に記録されたハードログに対する処理を
実行するものであり、図2に示すように、ログトラップ
処理部201、ログ選択処理部202、メッセージ読み
出し処理部203、ハードログバッファ204、マージ
処理部205、書き込み処理部206、環境変更処理部
208、選択テーブル209により構成される。
【0019】OSは、障害の発生を検出すると、ハード
ログをハードログファイル120に記録すると同時にロ
グトラップ処理部201にハードログを通知する。ログ
トラップ処理部201は、ハードログを受取り、障害の
発生が監視すべき装置であるか否かをログ選択処理部2
02に判断させ、障害の発生が監視すべき装置である場
合、ハードログバッファ204にそのハードログ蓄積す
る。ハードログバッファ204は、ハードログを障害発
生の時刻順に蓄積する。
【0020】また、ログトラップ処理部201は、発生
した障害が、人手による障害対応を必要とする重要障害
である場合、メッセージ読み出し処理部203にハード
ログを受取った時刻の前後をキーとして、メッセージフ
ァイル111から関連するメッセージを読み出させ、マ
ージ処理部205に、ハードログバッファ204の最新
ハードログ群と関連するメッセージ群とをマージさせ
る。マージされたデータは、書き込み処理部206によ
り、転送装置300のファイル301に図6により後述
する形式で記録される。
【0021】環境変更処理208は、選択テーブル20
9を参照し、発生したハードログが重要障害/重要装置
であるか否かを判断する。選択テーブル209は、パラ
メータによりホストシステム毎にその内容を変更するこ
とができる。この変更は、障害監視プログラムを実行す
る前に、障害監視プログラムの動作環境を変更するプロ
グラムを実行することにより、重要障害、重要装置を変
更するにより行うことができ、また、障害情報を抑止す
ることも可能である。
【0022】次に、図3を参照して、障害によるハード
ログ発生からそのデータを転送装置ファイル301へ書
き込むまでの処理の流れを説明する。
【0023】障害発生に伴うハードログの発生時、ログ
トラップ処理部201に障害の発生が通知された後、ロ
グ選択処理部202がハードログの選択を行う。すなわ
ち、ログ選択処理部202は、監視対象となっていない
装置のハードログの場合、そのハードログをログバッフ
ァ204に蓄積せずに廃棄し、被監視装置のハードログ
の場合、そのハードログをハードログバッファ204に
蓄積する。その障害が重要障害の場合、ハードログを受
け取った日付時刻の時間帯、例えば、受け取った時刻の
前後の例えば5分をキーとして、メッセージファイル1
11から関連するメッセージが読み出される。マージ処
理部205は、ハードログバッファ204の最新ハード
ログ群と関連するメッセージ群とを前述した時刻により
マージして、転送装置ファイル301に記録する。
【0024】ハードログは、図4(a)に示すように、
CPU系、チャネル系、I/O系、ネットワーク系の何
れの障害であるかを示すレコードタイプ401と、回復
可能あるいは回復不可能な障害のいずれであるかを示す
レコードスイッチ402と、日付403と、時刻404
と、CPU製番、CPUモデルを示す405と、I/O
系装置アドレスを示す406、I/Oの種類を示す装置
タイプ407、及び、装置に依存した詳細なエラー情報
を示すハード詳細情報408による障害情報とにより構
成される。そして、ログ選択処理部202がハードログ
を選択したとき、監視対象装置であるか否かを装置タイ
プ407で判別し、転送装置ファイル301への書き込
み対象ログであるか否かをハード詳細情報408で判別
する。
【0025】また、メッセージは、図4(b)に示すよ
うに、その出力時刻411と、メッセージの種類、内容
等を示すメッセージID412と、メッセージテキスト
文413とにより構成される。
【0026】転送装置ファイル301に格納された障害
発生時のハードログ群と関連するメッセージ群とをマー
ジした情報は、保守拠点に障害の通知が行われたとき、
保守拠点のパソコン500からのアクセスにより、転送
装置300を介してパソコン500に送信される。ホス
トシステム側から保守拠点側に送信されるデータ形式
は、図6に示すように、転送装置ファイル301への書
き込み日付時刻、ホストシステム名によるヘッダーと、
図4(a)により説明した形式を持つハードログ情報を
時系列に並べたハードログ群、及び、これらのハードロ
グ情報にマージされたハードログ情報に対応するメッセ
ージを時系列に並べたメッセージ群とにより構成され
る。
【0027】このような障害情報を受信する保守拠点の
パソコン500上には、図5に示すように、ファイル転
送指示部511、ファイル受信部512、DB変換部5
13、DB読み出し部514、編集出力部515、障害
事例DB障害部516が構成されている。また、パソコ
ン500内の記憶装置または外部記憶装置には、受信フ
ァイル501、RDBファイル502、及び、事例ファ
イル503が設けられている。
【0028】そして、パソコン500が、ファイル転送
指示部511を介してホストシステム100にファイル
転送を指示すると、ホストシステム100側の転送装置
300が、転送装置ファイル301内に格納されている
ファイルを、図6により説明した形式で送信してくる。
転送装置ファイル301の情報は、パソコン500側の
ファイル受信部512により受信され、受信ファイル5
01にファイル転送される。DB変換処理513は、受
信ファイル501に格納されたファイル情報を日付時
刻、ユーザ名称、システム名称をキーにリレーショナル
データベースに変換して、RDBファイル502に記録
する。
【0029】ハードログ及びメッセージを表示する場
合、パソコンの画面から保守者等がパラメータを投入す
ることにより、画面読み出し部からDB読み出し部51
4を介してRDBファイル502を読み出し、編集出力
処理部515により編集処理を行った後、パソコン50
0の画面に出力し、障害原因、障害部位を表示する。
【0030】パソコン500における画面表示の例を図
7に示している。図7から判るように、パソコン500
の表示画面には、1つの画面上にメッセージ情報とハー
ドログ情報とが同じに表示され、しかも、メッセージ情
報のそれぞれと、ハードログ情報のそれぞれとを容易に
対応させることが可能なように、時刻に従って並べられ
て表示される。保守者は、この表示により障害の状況を
迅速に把握して障害原因を究明し、障害に対処すること
ができる。
【0031】また、これらの障害情報は、保守者等によ
り、障害事例DB処理部516を介して障害事例として
事例ファイル503に辞書登録することができ、同様な
障害が発生した場合、事例ファイル503を検索表示さ
せて、障害に対する対処方法のけっていのための参考に
させることができる。
【0032】前述したように、本発明の一実施形態によ
れば、ホストシステム側でハードログと関連するメッセ
ージを転送ファイルに記録しておくことにより、ホスト
システム側のオペレータからの連絡により、保守拠点に
おけるパソコンから障害情報を収集し、OA処理により
分析加工することが可能となり、保守拠点において、迅
速に障害情報を入手し、的確な障害の切り分けを実施す
ることができる。
【0033】また、従来の人手により行われていた、
ホストシステムのオペレータから障害発生の連絡を受け
る、ユーザホストでハードログを取得するため、JO
Bを実行する、ユーザホストでメッセージを印刷す
る、ユーザサイトから印刷されたメッセージをファク
シミリで送る、保守拠点からユーザホストのハードロ
グを収集指示を出す、保守拠点でファクシミリを受取
る、保守拠点でハードログを分析する、保守拠点で
メッセージとハードログとを調査し、関連付けを行い、
過去の障害事例を捜して、障害原因を究明する、保守
拠点で履歴情報を残すため、データベースに登録する等
の作業をなくすことができる。
【0034】本発明の実施形態によれば、これにより、
人手により行わなければならない作業を、ホストシス
テムのオペレータから障害発生の連絡を受ける、保守
拠点のパソコンからホストシステムの障害情報(メッセ
ージとハードログ)の収集を実行する、パソコンの画
面に表示されたハードログとこのログに関連するメッセ
ージ、及び、同様の過去の障害事例により障害原因を究
明するという作業だけにすることができる。
【0035】また、本発明の実施形態によれば、パソコ
ン上で、Word、Excel等の流通ソフトを使用し
て、障害情報の加工、編集を行うことができるので、保
守者が任意の形態に障害情報を編集して表示させること
ができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ホ
ストシステムの障害切り分け時、保守員が必ず参照する
重要な障害情報である装置のハードログとコンソールに
出力されるメッセージとを、顧客の手を煩わせずにリア
ルタイムに取得することができる。
【0037】また、本発明によれば、ホストシステムで
取得したハードログと関連するOSメッセージとを、保
守拠点のパソコン等の処理装置でOA処理可能な形式に
変換して、保守拠点に送信することが可能となり、パソ
コン等に対する安価な流通ソフトを使用することによ
り、保守拠点における保守者の手を煩わせずに、障害の
傾向把握を容易にし、障害切り分け時間を短縮し、的確
な障害切り分けを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による遠隔障害監視システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】ホストシステム上で動作する障害監視プログラ
ムの構成を説明する図である。
【図3】障害監視プログラムの処理の流れを説明する図
である。
【図4】ハードログの形式、及びコンソールメッセージ
の形式を説明する図である。
【図5】保守拠点におけるパソコン上での処理を説明す
る図である。
【図6】ホストシステムから保守拠点のパソコンに送ら
れるデータ形式を説明する図である。
【図7】パソコン上の画面表示の例を説明する図であ
る。
【符号の説明】
100 ホストシステム 110 コンソール 111 メッセージファイル 120 ハードログファイル 130 I/O群 140 ネットワーク系装置 150 端末 200 障害監視プログラム 201 ログトラップ処理部 202 ログ選択処理部 203 メッセージ読み出し処理部 204 ハードログバッファ 205 マージ処理部 206 書き込み処理部 208 環境変更処理部 209 選択テーブル 300 転送装置 301 転送装置ファイル 350 公衆回線 500 パソコン 501 受信ファイル 502 RDBファイル 503 事例ファイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストシステムと保守拠点とを通信回線
    により接続し、保守拠点からホストシステムの監視を行
    う遠隔障害監視システムにおいて、前記ホストシステム
    は、ハード障害発生時にハードログを記録するログファ
    イルと、メッセージを記録するコンソールファイルと、
    ファイル転送を行う転送装置とを備え、前記ホストシス
    テムの障害発生時、ハードログをログファイルに書き込
    むと同時に障害の発生を障害監視プログラムに通知し、
    障害監視プログラムは、ハードログが通知された時刻を
    キーとしてコンソールファイルから関連するメッセージ
    を採取し、障害発生時刻前後の時間帯に発生した前記ハ
    ードログとそれに関連するメッセージとを転送装置のフ
    ァイルに記録し、前記保守拠点に設けられるデータ処理
    装置は、前記転送装置のファイルに記録されたハードロ
    グとそれに関連するメッセージとを取得することを特徴
    とする遠隔障害監視システム。
  2. 【請求項2】 前記保守拠点の処理装置は、取得したハ
    ードログとメッセージとをキー検索可能なデータベース
    に加工編集し、日付時刻とホストシステム名称とをキー
    として、前記ハードログと関連するメッセージとを対比
    して表示することを特徴とする請求項1記載の遠隔障害
    監視システム。
JP10093331A 1998-04-06 1998-04-06 遠隔障害監視システム Pending JPH11296480A (ja)

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